JPS6320652Y2 - - Google Patents

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JPS6320652Y2
JPS6320652Y2 JP16713683U JP16713683U JPS6320652Y2 JP S6320652 Y2 JPS6320652 Y2 JP S6320652Y2 JP 16713683 U JP16713683 U JP 16713683U JP 16713683 U JP16713683 U JP 16713683U JP S6320652 Y2 JPS6320652 Y2 JP S6320652Y2
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JP
Japan
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rotary blade
powder
granules
crusher
supports
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JP16713683U
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JPS6075340U (ja
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  • Auxiliary Methods And Devices For Loading And Unloading (AREA)
  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)
  • Disintegrating Or Milling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 考案の技術分野 本考案は、含有湿分のため塊状になつた粉粒体
の解砕に適する解砕機に関する。
従来技術と問題点 溶接用フラツクスの製造工程には原料粉末を結
合剤を用いて造粒し、乾燥する工程があるが、造
粒した状態のものは湿分を帯びた状態にあり、搬
送中に加わる外圧及び又は自重により簡単に互い
に結合して塊状となる。塊状のものが乾燥すると
その結合性は著しく高まり、解砕するには大きな
力を必要とし、かつ解砕機の損耗が著しく、しか
も強力な解砕を行なうと微粉となつて規格の粒度
分布から外れてしまうものが多くなり、歩留り低
下を招くという問題がある。
乾燥前のものは塊状になつても簡単に解砕でき
るので、乾燥前の、含湿状態のものを解砕するの
が有効な手段である。しかし含湿粉粒体は付着し
易く、解砕機に容易に付着して急速に解砕機能を
失なわせてしまう。例えば円筒状の回転体にワイ
ヤブラシ又は多数の棒状突起を設け、かゝる回転
体を一対、小間隔を介して対向させ、その間に粉
粒体を供給して解砕する解砕機があるが、かゝる
ものではワイヤブラシや突起に粉粒体が付着し、
固化して表面を平滑化してしまい、長時間の使用
には耐えない。解砕機が含湿粉粒体と接触する面
積が大きいものであると、解砕機への粉粒体付着
が著しい。また解砕機が含湿粉粒体に押圧力を与
えるものであると、粉粒体相互が結合して塊状に
なり易い。
考案の目的 本考案はかゝる点に鑑みてなされたもので、接
触面積が少なく、そして粉粒体に押圧力を与える
ことがなく解砕し、こうして長時間使用に耐える
含湿粉粒体の解砕機を提供しようとするものであ
る。
考案の構成 本考案は回転軸に間隔を置いて一対の支持体を
取付け、これらの支持体間に複数本の硬鋼線を平
行に、全体として回転軸に同心の円筒状周面を形
成するように張設してなる回転刃と、該回転刃の
胴部に含湿粉粒体を供給する機構と、該回転刃に
より解砕された含湿粉粒体を搬出する機構とを備
えることを特徴とするが、次に図面を参照しなが
らこれを詳細に説明する。
考案の実施例 第1図は本考案に係る解砕機の概要を示し、1
0は解砕刃、12は含湿粉粒体16を回転刃へ供
給するホツパ、14は解砕された粉粒体を搬出す
る機構である。回転刃10は第2図に示すように
回転軸20と、この回転軸に間隔を置いて取付け
られた一対の支持体22,24と、これらの支持
体間に相互に平行に間隔を置いて複数本張設され
た硬鋼線(ピアノ線)からなる。支持体22,2
4は本例では円板であるが、これは車輪体でもよ
く、張設される複数本の硬鋼線が図示の如く全体
として回転軸20と同心の円筒面を形成するもの
であればよい。回転軸20には第1図に示すよう
にベルトプーリー機構28が取付けられ、モータ
30により駆動される。
ホツパ12は造粒機で造粒され搬送中の粉粒体
を供給され、下部排出口から該粉粒体16を回転
刃の胴部に向けて上方より落下し、供給する。回
転刃10はモータ30により駆動されて高速回転
しているから、ホツパ12の下部排出口より落下
する粉粒体の流れを回転刃の硬鋼線の各々が横方
向より切断することになる。回転数を上げると単
位時間当りの切断回数が増え、粉粒体は微細に切
断される。溶接に使用されるフラツクスでは粉粒
体の粒度に上,下限があり、余りに微小なものは
粗大なものと同様に規格外となるから、回転刃1
0の回転速度は粒度分布などを考慮して適当に定
める。造粒されたフラツクスの径は4mm〜0.5mm
の範囲にあるのが好ましく、これに対して塊状に
なつた造粒フラツクス径は50mmなどの大型のもの
もある。硬鋼線(ピアノ線)26には0.3〜0.5mm
のものを使うと、かゝる塊状フラツクスを切断し
て所望粒度に戻すことができる。
回転刃10で解砕された粉粒体は搬出機構のホ
