JPS6366158B2 - - Google Patents
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- JPS6366158B2 JPS6366158B2 JP56036101A JP3610181A JPS6366158B2 JP S6366158 B2 JPS6366158 B2 JP S6366158B2 JP 56036101 A JP56036101 A JP 56036101A JP 3610181 A JP3610181 A JP 3610181A JP S6366158 B2 JPS6366158 B2 JP S6366158B2
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- inverter device
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- bridge circuit
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 12
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 6
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 claims description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 15
- 238000009429 electrical wiring Methods 0.000 description 6
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 4
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 3
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 102220008426 rs394105 Human genes 0.000 description 1
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-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02M—APPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
- H02M7/00—Conversion of ac power input into dc power output; Conversion of dc power input into ac power output
- H02M7/42—Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal
- H02M7/44—Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters
- H02M7/48—Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode
- H02M7/505—Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a thyratron or thyristor type requiring extinguishing means
- H02M7/515—Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a thyratron or thyristor type requiring extinguishing means using semiconductor devices only
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Inverter Devices (AREA)
- Stand-By Power Supply Arrangements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はインバータ切換装置に関するもので
あり、特にインバータ装置の故障時にインバータ
装置と予備電源とを切換えるインバータ切換装置
に関するものである。
あり、特にインバータ装置の故障時にインバータ
装置と予備電源とを切換えるインバータ切換装置
に関するものである。
第1図は従来のインバータ切換装置を示すブロ
ツク線図である。第1図において、インバータ装
置1は例えばサイリスタ等のスイツチング素子が
4個ブリツジ状に結合されて構成され、直流入力
を交流出力に変換するものである。ゲート回路2
はインバータ装置1を構成する4個のスイツチン
グ素子を一対ずつ交互に導通させるゲート信号を
生じるものである。スイツチ回路3は例えばサイ
リスタ等のスイツチング素子によつて構成され、
インバータ装置1の出力端子に接続されている。
ゲート回路4はスイツチ回路3を構成するスイツ
チング素子を導通させるゲート信号を生じるもの
である。しや断器5はスイツチ回路3と負荷6と
の間に接続されている。故障検出回路7はインバ
ータ装置1の転流失敗等の故障を検出して出力を
発生し、ゲート回路2,4のゲート信号の発生を
停止させるものである。予備電源8はインバータ
装置1の交流出力と同期した交流出力を生じるも
のである。スイツチ回路9は例えばサイリスタ等
のスイツチング素子によつて構成され、予備電源
8の出力端子に接続されている。ゲート回路10
は、故障検出回路7の出力が印加されたときに付
勢されスイツチ回路9を構成するスイツチング素
子を導通させるゲート信号を生じるものである。
しや断器11はスイツチ回路9と負荷6との間に
接続されている。次にこの動作を第2図を用いて
説明する。今、インバータ装置1が正常に動作し
ていると、インバータ装置1の交流出力電圧V1
は第2図V1に示すように発生する。また予備電
源8の交流出力電圧V2は、第2図V2の点線に
示すようにインバータ装置1の交流出力電圧V1
と同期している。この状態においては故障検出回
路7は付勢されず出力を生じない。従つて、ゲー
ト回路4は第2図GP1に示すようにゲート信号
を生じてスイツチ回路3を導通させ、ゲート回路
10は第2図GP2に示すようにゲート信号を生
じずスイツチ回路9を不導通にさせる。このた
め、インバータ装置1の交流出力電圧V1はスイ
ツチ回路3としや断器5とを介して負荷6に印加
される。次に第2図に示す時点t1において故障検
出回路7がインバータ装置1の転流失敗等の故障
を検出すると、故障検出回路7は出力を生じて、
ゲート回路2のゲート信号の発生を停止すると共
に、ゲート回路4,10に対してそれぞれ第2図
のGP1,GP2に示すようにゲート信号の発生を
切換える。このため、スイツチ回路9は第2図に
示す時点t1において導通し、スイツチ回路3は交
流出力電圧V1が零となる第2図に示す時点t2に
おいて不導通となり、負荷6に印加される負荷電
圧V3は第2図V3に示すように無瞬断で給電さ
れる。またインバータ装置1の交流出力電圧V1
はゲート回路2の停止によつて、第2図V1に示
すように喪失する。
ツク線図である。第1図において、インバータ装
置1は例えばサイリスタ等のスイツチング素子が
4個ブリツジ状に結合されて構成され、直流入力
を交流出力に変換するものである。ゲート回路2
はインバータ装置1を構成する4個のスイツチン
グ素子を一対ずつ交互に導通させるゲート信号を
生じるものである。スイツチ回路3は例えばサイ
リスタ等のスイツチング素子によつて構成され、
インバータ装置1の出力端子に接続されている。
ゲート回路4はスイツチ回路3を構成するスイツ
チング素子を導通させるゲート信号を生じるもの
である。しや断器5はスイツチ回路3と負荷6と
の間に接続されている。故障検出回路7はインバ
ータ装置1の転流失敗等の故障を検出して出力を
発生し、ゲート回路2,4のゲート信号の発生を
停止させるものである。予備電源8はインバータ
装置1の交流出力と同期した交流出力を生じるも
のである。スイツチ回路9は例えばサイリスタ等
のスイツチング素子によつて構成され、予備電源
8の出力端子に接続されている。ゲート回路10
は、故障検出回路7の出力が印加されたときに付
勢されスイツチ回路9を構成するスイツチング素
子を導通させるゲート信号を生じるものである。
しや断器11はスイツチ回路9と負荷6との間に
接続されている。次にこの動作を第2図を用いて
説明する。今、インバータ装置1が正常に動作し
ていると、インバータ装置1の交流出力電圧V1
は第2図V1に示すように発生する。また予備電
源8の交流出力電圧V2は、第2図V2の点線に
示すようにインバータ装置1の交流出力電圧V1
と同期している。この状態においては故障検出回
