JPS63168923A - 送電線用避雷碍子装置 - Google Patents

送電線用避雷碍子装置

Info

Publication number
JPS63168923A
JPS63168923A JP31337786A JP31337786A JPS63168923A JP S63168923 A JPS63168923 A JP S63168923A JP 31337786 A JP31337786 A JP 31337786A JP 31337786 A JP31337786 A JP 31337786A JP S63168923 A JPS63168923 A JP S63168923A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lightning arrester
power transmission
transmission line
mounting adapter
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31337786A
Other languages
English (en)
Inventor
哲也 中山
俊幸 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NGK Insulators Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NGK Insulators Ltd filed Critical NGK Insulators Ltd
Priority to JP31337786A priority Critical patent/JPS63168923A/ja
Publication of JPS63168923A publication Critical patent/JPS63168923A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明は送電線に雷撃による異常大電流が流れたとき、
避雷機能によりそれを速やかに大地へ放電するとともに
、続流を抑制遮断して永久地絡を防止することができる
送電線用避雷碍子装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、送電線用避雷碍子装置として第4図に示すように
、鉄塔の支持アーム1に対し、送電線9用の吊下碍子4
1を支持し、同吊下碍子41から所定距離離隔した位置
に避雷碍子42を吊下固定して、同吊下碍子41及び避
雷碍子42の下端部に取付けた一対の放電電極43の間
に所定の放電間隙Gを設けたものがあった。
−(発明が解決しようとする問題点) ところが、前記従来の送電線用避雷碍子装置は、支持ア
ーム1の下面に避雷碍子42を吊下固定しているので、
塔体と避雷碍子課電端との作業上の安全離隔距離の確保
が難しく、これを確保しようとするとアーム突出長さを
大きくする必要があること、又、重汚損地区あるいは電
圧が高い線路に適用しようとすると、避雷碍子42が長
くなるため、上下の支持アーム1,1の間隔を大きくす
る必要が生じるなど、塔体の改造の必要が生じ既設の送
電線用支持碍子装置への適用が困難であるという問題が
あった。さらに、長尺化した避雷碍子を一体で製作しよ
うとすると製作方法も特殊となり、コストダウンを図る
ことができないという問題がある。加えて吊下方式のた
め避雷碍子42表面の雨洗効果が低下するという問題が
あった。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) 本発明は前記問題点を解消するため、鉄塔の支持アーム
に対し接地側の連結金具を介して支持碍子を装着し、同
支持碍子には課電側の連結金具を介して送電線を支持し
、同じく前記支持アームには取付アダプタを介して電圧
−電流特性が非直線性の限流素子を内蔵した避雷碍子を
取着し、前記課電側の連結金具に取着した放電電極と、
前記避雷碍子の課電側電極に取着した放電電極との間に
放電間隙を設けてなる送電線用避雷碍子装置において、
前記避雷碍子を複数に分割してユニソ)化し、前記取付
アダプタ側の一番目の避雷碍子ユニットを線路方向とほ
ぼ平行状に延出し、複数番目のもの以降の避雷碍子ユニ
ットをほぼ垂直状に吊下するという手段を採っている。
(作用) 本発明は前記手段を採ったことにより、次のように作用
する。
取付アダプタ側の避雷碍子ユニットが線路方向とほぼ平
