JPS63198937A - 静水圧を利用する密閉漬物装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 漬物とは、野菜に塩と糠、味噌などを加えて漬けたもの
と言い、　過去には、主として、最盛季の野菜を長期間
の貯蔵食として漬けられた関係で暖季には激しい発こう
や酸化と内容性分の性質とで、異状な臭気を発散し、そ
れを常食する人種特有の体臭があった、と云う、　また
、それらが高濃度塩分のためくがん〉人口と地域にも関
係がある様である。　しかし、現在では四季を通じて各
種野菜が入手できるため長期蜀貯蔵の必要がなく、旬日
間の消費量を予測して、何種類かを小Ｉづつを漬けて、
毎日毎食を楽しく最高の味覚が得られるようにつとめた
結果、この装置の発明となった。

従来は一種に一種づつが漬けられているが、この装置で
は、一つの水槽に各種の野菜と個別の味付けものであっ
ても、相互が干渉し合うことがなく、常時清潔な環境下
で調理ができることも著しい特徴で、その基本要領を需
要の多い一般家庭向き用装置について説明する。

例えば、漬けようとする素材の白菜をく洗滌と細断及び
これを塩柔みと苦汁抜きと嵩減し〉を−挙に行なう。　
これをこの場合のく前処理〉と以下に言う。　前処理を
終えた第３図の素材白菜０を、羞＝曇カポリエチレンな
どの軟質樹脂皮膜で成る第２図の袋（２）を用い、この
底部へ収容し、この収容部の皮膜の外周へ第３図のくお
もり〉（５）を挿着した部分を池や海に準じる仮想水槽
夕）内の水（１０）中へ浸漬し、袋−〇端を水槽（力上
部の外周に巻着した弾性帯■へ下向きに挾んでおくと、
素材白菜■の収容部よりその他端間が排気筒２として作
動し、〈おもり〉切が囲む素材白菜０の収容部には水深
度に比例した水圧が、その柔軟皮膜を通じて全周方向−
から加わり、細断白菜相互間の空気及び白菜組織内から
発生する気体も圧縮せられて気圧の低い水面上方向へ、
即ち排気筒？）を伝って大気中へ絞り出されるが、逆に
外部からは、気体、液体共に浸入できないように水圧が
排気筒いを扁平に圧着してバルブ性に塞いで白菜収容部
を密閉状態として保持し続けて、独立しており、外部と
干渉し合うことがない。　したがって、これと並行して
他の素材を同一槽内へ幾種類も漬けてよい理由である。

　またその状態を水面を通じて観察が利き、各素材の区
別と熟成状態などが判り、簡易に引き揚げて味加減を調
べるにも手が濡れる丈けで、異臭物で汚れることなく、
清潔であり、管理が簡易な点も特徴と言える。

上側の白票♂は漬けてから一昼夜後には一部を取り出し
その侭食卓へ上げられるが、残部は水中へ戻して一層の
熟成を計り、別容器の熟成品はタッパ−など、口の狭い
密閉容器へ移し替えて、冷蔵庫°内で熟成の進行を押え
ると共番こ、大気に触れる時間を極力短縮に務めると、
随時に最高の味覚得られる。　また第１図の軟質樹脂皮
膜で成る筒（Ａを用いる場合は前例と同じく、前処理を
施し任意の漬物素材■に塩分を開側しただけで筒（Ａの
長さの中央部へ、前例の約２倍量を収容し、その外周へ
くおもり〉（９）を逆方向から７本づつ計２本を挿着し
、簡Ａの両端でつり提げる格構でにρ中へ漬けるのに都
合がよく、内容物を取り出す際には一気に排出できる便
がある。　但し池があるか又は稍大型槽を用意する多人
数家庭向に適している。

従来の重石方式の漬物は、素材を扁平な繊維の束を作る
方向へ日数と共に移行に対し、この水圧方式は全周方向
からの加圧力は、恰度握り飯や握り寿司を作る作用と同
じく、素材を縮小方向へ圧力が働くために、日数を重ね
ても漬けた時点の形態を維持しており、音を発する歯ご
たえがある。

