JPS63199028A - プレス型の下型 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の目的） （産業上の利用分野） 本発明は、表面塗装鋼板のコーナーを絞ったり、あるい
は折り曲げ加工する際に用いられるプレス型の下型に関
する。

（従来の技術） 一般に塗装鋼板のコーナーを絞ったり、折り曲げ加工す
る際に、第６図に示すように絞り角の索材に切り込みを
入れるのが普通である。

しかしながら、この切り込みの深さを少くすると絞り角
付近に第７図に示すような凹凸のしわが大凸に発生ずる
。このしわの発生を防止するためには切り込みの深さを
多くすれば、切り込みがそのまま製品に隙間として残り
、この製品をたとえば建物の外装材として使用する場合
に雨水等の漏れの原因となる。

従来用いられている二つの代表的なプレス型はこのいず
れかの欠点を有している。

すなわち、第８図に示すプレス型の下型は、受け台１の
みからなりその構成は非常に簡素であるが、絞り加工を
すべき素材に深い切り込みを入れることが必要であり、
第９図に示すプレス型の下型は、受け台１と回転盤３と
からなり、回転盤の回転によって切り込みを浅くするこ
とが可能ではあるが絞り角付近の凹凸のしわを防止でき
ない。

特にｔ！２者の場合、第１０図に示すように平常位置か
らプレスした場合加工位＠線上（！！１品表面表面Δ線
とのポイントが回転５！ａ３端末部ポイントとがＢで表
すように空間ができてくることが必然的で、その空間に
材料を押える型部分が無いため凹凸・が発生する原因と
なっている。

（発明が解決しようとする問題点） 一般に１１！築物の外装等に塗装鋼板を使用するときは
、塗装鋼板の価格面はもとより、？１ｃＩ１度即ち上品
質及び氷河れ対策上の安全性が必要条件であるため、絞
り角に深い切り込みを入れることは避けなければならな
いし、そうかといって絞り角付近に凹凸が生じてもいけ
ない。

本発明はこのような点に鑑み、回転盤を使用したプレス
型の下型を用いたときに生じる塗装鋼板の絞り角付近の
凹凸を除去せんとするものである。

〔発明の構成〕

（問題点を解決するための手段） 上記問題点は、追従回転台の円鋳面に沿った向い合う一
対の凹部を段番ノた受１ノ台の凹部に、受け台の凹部に
沿った円鋳面を有し、反対側に回転盤の円鋳面に沿った
凹部を有する追従１転台を位にさせるとともに追従回転
台の凹部に追従回転台の凹部に沿った円鋳面を有する回
転盤を位置させたプレス型の下型を用いることにより解
決する。

（作用） 追従回転台を溝成要件の一つどじたことにより、回転盤
端末部ポイントが常に加工位ａ線上で型部品の側面に密
接した形で動作を発揮する。

（実施例） つぎに、本発明の実施例を図面に”基いて説明Ｊる。

第１図において、１は受け台、２は追従回転台、３は回
転盤である。

受け台１は向い合う凹部１ａをはさんで溝４が形成され
、Ｄ１１４に下方よりばね５により支えられた押し出し
部材６がばね５の弾発力により上下移動可能に位置して
いる。受け台１に設けられた凹部１ａは追従回転台２の
円！ｉ面２ａに沿った曲面を有して形成されている。

追従回転台２は受け台１の凹部１ａの曲面に沿った円鋳
面２ａを有し、その反対側に回転盤３の円鋳面３ａに沿
った凹部２ｂを有してなっている。

回転ａ！ｔ３は追従回転台２の凹部２ｂに沿うた円鋳面
３ａを有してなっている。

しかして、受１ノ台１の凹部１ａに追従回転台２を追従
回転台２の円ｔｆｉ　１ｆｌｉ　２　ａを合せτ位置さ
せるとともに追従回転台２の凹部２ｂに回転ｍ３の円鋳
面３ａを合せて位置させ全体としてプレス型の下型とづ
る。