路7は付勢されず出力を生じない。従つて、ゲー
ト回路4は第2図GP1に示すようにゲート信号
を生じてスイツチ回路3を導通させ、ゲート回路
10は第2図GP2に示すようにゲート信号を生
じずスイツチ回路9を不導通にさせる。このた
め、インバータ装置1の交流出力電圧V1はスイ
ツチ回路3としや断器5とを介して負荷6に印加
される。次に第2図に示す時点t1において故障検
出回路7がインバータ装置1の転流失敗等の故障
を検出すると、故障検出回路7は出力を生じて、
ゲート回路2のゲート信号の発生を停止すると共
に、ゲート回路4,10に対してそれぞれ第2図
のGP1,GP2に示すようにゲート信号の発生を
切換える。このため、スイツチ回路9は第2図に
示す時点t1において導通し、スイツチ回路3は交
流出力電圧V1が零となる第2図に示す時点t2に
おいて不導通となり、負荷6に印加される負荷電
圧V3は第2図V3に示すように無瞬断で給電さ
れる。またインバータ装置1の交流出力電圧V1
はゲート回路2の停止によつて、第2図V1に示
すように喪失する。
従来のインバータ切換装置は以上のように構成
されているので、通常のインバータ装置1から負
荷6への給電時にも、サイリスタスイツチ等から
なるスイツチ回路3を介して給電されているた
め、スイツチ回路3を構成するサイリスタ冷却用
のフアン、ゲート回路4およびゲート回路4用の
制御回路等、使用部品点数が多く必要であり、信
頼度が低くかつ不経済であるという欠点があつ
た。
されているので、通常のインバータ装置1から負
荷6への給電時にも、サイリスタスイツチ等から
なるスイツチ回路3を介して給電されているた
め、スイツチ回路3を構成するサイリスタ冷却用
のフアン、ゲート回路4およびゲート回路4用の
制御回路等、使用部品点数が多く必要であり、信
頼度が低くかつ不経済であるという欠点があつ
た。
この発明は上記のような従来のものの欠点を除
去するためになされたものである。以下図面によ
つてこの発明の一実施例を説明する。
去するためになされたものである。以下図面によ
つてこの発明の一実施例を説明する。
第3図はこの発明に係るインバータ切換装置の
一実施例を示すブロツク線図である。図中第1図
と同一部分には同一符号を付している。第3図に
おいて、引外し回路であるシヤントトリツプ回路
12は故障検出回路7の出力によつて付勢されし
や断器5を開放するものである。
一実施例を示すブロツク線図である。図中第1図
と同一部分には同一符号を付している。第3図に
おいて、引外し回路であるシヤントトリツプ回路
12は故障検出回路7の出力によつて付勢されし
や断器5を開放するものである。
第4図は第3図に示すインバータ装置1の詳細
を示す電気結線図である。第4図において、単相
ユニツトインバータ1A,1Bはそれぞれ入力端
子101,102からの直流電圧を交流電圧V1
1,V12に変換するもので、この交流電圧V1
1,V12はそれぞれの電圧値が等しく、かつそ
れぞれの位相は第5図の電圧ベクトル図に示すよ
うに60度異なるようにされている。インバータト
ランス103,104は交流電圧V11,V12
を合成して、第5図に示すような合成電圧V13
を得るものである。リアクトル105およびコン
デンサ106はインバータトランス103,10
4の出力側に接続されて、その出力電圧である合
成電圧V13を整形する整形回路107を構成し
ている。出力端子108,109には整形回路1
07によつて整形された交流出力電圧V1が現わ
れる。
を示す電気結線図である。第4図において、単相
ユニツトインバータ1A,1Bはそれぞれ入力端
子101,102からの直流電圧を交流電圧V1
1,V12に変換するもので、この交流電圧V1
1,V12はそれぞれの電圧値が等しく、かつそ
れぞれの位相は第5図の電圧ベクトル図に示すよ
うに60度異なるようにされている。インバータト
ランス103,104は交流電圧V11,V12
を合成して、第5図に示すような合成電圧V13
を得るものである。リアクトル105およびコン
デンサ106はインバータトランス103,10
4の出力側に接続されて、その出力電圧である合
成電圧V13を整形する整形回路107を構成し
ている。出力端子108,109には整形回路1
07によつて整形された交流出力電圧V1が現わ
れる。
第6図は第4図に示す単相ユニツトインバータ
1Aの詳細を示す電気結線図である。第6図にお
いて、スイツチング素子である第1〜第4の主サ
イリスタ111〜114は逆方向にもダイオード
