JP2009133015A - 織物製パンツ及び織物製パンツの製造方法 - Google Patents

織物製パンツ及び織物製パンツの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009133015A
JP2009133015A JP2007308157A JP2007308157A JP2009133015A JP 2009133015 A JP2009133015 A JP 2009133015A JP 2007308157 A JP2007308157 A JP 2007308157A JP 2007308157 A JP2007308157 A JP 2007308157A JP 2009133015 A JP2009133015 A JP 2009133015A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fabric
leg
pants
woven
right leg
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007308157A
Other languages
English (en)
Inventor
Shogo Wakabayashi
省吾 若林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HISHITOMO SHOJI KK
Original Assignee
HISHITOMO SHOJI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HISHITOMO SHOJI KK filed Critical HISHITOMO SHOJI KK
Priority to JP2007308157A priority Critical patent/JP2009133015A/ja
Publication of JP2009133015A publication Critical patent/JP2009133015A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)

Abstract

【課題】脚部の外側及び内側のいずれにも縫い目の存在しない織物製パンツ及びその製造方法を提供する。
【解決手段】経糸と緯糸とを組み合わせて機にかけて織った織物を生地とした織物製パンツ30であって、左右の脚部10,20の裾10a,20aから上方に向けて、脚部10,20の外側及び内側のいずれにも縫い目の存在しないシームレス部11,21を形成する。左右の脚部10,20は、袋織により形成された2つの筒状体1,2から構成され、2つの筒状体1,2の上端から下方に向けて切開部を形成し縁部を縫合する。縁部と縁部の間に調整生地を挿入して縫合することが好ましい。
【選択図】図1

