JPS63199737A - 新規なポリ(イミドーシロキサン)ブロックコポリマーおよびその製造方法 - Google Patents

新規なポリ(イミドーシロキサン)ブロックコポリマーおよびその製造方法

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JPS63199737A
JPS63199737A JP31640387A JP31640387A JPS63199737A JP S63199737 A JPS63199737 A JP S63199737A JP 31640387 A JP31640387 A JP 31640387A JP 31640387 A JP31640387 A JP 31640387A JP S63199737 A JPS63199737 A JP S63199737A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の背景) 本発明は新規なポリ(イミド−シロキサン)ブロックコ
ポリマーおよびその製造方法に係わり、特に熱可塑性で
射出成形可能な新規なポリ(イミド−シロキサン)ブロ
ックコポリマーおよびその製造方法に関する。
従来、ポリ(イミド−シロキサン)コポリマーは芳香族
ビス(ジカルボニル)化合物とアミン末端ポリジオルガ
ノシロキサンとの反応により製造されている。この方法
で得られるコポリマーはシロキサン部分とポリイミド部
分とがイミド結合を介して互いに結合されたものとなる
。例えば米国特許N(L3,325,450およびNa
3,740゜305(出願人、ホラブ(Ilolub 
) )には芳香族二無水物を有機ジアミンおよびジアミ
ノシロキサンと有機溶媒中で反応させて目的とするポリ
マーを製造することが開示されている。同様に、米国特
許NO,3,833,546(出願人、タケコシ等(T
akokoshl at al ) )および同に3,
847゜867(出願人、ヒース等(Heath at
 al ) )にはポリ(イミド−シロキサン)コポリ
マーの製造方法として芳香族ビス(無水エーテル)又は
芳香族ビス(エーテル・ジカルボン酸)と、アミノアル
キレン末端ポリジオルガノシロキサンとを反応させる方
法が開示されている。
米国特許Nα4,051.163 (出願人、ベルガー
(88rger) )には、芳香族二無水物を有機ジア
ミンおよびアミノアルキレン末端ポリジオルガノシロキ
サンと有機溶媒中で反応させて酸アミドブロックコポリ
マーを形成する方法が開示されている。この酸アミドコ
ポリマーはコーテング剤として使用することができ、こ
れは高温で硬化させることにより、その塗布されたまま
の状態でポリ(イミド−シロキサン)ブロックコポリマ
ーに変換される。さらに、ベルガーは米国特許胤4,0
11.279において、ポリ(イミド−シロキサン)コ
ポリマーの製造法として、芳香族二無水物を有機ジアミ
ンと反応させて無水物末端ポリイミドプレポリマーを形
成し、ついでこのポリイミドプレポリマーをアミン末端
ポリジオルガノシロキサンと反応させる方法を開示して
いる。
このポリ(イミド−シロキサン)ブロックコポリマーに
対する関心は増加しつつあり、特にこれを他のポリマー
系に対する変性剤として使用することが注目されている
。さらに、この貴重なポリマーの、より効果的かつ経済
的な製造方法の開発が求められている。
(本発明の概要) 本発明に係わる新規なポリ(イミド−シロキサン)ブロ
ックコポリマーは以下の一般式(I)で表わされる。
(但し、式中のR’ 、R2% R” 、R’ 、ns
mおよびaは以下に定義する。) さらに、本発明は水酸基末端ポリイミドオリゴマーをエ
ーテル条件下で反応性末端基を有するシロキサンオリゴ
マーと反応させることからなるポリ(イミド−シロキサ
ン)ブロックコポリマーの製造方法を提供するものであ
る。このシロキサンオリゴマーの反応性末端基は上記水
酸基末端ポリイミドオリゴマーの水酸基との反応により
容易に置換される原子又は基であり、これによりブロッ
ク相互がエーテル結合により結合されたブロックコポリ
マーが生成される。
(本発明の説明) 上記一般式(1)の新規なポリ(イミド−シロキサン)
ブロックコポリマーにおいて、aは1以上の整数、例え
