JPS63204591A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPS63204591A
JPS63204591A JP62035549A JP3554987A JPS63204591A JP S63204591 A JPS63204591 A JP S63204591A JP 62035549 A JP62035549 A JP 62035549A JP 3554987 A JP3554987 A JP 3554987A JP S63204591 A JPS63204591 A JP S63204591A
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JP
Japan
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writing
read
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JP62035549A
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English (en)
Inventor
Norio Nakagawa
中川 典夫
Shigeki Morinaga
茂樹 森永
Mamoru Oba
衛 大場
Eiki Kondo
近藤 栄樹
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Hitachi Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、半導体記憶装置に関するもので、たとえば
、2つの信号経路を介して2つのプロセッサから任意に
アクセス可能なデュアル・ポート・RAM (ランダム
・アクセス・メモリ)に利用して有効な技術に関するも
のである。
〔従来の技術〕
互いに非同期で動作するマルチプロセッサシステムにお
いては、2つのマイクロプロセッサ間のデータ通信等の
ために、これら2つのプロセッサの両方から任意にアク
セス可能なデュアル・ポート・RAM (以下、単にD
P−RAMと称する。
)が用いられる。このようなデュアル・ポート・RA 
Mに関しては、例えば、aliオーム社、昭和60年1
2月25日発行「マイクロコンピュータハンドブック」
頁679がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記のようなりP−RAMにおいては、2つのプロセッ
サによるメモリアクセスの競合が住じると、一方のプロ
セッサによる書き込み/読み出しが終了するまでの間、
他方のプロセッサ側が待ち状態になり、データ転送等の
高速化が妨げられる大きな原因となっている。
この発明の目的は、メモリ管理の筒素化とそのデータ転
送の高速化を実現した半導体記憶装置を提供することに
ある。
この発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、
この明細書の記述および添付図面から明らかになるであ
ろう。
〔問題点を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、下記のとおりである。すなわち、
2つの信号経路によって少なくとも2つのプロセッサか
らそれぞれ任意にアクセス可能にされるデュアル・ポー
ト・RAMにおいて、一方のプロセッサ側から一方の記
憶領域に対して書き込みが可能にされ、他方の記憶領域
に対して読み出しが可能にされ、他方のプロセッサ側か
ら上記他方の記憶領域に対して書き込みが可能にされ、
上記一方の記憶領域に対して読み出しが可能にされる少
なくとも2つに分割された記憶領域を持ち、1つのメモ
リセルに対して2つのプロセッサからのメモリアクセス
に対してそれぞれ独立にその選択動作が可能とされよう
二重に設けられるワード線及びデータ線を持つメモリア
レイを用いる。
〔作 用〕
上記した手段によれば、記憶領域の分割によって2つの
プロセッサからの同じメモリセルに対する書き込み動作
が競合することがないから、その読み出し/書き込みが
平行して同時に可能となり、メモリ管理が簡便になると
ともにデータ転送のための書き込み/読み出し動作の高
速化が図られる。
〔実施例1〕 第1図には、この発明に係るデュアル・ポート・RAM