Description

本発明は、ジーンズや綿パンツ等の、経糸と緯糸とを組み合わせて機にかけて織った織物を生地とした織物製パンツ及びその製造方法に関するものである。
従来、ジーンズや綿パンツ等の織物を生地とした織物製パンツは、平面状の織物生地を所定の形状に裁断して複数の部品を作り、それらの部品を縫合することにより製造されている。例えば、ジーンズは100年以上前に誕生して以来、一貫してこの方法により製造されている。図7は、このような従来例に係る織物製パンツ500を示す斜視図であり、図8は、織物製パンツ500を構成する生地を示す平面図である。
織物製パンツ500は、左右の脚部510,520から構成されている。さらに、左脚部510は前身頃511と後身頃512から構成され、右脚部520は前身頃521と後身頃522から構成されている。前身頃511,後身頃512,前身頃521,後身頃522の各部品は、図8に示すように、縫合したときに身体に合うような形状に形成された型紙を用いて、平面状の織物生地を裁断することにより調製される。そして、前身頃511,後身頃512,前身頃521,後身頃522の各部品を縫合するとともに、ポケット、チャック、ベルト通し等を取り付けることにより、織物製パンツ500が製造される。
なお、図8中、符号514,524は、織物製パンツ500を縫合するときに、腰の後側部分に用いられる調整用の生地である。
こうして製造された織物製パンツ500の脚部には、部品である前身頃と後身頃を縫合することにより、外側と内側に「縫い目」が生じる。例えば、図7において、左脚部510の外側には縫い目513が存在し、右脚部520の内側には縫い目523が存在している。図7には表れていないが、左脚部510の内側及び右脚部520の外側にも縫い目が存在している。すなわち、一方の脚部について、外側と内側の両方に縫い目が存在している。
一方、特許文献1及び特許文献2には、1つの脚部を1枚の平面状の生地により形成することにより、脚部の外側の縫い目をなくすようにしたパンツに関する発明が記載されている。
また、特許文献2には、編物により形成することにより脚部の縫い目をなくすようにしたスラックスに関する発明が記載されている。
実用新案登録第3090410号公報 実開昭61−120710号公報 実公昭48−5448号公報
しかしながら、上記従来例に係る織物製パンツ500においては、左右の脚部510,520の外側及び内側に必ず縫い目が存在するため、縫い目がデザイン上の制約となってしまい、自由なデザインが困難となっていた。
また、縫い目の存在による着用時のフィット感の低下や、各部品を裁断するときの生地のロス等の問題もあった。
一方、引用文献1及び引用文献2に記載された発明によれば、脚部の外側の縫い目をなくすことは可能であるが、脚部の内側の縫い目をなくすことは不可能である。
また、引用文献3に記載された発明は、編物により形成するものであるため、原料や製造方法の違いにより、織物を生地とした織物製パンツに適用することはできない。
本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、経糸と緯糸とを組み合わせて機にかけて織った織物を生地とし、脚部の外側及び内側のいずれにも縫い目の存在しない織物製パンツ及びその製造方法を提供するものである。
請求項1に係る発明の織物製パンツは、経糸と緯糸とを組み合わせて機にかけて織った織物を生地とした織物製パンツであって、左右の脚部の裾から上方に向けて、前記脚部の外側及び内側のいずれにも縫い目の存在しないシームレス部を形成したことを特徴とする。
ここで「脚部の外側」とは、一方の脚部における他方の脚部と反対の側をいい、織物製パンツを着用した状態における、「左脚部の左側」及び「右脚部の右側」を意味する。また「脚部の内側」とは、一方の脚部における他方の脚部の側をいい、織物製パンツを着用した状態における、「左脚部の右側」及び「右脚部の左側」を意味する。従って、シームレス部においては、脚部の周囲のどこにも縫い目が存在しない。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の織物製パンツにおいて、前記左右の脚部は、袋織により形成された2つの筒状体から構成されていることを特徴とする。
ここで「袋織」とは、二重織物の一種であり、表裏2枚の組織を耳部は一重織にし、筒状をなすように織ることをいう。和服において帯などに応用されるほか、酒袋や消火ホースの製造にも用いられている。
請求項3に係る発明の織物製パンツの製造方法は、経糸と緯糸とを組み合わせて機にかけて織った織物を生地とした織物製パンツの製造方法であって、袋織により2つの筒状体を形成して左右の脚部とする袋織工程と、前記形成した2つの筒状体のそれぞれに、上端から下方に向けて切開部を形成する切開工程と、前記形成した切開部の縁部のうち、左脚部の前側縁部と右脚部の前側縁部を縫合し、左脚部の後側縁部と右脚部の後側縁部を縫合する縫合工程とを有することを特徴とする。
切開工程において形成する切開部は、少なくとも股の部分までの長さが必要である。
請求項4に係る発明は、請求項3に記載の織物製パンツの製造方法において、前記縫合工程において、左脚部の前側縁部と右脚部の前側縁部との間、及び左脚部の後側縁部と右脚部の後側縁部との間に、それぞれ調整生地を挿入して縫合することを特徴とする。
挿入する調整生地の大きさや形状は、パンツのサイズに合わせて適宜選択することができる。また調製生地は1枚に限定されるものではなく、複数枚を組み合わせて用いることができる。
請求項1に記載の発明においては、織物製パンツの左右の脚部の裾から上方に向けて、脚部の外側及び内側のいずれにも縫い目の存在しないシームレス部が形成されている。従って、シームレス部では縫い目の存在でデザインを制約されることなく、自由なデザインを行うことができる。また、縫い目による違和感がなくなり、着用時のフィット感が向上する。
さらに請求項2に記載の発明においては、織物製パンツの左右の脚部が、袋織により形成された2つの筒状体から構成されている。従って、脚部の外側にも内側にも縫い目の存在しないシームレス部を、織物製パンツにおいて実現することができる。そして、従来のような各部品を裁断するときの生地のロスを低減することができる。
