JPS63200493A - 遠隔制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、赤外線信号等により、照明等の負荷を遠隔
制御する装置に関する。

（従来の技術） 一般的な赤外線による照明制御装置では、送信器から送
られてきた赤外線信号を受信器で受け、この受信器で電
気信号に変換して制御回路に送出し、この制御回路で上
記電気信号に基づき、給電回路に組みこまれたリレーを
作動させて照明器具を制御している。

（発明が解決しようとする問題点） 上述した構成では、送信器、受信器、制御回路、リレー
のいずれかに故障が生じたときに、照明器具の制御が行
なえなくなる欠点があった。また、故障箇所が何処にあ
るかを容易に判別することができなかった。

（問題点を解決するための手段） この発明は上記問題点を解消するためになされたちので
、その要旨は、送信器からの信号を受信器で受け、この
信号に基づいて、負荷−の給電回路に組み込まれたリレ
ーを作動させることにより、給電回路を開閉制御する遠
隔制御装置において、上記給電回路に選択スイッチが組
み込まれており、この選択スイッチは、少なくとも３つ
のスイッチを有し、第１のスイッチでは、リレー作動時
に給電回路を開閉でき、第２のスイッチではリレー非作
動時に給電回路を開閉でき、第３のスイッチではリレー
と並列をなすバイパス回路を介して給電回路を開閉でト
るように構成されている遠隔制御装置にある。

（作用） 通常は、選択スイッチの第１スイツチを閉じてお（。こ
の場合、送信器からの赤外線信号を受信器で受けて、リ
レーを作動させ、負荷への給電、給電停止を制御する。

送信器の操作で負荷への給電を制御でとなくなった時に
は、選択スイッチの第２のスイッチを閉じる。これによ
り、リレーが非作動であっても負荷への給電を行なえる
。

第２のスイッチを閉じても、負荷への給電が行なえない
場合には、選択スイッチの第３のスイッチを閉じる。こ
れによりリレーの状態とは無関係にバイパス回路を介し
て負荷への給電が行なわれる。

このように、赤外線信号に基づく負荷への給電が不能に
なっても、選択スイッチの手動操作１こより負荷への給
電を確保することができる。また、第１．第２．第３ス
イツチのいずれが閉じた状態で負荷への給電が可能とな
るかによって、故障箇所を容易に判別でき、故障を迅速
に行なうことができる。

（実施例） 以下、この発明の一実施例を第１図から第３図に基づい
て説明する。

＠２図に示すように、部屋の壁には、ボックス１が設置
されており、このボックス１の内部には制御装置２が内
蔵され、上部には、負荷として照明器具３が取り付けら
れている。

上記制御装置２は、第３図に示すように、受信器４と、
基板に組み付けられた制御回路５と、リレー６と、作動
紐７ａを備えたプルスイッチ型の選択スイッチ７とを有
している。

受信器４は下面に受光面４ａを有しており、この受光面
４ａは、ボックス１の底板に形成された窓１ａを介して
部屋に臨んでいる。

また、ボックス１の底板には開口１ｂが形成されており
、この開口１ｂは蓋８により開閉されるようになってい
る。そして、この間口１ｂの上方には、上記選択スイッ
チ７が配置されている。

上記制御装置２は、さらに第１図に示すように給電回路
１０を有している。この給電回路１ｏには、照明器具３
とリレー６と選択スイッチ７が直列に組み込まれている
。給電回路１ｏはリレー６と並列をなすバイパス回路１
１を有している。

選択スイッチ７は、共通接点Ｓｃと、上記作動紐７ａの
操作により共通接点Ｓｃに選択的に接続さｈる第１．第
２．第３の接点ｓ　、、ｓ　２．ｓ　、ヲ有シテいる。

そして、共通接点Ｓｃと第１接点ｓ１により第１スイツ
チが構成され、共通接点Ｓｃと第２接点Ｓ２により第２
スイツチが構成され、共通接点Ｓｃと第３接点Ｓ３によ
り第３スイツチが構成されている。

共通接点Ｓｃは照明器具１を介して一方の電源端子Ｖａ
に誇鯵Ｓ！−れでぃムー　ホナ・　偵ｑ蚊占Ｑ−１＋上
記バイパス回路１１を介して池方の電源端子Ｖｂに接続
されている。

上記リレー６は、共通接点Ｒｅと、コイル６ａの作動で
この共通接点Ｒｅに選択的に接続される第１、第２の接
点Ｒ，，Ｒ２を有している。このリレー６の第１接点Ｒ
１は上記選択スイッチ７の第１接点Ｓ、に接続されてお
り、第２接点Ｒ２は選択スイッチ７の第２接点Ｓ２に接
続されている。

上記受信器４は、第２図に示す送信器９から赤外線信号
を受け、これを電気信号に変換して制御回路５に送るよ
うになっている。制御回路５はこの信号に基づき、上記
リレー６のコイル６ａを通電制御するようになっている
。

