JPS63198776A - 内燃機関用始動電動機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、内燃機関を始動するための内燃機関用始動電
動機に関し、特に磁極片の放熱効果を向上した内燃機関
用始動電動機に関する。

（従来の技術） 内燃機関用始動電動機、すなわらスタータは、第６図に
示すように、直流モータ１を使用し、該直流を−９１は
固定子２、回転子３、整流子４、ブラシ５を有するとと
もに、固定子２を構成゛している鋼鉄６の内側には回転
子３に対向して磁極片７が設けられている。また、ブラ
シ５はブラシホルダ８によって保持されている。

このように構成される直流モータ１から得られるエンジ
ン駆動力は、Ｔ１星歯車式の減速装置１１を介して軸９
に設番プられたビニオン１０に伝達されるが、この場合
、電磁クラッチ１２にＪ、って移動局１３を介してビニ
オン１０が移動して図示しないリングギヤに噛合し、こ
れによりエンジンクランクシャフトが駆動され、エンジ
ンが始動するようになっている。このような内燃機関出
始動電ｌＪ機は、一般に直流モータ１の電機子から高熱
が発生するが、この熱は回転子３に近接している磁極片
７に多昂に伝！−する傾向がある。

（発明が解決しようとりる問題白） 内燃機関用始動電動機は、従来から逐次小型化が図られ
ているが、このためその熱容Φが小ざくなっている。ま
た、上述したように、直流モータ１の発熱はＶｌｔ１極
片７に伝達されるが、磁極片７を構成−りる磁Ｇに４９
放熱対策が行なわれていないため、熱誠［する（Ｉｆ１
６、例えばＮｄ　、Ｆｅ　１Ｂ系の磁石や、Δｊ、Ｎｉ
系の磁石等、高温減磁するｆｉｉわを使用した′＠磁極
片にＪ３いては、連続でエンジンをクラン：１ングした
場合、磁石の温度がキコーり点、例えばｔ記磁石では３
２０〜３３０℃の近傍まで１１１シ、場合によってはス
タータが焼損＝ｊるという問題や、または磁石を保護す
るためにはクランキング時間を大幅に制約しな（プれば
ならないという問題がある。

木光明μ１．Ｌ記に鑑みＣなされたもので、その口内と
するところは、放熱効果を向上して信頼性を向１（ノる
とともに、使用範囲を拡大した内燃機関用始動：Ｕ　１
７３機を提供することにある。

１光１！１１の構成］ （問題点を解決リーるための手段） 上記問題点を解決するため、本発明の内燃機関用始（リ
ノ電動機は、内燃機関を始動するための内燃機関用始動
電動機ぐあって、回転子の周囲に設けられたｔ４１＊片
の発熱を放熱すべく該！１磁極の端部に連結された熱伝
導率の良い非磁性材からなるＳＳ材を館記雷動間の内部
に右することを要旨とする。

（作用） 本発明の内燃機関用始動電動ｍ’ｃは、熱伝導率の良い
非磁性材からなる部材を磁極片の端部に）ｇ！結して設
けて磁極片の発熱を放熱している。

（実施例） 以下、図面を用いて本発明の詳細な説明づる。

第１図は本発明の一実施例に係る内燃機関用始動電動機
の断面図である。この内燃機関用始動電動機、すなわち
スタータは、第６図に示す従来のスタータに３３いて回
転子３の周囲に対向して配設されている磁極）′ｉ７の
両端にリング１４を配設した点が異なり、他の構成は第
６図のしのど同じである。従って、同じ構成要素には同
じ符号をイ４し、その訂細な説明ｔよ省略づる。

このリング１４は、熱伝導埠１の良い材質、例えばアル
ミニウム、銅等で構成され、複数の磁極ハフの両端に密
接に連結しＣ，１なわら磁ル片７の熱が伝達するように
連結して固定されでいる。

従って、このように構成したものにおいて、エンジンク
ランキング時に直流モータ１のｆｆ１ｌｌ！子に発生し
た熱が回転子３に近接している磁極片７に多量に伝達さ
れたとしても、１１極片７に伝達された熱は磁極ｊ゛１
７の両端に配設されたリング１４に伝達されることに４
【る。この結果、ｉ＆磁極片の熱容量はリング１／Ｉが
連結された二分増大したことになるため、磁極片７の熱
は上昇し難くなり、その温良上背ｔま抑制されるととも
に、１１極片７の熱はリング１４から放熱されて低減１
゛ることになる。

従って、連続でエンジンをクランキングしても磁極片７
を構成りる磁石の温良がキューり点に達するまでの時間
が増入り゛るため、クランキング能力を大幅に向上Ｊる
ことがひきるとともに、エンジンが焼１ｆｌりることが
にｆいのＣある。

