JPS63205330A - 硬質塩化ビニル樹脂組成物及び該組成物製連続気泡体 - Google Patents

硬質塩化ビニル樹脂組成物及び該組成物製連続気泡体

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JPS63205330A
JPS63205330A JP3823187A JP3823187A JPS63205330A JP S63205330 A JPS63205330 A JP S63205330A JP 3823187 A JP3823187 A JP 3823187A JP 3823187 A JP3823187 A JP 3823187A JP S63205330 A JPS63205330 A JP S63205330A
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JP
Japan
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vinyl chloride
chloride resin
open
hard vinyl
surfactant
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Application number
JP3823187A
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English (en)
Inventor
Tatsuo Waki
脇 太津雄
Takeshi Watanabe
武志 渡辺
Kazuo Suzuki
和男 鈴木
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Lonseal Corp
Original Assignee
Lonseal Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、la渠用バイブ、曝気用バイブ、各種エアレ
ーション用パイプ、法楠除水用杭、各種エアーフィルタ
ー、固体−気体分離材、固体−液体分離材、液中への気
体の噴出材、脱臭剤用母材、芳香剤用担体等の広範囲な
用途に使用される新規な硬質塩化ビニル樹脂製連続気泡
体を与えるための樹脂組成物及び該組成物から得られる
連続気泡体に関するものである。
(従来の技術) 従来、合成樹脂製の連続気泡体としては、飽和ポリエス
テル又はポリエーテルとイソシアネートとの反応による
可撓性ウレタンフオームが著名であり、その他にポリビ
ニルアルコールに気泡形成剤としてα−澱粉粉末を加え
て、ホルマール化後、この澱粉を水洗して流出させたP
VA系スポンジかある。
また塩化ビニル系樹脂製の連続気泡体を得る方法として
は、特公昭53−21898号公報、米国特許第4,2
26,943号明細書、特公昭58−50662号公報
、同5B−25369号公報及び同58−58370号
公報等に記載の方法が知られている。
特公昭53−21898号公報に記載の発明は、「塩化
ビニル乳化単独重合体及び塩化ビニル乳化共重合体の少
なくとも1種、可塑剤及び発泡剤を含む混合物をシート
状に成形し、加熱して気泡体を製造するに際し、該混合
物に炭素数20乃至80のパラフィン系ワックス及び高
級脂肪族−塩基酸の1(1i又は多価アルコールエステ
ルから成る炭素数20乃至80のエステル系ワックスか
ら選ばれ、且つ実質的に塩化ビニル重合体と相溶性のな
いワックスの少なくとも1種を添加して連続気泡体を得
る」方法である。
米国特許第4.226.94’3号明細書に記載の発明
は、「発泡性塩化ビニル系樹脂組成物をシート状に成形
し、該シート中で発泡剤が分解する温度以上に該シート
を加熱する工程からなる塩化ビニル系樹脂製連続気泡体
シートの製造方法」であり、その組成物は次の成分から
なる。
1)100phrの塩化ビニル系樹脂、2)30乃至1
50phrの可塑剤、 3)1乃至8 phrの合成炭化水素ワックス(ポリエ
チレンの解重合、エチレンの重合、石炭ガスのF 1s
cher−Tropsch合成を含むグループから選ば
れた工程で製造されたもので、1,500乃至7.00
0の分子量で90乃至135℃の軟化点を有し10乃至
100ミクロンの粒径を有するもの)、 4)1乃至5 phrのアルカリ金属−Zn系安定剤、 5)2乃至10phrの熱分解型有機系発泡剤で、少な
くとも60%のアゾジカルボンアミドを含むもの。
後者の発明の場合に使用される塩化ビニル系樹脂は、「
乳化重合体」とは明記されていないが、本文中では明確
に「エマルジョン重合により製造された塩化ビニル系樹
脂を使用する」ことが定義されており、その全ての実施
例が乳化重合法による塩化ビニル系樹脂を用いているこ
とから、前者の発明と同様、乳化重合体樹脂を使用する
塗布法による連続気泡体の製造方法であることが明らか
である。
これらの発明を要約すれば下記の如くである。
1)乳化重合法による塩化ビニル系樹脂を使用する、 2)可塑剤を多量に加えた軟質シート状製品である、 3)熱分解型有機系発泡剤を使用する、4)必須成分と
して l)ワックス類を添加する(特公昭53−21898号
公報の場合)、 2)ワックス類とアルカリ金属−Zn系安定剤を添加す
る(米国特許第4,226,943号明細書の場合)、 5)その他の必要成分を添加してペースト状塗料にする
、 6)上記塗料を基体上に塗布してこれをゲル化してシー
ト状に加工する、 7)上記シートを発泡炉で加熱して発泡させ連続気泡体
とする。
また、特公昭5B−50662号公報、同58−253
69号公報及び同58−58370号公報に記載の3件
の発明は、本発明と同じ出願人によるものであり、本発
明の基礎をなすものである。
特公昭58−50662号公報の発明は、「通常はプラ
スチゾル用として使用される塩化ビニル系樹脂に対し、
可塑剤、周期律表第1族の金属を含有する有機系安定剤
と亜鉛及びその他の金属を含有する有機系安定剤とを組
合せた混合又は複合安定剤と、通常は独立気泡形成用発
泡剤として使用されているアゾジカルボンアミドの如き
熱分解型有機系発泡剤粉末と、必要に応じて他の配合剤
とを夫々添加してなる配合物を加熱混練し、カレンダー
法若しくは押出法等の方法によりシート状に圧延加工し
た後、該シートを発泡剤の分解温度に加熱せしめる」こ
とを特徴とする連続気泡体の製造方法である。
特公昭5B−25369号公報の発明は「懸濁重合法に
