JPS63205727A - 磁気デイスク制御チヤネル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、システム条件に応じて種々の磁気ディスク装
置構成を実現することができる磁気ディスク制御チャネ
ルに関するものである。

［従来の技術］ 従来の磁気ディスク制御装置または磁気ディスク制御ヂ
ャネルは、上位装置とのインターフェース部と、データ
をいったん蓄積するデータバッファメモリと、１台また
は複数台の磁気ディスク装置を接続するＦＩＲ気ディス
クコントローラ部と、これら各部の全体を制御し、かつ
上位装置からの制御命令に応じて、選択された磁気ディ
スク装置と上位装置との間のデータ転送を行う共通制御
部を有する。

かかる磁気ディスク制御チャネルの一例では、第７図に
示すように、磁気ディスク制御チャネル１に１木の磁気
ディスク制御バス２を設け、このバス２に複数台の磁気
ディスク装置３−１〜３−ｎを接続するように構成され
ている。

かかる従来構成は、データの蓄積容量に重点を置いたも
のであり、大量のデータをファイリングしたり、データ
ベースサービスのようにデータ検索形の処理を行うシス
テムの蓄積部に適している。

しかし、制御バス２は１木のみであるから、バス上での
競合が発生する。スルーブツト条件の低いシステムの場
合には問題はないものの、ファクシミリ通信サービスや
音声蓄積サービスのような蓄積形通信処理サービスを行
うための蓄積５部のような場合には、蓄積容量よりもス
ループットに重点が置かれている。すなわち、スルーブ
ツト条件の高いシステムの場合には、かかる従来構成は
不適当である。

従来、このような高いスループットを要求するシステム
の蓄積部を構成するためには、第８図に示すように磁気
ディスク制御装置または磁気ディスク制御チャネルを複
数台設け、その各々において、各磁気ディスク装置３−
１．・・・、３−ｎに対して個別の制御バス２を介して
個別の磁気ディスク制御チャネル１より制御を行う。

［発明が解決しようとする問題点］ しかし、この対処法は、磁気ディスク制御装置または磁
気ディスク制御チャネルを複数台設ける必要があり、経
済的ではない。

上位装はの蓄積部を制御するプログラム（以下、ＤＫＩ
ＯＣ５と呼ぶ）は、第６図示の例の場合と第７図示の例
の場合とでは磁気ディスク制御チャネル１の台数および
磁気ディスク制御チャネル配下の磁気ディスク装置３−
１〜３−ｎの台数が異なるので、ＤＫＩＯＣ５が異なる
。また、スルーブツトに重点を置いた蓄積部を他の蓄積
媒体等を用いて開発することも考えられるが、その蓄積
部を制御する上位装置上の制御プログラム（ＴＯ（：Ｓ
）も開発する必要があり、トータルコストとして最適と
はならない。

以上により、蓄積容量重視形のシステムからスルーブツ
ト重視形に至るまで幅広いトラヒック条件のシステムに
適応可能な蓄積部を、経済的にしかも上位装置の蓄積部
制御用プログラムの継承性を保つように構成することが
望まれている。

そこで、本発明の目的は、磁気ディスク制御チャネルに
複数の磁気ディスク制御バスを設け、システムのトラヒ
ック条件に応じた磁気ディスク装置の接続形態を選択可
能となし、しかも上位装置に対して接続形態を意識せず
に制御可能な磁気ディスク制御ヂャネルを提供すること
にある。

［問題点を解決するための手段］ このような目的を達成するために、本発明は、上位装置
からの制御命令により上位装置と複数の磁気ディスク装
置との間で情報の転送を行う磁気ディスク制御チャネル
において、それぞれ、少なくとも１つの磁気ディスク装
置と接続され、磁気ディスク装置への情報の読み書きを
制御する磁気ディスクコントローラ部と、磁気ディスク
装置の台数と、磁気ディスク装置の各々の使用可能なエ
リアに関する情報と、磁気ディスクコントローラ部の各
々が制御する磁気ディスク装置の台数と、磁気ディスク
装置の各々の記憶容量に関する情報とを記ｆＱ　ｌ、た
手段と、記憶手段に記憶された情報と上位装置の制御命
令における磁気ディスク装置についてのアドレス情報と
に応じて、読み書きを行うへ％ｌｆｌ気ディスク装置の
、実体のアドレス情報を作成する手段とを具えたことを
特徴とする。