ば約10ないし約10,000又はそれ以上;nは工な
いし約50の整数;mは2ないし約40の整数、R1は
4価の芳香族基であって、下記群から選ばれるもの: 但し、R5gt−0−1−S−1−CO−1−3024
)−1C,−5のアルキレン又はそのハロゲン化誘導体
(ペルフルオロアルキレン基を含む)、および一般式−
〇−2−0−の2価の基から選ばれるもの; [但し、Zは(A)下記の2価の有機基:および(B)
下記の一般式の2価の有機基:(但し、R6は一〇−1
−S−1−CO−1−SO2−% Ct−sのアルキレ
ン又はそのハロゲン化誘導体(ペルフルオロアルキレン
基を含む)から選ばれるもの。)から選ばれるもの]。
R2は(a)炭素原子数6ないし約20の芳香族炭化水
素基又はそのハロゲン化誘導体; (b)炭素原子数2
ないし約20のアルキレン基、炭素原子数3ないし約2
0のシクロアルキレン基、(c)一般式: (但し、Qは一〇−1−S−1−CO−1−802−お
よびC1−5のアルキレン基の群から選ばれるもの)の
2価の基の群から選ばれる2価の有機基である。
R3およびR4はそれぞれ独自に、C1−8のアルキル
基、そのハロゲン置換又はニトリル置換誘導体、および
C(i−13のアリール基から選ばれるものである。
このポリ(イミド−シロキサン)ブロックコポリマーは
水酸末端ポリイミドオリゴマーを、反応性末端基を有す
るシロキサンオリゴマーと反応させる方法により製造す
ることができる。この水酸基末端ポリイミドオリゴマー
は下記一般式で表わすことができる。
(但し、R1、R2およびnは上記一般式(I)と同様
)水酸基末端ポリイミドオリゴマーについては米国特許
Nα4,661.048 (出願人、ピータース(Pc
ters) )に記載されている。この水酸基末端ポリ
イミドオリゴマーは下記構造式の芳香族二無水物: を、構造式;H2N−R2NR2からなる有機ジアミン
と、構造式、H,N−R2−OHからなるヒドロキシ有
機アミンとの混合物と反応させることにより製造するこ
とができる。なお、この場合、複数の二無水物の混合物
、ならびに反数のジアミンの混合物を用いても上記の水
酸基末端ポリイミドオリゴマーを製造し得ることは明ら
かであろう。さらに有機ジアミン中のR2基とヒドロキ
シ有機アミン中のR2基は同一であっても、又は異なる
ものであってもよい。
水酸基末端ポリイミドオリゴマーの鎖長はヒドロキシ有
機アミンと有機ジアミンとの比により制御される。一般
に、有機ジアミンとヒドロキシを機アミンとのモル比は
約0.5:1ないし約10:1、好ましくは約2:工な
いし約6=1で選ぶ。
水酸基末端ポリイミドオリゴマーは溶液重合法により適
宜製造することができる。すなわち、反応物を不活性有
機溶媒中に分散させ、イミド化条件下でイミド化反応を
生じさせ得る十分な温度まで加熱し、反応の間、水を共
沸留去させる。有機溶媒としては高沸点、非極性中性溶
媒[例えば、米国特許隠3,991,004 (出願人
、タケコシ等(Takekoshi et at ) 
)に記載されているもの]が好ましい。極性中性溶媒お
よびフェノール系溶媒(米国特許No、3.905,9
424)出願人、タケコシ等(Takckoshl a
t al )参照も用いることができる。好ましい溶媒
の例としては、ベンゼン、トルエン、キシレン、エチル
ベンゼン、プロピルベンゼン、クロロベンゼン、ジクロ
ロベンゼン、トリクロロベンゼン、ビフェニル、テルフ
ェニル、ジフェニルエーテル、ジフェニルスルフィド、
アセトフェノン、塩素化ビフェニルおよび塩素化ジフェ
ニルエーテルである。特に好ましい溶媒は0−ジクロロ
ベンゼンである。
反応は不活性雰囲気下でおこない望ましくない酸化反応
を防止することが好ましい。例えば反応溶液を乾燥窒素
、ヘリウム、アルゴン等の雰囲気でブランケットしても
よい。さらに反応溶媒は実質的に無水であることが好ま
しく、反応時の生成水を連続的に除去し、実質的に無水
の状態を保つようにすることが好ましい。イミド化反応
温度は約100℃ないし約220℃、好ましくは約16
0℃ないし約200℃とする。
所望により、芳香族二無水物、有機ジアミンおよびヒド
ロキシ有機アミン相互間の反応を促進するため重合触媒
を使用してもよい。この種の触媒は公知であり、例えば
米国特許に3,33.544;同N(L3,988,8