として動作するタイプのものであり、主ブリツジ
回路115を構成して入力端子101,102間
に接続され、通常時に第3図に示すゲート回路2
からのゲート信号によつて第1、第3の主サイリ
スタ111,113および第2、第4の主サイリ
スタ112,114が交互に導通するものであ
る。リアクトル116,117は主ブリツジ回路
115の出力端子118,119にそれぞれ直列
接続されている。スイツチング素子である第1〜
第4の補助サイリスタ121〜124は補助ブリ
ツジ回路125を構成して入力端子101,10
2間に接続され、第3図に示す故障検出回路7が
インバータ装置1の転流失敗等の故障を検出する
と、第3図に示すゲート回路2からのゲート信号
によつて第1、第3の補助サイリスタ121,1
23および第2、第4の補助サイリスタ122,
124が一斉に導通し、同時に主サイリスタ11
1〜114のゲート信号を全て停止すると、主サ
イリスタは全てターンオフし、負荷側から見たイ
ンバータ1Aは整流回路となる。コンデンサ12
6,127は補助ブリツジ回路125の出力端子
とリアクトル116,117の中間タツプ間に接
続されている。なお、単相ユニツトインバータ1
Bも同様に構成されている。
1Aの詳細を示す電気結線図である。第6図にお
いて、スイツチング素子である第1〜第4の主サ
イリスタ111〜114は逆方向にもダイオード
として動作するタイプのものであり、主ブリツジ
回路115を構成して入力端子101,102間
に接続され、通常時に第3図に示すゲート回路2
からのゲート信号によつて第1、第3の主サイリ
スタ111,113および第2、第4の主サイリ
スタ112,114が交互に導通するものであ
る。リアクトル116,117は主ブリツジ回路
115の出力端子118,119にそれぞれ直列
接続されている。スイツチング素子である第1〜
第4の補助サイリスタ121〜124は補助ブリ
ツジ回路125を構成して入力端子101,10
2間に接続され、第3図に示す故障検出回路7が
インバータ装置1の転流失敗等の故障を検出する
と、第3図に示すゲート回路2からのゲート信号
によつて第1、第3の補助サイリスタ121,1
23および第2、第4の補助サイリスタ122,
124が一斉に導通し、同時に主サイリスタ11
1〜114のゲート信号を全て停止すると、主サ
イリスタは全てターンオフし、負荷側から見たイ
ンバータ1Aは整流回路となる。コンデンサ12
6,127は補助ブリツジ回路125の出力端子
とリアクトル116,117の中間タツプ間に接
続されている。なお、単相ユニツトインバータ1
Bも同様に構成されている。
第7図は第3図に示すスイツチ回路9の詳細を
示す電気結線図である。第7図において、スイツ
チング素子であるサイリスタ901,902は互
いに逆極性に並列接続されており、第3図に示す
ゲート回路10からのゲート信号によつて交互に
導通するものである。
示す電気結線図である。第7図において、スイツ
チング素子であるサイリスタ901,902は互
いに逆極性に並列接続されており、第3図に示す
ゲート回路10からのゲート信号によつて交互に
導通するものである。
次に第3図、第4図、第6図および第7図の動
作を第8図および第9図を用いて説明する。今、
インバータ装置1が正常に動作していると、ゲー
ト回路2からのゲート信号によつて主ブリツジ回
路115を構成する第1、第3の主サイリスタ1
11,113および第2、第4の主サイリスタ1
12,114がそれぞれ交互に導通して、単相ユ
ニツトインバータ1Aは第5図に示す交流電圧V
11を発生する。単相ユニツトインバータ1Bも
同様にして第5図に示す交流電圧V12を発生す
る。これらの交流電圧V11,V12はインバー
タトランス103,104で合成されて第5図に
示す合成電圧V13を得る。この合成電圧V13
はリアクトル105およびコンデンサ106から
なる整形回路107で整形されて、出力端子10
8,109、即ちインバータ装置1の出力端子に
第8図V1に示すような交流出力電圧V1が発生
する。また予備電源8の交流出力電圧V2は第8
図V2の点線に示すようにインバータ装置1の交
流出力電圧V1と同期している。この状態におい
ては故障検出回路7は付勢されず出力を生じな
い。従つてシヤントトリツプ回路12は付勢され
ず、インバータ装置1の交流出力電圧V1はしや
断器5を介して負荷6に印加される。またゲート
回路10はゲート信号を発生せずスイツチ回路9
は不導通状態である。次に第8図に示す時点t1に
