JP2008535564A - 超音波医療装置並びに関連する使用方法 - Google Patents

超音波医療装置並びに関連する使用方法 Download PDF

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    • A61N2007/0078Ultrasound therapy with multiple treatment transducers

Abstract

本発明の実施形態は、細長部と先端部を有する医療装置を提供し、前記先端部はエネルギを共通の焦点に発射するように構成された複数の実質的にフラットなクリスタルを具えている。この医療装置は人体の管孔内を進行し、実質的にフラットなクリスタルを介してエネルギを人体の組織に供給し、そして前記医療装置は人体の管孔から取り外される。

Description

本発明の実施形態は、人体組織にエネルギを供給するための医療装置に関する。このエネルギはフラットクリスタル(flat crystal)から発射される超音波を用いて供給される。この医療装置は、光ファイバ装置等の付加的医療装置を収容するように構成されていてよい。
超音波装置は、医療処置において診断或いは治療装置として使用される。例えば、超音波装置は内臓の医学的映像化に使用され、及び/又は好ましくない組織の除去等の人体組織の処置に使用される。超音波装置は高価であり、これの使い捨てには抵抗がある。しかし、再使用可能な超音波装置には、消毒の問題が存在する。再使用可能な超音波装置の汚染は、患者に健康上の危険を与える。
(発明の概要)
本発明の一実施形態は、細長部と、共通の焦点にエネルギを発射するように構成された複数の実質的にフラットなクリスタルを有する先端部とを含む医療装置である。
種々の実施形態において、本発明は次の特徴の一つ以上を具えている。複数の実質的にフラットなクリスタルは先端部の凹面上に配置され、先端部は音波透過性もしくは無反響性(sonoluceut)カバーを具え、前記音波透過性カバーは複数の実質的にフラットなクリスタルを被覆し、共通の焦点は先端部の一側に隣接して位置決めされ、共通の焦点は先端部の先端に位置決めされ、先端部は流体を入れるための空洞を形成し、細長部は流体を空洞に提供するように構成された管孔を有し、音波透過性カバーは空洞の少なくとも一部を形成し、先端部の凹面は空洞の少なくとも一部を形成し、複数の実質的にフラットなクリスタルは凹面上に配置され、細長部は光ファイバ装置を収容するように構成された管孔を有し、管孔の先端は細長部の一側面に配置され、光ファイバ装置は管孔内に設けられ、先端部の周りの領域は光ファイバ装置を介して観察可能であり、エネルギは超音波エネルギであり、細長部は患者の曲がりくねった解剖学的構造を通過できるように可撓性であり、複数の実質的にフラットなクリスタルは二次元アレイで配置され、複数の実質的にフラットなクリスタルは三次元アレイで配置されている。
本発明の別の実施形態は、共通の焦点に超音波エネルギを発射して組織を処置するように構成された分離した複数の実質的にフラットなクリスタルを有する先端部と、超音波エネルギの発射を制御するように構成された基端部と、前記基端部と先端部を連結する細長い可撓性部とを具えた医療装置である。
本発明の更なる実施形態は、細長部と先端部を含み、前記先端部が共通の焦点にエネルギを発射するように構成された複数の実質的にフラットなクリスタルを有する医療装置を準備し、前記医療装置を人体の管孔内へ進入させ、実質的にフラットなクリスタルを介して人体組織にエネルギを供給し、そして前記医療装置を人体の管孔から取り外すことを含む組織の治療方法である。
種々の実施形態において、本発明は一つ以上の次の特徴を含む。医療装置が光ファイバ装置を具え、かつ前記光ファイバ装置を介して先端部の周囲の領域を観察し、光ファイバ装置を設け、前記細長部の管孔を介して前記光ファイバ装置を進行させ、前記光ファイバ装置を介して前記先端部の周囲の領域を観察し、治療対象の人体組織の領域を決定し、治療対象の人体組織の領域にエネルギを供給するように前記医療装置を人体の管孔に位置決めし、この位置決めは観察の際に行われ、エネルギは人体組織の表面領域に提供され、エネルギは人体組織の表面の下に提供され、エネルギは前記先端部の先端の領域に提供され、エネルギは前記先端部の最先端点の近くの領域に提供され、エネルギは治療対象の人体組織の領域に集中され、医療装置が人体の管孔内に配置されている間に、前記先端部の他の部分に対して複数の実質的にフラットなクリスタルの位置を