JPH07231894A - 超音波診断治療システム - Google Patents

超音波診断治療システム

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Publication number
JPH07231894A
JPH07231894A JP6024516A JP2451694A JPH07231894A JP H07231894 A JPH07231894 A JP H07231894A JP 6024516 A JP6024516 A JP 6024516A JP 2451694 A JP2451694 A JP 2451694A JP H07231894 A JPH07231894 A JP H07231894A
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JP
Japan
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ultrasonic
therapeutic
treatment
probe
transducer
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Pending
Application number
JP6024516A
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English (en)
Inventor
Isami Hirao
勇実 平尾
Sakae Takehata
榮 竹端
Yasuhiro Ueda
康弘 植田
Takashi Tsukatani
隆志 塚谷
Koji Fujio
浩司 藤尾
Seiji Kuramoto
聖治 倉本
Yoshinao Ooaki
義直 大明
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Priority to EP94120617A priority patent/EP0659387B1/en
Priority to US08/363,621 priority patent/US5471988A/en
Priority to DE69432510T priority patent/DE69432510T2/de
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Abstract

(57)【要約】 【目的】上部消化管、下部消化管、胸腔、腹腔や脳室な
どに挿入して、処置部位の所望の位置に容易、且つ、的
確に高密度の超音波エネルギーを照射することができる
超音波プローブを有する超音波診断治療システムを提供
すること。 【構成】超音波を処置部に出射して治療行う超音波治療
手段17は、例えば挿入軸方向に円弧状の凹面を形成
し、挿入軸方向に対して直角方向に回転自在な固定部材
20aに一体的に固定したメカニカルラジアルスキャン
型の治療用超音波振動子20であり、指向性を有する治
療用超音波ビームが破線に示すような出射範囲23で出
射され、所定の収束点23aで収束するようになってい
る。そして、超音波プローブ2の先端部14の外周には
治療用超音波振動子20から治療対象部位までの距離が
超音波集束距離となるように位置制御するための超音波
集束点調整手段33として、バルーン33aが設けられ
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、体腔内に挿入して超音
波診断と集束超音波による超音波治療とを行う超音波プ
ローブを有する超音波診断治療システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、超音波振動子から生体組織内に超
音波パルスを繰り返し送信し、この生体組織から反射さ
れる超音波パルスのエコーを同一、或は、別体に設けた
超音波振動子で受信して、この超音波パルスを送受信す
る方向を徐々にずらすことによって、生体内の複数の方
向から収集した情報を可視像の超音波診断画像として表
示する超音波診断装置が種々提案されている。
【0003】これらは、体外式超音波プローブによるも
のが一般的であるが、内視鏡に組み合わせたものや、細
径の超音波プローブ、体腔内に挿入する体腔内超音波プ
ローブなどの体内式超音波プローブも広く用いられてい
る。
【0004】一方、結石破砕装置や超音波温熱治療装置
など、集束した超音波により種々の治療を行う超音波治
療装置も種々提案されている。これらの超音波による治
療装置の中には、集束した高強度の超音波により癌細胞
などの生体組織を瞬時に高温焼灼して治療する超音波高
温治療装置があった。
【0005】この超音波高温治療装置は、高強度の集束
超音波を得るため、大きな開口の超音波振動子を有する
体外アプリケータから目的部位に集束させるもののほか
に、例えばPCT WO93/16641号公報に示さ
れるように、比較的小型の超音波振動子を内蔵し、直腸
に挿入して肥大した前立腺を治療する体腔内プローブが
知られている。
【0006】また、前記PCT WO93/16641
号公報に示される超音波治療装置には深部処置部位(焦
点)の位置決めを行うための位置決め手段として例え