おいて主サイリスタ111〜114に転流失敗等
の故障が発生したとすると、故障検出回路7がこ
れを検出して出力を生じ、第8図に示す時点t1に
おいて、ゲート回路2に補助ブリツジ回路125
を構成する第1〜第4の補助サイリスタ121〜
124を導通させるゲート信号を発生させ、第1
〜第4のサイリスタ111〜114のゲート信号
を停止させる。これにより、第1、第2の主サイ
リスタ及び第3、第4の主サイリスタは、第1、
第2の補助サイリスタ及び第3、第4の補助サイ
リスタにより短絡されるので、それぞれのサイリ
スタに流れる電流が零になつたときターンオフす
る。一方、時点t1でゲート回路10にスイツチ回
路9を構成するサイリスタ901,902を導通
させるゲート信号を発生させる。また故障検出回
路7はシヤントトリツプ回路12にも出力信号を
与えるが、しや断器5は機械機構であるために動
作が遅く、シヤントトリツプ回路12は第8図に
示す時点t1から時点t3まで電圧が印加されて、時
点t3においてしや断され、負荷6へのインバータ
出力の切換えが完了する。
作を第8図および第9図を用いて説明する。今、
インバータ装置1が正常に動作していると、ゲー
ト回路2からのゲート信号によつて主ブリツジ回
路115を構成する第1、第3の主サイリスタ1
11,113および第2、第4の主サイリスタ1
12,114がそれぞれ交互に導通して、単相ユ
ニツトインバータ1Aは第5図に示す交流電圧V
11を発生する。単相ユニツトインバータ1Bも
同様にして第5図に示す交流電圧V12を発生す
る。これらの交流電圧V11,V12はインバー
タトランス103,104で合成されて第5図に
示す合成電圧V13を得る。この合成電圧V13
はリアクトル105およびコンデンサ106から
なる整形回路107で整形されて、出力端子10
8,109、即ちインバータ装置1の出力端子に
第8図V1に示すような交流出力電圧V1が発生
する。また予備電源8の交流出力電圧V2は第8
図V2の点線に示すようにインバータ装置1の交
流出力電圧V1と同期している。この状態におい
ては故障検出回路7は付勢されず出力を生じな
い。従つてシヤントトリツプ回路12は付勢され
ず、インバータ装置1の交流出力電圧V1はしや
断器5を介して負荷6に印加される。またゲート
回路10はゲート信号を発生せずスイツチ回路9
は不導通状態である。次に第8図に示す時点t1に
おいて主サイリスタ111〜114に転流失敗等
の故障が発生したとすると、故障検出回路7がこ
れを検出して出力を生じ、第8図に示す時点t1に
おいて、ゲート回路2に補助ブリツジ回路125
を構成する第1〜第4の補助サイリスタ121〜
124を導通させるゲート信号を発生させ、第1
〜第4のサイリスタ111〜114のゲート信号
を停止させる。これにより、第1、第2の主サイ
リスタ及び第3、第4の主サイリスタは、第1、
第2の補助サイリスタ及び第3、第4の補助サイ
リスタにより短絡されるので、それぞれのサイリ
スタに流れる電流が零になつたときターンオフす
る。一方、時点t1でゲート回路10にスイツチ回
路9を構成するサイリスタ901,902を導通
させるゲート信号を発生させる。また故障検出回
路7はシヤントトリツプ回路12にも出力信号を
与えるが、しや断器5は機械機構であるために動
作が遅く、シヤントトリツプ回路12は第8図に
示す時点t1から時点t3まで電圧が印加されて、時
点t3においてしや断され、負荷6へのインバータ
出力の切換えが完了する。
この場合、第8図に示す時点t1から時点t3まで
の間は、しや断器5と11とが共に閉成され、か
つインバータ装置1の主サイリスタ111〜11
4が逆方向ダイオードとして作用するため、予備
電源8→スイツチ回路9→しや断器11→しや断
器5→インバータ装置1の閉回路が形成されて、
予備電源8の電圧によつてインバータ装置1の直
流回路側が異常に充電されようとするが、インバ
ータ装置1は主サイリスタ111〜114の逆導
通部により整流回路となるが、次に述べるように
直流回路側が異常充電されることはない。即ち、
インバータ装置1の主ブリツジ回路115が動作
を停止した場合、ユニツトインバータ1A,1B
の出力側に印加される電圧V11a,V12a
は、インバータトランス103,104の二次側
の電圧をV13aとすると、電圧V11a,V1
2aは同相となつて第9図に示すようになる。従
つてV11a=V12a=1/2V13aとなり、例えば V13a=V13とすれば、V11a=cos30゜×V11=
