JPH0116392Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0116392Y2 JPH0116392Y2 JP6359782U JP6359782U JPH0116392Y2 JP H0116392 Y2 JPH0116392 Y2 JP H0116392Y2 JP 6359782 U JP6359782 U JP 6359782U JP 6359782 U JP6359782 U JP 6359782U JP H0116392 Y2 JPH0116392 Y2 JP H0116392Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- power
- changeover switch
- rectifier circuit
- switch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002457 bidirectional effect Effects 0.000 description 8
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 description 2
Landscapes
- Rectifiers (AREA)
- Control Of Electrical Variables (AREA)
- Power Conversion In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、多電源用整流回路に関し、特に、誤
操作による高圧電源入力に対する保護回路を備え
た多電源用整流回路に関する。
操作による高圧電源入力に対する保護回路を備え
た多電源用整流回路に関する。
商用交流電源は、国や地域によつて異なつてい
るが、大別すると、100V系と200V系がある。交
流電源を整流して用いる電子機器の場合、整流回
路を、切替スイツチを用いて、それぞれの系に対
応して切替えることが行なわれている。
るが、大別すると、100V系と200V系がある。交
流電源を整流して用いる電子機器の場合、整流回
路を、切替スイツチを用いて、それぞれの系に対
応して切替えることが行なわれている。
第1図は、このような切替スイツチを用いた二
電源用整流回路の従来例を示している。同図を参
照して、ダイオードブリツジ整流回路1の入力端
子へ接続された交流電源線l1,l2の一方l1の途中
へ接点2aと電流コイル2bからなる遮断器2を
挿入接続し、電源線l1,l2の入力端を交流電源3
へ接続するようにしている。整流回路1の出力端
子間に、2つのコンデンサ4a,4bを直列に接
続し、その両端から直流出力を得る。電源線の他
方l2とコンデンサ4aおよび4bの共通接続点の
間に切替スイツチ5を挿入接続し、これにより電
源線l1,l2を接続する電源3が100V系と200V系
のいずれの場合にも、この整流回路が動作するよ
うにしている。即ち、今交流電源3が200Vのと
きは、切替スイツチ5を開にし、ダイオードブリ
ツジ1とコンデンサ4a,4bで半波整流を行な
い、また電源3が100V系のときは、切替スイツ
チ5を閉にして、ダイオードブリツジ1とコンデ
ンサ4a,4bで倍電圧整流を行ない、いずれの
電源の場合でも、同じ直流電圧を得るようになつ
ている。なお、遮断器2は、100V系、200V系の
いずれの電源使用時でも、過負荷状態になつたと
き、あるいは電源3側から過電流が供給されたと
き、動作し、接点2aが開き、過電流から保護す
る。
電源用整流回路の従来例を示している。同図を参
照して、ダイオードブリツジ整流回路1の入力端
子へ接続された交流電源線l1,l2の一方l1の途中
へ接点2aと電流コイル2bからなる遮断器2を
挿入接続し、電源線l1,l2の入力端を交流電源3
へ接続するようにしている。整流回路1の出力端
子間に、2つのコンデンサ4a,4bを直列に接
続し、その両端から直流出力を得る。電源線の他
方l2とコンデンサ4aおよび4bの共通接続点の
間に切替スイツチ5を挿入接続し、これにより電
源線l1,l2を接続する電源3が100V系と200V系
のいずれの場合にも、この整流回路が動作するよ
うにしている。即ち、今交流電源3が200Vのと