［作　用］ 本発明は上位装置から情報の読み書きを行うべき磁気デ
ィスク装置のアドレス情報を含む制御命令が磁気ディス
ク制御チャネルに送られて来ると、アドレス生成手段が
記憶手段、たとえば実装テーブルに記憶された情報と制
御命令の中に含まれる磁気ディスク装置のアドレス情報
とにより磁気ディスク装置用のアドレス情報を生成し、
この情報が磁気ディスクコントローラ部に送られ、その
制御下に、磁気ディスク装置への情報の読み書きが行わ
れる。したがって、磁気ディスクコントローラ部に接続
する磁気ディスク装置の個数を増減しても実装テーブル
にその変動結果を記憶しておき、その変動結果に応じて
適切な磁気ディスク装置のアドレスを設定することが可
能となるので上位装Ｍの制御プログラムを変更する必要
がない。

［実施例］ 以下に図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明の基本構成を示し、図中の一点鎖線枠ｌ
Ｏは本発明による磁気ディスク制御チャネルの全体を示
す。２０は個別の磁気ディスク装置３０−１〜３０−ｍ
を使用する上位装置である。

磁気ディスク制御チャネルｌＯにおいて、１１は上位装
置２０との間でデータ、命令の授受を行うインタフェー
ス部、１２は上位装置２０または磁気ディスク装置３０
−１〜３０−ｍからのデータをいったん蓄積するデータ
バッファメモリである。

１３−１〜１３−ｍはバス１４を介して共通制御部１５
に接続され、複数の磁気ディスク装置３０−１〜３０−
ｍの各々を磁気ディスク制御バス１６−１〜１６−ｍを
介して個別に制御する磁気ディスクコントローラ部であ
る。

共通制御部１５は、磁気ディスク装置実装テーブル１５
−１．　アドレス作成部５１−２および実装テーブル１
５−１の内容を書き換える書き換え部１５−３を有する
。実装テーブル１５−１に予め記憶する内容は該磁気デ
ィスク制御チャネルｌＯに接続されている磁気ディスク
コントローラ部１３−１〜１３−ｍの台数、各磁気ディ
スクコントローラ部１３−１〜１３−ｍに接続されてい
る磁気ディスク装置３０−１〜３０−ｍの台数、磁気デ
ィスク装置３０−１〜３０−ｍの各々における使用可能
なエリアに関する情報、上位装置２０が管理している磁
気ディスク制御チャネル配下の磁気ディス′り装ｆｆ１
３０−１〜３０−ｍの台数および磁気ディスク装置３０
−１〜３０−ｍの各々の容量についての情報などである
。

アドレス作成部１５−２は上位装置２０の制御命令の中
の磁気ディスクについてのアドレス情報と実装テーブル
１５−１からの情報に基づいて実際に指定する磁気ディ
スク装置についてのアドレス情報を作成する。書き換え
部１５−３は上位装置２０からの命令あるいはフロッピ
ーディスクドライブユニットなどの外部記憶装置３１か
らの情報に基づいて、実装テーブル１５−１の内容を書
き換える。

第２図は本発明の一実施例を示し、マイクロコンピュー
タやＣＰｔ１を用いて構成した共通制御部１５、インタ
フェース部１１．データバッファメモリＬ３．磁気ディ
スクコントローラ部１３−１〜１３−＋ｎおよびデータ
バッフアンメモリ１２をバス１４上に接続している。