0.866×V11、V12a=cos30゜×V12=0.866×V12
となり、ユニツトインバータ1A,1Bの出力側
に印加される電圧は、インバータ装置1の運転時
の電圧より低くなるため、インバータ装置1の直
流側を異常に充電することがない。
の間は、しや断器5と11とが共に閉成され、か
つインバータ装置1の主サイリスタ111〜11
4が逆方向ダイオードとして作用するため、予備
電源8→スイツチ回路9→しや断器11→しや断
器5→インバータ装置1の閉回路が形成されて、
予備電源8の電圧によつてインバータ装置1の直
流回路側が異常に充電されようとするが、インバ
ータ装置1は主サイリスタ111〜114の逆導
通部により整流回路となるが、次に述べるように
直流回路側が異常充電されることはない。即ち、
インバータ装置1の主ブリツジ回路115が動作
を停止した場合、ユニツトインバータ1A,1B
の出力側に印加される電圧V11a,V12a
は、インバータトランス103,104の二次側
の電圧をV13aとすると、電圧V11a,V1
2aは同相となつて第9図に示すようになる。従
つてV11a=V12a=1/2V13aとなり、例えば V13a=V13とすれば、V11a=cos30゜×V11=
0.866×V11、V12a=cos30゜×V12=0.866×V12
となり、ユニツトインバータ1A,1Bの出力側
に印加される電圧は、インバータ装置1の運転時
の電圧より低くなるため、インバータ装置1の直
流側を異常に充電することがない。
なお、上記実施例ではインバータ装置1とし
て、単相のユニツトインバータ1A,1Bを2段
多重にした単相2段多重サイリスタインバータの
場合について説明したが、一般的な自励式電圧多
重形インバータであつてもよい。またインバータ
装置1の出力側にしや断器5を用いたが、電磁コ
ンタクタ等の電磁接触器であつてもよい。さら
に、インバータ装置1と予備電源8との切換え
は、両者の同期さえとつていれば自動切換えだけ
でなく、手動切換えであつてもよい。
て、単相のユニツトインバータ1A,1Bを2段
多重にした単相2段多重サイリスタインバータの
場合について説明したが、一般的な自励式電圧多
重形インバータであつてもよい。またインバータ
装置1の出力側にしや断器5を用いたが、電磁コ
ンタクタ等の電磁接触器であつてもよい。さら
に、インバータ装置1と予備電源8との切換え
は、両者の同期さえとつていれば自動切換えだけ
でなく、手動切換えであつてもよい。
以上のようにこの発明によれば、インバータ装
置の出力側と負荷との間にしや断器または電磁接
触器を用い、このしや断器または電磁接触器を開
放することによつてインバータ装置から予備電源
に切換えているため、装置の信頼度が高くなりか
つ安価になる効果がある。
置の出力側と負荷との間にしや断器または電磁接
触器を用い、このしや断器または電磁接触器を開
放することによつてインバータ装置から予備電源
に切換えているため、装置の信頼度が高くなりか
つ安価になる効果がある。
第1図は従来のインバータ切換装置を示すブロ
ツク線図、第2図は第1図の動作説明図、第3図
はこの発明に係るインバータ切換装置の一実施例
を示すブロツク線図、第4図は第3図に示すイン
バータ装置の詳細を示す電気結線図、第5図はイ
ンバータ装置の電圧ベクトル図、第6図は第4図
に示す単相ユニツトインバータの詳細を示す電気
結線図、第7図は第3図に示すスイツチ回路の詳
細を示す電気結線図、第8図および第9図はこの
発明の動作説明図である。 図において、1はインバータ装置、1A,1B
は単相ユニツトインバータ、103,104はイ
ンバータトランス、105はリアクトル、106
はコンデンサ、107は整形回路、111〜11
4は主サイリスタ、115は主ブリツジ回路、1
16,117はリアクトル、121〜124は補
助サイリスタ、125は補助ブリツジ回路、12
6,127はコンデンサ、2はゲート回路、5は
しや断器、6は負荷、7は故障検出回路、8は予
備電源、9はスイツチ回路、10はゲート回路、
11はしや断器、12はシヤントトリツプ回路で
ある。なお、各図中同一部分には同一符号を付し
ている。
ツク線図、第2図は第1図の動作説明図、第3図
はこの発明に係るインバータ切換装置の一実施例
を示すブロツク線図、第4図は第3図に示すイン
バータ装置の詳細を示す電気結線図、第5図はイ
ンバータ装置の電圧ベクトル図、第6図は第4図
に示す単相ユニツトインバータの詳細を示す電気
結線図、第7図は第3図に示すスイツチ回路の詳