の一実施例のブロック図が示されている。
同図の各回路ブロックは、公知の半導体集積回路の製造
技術によって、例えば単結晶シリコンのような一個の半
導体基板上において形成される。
この実施例におけるデュアル・ポート・RAMは、左右
2つのアドレスバスABA、ABB及びデータバスDB
A、DBBからなるバス(信号経路)を介して、それぞ
れ2つのマイクロプロセッサMPUAおよびMPUBに
接続される。このデュアル・ポート・RAMにおけるメ
モリ回路は、次のメモリアレイを持つ。メモリアレイは
、特に制限されないが、2つに分割されたメモリブロッ
クMへ及びMBから構成される。上記メモリブロックM
A及びMBからなるメモリアレイは、例えば、全体で3
2ビツト×64ワードの記憶容量を持ち、メモリブロッ
クMAとMBとは、それぞれ半分の32ビツト×32ワ
ードづつの記憶容量を持つように分割される。
上記メモリアレに用いられる1つのメモリセルは、第2
図に示すように、それぞれ2組のワード線と、2組の相
補データ線対とが設けられることによって二重に選択可
能にされる。すなわち、メモリセルは、その入力と出力
とが交差接続された2つのインバータ回路Nl、N2か
らなるラッチ回路を持つ。このラッチ回路の一対の入出
力端子と一方の相補データ線対DA、DAとの間には、
一方のワード1faWAにゲートが結合された伝送ゲー
トMO3FETQ3及びQ4が設けられる。また、上記
ラッチ回路の一対の入出力端子と他方の相補データ線対
DB、DBとの間には、他方のワード線WBにゲートが
結合された伝送ゲートM。
5FETQI、Q2が設けられる。それ故、メモリアレ
イは、64本からなる2組のワード線と、32対からな
る2組の相補データ線を持つ。上記32対からなる相補
データ線の一方の相補データ線対は、マイクロプロセッ
サMPUAのデータバスDBAに対応して設けられるそ
れぞれ32個からなる読み出し/書き込みアンプRWA
Aに結合される。すなわち、上記32対の相補データ線
は、上記読み出し/書き込みアンプRWAAを構成する
読み出しアンプの入力端子及び書き込みアンプの出力端
子に結合される。上記読み出しアンプの出力端子と書き
込みアンプの入力端子は、と記32ビット(本)からな
るデータバスDBAに結合される。
上記32対からなる相補データ線の他方の相補データ線
対は、マイクロプロセッサMPUBのデータバスDBB
に対応して設けられるそれぞれ32個からなる読み出し
/書き込みアンプRWABに結合される。すなわち、上
記32対の相補データ線は、上記読み出し/aき込みア
ンプRWA Bを構成する読み出しアンプの入力端子及
び書き込みアンプの出力端子に結合される。上記読み出
しアンプの出力端子と書き込みアンプの入力端子は、上
記32ビツト(本)からなるデータバスDBBに結合さ
れる。
上記メモリアレイは、各プロセッサMPUA。
MPUBに対応して、2組のアドレスデコーダDCRA
、DCRBが設けられる。すなわち、一方のマイクロプ
ロセッサMPUAから供給されるアドレス信号は、アド
レスランチ回路ALAを介してアドレスデコーダDCR
Aの入力端子に供給される。このアドレスデコーダD 
CR、Aは、上記アドレスランチ回路ALAを介して供
給されたアドレス信号を解読して上記一方の組の64本
のうちの一方の組の1つのワード線の選択信号を形成す
る。この実施例では、特に制限されないが、上記ワード
線の数が64本あるにもかかわらず、1/32の選択信
号を形成する。それ故、アドレスラッチ回路ALAから
は、5ビツトからなるアドレス信号が供給される。上記
アドレスデコーダ回路DCRAには、マイクロプロセッ
サMPUAから供給される制御信号WE及びCSを受け
る制御回路C0NTAから供給される読み出し/書き込
み制御信号R/Wが供給される。これにより、アドレス
デコーダDCRAは、制御信号R/Wが書き込み動作を
指示したなら、上記1/32の選択信号は、メモリブロ
ックMAに含まれる32本のうちの1つのワード線の選
択動作を行う。また、上記アドレスデコーダDCRAは
、制御信号R/Wが読み出し動作を指示したなら、上記
l/32の選択信号は、メモリブロックMBに含まれる
32本のうちの1つのワード線の選択動作を行う。
また、他方のマイクロプロセッサMPtJBから供給さ
れるアドレス信号は、アドレスランチ回路ALBを介し