きは、切替スイツチ5を開にし、ダイオードブリ
ツジ1とコンデンサ4a,4bで半波整流を行な
い、また電源3が100V系のときは、切替スイツ
チ5を閉にして、ダイオードブリツジ1とコンデ
ンサ4a,4bで倍電圧整流を行ない、いずれの
電源の場合でも、同じ直流電圧を得るようになつ
ている。なお、遮断器2は、100V系、200V系の
いずれの電源使用時でも、過負荷状態になつたと
き、あるいは電源3側から過電流が供給されたと
き、動作し、接点2aが開き、過電流から保護す
る。
ところで、第1図の回路は、200V系と100V系
の2つの電源に対して、切替スイツチ5を選択的
に操作することによつて、用いることができ、ま
た過電流からの保護機能も備えているが、切替ス
イツチ5の操作を誤ると電子機器の破壊を招くと
いう欠点がある。例えば、切替スイツチ5を閉に
したまま、交流電源3として200V系を接続する
と、直流出力に400Vが現れ、負荷回路が破壊さ
れる恐れがある。
の2つの電源に対して、切替スイツチ5を選択的
に操作することによつて、用いることができ、ま
た過電流からの保護機能も備えているが、切替ス
イツチ5の操作を誤ると電子機器の破壊を招くと
いう欠点がある。例えば、切替スイツチ5を閉に
したまま、交流電源3として200V系を接続する
と、直流出力に400Vが現れ、負荷回路が破壊さ
れる恐れがある。
本考案は、このような欠点を除去するため、切
替スイツチが比較的低圧電源側にセツトされてい
るとき、比較的高圧側の電源を接続したとき、自
動的に、整流回路への電源入力を遮断するように
した多電源用整流回路を提供することを目的とす
る。
替スイツチが比較的低圧電源側にセツトされてい
るとき、比較的高圧側の電源を接続したとき、自
動的に、整流回路への電源入力を遮断するように
した多電源用整流回路を提供することを目的とす
る。
以下本考案を、図示の実施例を参照して詳細に
説明する。
説明する。
第2図は、本考案の一実施例である二電源用整
流回路を示しており、第1と同様のものは同じ参
照符号を用いて示す。図において、遮断器11と
しては、接点11aおよび電流コイル11bの外
に電圧コイル11cを有するものを用い、切替ス
イツチとしては、2つの連動したスイツチ接点1
2a,12bを有する連動切替スイツチ12であ
る。遮断器11の接点11aと電流コイル11b
は、第1図の遮断器2の接点2aと電流コイル2
bと同様に交流電源線l1の途中に挿入接続されて
おり、連動切替スイツチ12の一方のスイツチ1
2bは第1図の切替スイツチ5と同様に、他方の
交流電源線l2とコンデンサ4aおよび4bの共通
接続点の間に挿入接続されている。
流回路を示しており、第1と同様のものは同じ参
照符号を用いて示す。図において、遮断器11と
しては、接点11aおよび電流コイル11bの外
に電圧コイル11cを有するものを用い、切替ス
イツチとしては、2つの連動したスイツチ接点1
2a,12bを有する連動切替スイツチ12であ
る。遮断器11の接点11aと電流コイル11b
は、第1図の遮断器2の接点2aと電流コイル2
bと同様に交流電源線l1の途中に挿入接続されて
おり、連動切替スイツチ12の一方のスイツチ1
2bは第1図の切替スイツチ5と同様に、他方の
交流電源線l2とコンデンサ4aおよび4bの共通
接続点の間に挿入接続されている。
遮断器11の電圧コイル11cは、その一方の
端子を交流電源線l2に接続され、他方の端子を電
圧検出器13としての2端子双方向性負性抵抗素
子13の一方の端子に接続されている。2端子双
方向性負性抵抗素子13の他方の端子は、連動切
替スイツチ12の他方のスイツチ12aを介し
て、交流電源線l1に接続されている。二端子双方
向性負性抵抗素子は、その両端電圧が、対象とす
る交流電源電圧の低い方例えば100Vよりわずか
に高い電圧以上で電流を流すような定格の素子を
用いる。
端子を交流電源線l2に接続され、他方の端子を電
圧検出器13としての2端子双方向性負性抵抗素
子13の一方の端子に接続されている。2端子双
方向性負性抵抗素子13の他方の端子は、連動切
替スイツチ12の他方のスイツチ12aを介し
て、交流電源線l1に接続されている。二端子双方
向性負性抵抗素子は、その両端電圧が、対象とす
る交流電源電圧の低い方例えば100Vよりわずか
