JPS63198215A - 送電線用避雷碍子装置 - Google Patents

送電線用避雷碍子装置

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JPS63198215A
JPS63198215A JP2909187A JP2909187A JPS63198215A JP S63198215 A JPS63198215 A JP S63198215A JP 2909187 A JP2909187 A JP 2909187A JP 2909187 A JP2909187 A JP 2909187A JP S63198215 A JPS63198215 A JP S63198215A
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哲也 中山
淳 渥美
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明は送電線に雷撃による異常大電流が流れたとき、
避雷機能によりそれを速やかに大地へ放電するとともに
、続流を抑制遮断して永久地絡を防止することができる
送電線用避雷碍子装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、送電線用避雷碍子装置として、鉄塔の支持アーム
の先端部に対し、支持碍子を介して送電線を支持し、同
じく支持アームには取付ブラケ・ノドを水平に片持ち固
定し、その先端部下面には避雷碍子を垂下固定し、その
下端部に取着した接地側の放電電極としてのアーキング
ホーンと、前記支持碍子の下端に取着した課電側の放電
電極としてのアーキングボーンとを所定の放電間隙をも
って対向させていた。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、前記従来の送電線用避雷碍子装置は、降雨時
において、支持アームに降った雨水が支持アームの先端
部に収束して多量に流れ、これが水平の取付ブラケット
へ移動するとともに、避雷碍子へ流動し、さらに、11
0〜154KV以上の高電圧用になるとブラケットも大
型化し、これに付着した雨水が同様に避雷碍子へ流動し
、その下端のアーキングホーンから対向する課電側のア
ーキングホーンへ飛散するため、放電間隙が実質的に短
くなり、気中絶縁強度を低下するのみでなく、避雷碍子
の沿面絶縁距離も低下させるため、雷撃に続く続流の遮
断が不能になるという虞があった。
又、避雷碍子の表面には塵埃を含んだ雨水が多量に流れ
るので、同表面の汚損も進行し易く、この点からも避雷
碍子の沿面絶縁強度を早期に低下させ、避雷碍子装置と
しての信頼性に欠けるという問題がある。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) 本発明は前記問題点を解消するため、鉄塔の支持アーム
に対し支持碍子を介して送電線を吊下支持するとともに
、支持ブラケットを介して避雷碍子を下向きに支持し、
その下端部に取着した接地側の放電電極を前記送電線側
に取着した課電側の放電電極に所定の放電間隙をもって
対向した送電線用避雷碍子装置において、前記避雷碍子
の上端部、下端部あるいは避雷碍子の連結部の少なくと
も一箇所以上に水切り笠を設けるという手段を採ってい
る。
(作用) 本発明は前記手段を採ったことにより、次のように作用
する。
支持アームから取付ブラケットを介して避雷碍子側へ移
動した雨水は水切り笠により少なくとも接地側の放電電
極へは移動しないので、放電間隙を常に一定に保持して
、雷撃に続く続流が確実に遮断され、電気的信頼性が向
上する。
又、避雷碍子の上端部に水切り笠を設けた場合には、支
持アームからの雨水による避雷碍子の汚損を防1トして
その沿面絶縁強度を長期にわたって維持することができ
る。
(実施例) 以下、本発明を具体化した一実施例を第1図〜第3図に
基づいて説明する。
鉄塔の支持アーム1の先端部には連結金具2が固着され
、同連結金具2にはUクレビスリンク3及びホーン取付
金具4を介してぞ垂碍子5を直列に連結してなる支持碍
子としての懸垂碍子連6が線路方向及び同直交方向へ揺
動可能に支持されている。この実施例では前記連結金具
2、Uクレビスリンク3及びホーン取付金具4により上
部吊下金具を構成している。前記懸垂碍子連6下端部の
ホーン取付金具7には連結リンク8を介して送電線9を
支持する電線クランプ10が支持されている。この実施
例では前記ボーン取付金具7、連結リンク8及び電線ク
ランプ10により下部吊下金具を構成している。前記ホ
ーン取付金具4,7には、懸垂碍子連6の沿面閃絡の損
傷をできるだけ軽減するためのアーキングホーン11.