てアドレスデコーダDCRBの入力端子に供給される。
このアドレスデコーダDCRBは、上記アドレスラッチ
回路ALBを介して供給されたアドレス信号を解読して
上記一方の組の64本のうちの他方の組の1つのワード
線の選択信号を形成する。上記同様に他方の組のワード
線の数が64本あるにもかかわらず、1/32の選択信
号を形成する。それ故、アドレスラッチ回路ALBから
は、5ビツトからなるアドレス信号が供給される。上記
アドレスデコーダ回路DCRBには、マイクロプロセッ
サMPUBから供給される制御信号WE及びCSを受け
る制御回路C0NTBから供給される読み出し/書き込
み制御信号R/Wが供給される。これにより、アドレス
デコーダDCRAは、制御信号R/Wが書き込み動作を
指示したなら、上記1/32の選択信号は、メモリブロ
ックMBに含まれる32本のうちの1つのワード線の選
択動作を行う。また、上記アドレスデコーダDCRBは
、制御信号R/Wが読み出し動作を指示したなら、上記
1/32の選択信号は、メモリブロックMAに含まれる
32本のうちの1つのワード線の選択動作を(テう。
このように、上2つに分割されたメモリブロックMA及
びMBのうち、メモリブロックMAに対しては、マイク
ロプロセッサMPUA側から書き込みが行われる対して
、マイクロプロセッサMPUBからは読み出しが行われ
る。また、メモリブロックMBに対しては、マイクロプ
ロセッサMPUA側から読み出しが行われる対して、マ
イクロプロセッサMPUBからは書き込みが行われる。
このように1つのメモリセルに対して二重の選択経路を
設けるとともに、その記憶領域を分割して書き込み/読
み出しを制限することによって、2つのマイクロプロセ
ッサMPUAとM P U Bとのメモリアレイに対す
る同時アクセスが可能とされる。すなわち、2つのマイ
クロプロセッサMP[JA(!:MPUBとが、同じメ
モリセルに対してアクセスしても、一方のマイクロプロ
セッサMP UA(又はMPUB>から書き込み動作が
行われるとき、他方のマイクロプロセッサMPUB (
又はMPUA)からは読み出しが行われるため、何等不
都合なく両アクセスを同時に行うことができる。
また、両マイクロプロセッサMPUAとMPUBから同
時に書き込みアクセスが行われる場合、メモリブロック
MAとMBのように常に異なるアドレスが割り当てられ
るメモリセルに対して書き込み動作が行われるため、再
動作を同時に並行して行うことができる。
これによって、両マイクロプロセッサPMPUA及びM
PUBから同時に平行してメモリアレイに対するアクセ
スが可能となる。したがって、従来のDP−RAMのよ
うに、一方のマイクロプロセッサMPUA (MPUB
)がメモリアクセスを行っている間、他方のマイクロプ
ロセッサMPUB(又はMPUA)が待ち状態にされる
ことがないから、高速なデータ転送動作が可能になる。
なお、上記メモリブロックMAとMBに対して同じアド
レスを割り当てるものとじてか、これに限定されるもの
ではなく、アドレスデコーダDCRA及びDCRBに6
ビツトのアドレス信号を供給して1/64の選択信号を
形成するものとしてもよい。この場合には、マイクロプ
ロセッサMPUAからメモリブロックMAに対応したア
ドレス選択を行うときには、書き込み動作を指示し、メ
モリブロックMBに対応したアドレス選択を行うときに
は読み出し動作を指示するようにすればよい。また、マ
イクロプロセッサMPUBからメモリブロックMBに対
応したアドレス選択を行うときには、書き込み動作を指
示し、メモリブロックMAに対応したアドレス選択を行
うときには読み出し動作を指示するようにすればよい。
〔実施例2〕 第3図には、この発明に係るデュアル・ボート・RAM
の他の一実施例のブロック図が示されている。
上記第1図の実施例においては、マイクロプロセッサM
PUA (又はMPUB)からマイクロプロセッサMP
UB(又はMPUA)に対してデータ転送を行う場合、
伝えるべきデータが格納された先頭アドレスと、ワード
数等の付属情報を伝えるメイルボックスが必要になる。
また、マイクロプロセッサMPUA (又はMPUB)
からマイクロプロセッサMPUB (又はMPUA)に
対してデータ転送を行う場合、書き込まれたデータが相
手方において読み出しがなされた否かの判定が必要にな
る。このようなメモリ領域に保持されたデータの管理が