に高い電圧以上で電流を流すような定格の素子を
用いる。
以上の構成によれば、連動切替スイツチ12が
高圧側、即ち図示のように連動スイツチ12aお
よび12bが開となつているとき、電圧コイル1
1cや二端子双方向性負性抵抗素子13は回路に
接続されておらず、従つて、第1図の従来例の切
替スイツチ5が開の場合と同様であるから、交流
電源3として200V系に接続すれば、ダイオード
ブリツジ1とコンデンサ4a,4bで全半整流さ
れ、200Vの直流出力を得る。この場合、もちろ
ん交流電源3として100V系を接続したときも、
従来例と同様に全波整流によつて100V直流出力
を得るが、この場合負荷回路は電圧不足となる
が、破壊されることはない。
高圧側、即ち図示のように連動スイツチ12aお
よび12bが開となつているとき、電圧コイル1
1cや二端子双方向性負性抵抗素子13は回路に
接続されておらず、従つて、第1図の従来例の切
替スイツチ5が開の場合と同様であるから、交流
電源3として200V系に接続すれば、ダイオード
ブリツジ1とコンデンサ4a,4bで全半整流さ
れ、200Vの直流出力を得る。この場合、もちろ
ん交流電源3として100V系を接続したときも、
従来例と同様に全波整流によつて100V直流出力
を得るが、この場合負荷回路は電圧不足となる
が、破壊されることはない。
次に、連動切替スイツチ12が低圧側即ち、連
動スイツチ12a,12bが開となつているとき
は、ダイオードブリツジ1とコンデンサ4a,4
bの回路は、第1図において切替スイツチ5が閉
のときと同様に倍電圧整流回路として働く。従つ
て、交流電源3として、100V系のものを接続す
れば200Vの直流出力を得ることができるので、
負荷回路は正常に動作する。
動スイツチ12a,12bが開となつているとき
は、ダイオードブリツジ1とコンデンサ4a,4
bの回路は、第1図において切替スイツチ5が閉
のときと同様に倍電圧整流回路として働く。従つ
て、交流電源3として、100V系のものを接続す
れば200Vの直流出力を得ることができるので、
負荷回路は正常に動作する。
ところで、連動切替スイツチ12が低圧側にセ
ツトされている状態で、交流電源3として高圧
200V系が接続されると、二端子双方性負性抵抗
素子13に、閉にあるスイツチ12aを介して高
圧200Vが印加されるので、二端子双方性負性抵
抗素子13は直ちに導通し、遮断器11の電圧コ
イル11cに電流が流れ高圧が印加されるので、
接点11aが開き、従つて、高圧200Vが整流回
路へ入力されず、それ故負荷回路へ400Vの直流
が印加されることが自動的に防止される。
ツトされている状態で、交流電源3として高圧
200V系が接続されると、二端子双方性負性抵抗
素子13に、閉にあるスイツチ12aを介して高
圧200Vが印加されるので、二端子双方性負性抵
抗素子13は直ちに導通し、遮断器11の電圧コ
イル11cに電流が流れ高圧が印加されるので、
接点11aが開き、従つて、高圧200Vが整流回
路へ入力されず、それ故負荷回路へ400Vの直流
が印加されることが自動的に防止される。
なお、電圧検出器としては、所定値以上の電圧
を検出したとき、その検出電圧を電圧コイル11
cへ印加するように動作するものであれば良く、
二端子双方向性負性抵抗素子に限らず、非線型電
圧検出器等が用いられ得る。
を検出したとき、その検出電圧を電圧コイル11
cへ印加するように動作するものであれば良く、
二端子双方向性負性抵抗素子に限らず、非線型電
圧検出器等が用いられ得る。
また三種類以上の交流電源を用いる多電源用整
流回路に対しても、多接点切替スイツチと連動す
る多接点スイツチを設け、多接点スイツチの接点
と対応する電圧検出器および電圧コイルの回路を
並列に接続すれば良い。またこの場合電圧検出器
および遮断器の電圧コイルと直列または並列に表
示素子を接続すれば、過電圧印加を表示すること
ができる。
流回路に対しても、多接点切替スイツチと連動す
る多接点スイツチを設け、多接点スイツチの接点
と対応する電圧検出器および電圧コイルの回路を
並列に接続すれば良い。またこの場合電圧検出器
および遮断器の電圧コイルと直列または並列に表
示素子を接続すれば、過電圧印加を表示すること
ができる。
以上述べたように、本考案によれば、切替スイ