行(水平)に装着されているため、塔体と避雷碍子ユニ
ットとの絶縁間隔及び避雷碍子ユニットと下側に位置す
る支持アームとの間の絶縁間隔が確保され、既設の送電
線用支持碍子装置に容易に適用される。
又、取付アダプタ側の避雷碍子ユニットに対し複数番目
以降の避雷碍子ユニットを垂直方向に吊下したので、取
付アダプタに作用する避雷碍子ユニット全体の回動モー
メントが、避雷碍子ユニットを直線状に連結するものと
比較して小さくなり、装置の機械的信頼性を向上するこ
とができる。
、さらに、取付アダプタ側の避雷碍子ユニットをほぼ水
平に支持することから、雨洗効果が高く、汚損特性が向
上する。
(実施例) 以下、本発明を具体化した一実施例を第1図〜第3図に
基づいて説明する。
鉄塔の支持アーム1の先端部には連結金具2が固着され
、同連結金具2にはUクレビスリンク3及びホーン取付
金具4を介して懸垂碍子5を直列に連結してなる支持碍
子としての懸垂碍子連6が線路方向及び同直交方向へ揺
動可能に支持されている。この実施例では前記連結金具
2、Uクレビスリンク3及びホーン取付金具4により接
地側の吊下金具を構成している。前記懸垂碍子連6下端
部のホーン取付金具7には連結リンク8を介して送電線
9を支持する電線クランプ10が支持されている。この
実施例では前記ホーン取付金具7、連結リンク8及び電
線クランプ10により課電側の吊下金具を構成している
。前記ホーン取付金具4.7には、懸垂碍子連6の沿面
閃絡の損傷をできるだけ軽減するためのアーキングホー
ン11.12が装着されている。
前記支持アーム1の先端部には取付アダプタ13がボル
トより固定され、同アダプタ13の先端側壁部13aに
は取付アダプタ側の避雷碍子ユニットとしての第1の避
雷碍子ユニット14がその接地側の電極金具15をもっ
て線路方向へほぼ水平に、かつ第1図に示すように平面
から見て線路より外側へ位相を異にするようにボルトに
より片持ち支持されている。なお、前記取付アダプタ1
3は架線補修用補助金具Kを取り外し、支持アーム1の
先端部と補修用金具にとの間に挟着固定される。
前記第1の避雷碍子ユニット14の先端部に位置する課
電側の電極金具16には連結金具17がボルトにより固
定され、該連結金具17には垂直状に吊下連結された避
雷碍子ユニットとしての第2の避雷碍子ユニット18が
その接地側の電極金具19をもってボルトにより吊下連
結されている。
又、第2の避雷碍子ユニット18の下端部に位置する課
電側の電極金具20にはホーン状の放電電極21が支持
されている。
一方、前記ホーン取付金具7には第1図に示すようにほ
ぼ線路方向にホーン状の放電電極22がボルトにより片
持ち支持され、同放電電極22と前記放電電極21との
間には所定の気中放電間隙Gが設けられている。前記放
電電極21の先端部は第3図に示すように線路方向から
見て下に凸となるように円弧状に形成され、その円弧部
21aの中心を通る垂線H上に前記放電電極22の先端
が位置するようにしている。そして、懸垂碍子連6が第
3図において線路直交方向(第3図の左右方向)に揺動
しても前記放電間隙Gがほぼ一定に保持されるようにし
ている。又、放電電極21の先端部は第1図に示すよう
に線路直交方向から見てもほぼ円弧状に形成され、懸垂
碍子連6が線路方向に揺動しても放電間隙Gがほぼ一定
に保持されるようにしている。
前記第1の避雷碍子ユニット14はFRP等の耐張材料
により円筒状に形成された耐圧絶縁筒(図示路)と、そ
の内部に直列に収容された酸化亜鉛(Z n O)を主
材とする電圧−電流特性が非直線性の尿流素子(図示路
)と、前記耐圧絶縁筒の両端部に嵌合固定したキャップ
状をなす課電側及び接地側の電極金具16.15と、さ
らに耐圧絶縁筒の外周に設けたゴムモールド23とによ
り一体状に形成されている。又、第2の避雷碍子ユニッ
ト18も第1の避雷碍子ユニ・ノド14と同様に形成さ
れている。
なお、前記取付アダプタ13の側壁部13a、連結金具
17及び第2の避雷碍子ユニ・ノド18の課電側電極2
0にはゴムモールド23の沿面閃絡時の損傷を軽減する
ためのアーキングリング24が一個の避雷碍子ユニット
に2個、計4個装着されている。
次に、前記のように構成した送電線用避雷碍子装置につ
いて、その作用を説明する。
今、雷撃により異常大電流が送電線9に印加されると、
この電流は電線クランプ10、放電電極2・2から放電
間隙Gを経て放電電極21へ放電され、電極金具20か
ら第2の避雷碍子ユニット18の限流素子(図示路)に
流れ、電極金具19、連結金具17、電極金具16、第