複雑になる。
そこで、この実施例では、前記アドレスデコーダDCR
A及びDCRBに対してレジスタ又はカウンタ回路によ
り構成されるアドレスポインタにより形成されるアドレ
ス情報が伝えられる。それ故、上記アドレスラッチ回路
やアドレスバスが省略され、上記アドレスポインタを含
む次の制御回路CBが新たに付加される。
マイクロプロセッサMPUA及びMPUBからは、上記
制御回路CBに対して書き込み要求信号ArN、BIN
及び読み出し要求信号A OUT。
BOUTが供給される。また、制御回路CBからは上記
マイクロプロセッサMPUA、MPUBに対して、その
書き込み要求及び読み出し要求に対応してデータの書き
込みための空エリアが無いことを示すフル(Full)
信号AF、BF及び転送すべきデータが格納されていな
いことを示すエンプティ(Empty)信号AE、BE
が返答される。
上記制御回路CBは、書き込み、/読み出しが可能なら
、後述するようなアドレスポインタが示すアドレス情報
をアドレスデコーダDCRA及びDCRBに供給する。
また、その読み出し要求/書き込み要求信号に応じた読
み出し/書き込み制御信号R/Wを形成して、前記同様
な読み出し/書き込みアンプRWAA、RWABに伝え
る。例えば、上記制御信号R/Wがハイレベルなら、読
み出しアンプが動作状態にされ、相補データ線の信号を
増幅して対応するデータバスDBA又はDBBに伝える
。また、上記制御信号R/Wがロウレベルなら書き込み
アンプが動作状態にされ、それに対応したデータバスD
BA又はDBBの信号を増幅してメモリアレイの相補デ
ータ線に伝える。
これにより、ワード線が選択状態のメモリセルに対して
書き込み動作が行われる。このことは、前記第1図の回
路においても同様である。
第4図には、上記読み出し/書き込み用のアドレスポイ
ンタの一実施例のブロック図が示されている。
レジスタからなるアドレスポインタPTXは、書き込み
用のアドレス情報を形成する。このアドレスポインタP
TXの出力信号は、例えば前記他方のアドレスデコーダ
DCRA (又はDCRB)に供給されることの他、歩
進回路ICI及び比較回路CMP2の一方の入力に供給
される。+1の歩進動作を行うための上記歩進回路IC
Iの出力信号は、次の古き込みアドレス情報を保持する
レジスタPTX’ に供給される。このレジスタPTX
°の出力信号は、比較回路CMPIの一方の入力に供給
されるとともに、上記アドレスポインタPTXの入力に
供給されることによってその歩進動作が行われる。
上記歩進回路IC1は、例えばマイクロプロセッサMP
UB (マイクロプロセッサMPUA)側からの書き込
み要求信号BIN(又はAIN)に従って形成される書
き込み信号BW(又はAW)を受けて、アドレスポイン
タPTXに保持されたアドレス情報に+1の加算を行い
、レジスタPTX°に書き込む。なお、アドレスポイン
タXPTは、図示しない書き込み終了信号によりにより
上記レジスタPTX’ に保持されたアドレス情報の取
り込みを行う。これによって、マイクロプロセッサMP
UB (又はMPUA)からの1ワードの書き込み毎に
、書き込みアドレスの歩道動作が行われるものとなる。
レジスタからなるアドレスポインタPTYは、読み出し
用のアドレス情報を形成する。このアドレスポインタP
TYの出力信号は、例えば前記アドレスデコーダDCR
A (又はDCRB)に供給されることの他、歩進回路
IC2及び比較回路CMP1.CMP2の他方の入力に
供給される。+1の歩進動作を行うための上記歩道回路
IC2の出力信号は、上記アドレスポインタPTYの入
力として供給されることによってその歩進動作が行われ
る。
上記歩進回路IC2は、例えばマイクロプロセッサMP
UA (又はMPUB)側からの読み出し要求信号AO
UT (又はBOUT)に従って形成される読み出し信
号AR(又はBR)を受けて、アドレスポインタPTY
に保持されたアドレス情報に+1の加算を行う。この歩
進回路IC2により形成される+1された歩進情報は、
図示しない読み出し終了信号によりによりアドレスポイ
ンタPTYに取り込まれる。これによって、マイクロプ
ロセッサMPUA (又はMPUB)からの1ワードの
読み出し毎に、読み出しアドレスの歩進動作が行われる
ものとなる。
上記比較回路CMP 1は、その再入力信号が一致した
