JPS63203801A - たて編ショーツまたはたて編パンティーストッキング部分およびそれらの製造法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の分野 本発明は、全部の発汗部を一体で被覆する股−または襠
部分と、端部がそれぞれ股−または襠部分で結合されて
いる２つの本質的に一様の幅のサイドベルトとからなる
、使用の際に■−字形の外観を有するたて編ショーツま
たはたて編パンティーストッキング部分に関する。

従来の技術 この種のショーツは、使用の際に極めて長い脚線および
正面と背面で切り込まれた結合線を有する現代的な製品
として公知である。

この場合、サイドベルトは、装飾の目的のためにレース
の縁飾りの種類に応じて形成され、股部分には、衛生的
理由から吸収能力のある材料が使用されている。パンテ
ィーストッキング部分として使用する場合、この種の製
品には極めて斜めの切断・線を有する模様付きかまたは
模様なしの普通の脚部が縫い合わせによって取り付けら
れている。

発明が解決しようとする課題 繊維工業において人件費が生産者価格に本質的な影響を
及ぼしていることは、周知のことであり、このことから
前記衣類の場合にも側部分と股部分との必要とされる縫
い合わせが製品の価格に不利な影響を与える本質的な価
格の条件であることは、明らかである。このことから出
発して、本発明は、前記種類のショーツの生産費を快い
着心地および現代的効果の点で損失なしに新しい種類の
製品および方法を提供することによって減少させるとい
う課題に基づく。

課題を解決するための手段 この課題は、首記した種類のたて編ショーツまたはたて
編パンティーストッキングにおいて、それぞれ股−また
は襠部分およびサイドベルトが少なくともそれらの結合
個所で一体につなぎ編みされているかまたは編み合わせ
られていることにより解決される。種々の製造法により
達成することができるこの種の設計によれば、サイドベ
ルトと股部分とを結合するための少なくとも１つの縫い
合わせ過程は不要となり、したがって既製服製造の公知
技術水準によるショーツの場合の少なくとも５０％に当
たる人件費を節約することができる。

本発明の最初に既に示した実施態様によれば、股−また
は襠部分が２つのサイドベルトと、ショーツの正面また
は背面で一体につなぎ編みされておりかつそれぞれ反対
側で相互に縫い合わせられている。股部分からサイドベ
ルトへの移行部は、種々の方法で現代的視点により形成
することができる。この場合、特に有利な実施態様にお
いて、２つのサイドベルトは、その自由端部直前で２倍
の幅の１つの共通のベルトに移行し、したがって唯１つ
の連続の縫い合わせ過程のみが本発明によるショーツの
製造に必要とされる。

第２に可能な構成によれば、本発明によるショーツの場
合に股部分が２つのサイドベルトと、正面および背面で
一体に編み合わせられており、したがってサイドベルト
は、自由端部をもはや有さず、縫い合わせ過程は、もは
や不必要である。それによって、生産費はさらに著しく
減少される。また、この場合２つのサイドベルトの材料
は、股部分への移行部の前方で単一の帯に移行し、その
上短い長さの移行後に股部分の区別されて構成された材
料が結合する。それによって、中断されてない移行線が
形成される。サイドベルトの合わさった部分の長さは、
ショーツの正面の方が一般に裏面よりも長い。

首記した種類のたて編ショーツを製造するための本発明
による方法は、単層での編織方法で連続的に交互にそれ
ぞれ股−または襠部分と、それぞれ２つの平行に、全部
または主として互いに分離したサイドベルトとを周期的
に編織方向に対して横につなぎ編みすることを特徴とす
る。この方法によれば、次の処理過程でそれぞれ編織方
向に対して横に分離されかつ唯１つの線に沿って閉鎖さ
れた環状物に縫い合わせることができる帯状中間製品が
生じ、この場合この環状物は、身体用開孔を設けること
ができる、２つのサイドベルト間の中間空間に基づき完
成製品を形成する。

既に上述したように、この場合サイドベルトの２つの自
由端部を閉鎖されたベルトに合わせた後に初めて横に分
離することは、を利である。それというのも、それによ
って２つの無関係の縫い目の代りに股部分とサイドベル
トとの間の単一の長い縫い目により製品を完成させるこ
とができるからである。

