JPS6319967Y2 - - Google Patents

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JPS6319967Y2
JPS6319967Y2 JP1981020386U JP2038681U JPS6319967Y2 JP S6319967 Y2 JPS6319967 Y2 JP S6319967Y2 JP 1981020386 U JP1981020386 U JP 1981020386U JP 2038681 U JP2038681 U JP 2038681U JP S6319967 Y2 JPS6319967 Y2 JP S6319967Y2
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JP
Japan
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arm
head
detection head
drive device
coil
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JP1981020386U
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JPS57134773U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は検出ヘツドの駆動装置に係り、特に、
光デイスクに対する光検出ヘツドの送り機構に用
いて好適な、検出ヘツドの駆動装置に関する。
従来、光デイスク等の再生に用いる検出ヘツド
は、光の焦点を定めるためのフオーカスサーボ
と、光デイスクに記録されたトラツクの偏芯や、
曲りを忠実にトレースするために、トラツキング
サーボが行なわれていた。更に、光検出ヘツドが
光デイスクの輻方向に進むにつれて、光検出ヘツ
ドを輻方向に送る。ラジアルサーボ等を必要とし
ている。ラジアルサーボは、スクリユー等の駆動
装置によつて検出ヘツドの送りが成されるため
に、検出ヘツドが光デイスクの所定トラツク位置
に、迅速に移行し得ない欠点を有していた。
上述の如き欠点を除去するために、特開昭53−
20908号公報に示す如きヘツド等の駆動装置が考
えられている。この公報に開示されている駆動装
置を、第1図及び第2図について説明する。第1
及び第2図はデイスク1とヘツド3の駆動装置2
との関係を示すもので、ヘツド3の駆動装置2
は、ヘツド3が取り付けられている取付けアーム
4と、駆動コイル5及びマグネツトより成る磁気
回路6,7とよりなる。こゝで、アーム4が、回
転軸8を中心に扇形の円弧運動を行い、ヘツド3
がデイスク1の面上の所定トラツクに位置決めさ
れる。ヘツド3の駆動装置2の駆動源は、駆動コ
イル5と磁気回路6,7とである。アーム4に設
けたコイル5に電流を流すと、磁気回路6,7の
作用により、コイル5は電流の流れる方向と直角
方向の力作用を受け、結局、アーム4が回転軸8
を中心に円弧状に運動することになる。
第2図は、ヘツド3の駆動装置2を横方向から
見た図であり、磁気回路6,7は、図示のよう
に、コイル5をはさむ状態で取付けられている。
磁気回路6と7とは、N極とS極との上下位置
が、逆になつている。この様な構成のヘツド3の
駆動装置2によると、ヘツド3を所定位置に移動
させる時間は、大巾に短縮される。然し、上述の
構成の場合に問題となるのは、ヘツド3等の検出
部分とヘツド3の駆動装置2との間に、時間遅れ
や、位相遅れを発生する原因となるアーム4が介
在されているために、ビデオデイスク等の検出ヘ
ツドで、トラツクのずれを検出し、常に、トラツ
ク上に検出ヘツドを保持する場合の閉ループ制御
では、充分な制御が行えない欠点を有する。特
に、共振系等を介すると、共振周波数以上では、
制御不能となる。
これらを等価的に示すと、第3図イ〜ハの如く
なる。即ち、同図でヘツド3の等価質量をMと
し、アーム4のバネ定数をKとし、駆動装置2よ
りの定速度駆動力(回転力)をF′とし、vなる振
動が加えられたとすると、駆動装置2よりヘツド
3迄の伝達特性は、第4図に示す如く、振巾特性
Aと位相特性Pとし、2次遅れ要素を持つことに
なる。
この様な2次遅れ要素が制御ループ系に介在さ
れると、共振周波数近傍より高い周波数では、
制御不能となる。一方、これを避けるため、アー
ム4の強度をあげて共振周波数をあげようとす
ると、質量が増大し、更に大きなヘツドの駆動装
置2を必要とする欠点を有する。
又、質量Mに制御用の抵抗成分Rを加えても、
完全な制御が出来ない問題を生ずる。
本考案は上述の欠点を除くために成されたもの
であり、このため、本考案に於ては、検出用ヘツ
ドの駆動装置を、ヘツド側に持ち来たすようにし
たものである。
更に、本考案は、ラジアルサーボをトラツキン
グサーボで兼用したヘツドの駆動装置を提供する
ものである。
第5図以下を参照して、本考案の1実施例を説
明する。尚、第5図以下に於て、第1図及び第2
図と同一部分には、同一符号を付して、重複説明
を省略する。
扨て、本考案に於ては、第5及び第6図に示す
如く、光デイスク1の例えば下端面と基板11と
の間に、先端に検出ヘツド3を有し、検出ヘツド
3の近傍に配設された検出ヘツド3の駆動装置2
を有し、後部に回動支点8を有するアーム4を設
ける。このアーム4は、リブ4a等を用いて軽量
に構成されている。
検出ヘツド3は光学式のものであれば、その焦
点レンズ3aは、フオーカスサーボされるよう
に、デイスク1に対して上下動されるように成さ
れる。又、検出ヘツド3の焦点レンズ3aのアー
ム4に対する取付位置は、アーム4に対して周知
のオフセツト角を持つ如き位置である。これによ
り、通常のレコード盤用のトーンアームと同様
に、略々トラツキングエラーなく検出可能と成
る。
検出ヘツド3の近傍に、検出ヘツド3の駆動装
置2を配設するため、アーム4の先端近傍に、駆
動コイル5を設ける。ヘツド3の駆動装置2は、
第5図のA−A断面矢視図である第7図に示す様
に、固定部、即ち基板11に固定された駆動装置
2のヨーク2aの上下の内面に、マグネツト等よ
り成る磁気回路6,7を夫々有する。従つて、
こゝで、コイル5に通電すれば、第1図及び第2
図で説明したと同様に、コイル5を、ヨーク2a
の矢印B−B方向に移動させることが出来る。よ
つて、検出ヘツド3を、デイスク1のラジアル方
向に沿つて移動させることが可能と成る。この場