12が装着されている。
前記支持アーム2の先端部には取付ブラケット13がボ
ルトより水平方向に固定され、同アダプタ13の先端部
下面には第一の避雷碍子14Aがその接地側の電極金具
15をもってポルト16により垂下固定されている。又
、第一の避雷碍子14Aの下端部、つまり課電側の電極
金具17には第二の避雷碍子14Bがその接地側の電極
金具15をもってポルト16により垂下固定され、さら
に第二の避雷碍子14Bの下端部の課電側の電極金具1
7にも第三の避雷碍子14Cがボルト16により垂下固
定されている。第三の避雷碍子14Cの下端部に設けた
課電側の電極金具17にはホーン状をなす接地側の放電
電極18が支持されている。
一方、前記ホーン取付金具7には第3図に示すようにほ
ぼ線路方向にホーン状をなす課電側の放電電極19がボ
ルトにより片持ち支持され、同放電電極19と前記放電
電極18との間には所定の気中放電間隙Gが設けられて
いる。前記放電電極17の先端部は第3図に示すように
線路直交方向から見て、はぼ円弧状に形成され、懸垂碍
子連6が線路方向に揺動しても放電間隙Gがほぼ一定に
保持されるようにしている。
前記第一〜第三の避雷碍子14A〜14Cは、FRP等
の耐張材料により円筒状に形成された耐圧絶縁筒(図示
路)と、その内部に直列に収容された酸化亜鉛(Z n
 O)を主材とする電圧−電流特性が非直線性の限流素
子(TI!J示略)と、前記耐圧絶縁筒の両端部に嵌合
固定したキャップ状をなす課電側及び接地側の電極金具
17.15と、さらに耐圧絶縁筒の外周に設けたゴムモ
ールド20とより形成されている。
なお、前記第一〜第三の避雷碍子14A〜14Cの課電
側及び接地側の電極金具17.15にはゴムモールド2
0の沿面閃絡時の損傷を軽減するためのアーキングリン
グ21.22が設けられている。
前記第一の避雷碍子14Aの上端部には導電性材料より
なる第一の水切り笠23が装着されている。この第一の
水切り笠23は第2図に示すようにほぼ円錐台形状に形
成され、その上端水平部23aにはボルト16の挿通用
透孔23bが透設されている。そして、前記取付ブラケ
ット13と電極金具15との間に第一の水切り笠23の
水平部23aを介在させた状態で前記ボルト16により
取付ブラケット13、水切り笠23及び第一の避雷碍子
14Aを互いに締付固定している。
又、第一と第二の避雷碍子14A、14Bの連結部及び
第二と第三の避雷碍子14B、ICの連結部にも、前記
第一の水切り笠23と同様の第二及び第三の水切り笠2
4.25が介在され、ボルト16により締付固定され、
さらに第三の避雷碍子14C下端の電極金具17には第
四の水切り笠26がボルト16により締付固定されてい
る。
前記第一〜第四の水切り笠23〜26の外径は、第一か
ら第四へ行くほど小径となっている。この理由は上位の
水切り笠の外周縁から滴下された雨水が下位の水切り笠
に当たらないようにするためである。
次に、前記のように構成した送電線用避雷碍子装置につ
いて、その作用を説明する。
今、大規模雷撃により想定を越える異常大電流が送電線
9に印加されると、この電流は電線クランプ10、放電
電極19から放電間隙Gを経て放電電極18へ放電され
、電極金具17から第三の避雷碍子14C内の限流素子
(図示路)に流れ、接地側の電極金具15から第二の避
雷碍子14Bへ流れ、さらに第一の避雷碍子14Aの限
流素子に流れ、電極金具15、取付ブラケット13を経
て支持アーム1へ流れ、さらに、鉄塔に流れ大地へ放電
される。その後生じる続流は前記限流素子により抑制遮
断される。
さて、前記実施例では、第一〜第三の限流素子14A〜
14Cの最上端部、各避雷碍子の連結部及び最下端部に
対し、第一〜第四の水切り笠23〜26を設けたので、
支持アーム1から取付ブラケラト13へ移動した雨水は
、第一の水切り笠23により外側方へ放散され、従って
、第一〜第三の避雷碍子14A〜14Cに移ることがな
く、各避雷碍子の表面絶縁強度が確保される。又、第一
〜第三の避雷碍子14A〜14Cに直接かかった雨水は
第二〜第四の水切り笠24〜26により外側方へ放散さ
れるので、各避雷碍子の沿面絶縁強度が確保される。
一方、接地側の放電電極18には第一〜第三の避雷碍子
14A〜14C上の雨水が伝うことはなく、このため、
接地側及び課電側の放電電極18゜19の放電間隙Gの