よる汎用塩化ビニル系樹脂を主成分とし、これに対して
周期律表第■族の金属を含有する有機系安定剤と周期律
表第■族の金属を含有する有機系安定剤との組合せ、或
いは周期律表第1族の金属と第■族の金属との両者を含
有する有機系安定剤と、アニオン系界面活性剤とノニオ
ン系界面活性剤との組合せ、或いはアニオン系界面活性
剤と低重合度ポリオレフィン又はワックス類との組合せ
よりなる界面活性剤を加え、可塑剤と通常は独立気泡体
の製造用として使用されるアゾジカルボンアミドの如き
熱分解型打機系発泡剤と、必要に応じて充填剤等の他の
配合剤を添加してなる配合物を加熱混練し、カレンダー
法若しくは押出法等の方法によりシート状に圧延加工し
た後、該シートを発泡炉に通して加熱発泡せしめる」こ
とを特徴とする連続気泡体の製造方法である。
特公昭5B、−58370号公報の発明は、[塩化ビニ
ル系樹脂組成物(塩化ビニル系樹脂、可塑剤、安定剤及
び充填剤等を含む)に対して、発泡剤として4.4′−
オキシヒス(ベンセン上1〜ラジツド)及びアニオン系
界面活性剤を加えた配合物を加熱混練し、シート状に成
形した後、該シートを加熱発泡せしめる」ことを特徴と
する連続気泡体の製造方法である。
これらの3件の発明に共通する技術的思想は下記のよう
に要約される。
1)加工法としてカレンダー加工法(又は押出法)によ
り、一旦シート状のものを作り、それを発泡炉で再度加
熱し、発泡せしめる。
2)塩化ビニル系樹脂は懸濁重合法による樹脂を用いる
(特公昭5B−50662号公報のみが乳化型合法樹脂
を使用)。
3)可塑剤を55乃至80 phrの量で添加した軟質
塩化ビニル系樹脂製品である。
4)安定剤として周期律表第1族の金属と周期律表第■
族の金属とを含む安定剤の混合物又は複合安定剤を使用
する。
5)界面活性剤を使用する(特公昭58−50662号
公報ては使用しない)。
の5項目となる。
これらの発明による製品は、自動車の内装材や椅子貼り
材等の用途に適するものて、従って、それらの多くはメ
リヤス布や平織布、不織布等の裏打材と積層されて使用
に供されることになるが、かかる用途に対しては前記の
特公昭53−21898号公報及び米国特許第4,22
6,943号明細書の発明を含めた諸発明は極めて有効
であるが、前述の利用分野である硬質塩化ビニル系樹脂
製品、特にパイプ状製品、平板状製品等の成形品の製造
には全く適用できない発明である。
一方、PVAスポンジは乾燥時は固く、強度的に優れた
状態となるが、水や湿分に曝されると軟質化し、以上の
利用分野に供することは出来ず、水により軟化しない状
態にするには、更にアセタール化をする等繁雑な反応を
要するし、又、ポリウレタンフォームは粗雑な連続気泡
体しか得られず、以上の利用分野には不適当である。
(発明が解決しようとする問題点) 硬質塩化ビニル系樹脂製連続気泡体製品を製造する場合
には、まず可塑剤の大量添加が不適当であり、仮に添加
しても(添加の目的は押出加工を容易にする為の加工助
剤的な目的で、軟質化を意図するものではない)10乃
至15phrと極少量である。従って、軟質塩化ビニル
系樹脂製品の場合とはその加工時における原料組成物の
熱的及び混練的挙動が全く異なる。
また、パイプや平板製品、棒状製品等の製品は押出法に
よって成形されるが、この′場合には成形物の連続気泡
化は押出機のダイを通過した時点で行なわれておらねば
ならず、従来の方法の如く、一旦カレンダー又は押出法
でシート状に圧延した後、そのシートを再加熱して発泡
させ連続気泡体を得るという方法は適用できない。
従って、硬質塩化ビニル系樹脂からなる連続気泡体製品
の場合は、押出機中での加熱及び混練により樹脂をゲル
化及び溶融させ、同時に発泡剤を分解及びガス化せしめ
、押出機のダイを通過すると同時に発泡させ、しかもそ
の発泡を連続気泡体にするという工程が要求される。
これらの工程上の要求は、前記従来の発明には見られな
かった全く新しい技術的思想によってのみ達せられるも
のであって、本発明の目的はここに存する。
(問題点を解決するための手段) 本発明者は上記の如き本発明の目的を以下の本発明によ
って達成した。
すなわち、本発明は、下記の(a)乃至(e)の成分を
必須成分とすることを特徴とする硬質塩化ビニル樹脂組
成物及び該組成物を押出成形法によって成形してなる硬
質塩化ビニル樹脂製連続気泡体である。
(a)懸濁重合法及び/又は塊状重合法による塩化ビニ
ル系樹脂、 (b)M高分子量アクリル樹脂系加工助剤、(c)鉛塩
系安定剤、 (d)界面活性剤及び (e)熱分解型有機系発泡剤。
(好ましい実施態様) 次に本発明を本発明の好ましい実施態様を挙げて更に詳
しく説明する。
本発明において用いられる塩化ビニル系樹脂は、いわゆ
る懸濁重合法及び/又は塊状重合法による塩化ビニル系
樹脂であり、従来主としてカレンダー加工法や押出加工
法に用いられているものであって、従来塗布法に使用さ
れる乳化重合法による塩化ビニル系樹脂、すなわちペー
スト用樹脂は本発明の目的には適さないものである。
また本発明で用いられる塩化ビニル系樹脂とは、懸濁重
合法及び/又は塊状重合法による塩化ビニルストレート
ポリマー(塩化ビニルの単独重合体)の外、塩化ビニル
−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−エチレン共重合体
、エチレン−酢酸ビニル−塩化ビニル三元共重合体等の
塩化ビニルを主成分とする重合体も使用される。勿論、
これらの塩化ビニル系樹脂はその具体的使用例として単
独使用或いは複数組合せた混合樹脂系でもよく、特に限
定されない。
上記塩化ビニル系樹脂の重合度の選択は本発明において
極めて重要である。これは塩化ビニル系樹脂の重合度の
変化によって、押出時の樹脂の流動特性が大きく変化す
ることと、この流動特性の変化は換言すれば、高温(1
80℃)及び定荷重(70Kg)下における溶融粘度(
X 10”ボイス)の変化を意味し、塩化ビニル系樹脂
の押出時の連続気泡化に密接な関係を有するからである
この溶融粘度は塩化ビニル系樹脂と併用する加工助剤の
種類と使用量、安定剤の種類、その他の配合例(例えば
、界面活性剤、滑剤、充填剤等)等によっても影響され
るが、最も支配的なのは塩化ビニル系樹脂の重合度であ
る。
塩化ビニル系樹脂の平均重合度は300乃至600の重
合度品から3,000乃至6,000の高(超高)重合
度品まで広い範囲の各グレード品が販売されているが、
本発明の組成物及び連続気泡体用としては、平均重合度