請求項3に記載の発明においては、袋織工程で袋織により2つの筒状体を形成して左右の脚部とするので、脚部の外側にも内側にも縫い目の存在しないシームレス部を形成することができる。次に、切開工程で2つの筒状体のそれぞれに上端から下方に向けて切開部を形成することにより、左右の脚部を縫合する準備を容易に行うことができる。そして、縫合工程で、切開部の縁部のうち、左脚部の前側縁部と右脚部の前側縁部を縫合し、左脚部の後側縁部と右脚部の後側縁部を縫合することにより、左右の脚部を縫合して織物製パンツを完成させることができる。以上の工程により、左右の脚部の下側にシームレス部を形成した状態で、左右の脚部を縫合することができる。
さらに請求項4に記載の発明においては、縫合工程において、左脚部の前側縁部と右脚部の前側縁部との間、及び左脚部の後側縁部と右脚部の後側縁部との間に、それぞれ調整生地を挿入して縫合する。袋織工程で形成する筒状体は上端から下端まで同径のものであるが、挿入する調整生地の大きさや形状を適宜選択することで、股部や臀部の形状やサイズに応じたパンツを製造することができる。
以上のように、本発明によれば、経糸と緯糸とを組み合わせて機にかけて織った織物を生地とし、脚部の外側及び内側のいずれにも縫い目の存在しない織物製パンツ及びその製造方法を提供することができ、自由なデザインを可能とし、縫い目の存在による着用時のフィット感の低下や、各部品を裁断するときの生地のロス等の問題を解決することができる。
次に、本発明の実施形態に係る織物製パンツ及び織物製パンツの製造方法について説明する。
図1は、本実施形態に係る織物製パンツ30を示す斜視図である。織物製パンツ30としては、デニム製のジーンズや綿パンツ等が挙げられるが、これらに限定されるものではなく、織物の生地により製造されるパンツであれば、適用することが可能である。
織物製パンツ30は、経糸と緯糸とを組み合わせて機にかけて織った織物を生地とした織物製パンツであり、図1に示すように、左脚部10と右脚部20とから構成されている。
左脚部10のうち、裾10aから上方に向けた部分には、シームレス部11が形成されている。このシームレス部11においては、左脚部10の外側及び内側のいずれにも縫い目が存在していない。ここで左脚部10の外側とは、左脚部10における右脚部20と反対の側をいい、織物製パンツ30を着用した状態における、左脚部10の左側を意味する。また左脚部10の内側とは、左脚部10における右脚部20の側をいい、織物製パンツ30を着用した状態における、左脚部10の右側を意味する。従って、シームレス部11においては、左脚部10の周囲のどこにも縫い目が存在しない。
同様に、右脚部20のうち、裾20aから上方に向けた部分には、シームレス部21が形成されている。このシームレス部21においては、右脚部20の外側及び内側のいずれにも縫い目が存在していない。ここで右脚部20の外側とは、右脚部20における左脚部10と反対の側をいい、織物製パンツ30を着用した状態における、右脚部20の右側を意味する。また右脚部20の内側とは、右脚部20における左脚部10の側をいい、織物製パンツ30を着用した状態における、右脚部20の左側を意味する。従って、シームレス部21においては、右脚部20の周囲のどこにも縫い目が存在しない。
一方、左脚部10のうちシームレス部11を除く上部には、図4で後述するように上端から下方に向けて切開部12が形成されており、同様に右脚部20のうちシームレス部21を除く上部には、上端から下方に向けて切開部22が形成されている。そして、左脚部10と右脚部20の切開部12,22の縁部同士を縫合することにより、織物製パンツ30が形成されている。なお、切開部12,22の縁部同士の縫合箇所には、調整生地が挿入されて、股部や臀部の形状やサイズに対応するようになっている。
次に、図2乃至図6を参照して、本実施形態に係る織物製パンツ30の製造方法について説明する。図2は織物製パンツ30の製造工程を示す図である。
本製造工程では、原料となる原糸から完成品に至るまでの間に、袋織工程100,切開工程200,縫合工程300を有している。なお、ここでは原糸から袋織工程100までの間に必要な染色、整経、糊付などの工程や、ポケット、チャック、ベルト通し等の取付工程などについては省略してある。
最初に袋織工程100について説明する。図3は、袋織工程100で形成された2つの筒状体1,2を示す斜視図である。
袋織工程100においては、原料となる原糸を袋織にすることにより、2つの筒状体1,2を形成する。袋織とは、二重織物の一種であり、表裏2枚の組織を耳部は一重織にし、筒状をなすように織ることをいう。和服において帯などに応用されるほか、酒袋や消火ホースの製造にも用いられている。
形成された筒状体1,2は、同じ形状,大きさのものであり、上端から下端まで同径の筒型になっている。袋織であるので、筒状体1,2の周囲のどこにも縫い目が存在していない。この筒状体1,2がそれぞれ左脚部10,右脚部20となる。
次に切開工程200について説明する。図4は、切開工程200で切開部が形成された状態の左脚部10と右脚部20を示す斜視図である。
切開工程200においては、袋織工程100で形成した2つの筒状体1,2のそれぞれに、上端13,23から下方に向けて切開部12,22を形成する。形成する切開部12,22は、少なくとも股の部分までの長さが必要である。従って切開端部14,24は、着用したときの股の位置よりも下方となる。
切開工程200により、左脚部10の切開部12には、前側縁部12aと後側縁部12bが形成される。同様に、右脚部20の切開部22には、前側縁部22aと後側縁部22bが形成される。なお、左脚部10の切開部12の上部には、チャックを取り付けるための切り欠き部19が形成されている。
次に縫合工程300について説明する。縫合工程300においては、左脚部10の前側縁部12aと右脚部20の前側縁部22aとを縫合し、左脚部10の後側縁部12bと右脚部20の後側縁部22bとを縫合する。これにより、右脚部10と左脚部20を一体として織物製パンツ30とすることができる。