40および同Na4,324.882に記載されている
。この重合触媒として好ましい例はフェニルホスフィン
酸ナトリウムである。この重合触媒を使用する場合は一
般に、芳香族二無水物100g当り約0.01ないし約
0.05gの割合で用いられる。
本発明の方法で用いられる芳香族二無水物の例としては
以下のものがある。
ピロメリット酸二無水物; 24) 3. 6. 7−ナフタレンテトラカルボン酸
二無水物; ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)エーテルニ無水
物; 1.3−ビス(2,3−ジカルボキシフェノキシ)ベン
ゼンニ無水物; 1.4−ビス(2,3−ジカルボキシフェノキシ)ベン
ゼンニ無水物; 1.3−ビス(3,4−ジカルボキシフェノキシ)ベン
ゼンニ無水物; 1.4−ビス(3,4−ジカルボキシフェノキシ)ベン
ゼンニ無水物。
芳香族二無水物の好ましい種類のものは下記構造式i、
n、mの芳呑族ビス(無水エーテル)である。
OO (但し、Yは一〇−1−S−1−〇〇−1−SO2−お
よび−〇 (CHs )2−から選ばれるもの。) 上記構造式(1)の芳香族ビス(無水エーテル)の例と
しては以下のものがある。
2.2−ビス[4−(3,4−ジカルボキシフェノキシ
)フェニル]プロパンニ無水物;4.4′−ビス(3,
4−ジカルボキシフェノキシ)ジフェニルエーテルニ無
水物; 4.4′−ビス(3,4−ジカルボキシフェノキシ)ジ
フェニルスルフィドニ無水物;4.4′−ビス(3,4
−ジカルボキシフェノキシ)ペンゾフェノンニ無水物; 4.4′−ビス(3,4−ジカルボキシフェノキシ)ジ
フェニルスルホンニ無水物; およびこれらの混合物である。
上記構造式(n)の芳香族ビス(無水エーテル)の例と
しては以下のものが挙げられる。
2.2−ビス[4−(2,3−ジカルボキシフェノキシ
)フェニル]プロパンニ無水物;4.4′−ビス(2,
3−ジカルボキシフェノキシ)ジフェニルエーテルニ無
水物; 4.41−ビス(2,3−ジカルボキシフェノキシ)ジ
フェニルスルフィドニ無水物;4.4′−ビス(2,3
−ジカルボキシフェノキシ)ペンゾフエノンニ無水物; 4.4′−ビス(2,3−ジカルボキシフェノキシ)ジ
フェニルスルホンニ無水物; およびこれらの混合物である。
上記構造式(III)の芳香族ビス(無水エーテル)の
例としては以下のものが挙げられる。
4−(2,3−ジカルボキシフェノキシ)−4’ −(
3,4−ジカルボキシフェノキシ)ジフェニル−2,2
−プロパンニ無水物; 4−(2,3−ジカルボキシフェノキシ)−4’ −(
3,4−ジカルボキシフェノキシ)ジフェニルエーテル
ニ無水物: 4−(2,3−ジカルボキシフェノキシ)−4’ −(
3,4−ジカルボキシフェノキシ)ジフェニルスルフィ
ドニ無水物; 4−(2,3−ジカルボキシフェノキシ)−4’ −(
3,4−ジカルボキシフェノキシ)ペンゾフエノンニ無
水物; 4−(2,3−ジカルボキシフェノキシ)−4’ −(
3,4−ジカルボキシフェノキシ)ジフェニルスルホン
ニ無水物; およびこれらの混合物である。
無水ピロメリット酸、2. 3. 6. 7−ナフタレ
ンテトラカルボン酸二無水物、またはビス(3゜4−ジ
カルボキシフェニル)エーテルニ無水物の如き比較的硬
質の線状芳香族二無水物が用いられる場合は一ヒ記構造
式(I)、(n)、(■)のビス(無水エーテル)との
組合せで用いることが好ましい。このような組合せは所
望の物理的および化学的特性を有する成形性ポリマーを
与えることになる。
上述の芳香族ビス(無水エーテル)のいくつかは米国特
許に3,972.902 (出願人、ダレル・ヒーX 
(Darrell l1eath )およびジョセフΦ
ワース(Joseph Mirth) )に開示されて
いる。この米国特許によれば双極性中性溶媒の存在下で
のニトロ置換フェニルジニトリルと2価フェノール化合
物の金属塩との反応生成物を加水分解し、さらに脱水す
ることによってビス(無水エーテル)が得られるとして
いる。
他の芳香族ビス(無水エーテル)についても、コドン・
エム・エム(Koton、M、M、) 、フロリンスキ
ー・エフ・ニス(PIorlnskl、P、S、) 、
ベソノフ・エム・アイ(Bessonov、M、1. 
