JPS632009Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS632009Y2 JPS632009Y2 JP8263581U JP8263581U JPS632009Y2 JP S632009 Y2 JPS632009 Y2 JP S632009Y2 JP 8263581 U JP8263581 U JP 8263581U JP 8263581 U JP8263581 U JP 8263581U JP S632009 Y2 JPS632009 Y2 JP S632009Y2
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- Japan
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- gastrocamera
- camera
- optical system
- shutter
- observation optical
- Prior art date
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- Expired
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- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 17
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 4
- 208000025865 Ulcer Diseases 0.000 description 2
- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 2
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 description 2
- 231100000397 ulcer Toxicity 0.000 description 2
- 206010028980 Neoplasm Diseases 0.000 description 1
- 201000011510 cancer Diseases 0.000 description 1
- 230000002596 correlated effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、胃カメラ装置、特に、先部に内蔵さ
れたカメラによる写真と観察用光学系に取り付け
られた他のカメラによる写真とを対応付けること
ができるようにした胃カメラ装置に関する。
れたカメラによる写真と観察用光学系に取り付け
られた他のカメラによる写真とを対応付けること
ができるようにした胃カメラ装置に関する。
胃カメラは、光学繊維から成る湾曲自在なライ
トガイド及びイメージガイドを介して体腔内部の
癌や潰瘍等の患部を観察すると共に、先部に内蔵
した小型カメラによつて該患部を撮影する医用光
学機器である。このような胃カメラによつて体腔
内の患部を撮影する際、これまでは比較的広範囲
に低倍率の全体像として写真を撮影していたが、
近時は、患部をより精緻に観察するため、該患部
の拡大写真をとることが要求されるようになつ
た。すなわち、患部の局部的拡大写真をとるため
に胃カメラが用いられる傾向にあるのである。
トガイド及びイメージガイドを介して体腔内部の
癌や潰瘍等の患部を観察すると共に、先部に内蔵
した小型カメラによつて該患部を撮影する医用光
学機器である。このような胃カメラによつて体腔
内の患部を撮影する際、これまでは比較的広範囲
に低倍率の全体像として写真を撮影していたが、
近時は、患部をより精緻に観察するため、該患部
の拡大写真をとることが要求されるようになつ
た。すなわち、患部の局部的拡大写真をとるため
に胃カメラが用いられる傾向にあるのである。
これに伴ない、イメージガイド等の観察用光学
系を介して得られる患部の全体像を前記観察用光
学系の後方に取り付けられた他のカメラによつて
撮影することがある。
系を介して得られる患部の全体像を前記観察用光
学系の後方に取り付けられた他のカメラによつて
撮影することがある。
このように、胃カメラと、観察用光学系の後方
のカメラとの2台のカメラによつて患部の写真を
とる場合、胃カメラによる局部的拡大写真と、他