1の避雷碍子ユニット14の限流素子(図示路)、電極
金具15及び取付アダプター3を経て支持アーム1へ流
れ、さらに、鉄塔に流れ大地へ放電される。その後生じ
る続流は前記限流素子により抑制遮断される。
さて、前記実施例では、第1図に示すように支持アーム
1に対し第1の避雷碍子ユニット14を線路方向に、か
つ平面から見て第2図に示すように線路から外方向へ位
相を異にするように支持し、該第1の避雷碍子ユニット
14の先端部に対し、連結金具17を介して第2の避雷
碍子ユニット18を垂直に垂下固定したので、線路電圧
が太きくなって避雷碍子ユニッ)14.18が大型化・
長尺化しても避雷碍子ユニットと塔体との絶縁間隔及び
避雷碍子ユニット18と下側に位置する支持アームとの
絶縁間隔が小さくなることはなく、従って、既設の送電
線用支持碍子装置に容易に適用が可能である。又、第2
の避雷碍子ユニット18の重心位置が取付アダプタ13
側へ接近するため、第1及び第2の避雷碍子ユニットを
直列に連結た場合と比較して、取付アダプタ13の回り
に生じる避雷碍子ユニットの自重や冠雪、あるいは作業
者が乗る際、避雷碍子ユニット14や取付アダプタ13
に作用する回動モーメントを小さくし、機械的信頼性を
向上することができる。
送電線9に風圧や冠雪等による荷重が作用して、懸垂碍
子連6が揺動しても避雷碍子ユニット14゜18と無関
係に揺動するので、取付アダプタ13に無理な外力が作
用せず、従って、該アダプタ13の変形や避雷碍子ユニ
ソ)14.18の損傷を防止することができる。又、こ
の実施例では放電電極21の先端部を円弧部21aとし
たので、懸垂碍子連6が揺動しても再放電電極21. 
22の放電間隙Gがほぼ一定に保持されるため、放電特
性を安定化して信頼性を向上することができる。
さらに、本発明実施例では第1の避雷碍子ユニット14
がほぼ水平に支持されているので、その分だけ雨洗い作
用が促進され、汚損特性を向上することができる。又、
垂直状に第2の避雷碍子ユニット18を装設したので、
冠雪量を少なくすることができ、この点からも第1の避
雷碍子ユニット14に作用する回動モーメントを軽減す
ることができる。
なお、本発明は取付アダプタ13により両避雷碍子ユニ
ッ)14.18を平面から見て、送電線9から支持アー
ム1の先端方向へ変位したが、この場合には万一、送電
線9が離断して、懸垂碍子連6が上方へ異常に回動して
も、避雷碍子ユニソ)14.18へ衝突するのを防止し
て、避雷碍子ユニットの破損をなくすことができる。
なお、本発明は前記実施例に雨足されるものではなく、
例えば第1の避雷碍子ユニット14をさらに複数個の避
雷碍子ユニットに分割したり、第2の避雷碍子ユニット
18を同様に複数の避雷碍子ユニットに分割したりする
等、特許請求の範囲内で任意に変更して具体化すること
もできる。
発明の効果 以上詳述したように、この発明は避雷碍子ユニットと塔
体との間の絶縁間隔が確保され、避雷碍子ユニットと下
側に位置する支持アームとの間の絶縁間隔も確保される
ので、既設の送電線用支持碍子装置に容易に適用するこ
とができる効果がある。又、取付アダプタを介して支持
アームに作用する垂直に吊下された避雷碍子ユニットの
回動モーメントが、避雷碍子ユニットを直線状に連結す
るものと比較して小さくなり、装置の機械的信頼性を向
上することができる。さらに、避雷碍子ユニットを直線
状に連結するものと比較して取付作業や点検作業も容易
に行うことができる。加えて、水平の避雷碍子ユニット
は雨洗効果が高く、汚損特性が向上することができる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を具体化した一実施例を示す正面図、
第2図は同じく正面図、第3図は右側面図、第4図は従
来例を示す正面図である。 1・・・支持アーム、6・・・支持碍子としての懸垂碍
子連、9・・・送電線、13・・・取付アダプタ、14
・・・取付アダプタ13側の避雷碍子ユニットとしての
第1の避雷碍子ユニット、17・・・連結金具、18・
・・垂直状に連結吊下した避雷碍子ユニットとしての第
2の避雷碍子ユニット、 21.22・・・放電電極、G・・・放電間隙。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、鉄塔の支持アームに対し接地側の連結金具を介して
    支持碍子を装着し、同支持碍子には課電側の連結金具を
    介して送電線を支持し、同じく前記支持アームには取付
    アダプタを介して電圧−電流特性が非直線性の限流素子
