JPH05329396A - 熱可塑性樹脂成形品の粉砕方法 - Google Patents

熱可塑性樹脂成形品の粉砕方法

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JPH05329396A
JPH05329396A JP13675492A JP13675492A JPH05329396A JP H05329396 A JPH05329396 A JP H05329396A JP 13675492 A JP13675492 A JP 13675492A JP 13675492 A JP13675492 A JP 13675492A JP H05329396 A JPH05329396 A JP H05329396A
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JP
Japan
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thermoplastic resin
screen
cooling water
crushed
rotary
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JP13675492A
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Masao Mikazuki
将雄 三日月
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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    • B29KINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29LINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
    • B29L2031/00Other particular articles
    • B29L2031/778Windows
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    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/62Plastics recycling; Rubber recycling

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  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 接着性や吸湿性のある熱可塑性樹脂成形品の
廃材を、粉砕能力を低下させることなく良好に粉砕し回
収する。 【構成】 散水ノズル15から冷却水をロータリー粉砕機
10内へ散水する。ポリビニルブチラールフィルムの耳廃
材Aを粉砕機10内へ供給する。耳廃材は冷却水で冷却さ
れ、回転刃12と固定刃13との間で小片Bに切断され、さ
らに細かく細片Cに切断される。粉砕片は冷却水ととも
にスクリーン14を通過してスクリューフィーダー20内へ
供給され、冷却水の大部分は排水スクリーン22で濾過さ
れる。排水スクリーン22上の粉砕片は遠心式の脱水装置
30に供給され、ここで粉砕片に付着している水はほとん
ど遠心脱水される。遠心脱水された粉砕片は気流乾燥機
60に移送され乾燥され、水分が完全に除去され回収され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、接着性や吸湿性のあ
る熱可塑性樹脂成形品を良好に粉砕する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】熱可塑性樹脂成形品、例えば、熱可塑性
樹脂フィルムの耳廃材などは、これを粉砕し再生利用さ
れる。この種の熱可塑性樹脂フィルムの耳廃材などを粉
砕するには、回転刃と固定刃とその下方に設けられたス
クリーンとから構成されたロータリー粉砕機が広く使用
されている。
【0003】熱可塑性樹脂フィルムの耳廃材は、ロータ
リー粉砕機の回転刃と固定刃との間で切断粉砕され、そ
の粉砕片はスクリーンで篩われ、スクリーンを通過する
篩下品が回収される。ロータリー粉砕機を使用する場合
は、フィルム状の廃材のほか、フィルム状の廃材が紐状
に丸められたものや、フィルム状の廃材が絡み合って塊
状になったものなど、粉砕機の供給口の広さに応じて各
種形状の廃材が粉砕できるという利点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のロー