が300乃至600の範囲のものが好ましく、より好適
には400乃至500のものが用いられる。これよりも
高い重合度のもの、例えば、一般に市販されている平均
重合度700級のものは、本発明においては押出成形時
の樹脂の流れ(吐出状態や吐出量)が悪くなり、製品の
外観及び連続気泡構造も悪くなる。これは樹脂の重合度
上昇による溶融粘度の増大に起因すると思われるが、樹
脂の溶融粘度を低下させるために成形混練時の加熱温度
を高くすると、押出機内で異常高温が発生し樹脂の劣化
が生じる結果となるので好ましくない。
塩化ビニル系樹脂の重合度の選択は、これと併用する安
定剤によっても変化する。本発明者らが先に出願した特
願昭61−251325号明細書の発明では、安定剤と
してに−Zn系液状安定剤を用いたが、この場合は平均
重合度700の樹脂が最適で、平均重合度が400乃至
500という低重合度樹脂は単独で使用することが出来
ず(セル荒れを起し、押出品の外観が著しく悪い)、平
均重合度700の樹脂に対する加工助剤的使用が可能で
あったにすぎない。本発明の場合、安定剤として後述す
るように無機系の鉛塩系安定剤を用いているが、この場
合においても本発明では、前述の如く平均重合度700
のものは不適当であった。
本発明の組成物及び連続気泡体の場合には、加工助剤(
又は改質剤とも呼ばれている)の併用は極めて重要な手
段であり、その選択もまた本発明の目的達成に際して極
めて重要な要因である。
一般に塩化ビニル系樹脂用の加工助剤(又は改質剤)と
しては、 1)ABS、MBS等のブタジェン系樹脂を基礎とする
もの、 2)ポリエチレン、塩素化ポリエチレン(cPE)、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)等のオレフィン
系樹脂を基礎とするもの、3)アクリル酸エステル系(
RA)又はメタクリル酸エステル系(、RM A )樹
脂を基礎とするもの、 4)縮合系樹脂を基礎と1−るもの、 5)その他、 に大別される。
1)の加工助剤は主として硬質塩化ビニル樹脂製品にお
ける耐衝動性の改質に用いられるもので、ABS、MB
S等が著名であるが、本発明の組成物及び連続気泡体用
の加工助剤としては不適当である。すなわち、ABSや
MBSを本発明の組成物及び連続気泡体に併用した場合
には、確かに成形品の衝撃性の改質には有効であるが、
目的とする連続気泡体が全く得られないことになる。
これはABSやMBS等の共重合(又はグラフト重合)
成分中のゴム成分が塩化ビニル系樹脂の溶融組成物中で
不均質に存在することに起因する為と考えられる。
2)の加工助剤のなかでは、本発明の組成物及び連続気
泡体には特にCPEが有効であり、EVAは若干の効果
を示したが、これらの効果は、次の3)の加工助剤にお
けるアクリル樹脂系加工助剤、特に超高分子量アクリル
樹脂系加工助剤との組合せにおける相剰的或いは補完的
効果であり、これらのEVA加工助剤単独では優れた連
続気泡体は得られない。
本発明において有効なCPEとしては、昭和油化■製の
エラスレン301A、401A、351A1大阪曹達■
製のダイソラックG−235、H−135等があり、E
VAとしては日本合成化学■製のソアブレンCIが有効
である。
3)の加工助剤はアクリル樹脂系加工助剤と総称されて
いるもので、本来は樹脂の加工性の改良、成形品の衝撃
性の向」二、艶消効果の付与、成形物表面の改良等の目
的に用いられて来たもので、押出成形(及びブロー成形
)における加工性の改良例として、 1)表面光沢の改良、 2)押出機のトルクの低下、 3)滞留劣化の防止、 4)ドローダウン(たれ下り)の防止、5)ホットメル
ト・ストレングスの増大、6)吐出量の増加、 等の効果が指摘されている。
これらのアクリル樹脂系加工助剤の例としては、三菱レ
イヨン■製のメタブレンP−501、P−551、鐘淵
化学■製のカネエースPA−11、PA−20、日米ゼ
オン■製のハイブレン401.402、呉羽化学■製の
BTA−101、Rohm & Haas社製のアクリ
ロイドに、−120O N、に−12OND1に−125、K−147等がある
。しかしながら、これらの従来のアクリル樹脂系加工助
剤は、本発明における加工助剤としては単独では有効で
なくど前記CPEやEVAと同様に超高分子量アクリル
樹脂系加工助剤との組合せにおける相剰的或いは補完的
効果という面で有効に作用するものである。
本発明において有効な加工助剤は、超高分子量アクリル
樹脂系加工助剤であり、この具体的商品としては、例え
ば、三菱レイヨン■製のメタブレンP−530、P−5
31及び鐘淵化学■製のカネエースPA−50があるが
、特に有効なのはメタブレンP−530及びP−531
である。
この超高分子量アクリル樹脂系加工助剤であるメタブレ
ンP−530は同社のカタログによれば、 見掛比重   0.’35g/cc 真比重    1 、 ’15 g/cc粒 度   
 30メツシユバス 98%以上揮発分    1.0
%以下 色      白色 の性状を有し、 1)ゲル化促進効果、 2)発泡押出成形への効果、 3)軟質レザー発泡に対する効果、 4)軟質カレンダー成形に対する効果、5)二次成形性
の改良、 6)高充填剤量成形品の成形性改良、 7)射出成形性、特にジェツテイングの改良、8)押出
成形時の目ヤニ防止効果、 等の特徴を有するとされている。特に上記゛2)の「発
泡押出成形への効果」では、硬質塩化ビニル系樹脂の発
泡押出成形に対し、高温及び高発泡性を保持し、均一な
セルを形成することができる旨指摘されている。
これらの特徴は未発明の組成物及び連続気泡体において
も遺憾なく発揮され、特にCPEとの組合せで優れた効
果を示しており、本発明の実施において不可欠の加工助
剤であると言える。
超高分子量アクリル樹脂系加工助剤と通常のアクリル樹
脂系加工助剤との区分は、その分子量にあるが、通常の
アクリル樹脂系加工助剤の分子量が30乃至50万であ
るのに対し、超高分子量アクリル樹脂加工助剤の分子量
は概そ100万以上、好ましくは150万以上のものを
意味する。
従って本発明の実施に際してはこれらの分子量区分を目
安として加工助剤を選択すべきである。
これらの加工助剤の添加量は、CPE、通常のアクリル
樹脂系加工助剤及び超高分子量アクリル樹脂系加工助剤
の夫々について異なる。前2者はそれ自体単独では優れ
た連続気泡体を得るのに有効ではないが、超高分子量ア
クリル樹脂系加工助剤との組合せて相剰的又は補完的効