なｊ３、リング１４を個別に形成する方が一体成形に形
成りるＪ、りち製造性が良いものである。

第２図は第１図に示づ゛本実施例の内燃機関用始動電動
機と第６図に示す従来の内燃機関出始８電初機においＣ
クランキング時間に対する磁極片７を構成する磁石の温
度特性を示１−グラフであり、図において？？）−号△
が従来の内燃機関用始動用ｔｈ機の磁石の湿度変化を示
し、符号Ｂが第１図に示づ本実施例の内燃機関用始動電
動機の磁石の温度変化を示す曲線である。両曲線かられ
かるように、Ｂで示す本実施例の１ｉｌＳ度の方が八で
示づ″従来の温度にりも低いことが明白である。

第３図は本発明の他の実施例を示すものである。

この実施例の内燃機関用始１ＦＪＩ電動機は、第１図の
リング１４の代りに、磁極片７の両端の周囲にフィン付
リング１６を使用しているものである。

このフィン付リング１６は、その詳細を第４図＜ａ　＞
または＜ｂ）に示すような形状をしでいる。

すなわら、第４図（ａ＞に示すフィンイＮ１リング１６
は、リング１６の円周り向に直角な面を右ヅる小さな複
数のフィン２１を右して形成されている。

また、第４図（ｂ　）に示すフィン付リング１６は、リ
ング１６の円周方向に平行に形成され、第４図（ｃ　）
に示りＪ、’５　＜Ｎ第４図（ｂ）の八−Δ線にお（プ
る断面を右する長いフィン２３を有して形成されている
。

このようにフィン付リング１６を磁極片７の両端に連結
して設けることにより、磁極片７からフィン付リング１
６に伝達した熱は一層効率的に放熱されるとともに、フ
ィン付リング１Ｇの熱容９が増大し、磁極片７の温度上
り１を更に抑制することが（゛きるのひある。

第５図（ａ）【よ本発明の更に他の実施例に係る内燃機
関用始動電動機を示している。この図の内燃機関用始動
電動機は、第１図に示すリング１４の代りに、第５図＜
１））に示すように回転子３の周囲に配設されている複
数のｌａ磁極片の間に入って磁極片７を固定するように
突出して形成された磁石固定部１８をイｉ？ｌるリング
１７を使用している。従って、このような円周に直角な
方向に突出して磁極片７を固定する磁石固定部１８を有
するリング１７は当然１１石固定部１８の突出分だけ熱
容量が増大Ｊるとともに、磁極片７を確実に固定するこ
とができるのである。なＪ３、この磁石固定部１８の突
出の長さを更に艮くＪることにより熱容量を更に増大で
きるとともに、磁極ハフとの接触も大きくなり、熱伝導
が良くなる。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明によれば、熱伝導率の良い
非磁ｆ１材からなる部材を磁極片の端部に連結して設（
プて磁極片の発熱を放熱しているので、磁極片の温度上
背が低減Ｊるとともに、磁極おの熱容量す増大Ｊるため
、内燃機関用始動電動機の焼損が防止されてイ１頼性が
向上りるとともに、連続クランキング時間も増大し、使
用範囲が拡大されている。なお、この場合、放熱用の部
材ｔｉｔ磁惨片の端部の隙間部分に設けているのＣ１内
燃機関用始動電ｆｊＪ機の全体の大きさを増大する必要
がなく、小型化は維持されている。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係る内燃機関出始動電ＩＪ
Ｊ機の断面図、第２図は第１図の内燃機関用始動電動機
の湿度特性を示づグラフ、第３図は本発明の他の実施例
を示す断面図、第４図は第３図の実施例に使用されるフ
ィン付リングを示す図、第５図（ａ　＞および（ｂ　）
はそれぞれ本発明の更に他の実施例を示す断面図Ｊ３よ
び該実施例に使用されるリングを示す斜視図、第６図は
従来の内燃機関出始Ｖ」電動機の断面図である。 １・・・直流七−夕 ３・・・回転子 ７・・・ＵＡ１極片 １４・・・リング １６・・・フィン付リング １７・・・リング １８・・・ｌｌｔｌ石固定部 ２１．２３・・・フ、ｆン 代理人　弁理士　　三　好　保　男 ！１　ゴ 哀６図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 内燃機関を始動するための内燃機関用始動電動機であつ
   て、回転子の周囲に設けられた磁極片の発熱を放熱すべ
   く該磁極片の端部に連結された熱伝導率の良い非磁性材
   からなる部材を前記電動機の内部に有することを特徴と
   する内燃機関用始動電動機。