ときマイクロプロセッサMPUB (又はMPUA)か
らの書き込み要求に対応してデータの書き込みための空
エリアが無いことを示す信号BF(又はAF)を形成す
る。上記比較回路CMP2は、その再入力信号が一致し
たときマイクロプロセッサMPUA (又はMPUB)
からの読み出し要求に対応して転送すべきデータが格納
されていないことを示す信号AE(又はBE)を形成す
る。
なお、上記括弧で示したマイクロプロセッサ及びその信
号に応じて上記第3図に示したのと同様な回路がもう1
組設けられるものである。
次に、この実施例回路の動作を次に説明する。
第4図において、例えばマイクロプロセッサMPUBか
ら書き込み要求信号BINが供給されると、比較回路C
PMIはその書き込み要求に対応したアドレス情報が保
持されているレジスタPTX” (このときPTX=P
TX’ )と読み出しアドレスを示すアト【ノスポイン
タPTYとが一致したときには、書き込むべきアドレス
に転送すべきデータが相手方のマイクロプロセッサMP
UAにおいて読み出しが終了してないことを示すフル信
号BFを送出する。これによって、上記転送未完了のデ
ータがマイクロプロセッサMPUBからの書き込みによ
って破壊されてしまうのが防止できる。上記両アドレス
が不一致なら、マイクロプロセッサMPUBからの書き
込み要求が受は付けられ、上記アドレスポインタPTX
が示すアドレス(メモリブロックMBの1つのワード線
)のメモリセルに書き込みがなされる。これと同時に、
歩進回路ICIが+1のアドレス歩進情報を形成してレ
ジスタPTX’ に供給する。上記1ワ一ド分の書き込
み動作が終了すると、上記レジスタPTX° のアドレ
ス情報がアドレスポインタPTXに取り込まれ、次に書
き込むべきアドレス情報が設定される。以下、同様にし
て上記信号BFが返答されない限り、マイクロプロセッ
サMPUBからメモリブロックMBに対する複数ワード
分の書き込み動作が行われる。このことば、上記同様な
他の回路によるマイクロプロセッサMPUAからメモリ
ブロックMAに対する書き込み動作においても同様であ
る。
また、第4図において、例えばマイクロプロセッサMP
UAから読み出し要求信号AOUTが供給されると、比
較回路CPM2はその読み出し要求に対応したアドレス
情報が保持されているレジスタPTYと書き込みアドレ
スを示すアドレスポインタPTXとが一致したときには
、マイクロプロセッサMPUB側からの転送すべきデー
タが格納されいないことを示す信号AEをを送出する。
これによって、上記無意味なデータが転送データとして
マイクロプロセッサMPUA側に伝えられてしまうこと
が防止できる。上記両アドレスが不一致なら、マイクロ
プロセッサMPUAからの読み出し要求が受は付けられ
、上記アドレスポインタPTYが示すアドレス(メモリ
ブロックMBの1つのワード線)のメモリセル保持され
たデータが読み出される。これと同時に、歩道回路IC
2が+1のアドレス歩進情報を形成し、上記1ワ一ド分
の読み出し動作が終了すると、その歩進されたアドレス
情報がアドレスポインタPTYに取り込まれ、次に読み
出すべきアドレス情報が設定される。以下、同様にして
上記信号AEが返答されない限り、マイクロプロセッサ
MPUAからメモリブロックMBに対する複数ワード分
の読み出し動作が行われる。このことは、上記同様な他
の回路によるマイクロプロセッサMPUBからメモリブ
ロックMAに対する読み出し動作においても同様である
この実施例では、上記のようなアドレスポインタ及び比
較回路によって、メモリブロックMA及びMBのデータ
読み出し及び書き込みの管理が行われるためデータ転送
動作の簡素化が図られる。
すなわち、マイクロプロセッサMPUA又はMPUは、
転送すべきデータの書き込み要求し、それが許可された
とき書き込みを行う。また、マイクロプロセッサMPU
B又はMPUAは、受は取るべきデータの読み出し要求
を行い、それが受は付けられたとき読み出し動作を行う
という簡単な手続きによりデータ転送が可能になる。な
お、制御回路CBは、転送すべきデータの書き込み終了
を判定して、相手方のマイクロプロセッサにその読み出
しを指示する割り込み要求信号を送出するものである。
上記実施例から得られる作用効果は、下記の通りである
。すなわち、 (1)2つの信号経路によって少なくとも2つのプロセ