タリー粉砕機を用いて、例えば、ポリビニルブチラール
フィルムの耳廃材のように接着性や吸湿性のある熱可塑
性樹脂成形品を粉砕する場合は、粉砕片が互いに自着し
て流動性が悪くなり、粉砕能力が低下する。また、粉砕
による発熱で粉砕片が溶融し、互いに融着しやすくな
り、スクリーンの目詰まりや粉砕機内でのブロッキング
等が発生し、粉砕不能となることもある。
【0005】この発明は、上記の問題を解決するもの
で、その目的とするところは、接着性や吸湿性のある熱
可塑性樹脂成形品を良好に粉砕することのできる熱可塑
性樹脂成形品の粉砕方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明は二つの発明から構成されている。第1の
発明は、接着性のある熱可塑性樹脂成形品を、回転刃と
固定刃とその下方に設けられたスクリーンとからなるロ
ータリー粉砕機で粉砕するに際し、熱可塑性樹脂成形品
に冷却水を散布して粉砕し、スクリーンを通過した粉砕
片を乾燥するものである(請求項1の発明)。
【0007】第2の発明は、吸湿性のある熱可塑性樹脂
成形品を、回転刃と固定刃とその下方に設けられたスク
リーンとからなるロータリー粉砕機で粉砕するに際し、
熱可塑性樹脂成形品に冷却水を散布して粉砕し、スクリ
ーンを通過した粉砕片を脱水した後乾燥するものである
(請求項2の発明)。
【0008】
【作用】第1の発明によれば、接着性のある熱可塑性樹
脂成形品は、冷却水で冷やされて温度の上昇が抑えら
れ、粉砕しやすい温度に保持される。また、冷却水が粉
砕片の間に介在して、粉砕片相互の接着性が阻害されて
流動性がよくなる。そして、冷却水は粉砕片とともにス
クリーンを通過して除去されるが、粉砕片に付着した冷
却水は乾燥により完全に取り除かれる。
【0009】また、第2の発明によれば、上記のような
作用に加えて、スクリーンを通過した粉砕片は脱水した
後乾燥され、この脱水操作により粉砕片に付着した冷却
水は、粉砕片に吸収される前に、この粉砕片に悪影響が
でない程度に取り除かれ、その後乾燥により完全に取り
除かれる。
【0010】
【実施例】以下、図面に示す実施例を参照しながら、こ
の発明を詳細に説明する。図1は、この発明の一実施例
を示す説明図である。
【0011】図1において、10はロータリー粉砕機で
ある。この粉砕機10は、ローター11の周りに軸方向
に長く設けられた複数枚の回転刃12と、この回転刃1
2と対向するように機壁に設けられた複数枚の固定刃1
3と、その下方に設けられた半円筒状のスクリーン14
とから構成され、さらに、その上方には散水ノズル15
が設けられている。
【0012】散水ノズル15は、必要とする冷却水量が
得られ、しかも粉砕される樹脂成形品に充分に散水され
るようになされていればよく、その数や形状や配置等は
特に限定されない。
【0013】ロータリー粉砕機10の下方には、スクリ
ューフィーダー20が接続されている。21はスクリュ
ーである。このスクリューフィーダー20には、その機
壁の下部に排水スクリーン22を有する凹状の水受け2
3が形成され、この水受け23には排水管24が取り付
けられている。
【0014】スクリューフィーダー20には、遠心式の
脱水装置30が接続されている。この脱水装置30は、
垂直に設置された円筒容器状の外套31と、この外套3
1の内側に設けられた円筒状の脱水スクリーン32と、
この脱水スクリーン32の内側中央に設けられた円筒状
の回転ドラム33と、この回転ドラム33の周囲に設け
られた多数の小羽根34とから構成されている。そし
て、脱水装置30の下部に上記スクリューフィーダー2
0の先端が取り付けられている。
【0015】この多数の小羽根34は、回転ドラム33
の回転軸に対して傾斜させて、周囲の4枚を一組として
上下の多数段に取り付けられている。そして、回転ドラ
ム33の高速回転に伴い多数の小羽根34も高速回転
し、それにより上向きの渦巻き空気流が形成されるよう
になされている。このような遠心式の脱水装置30を使
用すると、粉砕片に付着した水分を速やかに且つ効率よ
く除去することができる。
【0016】さらに、脱水装置30の上部には、サイク
ロンコレクター35が設けられている。また、脱水装置
30の底部には、外套31と脱水スクリーン32の間
に、凹状の水受け36が形成され、この水受け36には
排水管37が取り付けられている。
【0017】そして、前記水受け23の排水管24と、
水受け36の排水管37とは、循環配管40に接続さ
れ、濾過器41を経て冷却水が回収され、前記ロータリ
ー粉砕機10の散水ノズル15の冷却水として再使用さ
れる。
【0018】サイクロンコレクター35の下端は、スク
リューフィーダー50のホッパー51に接続されてい
る。このスクリューフィーダー50の先端は、導管52