調整し、エネルギは超音波エネルギであり、複数の実質的にフラットなクリスタルは医療装置の空洞内に配置され、前記空洞に流体を提供し、前記先端部は音波透過性カバーを具え、前記音波透過性カバーは複数の実質的にフラットなクリスタルを被覆し、複数の実質的にフラットなクリスタルによって発射されたエネルギは、装置退出する前に前記音波透過性カバーを通過し、前記先端部は凹面を形成し、複数の実質的にフラットなクリスタルはこの凹面上に配置され、前記先端部は流体の入った空洞を形成し、複数の実質的にフラットなクリスタルによって発射されたエネルギは装置を退出する前に前記音波透過性カバーを通過し、共通焦点は共通の焦点領域であり、前記先端部に対する共通焦点の距離を調節し、前記先端部に対する共通焦点の位置を調節し、そしてこの調節は前記先端部の他の部分に対する複数の実質的にフラットなクリスタルの少なくとも幾つかを調節することを含む。
本発明の他の目的と利点は後述の説明で一部は述べられ、一部はこの説明から明らかになり、或いは本発明の実施によって判るであろう。本発明の目的と利点は、特に添付の特許請求の範囲に指摘された要素とその組合わせによって具体化されかつ達成されるであろう。
前述の一般的な説明と以下の詳細な説明の両者は単なる例示と説明のためのものであり、本発明を限定するものではないことを理解すべきである。
添付図面に示された実施形態を参照して本発明を詳しく説明する。可能な場合には、全図面を通じて同一或いは類似の部品を示すのに、同じ符号が使用されている。
図1は本発明の医療装置1の一例を示す。医療装置1は細長部10と先端部20を具えている。
医療装置1、細長部10及び先端部20のそれぞれは、適宜な任意の寸法を有する。例えば、医療装置1、細長部10及び先端部20の一つ以上は、医療装置1、細長部10及び先端部20が自然に存在している人体オリフィス内に最小の侵襲法で設置されるように、約10mm以下(例えば約8mm以下)の直径を有する。
図2には細長部10の一例が示されている。細長部10は医療処置に使用されるように構成された任意の細長部である。例えば、細長部10は任意の長さ、幅、直径、断面形状を有し、任意適宜材料で作られて人体部分(例えば人体の空洞及び/又は人体組織)の中及び/又は周囲に置かれる。細長部10は人体管孔の曲がりくねった解剖学的構造に順応するように可撓性であってよく、或いは人体の空洞内を進行しやすいように実質的に剛性であってよい。細長部10は、その基端14でハンドル又はコントローラ12に取付けられ、或いは機能的に連結されてよい。コントローラ12は既知の適宜なハンドル或いはアクチュエータであり、細長部10及び/又は先端部20を制御するように構成されてよい。細長部10の先端13は、先端部20を収容し、先端部20に機能的に連結され、或いは一体化するように構成されてよい。
細長部10は、貫通する一つ以上の管孔11を有する。管孔11は細長部10の任意部分に延在してもよい。例えば、少なくとも一つの管孔11は細長部10と実質的に同軸であってもよい。別の例では、少なくとも一つの管孔11は細長部10の一部のみに延在してよい。更に別の例では、少なくとも一つの管孔11の少なくとも一部は、細長部10の長軸に実質的に平行に配置されてよい。他の例において、少なくとも一つの管孔11が、細長部10の任意の部分(例えば細長部10の先端13或いは一側)に出現してよい。少なくとも一つの管孔11は、先端13の近くの細長部の一側から出現してよい。
少なくとも一つの管孔11は、任意適宜形状及び/又は断面を有してよい。例えば、図3に示されているように、少なくとも一つの管孔11は、それを通じて医療装置(例えば、その先端41に可視部を有する光ファイバ装置40、把持部、カッタ、ナイフ及び/又はピンセット)を収容するように構成されてよい。光ファイバ装置40は、3mm以下の直径等の任意適宜寸法を有してよい。光ファイバ装置40の先端41は、装置1が設置される人体の空洞及び/又は人体の管孔にアクセスして直接に観察できるように設置されてよい。例えば、大部分の光ファイバ装置40は、細長部10の長軸に実質的に平行に管孔11内に配置される。そして光ファイバ装置40の先端41は、先端41が細長部10の一側面から出現するように、細長部10の長軸から離れる方向に向けられてよい。細長部10の側面から出現するときに、先端41は、例えば先端部20(例えばここに示された点23)に隣接した個所等の、装置1の任意の部分に対する特定場所に向けられてよい。光ファイバ装置40の先端41を介しての人体空洞及び/又は人体管孔への可視的アクセスは、粘膜下子宮フィブロイドの経頸管治療等の医療処置におけるこの装置1とその先端部20の更に効果的な使用を可能にする。光ファイバ装置40の先端41はレンズ角を有し、かつ/又は光ファイバ装置40の先端41或いは別の部分(例えばハンドル)が回転する場合、光ファイバ装置40の全視野を拡大させるように構成されてよい。このような構成は、光ファイバ装置40が受ける曲げ応力の量を少なくする。
