JPS63197444A - 内視鏡用超音波処置具 - Google Patents

内視鏡用超音波処置具

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JPS63197444A
JPS63197444A JP62030761A JP3076187A JPS63197444A JP S63197444 A JPS63197444 A JP S63197444A JP 62030761 A JP62030761 A JP 62030761A JP 3076187 A JP3076187 A JP 3076187A JP S63197444 A JPS63197444 A JP S63197444A
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JP
Japan
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sheath
vibrator
cover member
irrigation fluid
vibration transmission
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Pending
Application number
JP62030761A
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English (en)
Inventor
大作 根来
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、超音波振動を利用して前立腺の切除や結石の
破壊等の処置を行なう内視鏡用超音波処置具に関する。
〔従来技術〕
超音波振動を利用して前立腺の切除や結石の破壊等の処
置をなす処置具は、従来、例えばランジエバン型振動子
と振動伝達部材とで構成される超音波プローブを備えて
おり、この超音波プローブの振動伝達部材を、シースを
介して体腔内の患部へ導いて、その先端から超音波振動
を伝えることにより、上述の如き各種処置を行なってい
る。
ところで、この種の超音波処置具は、超音波振動の発振
時に、振動子や振動伝達部材が発熱するため、この熱に
より振動子の故障や振動伝達部材の疲労破壊が促進され
るとともに、処置の際に術者が誤って超音波プローブに
触れたりすると、火傷を負う虞れがあった。
そこで、従来、超音波プローブの内部に、切除片や破壊
片をシースの送水口金から供給された潅流液と共に吸引
回収する吸引路を設け、この吸引路を流れる潅流液を冷
却媒体として利用することで、振動子や振動伝達部材を
内側から冷却することが行なわれている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、超音波プローブの内部を貫通する吸引路
は、寸法上の制約から細径に形成せざるを得ず、このた
め、絶対的な潅流液の流通量が不足して、大きな冷却効
果を期待できないのが現状であり、この超音波プローブ
の冷却効果を高める上でいま一歩改迫の余地があった。
本発明はこのような事情にもとづいてなされたもので、
簡単かつ安価な構成でありながら、超音波プローブを効
率良く冷却することができる内視鏡用超音波処置具の提
供を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで、本発明においては、振動子と振動伝達部材とで
構成される超音波プローブを備えたものにおいて、 上記振動子の外周囲をカバー部材で覆うとともに、この
カバー部材と振動子との間に潅流液が流通する流通路を
形成し、このカバー部材と上記振動伝達部材が挿通され
るシースとの間に、振動伝達部材の軸方向に移動可能で
、かつ上記潅流液の流通路とシース内とを水密に接続す
る接続手段を設け、上記カバー部材に流通路を通じてシ
ース内に潅流液を供給する送水口を形成するとともに、
上記超音波プローブの内部には、一端が振動伝達部材の
先端に開口され、他端がカバー部材に設けた排液口に連
なる潅流液回収用の吸引路を形成したことを特徴とする
〔作用〕
この構成によれば、処置時の視野確保や切除片および破
壊片の回収のために患部に供給される潅流液は、まず、
振動子の外側の流通路およびシース内を通じて患部にま
で送られ、次に、この潅流液は切除あるいは破壊された
患部組織と共に、振動伝達部材の先端から吸引路内に吸
引され、この吸引路内を流れて排液口から外部に排出さ
れる。
このため、潅流液は送水および吸引の両行程時に、振動
伝達部材や振動子に接触し、これら振動伝達部材および
振動子を内外両側から冷却するので、その分、冷却効率
が向上する。
しかも、潅流液の送水および吸引時の流れをそのまま利
用して、振動子や振動伝達部材の冷却を行なっているの
で、これら両部品の冷却を目的とした専用の流れ経路は
一切不要であり、このため、潅流液の流れ経路が複雑化
することもないとともに、冷却専用の送水および吸引手
段も不要となり、構造の簡略化を図れる。
〔実施例〕