を介して気流乾燥機60に接続されている。この気流乾
燥機60は、除湿気流の発生装置61と乾燥管62とこ
の乾燥管62の終端に設けられたサイクロンコレクター
63とから構成されている。
【0019】このような気流乾燥機60を使用すると、
除湿気流により粉砕片の乾燥と輸送とが同時に行えるの
で好適であるが、気流乾燥機60に替えて流動床方式の
乾燥機も使用できる。
【0020】なお、上記のスクリューフィーダー50を
用いることなく、気流乾燥機60の乾燥管62の初めの
一部分を水平に屈曲させ、この水平な乾燥管内にホッパ
ー51からの粉砕片を直接落下させて供給するように構
成してもよい。
【0021】このように構成された粉砕装置を用いて、
吸湿性のある熱可塑性樹脂成形品を粉砕する方法(請求
項2の発明)について説明する。ここで、吸湿性のある
熱可塑性樹脂成形品としては、例えば、ポリビニルブチ
ラール、ポリビニルアルコール等の樹脂フィルムの耳廃
材などが用いられる。
【0022】先ず、散水ノズル15から冷却水をロータ
リー粉砕機10内へ散水する。この冷却水は、粉砕する
熱可塑性樹脂成形品の種類によって異なるが、一般に1
5〜25℃程度が好ましい。冷却水は、例えば6リット
ル/時間の割合で散水される。
【0023】冷却水の温度が10℃前後になると、熱可
塑性樹脂成形品が硬くなり粉砕時の負荷が大きくなる。
逆に、冷却水の温度が30℃前後になるとて冷却効果が
小さくなる。冷却水の散布量は、粉砕される熱可塑性樹
脂成形品の温度が20℃程度に推移するように散布する
のが好ましい。過度に散布すると充分に脱水できないこ
とがある。
【0024】次に、粉砕しょうとする吸湿性のある熱可
塑性樹脂成形品、例えばポリビニルブチラールフィルム
の耳廃材Aを、粉砕能力に見合った速度で連続的にロー
タリー粉砕機10内へ供給する。耳廃材Aは冷却水で冷
却され、ローター11が矢印方向に回転することにより
回転刃12と固定刃13との間で不定形の小片Bに切断
される。
【0025】さらに、回転刃12とスクリーン14の間
を回転していき、次の回転刃12と固定刃13との間で
さらに細かく不定形の細片Cに切断され、こうして連続
的に粉砕されていく。ローター11は、例えば650r
pmに設定され、耳廃材Aは、例えば450 kg/時間
の割合で粉砕される。
【0026】スクリーン14の目開きは、所望の粉砕片
の大きさと同じか、或いはやや大きく設定される。例え
ば、対角長が4〜10mm程度の粉砕片を得る場合には、
スクリーン14の目開きは8〜12mmΦ程度に設定され
る。
【0027】粉砕片の大きさがスクリーン14の目開き
より小さくなれば、粉砕片は冷却水とともにスクリーン
14を通過して下方へ落下し、スクリューフィーダー2
0内へ供給される。なお、スクリーン14を通過する粉
砕片には、例えば、対角長が2mm程度以下の不定形の微
細片Dも、一般に5重量%程度混じっている。
【0028】粉砕片は、冷却水とともにスクリュー21
の回転によりスクリューフィーダー20で移送される。
この移送の途中で、冷却水は排水スクリーン22で濾過
され水受け23に落下する。排水スクリーン22の目開
きは、例えば2mm程度に設定されており、冷却水ととも
に微細片Dもその一部分が濾過されていく。
【0029】排水スクリーン22上の粉砕片は、スクリ
ューフィーダー20の先端から遠心式の脱水装置30の
下部に供給される。脱水装置30内では、高速回転する
回転ドラム33に取り付けられた多数の小羽根34によ
り、上向きの渦巻き空気流が形成されており、粉砕片は
この空気流に乗って脱水スクリーン32の内側を回転し
なが上方へ移送される。
【0030】この際、粉砕片に付着している冷却水は、
回転運動による遠心力により脱水スクリーン32から外
方へ飛び出し、粉砕片に付着している水は速やかに遠心
脱水される。回転ドラム33は、例えば1000rpm
に設定される。脱水スクリーン32の目開きは、例えば
2mm程度に設定されており、冷却水とともに微細片Dも
その一部分が外方へ飛び出る。遠心脱水された水及び微
細片Dは、水受け36に落下する。
【0031】脱水装置30の上方へ連続的に移送されて
いく粉砕片は、遠心脱水により大部分の水が除去され、
含水率は1重量%以下になる。遠心脱水された粉砕片
は、サイクロンコレクター35に捕集され、ここで粉砕
片とともに送られる空気流が粉砕片から分離除去され
る。
【0032】空気流から分離された粉砕片は、サイクロ
ンコレクター35から落下して、スクリューフィーダー
50のホッパー51に供給され、スクリューフィーダー
50により導管52を経て気流乾燥機60に移送され
る。そして、気流発生装置61からの除湿空気により乾
燥管62へ供給され、この乾燥管62中で除湿空気で乾