果をもたらす。しかしながら、CPEとアクリル樹脂系
加工助剤とではその役割が異っており、その為、それら
の添加量も異ってくる。
すなわち、CPEは塩化ビニル系樹脂の溶融粘度を適度
に低下させ、発泡剤の分解に伴なう気泡化を容易にする
のに有効である。従って、その添加量は5乃至20ph
r(塩化ビニル系樹脂100重量部に対する添加重量部
を意味する。以下同じ)と比較的多い。また、CPEの
代りにEVA系改質剤を用いる場合も同しレベルで考え
てよい。
これに対し、メタブレンP−501の如き一般のアクリ
ル樹脂系加工助剤は押出成形品の表面の平滑性及び光沢
を与えるのに有効であり、1乃至3 phr程度の添加
で十分その効果を発揮するが、CPEの場合は不要であ
り、EVA系改質剤使用時の併用が有効である。
これに対し超高分子量アクリル樹脂系加工助剤は、発泡
剤の分解による気泡化を微細で且つ均質に行い、発泡倍
率を高める効果を有し、2乃至15phrの範囲で用い
られる。
本発明において使用3−る安定剤は極めて限定的で且つ
特徴的である。前述の従来の発明ではアルカリ金属−Z
n系安定剤又は周期律表第1族と周期律表第■族の金属
を含む安定剤を用いていたが、これらの安定剤は本発明
においては熱的特性、特に動的熱的特性が非常に悪い。
これはアルカリ金属又は周期律表第1族の金属を含む安
定剤の最大の欠点として古くから知られていることで、
特公昭53−21898号公報或いは米国特許第4,2
26,943号明細書における如く、ペースト組成物の
場合は全て問題ないが、特公昭58−50662号公報
、同58−25369号公報及び同58−58370号
公報における如く、加熱及び混練を伴う加工では、その
動的耐熱性が問題とされてきた。これらの安定剤を含む
配合組成物における最大の問題点は、混練時の樹脂の熱
劣化である。この熱劣化は、樹脂の変色とロール面への
焼付を伴う。極端な場合、樹脂が黒変し、悪臭を放ち、
ロール面の腐食を伴うことがある。これらの変化は本発
明の硬質塩化ビニル系樹脂の配合系に上記の如き安定剤
を使用すると、より増大される。従って、前記の特願昭
61−251325号明細書の発明では、しばしば周期
律表第1族及び周期律表第■族の金属を含む安定剤を用
いると同時に、これらの安定剤の連続気泡化特性を損わ
ぬ範囲で錫メルカプタイドのような、超耐熱性安定剤の
添加が必要であった。この錫系安定剤は非常に高価であ
り、またその添加量も2乃至3 phrと比較的多量な
ので、工程的な繁雑と同時に経済的に不利であった。
そこて木発明者らは、これらの安定剤の欠点を解消する
ために鋭意研究した結果、いわゆる鉛塩系安定剤が、本
発明の組成物及び連続気泡体用の安定剤として極めて優
れた適性を示すことが解った。
上記鉛塩系安定剤は塩化ビニル系樹脂用として古くから
用いられており、優れた耐熱性を耐候性を有することが
知られており、現在も電線被覆用塩化ビニル系樹脂コン
パウンドや、硬質塩化ビニル系樹脂製バイブやバイブ継
手等の安定剤として使われている。この歴史的な鉛塩系
安定剤が本発明の組成物及び連続気泡体用の安定剤とし
て有効であり、しかも、この鉛塩系安定剤が単独で使用
できるということは驚くべきことで、本発明における配
合上及び経済上の利点は極めて大きいと言える。
一般に鉛系安定剤は下記第1表に示す如く、鉛塩系安定
剤と鉛石鹸系安定剤とに分類される。本発明に使用され
る安定剤は、滑性を殆んど有しない鉛塩系安定剤であり
、鉛石鹸系安定剤は本発明では滑性が強すぎ、単独での
使用には適さず、連続気泡体を得ることが出来ない。
鉛塩系安定剤の内、特に二塩基性亜燐酸鉛(通称L−F
O3)、三塩基性硫酸鉛(通称、TS)及び鉛白が優れ
た適性を示す。下記第2表に前記の従来の諸発明で用い
られている「アルカリ金属−7nj系安定剤、「アルカ
リ金属−Zn+SnJ系安定剤と上記L−FO3との耐
熱性の比較を示した。
これらの比較は後記の本発明の実施例1の配合組成物に
おいて、そこで使用している安定剤(L−FO3)に代
えて[アルカリ金属−ZnJ系安定剤(アテガアーガス
社製、マークFL−30、液状安定剤)を2 phr使
用した例(比較例1)、同様に上記マーク−FL−30
の2 phr及び「アルカリ金属−Zn+SnJ系安定
剤(勝山加工膜、TM−181FST 、 S nメル
カプタイト系液状安定剤)2phrを用いた例(比較例
2)および後記実施例1をそのまま用いた例(本発明)
についてその耐熱性を比較したものである。
該第2表からL−FO3が比較例に比べて数段優れた熱
安定性を有することが理解できるよう。
これらの鉛塩系安定剤は本発明において単独若しくは複
数種を併用してもよい。特に本発明においてはL−FO
5とTSの併用が優れた結果を与える。
〜−1−一 鉛塩7、′″″ 1     熊  3八  量 七重
帳。。3..5し)2  白色粉末  86・826・
7二塩基性亜燐酸鉛  白色粉末  83.几  6.
92PbO・Pb11PO3・1/2H20弗島芋凭6
名、:%lq鉛 白色粉末  76・0ゝ  4・6シ
リカゲル共沈ケイ 白色粉末 43〜64%;  3.
.0〜酸鉛PbSi03PbS1O3−,1 鉛石゛、、cps  1     7  6” 7量 
七重心五r71¥3」!−白色粉末  °5ゝ  °4
“−2− 比較例11!:塊・l負呉、    −比較例2  6
0m1n、で安定   25m1n、で変色し悪臭発生 本発明   60m1n、で安定   60m1n、で
安定面、上記の耐熱性試験は、直径9インチ及び長さ2
0インチのロールで上記の夫々の温度で夫々の組成物を
混練りしてロールに巻付け(厚さ0゜4mm)、5分間
毎にサンプリングして、その状態を観察することにより
行った。      。
本発明の組成物及び連続気泡体においては、硬質塩化ビ
ニル系樹脂に対して、従来の発明からは全く予想できな
い鉛塩系安定剤を用いるが、この安定剤の使用は塩化ビ
ニル系樹脂の重合度と密接な関係を有していることは前
述の通りであり、この鉛塩系安定剤は平均重合度が30
0乃至600、好ましくは400乃至500の塩化ビニ
ル系樹脂には適するが、平均重合度が700以上の塩化
ビニル系樹脂の場合には不適当で、優れた連続気泡体が
得られないものであった。この理由は現在のところ必ず
しも明確ではないが、塩化ビニル系樹脂の加工膜の[温
度−粘度コ特性と発泡剤の分解温度とが何らかの影響を
及ぼしている合っているものと推量される。
本発明における鉛塩系安定剤の使用量は1.0乃至5.
