JPS63203662A - 1,4−ジヒドロピリジン誘導体 - Google Patents

1,4−ジヒドロピリジン誘導体

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JPS63203662A
JPS63203662A JP62036511A JP3651187A JPS63203662A JP S63203662 A JPS63203662 A JP S63203662A JP 62036511 A JP62036511 A JP 62036511A JP 3651187 A JP3651187 A JP 3651187A JP S63203662 A JPS63203662 A JP S63203662A
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JP
Japan
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ester
group
dihydropyridine
formula
nitrophenyl
Prior art date
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Pending
Application number
JP62036511A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshimoto Nakajima
中嶋 由茂元
Toshihisa Ogawa
小川 利寿
Atsuo Nakazato
篤郎 中里
Masahiro Kawase
正裕 川瀬
Kaoru Soda
曽田 馨
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisho Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Taisho Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 蛮1f(7)?1 Uした野 本発明は、新規ジヒドロピリジン誘導体、さらに詳しく
は、持続性のある血圧降下作用、血管拡張作用を有し、
医薬として有用な1.4−ジヒドロピリジン誘導体に関
する。
(久り韮1 従来、ニフェジピン(米国特許3.644.627号明
細古)、ニカルジピン(特公昭55−45075号公報
)などの1.4−ジヒドロピリジン誘導体が冠循環障害
や脳循環障害の治療剤として有用であることが知られて
いる。しかし、これらはいずれも優れた作用がある反面
、作用の持続時間が短いなど改良すべきいくつかの欠点
も認められている。
発明が 決しようとするn1Ji9[ 本発明の目的は、このような従来の1.4−ジヒドロピ
リジン誘導体に見られた欠点を解消するとともに、−S
優れた作用を有する薬物を提供することにある。
問題1.を 決するための一段 本発明者らは、従来知られている1、4−ジヒドロピリ
ジン誘導体のカルボキシル基に特定の基を導入すること
により、強力な血管拡張作用を有し、降圧剤、脳および
冠循環障害治療剤として有用であることを見い出し、本
発明を完成した。
本発明の1,4−ジヒドロピリジン誘導体は、下記一般
式I (式中、AおよびBは同一または相異なって炭素原子数
1〜4個のアルキレン基を示し、Rはアルコキシカルボ
ニル基、トリフルオロメチル基、アセチル基、アセチル
オキシ基、低級アルキルチオ基またはアシルチオ基を示
す、)で表わされる1、4−ジヒドロピリジン誘導体で
ある。
一般式Iにおいて、AおよびBで示される炭素原子数1
〜4のアルキレン基とは、たとえば、メチレン基、エチ
レン基、メチルメチレン基、トリメチレン基、1−メチ
ルエチレン基、2−メチルエチレン基、テトラメチレン
基などの直鎖状または分枝鎖状のアルキレン基を意味す
る。Rで示されるアルフキジカルボニル トキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、プロホキ
ジカルボニル基などの低級アルコキシカルボニル基を意
味し、低級アルキルチオ基とは、たとえば、メチルチオ
基、エチルチオ基、プロピルチオ基などのアルキルチオ
基を示し、またアシルチオ基とは、たとえば、アセチル
チオ基、プロピオニルチオ基、ブチリルチオ基などの低
級アルキル基を有する脂肪族アシルチオ基またはベンゾ
イルチオ基などの芳香族アシルチオ基を意味する。