ッサからそれぞれ任意にアクセス可能にされるデュアル
・ボート・RAMにおいて、一方のプロセッサ側から一
方の記憶領域に対して書き込みが可能にされ、他方の記
憶領域に対して読み出しが可能にされ、他方のプロセッ
サ側から上記他方の記憶領域に対して書き込みが可能に
され、上記一方の記憶領域に対して読み出しが可能にさ
れるように少なくとも記憶領域を2つに分割すると共に
、1つのメモリセルに対して2つのプロセッサからのメ
モリアクセスに対してそれぞれ独立にその選択動作が可
能とされよう二重に設けられるワード線及びデータ線を
持つメモリアレイを用いることにより、2つのプロセッ
サからの同じメモリセルに対する書き込み動作が競合す
ることがないから、その読み出し/書き込みが平行して
同時に可能となり、メモリ管理が簡便になるとともにデ
ータ転送のための書き込み/読み出し動作の高速化が図
られるという効果が得られる。
(2)上記分割されるメモリブロックのアドレス選択を
、書き込み用及び読み出し用のアドレスポインタにより
形成するとともに、そのアドレス情報の比較によって、
書き込み/読み出し許可の判定を行うことによって、各
プロセッサにおいてはメモリブロックのアドレス管理を
必要しないから、転送すべきデータの書き込み/FAみ
出しが大幅に簡素化できるという効果が得られる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、この発明は上記実施例に限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可
能であることはいうまでもない。例えば、メモリアレイ
において、相補データ線に対してカラムスイッチ回路を
設けて、選択されたワード線に結合されるメモリセルの
うち、選択されるデータ線に結合されるメモリセルに対
して読み出し/書き込み動作を行うようにするものであ
ってもよい。また、メモリセルは、上記のように完全ス
タティック型メモリセルの他、そのゲートとドレインと
が交差接続された記憶用MO3FETのドレインに、そ
の記憶情報の保持に必要な微小電流を供給するような高
抵抗等を設けたもの等であってもよい。第4図の実施例
回路において、アドレスポインタは、カウンタ回路から
構成されるものであってもよい。
また、メモリブロックは、2対以上の複数対に分割して
、そのブロック対毎に相手方に対する割り込み要求信号
を発生させるようにするものであってもよい。
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明
をその背景となった利用分野であるマルチプロセッサシ
ステムにおけるデュアル・ポート・RAMに適用した場
合について説明したが、それに限定されるものではなく
、例えば、浮動小数点演算ユニット等のように独立に動
作する複数のプロセッサ間のデータ転送に利用するもの
、通信用の半導体集積回路装置に内蔵されるデータ転送
回路等及び各種コミュニケーションバッファ等として広
く利用できるものである。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記のとおりであ
る。すなわち、2つの信号経路によって少なくとも2つ
のプロセッサからそれぞれ任意にアクセス可能にされる
デュアル・ポート・RAMにおいて、一方のプロセッサ
側から一方の記憶領域に対して書き込みが可能にされ、
他方の記憶領域に対して読み出しが可能にされ、他方の
プロセッサ側から上記他方の記憶領域に対して書き込み
が可能にされ、上記一方の記憶領域に対して読み出しが
可能にされるように少なくとも記憶領域を2つに分17
すると共に、1つのメモリセルに対して2つのプロセッ
サからのメモリアクセスに対してそれぞれ独立にその選
択動作が可能とされよう二重に設けられるワード線及び
データ線を持つメモリアレイを用いることにより、2つ
のプロセッサからの同じメモリセルに対する書き込み動
作が競合することがないから、その読み出し/書き込み
が平行して同時に可能となり、メモリ管理が簡便になる
とともにデータ転送のための書き込み/読み出し動作の
高速化が図られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係るデュアル・ポート・RAMの
一実施例を示すブロック図、 第2図は、そのメモリセルの一実施例を示す回路図、 第3図は、この発明に係るデュアル・ポート・RAMの