細を示す電気結線図、第8図および第9図はこの
発明の動作説明図である。 図において、1はインバータ装置、1A,1B
は単相ユニツトインバータ、103,104はイ
ンバータトランス、105はリアクトル、106
はコンデンサ、107は整形回路、111〜11
4は主サイリスタ、115は主ブリツジ回路、1
16,117はリアクトル、121〜124は補
助サイリスタ、125は補助ブリツジ回路、12
6,127はコンデンサ、2はゲート回路、5は
しや断器、6は負荷、7は故障検出回路、8は予
備電源、9はスイツチ回路、10はゲート回路、
11はしや断器、12はシヤントトリツプ回路で
ある。なお、各図中同一部分には同一符号を付し
ている。
Claims (1)
- 1 通常時点弧制御される逆方向にもダイオード
として作用する4個の主スイツチング素子からな
る主ブリツジ回路と、この主ブリツジ回路の一対
の出力端子に直列接続された一対のリアクトル
と、故障時点弧され、4個のスイツチング素子を
ターンオフさせる4個の補助スイツチング素子か
らなる補助ブリツジ回路と、この補助ブリツジ回
路の一対の出力端子と前記一対のリアクトルとの
間に直列接続された一対のコンデンサとから構成
されたインバータ装置、このインバータ装置の主
ブリツジ回路出力端子と負荷との間に接続され引
外し回路を有するしや断器もしくは電磁接触器、
前記インバータ装置の交流出力と同期した交流出
力を発生する予備電源、この予備電源と前記負荷
との間に接続されたスイツチ回路、及び前記イン
バータ装置の故障検出時に前記引外し回路を動作
させ、かつ上記補助ブリツジ回路の4個の補助ス
イツチング素子を点弧すると共に、前記スイツチ
回路を閉成し、前記負荷に印加する交流出力を前
記インバータ装置から前記予備電源に切換える故
障検出回路を備えたことを特徴とするインバータ
切換回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56036101A JPS57151275A (en) | 1981-03-11 | 1981-03-11 | Inverter switching device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56036101A JPS57151275A (en) | 1981-03-11 | 1981-03-11 | Inverter switching device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57151275A JPS57151275A (en) | 1982-09-18 |
JPS6366158B2 true JPS6366158B2 (ja) | 1988-12-19 |
Family
ID=12460371
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56036101A Granted JPS57151275A (en) | 1981-03-11 | 1981-03-11 | Inverter switching device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57151275A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4563624A (en) * | 1982-02-11 | 1986-01-07 | Copeland Corporation | Variable speed refrigeration compressor |
JPH01259738A (ja) * | 1988-04-08 | 1989-10-17 | Fuji Electric Co Ltd | インバータ装置 |
JPH11178243A (ja) * | 1997-12-16 | 1999-07-02 | Mitsubishi Electric Corp | 無停電電源装置 |
-
1981
- 1981-03-11 JP JP56036101A patent/JPS57151275A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57151275A (en) | 1982-09-18 |
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