ベンビン環上のニトロ基は、その置換位置がオルト位、
メタ位またはパラ位のいずれであってもよいが、オルト
位またはメタ位であることが好ましい。
本発明の1.4−ジヒドロピリジン誘導体は、たとえば
、特開昭61−24568号公報に記載の方法に準じて
容易に製造することができる。
すなわち、下記一般式■ (式中、Aは前記と同意義である)で示される化合物を
カルボン酸活性化剤の存在下、一般式%式% (式中、RおよびBは前記と同意義である)で表わされ
るアルコールとエステル化させることにより、式!で示
される本発明化合物を得ることができる。
カルボン酸活性化剤とは、酢酸トリフルオロ酢酸無水物
、酢酸クロリド、酢酸プロミド、無水酢酸、プロピオン
酸クロリド、トリフルオロ酢酸プロミド、吉草酸クロリ
ド、吉草酸プロミド、無水プロピオン酸、ベンゾイルク
ロリド、ベンゾイルプロミド、無水トリフルオロ酢酸、
無水酪酸、無水安息香酸、N−エトキシカルボニル−2
−二トキシ−1.2−ジヒドロキノリン、ヨウ化2−ク
ロル−1−メチルピリジニウム、2.2′−ジピリジル
ジスルフィド、3−ニトロ−2−ピリジンスルフェニル
クロリド、トリフェニルホスフィン・ジエチルアゾジ力
ルポキシレート、カルボニルジイミダゾール ニウムクロリドなどである。本反応は、不活性溶媒中、
無触媒または触媒の存在下、0°C〜100℃、好まし
くは室温〜50℃で行なわれる。ここで不活性溶媒とは
、塩化メチレン、クロロホルムなどのハ[Jゲン系溶媒
、テトラヒドロフラン、1。
2−ジメトキシエタン、ジオキサンなどのエーテル系溶
媒、ベンゼン、トルエンなどの灰化水素系溶媒である。
触媒としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、*
mナトリウム、炭酸カリウム、水素化ナトリウムなどの
無機塩基、トリエチルアミン、ピリジンなどの有機塩基
、塩酸、硫敢などの無機酸、パラトルエンスルホン酸、
カンファースルボン酸などの有機酸、酢酸クロリド、ベ
ンゾイルクロリドなどの有機酸ハライドおよびモレキュ
ラーシーブ3A、4A、5A、13Xなどが用いられる
また、本発明化合物は、一般式■ (式中、RおよびBは前記と同意義である)で示される
化合物を、上記と同様に式、 02NO−A−OH (式中、Aは前記と同意義である)で表わされるアルコ
ールとエステル化きせることにより得ることもできる。
さらにまた、本発明化合物は、公知の方法[ジャーナル
オブオーガニック ケミストリー(J、Org、Che
m、) 、第16巻、第1259ページ(1951年)
コを用いて下記反応式で示される如く製造することもで
きる。
■ なお、出発物質の式■または■で示される化合物は、公
知の方法(たとえば、特開昭61−24566号公報お
よび特開昭61−24566号公報に記載されている方
法)に準じて製造することができる。
λ訓IL雅朱 本発明の1.4−ジヒドロピリジン誘導体は、冠状動脈
血行障害、脳動脈血行障害、高血圧症などの循環器障害
症の治療剤として有用である。
犬澱舅 以下、実施例および試験例を挙げ、本発明をさらに詳細
に説明する。
実施例1 2.6−シメチルー4−(3−ニトロフェニル)−1,
4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボンv 3−(
3−ニドラドプロピル)エステル4.21g(0,01
ミリモル)を30m11の塩化メチレンに懸濁し、3−
ヒドロキシプロピオン酸メチルエステル1.15g(0
,01ミリモル)と無水酢酸3.06g(0,03ミリ
モル)と酢酸クロリド0.093g(0,01ミリモル
)を加え、1時間加熱還流後、希炭酸水素ナトリウム水
溶液で中和し、塩化メチレンで抽出、溶媒を留去後、残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;
酢酸エチル:n−ヘキサン−1=1)で精製し、ヘキサ
ンで結晶化した後、塩化メチレン−イソプロピルアルコ
ールより再結晶して、2.6−シメチルー4−(3−二
トロフェニル)−1,4−ジヒドロピリジン−3,5−
ジカルボン酸3−(3−ニドラドプロピル)エステル−
5−(2−メトキシカルボニルエチル)エステル2.4
2gを得た。
fll、I)、 85〜87℃ 実施例2 2.6−シメチルー4−(3−ニトロフェニル)−1,
4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボン酸 3−(