のカメラによる全体的写真とを適確に対応付ける
ことが必要になる。すなわち、対応付けを行なわ
ないと、胃カメラによる局部拡大写真が他のカメ
ラによる全体的写真のうちのどこに相当するのか
わからないのである。
のカメラとの2台のカメラによつて患部の写真を
とる場合、胃カメラによる局部的拡大写真と、他
のカメラによる全体的写真とを適確に対応付ける
ことが必要になる。すなわち、対応付けを行なわ
ないと、胃カメラによる局部拡大写真が他のカメ
ラによる全体的写真のうちのどこに相当するのか
わからないのである。
本考案は、上記した問題に鑑みてなされたもの
であり、先部に内蔵されたカメラによる局部拡大
写真と、観察用光学系の後方に取り付けられた他
のカメラによる通常写真とを適確に対応付けて、
患部の精緻な観察を可能にする胃カメラ装置を得
ることを目的とし、このため、先部のカメラによ
る撮影範囲を観察用光学系の視野中に表示する手
段と、前記両カメラのシヤツターを連動させる手
段と、前記シヤツターの作動に同期して光量を増
加させるフラツシユ機構とを設けたことを特徴と
する。
であり、先部に内蔵されたカメラによる局部拡大
写真と、観察用光学系の後方に取り付けられた他
のカメラによる通常写真とを適確に対応付けて、
患部の精緻な観察を可能にする胃カメラ装置を得
ることを目的とし、このため、先部のカメラによ
る撮影範囲を観察用光学系の視野中に表示する手
段と、前記両カメラのシヤツターを連動させる手
段と、前記シヤツターの作動に同期して光量を増
加させるフラツシユ機構とを設けたことを特徴と
する。
以下、図面を参照して本考案の実施例を説明す
る。
る。
第1図は、本考案に係る胃カメラ装置の一実施
例を示す概略説明図、第2図は、要部拡大説明図
であり、1は湾曲自在な光学繊維から成るライト
ガイドで、光源2から発生した照明光を、柄部3
及び導中部4を通して先部5に導き、潰瘍等の対
象を照明する。また、6は光学繊維から成るイメ
ージガイドで、先部5の窓7から入光した対象の
像を導中部4を通して柄部3の接眼レンズ部8に
導くものである。
例を示す概略説明図、第2図は、要部拡大説明図
であり、1は湾曲自在な光学繊維から成るライト
ガイドで、光源2から発生した照明光を、柄部3
及び導中部4を通して先部5に導き、潰瘍等の対
象を照明する。また、6は光学繊維から成るイメ
ージガイドで、先部5の窓7から入光した対象の
像を導中部4を通して柄部3の接眼レンズ部8に
導くものである。
先部5には、帯状のフイルム9を収容するパト
ローネ10が内蔵されており、このフイルム9を
図示しない柄部3の巻取装置によつてパトローネ
から引き出し、撮影用レンズ11の前に位置させ
るようにしている。そして、前記フイルム9を露
光させるため、撮影用レンズ11の近傍に高速移
動の可能なシヤツター部材12と、該シヤツター
部材12を駆動する電磁マグネツト13とを設け
ており、これらにより、胃カメラのシヤツター1
4が構成される。また、シヤツター14を作動さ
せるため、電磁マグネツト13は、後述する押ボ
タンスイツチを押下した時に励磁されるようにな
つている。
ローネ10が内蔵されており、このフイルム9を
図示しない柄部3の巻取装置によつてパトローネ
から引き出し、撮影用レンズ11の前に位置させ
るようにしている。そして、前記フイルム9を露
光させるため、撮影用レンズ11の近傍に高速移
動の可能なシヤツター部材12と、該シヤツター
部材12を駆動する電磁マグネツト13とを設け
ており、これらにより、胃カメラのシヤツター1
4が構成される。また、シヤツター14を作動さ
せるため、電磁マグネツト13は、後述する押ボ
タンスイツチを押下した時に励磁されるようにな
つている。
このような胃カメラの柄部3には、例えば1眼
レフのカメラ15が取り付けられており、16は
撮影用レンズ、17はシヤツター、18はフイル
ムを示す。このカメラ15には、押ボタンスイツ
チ19が設けられており、該押ボタンスイツチ1
9を押下すると、前記カメラ15のシヤツター1
7を切つてフイルム18を露光させ、イメージガ
イド6等の観察用光学系を介して得られる対象の
全体像を撮影すると共に、胃カメラの電磁マグネ
ツト13を励磁してシヤツター部材12を高速移
動させ、フイルム9を露光させて患部の局部拡大
写真をとるようにしている。
レフのカメラ15が取り付けられており、16は
撮影用レンズ、17はシヤツター、18はフイル
ムを示す。このカメラ15には、押ボタンスイツ