第２の上記した種類のショーツを製造するための適当な
方法は、二層での編織方法で連続的に重なり合わせてそ
れぞれ股−または襠部分と、それぞれ２つの平行に、全
部か又は主として互いに分離したサイドベルトとを周期
的に編織方向に対して横に編み合わせることを特徴とす
る。この場合には、決して縫い合わせ作業または縁付は
作業をもはや必要としない完全に完成された製品を導く
ために、専ら編み合わせた部分で編織方向に対して横に
分離しなければならないような帯状中間製品が生じる。

また、この場合２つのサイドベルト間の中間空間は、身
体用開孔を形成しており、編み合わせられた結合個所に
より閉鎖された環状物に変えられる、編織方向に離れて
互いに分離した縁は、廃用開孔を生じる。

前記方法の何れかにより本発明によるたて編ショーツが
得られることとは無関係に、全ての場合にパンティース
トッキングは、斜めの脚部切断線が廃用開孔に縫い付け
られていてもよく、したがって本発明による身体区間を
有する完成パンティーストッキングが生じる。この種の
縫い合わせ後ならびに個々のショーツの場合に分離個所
を内側に向けるために、編織しかつ帯状体から分離した
後に裏返すことは、自明のことである。

分離個所に関連してサイドベルト間の中間空間の位置を
変える場合、前記の製造法とは異なり、サイドベルトの
部分の分離個所ないしは縫い目個所が腰部および場合に
よっては股の中心に存在するようなショーツを製造する
こともできる。このように形成されたショーツは、前記
方法によれば、ショーツの正面および裏面に異なる構造
および／または材料を使用しなければならない場合に有
意義に製造することができる。

本発明による製品およびそれに適合した製造方法の有利
な構成によれば、股−または襠部分は、弾性成分を有す
る綿糸からなり、ボタン穴かがりの種類に応じてサイド
ベルトは、弾性成分または弾性の性質を有する合成材料
、殊にリクラ（Ｌｙｃｒａ）糸を有するポリアミドから
なる。この場合、股−または襠部分を、改善された解剖
学的適合のために陰部で高められた縫い目数を有する長
手区間と一緒に形成することは、有利であり、いっそう
弛緩された縫い目を督する裏面部分は、殊に正面部分に
応じて編まれる。一般に、股部分からサイドベルトへの
移行部は、ベルトの長手曲線に対して垂直に生じ、この
長手曲線は、現代的な視点からしてショーツの正面の股
部分に関連しても■−字形で積極的な方向を示すことが
でき、この場合には、若干偏向した形が生じる。

実施例 本発明の好ましい構成および本発明方法により得られた
中間製品は、図面に示されており、次にこれについて記
載する。

第１図には、本発明によるシヨ・−ツｌが正面図で示さ
れ、このショーツは、股−または襠部分２と、２つのそ
れに取り付けられたサイドベルト３ａ、３ｂからなり、
これらのサイドベルトは、２倍の幅の帯状区間４に集ま
り、かつ結合個所５で股部分に結合する。略示しである
ように、サイドベルト３および結合区間４は、装飾の目
的に使用される。

第２図には、再び股部分２と、サイドベルト３ａ、３ｂ
とからなる本発明によるショーツ１を認めることができ
、この場合このサイドベルトは、本質的に分離されたま
までありかつ股部分２とサイドベルト３との間の結合個
所６で直接衝突しており、したがって連続の縫い目また
は分離個所がサイドベルト３と股部分２との間で生じる
。

第３図には、本発明によるショーツが左側に正面図でお
よび右側に背面図で表されている。この正面図は、本質
的に第１図および第２図からのショーツの図面に相当し
、背面図の場合には、正面図の場合と異なり正面のサイ
ドベルトの結合部に相応してサイドベルトの結合部７は
背面でも表されており、この結合部は、本質的に真直ぐ
の結合個所６で、股部分２に移行している。

第４図には、本発明によるショーツが左側に正面図でお
よび右側に背面図で示されている。サイドベルト３は、
前面で個々に互いに無関係に股部分２に結合され、この
場合この股部分は、７字形を示す結合部８を有する。

この構成の背面により、第１図および第２図によるショ
ーツの構成に相応してはっきりと現れた共通の部分なし
にサイドベルト３とが十分に分離されていることが認め
られる。

第５図には、周期的に互いに接して結合されている、股
部分のための区間９と、サイドベルトのための区間１０
とからなる単層の帯状材料が表されている。区間９は、
非対称的に配置された狭隘個所１１ををし、この狭隘個
所は、こうして解剖学的に狭い意味において股部分に適
合させるためにより狭い網目の目開きを何するように製
造されている。装飾的模様をもって製造されている区間
１０は、長手方向に非対称の分離スリ・ット１２を有し
、この分離スリットは、２つのサイドベルト３ａ、３ｂ
およびそれらの共通の区間４を２倍の幅で生じさせる。