例えば、光ファイバ装置40を比較的安価な方法で製造する場合、光ファイバ装置40は装置1の残部と共に廃棄可能である。しかし、光ファイバ装置40は、例えば装置1を含む医療処置を完了後に管孔から光ファイバ装置40を取り外すことによって再使用可能であってよい。その場合、光ファイバ装置40は消毒され、別の医療装置1の管孔11内において別の医療処置に使用される。
別の例において、少なくとも一つの管孔11が変化する断面形状及び/又は断面領域を有している。更に別の例において、少なくとも一つの管孔11は、貫通するワイヤ及び/又はその他の電子部品を収容するように構成されてよい。これらのワイヤその他の部品は、コントローラ12と先端20との間に延在してよい。
図4、5及び9の各実施形態に明らかに示されているように、先端部20は、ハウジング24、一つ以上の分離したフラットクリスタル21、及び任意適宜構成で配置されたカバー22を具える。フラットクリスタル21は実質的に平坦であり、その長さと幅に比べて厚みが薄い。例えば、これらのフラットクリスタル21は、一次元の寸法が実質的に平坦であり、他の次元(例えば長さ及び/又は幅)が任意適宜形状を有してよい。フラットクリスタル21は、例えば一つ以上の圧電セラミックス等の任意適宜エネルギ発射材料で作られている。このような圧電セラミックの一例は、鉛ジルコネート・チタネート(PZT)である。例えば、PZT-2、PZT-4、PZT-5、PZT-6、PZT-7、PZT-8等の数種類のPZTが利用可能である。PZT-8が、高い音響動力を発生させるこれらの用途に使用される。
フラットクリスタル21は、フラットクリスタル21からのエネルギの発射が先端部20の外の焦点上の集まるように構成され、及び/又はハウジング24内に配置されている。例えば、フラットクリスタル21は、フラットクリスタルからの超音波の発射が先端部20の外に位置する点23上に集まるように構成され、及び/又は空洞25に対して配置されている。フラットクリスタル21は二次元アレイ或いは図9に示されたような三次元アレイで配置されている。例えば、先端部20が組織に接触及び/又は隣接する場合、点23は組織の表面の下方に位置する。点23上に集まった超音波エネルギは、エネルギを組織に提供すること等によって、組織の治療を助ける。
ハウジング24は細長部10に連結されて一体化された分離部である。ハウジング24の一部は凹んで、少なくとも部分的に空洞25を形成している。この空洞25は、後述するように、カバー22によっても少なくとも一部が形成される。ハウジング24の凹面は任意適宜形状を有し、例えばこの凹面は実質的に平滑であってもよく、かつ/又は相互に角度をつけて配置及び/又は結合された(サッカーボール状の)複数の平面を有してよい。ハウジング24の凹面は、その中にフラットクリスタル21を収容し、そして空洞25内に流体を収容するように構成されてよい。例えば、ハウジング24の凹面が相互に角度をつけて配置及び/又は結合された複数の平面を有する場合、複数の平面の少なくとも幾つかは一つ以上のフラットクリスタル21を収容するように構成されてよい。一つ以上の管孔11は空洞25と流体により連通し、例えば医療処置に装置1を使用する際に、空洞25から流体を供給及び/又は除去するように構成されてよい。空洞25は、製造時にその中に流体が投入されるか、又は一つ以上の管孔11に連結されないで、代わりに販売、貯蔵及び使用時にその中に一定量の流体が投入されてもよい。