0phrの範囲、より好適には1.5乃至2.5phr
の範囲である。5.0pirを越える量を添加した場合
、発泡剤の分解が過度に促進されるので、成形物が押出
機から出た時点で成形物からのガス抜けが見られ、均質
で且つ正常な連続気泡体が得られない。1.0phr未
満の場合は、配合組成物の耐熱性に影響が現われるので
、1.0phr未満では安定して本発明の連続気泡体が
得られない。
一方、鉛石鹸系安定剤を0.1乃至0.5phrの範囲
で少量添加すると、本発明の配合組成物の押出特性を改
良するのに有効あるが、これらの添加は鉛石鹸系安定剤
に限定されるのではなく、鉛石鹸系安定剤の「滑性の利
用」をしてとらえるべきであろう。但し、金属石鹸系滑
剤の使用はノニオン系界面活性剤やその代替をしての低
重度ポリオレフィン類又はワックス類と異なり配合組成
物に対し、鋭敏な影響を与えるので、その選択、使用量
の決定は慎重にすべきである。
本発明において、界面活性剤の使用は安定剤の選択と共
に極めて重要な要因てあり、アニオン系界面活性剤及び
ノニオン系界面活性剤の両者の併用を好ましい基本要件
とするものである。これに対してアニオン系界面活性剤
の単独使用では優れた連続気泡の成形物が得られず、ま
たノニオン系界面活性剤の単独使用の場合も同様であり
、両者の併用が好ましい条件となる。
アニオン系界面活性剤の種類としては、高級脂肪酸塩、
第2縁高級脂肪酸塩、高級アルキルジカルボン酸塩、第
1縁高級アルコール硫酸エステル塩S第2級高級アルコ
ール硫酸エステル塩、第1級アルキルスルホン酸塩、第
2級アルキルスルホン酸塩、高級アルキルジスルホン酸
塩、硫酸化脂肪酸及び脂肪酸塩、スルフォン化高級脂肪
酸塩、高級アルキル燐酸エステル塩、高級脂肪酸エステ
ルの硫酸エステル塩、高級脂肪酸エステルのスルホン酸
塩、高級脂肪酸と蛋白質分解アミノ酸との縮合物、高級
脂肪酸とアミノ酸との縮合物、高級脂肪酸アミドのアル
キロール硫酸エステル塩、高級脂肪酸アミドのアルキル
スルホン酸塩、高級アルキルスルフォナミドのアルキル
カルボン酸塩、スルフォ琥珀酸エステル塩、アルキルベ
ンゼンスルホン酸塩、アルキルフェノールスルホン酸塩
、アルキルナフタリンスルホン酸塩、アルキルナフタリ
ンスルフォン酸のフォルマリン縮合物、アルキルジフェ
ニール及びその他多数の環よりなるスルホン酸塩、アル
キルアリルスルホン酸塩のケトン化合物及び石油スルホ
ン酸塩等が使用される。
ノニオン系界面活性剤としては、脂肪酸のグリセリンエ
ステル、脂肪酸のグリコールエステル、脂肪酸のペンタ
エリスリトールエステル、脂肪酸の庶糖エステル、脂肪
酸のソルビタン及びマンニタンエステル、高級アルコー
ル縮合物、高級脂肪酸縮合物、高級アルキルアミン縮合
物、高級脂肪酸アミド縮合物、高級アルキルメルカプタ
ン縮合物、アルキルフェノール縮合物及びポリプロピレ
ンオキサイド縮合物等が使用される。
実際に市販されているこれらの界面活性剤の1例として
、アニオン系界面活性剤では、ライオン■製のリポラン
1400(α−オレフィンスルフォネート)、ノニオン
系界面活性剤では、ライオン■製のリポノックスNC−
2Y (ポリオキシエチレンアルキルアリルエーテル)
がある。これらはいずれも本発明の組成物及び硬質連続
気泡体に用いる界面活性剤として極めて有用である。
ノニオン系界面活性剤の場合には、これらの界面活性剤
に代えて液状ポリプロピレンや低重合度ポリエチレン等
のポリオレフィン類又はワックス類と置き換えることか
できる。これらの代替により得られた本発明の連続気泡
体は、ノニオン系界面活性剤を使用した場合と比較して
何らの遜色もなく、工程上も全く問題がないことは驚く
べきことである。この場合もアニオン系界面活性剤との
併用が必要であることは言うまでもない。
液状ポリプロピレンとしては、宇部興産■製のLPP−
N108、低重合度ポリエチレンの例としては、三洋化
成■製のサンワックス(高分子量ポリエチレンの分解生
成物)、安原油脂■製のネオワックス(ポリエチレン副
生成物)及び三井石油化学■製の三井ハイワックス(低
重合度ポリエチレン)等があり、いずれのタイプも使用
できる。ワックス類としてはへキストジャパン■製のへ
キストワックスOP、日本石油■製の日石マイクロワッ
クス155及び180等かイ■効に使用できる。
これら界面活性剤や重合度ポリオレフィン又はワックス
類の使用量は概ね0.5乃至5.0phrの範囲であり
、より好適には1.0乃至3.0phrの範囲が適して
いる。
発泡剤の添加も本発明における重要な要件である。本発
明において用いられる発泡剤は一般的な熱分解型の有機
系発泡剤が適している。これらの発泡剤としては、アゾ
ジカルボンアミド(ADCA)、ジニトロソペンタメチ
レンテトラミン(DPT)、バラトルエンスルホニルヒ
ドラジッド(TSH)、4.4 ′−オキシビスベンゼ
ンスルホニルヒドラジッド(OBSH)、アゾビスイソ
ブチロニトリル(AIBN)等が使用されるが、特にA
DCA及び0BSHの単独若しくは併用が本発明の実施
に極めて有用である。
この熱分解型有機系発泡剤は、従来、塩化ビニル系樹脂
、ポリエチレン、EVA、ポリスチレン、各種ゴム製品
の発泡に用いられている発泡剤であるが、それらの発泡
製品はいずれも独立気泡体である。また塩化ビニル系樹
脂の場合においても、該樹脂が乳化重合体及び懸濁重合
体のいずれの場合も通常は独立気泡体の製品しか得られ
ず、前記の特公昭58−25369号公報や特公昭58
−58370号公報の場合は、連続気泡体が得られてい
るが、これらはいずれも可塑剤を多量に含む軟質配合系
であり且つシート状のものしか得られず、しかも、一旦
未発泡のシート形状に成形した後、それを発泡炉に通し
て発泡させるという、二段発泡法に依っており、本発明
の如く硬質配合系で且つ押出法によりパイプや板状体等