)およびルダコフ・エイ・ピー(Rudakov、A、
P、)  (ソ連国科学アカデミ−、ペテロ有機化合物
学会)によりソ連国特許N(L257.010 (19
69年11月11日発行、出願口:1967年5月3日
)に、およびエム・エムφコドン(M−M、Koton
 ) 、エフ・ニス・フロリンスキー(F、S、Flo
rlnskl )により文献zh、Org、Khln、
、 4 (5) 、  774 (196g)にそれぞ
れ開示されている。
本発明の方法で用いられる有機ジアミンの例としては以
下のものがある。
m−フェニレンジアミン; p−フェニレンジアミン; 4.4′−ジアミノジフェニルプロパン;4.4′−ジ
アミノジフェニルメタン(一般に4.4′−メチレンジ
アニリンとして呼ばれているもの); 4.4′−ジアミノジフェニルスルフィド;4.4′−
ジアミノジフェニルスルホン;4.4′ −ジアミノジ
フェニルエーテル(一般に4.4′−オキシジアニリン
として呼ばれているもの); 1.5−ジアミノナフタレン; 3.3−ジメチルベンジジン; 3.3−ジメトキシベンジジン; 2.4−ビス(β−アミノ−t−ブチル)トルエン; ビス(p−β−アミノ−t−ブチルフェニル)エーテル
; ビス(p−β−メチル−〇−アミノフェニル)ベンゼン
; 1.3−ジアミノ−4−イソプロピルベンゼン;1.2
−ビス(3−アミノプロポキシ)エタン;ベンジジン; m−キシリレンジアミン; 2.4−ジアミノトルエン: 2.6−ジアミツトルエン: ビス(4−アミノシクロヘキシル)メタン;3−メチル
へブタメチレンジアミン; 4.4−ジメチルへブタメチレンジアミン:2.11−
ドデカンジアミン; 2.2−ジメチルプロピレンジアミン;オクタメチレン
ジアミン; 3−メトキシヘキサメ、チレンジアミン;2.5−ジメ
チルへキサメチレンジアミン;2.5−ジメチルへブタ
メチレンジアミン;3−メチルへブタメチレンジアミン
; 5−メチルノナメチレンジアミン; 1.4−シクロヘキサンジアミン; 1.12−オクタデカンジアミン; ビス(3−アミノプロピル)スルフィド;N−メチル−
ビス(3−アミノプロピル)アミン; ヘキサメチレンジアミン; ヘプタメチレンジアミン; ノナメチレンジアミン; デカメチレンジアミン; およびこれらジアミンの混合である。
本発明の方法に用いられるヒドロキシ有機アミンの例と
しては上記ジアミンの1つのアミノ基を水酸基で置換し
たものを挙げることができる。
水酸基末端ポリイミドオリゴマーはシロキサンオリゴマ
ーと反応させる前に反応溶液から回収することが望まし
い。この場合の分離方法としては溶媒の蒸留による除去
、あるいは反溶媒(例えばメタノール)の添加により析
出させたのち、−過又は遠心分離により分別する方法な
どを用いることができる。なお、別法として、シロキサ
ンオリゴマーを、ヒドロキシ末端ポリイミドオリゴマー
が含まれている反応溶液に直接添加することもできる。
本発明の方法で用いられるシロキサンオリゴマーは以下
の一般式で表わされる。
上記式中、R3、R4およびmは上記一般式(I)の場
合と同様である。しかし、好ましくはR3およびR4は
それぞれ独自にメチル、フェニル、シアノエチルおよび
トリフルオロメチルエチルから選ばれる。整数mは好ま
しくは約5ないし約25、最も好ましくは約10ないし
約22の範囲から選ばれる。Xは反応性末端基であって
、水酸基末端ポリイミドオリゴマーの水酸基と反応して
置換され得るものからなる。この反応性末端基と水酸基
との反応により、これらオリゴマー相互間にエーテル結
合が形成されることになる。この反応性末端基として多
くのものが知られており、例えばハロゲン原子、炭素原
子数2ないし約20の低級ジアルキルアミノ基、炭素原
子数2ないし約20の低級アシル基、炭素原子数2ない
し約20の低級アルコキシ基、および水素原子などであ
る。米国特許No、3.539,657 (出願人、ナ
ラシエイ等(Nashay et at) )にはいく
つかのシロキサン−ポリアリーレンポリエーテルブロッ
クコポリマーが開示されていて、一般的および具体的表
現にて多くの反応性末端基含有シロキサンオリゴマーが
記載されている。特に好ましいシロキサンオリゴマーは
Xがジメチルアミノ基、アセチル基又は塩素原子である
ものである。
水酸−基末端ポリイミドオリゴマーとシロキサンオリゴ
マーとの間の反応はエーテル化条件下でおこなわれる。
このような条件は一般に実質的に無水の有機反応媒体と
高温を要する。この場合の温度は約100℃ないし約2
25℃の範囲、好ましくは約150℃ないし約200℃
の範囲である。
この反応は不活性有機溶媒中でおこなわれ、この好まし
い溶媒としては、上述の芳香族二無水物と有機ジアミン
およびヒドロキシ有機アミンとの反応に関連して述べた
非極性中性反応溶媒および極性中性反応溶媒を挙げるこ
とができる。特に好ましい反応溶媒は0−ジクロロベン
ゼンである。