合、コイル5をアルミニウム線等で構成すれば、
アーム4の先端の質量は、略々検出ヘツド3の質
量のみとなるので、駆動装置2の駆動トルクを
200グラム、加速度を10G程度になすことは、容
易である。この程度の値であれば、ビデオデイス
クのトラツキングには充分に対応し得る。勿論、
回転数の少いデジタルオーデイオデイスク
(DAD)であれば、更に小さい駆動力及び電力で
よいことは明かである。
この様な構成では、検出ヘツド3の駆動装置2
を、ラジアルサーボ及びフオーカスサーボの駆動
源として兼用することが可能となるので、1個の
駆動装置を省略出来る。
尚、第6図の符号13は、基板11とアーム4
との間に介在させたローラである。このローラ1
3を、ブチルゴム等の粘弾性材で構成すれば、ゴ
ム等の内部損失により、アーム4の共振周波数
をダンプすることも可能である。
又、図示していないが、磁気回路6,7に磁性
流体を吸着させて、コイル5を磁性流体内でB−
B方向に移動させれば、同じ様にアーム4等の共
振をダンピングすることが出来る。
第8図イ及びロは、本考案によるヘツドの駆動
装置の他の実施例を示すもので、この例では、駆
動用のコイル5aを、扇型で且つ平面的に構成
し、磁気回路を構成するマグネツト7aは、その
左右両端附近部をN及びS極とし、マグネツト7
aとヨーク2bとの間に、ヘツド駆動用のコイル
5aを配する様にした場合である。かくすれば、
コイル5aへの通電により、コイル5aを含むア
ーム4は、B−B方向に移動することは、明らか
である。
上述の如き本考案の検出ヘツドの駆動装置によ
るときは、駆動力源を、検出ヘツド3の近傍では
あるが、アーム4の回動中心8より離して設けて
あるので、第1図及び第2図に示す従来例の如
く、アーム4を介して検出ヘツド3に駆動力を伝
えないため、2次遅れは発生しない。又、第3図
イに於て、アーム4の前方に外力F′を加えた場
合、アーム4が、その回動中心軸8を中心に、矢
印F方向に回転するために、第3図イは等価的に
第3図ロの如く表せる。この場合は、アーム4の
バネ定数Kが無いので、全くの質量Mだけの系と
みなせ、従つて、第9図の等価回路で表すことが
出来る。このため、この場合は、アーム4の自重
を軽くし、共振周波数を低くしても、何ら問題
を生ぜず、位相及び振巾特性A,Pは、第10図
の如く平坦になる。
アーム4の回動中心8を支点とした外乱につい
ては、共振周波数で、検出ヘツド3を大きく揺
らすが、この場合は、外乱であり、制御は可能で
ある。
本考案は、上述の如く検出ヘツドの近傍に、ヘ
ツド駆動装置を持ち来たしたので、回動中心のバ
ネ成分に加えて、アームの共振周波数がサーボ系
に加わつて、フオーカスサーボがかけにくいと云
うことがなく、アームを軽量化出来て、その実用
的効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来のヘツド駆動装置の平
面図及び側面図、第3図イ,ロ及びハは第1図及
び第2図に示す構成の等価回路図、第4図は第3
図ハに示した系の振巾−位相特性図、第5図は本
考案による検出ヘツドの駆動装置の1実施例を示
す平面図、第6図は第5図の側面図、第7図は第
5図のA−A断面矢視図、第8図は本考案のヘツ
ド駆動装置の他の実施例を示す平面及び側面図、
第9図は第6図に示す本考案の検出ヘツドの駆動
装置の等価回路図、第10図は第6図の例の振巾
−位相特性図である。 図に於て、1はデイスク、2はヘツドの駆動装
置、3はヘツド、4はアーム、5はコイル、6及
び7は磁気回路、8はアームの回動中心軸であ
る。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一端を支点として回動し得るようにしたアーム
    の他端に検出ヘツドを設け、 上記アームを駆動するため、該アームの上記検
    出ヘツド側に第1の駆動力発生手段を設け、該第
    1の駆動力発生手段に感応する第2の駆動力発生
    手段を固定部に設け、 上記固定部と上記アームの間に弾性ローラを介
    在させたことを特徴とする検出ヘツドの駆動装
    置。
JP1981020386U 1981-02-16 1981-02-16 Expired JPS6319967Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981020386U JPS6319967Y2 (ja) 1981-02-16 1981-02-16

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981020386U JPS6319967Y2 (ja) 1981-02-16 1981-02-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57134773U JPS57134773U (ja) 1982-08-23
JPS6319967Y2 true JPS6319967Y2 (ja) 1988-06-03

Family

ID=29818293

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1981020386U Expired JPS6319967Y2 (ja) 1981-02-16 1981-02-16

Country Status (1)

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JP (1) JPS6319967Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5528600A (en) * 1978-08-22 1980-02-29 Philips Nv Disk type record carrier reading device

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5528600A (en) * 1978-08-22 1980-02-29 Philips Nv Disk type record carrier reading device

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JPS57134773U (ja) 1982-08-23

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