気中絶縁距離を、降雨時にも適正に維持することができ
、電気的信頼性を向上することができる。
なお、本発明は次のように具体化することも可能である
なお、前記実施例では水切り笠23〜26を導電性材料
により形成したが、この場合には各避雷碍子14A〜1
4Cのアーキングリング21゜22の電界を緩和し、コ
ロナの発生を抑制することができると同時に限流素子の
電圧分担を均一にすることができる。
(1)前記水切り笠23〜26を絶縁材料により形成す
ること。
(2)前記水切り笠23〜26の外周面に水を一箇所へ
集中させるための凸部を形成すること。
ζ3)水切り笠23〜26の形状を、平板状にしてその
外周縁を斜状に形成したり、単に偏平状に形成したり、
その他任意の形状にすること。
(4)第一〜第四の水切り笠23〜26の外径を、第一
から第四の水切り笠へいくに従い大きくなるようにした
り、全部同じ外径になるようにしたりすること。
(5)水切り笠の位置を避雷碍子14A〜14Cの最下
端又は最上端のみにしたり、避雷碍子の連結部のみにし
たり、避雷碍子の最上端と最下端の三箇所にしたりする
こと。又、避雷碍子を一個とし、その上下両端部に水切
り笠を設けること。
発明の効果 以上詳述したように、この発明は支持アームから取付ブ
ラケットを介して避雷碍子側へ移動した雨水は水切り笠
により少なくとも接地側の放電電極へは移動しないので
、接地側及び課電側の放電電極間の放電間隙を常に一定
に保持して、雷撃に続く続流遮断を確実に行い、電気的
信頼性を向上することができる効果がある。
又、避雷碍子の上端部に水切り笠を設りた場合には、避
雷碍子の汚損を防止してその沿面絶縁強度を長期にわた
って維持することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を具体化した一実施例を示す要部の正面
図、第2図は水切り笠の拡大斜視図、第3図は送電線用
避雷碍子装置全体を示す正面図である。 1・・・支持アーム、6・・・支持碍子としての懸垂碍
子5.9・・・送電線、13・・・取付ブラケット14
A〜14C・・・第一〜第三の避雷碍子15(17)・
・・接地(課電)側の電極金具16・・・ボルト、18
(19)・・・接地(課電)側の放電電極、23〜26
・・・第一〜第四の水切り笠G・・・放電間隙。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、鉄塔の支持アームに対し支持碍子を介して送電線を
    吊下支持するとともに、支持ブラケットを介して避雷碍
    子を下向きに支持し、その下端部に取着した接地側の放
    電電極を前記送電線側に取着した課電側の放電電極に所
    定の放電間隙をもって対向した送電線用避雷碍子装置に
    おいて、前記避雷碍子の上端部、下端部あるいは避雷碍
    子の連結部の少なくとも一箇所以上に水切り笠を設けた
    ことを特徴とする送電線用避雷碍子装置。 2、前記避雷碍子は複数直列に連結され、それらの避雷
    碍子の各連結部及び最上端部、最下端部にはそれぞれ水
    切り笠が取着され、最上端部から最下端部になるほど水
    切り笠の笠径を小さくした特許請求の範囲第1項に記載
    の送電線用避雷碍子装置。 3、前記水切り笠はほぼ円錐台形状に形成されている特
    許請求の範囲第1項に記載の送電線用避雷碍子装置。 4、水切り笠は導電性材料により形成されている特許請
    求の範囲第1項〜第3項のうちいづれか1項に記載の送
    電線用避雷碍子装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007282428A (ja) * 2006-04-10 2007-10-25 Asahi Electric Works Ltd 架空絶縁電線の引留構造
CN112117065A (zh) * 2020-09-22 2020-12-22 江西省萍乡市南溪电瓷电器制造有限公司 一种瓷绝缘子的防水装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5135096A (ja) * 1974-09-20 1976-03-25 Hitachi Ltd Denryokugaikan

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