フラットクリスタル21はハウジング部分24の表面に固定されてよい。フラットクリスタル21はハウジング24、カバー22及び治療対象の組織の一つ以上に対して点23を調節するように相互に位置決めされている。フラットクリスタル21はコントローラ及び/又は装置1の基端に設けられた超音波源に機能的に連結されてよい。コントローラ12及び/又は超音波源は、管孔11内に設けられたワイヤ及び/又はその他の電子部品、或いは無線送信機等の適宜部品を介してフラットクリスタル21に連結されてよい。各フラットクリスタル21は、点23の位置を動的に調節するように他のフラットクリスタル21に対して個々に調節されるように構成されてよい。この構成において、フラットクリスタル21はハウジング24に連結されてよいが、ハウジング24に対して固定位置を持たなくてもよい。例えば、フラットクリスタル21は、フラットクリスタル21とハウジング24、カバー22及び治療対象の組織の一つとの間の角位置が変化するように、軸を中心に回転してよい。このような過程の一例が図8Aと8Bに示されている。図8Bにおいて、外側のフラットクリスタル21bは内側のフラットクリスタル21aから離れるように回転し、点23は少なくとも図8Aの構成に比べて先端部20から遠ざかるように移動する。しかし、フラットクリスタル21aと21bは共通の焦点を維持している。種々の実施形態において、いくつかのフラットクリスタル21は相互に対して、共に或いは別々にいづれかの方向に移動し、点23を先端部20に対して任意方向に移動させることができる。
複雑な形状のクリスタルの代わりにフラットクリスタル21を用いることは、これらが複雑な形状のクリスタルに比べて容易且つ安価に製造できるので、好ましい。これによって、装置1の製造コストが安くなり、装置1の廃棄が可能になる。装置1が一旦医療処置に使用されると、装置1の清潔性が損なわれるので、装置1が廃棄できることは望ましい。このように、汚染された装置1を別の医療処置に使用する危険を冒すよりも、装置1を廃棄する方が好ましい。
カバー22はハウジング24及びフラットクリスタル21の周囲に設置され、且つフラットクリスタル21を先端部20の空洞25内に実質的流体密に封止するように構成されてよい。例えば、カバー22は、実質的流体密にハウジング24に連結されたドーム型の音波透過性のカバーである。音波透過性カバーは、反射や減衰による実質的なエネルギ損失無しに超音波の透過を可能にする適宜材料を含む。材料の音響インピーダンスが水の音響インピーダンス(例えば約1.5メガレイリー)に近い場合、反射は少なくなる。カバー22の厚さがカバー22の波長よりはるかに小さい場合(例えば1/10以下)、反射と減衰は両方とも小さくなる。例えば、カバー22における音速(V)が約2500m/秒で、フラットクリスタル21の作動周波数(F)が約2.5MHzの場合、カバー22の波長は式λ=V/F=1.0mmによって求められる。したがって、これらの数字を使用すれば、厚さが約0.1mm以下(例えば、或いは約0.1mm或いは0.004インチ以下)のカバー22は音波透過性であってよい。一般的に、フラットクリスタル21の作動周波数が高ければ、薄いカバー22が必要となる。カバー22は、超音波が流体(例えば水)或いは組織を通過するように構成されてよい。例えば、カバー22は、カバー22が超音波の通過を妨害しないように充分に薄く作られてよい。カバー22は0.001インチ(約0.1μm)以下の厚さであってよい。カバー22は透明であることが好ましいが、不透明であっても不透明部分を有していてもよい。
カバー22は、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)及び/又はナイロン等の任意適宜材料で作られてよい。PE及び/又はナイロンは、約1.7〜3.0メガレイリーの音響インピーダンスを有していてよい。カバー22は、組織に圧入されて接触・連結を最大にする材料で作られ、或いはカバー22は人体の解剖学的構造に従う順応性に富んだ材料で作られてよい。カバー22用の順応性に富んだ材料は、クリスタル21に対する圧力を変化させることによって焦点深度を変化させることができる。例えば、カバー22は、空洞25内の流体圧力を変化させることによって、点23の場所を変化させることが可能である。
カバー22は任意適宜形状を有してよい。例えば、カバー22は図7に示されているように、ソックス状の構造を有している。この構造では、カバー22は一つの開放先端を有し、ハウジング24がこの開放先端を介してカバー22内に設置され、カバー22が空洞25を被覆している。概ね、開放先端を形成しているカバー22は、任意適宜方法によりハウジング24に取付けられてよい。一般に、カバー22は、例えば接着剤、超音波溶接及び/又は機械的クランプを介して任意適宜方法によりハウジング24に取付けられてよい。別の例では、カバー22は図6に示されているように管状の構造を有している。管状構造において、カバー22は二つの開放端を有し、ハウジング24の先端はこれらの開放端の一方を介して、カバー22が空洞25を被覆するように他方の開放端の外に設置される。概ね二つの開放端を形成しているカバー22は、任意適宜方法を使用してハウジング24に取付けられる。別の構成において、カバー22は、空洞25を被覆するのに充分な形状(例えば円及び/又は楕円形)及び/又は表面積を有し、且つカバー22の外縁は任意適宜方法を用いてハウジング24に取付けられてよい。この構成において、流体が空洞25を出て患者に入る事故が防止される。