ただし、本実施形態においては、「前側縁部12aと前側縁部22a」及び「後側縁部12bと後側縁部22b」を、それぞれ直接縫合するのではなく、間に調整生地を挿入して縫合している。これにより、股部や臀部の形状やサイズに対応することができる。もちろん調製生地を介することなく直接縫合することも可能であるが、編物のように伸縮性に優れた素材と異なり、織物の場合には編物ほどの伸縮性がないため、調整生地を挿入して対応することが好ましい。
図5は、縫合工程300で用いる調製生地を示す平面図である。本実施形態においては、7枚の調製生地15,16,17,18,25,26,27を用いている。このうち、調製生地15,16,25,26は、臀部や太股の膨らみに合わせて大きさに余裕を持たせためのものである。また、調製生地17,27は、腰の後側部分に用いられるものであり、調製生地18は、チャックの部分に用いられるものである。
調整生地の大きさや形状は上記構成に限らず、パンツのサイズに合わせて適宜選択することができる。また枚数も特に限定されず、複数枚を組み合わせて用いることができる。
なお、本実施形態においては、ポケットやベルト通しなどを取り付けるための生地については、省略してある。
図6は縫合工程300における縫合位置を示す分解斜視図である。図6においては、縫合される部位を点線で結んで示している。
図6に示すように、左脚部10の前側縁部12aと右脚部20の前側縁部22aとの間には、調製生地15と調整生地25が挿入され縫合されている。また、左脚部10の後側縁部12bと右脚部20の後側縁部22bとの間には、調製生地16と調整生地26が挿入され縫合されている。さらに、それぞれの調製生地が図中の点線で示すように互いに縫合されて、図1に示す織物製パンツ30が完成する。
このように、本実施形態に係る織物製パンツ30においては、織物製パンツ30の左右の脚部10,20の裾10a,20aから上方に向けて、脚部10,20の外側及び内側のいずれにも縫い目の存在しないシームレス部11,21が形成されている。従って、シームレス部11,21では縫い目の存在でデザインを制約されることなく、自由なデザインを行うことができる。また、縫い目による違和感がなくなり、着用時のフィット感が向上する。
さらに、織物製パンツ30の左右の脚部10,20が、袋織により形成された2つの筒状体1,2から構成されている。従って、脚部10,20の外側にも内側にも縫い目の存在しないシームレス部11,21を、織物製パンツ30において実現することができる。そして、従来のような各部品を裁断するときの生地のロスを低減することができる。
また、袋織工程100で袋織により2つの筒状体1,2を形成して左右の脚部10,20とするので、脚部10,20の外側にも内側にも縫い目の存在しないシームレス部11,21を形成することができる。次に、切開工程200で2つの筒状体1,2のそれぞれに上端から下方に向けて切開部12,22を形成することにより、左右の脚部10,20を縫合する準備を容易に行うことができる。そして、縫合工程300で、切開部12,22の縁部のうち、左脚部10の前側縁部12aと右脚部20の前側縁部22aを縫合し、左脚部10の後側縁部12bと右脚部20の後側縁部22bを縫合することにより、左右の脚部10,20を縫合して織物製パンツ30を完成させることができる。以上の工程により、左右の脚部10,20の下側にシームレス部11,21を形成した状態で、左右の脚部10,20を縫合することができる。
さらに縫合工程300において、左脚部10の前側縁部12aと右脚部20の前側縁部22aとの間、及び左脚部10の後側縁部12bと右脚部20の後側縁部22bとの間に、それぞれ調整生地を挿入して縫合する。袋織工程100で形成する筒状体1,2は上端から下端まで同径のものであるが、挿入する調整生地の大きさや形状を適宜選択することで、股部や臀部の形状やサイズに応じたパンツを製造することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、経糸と緯糸とを組み合わせて機にかけて織った織物を生地とし、脚部10,20の外側及び内側のいずれにも縫い目の存在しない織物製パンツ30及びその製造方法を提供することができ、自由なデザインを可能とし、縫い目の存在による着用時のフィット感の低下や、各部品を裁断するときの生地のロス等の問題を解決することができる。
なお、従来の織物製のパンツは、本発明に係る織物製パンツの製造方法と異なり、平面状の生地を裁断して部品とした後で縫合することにより製造されてきた。これは、製造の効率性を重視し、比較的製造容易な平面状に織った生地を前提として行われてきたためと考えられる。これに対して、本発明に係る製造方法は、織物製パンツに適用されてこなかった袋織の技術を採用することにより、これまでの効率化とは異なる観点からデザインの自由度を高めることを主眼として発明するに至ったものである。従って、従来の平面状の生地を前提とした製造方法とはその考え方が大きく異なるものである。
本発明の実施形態に係る織物製パンツを示す斜視図である。 織物製パンツの製造工程を示す図である。 袋織工程で形成された2つの筒状体を示す斜視図である。 切開工程で切開部が形成された状態の左脚部と右脚部を示す斜視図である。 縫合工程で用いる調製生地を示す平面図である。 縫合工程における縫合位置を示す分解斜視図である。 従来例に係る織物製パンツを示す斜視図である。 従来例に係る織物製パンツを構成する生地を示す平面図である。
符号の説明
1 筒状体
2 筒状体
10 左脚部
10a 裾
11 シームレス部
12 切開部
12a 前側縁部
12b 後側縁部
13 上端
14 切開端部
15 調整生地
16 調整生地
17 調整生地
18 調整生地
19 切り欠き部
20 右脚部
20a 裾
21 シームレス部
22切開部
22a 前側縁部
22b 後側縁部
23 上端
24 切開端部
25 調整生地
26 調整生地
27 調整生地
30 織物製パンツ
100 袋織工程
200 切開工程
300 縫合工程
500 織物製パンツ
510 左脚部
511 前身頃
512 後身頃
513 縫い目
514 調整生地
520 右脚部
521 前身頃
522 後身頃
523 縫い目
524 調整生地