チ19が設けられており、該押ボタンスイツチ1
9を押下すると、前記カメラ15のシヤツター1
7を切つてフイルム18を露光させ、イメージガ
イド6等の観察用光学系を介して得られる対象の
全体像を撮影すると共に、胃カメラの電磁マグネ
ツト13を励磁してシヤツター部材12を高速移
動させ、フイルム9を露光させて患部の局部拡大
写真をとるようにしている。
イメージガイド6の後端と接眼レンズ部8との
間には、第2図に示すように、例えば透過性フイ
ルターに仕切線20を付して成る表示手段21が
設けられている。該表示手段21は、先部5の胃
カメラによる撮影範囲を観察用光学系の視野中に
表示するためのものであり、別の言葉でいうと、
観察用光学系による患部の全体像のうちどの部分
が先部5の胃カメラにより撮影されるかを仕切線
20によつて示したものであり、従つて、観察用
光学系の後方のカメラ15による全体写真の中に
もこの仕切線20が写され、胃カメラによる撮影
範囲との対応付けがなされる。
間には、第2図に示すように、例えば透過性フイ
ルターに仕切線20を付して成る表示手段21が
設けられている。該表示手段21は、先部5の胃
カメラによる撮影範囲を観察用光学系の視野中に
表示するためのものであり、別の言葉でいうと、
観察用光学系による患部の全体像のうちどの部分
が先部5の胃カメラにより撮影されるかを仕切線
20によつて示したものであり、従つて、観察用
光学系の後方のカメラ15による全体写真の中に
もこの仕切線20が写され、胃カメラによる撮影
範囲との対応付けがなされる。
なお、表示手段21として、イメージガイド6
の後端に直接仕切線を有するフイルターを貼り付
けるもの等が考えられる。
の後端に直接仕切線を有するフイルターを貼り付
けるもの等が考えられる。
22はフラツシユ機構で、該フラツシユ機構2
2は、押ボタンスイツチ19の押下によるシヤツ
ター17及びシヤツター部材12の作動に同期し
て、光源2による照明光に加えて光量を増加さ
せ、撮影に十分な光量を得るためのものであり、
ライトガイド1の一部を分岐させて直線状に配置
した分岐端23に、フラツシユ放電管24と楕円
又は円筒形の反射鏡25を対向させており、ま
た、前記フラツシユ放電管24は、押ボタンスイ
ツチ19の押下に同期して瞬時に放電する。
2は、押ボタンスイツチ19の押下によるシヤツ
ター17及びシヤツター部材12の作動に同期し
て、光源2による照明光に加えて光量を増加さ
せ、撮影に十分な光量を得るためのものであり、
ライトガイド1の一部を分岐させて直線状に配置
した分岐端23に、フラツシユ放電管24と楕円
又は円筒形の反射鏡25を対向させており、ま
た、前記フラツシユ放電管24は、押ボタンスイ
ツチ19の押下に同期して瞬時に放電する。
なお、26は、胃カメラが単体の場合の押ボタ
ンスイツチである。
ンスイツチである。
次に、上記実施例の作用を説明すると、術者
は、胃カメラの先部5及び導中部4を体腔に挿入
し、接眼レンズ部8又は図示しないカメラ15の
フアインダーを覗いてイメージガイド6等の観察
用光学系を介して対象の全体像を観察する。この
時、視野中には表示手段21の仕切線20が見え
るが、この仕切線20は、今現在押ボタンスイツ
チ19を押すと、この範囲内が胃カメラによつて
撮影されることを示している。
は、胃カメラの先部5及び導中部4を体腔に挿入
し、接眼レンズ部8又は図示しないカメラ15の
フアインダーを覗いてイメージガイド6等の観察
用光学系を介して対象の全体像を観察する。この
時、視野中には表示手段21の仕切線20が見え
るが、この仕切線20は、今現在押ボタンスイツ
チ19を押すと、この範囲内が胃カメラによつて
撮影されることを示している。
撮影個所を決定した後、術者が押ボタンスイツ
チ19を押すと、フラツシユ機構22がフラツシ
ユして光量を増加させると同時に、胃カメラのシ
ヤツター部材12及びカメラ15のシヤツター1
4を作動させて、各々フイルム9,18を露光さ
せる。これにより、胃カメラによつて患部の局部
拡大写真が得られると共に、該局部拡大写真の範
囲を仕切線20によつて表示した患部の全体写真
がカメラ15によつて得られ、両写真の対応付け
がなされるものである。
チ19を押すと、フラツシユ機構22がフラツシ
ユして光量を増加させると同時に、胃カメラのシ
ヤツター部材12及びカメラ15のシヤツター1
4を作動させて、各々フイルム9,18を露光さ
せる。これにより、胃カメラによつて患部の局部