3−ニドラドプロピル)エステルの代わりに2.6−ジ
メデルー4−(3−ニトロフェニル)−1,4−ジヒド
ロピリジン−3,5−ジカルボン酸 3−(2−ニドラ
ドプロピル)エステルを用い、実施例1と同様にして2
,6−シメチルー4−(3−ニトロフェニル)−1,4
−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボン酸 3−(2
−ニドラドプロピル)エステル−5−(2−メトキシカ
ルボニルエチル)エステルヲ得り。
m、p、 105〜106℃ 実施例3 m−ニトロベンズアルデヒド68g(0,45モル)、
3−アミノクロトン酸 2−シアノエチルエステル69
.38g(0,45モル)、アセト酢酸2−メトキシカ
ルボニルエチルエステル84.68g(0,45モル)
およびピペリジン酢酸塩7.21g(0,05モJL、
 )を500mQ(7)イソブロビルアルコールに溶解
し、2時間加熱還流した。室温で1昼夜放置後、析出し
た結晶を濾取してイソプロピルアルコールで再結晶し、
2,6−シメチルー4−(3−ニトロフェニル)−1,
4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボン酸 3−(
2−シアノエチル)エステル−5−(2−メトキシカル
ボニルエチル)エステル105gを淡黄色粉末状結晶と
して得た。
m、p、 95〜97℃ 実施例4 上記実施例3で得た化合物45.7g(0,1モル)を
200m1lのアセトンに溶解し、これに水200m1
lに溶解した炭酸カリウム25.64g(0,2モル)
を滴下して1時間加熱還流した。室温で2時間放置後、
塩化メチレンで洗浄し、水層に少量の水に溶かした燐酸
水素二ナトリウム113g(0,8モル)を加え、これ
に水冷攪拌下燐酸98g(1モル)を滴下し、析出した
結晶を濾取し、水洗、乾燥して2.6−シメチルー4−
(3−ニトロフェニル)−1,4−ジヒドロピリジン−
3,5−ジカルボン酸 5−(2−メトキシカルボニル
エチル m.p. 166〜167℃ 実施例5 上記実施例2で得た化合物4、04g(0. 01モル
)を20mllの塩化メチレンに懸濁し、3−ニドラド
プロパノール1. 45g(0. 012モル)と無水
酢酸3. 06g(0. 03モル)と酢酸クロリド0
. 093g(9. 001モル)を加え、1時間加熱
還流後、希炭酸水素ナトリウム水溶液で中和し、塩化メ
チレンで抽出、溶媒を留去後、残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(展開溶媒;酢酸エチル:n−ヘキ
サン−1:1)で精製し、ヘキサンで結晶化した後、塩
化メチレン−イソプロピルアルコールより再結晶して、
実施例1で得た化合物と同一の2.6−シメチルー4−
(3−ニトロフェニル)−1.4−ジヒドロピリジン−
3.5−ジカルボン酸 3−(3−ニドラドプロピル)
エステル−5−(2−メトキシカルボニルエチル m.p.  86〜88℃ 実施例6 m−ニトロベンズアルデヒド0. 756g(0. 0
05モル)、アセト酢酸メチルチオエチルエステルo,
88g(0. ()05モル)および3−アミノクロト
ン醸 3−二トラドプロピルエステル1.02g(0.
005モル)ヲイソブロビルアルコール20m11に溶
解し、2時間加熱還流した.反応後溶媒を留去し、残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラブイ−(i開溶媒;酢
酸エチル:塩化メチレン−1:1)で精製し、エーテル
で再結晶し、2.6−シメチルー4−(3−ニトロフェ
ニル) −1.4−シヒドロヒリシンー3.5ージカル
ボン酸 3−(3−ニドラドプロピル)エステル−5−
(2−メチルチオエチル)エステル1.3gを得た。
m.p. 112〜l13℃ 実施例1、実施例2、実施例3〜5または実施例6と同
様にして、以下の化合物を得た。
2、6−シメチルー4−(3−ニトロフェニル)−1.
4−ジヒドロピリジン−3.5−ジカルボン# 3−(
3−ニドラドプロピル)エステル−5−(1−メトキシ
カルボニルエチル)エステルm. p. 118〜12
0℃ 2、6−シメチルー4−(3−ニトロフェニル)−1.
4−ジヒドロピリジン−3.5−ジカルボン93−(2
−ニドラドプロピル)エステル−5−(3−アセチルオ
キシプロピル)エステルa+.p. 115〜116℃ 2、6−シメチルー4−(3−ニトロフェニル)−1.