Claims (4)

  1. 経糸と緯糸とを組み合わせて機にかけて織った織物を生地とした織物製パンツであって、
    左右の脚部の裾から上方に向けて、前記脚部の外側及び内側のいずれにも縫い目の存在しないシームレス部を形成したことを特徴とする織物製パンツ。
  2. 前記左右の脚部は、袋織により形成された2つの筒状体から構成されていることを特徴とする請求項1に記載の織物製パンツ。
  3. 経糸と緯糸とを組み合わせて機にかけて織った織物を生地とした織物製パンツの製造方法であって、
    袋織により2つの筒状体を形成して左右の脚部とする袋織工程と、
    前記形成した2つの筒状体のそれぞれに、上端から下方に向けて切開部を形成する切開工程と、
    前記形成した切開部の縁部のうち、左脚部の前側縁部と右脚部の前側縁部を縫合し、左脚部の後側縁部と右脚部の後側縁部を縫合する縫合工程とを有することを特徴とする織物製パンツの製造方法。
  4. 前記縫合工程において、左脚部の前側縁部と右脚部の前側縁部との間、及び左脚部の後側縁部と右脚部の後側縁部との間に、それぞれ調整生地を挿入して縫合することを特徴とする請求項3に記載の織物製パンツの製造方法。
JP2007308157A 2007-11-29 2007-11-29 織物製パンツ及び織物製パンツの製造方法 Pending JP2009133015A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007308157A JP2009133015A (ja) 2007-11-29 2007-11-29 織物製パンツ及び織物製パンツの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007308157A JP2009133015A (ja) 2007-11-29 2007-11-29 織物製パンツ及び織物製パンツの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009133015A true JP2009133015A (ja) 2009-06-18