つぎに、この下型を用いたｔａ　ａ　ｍ−板の絞り加工
について第２図に基いて説明する。

まず、切り込みの入れられた絞り加工すべき塗装鋼板を
従来の回転盤を用いた下型により加工する時と同じよう
に押し出し部材６に当てがいブレス方向に上方より上型
を用いて押し出す。塗装鋼板は折曲部をはさんでそれぞ
れの側面が、回転盤３の端末部ポイントに密接したまま
下方に押し出され折曲される。

このとぎ、従来例で説明した回転盤を用いた下型におけ
る回転盤の回転動作とは異なり、追従回転台２を使用す
ることにより、ｎ転盤３の回転に追従回転台２が追従す
るので回転盤３の端末ポイントが常にＡ線の型部品の側
面に密接した形で動作を発揮する。寸なわち、押し出し
部材６におけるΔ線と回転ａ１３の端末部ポイントとの
間に従来例のように空間が発生せず、したがって製品の
角面の凹凸のしわが発生しない。

第３図は上述のプレス型の下型における別の実施例を示
し、加工すべき塗装鋼板の曲げ角度が鋭角の場合に適す
る。

建築吻やその他の製品で使われている曲げ角度は９０が
一般的な基準になっているが、９０より小さい鋭角度の
物を製作する際は、追従回転台２及び受け台１は基本型
のままで、回転盤３の上面に角度によって変化する円径
の芯の誤差分だけの厚さの部品７をはめ込みその他の方
法により取り付けることにより行う。従来は、追従回転
台を用いる形式のものがなかつたので部品を取り付ける
形式のものは存在しなかった。また、９ｏ６より大ぎい
鈍角度の物を製作する場合は全体をそのままにしてプレ
スストロークの調整のみで行う。

第４図及び第５図は、回転盤３と押し出し部材６との関
係を示す実施例で、従来は回転盤を平常位置に戻す作業
は手作業で行っていたものを改良した。

この実施例によれば回転１３が平常位置にあるとき、第
４図に示すにうに押し出し部材６側にある而に切り火き
３ｂを設け、この切り欠ぎ３ｂに押し出し部材６より突
出させた係止部６ａを係合させてＬ１３　＜。回転１３
が平常位置よりプレス動作で下行するにつれ必要な角度
が変化し、完了時点で第５図のようになる。完了後の上
型の上昇に伴い押し出し部材６の下方のばね５の弾発力
によって押し出し部材６がはね上るとき、この押し出し
部材６に設けられた係止部６ａが回転盤３の切り欠き部
３ｂに係合して回転盤３を平常位置に戻す。

（発明の効果〕 本発明は上述のようにしてなるのでつぎの効果を有する
。

すなわら、追従回転台を溝成要件の一つとしたことで回
転盤の回転に追従回転台が追従し、回転盤の端末ポイン
トが常に型部品に密接した形で動作を発揮するようにな
るので、製品の絞り角付近にしわなどの凹凸を発生させ
ることがない。

そのため、上品質の塗装鋼板を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る下型の平常時の断面図、第２図は
第１図に示す下型の動作を説明する断面図、第３図は回
転盤の別の実施例の断面図、第４図及び第５図は回転盤
と押し出し部材のはね上げは梠の一例を示すそれぞれ断
面図、第６図は絞り角素材に切り込みを入れる従来例の
斜視図、第７図は絞り角素材にしわが発生している状態
を示す従来例の斜視図、第８図、第９図はそれぞれ従来
例のプレス型の一例を示寸斜視図、第１０図は第９図の
動作を示す断面図である。 図面において、１は受け台、１ａは凹部、２は追従回転
台、２ａは円鋳面、２ｂは凹部、３は回転盤、３ａは円
鋳面、３ｂは切り欠き、４は溝、５はばね、６は押し出
し部材、６ａは係止部、７は厚ざ部品である。 第１図 第２図 第３図 第４図　　　　第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 追従回転台の円鋳面に沿った向い合う一対の凹部を設け
   た受け台の凹部に、受け台の凹部に沿った円鋳面を有し
   、反対側に回転盤の円鋳面に沿った凹部を有する追従回
   転台を位置させるとともに追従回転台の凹部に追従回転
   台の凹部に沿った円鋳面を有する回転盤を位置させたこ
   とを特徴とするプレス型の下型。