ば、超音波断層像を得る超音波診断装置などが組み合わ
されている。従って、体外アプリケータや体腔内プロー
ブに焦点位置決め用の診断用超音波振動子が内蔵されて
いるものが種々提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、PCT
WO93/16641号公報に示される体腔内プロー
ブではプローブ本体の外径寸法が太径であると共に、硬
性であり、診断用及び治療用超音波を放射するプローブ
先端部を自由に湾曲させることができなかった。このた
め、体腔内プローブの適用が直腸や大腸など、極めて限
られた部位となり、上部消化管,下部消化管,或は、腹
腔などに挿入するのに適さなかった。
【0008】また、プローブ先端部を自由に湾曲させる
ことができないため及び、治療用超音波トランスデュー
サの照射方向を変えるための駆動性が十分でないため、
目的とする処置部位へ超音波エネルギーを的確に照射し
難いという問題があった。
【0009】本発明は前記事情に鑑みてなされたもので
あり、上部消化管、下部消化管、胸腔、腹腔や脳室など
の体腔内に挿入して、処置部位の所望の位置に容易、且
つ、的確に高密度の超音波エネルギーを照射することが
できる超音波プローブを有する超音波診断治療システム
を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の超音波診断治療
システムは、上部消化管,下部消化管,腹腔等の体腔内
に挿入可能な挿入部に湾曲部を備えると共に、超音波を
用いて生体の治療を行う超音波治療手段及び超音波を用
いて生体の診断を行う超音波観測手段を備えた超音波プ
ローブを有する超音波診断治療システムであって、前記
超音波プローブに超音波治療手段から処置部位へ出射す
る超音波を処置部位の所定位置に集束させる超音波集束
点調整手段を設けている。
【0011】
【作用】この構成によれば、超音波集束点調整手段を設
けた超音波プローブを有する超音波診断治療システムを
用いることによって、超音波治療手段から処置部位へ出
射される超音波の集束点を超音波集束点調整手段によっ
て適宜調整して、処置部位に高エネルギー密度の超音波
を集束させて的確に治療・処置が行える。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1ないし図4は本発明の第1実施例に係り、図
1は超音波診断治療システムの概略構成を示す全体図、
図2は電子内視鏡的な光学観察手段を有する超音波プロ
ーブの斜視図、図3は超音波プローブの先端部の概略構
成を示す断面図、図4は超音波プローブの作用を示す説
明図である。
【0013】図1に示すように第1実施例の超音波診断
治療システム1は、例えば電子内視鏡的な構成を有する
超音波プローブ2と、この超音波プローブ2に照明光を
供給する光源装置3と、超音波プローブ2に内蔵された
撮像手段に対する信号処理を行うカメラコントロールユ
ニット(以下、CCUと略記)4と、超音波画像を生成
する信号処理系5Aと治療のための信号を生成する治療
用信号生成系5Bとを内蔵した超音波診断治療回路5
と、CCU4の映像信号処理系(不図示)及び超音波信
号処理系5Aの映像信号より内視鏡画像と超音波画像と
を表示するカラーモニタ6などから構成されている。
【0014】図1及び図2に示すように前記電子内視鏡
的な構成の超音波プローブ2は、体腔内に挿入可能なよ
うに細管状になった挿入部7と、この挿入部7の後端に
形成され、術者が把持し操作を行う操作部8と、この操
作部8から延出されたユニバーサルケーブル9とを有し
ている。このユニバーサルケーブル9の端部に設けた光
源コネクタ10を介して光源装置3に着脱自在に接続す
ることができるようになっている。
【0015】この光源コネクタ10には信号ケーブル1
1の一端の信号コネクタ12aが接続される一方、この
信号ケーブル11の他端側にはCCU4に接続されるC
CUコネクタ12bと、超音波診断治療回路5に接続さ
れる超音波コネクタ12cとが設けられている。
【0016】前記挿入部7は、硬質な先端部14と、湾
曲自在な湾曲部15と、可撓性を有する可撓部16とが
先端側から順次連接して形成されている。そして、この
先端部14には後述する超音波治療手段17,超音波観
測手段18,処置機能ガイド部19,光学的観察手段3
0,超音波集束点調整手段33などが配設されるように
なっている。
【0017】光学的観察手段30は、ライトガイド31
a及び照明窓のレンズ31bを経て照明光を出射する照
明光出射手段と、この照明光で照明された対象組織側の
光学像を結ぶ対物レンズ32a及びこの対物レンズ32
aの焦点面に配置したCCD32bとを有する撮像手段
とで構成されている。
【0018】前記ライトガイド31aは、挿入部内など
を挿通して、光源コネクタ10を介して光源装置3に接
続されるようになっており、ランプ34で発生した照明
光をレンズでライトガイド31aの後端面に集光させて
ライトガイド31aの先端部側に伝送し、照明レンズ3
1bを透過して斜め前方を照らすようになっている。
【0019】この斜め前方に出射された照明光で照明さ
れる範囲は、対物レンズ32aによる観察範囲と略一致
し、この対物レンズ32aによって、照明光で照明され
た観察部位の被写体像がCCD32bの撮像面に結像す