第３図は、第２図中の磁気ディスク装面実装テーブル１
５−１の一例を示す。この実装テーブル１５−１はラン
ダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）で構成することができる
。４−１は上位装置２０が管理している磁気ディスクの
装置番号・（ｌ０Ａ）、４−２は磁気ディスク装置のト
ラック十青報（シリンダ・ヘッドアドレス）　、４−３
．４−４はそれぞれ共通制御１５が管理している磁気デ
ィスクの装置番号とトラック情報である。磁気ディスク
制御チャネルは、上位装置２゜からＩＯＡ、ｌ−ラック
アドレス４−１．４−２の情報を入力し、アドレス生成
部１５−２により磁気ディスク制御チャネル１０用の磁
気ディスク番号、トラック情報４−３．４−４の情報を
得る。

上位装置２０からの指定に従ってデータを磁気ディスク
装置１３−１〜１３−ｍのいずれかに書込むための制御
手順の一例を第４図を参照して説明する。

上位装置インタフェース部１１を介して磁気ディスクへ
のデータ書込み命令を共通制御部１５が受信すると（ス
テップ５１０）、アドレス生成部１５−２は実装テーブ
ル１５−１を参照して該命令情報中の上位装置２０が指
定している磁気ディスクのアドレス情報より磁気ディス
クコントローラ部が管理しているアドレス情報を生成す
る（ステップ５１１〜５１２）。

ついで、共通制御１５は該当する磁気ディスクコントロ
ーラ部１６−ｋ（ｋ　：　１≦に５ｍ）にこれらの情報
と共にライト命令を送出する（ステップ５１３）。磁気
ディスク装置３０−ｋがライト可能状態になると、共通
制御部１５は上位装置２０よりデータを受信し、データ
バッファメモリ１２．磁気ディスクコントローラ部１３
−ｋを介して該当する磁気ディスク装置３０−ｋにデー
タを書込む（ステップ５１４）。

磁気ディスクコントローラ部１３−１〜１３−ｍ配下の
磁気ディスク装置の構成を変更した場合には、磁気ディ
スク装置実装テーブル１５−１の内容を書換えることに
より対処することかできる。

書き換え部１５−３は、上位装置２０からの書き換え命
令やフロッピーディスクドライブユニットなどの外部記
憶装置３１から人力した書き換え情報を実装テーブル１
５−１に新たに書き込む。

第２図に示した磁気ディスク制御チャネル１０の複数の
磁気ディスク装置に対する複数の２形態を第５図（Ａ）
および（Ｄ）に示す。

第５図（Ａ）においては、１つの磁気ディスクコントロ
ーラ部１３−１にのみ複数台の磁気ディスク装置３０−
１〜３０−ｍを接続して、第７図の従来例と同様のシス
テム構成とした例である。この場合には第７図の場合と
ほぼ同様のコストでシステム構成がなされる。

第５図（Ｂ）においては、磁気ディスクコントローラ部
１３−１〜１３−Ｉ！１の各々に複数台の磁気ディスク
装置３０−１〜３０−ｍの各々を対応づけて接続して、
第８図と同様のシステム構成とした例である。この場合
は、第８図の場合ヨりも経済的であることは明らかであ
る。しかもまた、本例では、磁気ディスク実装テーブル
１５−１においてこの磁気ディスク制御チャネル１０の
配下の磁気ディスクの実装状態を上位装置２０に対して
仮想化しているので、第５図（Ａ）および（Ｂ）の双方
において、実装テーブル１５−１のＤにｌ０Ｃ５は同一
であってよい。