以下本発明の第1実施例を、第1図にもとづいて説明す
る。
図中符号lは中空筒状をなしたシースであり、このシー
ス1内には光学視管2が挿通されている。
光学視管2はシースlの基端に着脱可能に連結される接
続部3を有し、この接続部3にはシースl内への挿入部
4とは逆向きに延びる円筒状の突出部5が突設されてい
る。そして、光学視管2の接続部3と突出部5には、シ
ースl内に開口する鉗子貫通孔6が同軸的に穿設されて
いる。
また、シースlの基端には術者が握持するホルダ7が着
脱可能に取付けられている。このホルダ7は前指掛は部
8と後指掛は部9を備え、後指掛は部9は前指掛は部8
から後方に延びるスライド軸IOに前後方向に移動可能
に支持されているとともに、リターンスプリング11に
より常時前指掛は部8から離間する方向に付勢されてい
る。
ところで、この後指掛は部9には取付はリング12が一
体に形成されており、この取付はリング12に超音波処
置具13が支持されている。この超音波処置具13は、
例えばランジェバン形の振動子14とパイプ状の振動伝
達部4415とで構成される超音波プローブ16を有し
、その振動伝達部材15が上記鉗子貫通孔6を通じてシ
ース1内に導入されている。
また、振動子14はここで発生した振動を集束させる円
錐形状のホーン14aを備えており、このホーン14a
の先細り状をなした先端が振動伝達部材I5に連結され
ている。振動子14、ホーン14aおよび振動伝達部材
15の中心部には、軸方向に連続する吸引路17が形成
されており、この吸引路17の一端は振動伝達部材15
の先端面に開口されているとともに、他端は振動子15
の後面から突出する接続口18に開口されている。
一方、ホーン14aを含めた振動子14の外周囲は、筒
状をなしたカバー部材19により覆われている。
本実施例のカバー部材19は、前カバー20、中カバー
21および後カバー22との三分割構造をなし、このカ
バー部材I9と振動子14との間には、潅流液の流通路
23が形成されている。カバー部材19の後端面を構成
する後カバー22には、流通路23内に開口する潅流液
の送水口24が設けられており、この送水口24はホー
ス25を介して送水装置2Bに連なっている。また、こ
の後カバー22には上記吸引路17の接続口18に連な
る排液口27が設けられており、この排液口27はホー
ス28を介して吸引ポンプ29に連なっている。そして
、上記中カバー21と後カバ=22との間には、カバー
部材19内を前後に仕切る支持板30が挾持されており
、この支持板30の両面に上記振動子14およびホーン
14aが支持されているとともに、この支持板30の外
周部には潅流液が流通する流通孔31が形成されている
前カバー20の先端部には、光学視管2の突出部5に対
し軸方向に移動可能に被さる延長部32が形成されてい
る。この延長部32の内面には突出部5の外面に摺接す
るOリング33が設けられており、本実施例の場合は、
このOリング33が上記鉗子貫通孔6と流通路23とを
水密に接続する接続手段を構成している。そして、突出
部5には超音波処置具13の振動伝達部材15を鉗子貫
通孔6から引き抜゛いた際に、この鉗子貫通孔6からの
潅流液の漏れを防止する開閉コック37が設けられてい
る。
なお、振動子14の電極34には、図示しない電源より
駆動電圧を印加する電源コード35が接続されており、
この電極34と電源コード35との接続部分は、潅流液
による短絡を防止するため、例えばエポキシ樹脂等から
なる絶縁材3Bにより覆われている。
このような構成において、患部組織の切除や破壊を行な
うに当たっては、まず、シース1を体腔内に挿入する。
ついで、片方の手でホルダ7の前指掛は部8を握持し、
その親指で後指掛は部9を操作することにより、超音波
処置具13を前進させ、振動伝達部材15の先端をシー
ス1から突出させて患部組織に接触させる。この状態で
振動子14に駆動電圧を印加すれば、振動伝達部材15
の先端に伝わる超音波振動により、患部組織の切除ある
いは破壊が行なわれる。
この際、光学視管2の視野確保や切除片および破壊片を
回収するために、シース■の先端からは、潅流液が送排
水されている。すなわち、送水装置2Gから送出された
潅流液は、図中実線の矢印で示すように、送水口24を
通じて流通路23内に流入し、まず振動子14を外側か
ら冷却した後、支持板30の流通孔31を経てホーン1
4aの周囲に流入し、このホーン14aを外側から冷却
する。さらに、この潅流液は前カバー20の延長部32
から鉗子貫通孔6を通じてシースl内に流入し、このシ
ース■の先端開口部から患部に供給される。
次に、この潅流液は超音波振動により切除された切除片
や破壊片と共に、振動伝達部材■5の先端に開口する吸
引路17内に吸入され、図中破線の矢印で示すように吸
引路17から排液口27を通じて体外に排出されるとと
もに、ここを流れる過程で上記振動伝達部材15を始め
として、ホーン14aおよび振動子14を内側から冷却
する。
このような本発明の第1実施例によれば、潅流液は送水
および吸引の両行程時に、振動子14を始めとして、ホ
ーン14aや振動伝達部材15に接触するから、これら