るようになっている。このCCD32bに結像した被写
体像の電気信号は、信号線36によってCCU4内の映
像信号処理系に伝達され、映像信号に変換されて、スー
パインポーズ回路29を経てカラーモニタ6に内視鏡画
像37として表示されるようになっている。
【0020】図3に示すように超音波を処置部に出射し
て超音波高温治療などを行うための超音波治療手段17
は、例えば挿入軸方向に円弧状の凹面を形成し、一端を
第1のフレキシブルシャフト22aに接続し、挿入軸方
向に対して直角方向に回転自在な固定部材20aに一体
的に固定したメカニカルラジアルスキャン型の治療用超
音波振動子20である。この治療用振動子20は、操作
部8に配設したモータ34aの回転力が第1のフレキシ
ブルシャフト22aに伝達されることによって挿入軸方
向に対して直角方向に回転するようになっている。そし
て、図1に示す挿入部内などを挿通するリード線21に
接続された超音波診断治療回路5に設けた駆動電圧発生
回路22で駆動信号を印加することにより、治療用超音
波が凹面状部から指向性を有する治療用超音波ビームと
なって破線(図3参照)に示すような出射範囲23で出
射され、所定の距離の収束点23aに収束するようにな
っている。
【0021】この治療用超音波振動子20から出射され
る治療用超音波は、収束点23aで非常に高強度の超音
波ビーム、つまり、音響的に高エネルギ密度になる。従
って、収束点23a付近に例えば、腫瘍などの病変組織
を位置させた状態で、治療用超音波振動子20に駆動信
号を印加して、高密度の音響的エネルギを病変組織に照
射することによって、病変組織を焼灼して治療処置が行
えるようになっている。
【0022】なお、この治療用超音波振動子20が挿入
軸方向に対して直角方向に回転自在であることから、治
療用超音波振動子20を挿入軸方向に対して直角方向に
回転させることによって、治療用超音波振動子20の出
射面を処置部に容易に対設させることができるので、後
述する超音波集束点調整手段をも兼ねる構成となってい
る。
【0023】また、超音波画像を得るための超音波観測
手段18は、例えば平板状に構成され、一端を第2のフ
レキシブルシャフト22bに接続し、挿入軸方向に対し
て直角方向に回転自在な固定部材24aに一体的に固定
したメカニカルラジアルスキャン型の観察用超音波振動
子24である。この観察用超音波振動子24は、操作部
8に配設したモータ34bの回転を第2のフレキシブル
シャフト22bに伝達することによって挿入軸方向に対
して直角方向に回転するようになっている。そして、図
1に示す挿入部内などを挿通するリード線24を介して
送信パルス発生回路26及び受信処理回路27を備えた
信号処理系5Aに接続され、送信パルス発生回路26の
送信パルスを印加することにより、観察用超音波振動子
24から図中一点鎖線に示すように放射状の超音波観測
領域28に超音波を対象組織側に送波し、対象組織側で
反射した超音波を再び観察用超音波振動子24で受波
し、電気信号に変換した後、受信処理回路27で信号処
理され、超音波画像に対応する映像信号に変換した後、
スーパインポーズ回路29を経てカラーモニタ6に入力
して、内視鏡的画像37と共に超音波断層画像37′が
表示されるようになっている。
【0024】さらに、前記観察用超音波振動子24及び
治療用超音波振動子20を配設した超音波プローブ2の
先端部14の外周には治療用超音波振動子20から出射
される超音波を治療対象部位へ高エネルギ密度で照射す
ることが可能なように治療用超音波振動子20から治療
対象部位までの超音波集束距離を制御する超音波集束点
調整手段33として、バルーン33aが設けられてい
る。このバルーン33aは、手元側に設けた注入孔33
bより音響伝達媒体としての生食水などを注入すること
によって膨張可能となっている。
【0025】なお、湾曲部15は、多数の湾曲駒を互い
に回動自在に連接して形成され、湾曲部15の一端側を
先端部14に固定し、他端側を可撓部16に固定してい
る。そして、操作部内のプーリ38に接続されたアング
ルワイヤ39をアングルノブ40の回動操作によって牽
引・弛緩させることにより、湾曲部15をアングルワイ
ヤ39が牽引される方向、すなわち上下左右の4方向、
或は、上下ないし左右の2方向に湾曲するようにしてい
る。このように、超音波プローブ2の湾曲部15の構成
は通常の内視鏡に用いられる湾曲部と略同様の構成とな
っている。また、前記操作部8の先端部付近には鉗子な
どの処置具を導入する導入口41が設けてあり、この導
入口41は挿入部内に設けた処置具チャンネル42と連
通し、先端部14に設けた処置機能ガイド部19の開口
を鉗子出口42aとしている。この鉗子出口42aは、
光学的観察手段30の至近位置に開口するように設ける
ことによって、この鉗子出口42aから例えば処置具を
突出させて生体に対して処置などを行う場合、鉗子出口
42aから突出する処置具及び処置具による処置状況を
容易に観察することができるようになっている。
【0026】さらに、操作部8には符号45に示す送気
・送水釦や、この送気・送水釦45に隣接して吸引釦4
6が設けられると共に、光学的観察手段30の撮像手段
による内視鏡的画像のフリーズ、或は、表示切換え制御