ツチと連動するスイツチと電圧検出器とを設け、
遮断器へ電圧コイルを付加するだけで、切替スイ
ツチで選択した電圧より高い交流電源へ接続した
ときの負荷回路への高圧印加という不都合を自動
的に防止できる利点がある。
ツチと連動するスイツチと電圧検出器とを設け、
遮断器へ電圧コイルを付加するだけで、切替スイ
ツチで選択した電圧より高い交流電源へ接続した
ときの負荷回路への高圧印加という不都合を自動
的に防止できる利点がある。
第1図は、従来の二電源用整流回路の例を示す
回路図、第2図は本考案の一実施例を示す回路図
である。 1……ダイオードブリツジ、3……交流電源、
4a,4b……コンデンサ、11……遮断器、1
1a……接点、11b……電流コイル、11c…
…電圧コイル、12……連動切替スイツチ、13
……二端子双方向性負性抵抗素子、l1,l2……交
流電源線。
回路図、第2図は本考案の一実施例を示す回路図
である。 1……ダイオードブリツジ、3……交流電源、
4a,4b……コンデンサ、11……遮断器、1
1a……接点、11b……電流コイル、11c…
…電圧コイル、12……連動切替スイツチ、13
……二端子双方向性負性抵抗素子、l1,l2……交
流電源線。
Claims (1)
- 整流回路へ交流電源を接続する一対の交流電源
線の一方に遮断器の電流コイルと接点とを直列に
挿入接続し、他方の電源線を切替スイツチを介し
て該整流回路の異なる入力点に切替接続するよう
にし、上記交流電源線を接続する電源の電圧に応
じて上記切替スイツチの切替によつて異なる電圧
の交流電源を選択的に整流するようにした多電源
用整流回路において、上記遮断器には、電流コイ
ルの外に電圧コイルを備え、上記切替スイツチと
連動するスイツチを設け、該連動スイツチを介し
て一対の電源線間電圧を捻出するために電圧検出
器を上記連動スイツチと直列に上記一対の電源線
間に接続するとともに電圧検出器が上記切替スイ
ツチの設定位置に対応する予め定められた電圧を
検出したとき、該検出電圧を上記電圧コイルに印
加して上記遮断器接点を開とするように構成した
ことを特徴とする多電源用整流回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6359782U JPS58168887U (ja) | 1982-04-30 | 1982-04-30 | 多電源用整流回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6359782U JPS58168887U (ja) | 1982-04-30 | 1982-04-30 | 多電源用整流回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58168887U JPS58168887U (ja) | 1983-11-10 |
JPH0116392Y2 true JPH0116392Y2 (ja) | 1989-05-15 |
Family
ID=30073697
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6359782U Granted JPS58168887U (ja) | 1982-04-30 | 1982-04-30 | 多電源用整流回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58168887U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003073579A1 (fr) * | 2002-02-28 | 2003-09-04 | Fujitsu Limited | Appareil permettant d'empecher une entree erronee d'alimentation |
-
1982
- 1982-04-30 JP JP6359782U patent/JPS58168887U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58168887U (ja) | 1983-11-10 |
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