それぞれ第１区間９と第２区間１０とからなる帯状体断
片は、矢印で示された個所で分離されていてもよく、し
たがって半分の分離個所区間１３は、完成ショーツを形
成させるために、引続き相互に縫い合わせられていても
よい。

第６図には、本質的に第５図による帯状材料に相当する
単層の帯状材料が示されている。

しかし、股部分の長手区間９での狭隘個所を表すことは
省略されている。しかし、前記図面と異なる点において
区間９は、７字形の結合部分８を有し、この結合部分に
帯状体区間１０のスリット１２が直接結合され、このス
リットは、サイドベルト３ａ、３ｂを形成する。従って
、サイドベルトは、それぞれ別々の移行個所１４ａ、１
４ｂを形成するが、これらの移行個所は、連続して編織
されている。

それというのも、再び矢印で表されている分離個所１３
は、この構成によれば別の個所に設けられているからで
ある。７字形の移行部分８の範囲は、本発明によるショ
ーツの正面であり、この正面は、矢印で示した個所で分
離しかつそれぞれ半分の分離個所１３を背面で編み合わ
せた後に完成される。

第７図には、二層の材料が示されており、この材料の上
層は、第５図による構成の区間１０に一致し、殊に分離
個所１３に対して長手方向に非対称のスリット１２を有
し、このスリットによってサイドベルト３ａ、３ｂおよ
び移行部４が形成され、点線で示した下層は、第５図に
よる構成の区間９に一致する。この製造法の利点は、双
方の層が使用目的に適合した異なる材料から得ることが
できかつ編み合わせた結合／分離部分１３を離断させた
後に完全に完成された本発明によるショーツが得られ、
このショーツは後処理が不必要であ　４ることにある。

第８図には、上層が本質的に第６図によるＪｌ　５Ｗに
、ｉｒ！、載の区間１０に相当し、殊に７字形の移行部
にまで達するスリット１２を有し下層が本質的に第６図
による帯状材料の区間９に相当するような二層材料であ
る。ともかく、この場合に本質的な相違としては、■字
形部分８が残りの股部分９と、縫い目を形成する半分の
分離個所１３によって分離され、ひいてはこの場合水し
た構成において別の材料からなることを記載することが
できる。それによってベルトは、全体で股部分に比して
短縮されている。また、７字形を示す部分は、下層に置
くことができ、したがってベルトは、股部分に比して延
長されている。この場合編み目は、ベルトの延長部中に
生じるであろう。

個々の帯状区間を分離した後、本質的に第４図の図面中
のショーツに相当する完成ショーツが生じる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の対象に属さないトルソについて本発
明によるショーツを示す正面図、第２図は、本発明の対
象に属さないトルソについて本発明によるショーツを示
す背面図、第３図は、本発明によるショーツを第１の変
形した構成で示す正面図（ａ）および背面図（ｂ）、 第４図は、本発明によるショーツを第２の変形した構成
で示す正面図（ａ）および背面図（ｂ）、 第５図は、本発明方法による単層の帯状材料を第１の構
成で示す略図、 第６図は、本発明方法による単層の帯状材料を第２の構
成で示す略図、 第７図は、本発明方法による二層の帯状材料を第１の構
成で示す略図、かつ 第８図は、本発明方法による二層の帯状材料を第２の構
成で示す略図である。 ■・・・ショーツ、２・・・股部分、３・・・サイドベ
ルｌ−５４，７・・・２倍のベルト部分、５゜６・・・
結合個所、８・・・■字形結合部分、９・・・膜材料、
１０・・・サイドベルト材料、１１・・・狭隘個所、１
２・・・長手スリット、１３・・・分離個所、１４・・
・移行個所 第　　１　　図 第　　２　　図 （ａ）　　　　　第　　３ （ａ）　　　第　４ （ｂ） 図 （ｂ） 手続補正書 昭和６３年　４月１１日

