JPS6320097Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6320097Y2 JPS6320097Y2 JP11217480U JP11217480U JPS6320097Y2 JP S6320097 Y2 JPS6320097 Y2 JP S6320097Y2 JP 11217480 U JP11217480 U JP 11217480U JP 11217480 U JP11217480 U JP 11217480U JP S6320097 Y2 JPS6320097 Y2 JP S6320097Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tap
- tap position
- contacts
- phase
- phase transformer
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000018199 S phase Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Electrical Variables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は変圧器のタツプ位置出力回路の改良に
係り、特に負荷時タツプ切換機構を備える単相変
圧器3台で構成する三相変圧器において使用され
るタツプ位置出力回路に関する。
係り、特に負荷時タツプ切換機構を備える単相変
圧器3台で構成する三相変圧器において使用され
るタツプ位置出力回路に関する。
500KV級の超高圧電力系統における変圧器は
一般に、負荷時タツプ切換機構を備える単相変圧
器の3台をΔ,Y結線し、三相変圧器として使用
される。この場合、各単相変圧器はタツプ位置を
一致させた状態で運用する必要があるので、タツ
プ位置出力回路を用いてタツプ位置を確認するよ
うにしている。
一般に、負荷時タツプ切換機構を備える単相変圧
器の3台をΔ,Y結線し、三相変圧器として使用
される。この場合、各単相変圧器はタツプ位置を
一致させた状態で運用する必要があるので、タツ
プ位置出力回路を用いてタツプ位置を確認するよ
うにしている。
従来のタツプ位置出力回路は第1図に示すよう
に構成されている。同図Aにおいて、PR,PS,
PTは夫々R相,S相,T相の単相変圧器のタツ
プ位置に対応する摺動接点であり、これらの摺動
接点の各タツプ接点には補助リレーR1〜Ro,S1
〜So,T1〜Toが接続されている。PとNは電源
線を示す。
に構成されている。同図Aにおいて、PR,PS,
PTは夫々R相,S相,T相の単相変圧器のタツ
プ位置に対応する摺動接点であり、これらの摺動
接点の各タツプ接点には補助リレーR1〜Ro,S1
〜So,T1〜Toが接続されている。PとNは電源
線を示す。
補助リレーR1〜Ro,S1〜So,T1〜Toの各a接
点R1-a〜Ro-a,S1-a〜So-a,T1-a〜To-aは第1図
Bに示すように各相摺動接点の同一タツプ接点に
接続されたもの同士R1-a,S1-a,T1-a,R2-a,
S2-a,T2-a……Ro-a,So-a,To-aが直列に接続さ
れている。これらの直列接点群は一端が共通端子
cに接続され、他端が外部出力端子1〜nに接続
されている。
点R1-a〜Ro-a,S1-a〜So-a,T1-a〜To-aは第1図
Bに示すように各相摺動接点の同一タツプ接点に
接続されたもの同士R1-a,S1-a,T1-a,R2-a,
S2-a,T2-a……Ro-a,So-a,To-aが直列に接続さ
れている。これらの直列接点群は一端が共通端子
cに接続され、他端が外部出力端子1〜nに接続
されている。
このように構成したタツプ位置出力回路におい
ては、各相変圧器のタツプ位置が三相共等しい場
合には該当する外部出力端子1〜nのいずれかと
共通端子c間が導通するので、これをV−Q制御
盤等に組込むことによりタツプ位置表示やタツプ
ずれ検出に使用することができる。
ては、各相変圧器のタツプ位置が三相共等しい場
合には該当する外部出力端子1〜nのいずれかと
共通端子c間が導通するので、これをV−Q制御
盤等に組込むことによりタツプ位置表示やタツプ
ずれ検出に使用することができる。
