JPS63205013A - 避雷碍子装置の放電電極 - Google Patents

避雷碍子装置の放電電極

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JPS63205013A
JPS63205013A JP3874387A JP3874387A JPS63205013A JP S63205013 A JPS63205013 A JP S63205013A JP 3874387 A JP3874387 A JP 3874387A JP 3874387 A JP3874387 A JP 3874387A JP S63205013 A JPS63205013 A JP S63205013A
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Japan
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snow
discharge electrode
lightning arrester
discharge
insulator
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哲也 中山
市岡 立美
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明は送電線に雷撃による異常大電流が流れたとき、
避雷機能によりそれを速やかに大地へ放電するとともに
、続流を抑制遮断して永久地絡を防止することができる
避雷碍子装置の放電電極に関するものである。
(従来の技術) 従来、送電線用避雷碍子装置として、第6図に示すよう
に、鉄塔の支持アーム1の先端部に対し、支持碍子6を
介して送電線9を支持し、上部のホーン取付金具4には
取付ブラケット13を介して避雷碍子14を垂下固定し
、その下端部に取着したホーン状をなす接地側の放電電
極18と、前記支持碍子6の下端に取着したホーン状を
なす課電側の放電電極19とを所定の放電間隙Gをもっ
て対向させていた。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、前記従来の送電線用避雷碍子装置は、課電側
の放電電極19が接地側の放電電極18に向かって斜め
上方に傾斜しているので、その1頃斜部19aに降った
雪が同傾斜部19aを下方へ移動してその基端部、つま
り課電側の吊下金具7まで至り、これが徐々に堆積して
、吊下金具7及び支持碍子6の下部表面に付着するため
、支持碍子6の絶縁強度を低下させ、雷撃時のサージ電
流が放電間隙Gでは閃絡されず、支持碍子6の沿面を閃
絡する確率が高くなるという問題がある。
又、支持碍子6の表面には塵埃を含んだ雪が多量に付着
するので、同表面の汚損も進行し易く、この点からも支
持碍子6の沿面絶縁強度を早期に低下させ、避雷碍子装
置としての信頼性に欠けるという問題がある。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) 本発明は前記問題点を解消するため、避雷碍子装置の課
電側及び接地側の放電電極のうち、傾斜部を有する放電
電極の一部に雪止鍔を設けるという手段を採っている。
(作用) 本発明は前記手段を採ったことにより、次のように作用
する。
課電側の放電電極に降った雪は傾斜部を移動した後、雪
止鍔により阻止されて傾斜部から落下するため、支持碍
子の課電例の吊下金具には堆積することはなく、従って
、支持碍子の下部表面への雪の堆積が抑制され、支持碍
子が正常な絶縁強度に保持される このため、雷撃時の
サージ電流が放電電極の放電間隙を確実に閃絡すること
になり、電気的信頼性が向上する。
(実施例) 以下、本発明を具体化した一実施例を第1図〜第2図に
基づいて説明する。
鉄塔の支持アーム1の先端部には連結金具2が固着され
、同連結金具2にはUクレビスリンク3及びホーン取付
金具4を介し゛て懸垂碍子5と直列に連結してなる支持
碍子としての)懸垂碍子連6が線路方向及び同直交方向
へ揺動可能に支持されている。この実施例では前記連結
金具2、Uクレビスリンク3及びホーン取付金具4によ
り上部吊下金具を構成している。前記懸垂碍子連6下端
部のホーン取付金具7には連結リンク8を介して送電線
9を支持する電線クランプ10が支持されている。この
実施例では前記ホーン取付金具7、連結リンク8及び電
線クランプ10により下部吊下金具を構成している。前
記ホーン取付金具4,7には、懸垂碍子連6の沿面閃絡
の損傷をできるだけ軽減するためのアーキングホーン1
1.12が装着されている。
前記支持アーム1の先端部には取付ブラケット13がボ
ルトより水平方向に固定され、同ブラケット13の先端
部下面には避雷碍子14がその接地側の電極金具15を
もってボルト16により垂下固定されている。又、避雷
碍子14の下端部、つまり課電側の電極金具17には、
ホーン状をなす接地側の放電電極18が支持されている
一方、前記ホーン取付金具7には第3図に示すようにほ
ぼ線路方向にホーン状をなす課電側の放電電極19がボ
ルトにより片持ち支持され、同放電電極19と前記放電
電極18との間には所定の気中放電間隙Gが設けられて
いる。前記放電電極18の先端部は第2図に示すように
線路直交方向から見て、はぼ円弧状に形成され、懸垂碍
子連6が線路方向に揺動しても放電間隙Gがほぼ一定に
保持されるようにしている。
前記放電電極19はその先端部へ行くほど上になる傾斜
部19aとなっており、その途中には同傾斜部19aに
降った雪が下方へ滑動するのを防止するための雪止鍔1
9bが一体に形成され、ホーン取付金具7への雪の移動
・堆積を防止するようにしている。
前記避雷碍子14は、FRP等の耐張材料により円筒状