などをそれぞれ行う画像制御釦(又は画像制御スイッ
チ)47,48が設けられている。これら画像制御釦4
7,48から出力される信号は、CCU4及びコントロ
ーラ49に入力されるようになっている。このコントロ
ーラ49は、キーボード50及びフットスイッチ51に
接続され、このキーボード50によって、超音波治療手
段17から出射する超音波出射時間の設定や患者のカル
テ情報などを入力することが可能となっている。そし
て、フットスイッチ51を操作することによって超音波
治療手段17による治療開始及び停止を行えるようにな
っている。
【0027】又、コントローラ49は、超音波診断治療
回路5内の送信回路26などと接続され、超音波観測画
像の超音波送信条件の変更や、受信した信号に対する信
号処理の条件変更及び超音波治療の出力条件の変更など
を行うことができるようになっている。
【0028】更に、コントローラ49は、CCU4とも
接続され、キーボード50からCCU4を制御すること
ができるようになっている。
【0029】上述のように構成した超音波診断治療シス
テム1の作用を説明する。図4に示すように例えば、食
道などの管腔臓器内61に、まず、超音波プローブ2の
挿入部15を挿入していく。このとき、挿入部15に設
けた湾曲部15を湾曲操作しながら光学観察手段30に
よる光学像並びに超音波観察手段18による超音波診断
画像を元に先端部14を治療処置する処置部62の近傍
に配置させる。このとき、モータ34bで観察用超音波
振動子24を回転させてラジアル走査を行って、挿入軸
方向に対して直角方向の位置制御を行い、処置部62の
超音波が像をモニタ6に映し出すと共に、モータ34a
で治療用超音波振動子20を所望の量だけ回転させて、
治療用超音波振動子20の出射面の挿入軸方向に対して
直角方向の位置制御を行う。
【0030】次に、管腔臓器内61の病変部近傍に配置
した先端部内に設けた治療用超音波振動子20の出射面
に対して処置部62の深さ方向の位置が治療用超音波の
集束点となるように、先端部外周に配設したバルーン3
3aに注入孔33bより生食水を注入してバルーン33
aを徐々に膨張させ、処置部62が治療用超音波振動子
20の超音波集束点の位置調整を行う。
【0031】次いで、コントローラ49,キーボード5
0により処置部62に出射される超音波の出力条件を確
認後、モニタ6の内視鏡画像37及び超音波画像37′
を観察しながら、フットスイッチ51を操作して治療用
超音波振動子20から処置部62に向かって治療用超音
波を出射する。
【0032】すると、集束点に位置する処置部62に高
エネルギ密度の治療用超音波が集束し、処置部62が急
激に温度上昇して焼灼される。この焼灼による組織の蛋
白質変性の様子を超音波診断層画像33を観察しなが
ら、病変細胞が壊死を起こすに必要なだけの蛋白質変性
が進むまで治療用超音波を処置部62に照射する。しか
る後、フットスイッチ51を操作して治療用超音波の処
置部62への照射を停止し、治療の達成度を超音波断層
画像37′上で確認し、不十分であるときには再び処置
部62に治療用超音波を追加照射し、治療の達成度を再
確認して十分であるとき治療を終了する。
【0033】このように、超音波治療手段を挿入軸方向
に対して直角方向に回転自在で超音波集束点調整手段を
兼ねるメカニカルラジアルスキャン型の治療用超音波振
動子を用いると共に、超音波治療手段を配設した先端部
を超音波集束点調整手段としてのバルーンで覆うことに
より、治療用超音波振動子を挿入軸方向に対して直角方
向に回転し、治療用超音波振動子の出射面を処置部に対
設させ、バルーンの膨張径を適宜調整して、治療用超音
波振動子の超音波集束点と処置部の深さ方向とを一致さ
せることによって、処置部に高エネルギ密度の超音波を
照射して所望の治療を達成することができる。
【0034】なお、メカニカルラジアルスキャン型の観
察用超音波振動子及び治療用超音波振動子を接着等によ
り一つの固定部材に一体的に固定して同時にメカニカル
ラジアル走査するようにしたり、超音波プローブに観察
用超音波振動子と治療用超音波振動子との2つを設ける
代わりに観察及び治療の両機能を有する1つの観察・治
療用超音波振動子を設けることによって、固定部材を1
つだけにすることができるので超音波プローブの外形寸
法を細径にすることができる。
【0035】図5は本発明の第2実施例に係る超音波プ
ローブの概略構成を示す断面図である。図に示すように
本実施例においては、超音波プローブ2の超音波治療手
段を挿入軸方向に対して直角方向に回転自在なメカニカ
ルラジアルスキャン型の治療用超音波振動子を配設する
代わりに、モータ34aの回転をラックアンドピニオン
機構63を介してシャフト64に伝達して治療用振動子
20を挿入軸方向(図中矢印方向)に直線運動させて、
メカニカルリニア走査させて、治療用振動子20の出射
面を処置部位に対設するように位置制御を行うようにし
ている。その他の構成は前記第1実施例と同様であり同
部材には同符号を付して説明を省略する。
【0036】前記第1実施例の図4に示すように例え
ば、食道などの管腔臓器内61に、まず、超音波プロー
ブ2の挿入部15を挿入していく。このとき、光学観察
手段30による光学像並びに超音波観察手段18による
超音波診断画像を元に先端部14を治療処置する処置部