の成形体を一段法で、しかも連続気泡体を得るという使
用例は従来皆無であった。
本発明におけるこれら熱分解型有機系発泡剤の添加量は
、塩化ビニル系樹脂−加工助剤−安定剤−界面活性剤よ
り成る配合系の種類、成形部に所望の発泡倍率及び所望
の通気度等によって変ってくるが、概ね0.5乃至10
’、 0phr <7)範囲テテあり、好適には1.0
乃至3.0phrの範囲である。
本発明の組成物及び硬質連続気泡体の場合、炭酸カルシ
ウムの様な粉末充填剤の添加もしばしば有効に作用する
。それは発泡剤から生じる分解ガスの逃散及び/又は拡
散を支援する助剤としての作用であり、このような粉末
充填剤非添加の配合系に較べ、連続気泡孔の均質さや通
気度の安定性が優れている。
粉末充填剤としては上記の炭酸カルシウムの外、タルク
、シリカ、水酸化アルミニウム及び微粉末化木粉等が使
用される。これらの粉末充填剤の添加量は概ね1.0乃
至50.0phrの範囲であり、より好適には5.0乃
至15.0phrの範2  囲であり、過度の添加は成
形品の均質な発泡及び連続気泡性を損うので注意を要す
る。
更に本発明の組成物及び硬質連続気泡体の場合、その成
形法が押出法なので配合組成物の滑性の設計が重要とな
る。ノニオン系界面活性剤又はその代替としての低重合
度ポリオレフィン類又はワックス類も、それ自体滑性を
有するが、これらの滑剤としての作用は外部滑剤として
有効であるが、内部滑剤としての作用を満足することが
できない。従って本発明の場合には、多価アルコールの
脂肪酸エステルの様な内部滑剤の添加が好ましく、例え
ば、ヘンケル白水■製のロキシオールG−12及びG−
16等が有用である。
更に本発明においては、熱分解型有機系発泡剤の熱分解
温度を調節するための金属酸化物、例えば、酸化亜鉛等
の添加も任意に行うことができる。
更に本発明においては、DOP、BBP、TCPの如き
可塑剤の少量添加も内部滑性を高める手段としてしばし
ば有用である。
また本発明においては、酸化チタン、カーボンブラック
、クロムイエロー、ウオッチングレッド等の着色顔料の
添加は任意且つ適宜に行うことが出来る。但し、弁柄等
の鉄化合物顔料を用いる場合は配合系の発泡及び分解条
件を変化させるので、予め実験を行い、加工条件に対す
る変化の有無を確認した後に使用するべきであろう。
以上の如き本発明の塩化ビニル樹脂組成物を構成する必
須成分及び任意成分は、夫々の成形物に所望の形状(パ
イプ、板状体、棒状体等)、発泡倍率、通気度等、成形
物に要求される特性に応じて、夫々所定量を秤量又は計
量した後、高速撹拌機、例えば、ヘンシェルミキサー等
により混合及び撹拌する。
この混合及び撹拌工程は均質な本発明の配合組成物を得
るのに非常に重要な工程である。これはこれら配合組成
物を押出法により成形するに際し、組成物をホッパーか
ら押出機に供給する際、スムーズな供給を行う為に必要
であり、且つ押出機からの安定した吐出状態を維持し、
製品の発泡倍率や通気性のバラツキ防止の為に必要であ
る。
ヘンシェルミキサーでの撹拌は、80乃至110℃の温
度範囲で行うのが好ましい。この温度範囲では界面活性
剤、ワックス類及び滑剤等の成分は溶解し、塩化ビニル
系樹脂中に均一に分散且つ吸収される。また発泡剤も凝
集粒が分散され、この分散された発泡剤微粒子は一次粒
子領域で樹脂成分と均一な混合状態を形成する。またこ
の温度範囲では樹脂の部分ゲル化や発泡剤の熱分解が全
く生じないため、上記の性能を確保するのに何らの支障
も来たさない。
実際には80乃至110℃の温度に昇温した粉末組成物
は、混合及び撹拌後、冷却水で冷却されているクーラー
ミキサーに投入された後、成形用の押出機に供給される
。この冷却工程により本発明の粉末組成物は非常にサラ
サラとした流動性に極めて優れた状態となる。もし冷却
しないで80乃至110℃の温度の粉末組成物をそのま
ま押出機のホッパーに供給すると、押出機内への流下が
不安定になるばかりでなく、組成物の蓄熱によっ ゛て
樹脂の熱劣化反応が生じ、異常な温度上昇を招き、その
結果、樹脂の黒変や発泡剤の熱分解が生じるので注意を
要する。
上記の本発明の樹脂組成物の成形に用いる押出機は、ノ
ンベントタイプのもので、シングルスクリユー及びツイ
ンスクリュータイプのいずれの形式でもよい。成形時の
温度条件は、例えば、組成物中に使用した塩化ビニル系
樹脂の平均重合度が450の場合、第1図に示すシリン
ダーの各位置での温度、即ち、C,=100℃、C2=
120℃、C3=140℃、C4=150℃、C3=1
60℃、H(ヘット部)=170℃、スクリュー回転数
60rpm(スクリュー径40mm)を標準条件とする
吐出量(厚さ2闘及び幅39mmのオリフィスの場合)
は、ヘンシェルミキサーで予め前記の加工を施してない
本発明の粉末組成物では、3o0g/min、程度であ
るが、110℃で5分間加熱撹拌し、直ちに冷却して予
め加工した本発明の粉末組成物では450 g/min
、と吐出量が上記の場合の1.5倍に増加し、しかも安
定した吐出量が得られる。
この様にして得られた本発明の押出成形物は、ダイとの
接触面での摩擦により気泡が潰れ、表面に被膜を形成し
ているので、成形物の通気度の測定に際しては、この被
膜を電気カンナやグラインダー等て研削して測定する。
この通気度の測定はJISP−8117r紙及び板紙の
透気度試験法」によって行う。
この試験法の原理は100muの空気量が645mrn
’の面積の物体を通過ずる時間(秒)を測定し、この値
をもって該物体の通気度を表すもので、実際には■東洋
鯖機製作所のB型ガーレ式デンソメータ−No、158
を使用して測定する。これらの値を具体的な商品例で表
わせば、例えば、濾紙No、 2が1.5乃至1.6秒
、濾紙N003が2.6乃至2.7、濾紙No、5Cが
10.6乃至10.7秒、新聞紙が22.5乃至24.