カバー22は任意適宜方法を用いて作られてよい。例えば、カバー22は図7に示されたソックス状構造ブロー成形される。別の例では、カバー22は薄い壁厚を有する細長い管状部材として押出され、そして図6に示された管状構造を形成するようにカットされる。更に別の例において、カバー22は薄い平らなフィルムとして押出され、そして一部が前記薄いフィルムから切断されてカバー22を形成する。次にこのカバー22の両端は、任意適宜方法を用いて相互に取付けられ、図6に示された管状構造が得られる。別の方法では、カバー22はハウジング24の適宜部分の周囲に(空洞25を被覆するように)巻き付けられ、そしてカバー22の両端が相互に及び/又はハウジング24に任意適宜方法によって取付けられ、その結果、図6に示された管状構造が得られる。
流体は、例えば組織へのエネルギ連結手段を提供するように空洞25内に収納され、装置1が組織に接触及び/又は隣接した場合に組織を冷却するのを付加的する。この流体は、空洞から発射されるのと実質的に同量のエネルギが共通の焦点及び/又は治療対象の人体組織に供給されるように、エネルギを最小の偏差で或いは偏差無しに伝達する。フラットクリスタル21の面において流体がフラットクリスタル21の表面に完全な機械的接触を形成するので、この偏りは最小となる。組織に対して、流体の音響特性(例えばインピーダンス)は組織の音響特性に非常に良く適合する。したがって、流体と組織との界面(例えばカバー22)におけるエネルギの反射は生じない。種々の実施形態において、フラットクリスタル21と流体との間のインピーダンスの不一致に起因する反射は、フラットクリスタル21の表面に適合する層を付与することによって著しく減少する。
カバー22はハウジング24の周囲に完全に設けられ、或いはハウジング24の一部のみを囲んで設けられてよい。例えば、カバー22は実質的流体密の状態で、空洞25を形成しているハウジング24の外面の一部に取付けられてよい。一つ以上の管孔11が空洞25と連通し、例えば医療処置の際に流体を循環させて、空洞25に流体を供給し且つ除去するように構成されてよい。一つ以上の管孔11の先端は空洞25に連結され、管孔11の基端はコントローラ12及び/又は流体源に連結されてよい。流体の温度は、反復可能に且つ一貫した結果が得られるように、調整されてよい(例えば実質的に一定に)。流体の温度は、例えば図1Aに示されているように、一つ以上の管孔11、コントローラ12及び/又は流体源に関連する温度調節器17を介して流体を加熱及び/又は冷却することによって、任意適宜方法を用いて調整される。
先端部20は任意適宜構成を有する。例えば、図5の示されるように、先端部20はエネルギを細長部10、先端部20及び/又は装置1の他の部分の側面に発射するように構成されてよい。換言すれば、先端部20から発射されるエネルギの中心線は、装置1.細長部10及び/又は先端部20の一つ以上の長軸に実質的に垂直であってよい。カバー22は、実質的に円筒形であり、その基端と先端が空洞25の最基端と最先端をそれぞれ過ぎるように、先端部20及び/又はハウジング24に沿って基端方向と先端方向へ充分に伸長している。即ち、ハウジング24とカバー22との組合せは相互に共働して空洞25を形成し、空洞25に流体を封入する。フラットクリスタル21は空洞25内に設けられ、空洞25を形成するハウジング24の表面に沿って配置され且つ/又は取付けられている。図5に示された構成を有する装置1は、例えば前立腺癌や良性の前立腺肥厚等の前立腺の状態の経尿道治療に好適である。
図4の構成において、先端部20は、細長部10、先端部20及び/又は装置1の任意の他の部分の長軸に対して垂直ではない任意適宜角度でエネルギを発射するように構成されてよい。この構成において、点23は装置1の最も先端の点の先方に位置してよい。この角度は、例えば、曲がりくねった解剖学的構造及び/又は人体の空洞の形状が、治療対象の所望の組織内の点23へのエネルギを集中を阻止する場合に、エネルギの発射が装置1の一側面に限定されるようにすることが望ましい。カバー22は、先端部20及び/又はハウジング24に沿って、基端が空洞25の基端を過ぎるように基端方向に充分に延在する実質的に連続円筒及び/又はドームの形状をしていてよい。即ち、ハウジング24とカバー22の組合せは空洞25の形成及び空洞25内への流体の封入を助ける。フラットクリスタル21は空洞25内に配置され、例えば空洞25を形成するハウジング24の表面に沿って配置され及び/又はこれに取付けられている。