62の近傍に配置する。そして、超音波プローブ2の操
作部8を捻るようにして、挿入軸方向に対して直角方向
の位置制御を行って、処置部62をモニタ6に映し出す
と共に、モータ34aで治療用超音波振動子20を軸方
向に移動させて、治療用超音波振動子20の出射面を処
置部62に対設させる。その他の作用及び効果は前記第
1実施例と同様である。
【0037】図6ないし図10は本発明の第3実施例に
係り、図6は腹腔内用の超音波プローブの外形形状を示
す説明図、図7は腹腔内用超音波プローブの先端部の概
略構成を示す断面図、図8はプローブ先端部の超音波振
動子の拡大図、図9は腹腔内用超音波プローブを腹腔内
に挿入した状態を示す図、図10は腹腔内用超音波プロ
ーブの作用を示す説明図である。
【0038】図6に示すように本実施例においては、超
音波診断治療システム1に用いる超音波プローブが腹腔
内用超音波プローブ2Aである。この腹腔内用超音波プ
ローブ2Aは、先端側より後述する超音波治療手段17
及び超音波観測手段18を内設した先端部71,例えば
上下左右方向に湾曲自在な湾曲部72及び硬性な挿入管
73を連接して形成した挿入部70と、腹腔内に超音波
プローブ2Aの挿入部70を挿抜する際に把持する第1
の把持部74と、前記湾曲部72を湾曲操作する湾曲操
作ノブ75aを備えた操作部75と、腹腔内に挿抜する
際及び腹腔内の超音波プローブ2Aの先端部71を所望
の位置に配置させる際に把持する第2の把持部76など
から構成されている。
【0039】前記先端部71には生食水などの音響伝達
媒体を注入することによって、膨張自在なバルーン71
aが着脱自在に取り付けられるようになっている。ま
た、第2の把持部76の後端側からユニバーサルケーブ
ル77を延出している。
【0040】なお、生食水は、第2の把持部76に設け
た注入孔76aより、バルーン71a内に注入されるよ
うになっている。
【0041】図7に示すように腹腔内用超音波プローブ
2Aの先端部71には先端部71の略中央部に超音波観
測手段18として帯状で全周に渡り電子ラジアルアレイ
型の観察用超音波振動子78が固定され、この観察用超
音波振動子78の両側に超音波治療手段17として帯状
で全周に渡り電子ラジアルアレイ型の治療用超音波振動
子79,79′とが固定されている。
【0042】図8に示すように治療用超音波振動子7
9,79′は、同じ曲率で対称的に形成されており、観
察用超音波振動子78の照射範囲内に集束するようにな
っている。観察用超音波振動子78及び治療用超音波振
動子79,79′から延出するリード線78a,79
a,79bは前記第1実施例と同様に図示しない超音波
診断治療回路に導出されている。その他の構成は前記第
1実施例と同様である。
【0043】上述のように構成した超音波診断治療シス
テム1の腹腔内用超音波プローブ2Aの作用を説明す
る。まず、図9に示すように超音波プローブ2Aの挿入
部70は、気腹した腹腔内80にトラカール81を介し
て挿入して、先端部71を処置部近傍に配置する。次
に、処置部近傍に配置させた先端部71が所望の位置
(処置部表面にほぼ接触するぐらい)になるように湾曲
操作ノブ75aを操作して湾曲部72を湾曲させる。次
いで、観察用超音波振動子78を走査させ超音波信号を
送受信して、モニター上に臓器内部の病変部を描出す
る。
【0044】次に、図10に示すように観察用超音波振
動子78の超音波観測領域内に処置部62をとらえた
後、治療用超音波振動子79,79′から処置部62に
向かって出射される治療用超音波集束ビームの集束点が
処置部62の所望の位置となるように、超音波断層画像
を参考にバルーン71aを少しづつ膨張させると共に、
超音波プローブ2Aの湾曲操作及び治療用超音波振動子
79,79′を挿入軸方向に対して直角方向に電子ラジ
アルスキャンさせて位置調整を行う。
【0045】そして、前記治療用超音波振動子79,7
9′と処置部62との位置調整が完了した時点で、前記
第1実施例と同様に治療用超音波振動子79,79′か
ら処置部62に超音波エネルギーを照射して病変組織を
焼灼する。
【0046】このように、超音波プローブは、軟性鏡に
限定されるものではなく、硬性鏡に用いるようにしても
良い。その他の作用及び効果は前記第1実施例と同様で
ある。
【0047】なお、前記第1実施例の応用例で示した電
子ラジアルアレイ型の観察用超音波振動子78及び治療
用超音波振動子79,79′の代わりに、図11に示す
ように腹腔内用超音波プローブ2Bの先端部71に超音
波観測手段18として軸方向に電子リニアアレイ型の観
察用超音波振動子81を配設すると共に、超音波治療手
段17として治療用超音波振動子82,82′を設け処
置部62に対して超音波を軸方向に走査して位置調整を
行うようにしても良い。
【0048】また、図12に示すように腹腔内用超音波
プローブ2Cの先端部71の湾曲部前方の先端部手元側
部に超音波観測手段18として超音波観測領域28を前
方斜視方向に設定したコンベックスアレイ型の観察用超
音波振動子83を固定し、先端部71の略中央に超音波
治療手段17として電子セクタアレイ型の治療用超音波
振動子84を固定して処置部62に対して集束点を位置
調整して治療処置が行えるようになっている。この腹腔
内用超音波プローブ2Cでは観察用超音波振動子83が