Family

ID=40865153

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007308157A Pending JP2009133015A (ja) 2007-11-29 2007-11-29 織物製パンツ及び織物製パンツの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009133015A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018102470A (ja) * 2016-12-26 2018-07-05 芦森工業株式会社 消防用ホース
WO2021006846A1 (en) * 2019-07-09 2021-01-14 Realkom Tekstil Urunleri San. Pazarlama Dis Ticaret A.S. Seamless trousers

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4912943A (ja) * 1972-05-16 1974-02-04
JP2001115358A (ja) * 1999-10-04 2001-04-24 Miyake Design Jimusho:Kk 長尺布帛
JP2001271207A (ja) * 2000-03-24 2001-10-02 Mizuno Corp 柔道用パンツ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4912943A (ja) * 1972-05-16 1974-02-04
JP2001115358A (ja) * 1999-10-04 2001-04-24 Miyake Design Jimusho:Kk 長尺布帛
JP2001271207A (ja) * 2000-03-24 2001-10-02 Mizuno Corp 柔道用パンツ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018102470A (ja) * 2016-12-26 2018-07-05 芦森工業株式会社 消防用ホース
WO2021006846A1 (en) * 2019-07-09 2021-01-14 Realkom Tekstil Urunleri San. Pazarlama Dis Ticaret A.S. Seamless trousers

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU773659B2 (en) An undergarment
KR840001345B1 (ko) 편직원단의 제조방법
JP2006161167A (ja) ダブルジャカード筬を用いたメッシュスペーサファブリックの製法及び該製法により製造されたスペーサファブリック
JP2007509253A (ja) シームレスニット衣服
CN108570756B (zh) 使用横编织结构形成整体编织物品的方法
JP2018178312A (ja) ボトム衣類
KR20210048193A (ko) 원래 모양을 유지할 수 있는 니트 소재 목깃 제조방법 및 니트소재 목깃을 이용한 의류
JP2019044286A (ja) テーラードジャケット、およびその製造方法
JP2009133015A (ja) 織物製パンツ及び織物製パンツの製造方法
JP2009203591A (ja) 衣類および衣類の製造方法
JP2019508604A (ja) 子供用肌着
US4357714A (en) Fabric articles and the manufacture thereof
WO2013008283A1 (ja) ズボン及びズボンスーツ
JP4527680B2 (ja) カップ部を有する衣類
JP2006200048A (ja) 経編筒編衣料の構造及びその製造方法
JP4879068B2 (ja) 袋状経編地と衣料及び袋状経編地の製造方法
JP3216409U (ja) 洋服の型紙及びその商品
CN101680140A (zh) 针织品
CN212212722U (zh) 一种无缝牛仔裤
JP2006188798A (ja) ジーンズ
JP7294956B2 (ja) ショーツ及びショーツのマチ部縫着部の縫製方法
JP3605806B1 (ja) ヒップアップ用スラックス
JP4060260B2 (ja) インナー・ウェア
JP2019218635A (ja) 裏地付被服の製造方法
JP2006009202A (ja) 立体細幅帯状体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20090624

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20111024

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120305