しかしながら、上述の如き従来回路では使用す
る補助リレーの個数が、単相変圧器のタツプ数n
の3倍も必要となり、外部出力接点回路も複雑な
構成となるため、コストが高くなる上、設置スペ
ースも大きくなり、しかも使用する補助リレーが
多い分だけ信頼性も低下するという不都合があつ
た。
る補助リレーの個数が、単相変圧器のタツプ数n
の3倍も必要となり、外部出力接点回路も複雑な
構成となるため、コストが高くなる上、設置スペ
ースも大きくなり、しかも使用する補助リレーが
多い分だけ信頼性も低下するという不都合があつ
た。
本考案は従来の回路における上述の如き不都合
を除去すべくなされたもので、摺動接点と補助リ
レーおよびそれらのa接点の接続回路を改良する
ことにより、必要な補助リレーの個数を低減さ
せ、回路構成を単純化したタツプ位置出力回路を
提供しようとするものである。
を除去すべくなされたもので、摺動接点と補助リ
レーおよびそれらのa接点の接続回路を改良する
ことにより、必要な補助リレーの個数を低減さ
せ、回路構成を単純化したタツプ位置出力回路を
提供しようとするものである。
以下、第2図以降に示す実施例につき、本考案
の詳細を説明する。
の詳細を説明する。
第2図Aにおいて各相単相変圧器のタツプ位置
に応じてタツプ接点が切換えられる3個の摺動接
点33PR,33PS,33PTは同一のタツプ接
点同士を星形接続されている。摺動接点33PR
はその共通接点を直接電源線Pに接続され、摺動
接点33PSと33PTはそれらの共通接点がそれ
ぞれ補助リレーRS,RTを介して電源線Nに接続
されている。また、前記タツプ接点の各星形接続
点と電源線Nとの間には夫々補助リレー1X〜
nXが接続されている。
に応じてタツプ接点が切換えられる3個の摺動接
点33PR,33PS,33PTは同一のタツプ接
点同士を星形接続されている。摺動接点33PR
はその共通接点を直接電源線Pに接続され、摺動
接点33PSと33PTはそれらの共通接点がそれ
ぞれ補助リレーRS,RTを介して電源線Nに接続
されている。また、前記タツプ接点の各星形接続
点と電源線Nとの間には夫々補助リレー1X〜
nXが接続されている。
これらの補助リレーRS,RT,1X〜nXの各
a接点は、第2図Bに示すように接続されてい
る。即ち、補助リレー1X〜nXのa接点1X−
a〜nX−aは一端が夫々外部出力端子1〜nに
接続され、他端側が補助リレーRT,RSのa接点
RT−a,RS−aを介して共通端子cに接続され
ている。
a接点は、第2図Bに示すように接続されてい
る。即ち、補助リレー1X〜nXのa接点1X−
a〜nX−aは一端が夫々外部出力端子1〜nに
接続され、他端側が補助リレーRT,RSのa接点
RT−a,RS−aを介して共通端子cに接続され
ている。
第2図に示す本考案の回路において、摺動接点
33PRと33PSが同一タツプ位置にあれば補助
リレーRSが励磁されてそのa接点RS−aを閉じ
る。また、摺動接点33PRと33PTが同一タツ
プ位置にあれば補助リレーRTが励磁されてその
a接点RT−aを閉じ、また、タツプ位置を示す
補助リレー1X−nXのいずれかが励磁されてそ
れらのa接点1X−a〜nX−aを閉じる。従つ
て、摺動接点33PR,33PS,33PTの全て
が同一タツプ位置にあればそれに対応する外部共
通端子1〜nのいずれかと共通端子cが導通し、
タツプ位置を出力する。これに対し、3相の摺動
接点のうち、いずれか1相分でもタツプ位置が合
つていなければ補助リレーRS,RTの一方または
双方が無励磁となり、タツプ位置信号は出力され
ない。
33PRと33PSが同一タツプ位置にあれば補助
リレーRSが励磁されてそのa接点RS−aを閉じ
る。また、摺動接点33PRと33PTが同一タツ
プ位置にあれば補助リレーRTが励磁されてその
a接点RT−aを閉じ、また、タツプ位置を示す
補助リレー1X−nXのいずれかが励磁されてそ
れらのa接点1X−a〜nX−aを閉じる。従つ
て、摺動接点33PR,33PS,33PTの全て
が同一タツプ位置にあればそれに対応する外部共
通端子1〜nのいずれかと共通端子cが導通し、
タツプ位置を出力する。これに対し、3相の摺動
接点のうち、いずれか1相分でもタツプ位置が合
つていなければ補助リレーRS,RTの一方または
双方が無励磁となり、タツプ位置信号は出力され
ない。