前方斜視にオフセットしているため、観察用超音波振動
子83と治療用超音波振動子84とを分離して配設する
ことができるため、構成が簡単になると共に、治療用超
音波振動子84の開口径を大きく形成して治療効率を高
めることができる。
【0049】なお、治療用超音波振動子84は、この治
療用超音波振動子84が対設する挿入軸方向に対して直
角方向に対して、電子的に超音波照射制御可能になって
いる。その他の構成は前述の実施例と同様であり、同部
材には同符号を付して説明を省略する。。
【0050】また、図12に示した電子セクタアレイ型
の治療用超音波振動子84を、図13に示すようにドラ
ム85上に治療用超音波振動子86を固定して、例えば
操作部内に設けたモータ87の回転をラックアンドピニ
オン機構88で直線運動に変換してシャフト89に伝達
することによって、ドラム85上に固定した治療用超音
波振動子86をセクタ走査するようにした、いわゆる、
メカニカルセクタ型の治療用超音波振動子84′であっ
ても良い。
【0051】以下、第1実施例を基に他の実施例を説明
する。図14は本発明の第4実施例に係る超音波プロー
ブ2Dの先端部の概略構成を示す断面図である。
【0052】図に示すように本実施例では前記第1実施
例の超音波治療手段17である治療用超音波振動子20
を固定部材20aに固定してモーター34aの回転をフ
レキシブルシャフト22aに伝達してメカニカルラジア
ル走査させていたのに対して、固定部材20aに超音波
治療手段17としてリニア型振動子アレイの超音波振動
子91を固定している。このリニア型振動子アレイの超
音波振動子91から操作部側に導出したリード線92を
介して軸方向の走査を電子的に可能としている。また、
第1実施例と同様に手元側のモータ34aを回転させる
ことでメカニカルラジアル的走査が可能である。すなわ
ち、本実施例において超音波治療手段17である治療用
超音波振動子91は、電子リニア的走査及びメカニカル
ラジアル的に走査の両方が可能となっている。その他の
構成は前記第1実施例と同様であり、同部材には同符号
を付して説明を省略する。
【0053】上述のように構成した超音波治療診断シス
テムでは、挿入部先端部14を前記第1実施例と同様に
処置部近傍まで挿入後、観察用超音波振動子24をメカ
ニカルラジアル走査させて処置部位の超音波断層画像を
得る。そして、モニタ上の超音波断層画像を観察しなが
ら、治療用のリニア型振動子アレイの超音波振動子91
を電子リニア走査させて軸方向の制御を行う一方、モー
タ34aの回転で前記超音波振動子91をメカニカルラ
ジアル走査させて軸方向に対して直角方向の位置制御を
行うと共に、バルーン33aの膨張量を調整して深さ方
向の距離調整を行って、処置部に対する集束点の位置調
整終了後、超音波を処置部に照射するようになってい
る。その他の作用は前記第1実施例と同様である。
【0054】このように、超音波治療手段である超音波
振動子をリニア型振動子アレイとして、軸方向の走査を
電子走査可能とすると共に、手元側で軸方向に対して直
角方向にメカニカルラジアル走査可能とし、且つ、バル
ーンの膨張量で深さ方向の制御を可能としているため、
処置部に対して照射する超音波の集束点を三次元的に位
置調整することができるので、超音波の処置部への照射
精度を向上させて、治療処置を確実に行うことができ
る。
【0055】なお、前記超音波治療手段である超音波振
動子をリニア型振動子アレイにする代わりに、先端側に
配設した超音波観測手段である電子ラジアル型振動子ア
レイを手元側の操作部に配設したモータに接続してメカ
ニカルリニア走査可能とする構成としても同様の効果を
得ることができる。また、先端側に配設した超音波観測
手段である電子セクタ型振動子アレイを手元側の操作部
に配設したモータに接続してメカニカルリニア走査可能
とする構成であっても良い。さらに、先端側に配設した
超音波観測手段であるメカニカルセクタ型振動子を手元
側の操作部に配設したモータに接続してメカニカルリニ
ア走査可能とする構成にしても良い。さらに又、先端側
に配設した超音波観測手段であるメカニカルリニア型振
動子を手元側の操作部に配設したモータに接続してメカ
ニカルラジアル走査可能とする構成にしても良い。
【0056】図15は本発明の第5実施例に係る超音波
プローブ2Eの先端部の概略構成を示す断面図である。
【0057】図に示すように本実施例においては、前記
第1実施例と同様、超音波観測手段18である観察用超
音波振動子24が固定部材24aに固定され、手元側の
操作部内に配設したモータ34bの回転をフレキシブル
シャフト22bに伝達してメカニカルラジアル走査可能
である。そして、超音波治療手段17としては治療用の
平板振動子95が先端部14の先端側に固定される一
方、モータ34aの回転をフレキシブルシャフト22a
に伝達して回転可能な固定部材20aには前記治療用平
板振動子95から出射される超音波を所定の方向に反射
するための反射出射面鏡96を固定している。その他の
構成は前記第1実施例と同様であり、同部材には同符号
を付して説明を省略する。
【0058】上述のように構成した超音波治療診断シス
テムでは、挿入部先端部14を前記第1実施例と同様に
処置部近傍まで挿入後、観察用超音波振動子24を手元