上述構成において、正常使用時には、ボックス１の開口
１ｂは蓋８により閉じられてお１〕、選択スイッチ７の
作動紐７ａはボックス１内に収容されている。また、選
択スイッチ７では、共通接点Ｓｃが第１接点Ｓ１に接続
されており、第１のスイッチが閉じ、第２．第３スイツ
チが開いた状態となっている。

この状態で、送信器９から点灯指令の赤外線信号を受信
器４に送ると、コイル６ａが通電され、リレー６の共通
接点Ｒｅが第１接点Ｒ，に接続される。この結果、給電
回路１０が、選択スイッチ７の共通接点Ｓｃ、第１接点
Ｓ１、リレー６の第１接点Ｒい共通接点Ｒｅの経路で閉
じられ、照明器具３が点灯する。

また、送信器９から消灯指令の赤外線信号を受信器４に
送ると、フィル６ａへの通電が停止され、リレー６の共
通接点Ｒｅが接点Ｒ２に接続される。

この結果、給電回路１０が開いて、照明器具３が消灯す
る。

ところで、上記送信器９、受信器４、制御回路５、リレ
ー６のコイル６ａの内、いずれかに故障が生じた場合、
送信器９を操作して点灯させようとしても、リレー６の
共通接点Ｒｅが第２接点Ｒ２に接続した主まとなり、給
電回路１０は開いたままである。したがって、照明器具
３を点灯させることができない。

上記のように送信器９の操作では点灯できなくなった時
には、蓋８を開いて選択スイッチ７の作動紐７ａを１回
引っ張る。すると、共通接点Ｓｃが第２接点Ｓ２に接続
されて、第２のスイッチが閉し、第１．第３スイツチが
開いた状態となる。この時、給電回路１０は、選択スイ
ッチ７の共通接点Ｓｃ、第２接点Ｓ２、リレー６の第２
接点Ｒ２、共通接点Ｒｅの経路で閉じられ、照明器具３
が点灯する。

また、リレー６の共通接点Ｒｅと各接点Ｒ，，Ｒ２の接
触不良等によるときには、上記のように、選択スイッチ
７の共通接点Ｒｅが第２接点Ｒ２に接続されていても、
照明器具３は点灯しない。この場合には、乍動紐７ａを
もう一度引張ることにより、共通接点Ｓｃを第３接点Ｓ
３に接続させ、第３のスイッチを閉じ、第１．第２スイ
ツチを開いた状態にする。この結果、給電回路１０は、
選択スイッチ７の共通接点Ｓｅ、第３接点Ｓ３、バイパ
ス回路１１の経路で閉じられ、照明器具３が点灯する。

なお、照明器具３を点灯させることができるまでの作動
紐７ａの操作回数によって、故障箇所を判別できる。す
なわち、送信器９の繰作で点灯させることができず、１
回目の作動紐７ａの操作で点灯させることができた場合
には、送信器９、受信器４、制御回路５、リレー６のコ
イル６ａのいずれかが故障したものと判別できる。２回
目の作動紐７ａの繰作でやっと点灯させることができた
場合に、リレー６の接触不良等があると判別することが
できる。さらに、この２回目の作動紐７ａの繰作でも点
灯させることがで外ない場合には、照明器具３の故障な
いしは選択スイッチ７の故障があると判別することがで
きる。このように故障箇所を容易に判別することができ
るので、修理を迅速に行なうことができる。

この発明は上記実施例に制約されず種々の態様が可能で
ある。例えば、選択スイッチは、並列接続された３つ以
上のスイッチ群により構成してもよい。

また、本発明装置は、照明器具のみならず他の電気器具
の制御にも適用できる。

（発明の効果） 以上説明したように、この発明では、送信器、受信器、
リレー等が故障した時でも、選択スイッチの手動操作で
負荷への給電を行なうことができる。しかも、その故障
箇所を容易に判別することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの、発明の遠隔制御装置の一実施例を示す回
路ブロック図、第２図は同遠隔制御装置の設置状態を示
す概略図、第３図は同遠隔制御装置の斜視図である。 ２・・・遠隔制御装置、３・・・負荷（照明器具）、４
・・・受信器、６・・・リレー、７・・・選択スイッチ
、９・・・送信器、１０・・・給電回路、１１・・・バ
イパス回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）送信器からの信号を受信器で受け、この信号に基
   づいて、負荷への給電回路に組み込まれたリレーを作動
   させることにより、給電回路を開閉制御する遠隔制御装
   置において、上記給電回路に選択スイッチが組み込まれ
   ており、この選択スイッチは、少なくとも３つのスイッ
   チを有し、第１のスイッチでは、リレー作動時に給電回
   路を開閉でき、第２のスイッチではリレー非作動時に給
   電回路を開閉でき、第３のスイッチではリレーと並列を
   なすバイパス回路を介して給電回路を開閉できるように
   構成されている遠隔制御装置。