図9は十字形状に配置された複数のフラットクリスタル21を有する先端部20を示す。しかし、先端部20は任意数のフラットクリスタル21を有し、任意形状に配置されてよい。フラットクリスタル21は例えば点23のような共通の焦点を有する。
装置1は任意適宜医療或いは非医療処置に使用される。例えば、装置1は膣経由の子宮筋腫の治療、直腸経由の前立腺状態の治療、尿道経由の前立腺状態の治療、子宮内膜症の腹腔鏡治療、骨盤床組織の切開或いは非切開治療、ストレス性尿失禁のための尿道経由の骨盤床組織の治療、及び/又は皺の美容的治療に使用され得る。
本発明の実施形態は装置1の使用方法を含む。この方法において、装置1が準備される。装置1は、所定の医療処置を実行する任意適切な先端部20を有してよい。例えば、先端部20は図4、5、或いは9に示されたような構造を有していてよい。装置1は、医療装置、例えば光ファイバ装置40を収容するように構成された管孔11を有していてもいなくてもよい。光ファイバ装置40は装置1と一体化されているか、或いは装置1と別に設けられて管孔11内に挿入されてよい。この場合、光ファイバ装置40は、それが管孔11の先端及び/又は細長部10の側面から出現するまで管孔11を介して挿入される。光ファイバ装置40の先端41は、先端部20に隣接した場所、例えばほぼ点23に向けられてよい。種々の実施形態において、光ファイバ装置40は、例えば図10Aと10Bに示されているように、細長部材10の外側にあり、且つ/又はそれに取付けられた細長部材10aによって画定された管孔11a上に設置されてよい。細長部材10aは細長部材10と平行且つ/又はこれと実質的に同じ長さを有している。
装置1は、例えば、図6と7に示されているように、人体の管孔2内を進行する。光ファイバ装置40は管孔11の基端に設けられた取付け具を介して細長部10の管孔11内を進行する。この取付け具は、流体封止可能或いは不可能な受動的ガスケット及び/又はOリングであってよく、取付け具を介して生体物質が逆流して漏れないように構成されてよい。管孔11を介して光ファイバ装置40を進行させることによって、光ファイバ装置40は管孔11の先端の出口或いは端の近くまで誘導され、管孔11及び/又は細長部10から外に出て、人体の管孔2に入る。
装置1が光ファイバ装置40を具えている場合、先端41は装置1が人体の管孔2内を進行して装置1が所望の人体部分を治療するのに使用されるように位置決めされることを助けるように用いられる。装置1の位置決めは、先端部20を位置決め及び/又は回転させて、先端部20が所望の人体部分に対して適正に設置されるようにする。一旦位置決めされると、フラットクリスタル21はコントローラ12を介して作動し、エネルギ(例えば超音波)がフラットクリスタル21から発射され、実質的に崩壊することなく、空洞25に収容されている流体を介して伝達され、実質的に崩壊することなくカバー22を介して伝達され、点23上に焦点を結ぶ。点23は治療対象の人体組織に位置決めされてよい。点23は例えば図7に示されているように、人体組織の表面上に位置決めされ、或いは例えば図6に示されているように、人体組織の表面下に位置決めされてよい。点23上に焦点を結んだエネルギ(例えば超音波)は、切除、切開、壊死、加熱治療、その他の組織を破壊する任意の医療目的のために点23における組織を治療するのに用いられる。装置1及び/又は点23は必要に応じて移動され或いは再位置決めされ、所望の医療効果を得る。装置1が図8A及び8Bに示されているような構成の場合、点23は装置1、細長部10及び先端部20のいずれかに対して適宜に調節される。治療が終わると、装置1は取り外されて廃棄される。光ファイバ装置40が再使用される場合には、光ファイバ装置40は装置1を廃棄する前に管孔11から取り外される。
本発明の他の実施形態は、明細書及びここに開示されている発明の実施例を考慮すれば、当業者にとって明らかであろう。この明細書及び実施例は単なる例示であり、本発明の真の範囲と精神は特許請求の範囲によって示されている。