ツパ32で受けられ、ベルトコンベア34で搬出
され、次工程へ送られる。回転刃10による粉粒
体16の解砕時に粉粒体が回転刃の回転方向へ飛
ばされる傾向がある。また第1図の装置では回転
刃による粉粒体の切断はいわば1回であり、そし
て硬鋼線26が張られた横方向で切断が行なわれ
るだけであるが、多数回切断、縦方向切断を行な
うには回転刃10を多段設置するとよい。
第3図に回転刃の多段設置例を示す。aは回転
刃を10A,10Bの2個上下方向に並べて設置
した例を示し、bはその側面図である。粉粒体1
6は第1段回転刃10Aで切断され、続いて第2
段回転刃10Bで切断され、こうして2段解砕が
行なわれる。解砕を受けると粉粒体は回転刃の回
転方向へ飛ばされる傾向があるから、ホツパから
上段回転刃10Aへの粉粒体供給位置を適当に選
び、また下段回転刃10Bの位置を図示のように
ずらすのがよい。第3図cは回転刃10A,10
Bを直交させて配置した例を示す。dはcの側面
図である。この場合粉粒体16は上段回転刃10
Aで水平切り、下段回転刃10Bで垂直切りさ
れ、適切な解砕が行なわれる。図示しないが回転
刃は2個を同じレベルに設け、即ち同じ水平面上
に配置し、これらは小間隙を置いて対向させかつ
互いに逆回転させ、該対向部に粉粒体を落して飛
散した粉粒体は他方の回転刃で押し返すようにし
てもよい。
この回転刃は、粉粒体と接触するのは硬鋼線2
6であるから接触面積が小さく、そして硬鋼線は
高速回転しているから遠心力も働いて、粘着性の
ある粉粒体であつてもこれに付着するのは容易で
ない。また回転刃は粉粒体と衝突してこれを切断
するだけであるから、粉粒体相互を圧縮、結合さ
せることもない。
回転刃の回転軸20及び支持体22,24に粉
粒体が付着し、また周囲に覆いを設けるならその
覆いに粉粒体が付着することは有り得るが、これ
に対しては回転軸を細くする。支持体をリングと
スポークからなる車輪形状にする、回転刃を多段
構造にしその配置を工夫して覆いには粉粒体が衝
突しないようにする、等の手段が有効である。
また含湿粉粒体の供給機構の1例としてホツパ
で説明したが、他の例としては樋状物、コンベア
による供給機構であつても有効である。
考案の効果 以上説明したように本考案には粘着性のある含
湿粉粒体を、長期間に亘つて解砕処理することが
でき、溶接用フラツクス製造工程などに使用して
甚だ有効な解砕機が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す説明図、第2図
はその回転刃の斜視図、第3図は回転刃の配置例
を示す説明図である。 図面で20は回転軸、22,24は支持体、2
6は硬鋼線、12はホツパ、14は搬出機構であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転軸に間隔を置いて一対の支持体を取付け、
    これらの支持体間に複数本の硬鋼線を平行に、全
    体として回転軸に同心の円筒状周面を形成するよ
    うに張設してなる回転刃と、該回転刃の胴部に含
    湿粉粒体を供給する機構と、該回転刃により解砕
    された含湿粉粒体を搬出する機構とを備えること
    を特徴とする含湿粉粒体の解砕機。
JP16713683U 1983-10-28 1983-10-28 含湿粉粒体の解砕機 Granted JPS6075340U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16713683U JPS6075340U (ja) 1983-10-28 1983-10-28 含湿粉粒体の解砕機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16713683U JPS6075340U (ja) 1983-10-28 1983-10-28 含湿粉粒体の解砕機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6075340U JPS6075340U (ja) 1985-05-27
JPS6320652Y2 true JPS6320652Y2 (ja) 1988-06-08

Family

ID=30365734

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JP16713683U Granted JPS6075340U (ja) 1983-10-28 1983-10-28 含湿粉粒体の解砕機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110053990A (zh) * 2019-06-03 2019-07-26 山东方大清洁能源科技有限公司 一种具备自动停装功能的防堵式煤粉高速装车下料器

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6350500B2 (ja) * 2015-12-04 2018-07-04 トヨタ自動車株式会社 造粒体の製造装置および製造方法
CN110203723B (zh) * 2019-06-26 2020-10-20 嘉峪关索通预焙阳极有限公司 石油焦格筛和输送设备进料口的自动捣料设备

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Publication number Publication date
JPS6075340U (ja) 1985-05-27

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