側の操作部8に配設したモータ34bの回転でメカニカ
ルラジアル走査させて処置部の超音波断層画像を得る。
そして、モニタ上の超音波断層画像を観察しながら、手
元側の操作部8に配設したモータ34aを回転させて反
射出射面鏡96をメカニカルラジアル走査して、処置部
に対する反射出射面鏡96の集束位置制御を行う。集束
位置制御後、先端に固定した治療用の平板振動子95か
ら超音波を反射出射面鏡96に向かって出射する。する
と、平板振動子95から出射した超音波は、反射出射面
鏡96で反射して、目的とする処置部に超音波が集束し
て処置が行えるようになっている。その他の作用及び効
果は前記実施例と同様である。
【0059】図16は本発明の第6実施例に係る超音波
プローブ2Fの先端部の概略構成を示す断面図である。
【0060】図に示すように本実施例においては、超音
波観測手段18として超音波プローブ2Fの先端部に観
察用電子リニア型振動子アレイ101を配設し、この観
察用電子リニア型振動子アレイ101から手元側に導出
したリード線102で軸方向の観察が可能となってい
る。
【0061】一方、超音波治療手段17である治療用超
音波振動子20は、前記第1実施例と同様に固定部材2
0aに固定されているが、この固定部材20aはシャフ
ト103が接続されている。このシャフト103は、超
音波プローブ手元側の操作部8に配設したモータ104
の回転を直線運動に変換するラックアンドピニオン機構
105によって軸方向に対して直線運動するようになっ
ている。
【0062】なお、超音波プローブ2Fの先端部14の
シャフト103に接するように、シャフト103の直線
運動を回転運動に変換する変換部106と、この変換部
106の回転量を読み取ってシャフト103の直線運動
距離を計測する小型エンコーダ107が接続されてい
る。その他の構成は前記第1実施例と同様であり、同部
材には同符号を付して説明を省略する。
【0063】上述のように構成した超音波治療診断シス
テムでは、挿入部先端部14を前記第1実施例と同様に
処置部近傍まで挿入後、まず、観察用電子リニア型振動
子アレイ101を走査させて処置部の軸方向の観察を行
う。次いで、処置部が定まった時点で、モータ104の
回転をラックアンドピニオン機構105を介してシャフ
ト103を直線駆動させて、治療用超音波振動子20を
リニア走査する。このとき、治療用超音波振動子20の
軸方向への移動量を変換部106,小型エンコーダ10
7で読み取ると共に、前記観察用電子リニア型振動子ア
レイ101の超音波断層画像と検出した移動量とを元に
して、モータ104の回転量を調節し、治療用超音波振
動子20の軸方向への移動量を数値的に制御することに
よって、移動量を適宜調整して、治療用超音波振動子2
0から出射される超音波を治療部位に効率良く集束する
ことができる。その他の作用は前記実施例と同様であ
る。
【0064】このように、治療用超音波振動子の軸方向
への移動量を変換部を介してエンコーダで読み取ること
によって、治療用超音波振動子から出射される超音波の
治療部位への集束精度を向上させることができる。その
他の効果は前記第1実施例と同様である。
【0065】なお、治療用超音波振動子の移動量を検出
するエンコーダは、先端部のみに配設するように構成さ
れるものではなく、先端部及び手元側部の両方、或は、
手元側部のみに設けるように構成しても良い。
【0066】図17ないし図19は本発明の第7実施例
に係り、図17は超音波プローブ2Fの先端部の概略構
成を示す図、図18は回転検出部の構成を示す拡大図、
図19は回転検出部の回路図である。
【0067】図17に示すように超音波プローブ2Gの
先端部14には前記第1実施例と同様に、治療用超音波
振動子20及び観察用超音波振動子24は、固定部材2
0a,24aに各々固定して設けられ、図示しないモー
タの回転をフレキシブルシャフト22a,22bに伝達
してメカニカルラジアル走査可能な構成となっている。
そして、前記治療用超音波振動子20を回転させるフレ
キシブルシャフト22aに後述する回転検出部111を
設けている。
【0068】図18に示すように回転検出部111は、
治療用超音波振動子20に対して並列にインダクタ11
2を接続し、このインダクタ112の外側に治療用超音
波振動子20の回転に応じてインダクタ112に電磁誘
導による起電力が発生させるうに永久磁石113,11
3′を配設している。治療用超音波振動子20にはフレ
キシブルシャフト22aの一端が接続され、このフレキ
シブルシャフト22aの他端は図示しない駆動ユニット
内のモータの回転軸に連結するようになっている。
【0069】また、治療用超音波振動子20及びインダ
クタ112には同軸ケーブル114が接続され、この同
軸ケーブル114がフレキシブルシャフト22aの略中
心を挿通して後述する送受信回路に接続するようになっ
ている。
【0070】図19に示すように治療用超音波振動子2
0から延出する同軸ケーブル114はスリップリング1
15を介して送受信切り換え回路116に接続されてい
る。そして、送受信切り換え回路116は、送受駆動パ
ルスを発生する駆動パルサ回路117,プリアンプ11
8にそれぞれ接続している。
【0071】前記プリアンプ118の出力は、ローパス
フィルタ(LPF)119を介してコンパレータ120