本発明の一実施形態による装置の部分的概略図。 本発明の別の実施形態による概略図。 本発明の更なる実施形態による装置の細長部の部分的概略図。 本発明の更に別の実施形態による装置の先端部の概略図。 本発明の更にもう一つの実施形態による装置の先端部の概略図。 本発明の実施形態による人体の管孔に設置された図5の先端部を具えた図1の装置の概略図。 本発明の更なる実施形態による人体管孔に設置された図4の先端部を含む図1の装置の概略図。 本発明の別の実施形態による装置の先端部の概略図。 本発明の別の実施形態による装置の先端部の概略図。 本発明の更なる実施形態による装置の概略図。 本発明の更に別の実施形態による装置の概略図。 図10AのX−X線に沿った装置の断面図。

Claims (63)

  1. 細長部と、
    共通の焦点にエネルギを発射するように構成された複数の実質的にフラットなクリスタルを有する先端部とを具えた医療装置。
  2. 複数の実質的にフラットなクリスタルが、前記先端部の凹面上に配置されている、請求項1に記載の医療装置。
  3. 前記先端部が音波透過性カバーを具えている、請求項1に記載の医療装置。
  4. 前記音波透過性カバーが複数の実質的にフラットなクリスタルを被覆している、請求項3に記載の医療装置。
  5. 前記共通の焦点が前記先端部の側面に隣接して位置決めされている、請求項1に記載の医療装置。
  6. 前記共通の焦点が前記先端部の先端に位置決めされている、請求項1に記載の医療装置。
  7. 前記先端部が、流体を入れるための空洞を形成している、請求項1に記載の医療装置。
  8. 前記細長部が、流体を前記空洞に循環させるように構成された一つ以上の管孔を有する、請求項7に記載の医療装置。
  9. 前記音波透過性カバーが前記空洞の少なくとも一部を形成している、請求項7に記載の医療装置。
  10. 前記先端部の凹面が前記空洞の少なくとも一部を形成し、複数の実質的にフラットなクリスタルが前記凹面に配置されている、請求項7に記載の医療装置。
  11. 前記細長部が光ファイバ装置を収容するように構成された管孔を有する、請求項1に記載の医療装置。
  12. 前記管孔の先端が前記細長部の側面に形成されている、請求項11に記載の医療装置。
  13. 更に、前記管孔内に配置された光ファイバ装置を含む、請求項11に記載の医療装置。
  14. 前記先端部の周囲の領域が前記光ファイバ装置を介して観察可能である、請求項13に記載の医療装置。
  15. 前記エネルギが超音波エネルギである、請求項1に記載の医療装置。
  16. 前記細長部は、患者の曲がりくねった解剖学的構造を通れるように可撓性である、請求項1に記載の医療装置。
  17. 複数の実質的にフラットなクリスタルが二次元アレイに配置されている、請求項1に記載の医療装置。
  18. 複数の実質的にフラットなクリスタルが三次元アレイに配置されている、請求項1に記載の医療装置。
  19. 超音波エネルギを共通の焦点に対して発射して組織を治療するように構成された実質的に平らな複数の分離した結晶を有する先端部と、
    超音波エネルギの発射を制御するように構成された基端部と、
    前記基端部を前記先端部に連結する細長部とを具えた医療装置。
  20. 複数の実質的にフラットなクリスタルが前記先端部の凹面に配置されている、請求項19に記載の医療装置。
  21. 前記先端部が音波透過性カバーを具えている、請求項19に記載の医療装置。
  22. 前記音波透過性カバーが複数の実質的にフラットなクリスタルを被覆している、請求項21に記載の医療装置。
  23. 前記共通の焦点が前記先端部の側面に隣接して設けられている、請求項19に記載の医療装置。
  24. 前記共通の焦点が前記先端部の先端に設けられている、請求項19に記載の医療装置。
  25. 前記先端部が流体を入れるための空洞を形成している、請求項19に記載の医療措置。
  26. 前記細長部が、流体を前記空洞に循環させるように構成された一つ以上の管孔を有する、請求項25に記載の医療装置。
  27. 前記音波透過性カバーが、前記空洞の少なくとも一部を形成している、請求項25に記載の医療装置。
  28. 前記先端部の凹面が、前記空洞の少なくとも一部を形成し、複数の実質的にフラットなクリスタルが前記凹面に配置されている、請求項25に記載の医療装置。
  29. 前記細長部が光ファイバ装置を収容するように構成された管孔を有する、請求項19に記載の医療装置。
  30. 前記管孔の先端が前記細長部の側面に位置している、請求項29に記載の医療装置。
  31. 更に、前記管孔内に光ファイバ装置を含む、請求項29に記載に医療装置。
  32. 前記先端部の周囲の領域が前記光ファイバ装置を介して観察可能である、請求項31に記載の医療装置。