反応物質の添加順序については特に制限はないが、好ま
しい方法としては、まず水酸基末端ポリイミドオリゴマ
ーを所望の反応温度まで加熱し、ついでシロキサンオリ
ゴマーを徐々に添加することである。この水酸基末端ポ
リイミドオリゴマーとシロキサンオリゴマーとは実質的
に等モル量、例えば水酸基末端ポリイミドオリゴマーの
シロキサンオリゴマーに対するモル比を約O,a:1な
いし約1.2:1の割合、好ましくは約0.9:1ない
し約1.1=1の割合で用いる。
この反応はこれらオリゴマーの大部分、好ましくは実質
的に全部が反応し終るまで進められる。
この反応は反応物質、温度、反応バッチの大きさにもよ
るが、一般に数分間ないし数時間のうちに完了する。
生成したポリ(イミド−シロキサン)ブロックコポリマ
ーは任意の手段により反応溶液から回収される。好まし
い回収方法としては反溶媒、例えばメタノールの添加に
よりこのコポリマーを析出させ、ついで例えばメタノー
ルで洗滌し、さらに真空下で乾爆させる方法である。
本発明の方法によれば比較的高い固有粘度と、すぐれた
物理的ならびに化学的特性を有する高品質のポリ(イミ
ド−シロキサン)ブロックコポリマーを得ることができ
る。又、この方法は効率的であり、比較的安価で入手容
易な装置および物質を用いておこなうことができる。
本発明の新規なブロックコポリマーは所望の物理的およ
び化学的特性を有する。このコポリマーのシロキサンお
よびエーテル量を増大させることにより可撓性のエラス
トマー状ポリマーが得られる。このブロックコポリマー
は射出成形可能であり、他のエンジニアリング熱可塑性
プラスチックの種々のものとのポリマーブレンドを形成
することができる。これらのブロックコポリマーは他の
ポリマー系に対する衝撃改質剤として特に有用なことが
見い出された。例えばポリ(イミド−シロキサン)ブロ
ックコポリマーをポリエーテルイミド(ヒース等(ll
cath at al )による米国特許N(L3.8
47,867参照)と組合せるか、又はポリスルホン(
ローブソン等(Robcson et al )による
米国特許No、4,293,670参照)と組合せるこ
とにより得られるポリマーブレンドは、このように変性
されていない元のポリマーに較べて衝撃強度が向」二す
ることが見い出された。このポリマーブレンドは一般に
約0. 5ないし約99重量%、好ましくは約1ないし
約20重量%のポリ(イミド−シロキサン)ブロックコ
ポリマーと、約99.5ないし約1重量%、好ましくは
約99ないし約gore%のエンジニアリング熱可塑性
プラスチックとを含み得る。このブロックコポリマーお
よびこれを含むポリマーブレンドに、さらに種々の充填
剤、強化剤、顔料等を添加させることも11能である。
次に、本発明を下記実施例に基づいてさらに詳述するが
、本発明はこれらに限定されるものではない。
実施例 1 この実施例は水酸基末端ポリイミドオリゴマーの製造例
について説明するものである。
機械的撹拌器、温度計、窒素ガス入口、ディーンーシュ
タルク(Dean−8tark)  )ラップおよび凝
縮器を備えた51、三ツロフラスコに2.2−ビス[4
−(3,4−ジカルボキシフェノキシ)フェニル]プロ
パンニ無水物(“BPA−DA”)1145.03g 
(2,200モル)と、フェニルホスフィン酸ナトリウ
ム0.20gおよび0−ジクロロベンゼン2.000m
1を収容した。この溶液を乾燥窒素ガス流によりブラン
ケットし、温度60℃で30分間撹拌した。ついで、m
−フェニレンジアミン216.28g (2,000モ
ル)を加えた。これを30分間撹拌したのち、p−アミ
ノフェノール43.65g (0,400モル)をこの
溶液中に加え、温度を徐々に180℃まで上昇させ、水
を共沸除去した。180℃で2時間保ったのち、反応溶
液を冷却し、メタノールを加え、オリゴマーを析出させ
た。この生成したオリゴマーを枦別し、乾燥した。その
結果得られた水酸基末端ポリイミドオリゴマーは固有粘
度(クロロホルム中でΔill定)が0.1gdl/g
であり、数平均分子ffi(MN)が3,660(ゲル
透過クロマトグラフィにより測定)であった。
実施例 2 この実施例は本発明の方法に従ってポリ(イミド−シロ
キサン)ブロックコポリマーを製造する例を示すもので
ある。
機械的撹拌器、還流凝縮器および窒素ガス入口を備えた
11、三ツロフラスコに、」二記実施例1で得た水酸基
末端ポリイミドオリゴマー100g(0,0273モル
)およびO−ジクロロベンゼン600m1を収容した。
この溶液を加熱、沸騰させ、溶媒の一部を留去し、湿気
分を除去した。次にビス(ジメチルアミノ)末端ポリジ
メチルシロキサンf14g (0,0273モル)をこ
の還流溶液に徐々に添加した。このシロキサンオリゴマ
ーの添加が完了したのち、この溶液を冷却し、メタノー
ルを添加してポリマーを析出させた。このポリマーを溶