拡大写真が得られると共に、該局部拡大写真の範
囲を仕切線20によつて表示した患部の全体写真
がカメラ15によつて得られ、両写真の対応付け
がなされるものである。
以上述べたように、本考案に係る胃カメラ装置
によれば、胃カメラによる撮影範囲を観察用光学
系の視野中に表示する表示手段と、胃カメラ及び
観察用光学系の後方のカメラのシヤツターを連動
させる押ボタンスイツチと、前記シヤツターの作
動に同期して光量を増加させるフラツシユ機構と
を設けたことにより、胃カメラによる局部拡大写
真と、他のカメラによる全体写真とを適確に対応
付けることができるため、胃カメラ装置による患
部の精緻な観察が実現されるという効果がある。
によれば、胃カメラによる撮影範囲を観察用光学
系の視野中に表示する表示手段と、胃カメラ及び
観察用光学系の後方のカメラのシヤツターを連動
させる押ボタンスイツチと、前記シヤツターの作
動に同期して光量を増加させるフラツシユ機構と
を設けたことにより、胃カメラによる局部拡大写
真と、他のカメラによる全体写真とを適確に対応
付けることができるため、胃カメラ装置による患
部の精緻な観察が実現されるという効果がある。
第1図は、本考案に係る胃カメラ装置の一実施
例を示す概略説明図、第2図は、要部拡大説明図
である。 1……ライトガイド、2……光源、3……柄
部、4……導中部、5……先部、6……イメージ
ガイド、8……接眼レンズ部、9……フイルム、
11……撮影用レンズ、12……シヤツター部
材、13……電磁マグネツト、14……シヤツタ
ー、15……カメラ、17……シヤツター、18
……フイルム、19……押ボタンスイツチ、20
……仕切線、21……表示手段、22……フラツ
シユ機構、24……フラツシユ放電管、25……
反射鏡。
例を示す概略説明図、第2図は、要部拡大説明図
である。 1……ライトガイド、2……光源、3……柄
部、4……導中部、5……先部、6……イメージ
ガイド、8……接眼レンズ部、9……フイルム、
11……撮影用レンズ、12……シヤツター部
材、13……電磁マグネツト、14……シヤツタ
ー、15……カメラ、17……シヤツター、18
……フイルム、19……押ボタンスイツチ、20
……仕切線、21……表示手段、22……フラツ
シユ機構、24……フラツシユ放電管、25……
反射鏡。
Claims (1)
- 先部に内蔵されたカメラと、観察用光学系と、
該観察用光学系の接眼レンズ部後方に取り付けら
れた他のカメラとを有する装置において、先部の
カメラによる撮影範囲を観察用光学系の視野中に
表示する手段と、前記両カメラのシヤツターを連
動させる手段と、前記シヤツターの作動に同期し
て光量を増加させるフラツシユ機構とを有するこ
とを特徴とする胃カメラ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8263581U JPS632009Y2 (ja) | 1981-06-04 | 1981-06-04 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8263581U JPS632009Y2 (ja) | 1981-06-04 | 1981-06-04 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57193803U JPS57193803U (ja) | 1982-12-08 |
JPS632009Y2 true JPS632009Y2 (ja) | 1988-01-19 |
Family
ID=29878096
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8263581U Expired JPS632009Y2 (ja) | 1981-06-04 | 1981-06-04 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS632009Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-06-04 JP JP8263581U patent/JPS632009Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57193803U (ja) | 1982-12-08 |
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