本発明では、システムで扱うトラヒックの蓄積容量と種
々のスループット条件をもつトラヒック条件を有するシ
ステムに通用可能であることを、第６図（＾）〜（Ｄ）
により説明する。第６図（Ａ）に示すシステムにおいて
、システムで扱うトラヒックのスループット条件は変化
させずに、蓄積容量を増加させたいときには、たとえば
第６図（Ｂ）に示すように磁気ディスク制御バス１６−
１に接続する磁気ディスク装置の台数を第５図（Ａ＞に
示すように増加させればよい。これによれば、実装テー
ブル１５−１の内容を書き換えることにより、第６図（
Ｃ）　　に示すように容量の大きな磁気ディスク装置３
０を接続したかのように上位装置２０に対して見せるこ
とが可能である。これによれば、上位装置２０の管理す
るＩＯΔ数の変更をする必要がない利点がある。また、
蓄積容量を変化させず、スルーブツトを高くさせたい場
合には、第６図（Ｄ）のように、多数の磁気ディスクコ
ントローラ部１３−１〜１：］−ｍを用い、磁気ディス
ク制御バス１６−１〜１６−ｍの本数を増せばよい。こ
こで、第６図（Ｂ）において上位装置２０が各ディスク
に対してＩＯＡを割当てているとすると、第６図（Ｄ）
の構成とする場合であっても、磁気ディスク制御チャネ
ル１０内の実装テーブル１５−１の内容を書き換えるの
みで、上位装置２０のＩＯＡ管理を変更する必要はない
。

［発明の効果］ 以上に説明したように、本発明によれば、磁気ディスク
制御チャネルに複数の磁気ディスクコントローラ部と磁
気ディスク実装テーブルとを設けることにより、かかる
実装テーブルの内容を変更するのみでシステムで扱う情
報のトラヒック条件（容量、スルーブツト）に適したシ
ステム構成を、上位装置のプログラムを変更することな
く、実現することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例の基本的な構成の一例を示すブロ
ック図、 第２図は本発明実施例の具体的構成の一例を示すブロッ
ク図、 第３図は本発明実施例における実装テーブル１５−１の
入出力情報を示す説明図、 第４図は本発明実施例における共通制御部１５の制御手
順の一例を示すフローチャート、第５図は本発明実施例
における磁気ディスク装置の接続例の説明図、 第６図は本発明実施例を用いたシステム構成例の説明図
、 第７図および第８図は従来例の構成の２例を示すブロッ
ク図である。 ２．１０・・・磁気ディスク制御チャネル、３．２０・
・・上位装置、 ３−１〜３−ｍ　、　３０−１〜：＋ｏ−ｍ・−・４１
気デイスク装置、 １１・・・上位装置インタフェース部、２−１〜２−ｍ
・・・磁気ディスク制御バス、１２・・・データバッフ
ァメモリ、 １３−１〜Ｈ−ｍ・・・磁気ディスクコントローラ部、 １５・・・共通制御部、 １５−１・・・磁気ディスク実装テーブル、１５−２・
・・アドレス作成部、 １５−３・・・書き換え部、 １６−１〜１６−ｍ・・・磁気ディスク制御バス、３０
′　・・・磁気ディスク装置。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）上位装置からの制御命令により該上位装置と複数の
   磁気ディスク装置との間で情報の転送を行う磁気ディス
   ク制御チャネルにおいて、 それぞれ、少なくとも１つの前記磁気ディスク装置と接
   続され、前記磁気ディスク装置への情報の読み書きを制
   御する磁気ディスクコントローラ部と、 前記磁気ディスク装置の台数と、前記磁気ディスク装置
   の各々の使用可能なエリアに関する情報と、前記磁気デ
   ィスクコントローラ部の各々が制御する磁気ディスク装
   置の台数と、前記磁気ディスク装置の各々の記憶容量に
   関する情報とを記憶した手段と、 該記憶手段に記憶された情報と前記上位装置の制御命令
   における前記磁気ディスク装置についてのアドレス情報
   とに応じて、読み書きを行うべき前記磁気ディスク装置
   の、実体のアドレス情報を作成する手段と を具えたことを特徴とする磁気ディスク制御チャネル。 ２）前記記憶手段に記憶された情報を書き換え可能とし
   たことを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の磁気
   ディスク制御チャネル。