液から枦別し、温度100℃で真空乾燥させた。その結
果得られたポリマーは固有粘度が0. 67tJI/g
 (クロロホルム中でΔIIJ定)であった。この乾燥
させたポリマーを加圧成形により試験バーに成形し、テ
ストしたところ、そのガラス転移温度(Tg)が202
℃であり、引張り係数が19.500psl、引張り強
度が2,500ps1であることが判明した。
実施例 3 より高分子量のビス(ジメチルアミノ)末端ポリジメチ
ルシロキサンを用いた以外は全て実施例2と同様の操作
を繰り返した。即ち、実施例2で用いたシロキサンオリ
ゴマーの分子量は4,200であったのに対し、本実施
例で用いたシロキサンオリゴマーの分子量は6.TOO
であった。したがって、実施例2で用いたシロキサンオ
リゴマー114gの代りに、このより高分子量のシロキ
サンオリゴマーを180g (0,0273モル)用い
た。反応は実施例2と同一条件下でおこなった。しかし
、生成したポリマーはクロロホルム中に再溶解し、つい
でメタノール中に析出させ、乾燥させたのち成形し、テ
ストをおこなった。その結果、この1りられたポリマー
は固有粘度が0. 72dl/s’(クロロホルム中で
測定) 、Tgが202℃、引張り係数が11,000
psl、引張り強度が1.300ps1.降伏伸びが1
50%を超えるものであることが判明した。
実施例 4 分子29,500のビス(ジメチルアミノ)末端ポリジ
メチルシロキサン260g (0,0273モル)を用
いた以外は全て実施例2と同様の操作を繰り返した。そ
の結果得られたブロックコポリマーは不透明なエラスト
マー状物質であり、固有粘度が0. 67dl/g (
クロロホルム中で測定)、Tgが203℃、引張り係数
が約150psi、引張り強度が約750pslである
ことが判明した。
このブロックコポリマーは極めて可撓性に富んだエラス
トマー状物質であった。
実施例 5 実施例2で用いた水酸基末端ポリイミドオリゴマー(分
子量、3,660)の代りに分子量5゜750の水酸基
末端ポリイミドオリゴマーを用いた以外は実施例2と全
く同様の操作を繰り返した。
この場合、水酸基末端ポリイミドオリゴマー100g 
(0,0174モル)とビス(ジメチルアミノ)末端ポ
リジメチルシロキサン73g (0,0174モル)を
用いた。その結果得られたブロックコポリマーは不透明
な可撓性物質であって、固有粘度が0. 58dl/g
 (クロロホルム中で測定)、Tgが206℃、引張り
係数が32,000psi。
引張り強度が3,300pslであった。
実施例 に の実施例は本発明のポリ(イミド−シロキサン)ブロッ
クコポリマーを他のポリマー系に対する衝撃改質剤とし
て使用する場合について説明するものである。即ち、実
施例5で得られたブロックコポリマーを種々の割合でポ
リエーテルイミド(ウルテム(ULTHM ) 100
0、商標、ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ、米
国)およびポリスルホン(ニーデル(UDEL) p 
−1700、商標、ユニオン・カーバイド拳コーポレー
ション、米国)と混合して種々のポリマーブレンドをつ
くった。これらポリマーブレンドの50gサンプルはこ
れらポリマーをクロロホルム中に溶解し、さらにこれに
メタノールを添加、混合し、ポリマーブレンドを析出さ
せることによりつくった。この固体ポリマーブレンドは
真空下、80℃で15時間乾燥し、得られた粉体を圧縮
成形により試験バーに成形した。この試験バーのノツチ
付きアイゾツト衝撃強度はASTM  D256に基づ
いて測定した。これらの試験の結果を下記表Iに示す。
この表から明らかな如く、本発明の新規なポリ(イミド
−シロキサン)ブロックコポリマーはエンジニアリング
熱可塑性プラスチックに対する衝撃改質剤として有用な
ことが実証された。
表I

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記一般式からなるポリ(イミド−シロキサン)
    ブロックコポリマー: ▲数式、化学式、表等があります▼(I) 但し、式中、aは1ないし約10,000の整数; nは1ないし約50の整数; mは約2ないし約40の整数; R^iは4価の芳香族基であって下記群から選ばれるも
    の: および▲数式、化学式、表等があります▼ 但し、R^5は−O−、−S−、−CO−、−SO_2
    −、C_1_−_5のアルキレン又はそのハロゲン化誘
    導体、および一般式−O−Z−O−の2価の基から選ば
    れるもの; [但し、Zは(A)下記2価の有機基: ▲数式、化学式、表等があります▼▲数式、化学式、表
    等があります▼▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼▲数式、化学式、表
    等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼および▲数式、化学
