JPS61262020A - 架空送電線用避雷碍子装置 - Google Patents

架空送電線用避雷碍子装置

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JPS61262020A
JPS61262020A JP60102977A JP10297785A JPS61262020A JP S61262020 A JPS61262020 A JP S61262020A JP 60102977 A JP60102977 A JP 60102977A JP 10297785 A JP10297785 A JP 10297785A JP S61262020 A JPS61262020 A JP S61262020A
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JP
Japan
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discharge
lightning arrester
power transmission
adapter
jumper wire
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JP60102977A
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JPH0515131B2 (ja
Inventor
哲也 中山
平子 博
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NGK Insulators Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) この発明は落雷に起因する高電圧が送電線に加わったと
き、それを速やかに接地するとともに、高電圧の放電な
らびに続流アークによる送電線の溶断を防止できる架空
送電線(耐張鉄塔)用避雷碍子装置に関するものである
(従来の技術) 一般に、送電線に対して所定の気中放電間隙をもって避
雷碍子を装設する方式の避雷碍子装置において、特に碍
子表面が汚損したり、雨水等で湿潤したとき等、碍子表
面の清浄時に比べて避雷碍子の表面漏洩電流が格段に増
加し易い条件下で雷撃が生じても、避雷碍子が動作して
短時間に続流アークを遮断する必要がある。
この課題を解決するため、従来、架空送電線用避雷碍子
装置として、例えば塔体の支持アームに長幹碍子を懸垂
装着し、ジャンパー線を支持するとともに、課電側に設
けた放電電極と所定の間隙を隔てて避雷碍子を配置する
タイプのものがあった。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、前記の架空送電線用避雷碍子装置は施工に手
間を要し、コストがかかるという問題があった。又、ジ
ャンパー線を使用する耐張碍子装置においては、同ジャ
ンパー線に放電用アダプタを装着する装置はこれまでに
なかった。
この発明の目的は、ジャンパー線方式の耐張碍子装置に
適用できる構造が簡単な架空送電線用避雷碍子装置を提
供することにある。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) この発明は前記問題点を解消するため、ジャンパー線7
の下側に位置する支持アーム10に避雷碍子11を立設
固定し、少なくとも下方に指向した放電端部8cを備え
た放電用アダプタ8を前記ジャンパー線7に装着すると
ともに、前記アダプタ8の放電端部8cと、前記避雷碍
子11の上部電極12に支持する放電電極13とを所定
の気中放電間隙Gをもって対向させるという構成を採用
している。
(作用) この発明は前記手段を採用したことにより、次のように
作用する。
落雷に起因する異常高・電圧がジャンパー線に流れると
、同電圧はジャンパー線に取着された放電用アダプタの
放電端部を介して避雷碍子の放電電極に放電され、避雷
碍子に内蔵した非直線性抵抗素子を経て塔体側へ流れア
ースされる。又、その後生じる続流アークは前記気中放
電間隙と非直線性抵抗素子により遮断される。
前記放電時には、放電用アダプタを介して間接的にジャ
ンパー線と避雷碍子の放電電極との間でアークが生じる
ので、同アークによるジャンパー線への熱影響がなく、
ジャンパー線の変形や溶断が阻止される。又、放電用ア
ダプタの自重によりジャンパー線が振れにくくなる。
(実施例) 以下、この発明を具体化した一実施例を第1図〜第4図
に基づいて説明すると、鉄塔1の支持アーム2先端部に
は左右一対の耐張碍子3.4の一端が連結され、両耐張
碍子3.4には電線クランプ5を介して送電線6が連結
されている。又、前記送電線6は前記電線クランプ5に
より支持したジャンパー線7により接続されている。
前記ジャンパー線7の中央部には、導電性の金属よりな
る放電アダプタ8が装着されている。同放電アダプタ8
は、第3図に示すように、断面はぼ、〇−形状の上部及
び下部の掴持部材8a、8bを対向させ、その湾曲内側
面間にジャンパー線7を挿通させてボルト9で両掴持部
材8a、8bをジャンパー線7に締付て装着される。又
、下部の挟持部材8bの下端には一体に形成された放電
端部8cが下方に指向して設けられている。
一方、前記鉄塔1の一側には、前記支持アーム2の下方
に位置するように、取付アダプタ10が取着され、同ア
ダプタ10の先端上面には、電圧電流特性が非直線性の
抵抗素子(図示路)を内蔵した避雷碍子11が立設固定
され、同避雷碍子11の上端に位置する上部電極12に
は、横り字状をなす接地側の放電電極13が上向きに取
着され、その上端には、前記放電アダプタ8の放電端部
8cが振れても、気中放電間隙が確保されるように湾曲
形成された放電端部13aが設けられている。
この実施例は前記放電アダプタ8を課電側電極とし、避
雷碍子11の放電電極13を接地側電極として放電間隙
Gを形成する架空送電線用避雷碍子装置である。そして
、前記放電アダプタ8と放電電極13の再放電端部8c
、13aの位置関係は、水平方向に若干変位して、放電