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　全部の発汗部を一体で被覆する股−または襠部分と
   、端部がそれぞれ股−または襠部分で結合されている２
   つの本質的に一様の幅のサイドベルトとからなる、たて
   編ショーツまたはたて編パンティーストッキング部分に
   おいて、股−または襠部分（２）およびサイドベルト（
   ３）が少なくともそれらの結合個所でつなぎ編みされて
   いるかまたは編み合わせられていることを特徴とする、
   たて編ショーツまたはたて編パンティーストッキング部
   分。 ２　股−または襠部分（２）が２つのサイドベルト（３
   ）と、正面または背面で一体につなぎ編みされておりか
   つ反対側で相互に縫い合わせられている、請求項１記載
   のたて編ショーツ。 ３　股−または襠部分（２）が２つのサイドベルト（３
   ）と、正面および背面で編み合わせられている、請求項
   １または２記載のたて編ショーツ。 ４　股−または襠部分（２）が不変の編み目数の際に陰
   部で高められた編み目数を有する長手部分と、改善され
   た解剖学的適合のために編織されている、請求項１から
   ３までのいずれか１項に記載のたて編ショーツ。 ５　股−または襠部分（２）が改善された解剖学的適合
   のためにいっそう弛緩された編み目を有する背面範囲内
   で編織されている、請求項１から４までのいずれか１項
   に記載のたて編ショーツ。 ６　股−または襠部分（２）が弾性成分を有する綿から
   なる、請求項１から５までのいずれ か１項に記載のたて編ショーツ。 ７　サイドベルト（３）が弾性成分または弾性の性質を
   有する合成材料からなる、請求項１から６までのいずれ
   か１項に記載のたて編シヨーツ。 ８　サイドベルトがリクラを有するポリアミドからなる
   、請求項１から７までのいずれか１項に記載のたて編シ
   ョーツ。 ９　股−または襠部分（２）がサイドベルトへの移行部
   で正面で展開した際にＶ−字形で現実的な方向を示す、
   請求項１から８までのいずれか１項に記載のたて編ショ
   ーツ。 １０　サイドベルトが編織された模様を備えている、請
   求項１から９までのいずれか１項に記載のたて編ショー
   ツ。 １１　サイドベルトが（３）それぞれ短い長手部分で、
   殊に分離個所（１３）で２倍の幅のベルト（４）に対し
   て相互に結合されている、請求項１から９までのいずれ
   か１項に記載のたて編ショーツ。 １２　全部の発汗部を一体で被覆する股−または襠部分
   と、端部がそれぞれ股−または襠部分で結合されている
   ２つの本質的に一様の幅のサイドベルトとからなるたて
   編パンティーストッキング部分を有するパンティースト
   ッキングにおいて、パンティストッキング部分に斜めの
   切断線を有する脚部分が縫い付けられていることを特徴
   とする、たて編パンティーストッキング部分を有するパ
   ンティーストッキング。 １３　全部の発汗部を一体で被覆する股−または襠部分
   と、端部がそれぞれ股−または襠部分で結合されている
   ２つの本質的に一様の幅のサイドベルトとからなる、た
   て編ショーツまたはたて編パンティーストッキング部分
   を製造する方法において、単層での編織方法で連続的に
   １つの帯状体の形で交互にそれぞれ股−または襠部分と
   、それぞれ２つの平行に互いに分離されたサイドベルト
   とをつなぎ編みすることを特徴とする、たて編ショーツ
   またはたて編パンティーストッキング部分の製造法。 １４　全部の発汗部を一体で被覆する股−または襠部分
   と、端部がそれぞれ股−または襠部分で結合されている
   ２つの本質的に一様の幅のサイドベルトとからなるたて
   編パンティーストッキング部分を有するパンティースト
   ッキングを製造する方法において、帯状体を断片の形で
   製造方向に対して横に分離し、サイドベルト（３）の自
   由端部を股−または襠部分（２）の自由端部に縫い付け
   ることを特徴とする、たて編パンティーストッキング部
   分を有するパンティーストッキングの製造法。 １５　全部の発汗部を一体で被覆する股−または襠部分
   と、端部がそれぞれ股−または襠 部分で結合されている２つの本質的に一様の幅のサイド
   ベルトとからなる、たて編ショーツまたはたて編パンテ
   ィーストッキング部分を製造する方法において、二層で
   の編織方法で連続的に１つの帯状体の形で重なり合わせ
   てそれぞれ股−または襠部分（２）と、それぞれ２つの
   平行に少なくとも有利に互いに分離されたサイドベルト
   （３）とを周期的に編み合わせることを特徴とする、た
   て編ショーツまたはたて編パンティーストッキング部分
   の製造法。 １６　帯状体を断片の形で完成ショーツの製出のために
   製造方向に対して横に分離する、請求項１５記載の方法
   。