    式、表等があります▼ および(B)下記一般式の2価の有機基: ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、R^6は−O−、−S−、−CO−、−SO_
    2−、C_1_−_5のアルキレン又はそのハロゲン化
    誘導体から選ばれるもの)から選ばれるもの]R^2は
    (a)炭素原子数6ないし約20の芳香族炭化水素基又
    はそのハロゲン化誘導体;(b)炭素原子数2ないし約
    20のアルキレン基、炭素原子数3ないし約20のシク
    ロアルキレン基、(c)一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、Qは−O−、−S−、−CO−、 −SO_2−およびC_1_−_5のアルキレン基の群
    から選ばれるもの)の2価の基の群から選ばれる2価の
    有機基; R^3およびR^4はそれぞれ独自に、C_1_−_8
    のアルキル基、そのハロゲン置換又はニトリル置換誘導
    体およびC_6_−_1_3のアリール基から選ばれる
    もの。
  2. (2)mが約5ないし約25の整数である特許請求の範
    囲第1項記載のブロックコポリマー。
  3. (3)mが約10ないし約22の整数である特許請求の
    範囲第1項記載のブロックコポリマー。
  4. (4)R^3およびR^4がそれぞれ独自に、メチル基
    、フェニル基、シアノエチル基およびトリフルオロメチ
    ルエチル基から選ばれるものである特許請求の範囲第3
    項記載のブロックコポリマー。
  5. (5)R^1が、 ▲数式、化学式、表等があります▼ であり、R^5が、 ▲数式、化学式、表等があります▼ である特許請求の範囲第1項又は第3項記載のブロック
    コポリマー。
  6. (6)R^6がC_1_−_5のアルキレンである特許
    請求の範囲第5項記載のブロックコポリマー。
  7. (7)R^6が、 ▲数式、化学式、表等があります▼ であり、R^5がベンゼン環の3、3′;3、4′;4
    、3′又は4、4′の位置に結合している特許請求の範
    囲第6項記載のブロックコポリマー。
  8. (8)R^2がm−フェニレン、p−フェニレン又はそ
    の混合物である特許請求の範囲第6項記載のブロックコ
    ポリマー。
  9. (9)R^2がm−フェニレン、p−フェニレン又はそ
    の混合物である特許請求の範囲第7項記載のブロックコ
    ポリマー。
  10. (10)下記一般式のポリ(イミド−シロキサン)ブロ
    ックコポリマー: ▲数式、化学式、表等があります▼ の製造方法であって; 下記一般式の水素基末端ポリイミドオリゴマー:▲数式
    、化学式、表等があります▼ を下記一般式のシロキサンオリゴマー: ▲数式、化学式、表等があります▼ とエーテル化条件下で反応させることを特徴とする方法
    ; 但し、上記一般式において、 aは1ないし約10,000の整数; nは1ないし約50の整数; mは約2ないし約40の整数; R^1は4価の芳香族基であって下記群から選ばれるも
    の: ▲数式、化学式、表等があります▼ および▲数式、化学式、表等があります▼ 但し、R^5は−O−、−S−、−CO−、−SO_2
    −、C_1_−_5のアルキレン又はそのハロゲン化誘
    導体、および一般式−O−Z−O−の2価の基から選ば
    れるもの; [但し、Zは(A)下記2価の有機基: ▲数式、化学式、表等があります▼ および(B)下記一般式の2価の有機基: ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、R^6は−O−、−S−、−CO−、−SO_
    2−、C_1_5のアルキレン又はそのハロゲン化誘導
    体から選ばれるもの)から選ばれるもの]R^2は(a
    )炭素原子数6ないし約20の芳香族炭化水素基又はそ
    のハロゲン化誘導体;(b)炭素原子数2ないし約20
    のアルキレン基、炭素原子数3ないし約20のシクロア
    ルキレン基、(c)一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、Qは−O−、−S−、−CO−、 −SO_2−およびC_1_5のアルキレン基の群から
    選ばれるもの)の2価の基の群から選ばれる2価の有機
    基; R^3およびR^4はそれぞれ独自に、C_1_−_8
    のアルキル基、そのハロゲン置換又はニトリル置換誘導
    体、およびC_6_−_1_3のアリール基から選ばれ
    るもの; xは上記水酸基末端ポリイミドオリゴマーの水酸基との
    反応により置換されてエーテル結合を形成することので