握り飯は、僅かに添加された塩味が、握り飯の硬さ？、
塊状？、舌ざわり？、歯ごたえ？、言い表わせない味方
を相互が引き出しておりく飯の淡白性十掘り圧＋塩の渋
味〉；＜苦汁抜さによる白菜の淡白性＋水圧握り十塩味
〉となり、一致する。

また、握り寿司に添加する各種のくねた〉の変化にもよ
く融和する性質もくわん飯〉とかなりの隔りがある。　
漬物嫌いは糠味噌に原因し、老人に多い酸味の要求は糠
味噌えの郷愁のようであるが酸味は漬ける時間で生じ、
或は漬ける段階で各種の香辛料、調味料、哨、素などを
添加することにによって、好みの味付けが容易に得られ
る。　過去の不自由時代に見出した糠−色に頼ることな
く淡白に得られたものは食卓上で、世界中から集中して
来るあらゆる添加物を生かせて巾広い味覚を作り出し、
く各人に好まれて〉健康作りの菜食が、自然に生れよう
とする特徴をもつ静水圧を利用する密閉漬物装置。

ダ１図面の略解 第１図は本装置の要部となる軟質樹脂皮膜で成る筒。　
第２図は、第１図の筒の一端を閉じて袋とした例を示し
、２は手芸接合したもの、２１は電気機器で接合したも
の。　第３図は本発明装置の全容を表す使用状態図。

／は軟質樹脂皮膜の簡　コは軟質樹脂皮膜の袋−１は軟
質樹脂皮膜の袋で−と同一）ζ扱う　３は漬物素材　ダ
は金属板を巻いて成るくおもり〉　ｊは金属線を巻いて
成るく勿もり〉　乙は閂（カンヌキ）　７は弾性帯　ｒ
は排気筒部分　タは仮想透明水槽　１０は水（水深のあ
る） オλＩ！Ｉ　　　　オｌ凹

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ポリエステル樹脂などの軟質皮膜で成る容器内へ収
   容した漬物素材の外周部に＜おもり＞を挿着し、皮膜容
   器の端を水面上大気中に固定後に＜おもり＞部を水中へ
   沈めて、その場の水圧と温度とを、漬物素材の全周面に
   加えて熟成を計ることを特徴とする静水圧を利用する密
   閉漬物装置。 ２、浸漬したとき、筒ないし袋内に収容の漬物素材へ皮
   膜を通じて加える全周面水圧は、収容部の水深度で変化
   が計れることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の
   静水圧を利用する密閉漬物装置。 ３、浸漬したとき、軟質皮膜で成る筒ないし袋内に収容
   の漬物素材相互間に介在する気体と素材が発性する気体
   とを、大気中へ導く排気筒を水圧によるバルブ性に計つ
   て成ることを特徴とする、特許請求の範囲第１項と第２
   項に記載する静水圧を利用する密閉漬物装置 ４、軟質皮膜で成る筒ないし袋内に漬物素材を収容部の
   延長部に当る排気筒の端部を、水面上大気中の任意の固
   定具へ、下向きに開口固定で、排気の容易と異物の侵入
   防止を計ることを特徴とする特許請求の範囲第１項と第
   ２項と第３項に記載する静水圧を利用する密閉漬物装置
   。 ５、軟質皮膜で成る筒ないし袋に収容の漬物素材収容部
   の沈下力を補なう＜おもり＞は、金属板ないし金属線を
   巻いて成り、直径が可変性のある不完全管状で、一端の
   管口に自然離脱防止用の閂を設けて成ることを特徴とす
   る、特許請求の範囲第１項と第２項と第３項並に第４項
   に記載する静水圧を利用する密閉漬物装置。 ６、密閉漬物装置を利用する水槽の上辺外周に漬物素材
   を収容する軟質皮膜の上端部を固定用弾性帯を巻き備え
   て成ることを特徴とする特許請求の範囲第１項と第２項
   と第３項並に第４項と第５項に記載する静水圧を利用す
   る密閉漬物装置。