他の一実施例を示すブロック図、第4図は、その制御回
路に含まれるアドレスポインタの一実施例を示すブロッ
ク図である。 MA、MB・・メモリブロック、DCRA、DCRB・
・アドレスデコーダ、RWAA、RWAB・・読み出し
/書き込みアンプ、C0NTA。 C0NTB、CB・・制御回路、ADA、ADB・・ア
ドレスバス、DBA、DBB・・データバス、ALA、
ALB・・アドレスラッチ回路、MPUA、MPUB・
・マイクロプロセッサ、Nl。 N2・・インパ゛−タ回路、PTX、PTY・・アドレ
スポインタ(レジスタ)、ICI、IC2・・歩進回路
、PTX” ・・レジスタ、CMPI。 CMP2・・比較回路 第1図 第 2 図 0^             ロ^ 第3図 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、2つの信号経路によって少なくとも2つのプロセッ
    サからそれぞれ任意にアクセス可能にされる入出力回路
    と、一方のプロセッサ側から一方の記憶領域に対して書
    き込みが可能にされ、他方の記憶領域に対して読み出し
    が可能にされ、他方のプロセッサ側から上記他方の記憶
    領域に対して書き込みが可能にされ、上記一方の記憶領
    域に対して読み出しが可能にされる少なくとも2つに分
    割された記憶領域を持ち、1つのメモリセルに対して上
    記2つの入出力回路からそれぞれ独立にその選択動作が
    可能とされよう二重に設けられるワード線及びデータ線
    を持つメモリアレイとを含むことを特徴とする半導体記
    憶装置。 2、上記メモリアレイのアドレス選択回路は、書き込み
    /読み出し要求毎にそれぞれ+1の歩進動作が行われる
    アドレスポインタにより形成されるアドレス情報により
    選択動作を行うものであり、書き込み用のアドレスポイ
    ンタが示すアドレス情報と読み出し用のアドレスポイン
    タが示すアドレス情報とを比較して不一致のときのみそ
    の読み出し動作を許可し、書き込み用のアドレスポイン
    タが示すアドレス情報に+1した次にアクセスすべきア
    ドレス情報と読み出し用のアドレスポインタが示すアド
    レス情報とを比較して不一致のときのみその書き込み動
    作を許可する制御回路が設けられるものであることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の半導体記憶装置。
JP62035549A 1987-02-20 1987-02-20 半導体記憶装置 Pending JPS63204591A (ja)

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ID=12444805

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62035549A Pending JPS63204591A (ja) 1987-02-20 1987-02-20 半導体記憶装置

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JP (1) JPS63204591A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5255220A (en) * 1992-04-16 1993-10-19 Thomson Consumer Electronics, Inc. Dual port video memory system having pulse triggered dual column addressing

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5255220A (en) * 1992-04-16 1993-10-19 Thomson Consumer Electronics, Inc. Dual port video memory system having pulse triggered dual column addressing

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