このように本考案によれば、補助リレーの必要
個数が従来の1/3+2個ですみ、外部出力接点回
路も構成が簡単になるため、コストが低減し、装
置スペースも縮小する上、信頼性が向上する。
個数が従来の1/3+2個ですみ、外部出力接点回
路も構成が簡単になるため、コストが低減し、装
置スペースも縮小する上、信頼性が向上する。
なお、第2図において、切換タツプ数が多い場
合には、第3図に示すように外部出力接点回路
に、補助リレーのa接点1X−a〜nX−aに替
え、摺動接点33PRを組込むようにしてもよい。
合には、第3図に示すように外部出力接点回路
に、補助リレーのa接点1X−a〜nX−aに替
え、摺動接点33PRを組込むようにしてもよい。
第1図は従来のタツプ位置出力回路を例示する
回路図、第2図は本考案回路の実施例を示す回路
図、第3図は第2図に示すタツプ位置出力回路に
おける外部出力回路の変形例を示す回路図であ
る。 P,N…電源線、PR,PS,PT…摺動接点、
R1〜Ro,S1〜So,T1〜To,1X〜nX,RS,
RT,RST…補助リレー、R1-a〜Ro-a,S1-a〜
So-a,T1-a〜To-a,1X−a〜nX−a…補助リ
レーのa接点、1〜n…外部出力端子、c…共通
端子。
回路図、第2図は本考案回路の実施例を示す回路
図、第3図は第2図に示すタツプ位置出力回路に
おける外部出力回路の変形例を示す回路図であ
る。 P,N…電源線、PR,PS,PT…摺動接点、
R1〜Ro,S1〜So,T1〜To,1X〜nX,RS,
RT,RST…補助リレー、R1-a〜Ro-a,S1-a〜
So-a,T1-a〜To-a,1X−a〜nX−a…補助リ
レーのa接点、1〜n…外部出力端子、c…共通
端子。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 それぞれの所定数のタツプを有する負荷時タツ
プ切替機構が設けられた第一ないし第三の単相変
圧器を3台用いてなる三相変圧器のタツプ位置出
力回路において、 前記第一の単相変圧器のタツプ位置に応じて付
勢される前記タツプ数と同数の第一補助リレー
と、 前記第二および第三の単相変圧器のタツプ位置
が前記第一の単相変圧器のタツプ位置と一致する
ときそれぞれ付勢される2つの第二補助リレー
と、 これら第一補助リレーの各a接点を直列に接続
し、この直列回路に対してさらに前記第一補助リ
レーの接点または前記第一の単相変圧器の負荷時
のタツプ切替機構の摺動接点が直列接続されてな
る出力回路とをそなえたことを特徴とする三相変
圧器のタツプ位置出力回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11217480U JPS6320097Y2 (ja) | 1980-08-07 | 1980-08-07 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11217480U JPS6320097Y2 (ja) | 1980-08-07 | 1980-08-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5737228U JPS5737228U (ja) | 1982-02-27 |
JPS6320097Y2 true JPS6320097Y2 (ja) | 1988-06-03 |
Family
ID=29473239
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11217480U Expired JPS6320097Y2 (ja) | 1980-08-07 | 1980-08-07 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6320097Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-08-07 JP JP11217480U patent/JPS6320097Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5737228U (ja) | 1982-02-27 |
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