2秒、グラスファイバー・フィルターのミリポアAP2
0−055−00か0.7乃至0.8秒である。
これに対し、本発明による硬質連続気泡体は1.0乃至
5.0秒の範囲のものが得られる。この値はNo、 2
及びNo、 3の濾紙の通気度に相当している。勿論、
この値は前記本発明の組成物の配給組成により変化させ
ることがてきるので、例えば、本発明の連続気泡体をフ
ィルター要素に用いる場合は、ミリポアAP20級のも
のから、No。
50の濾紙縁のものまて任意の通気性を有する板等の成
形物を製造することが可能である。
(実施例) 次に実施例及び比較例を挙げて本発明を更に具体的に説
明する。
実施例1及び比較例1乃至4 塩化ビニル系樹脂量を2.5Kgとして、後記第4表に
記載の配合により各配合剤を計量し、予め105乃至1
10℃に加熱しておいた9I1.のヘンシェルミキサー
内に投入し5分間撹拌した。回転数は1480rpmで
あった。5分後、直ちに冷却水を通し、740 rpm
の低速回転で10分間冷却し、組成物温度が約40℃の
本発明の粉末組成物を得た。この粉末組成物は安息角が
20°前後の非常にサラサラした粉末であった。
上記組成物も用いて、2I39mmのフラット・ダイを
ヘッド部(H)に取付けたスクリュー径40mmのシン
グルタイプ押出機(田辺プラスチック機械■製・VS4
0押出機、モーター11KW、ヒーター8.2にW)に
より押出成形を行った。加熱条件は下記第3表(第1図
参照)を標準として行った。
尚、得られた平板成形体表面には薄い平滑被膜が形成さ
れていたが、それを電気カンナで除去し、厚さ3.0m
mで直径35mmの円板として通気度を測定した。押出
物の特性については後記第4表に示した。
γ  3 − +00  120  140  150  160  
170100  120   +40  150  1
60  170スクリユ一回云 (1m60 (1)上記表のC1乃至C5は加熱ゾーンを示し、ホッ
パー直後からヘッド(H)直前までを、はぼ5等分とし
、その各々のゾーンを任意の温度に調節できるようにな
っている。
(2)フラットダイはヘッド部に組込んで使用。
後記第4表から明らかな如く、超高分子量アクリル樹脂
系加工助剤であるメタブレンP−530を用いた本発明
の実施例1では極めて優れた結果を示したが、これに対
し、通常のアクリル樹脂系加工助剤を用いたものは比較
例2がやや良好な結果を示したが、それ以外はいずれも
実用に供し得ない結果であった。比較例3の加工助剤は
一般のアクリル樹脂系加工助剤の中では比較的高分子量
の加工助剤とされているが、第4表の結果から見て、本
発明の組成物及び連続気泡体用の加工助剤としては不適
当であった。
と  4 − 塩化ビニル樹脂”l   100 100100100
100エラスレン301八”2   10  10 1
0 10 10旭工勅剤 メタブレンP−530”3  5  − − − −メ
タブレンP−501”3  −  5 − − −−カ
ネエースPA−20”4  −  − 5 −− −カ
ネエースPA−50”4−−−−−5 −L−FO3”
5        2    2  2  2  2リ
ポラン1400”6     22222リポノックス
NC−2Y”6  1   1  1 1  10キシ
オールG−16’7  2  2 2 2 2発泡剤A
W−9”8    1.5 1.51.51.51.5
重カルNS#100”9    ’  20  20 
20 20 201)外 観   OxB  △ ○ 
 ×82)セル形状   O×  △ △  ×3)透
水性    OOO△  0 4)通気度(秒) 、 1.8  oo  5.2  
>]OOo。
5)比 重   0.28 − 0.58 0.70 
−6)粘度(×103ボイズ) 29.3 22.23Q、623.613.1備  考 ゝ1 チッソ■製(平均重合度450)12  昭和電
工■製のCPE 73  三菱レイヨン■製で、P−501は通常のアク
リル系加工助剤であり、一方P−530は超高分子量ア
クリル樹脂系加工助剤である。
$4 鐘淵化学■製のアクリル樹脂系加工助剤95  
栄伸化成■製の二塩性並燐酸鉛96  ライオン■製で
、リボラン1400はアニオン系界面活性剤であり、一
方リボノックスNG−2Yはノニオン系界面活性剤であ
る。
97  ヘンケル白水■製の内部滑剤 78  水和化成■製のADCA系発泡剤99  日東
粉化■製の重質炭酸カルシウム”10特性評価は下記に
よる。
l)外観:押出品を目視により判定 O:良好、△:やや良好、×S :鮫肌状×B 二部公
的に膨れがある。
2)セル形状:押出品の断面を1]視により判定0:良
好、Δ:やや悪い、×:悪い 3)透水性:押出品の断面に赤インキで着色した水を滴
下し、その浸透状態により判定O:早い、△:やや遅い
、×:浸透せず4)通気度:■東洋精機製作新製のB型
ガーレ式デンソメータ−No、 158により測定荷重
557g、透気面積&45mrn’5)比重;計算によ
り算出 6)粘度:島津フローテスタCFT−500により測定
   荷重70Kg、測定温度180℃実施例2乃至7
及び比較例5乃至14 下記第5表に示した配合により、実施例1と同様に本発
明の組成物を調製し、これを用いて同様に押出成形を行
って本発明の連続気泡体を得た。
尚、特性評価の基準は前記第4表と同様である。
(以下余白) 1唖 三塩基性硫酸鉛   −−−22− pb−ステアレート  −−−−−− マーク0F−15”4−−   −   −   − 
 −潅一一一剣 ロキシオールG−16222222 3≧Lンe(J1j八Wへ9         3  
   3     3     3     3   
  3充道測NS#100   20  20  20
  20  20  20牲−一立 1)外観       ○  ○  ○  O○  0
2)セル形状     ○  ○  ○  ○  ○ 
 03)透水性      ○  ○  ○  O○ 
 04)通気度(秒)    2.4 3.5 3.6
 2.8 3.1 4.85)比重      0.2
8 0.33 0,34 0.30 0.33 0.4
16)粘度(xlo3cps) 40.2 38.1 
39.8 4B、5 35.2 43.3備考11:日
本合成化学■製のEVA系加工助剤(発泡系配合12:
ヘキストジャパン■製のエズデルワックス73:製鉄化
学■製の低重合度ポリエチレン“4;アデカアーガス■
製のBa−Zn系安定剤(粉末)3−−一−−−−−2 0o   OO△   △   △   OO0ooo
o    △   △   △   ○   ○   
○X    ×    ×    ×   △   △
   △   △   △   ×−−−−>100 
 >100  >100  >100  >100  
 −0.21 0.25 0,26 0.29  0.
72 0.73 0,68 0.38 0,44 0.