燥され、粉砕片に付着している水分が完全に除去され
る。除湿空気は、例えば温度が42℃、相対湿度が15
%で、その流量は、例えば800m2 /時間に設定され
る。
【0033】乾燥された粉砕片は、サイクロンコレクタ
ー63に捕集され、ここで除湿空気が粉砕片から分離除
去される。こうして、粉砕片が回収される。なお、水受
け23及び水受け36に落下した水は、循環配管40を
通り濾過器41を経て回収され、ロータリー粉砕機10
の散水ノズル15の冷却水として再使用される。
【0034】この実施例で用いるポリビニルブチラール
フィルムの耳廃材は、吸湿性が大きく水と接触させて2
分以上放置すると含水率が1重量%以上となり、従来の
粉砕方法では製品として回収できない。しかし、上述の
実施例によれば、粉砕から脱水までを約15秒程度の短
時間で行うことができ、含水率の増大は僅かで温度上昇
も殆どなく、製品として良好に回収することができる。
【0035】つぎに、接着性のある熱可塑性樹脂成形品
を粉砕する方法(請求項1の発明)について説明する。
ここで、接着性のある熱可塑性樹脂成形品としては、例
えば、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−エチ
ルアクリレート共重合体、エチレン−アクリル酸共重合
体の金属塩、塩化ビニル−グリシジルメタクリート共重
合体、塩化ビニル−エチレン−グリシジルメタクリート
共重合体、線状ポリウレタン等の樹脂フィルムの耳廃材
などが用いられる。
【0036】このような接着性のある熱可塑性樹脂成形
品の粉砕片は、これに冷却水が付着しても吸収されるこ
とはない。それゆえ、粉砕装置としては、図1に示すよ
うな脱水装置30は必要とせず、ロータリー粉砕機10
とスクリューフィーダー20と気流乾燥機60とを接続
した粉砕装置が用いられる。
【0037】この場合、接着性のある熱可塑性樹脂成形
品は、前述したようにロータリー粉砕機10で粉砕さ
れ、スクリューフィーダー20により気流乾燥機60へ
供給され、ここで除湿空気で乾燥され、粉砕片に付着し
ている水分が完全に除去される。
【0038】
【発明の効果】上述の通り、この発明の粉砕方法は、接
着性や吸湿性のある熱可塑性樹脂成形品を、回転刃と固
定刃とその下方に設けられたスクリーンとからなるロー
タリー粉砕機で粉砕するに際し、上記樹脂成形品に冷却
水を散布して粉砕するので、樹脂成形品は、冷却水によ
り粉砕しやすい温度に保持され、しかも粉砕片相互の接
着性を抑制し流動性がよくなる。その結果、スクリーン
の目詰まりや粉砕機内でのブロッキングが防止され、粉
砕能力を低下させることなく良好に粉砕される。
【0039】また、スクリーンを通過した粉砕片は乾燥
されるので、粉砕片に付着した冷却水は完全に取り除か
れ、粉砕片の品質に悪影響が生じない。特に、吸湿性の
ある熱可塑性樹脂成形品は、多量の冷却水が付着すると
水分を吸収しやすいが、スクリーンを通過した粉砕片は
脱水した後乾燥されるので、この脱水操作により粉砕片
に吸収される前に大部分の冷却水が速やかに取り除か
れ、粉砕片に悪影響がなく、製品として良好に回収する
ことができる。。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す説明図である。
【符号の説明】
10 ロータリー粉砕機 12 回転刃 13 固定刃 14 スクリーン 15 散水ノズル 20 スクリューフィーダー 30 遠心式の脱水装置 32 脱水スクリーン 33 回転ドラム 34 小羽根 60 気流乾燥機 61 除湿空気の発生装置 62 乾燥管

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接着性のある熱可塑性樹脂成形品を、回
    転刃と固定刃とその下方に設けられたスクリーンとから
    なるロータリー粉砕機で粉砕するに際し、熱可塑性樹脂
    成形品に冷却水を散布して粉砕し、スクリーンを通過し
    た粉砕片を乾燥することを特徴とする熱可塑性樹脂成形
    品の粉砕方法。
  2. 【請求項2】 吸湿性のある熱可塑性樹脂成形品を、回
    転刃と固定刃とその下方に設けられたスクリーンとから
    なるロータリー粉砕機で粉砕するに際し、熱可塑性樹脂
    成形品に冷却水を散布して粉砕し、スクリーンを通過し
    た粉砕片を脱水した後乾燥することを特徴とする熱可塑
    成形品の粉砕方法。
JP13675492A 1992-05-28 1992-05-28 熱可塑性樹脂成形品の粉砕方法 Pending JPH05329396A (ja)

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