  33. 前記エネルギが超音波エネルギである、請求項19に記載の医療装置。
  34. 前記細長部は、患者の曲がりくねった解剖学的構造を通るように、可撓性である、請求項19に記載の医療装置。
  35. 複数の実質的にフラットなクリスタルが二次元アレイに配置されている、請求項19に記載の医療装置。
  36. 複数の実質的にフラットなクリスタルが三次元アレイに配置されている、請求項19に記載の医療装置。
  37. 細長部と先端部を有し、前記先端部はエネルギを共通の焦点に発射するように構成された複数の実質的にフラットなクリスタルを有する医療装置を提供し、
    前記医療装置を人体の管孔内に進行させ、
    実質的に平らな前記クリスタルを介してエネルギを人体組織に提供し、かつ
    前記医療装置を人体の管孔から除去することを含む組織治療方法。
  38. 前記医療装置が光ファイバ装置を含み、かつ前記光ファイバ装置を介して前記先端部の周囲の領域を観察することを更に含む、請求項37に記載の方法。
  39. 光ファイバ装置を提供し、
    前記光ファイバ装置を前記細長部の管孔へ進行させ、かつ
    前記光ファイバ装置を介して前記先端部の周囲の領域を観察することを更に含む、請求項37に記載の方法。
  40. 治療対象の人体組織の領域を決定し、かつ
    エネルギを治療対象の人体組織の領域へ送るように前記医療装置を人体の管孔に位置決めすることを更に含み、
    前記位置決めを観察の際に行う、請求項39に記載の方法。
  41. 前記エネルギは人体組織の表面上の領域に供給される、請求項37に記載の方法。
  42. 前記エネルギは人体組織の表面下の領域に供給される、請求項37に記載の方法。
  43. 前記エネルギは前記先端部の先端の領域に供給される、請求項37に記載の方法。
  44. 前記エネルギは前記先端部の最先端点近くの領域に供給される、請求項37に記載の方法。
  45. 前記医療装置を人体の管孔内に入れた状態で、複数のフラットなクリスタルの位置を前記先端部の他の部分に対して調節することを更に含む、請求項37に記載の方法。
  46. 前記エネルギが超音波エネルギである、請求項37に記載の方法。
  47. 複数の実質的にフラットなクリスタルが前記医療装置の空洞内に設置されている、請求項37に記載の方法。
  48. 流体を前記空洞に設けることを更に含む、請求項47に記載の方法。
  49. 前記先端部が音波透過性カバーを有する、請求項37に記載の方法。
  50. 前記音波透過性カバーが複数の実質的にフラットなクリスタルを被覆している、請求項49に記載の方法。
  51. 複数の実質的にフラットなクリスタルによって発射されたエネルギが、前記装置を出る前に前記音波透過性カバーを通過する、請求項50に記載の方法。
  52. 前記先端部が凹面を形成している、請求項37に記載の方法。
  53. 複数の実質的にフラットなクリスタルが前記凹面に配置されている、請求項52に記載の方法。
  54. 前記先端部が流体の入った空洞を形成している、請求項37に記載の方法。
  55. 複数の実質的にフラットなクリスタルによって発射されたエネルギが、前記装置を出る前に前記音波透過性カバーを通過する、請求項54に記載の方法。
  56. 前記流体の温度を調整するように構成された温度調整器を更に含む、請求項7に記載の医療装置。
  57. 前記細長部が、人体の空洞の壁に対して充分な角度を形成するように、可撓性である、請求項1に記載の医療装置。
  58. 更に、前記細長部の外部に別の細長部を有し、かつ
    前記別の細長部は管孔を有する、請求項1に記載の医療装置。
  59. 前記細長部が、把持部、カッタ、針、ナイフ、ピンセットの少なくとも一つを収容するように構成された管孔を有する、請求項1に記載の医療装置。
  60. 流体の温度を調整するように構成された温度調整器を更に具えている、請求項25に記載の医療装置。
  61. 前記細長部は、人体の空洞に対して充分な角度を形成するように、可撓性である、請求項19に記載の医療装置。
  62. 更に、前記細長部の外側に別の細長部を有し、かつ
    前記別の細長部は管孔を有する、請求項19に記載の医療装置。
  63. 前記細長部が、把持部、カッタ、針、ナイフ、ピンセットの少なくとも一つを収容するように構成された管孔を有する、請求項19に記載の医療装置。
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