    を内蔵した避雷碍子を取着し、前記課電側の連結金具に
    取着した放電電極と、前記避雷碍子の課電側電極に取着
    した放電電極との間に放電間隙を設けてなる送電線用避
    雷碍子装置において、 前記避雷碍子を複数に分割してユニット化し、前記取付
    アダプタ側の一番目の避雷碍子ユニットを線路方向とほ
    ぼ平行状に延出し、複数番目のもの以降の避雷碍子ユニ
    ットをほぼ垂直状に吊下したことを特徴とする送電線用
    避雷碍子装置。 2、前記取付アダプタは支持アームの先端部に対し線路
    方向と直交する方向へ延出され、平面から見て送電線の
    位置から外方へ変位されている特許請求の範囲第1項に
    記載の送電線用避雷碍子装置。
JP31337786A 1986-12-27 1986-12-27 送電線用避雷碍子装置 Pending JPS63168923A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31337786A JPS63168923A (ja) 1986-12-27 1986-12-27 送電線用避雷碍子装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31337786A JPS63168923A (ja) 1986-12-27 1986-12-27 送電線用避雷碍子装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63168923A true JPS63168923A (ja) 1988-07-12

Family

ID=18040534

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31337786A Pending JPS63168923A (ja) 1986-12-27 1986-12-27 送電線用避雷碍子装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63168923A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02186515A (ja) * 1989-01-11 1990-07-20 Ngk Insulators Ltd 送電線用避雷碍子装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02186515A (ja) * 1989-01-11 1990-07-20 Ngk Insulators Ltd 送電線用避雷碍子装置
JP2535397B2 (ja) * 1989-01-11 1996-09-18 日本碍子株式会社 送電線用避雷碍子装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN201466635U (zh) 一种复合绝缘杆塔绝缘塔头
JPH0432114A (ja) 避雷碍子装置
JPS63168923A (ja) 送電線用避雷碍子装置
JP2506099B2 (ja) 送電線用避雷碍子装置
JP2509741B2 (ja) 送電線用避雷碍子装置
JP2509598B2 (ja) 送電線用避雷碍子装置
CN201576508U (zh) 架空线路绝缘导线用避雷器绝缘子
JPS6398922A (ja) 送電線用避雷碍子装置
JPS63108620A (ja) 送電線用避雷碍子装置
JPS6280922A (ja) 耐雷ホ−ン碍子装置
JP2564332B2 (ja) 耐雷ホーン碍子装置
JP2552041B2 (ja) 避雷碍子装置
JPH0412574Y2 (ja)
JP2555100B2 (ja) 耐雷ホーン碍子装置
JP2509742B2 (ja) 送電線用避雷碍子装置
JP2656105B2 (ja) 耐雷ホーン碍子装置
JPH0752609B2 (ja) 送電線用避雷碍子装置
JPS63304535A (ja) 縦配列耐張碍子装置
JP2516297B2 (ja) 避雷碍子装置
JPS63200421A (ja) 耐雷ホ−ン碍子装置
JPS61262020A (ja) 架空送電線用避雷碍子装置
JPH0541267A (ja) 送電線路における雷撃エネルギー抑制構造
JPH07272824A (ja) 耐雷ホーン碍子装置
JPH01149326A (ja) 耐雷ホーン碍子装置
JPS62168305A (ja) 耐雷ホ−ン碍子装置