アダプタ8から落ちた水滴が放電電極13にあたらない
ようにしている。
なお、放電間隙Gの大きさは、避雷碍子が破損導通比し
た状態でも再閉路可能な所定の値に選定されている。
第4図は鉄塔1の左側全体の避雷碍子装置の装着状態を
示す。この図から明らかなように、最上段の第一支持ア
ーム14と第二支持アーム15との第一区間、第二支持
アーム15と最下段の第三支持アーム16との第二区間
、同第三支持アーム16と取付アダプタ10との第三区
間にそれぞれ装着された放電アダプタ8と放電電極13
との水平方向の位置関係は、次のようにしている。すな
わち、第一区間において避雷碍子11を外側にし、第二
区間において避雷碍子11を内側にし、第三区間におい
て避雷碍子11を放電アダプタ8と同じ位置か若干外側
に位置させている。
又、保守、点検のため作業者が必要とするクリアランス
、つまり安全距離を確保するため、鉄塔1に最も近い前
記第三区間の避雷碍子11はジャンパー線7の取付位置
よりも外側に配置するのが望ましい。
次に、前記のように構成した架空送電線用避雷碍子装置
について、その作用を説明する。
今、送電線6に対し落雷に起因する異常高電圧が加わる
と、この電圧は送電線6から電線クランプ5を経てジャ
ンパー線7に流れ、放電アダプタ8の放電端部8cから
避雷碍子11上部に取着された放電電極13の放電端部
13aの気中放電間隙Gで放電され、さらに避雷碍子l
l内の非直線性抵抗素子を通って取付アダプタ10へ流
れ、鉄塔1を経て接地される。その後、発生する続流ア
ークは気中放電間隙及び前記非直線性抵抗素子により遮
断され、同アークによる両放電端部8c。
13aの溶断が防止される。
又、この実施例の放電アダプタ8は、従来のジャンパー
線7への装着が簡単であるとともに、ジャンパー線7か
らの放電が放電アダプタ8を介して行われるので、放電
によるジャンパー線7の溶断が防止され、ジャンパー線
7が放電アダプタ8により挟持されるので、ジャンパー
線7の素線の乱れや変形も防止される。
さらに、この実施例では避雷碍子11が取付アダプタ1
0に固定されるとともに、避雷碍子11の上部に取着さ
れた放電電極13の放電端部13aが湾曲形成されてい
るので、ジャンパー線7が風で左右に振れても、再放電
端部8c,132間の放電間隙Gが一定に保持され、所
定の放電間隙Gが確保される。
又、放電アダプタ8と放電電極13の水平方向の位置を
若干変位させたので、放電アダプタ8から滴下した雨水
が避雷碍子側の放電電極13へ当たることはなく、従っ
て放電特性を安定化することができる。
又、この発明は次のように実施することもできる。
第5図に示すように、放電アダプタ8の放電端部8cを
掴持部材8a、8bの外周部から突設すること。
この実施例では、電線に捻回が生じても放電間隙Gの大
きさが変化しないので、放電特性が向上し、気中放電が
確実に行われる。
発明の効果 以上詳述したように、この発明は既設の架空送電線の耐
張碍子装置において、課電側の放電電極として放電アダ
プタをジャンパー線に装着するので、ジャンパー線が振
れにくくなるとともに、装置のコストの軽減と施工の簡
略化ができる。さらに、ジャンパー線を放電アダプタで
掴持するので、ジャンパー線の変形を防止できる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す正面図、第2図は第
1図の右側面図、第3図はジャンパー線に装着した放電
アダプタの断面斜視図、第4図は鉄塔の片側全体を示す
正面図、第5図は放電アダプタの別例を示す側断面図で
ある。 1・・・鉄塔、2・・・支持アーム、6・・・送電線、
7・・・ジャンパー線、8・・・放電アダプタ、8c・
・・放電端部、10・・・取付アダプタ、11・・・避
雷碍子、13・・・放電電極、13a・・・放電端部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 送電線路の塔体(1)において、ジャンパー線(7
    )の下側に位置する支持アーム(10)に避雷碍子(1
    1)を立設固定し、少なくとも下方に指向した放電端部
    (8c)を備えた放電用アダプタ(8)を前記ジャンパ
    ー線(7)に装着するとともに、前記アダプタ(8)の
    放電端部(8c)と、前記避雷碍子(11)の上部電極
    (12)に支持する放電電極(13)とを所定の気中放
    電間隙(G)をもって対向させたことを特徴とする架空
    送電線用避雷碍子装置。 2 放電用アダプタ(8)はジャンパー線(7)に対し
    て着脱自在に取着した特許請求の範囲第1項に記載の架
    空送電線用避雷碍子装置。 3 放電用アダプタ(8)の放電端部(8c)は掴持部
    材(8a、8b)の外周部から突設した特許請求の範囲
    第1項に記載の架空送電線用避雷碍子装置。 4 避雷碍子(11)の放電電極(13)はジャンパー
    線(7)が振れても、前記気中放電間隙(G)をほぼ一
    定に保持し得るように湾曲形成された放電端部(13a
    )を備えた特許請求の範囲第1項に記載の架空送電線用
    避雷碍子装置。
JP60102977A 1985-05-15 1985-05-15 架空送電線用避雷碍子装置 Granted JPS61262020A (ja)

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JPH0515131B2 JPH0515131B2 (ja) 1993-02-26

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61189720U (ja) * 1985-05-15 1986-11-26

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61189720U (ja) * 1985-05-15 1986-11-26

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