各部品を内外両側から冷却することができる。しかも、
特に送水時の潅流液の流れ経路となる流通路23は、振
動子14およびホーン14aの外周を覆っているので、
送水行程では潅流液が振動子14やホーン14aを包み
込むようにして流れ、この潅流液と振動子14およびホ
ーン14aとの接触面積が充分に広くなって、効率良く
熱を奪うことができる= したがって、従来に比べて超音波プローブ16全体の冷
却効率が向上し、この超音波プローブ16の耐久性が向
上するのは勿論のこと、術者や体腔内の組織に火傷を負
わす虞れもなく、安全である。
それとともに、潅流液の送水および吸引時の流れをその
まま利用して超音波プローブ18を冷却しているので、
超音波処置具13内に、超音波プローブ16の冷゛却の
みを目的とした専用の流れ経路を形成する必要もなくな
る。このため、潅流液の流れ経路が央雑化することもな
いとともに、冷却専用の送水ならびに吸引手段も不要と
なり、その分、構造が簡略化されて°部品点数も少なく
て済み、安価に提供することができる。
なお、本発明は上述した第1実施例に特定されるもので
はなく、例えば第2図に示す本発明の第2実施例のよう
に、鉗子貫通孔6と流通路23との間を水密に接続する
手段としてベローズ41を用いるとともに、支持板30
を後カバー22に対しOリング42を介して水密に取付
け、この支持板30よりもホーン14a側を流通路23
として、このホーン14aの近辺の中カバー21に送水
口24を設けても良い。
この構成の場合、振動子14の外周面が潅流液に接しな
いので、若干冷却効率の低下が認められるものの、電極
34と電源コード35との接続部に潅流液が接しないた
めに、絶縁を考慮する必要もなく、絶縁材を省略できる
また、この第2図に示すように送水口24をカバー部材
19ばかりでなく、シースlの基端部分にも設ければ、
例えば超音波処置具13を鉗子貫通孔6から引き抜いて
他の処置具を挿入した際、あるいは光学視管2による観
察時においても、シース1に潅流液や他の液体を供給で
きる。
〔発明の効果〕
以上詳述した本発明によれば、振動子や振動伝達部材の
冷却効率を高めることができ、その分、耐久性が向上す
るとともに、術者や体腔内の組織に火傷を負わす虞れも
なくなり、安全である。しかも、超音波プローブの冷却
のみを目的とした専用の流れ経路が一切不要となるから
、冷却専用の送水ならびに吸引手段も不要となり、その
分、構造簡単で部品点数も少なくて済み、安価に提供で
きる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す断面図、第2図は本
発明の第2実施例を示す断面図である。 ■・・・シース、14・・・振動子、15・・・振動伝
達部材、1B、・・超音波プローブ、L7・・・吸引路
、[9・・・カバー部材、23・・・流通路、24・・
・送水口、27・・・排液口、38゜41・・・接続手
段(Oリング、ベローズ)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 振動子と振動伝達部材とで構成される超音波プローブを
    備え、この超音波プローブの振動子の外周囲をカバー部
    材で覆うとともに、このカバー部材と振動子との間に潅
    流液が流通する流通路を形成し、このカバー部材と上記
    振動伝達部材が挿通されるシースとの間に、振動伝達部
    材の軸方向に移動可能で、かつ上記潅流液の流通路とシ
    ース内とを水密に接続する接続手段を設け、上記カバー
    部材に流通路を通じてシース内に潅流液を供給する送水
    口を形成するとともに、上記超音波プローブの内部には
    、一端が振動伝達部材の先端に開口され、他端がカバー
    部材に設けた排液口に連なる潅流液回収用の吸引路を形
    成したことを特徴とする内視鏡用超音波処置具。
JP62030761A 1987-02-13 1987-02-13 内視鏡用超音波処置具 Pending JPS63197444A (ja)

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JP62030761A Pending JPS63197444A (ja) 1987-02-13 1987-02-13 内視鏡用超音波処置具

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03126452A (ja) * 1989-10-11 1991-05-29 Kimiya Shimizu 眼科用超音波手術器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03126452A (ja) * 1989-10-11 1991-05-29 Kimiya Shimizu 眼科用超音波手術器
JPH0513663B2 (ja) * 1989-10-11 1993-02-23 Kimya Shimizu

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