3345.3 41,3 46.6 42.9  21
.4 28.8 35.7 4]、7 39.3 42
.6に効果ありとされているもの) 上記第5表を参照すると実施例2と4とでは加工助剤と
してのCPEとEVA系との差異であるが、EVA系が
幾分通気度が低く出ている(秒数が犬)他はほぼ同等で
ある。これは実施例2と3との比較において、ワックス
oPを低重合度ポリエチレンに代えてもほぼ同様である
実施例5と6とは安定剤をL−FO3から三塩基性硫酸
鉛(TS)に代えた場合の例だが、実施例2に比べ殆ど
差がなく、L−FO3と同等の性能を有することが判る
実施例7は加工助剤としてのCPE又はEVAを用いな
かった例であるが、実施例1及び2の比べ通気性がやや
低く且つ比重及び粘度が高く出ているが、外観及びセル
形状とも良好で、これらの加工助剤が超高分子量アクリ
ル樹脂系加工助剤の補完的加工助剤であり、これらの添
加がなくとも実用上支障なく、本発明の優れた連続気泡
体が得られることが判る。
比較例5は鉛塩系安定剤に代えて通常の発泡用安定剤(
Ba−Zn系複合安定剤)を用いた例であり、発泡自体
は非常に優れた発泡を示すが、連続気泡体にはならない
比較例6乃至8はアニオン系界面活性剤とワックス又は
低重合度ポリオレフィンとのいずれかが添加されていな
い例であり、発泡自体は優れた発泡を示すが、連続気泡
体にならない。これらの結果からして本発明の場合には
、両者の併用が非常に好ましい要件であることが理解さ
れよう。
比較例9乃至11は鉛塩系安定剤に代えて、いわゆる鉛
塩系安定剤のステアリン酸鉛(pb−ステアレート)を
用いた例であるが、鉛塩系安定剤の場合とは全く異なる
挙動を示し、外観、セル形状及び通気度等の特性が悪く
、本発明における安定剤としては不適当であった。
比較例12及び13は鉛塩系安定剤とpb−ステアレー
トとの併用の例であるが、成形物の外観及びセル形状は
良好であるが、透水性及び通気度が悪く、実用に供し得
ないものであった。
比較例14はBa−Zn系複合安定剤とpb−ステアレ
ートとの組合せであるが、外観及びセル形状は良好であ
るが、透水性及び通気度とも悪く、全く実用に供し得な
いものであった。
(発明の効果) 以上の結果(実施例1乃至7、比較例1乃至14)から
、本発明によれば従来不可能とされていた硬質塩化ビニ
ル系樹脂製連続気泡体が押出法により容易に且つ効率よ
く得られることが理解できよう。
またこれら連続気泡体を押出法て得る場合、平均重合度
が300乃至600の範囲の樹脂、より好適には400
乃至500の範囲の懸濁重合法及び/又は塊状重合法に
よる塩化ビニル系樹脂と、超高分子量アクリル樹脂系加
工助剤の単独又は複数種の併用、アニオン系界面活性剤
とノニオン系界面活性剤との組合せ、或いはアニオン系
界面活性剤とワックス類又は低重合度ポリオレフィンと
の組合せと、ADCAの如き熱分解型有機系発泡剤と、
必要に応じ内部滑剤、充填剤、顔料等の配合例を用いる
ことか好ましく、これらの組合せにより優れた硬質塩化
ビニル系樹脂製の連続気泡体つ、5111−ノhゝ−A
−A、1.!が得られるということは驚くべきことであ
る。なぜなら」二記の配合剤は個々には夫々の分野でカ
レンダー法又は押出法で用いられる材料であり、格別、
新規な材料ではないが、上記一連の成分を組合せること
によって、容易且つ大量、安価に優れた連続気泡体が得
られるからである。
本発明による連続気泡体は、木質的に耐薬品性、耐候性
に優れ、且つ引張強度、硬さ等の材料特性の優れた硬質
塩化ビニル系樹脂によって構成されているので、暗渠排
水用埋設管、法面除水杭・管類、雑排水・汚水等の曝気
(散気)管、化学薬品濾材、腐蝕性ガス濾材等、これま
で高価なセラミック焼結体やプラスチック焼結体等しか
使用し得なかった用途に好適に使用てきるので、土木工
事、その他の産業上極めて有意義な材料を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明で使用する押出成形機における温度分布
の1例を示す図である。 1:ホッパー、   2;スクリュー 出願人 口ンシール工業株式会社 第1図 C5C4C3C2C1

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記の(a)乃至(e)の成分を必須成分とする
    ことを特徴とする硬質塩化ビニル樹脂組成物。 (a)懸濁重合法及び/又は塊状重合法による塩化ビニ
    ル系樹脂、 (b)超高分子量アクリル樹脂系加工助剤、(c)鉛塩
    系安定剤、 (d)界面活性剤及び (e)熱分解型有機系発泡剤。
  2. (2)塩化ビニル系樹脂の平均重合度が300乃至60
    0の範囲である特許請求の範囲第(1)項に記載の硬質
    塩化ビニル樹脂組成物。
  3. (3)超高分子量アクリル樹脂系加工助剤の分子量が1
    00万以上である特許請求の範囲第(1)項に記載の硬
    質塩化ビニル樹脂組成物。
  4. (4)鉛塩系安定剤が二塩基性亜燐酸鉛、三塩基性硫酸
    鉛及び鉛白からなる群から選ばれる1種又はそれ以上で
    ある特許請求の範囲第(1)項に記載の硬質塩化ビニル
    樹脂組成物。
  5. (5)界面活性剤がアニオン系界面活性剤とノニオン系
    界面活性剤との併用若しくはアニオン系界面活性剤と低
    重合度ポリオレフィン又はワックス類との併用である特
    許請求の範囲第(1)項に記載の硬質塩化ビニル樹脂組
    成物。
  6. (6)熱分解型有機系発泡剤がアゾジカルボンアミドで
    ある特許請求の範囲第(1)項に記載の硬質塩化ビニル
    樹脂組成物。
  7. (7)超高分子量アクリル樹脂系加工助剤を塩素化ポリ
    エチレンと併用する特許請求の範囲第(1)項に記載の
    硬質塩化ビニル樹脂組成物。
  8. (8)更に粉末充填剤を含有する特許請求の範囲第(1
    )項に記載の硬質塩化ビニル樹脂組成物。
  9. (9)更に顔料、滑剤等の添加剤を含有する特許請求の
    範囲第(1)項に記載の硬質塩化ビニル樹脂組成物。
  10. (10)下記の(a)乃至(e)の成分を必須成分とす
    る配合組成物を用いて押出成形方法により成形してなる
    硬質塩化ビニル樹脂製連続気泡体。 (a)懸濁重合法及び/又は塊状重合法による塩化ビニ
    ル系樹脂、 (b)超高分子量アクリル樹脂系加工助剤、(c)鉛塩
    系安定剤、 (d)界面活性剤及び (e)熱分解型有機系発泡剤。
  11. (11)塩化ビニル系樹脂の平均重合度が300乃至6
    00の範囲である特許請求の範囲第(10)項に記載の
    硬質塩化ビニル樹脂製連続気泡体。
  12. (12)超高分子量アクリル樹脂系加工助剤の分子量が
    100万以上である特許請求の範囲第(10)項に記載
    の硬質塩化ビニル樹脂製連続気泡体。
  13. (13)鉛塩系安定剤が二塩基性亜燐酸鉛、三塩基性硫
    酸鉛及び鉛からなる群から選ばれる1種又はそれ以上で
    ある特許請求の範囲第(10)項に記載の硬質塩化ビニ
    ル樹脂製連続気泡体。
  14. (14)界面活性剤がアニオン系界面活性剤とノニオン
    系界面活性剤との併用若しくはアニオン系界面活性剤と
    低重合度ポリオレフィン又はワックス類との併用である
    特許請求の範囲第(10)項に記載の硬質塩化ビニル樹
    脂製連続気泡体。
  15. (15)熱分解型有機系発泡剤がアゾジカルボンアミド
    である特許請求の範囲第(10)項に記載の硬質塩化ビ
    ニル樹脂製連続気泡体。
  16. (16)超高分子量アクリル樹脂系加工助剤を塩素化ポ
    リエチレンと併用する特許請求の範囲第(10)項に記
    載の硬質塩化ビニル樹脂製連続気発泡体。
  17. (17)更に粉末充填剤を含有する特許請求の範囲第(
    10)項に記載の硬質塩化ビニル樹脂製連続気泡体。
  18. (18)更に顔料、滑剤等の添加剤を含有する特許請求
    の範囲第(10)項に記載の硬質塩化ビニル樹脂製連続
    気泡体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011032404A (ja) * 2009-08-04 2011-02-17 Mitsubishi Plastics Inc ポリ塩化ビニル系樹脂組成物および該樹脂組成物からなる押出成形品
JPWO2021049152A1 (ja) * 2019-09-12 2021-03-18

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