に形成された耐圧絶縁筒(図示略)と、その内部に直列
に収容された酸化亜鉛(Z n O)を主材とする電圧
−電流特性が非直線性の限流素子(図示略)と、前記耐
圧絶縁筒の両端部に嵌合固定したキャップ状をなす課電
側及び接地側の電極金具17.15と、さらに耐圧絶縁
筒の外周に設けたゴムモールド20とより形成されてい
る。
なお、前記避雷碍子14の課電側及び接地側の電極金具
17.15にはゴムモールド20の沿面閃絡時のbl 
(iを軽減するためのアーキングリング21.22が設
けられている。
前記取付ブラケット13の上側には、冠雪制御手段とし
ての冠雪落出樋23が装着されている。
この冠雪落出樋23の両端部には係止板24゜25が形
成され、係止板24はボルト26により支持アーム1の
傾斜枠IAに締付固定され、又、係止板25はポルト2
6により取付ブラケット13の先端部に締付固定されて
いる。そして、冠雪落出樋23の底面を先端へ行くほど
下位に位置させて、雪滑り傾斜面Sとし、支持アームl
の傾斜枠IAから移動した冠雪を同(頃斜面Sに沿って
先端部へ移動し落下し、避雷碍子14への冠雪の迫り出
しを防止するようにしている。
又、前記取付ブラケット13の途中には雪返し板27が
垂直方向に溶接固定され、取付ブラケット13から避雷
碍子14側へ移動しようとする雪を落下させるようにし
ている。この雪は前記冠雪落出樋23により落下されな
かった一部の雪であるため、量は極く僅かであるが、支
持アーム1から避雷碍子14への水分の移動も防止する
ために取着されている。
次に、前記のように構成した送電線用避雷碍子装置につ
いて、その作用を説明する。
今、大規模雷撃により想定を越える異常大電流が送電線
9に印加されると、この電流は電線クランプ10、放電
電極19から放電間隙Gを経て放電電極18へ放電され
、電極金具17から避雷碍子14内の限流素子(図示路
)に流れ、接地側の電極金具15から取付ブラケット1
3を経て支持アーム1へ流れ、さらに、鉄塔に流れ大地
へ放電される。その後生じる続流は前記限流素子により
抑制遮断される。
さて、本発明実施例では放電電極19の傾斜部19aに
雪止鍔19bを設けたので、放電電極19に降った雪を
雪止鍔1gbにより落下させることができ、ホーン取付
金具7への雪の異常堆積を防止して、懸垂碍子連6への
雪による悪影響を抑制することができる。
なお、本発明は次のように具体化することも可能である
(1)第3図に示すように放電電極19を平面から見て
ヘアピン状に湾曲し、その傾斜部19aの途中に雪止鍔
19bを形成すること。
(2)第4図に示すように接地側の放電電極18の下端
部に円弧状の傾斜部18aを固着するとともに、その傾
斜部18aに対し雪止鍔18bを一体に形成すること。
前記雪止鍔18bが存在しないと、冠雪が傾斜部18a
の中央部へ移動して堆積し、これが徐々に下方へ迫り出
すため、放電間隙Gを減少させ、雷撃時の続流遮断を行
うことができないという問題があるが、この別例ではこ
れを解決することができる。
(3)第5図に示すように放電電極18をほぼ三角形状
に形成し、その各辺の傾斜部18aに雪止鍔18bを一
体に形成すること。
(4)放電電極18.19の表面にフッ素樹脂等のテフ
ロン加工を施すこと。
(5)第2図に示すようにアーキングホーン12の下端
部に雪止鍔Illを設けること。
発明の効果 以上詳述したように、この発明は放電電極の傾斜部に積
もった雪の傾斜部上での移動を阻止することができ、こ
の結果支持碍子への雪害をなくし、放電間隙で雷撃によ
るサージ電流を確実閃絡させることができ、避雷碍子装
置としての電気的信頼性を向上することができる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は放電電極のみの斜視図、第2図は本発明の放電
電極を装着した送電線用避雷碍子装置全体を示す正面図
、第3図は放電電極の別例を示す斜視図、第4図及び第
5図は放電電極の別例を示す正面図、第6図は従来の避
雷碍子装置を示す正面図である。 1・・・支持アーム、6・・・支持碍子としての懸垂碍
子連、9・・・送電線、13・・・取付ブラタ・ント1
4・・・避雷碍子、15(17)・・・接地(課電)側
の電極金具、18(19)・・・接地(課電)側の放電
電極、18a (19a)・・・傾斜部18b、19b
・・・雪止鍔。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 避雷碍子装置の課電側及び接地側の放電電極のうち
    、傾斜部を有する放電電極の一部に雪止鍔を設けたこと
    を特徴とする避雷碍子装置の放電電極。 2 前記雪止鍔は放電電極と一体に、かつ表面が滑らか
    に形成されている特許請求の範囲第1項に記載の避雷碍
    子装置の放電電極。
JP62038743A 1987-02-20 1987-02-20 避雷碍子装置の放電電極 Expired - Lifetime JP2505444B2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5883939U (ja) * 1981-11-30 1983-06-07 東北電力株式会社 送電線鉄塔における碍子凍結防止装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5883939U (ja) * 1981-11-30 1983-06-07 東北電力株式会社 送電線鉄塔における碍子凍結防止装置

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JP2505444B2 (ja) 1996-06-12

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