    きる反応基である。
  11. (11)mが約5ないし約25の整数、xがハロゲン、
    炭素原子数2ないし約20のジアルキルアミノ基、炭素
    原子数2ないし約20の低級アシル基、炭素原子数2な
    いし約20の低級アルコキシ基又は水素原子である特許
    請求の範囲第10項記載のブロックコポリマーの製造方
    法。
  12. (12)mが約10ないし約22の整数、xが塩素原子
    、ジメチルアミノ基又はアセチル基である特許請求の範
    囲第10項記載のブロックコポリマーの製造方法。
  13. (13)R^3およびR^4がそれぞれ独自にメチル基
    、フェニル基、シアノエチル基およびトリフルオロメチ
    ルエチル基から選ばれるものである特許請求の範囲第1
    2項記載のブロックコポリマーの製造方法。
  14. (14)水酸基末端ポリイミドオリゴマーとシロキサン
    オリゴマーとの反応を温度約100℃ないし約225℃
    の範囲で実質的に無水の有機反応媒体中でおこなうこと
    を特徴とする特許請求の範囲第10項記載のブロックコ
    ポリマーの製造方法。
  15. (15)反応温度を約150℃ないし約200℃とする
    ことを特徴とする特許請求の範囲第14項記載のブロッ
    クコポリマーの製造方法。
  16. (16)有機反応媒体が極性中性有機溶媒又は非極性中
    性溶媒であって沸点が採用された反応温度と少なくとも
    同程度に高いことを特徴とする特許請求の範囲第15項
    記載のブロックコポリマーの製造方法。
  17. (17)有機反応媒体がベンゼン、トルエン、キシレン
    、エチルベンゼン、プロピルベンゼン、クロロベンゼン
    、ジクロロベンゼン、トリクロロベンゼン、ビフェニル
    、テルフェニル、ジフェニルエーテル、ジフェニルスル
    フィド、アセトフェノン、塩素化ビフェニルおよび塩素
    化ジフェニルエーテルから選ばれる溶媒である特許請求
    の範囲第16項記載のブロックコポリマーの製造方法。
  18. (18)溶媒がジクロロベンゼンである特許請求の範囲
    第16項記載のブロックコポリマーの製造方法。
  19. (19)水酸基末端ポリイミドオリゴマーとシロキサン
    オリゴマーとのモル比を約0.8:1ないし約1.2:
    1とする特許請求の範囲第14項記載のブロックコポリ
    マーの製造方法。
  20. (20)上記モル比を約0.9:1ないし約1.1:1
    とする特許請求の範囲第19項記載のブロックコポリマ
    ーの製造方法。
  21. (21)水酸基末端ポリイミドオリゴマーが下記構造式
    : ▲数式、化学式、表等があります▼ からなる有機二無水物を、構造式H_2N−R^2−N
    H_2の有機ジアミンと構造式H_2N−R^2−OH
    のヒドロキシ有機アミンとの混合物、イミド化条件下で
    反応させることにより得られたものである特許請求の範
    囲第10項又は第14項記載のブロックコポリマーの製
    造方法。
  22. (22)有機ジアミンとヒドロキシ有機アミンとのモル
    比が約0.5:1ないし約10:1である特許請求の範
    囲第21項記載のブロックコポリマーの製造方法。
  23. (23)上記モル比が約2:1ないし約6:1である特
    許請求の範囲第22項記載のブロックコポリマーの製造
    方法。
  24. (24)特許請求の範囲第1項記載のポリ(イミド−シ
    ロキサン)ブロックコポリマーの衝撃強度向上有効量と
    エンジニアリング熱可塑性プラスチックとを混合してな
    るポリマーブレンド。
  25. (25)特許請求の範囲第1項記載のポリ(イミド−シ
    ロキサン)ブロックコポリマー約0.5ないし約99重
    量%と、ポリエーテルイミド約99.5ないし約1重量
    %とを混合してなるポリマーブレンド。
  26. (26)特許請求の範囲第1項記載のポリ(イミド−シ
    ロキサン)ブロックコポリマー約0.5ないし約99.
    5重量%と、ポリスルホン約99ないし約1重量%とを
    混合してなるポリマーブレンド。
  27. (27)ポリ(イミド−シロキサン)ブロックコポリマ
    ーの割合が約1ないし約20重量%であり、ポリエーテ
    ルイミドの割合が約99ないし約80重量%である特許
    請求の範囲第25項記載のポリマーブレンド。
  28. (28)ポリ(イミド−シロキサン)ブロックコポリマ
    ーの割合が約1ないし約20重量%であり、ポリスルホ
    ンの割合が約99ないし約1重量%である特許請求の範
    囲第26項記載のポリマーブレンド。
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