4−ジヒドロピリジン−3.5−ジカルボン1’*3−
(3−ニドラドプロピル)エステル−5−アセトニルエ
ステル m.p. 91〜93℃ 2、6−シメチルー4−(3−ニトロフェニル)−1.
4−ジヒドロピリジン−3.5−ジカルボン酸 3−(
3−ニドラドプロピル)エステル−5−(2−アセチル
チオエチル)エステル m、p、 110〜111℃ 2.6−シメチルー4−(3−ニトロフェニル)−1,
4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボン酸 3−(
3−ニドラドプロピル)エステル−5−(2−ベンゾイ
ルチオエチル)エステルm、p、 68〜69℃ 2.6−シメチルー4−(3−ニトロフェニル)−1,
4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボン酸 3−(
3−ニドラドプロピル)エステル−5−(3−アセチル
チオプロピル)エステルm、p、 66〜68℃ 2.6−シメチルー4−(3−ニトロフェニル)−1,
4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボン93−(3
−ニドラドプロピル)エステル−5−(3−ベンゾイル
チオプロピル)エステルm、p、  68〜69℃ 2.6−シメチルー4−(3−ニトロフェニル)−1,
4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボンr* 3−
(3−ニドラドプロピル)エステル−5−(2−メチル
チオプロピル)エステル m、p、 127〜129℃ 2.6−シメチルー4−(3−ニトロフェニル)−1,
4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボン酸 3−(
3−ニドラドプロピル)エステル−5−(2−アセトキ
シエチル)エステル m、p、 102〜104℃ 2.6−シメチルー4−(3−ニトロフェニル)−1,
4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボン酸 3−(
3−ニドラドプロピル)エステル−5−(2−アセトキ
シプロピル)エステル m、p、 98〜100℃ 2.6−シメチルー4−(3−ニトロフェニル)−1,
4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボン酸 3−(
3−ニドラドプロピル)エステル−5−(2,2,2−
トリフルオロエチル)エステルm、p、 98〜100
℃ 2.6−シメチルー4−(2−ニトロフェニル)−1,
4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボン113−(
3−ニドラドプロピル)エステル−5−(2−アセチル
チオエチル)エステル ’H−NMR(CDC#3):δ 7.15〜7.71(4H,m) 、 5.98(IL
bs) 。
5.76(LH,s) 、 3.75〜4.46(61
,a+) 。
3、12(2H,t、J=6Hz) 、 2.33(6
H,s) 。
2、31(3Ls) 、 2.05(2H,m)2.6
−シメチルー4−(2−ニトロフェニル)−1,4−ジ
ヒドロピリジン−3,5−ジカルボン63−(3−ニド
ラドプロピル)エステル−5−(2−ベンゾイルチオエ
チル)エステル’H−NMR(CD(J’3): 8 7.05〜8.02(4L m) 、 6.03(IH
,bs) 。
5、76(11(、s) 、 3.66〜4.52(6
H,m) 。
3.26(2H,t、J=6Hz)、  2.31(6
H,s)。
1.97(2H,m) 2.6−シメチルー4−(2−ニトロフェニル)−1,
4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボンfi3−(
3−ニドラドプロピル)エステクレー5−(2−アセチ
ルチオプロピル)エステル’H−NMR(CD(J3)
: 8 7、20=7.80(4H,m> 、 5.83(IH
,bs) 。
5、73(IH,s) 、 3.80=4.50(6H
,m) 。
2、73(2H,t、J=6Hz) 、 2.30(6
H,s) 。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、AおよびBは同一または相異なって炭素原子数
    1〜4個のアルキレン基を示し、Rはアルコキシカルボ
    ニル基、トリフルオロメチル基、アセチル基、アセチル
    オキシ基、低級アルキルチオ基またはアシルチオ基を示
    す。)で表わされる1,4−ジヒドロピリジン誘導体。
JP62036511A 1987-02-19 1987-02-19 1,4−ジヒドロピリジン誘導体 Pending JPS63203662A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0358432A2 (en) * 1988-09-05 1990-03-14 Taisho Pharmaceutical Co. Ltd 1,4-dihydropyridine derivatives
EP0370821A2 (en) * 1988-11-24 1990-05-30 Taisho Pharmaceutical Co. Ltd 1,4-dihydropyridine derivatives

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