に供給され、このコンパレータ120の出力がエンコー
ダ121に供給される。エンコーダ121の出力は、駆
動パルサ回路117の制御回路122に供給されるよう
になっている。
【0072】上述のように構成した超音波治療診断シス
テムでは、挿入部先端部14を前記第1実施例と同様に
処置部近傍まで挿入後、観察用超音波振動子24で目的
患部の横方向の観察を行う。そして、前記観察用超音波
振動子24からの超音波断層画像及び回転検出部111
からの検出振動(治療用超音波振動子20の回転によっ
て発生する電極誘導で発生する振動)を読み取り、治療
用超音波の集束位置を決定して、位置補正が必要な場合
には検出信号を元にモータで治療用超音波振動子20を
回転させ、適宜な位置となるように位置補正を行う。そ
の後、治療用超音波振動子20から超音波を処置部に照
射して治療処置が行なえるようになっている。
【0073】このように、治療用超音波振動子の近傍に
その挿入軸方向に対して直角方向の移動量を読み取る検
出部を設けることにより、前記第6実施例と同様に、治
療部位への超音波の集束度を向上させることができる。
【0074】図20は本発明の第8実施例に係る治療用
超音波振動子のリニア走査を示す説明図である。
【0075】本発明は前記第6実施例の超音波プローブ
2Fに設けた治療用超音波振動子20′のリニア走査を
手元側に設けたモータ104で行う代わりに、先端部1
4に設けた静電モータ130で行うようにしたものであ
る。
【0076】前記静電モータ130は、ステータ131
と、これに対設するロータ132とで構成されており、
ステータ131は例えば、シリコン半導体基板133上
に二酸化シリコンや窒化シリコンなどで形成した第1の
絶縁層134が設けられ、第1の絶縁層134上に第2
の絶縁層134′が設けられ、第1の絶縁層134と第
2の絶縁層134′との間にアルミニウムなどで形成し
た複数の電極135を設けて形成されている。
【0077】一方、ロータ132は、第1の絶縁層13
6下に第2の絶縁層136′が固定され、第1の絶縁層
136と第2の絶縁層136′との間に複数の電極13
7を設けている。
【0078】そして、前記ステータ131の第2の絶縁
層134′と、ロータ132の第2の絶縁層136′と
が摺動自在に摺接している。
【0079】なお、前記ステータ131に設けられてい
る電極135のピッチは、ロータ132に設けられてい
る電極137のピッチより短く設定しているので、電極
に電圧を印加することで、ロータ132はステータ13
1に対して左右即ち挿入部軸方向に移動するようになっ
ている。また、前記ロータ132にはシャフト103が
接続されている。その他の構成は前記第6実施例と同様
であり、同部材には同符号を付して説明を省略する。
【0080】上述のように構成した超音波治療診断シス
テムでは、挿入部先端部14を前記第1実施例と同様に
処置部近傍まで挿入後、処置部が定まった時点で、静電
モータ130の電極135に電圧を印加し、シャフト1
03を直線駆動させて、治療用超音波振動子20′をリ
ニア走査する。このとき、治療用超音波振動子20′の
軸方向への移動量を変換部106,小型エンコーダ10
7で読み取ると共に、前記観察用電子リニア型振動子ア
レイ101の超音波断層画像と検出した移動量とを元に
して、治療用超音波振動子20′の軸方向への移動量を
数値的に制御することによって、移動量を適宜調整し
て、治療用超音波振動子20′から出射される超音波を
治療部位に効率良く集束することができる。その他の作
用は前記第6実施例と同様である。
【0081】このように、前記第6実施例と同様に治療
用超音波振動子の移動量をエンコーダで読み取るため、
治療部位への超音波集束精度が向上するばかりでなく、
先端アクチュエータにより治療用振動子が駆動するた
め、術者の操作性が大幅に向上する。
【0082】なお、図21及び図22に示すように静電
モータ130にシャフト138の一端を接続し、このシ
ャフト138の他端を治療用超音波振動子139aを固
定したドラム139に固定して、静電モータ130の直
線運動により、治療用超音波振動子139aをセクタ走
査させるようにしても良い。このとき、ドラム139の
近傍にエンコーダ107を接続すれば、ドラム139の
移動量を検出することによって治療用超音波振動子13
9aの位置を正確に把握することができるので、治療部
位への超音波の集束精度が向上する。
【0083】図23は本発明の第9実施例に係る治療用
超音波振動子の概略構成を示す説明図である。
【0084】図に示すように治療用超音波振動子140
は、一定の曲率で構成された複数の治療用超音波振動子
141a,141a,141a...からなるフェーズ
ドアレイを挿入軸に対して先端側から順次で配列させて
形成したものであり、各々の治療用超音波振動子141
a,,141a,141a...から延出するリード線
142が手元側の図示しない制御部に接続されている。
【0085】上述のように構成された治療用超音波振動
子140は、一定の曲率の治療用超音波振動子141
a,141a,141a...を複数配設して形成され
ているので、Y方向の集束位置は曲率によって一義的に
決定する。そして、図示しない手元側の制御部からリー
ド線142を介して印加する電圧を制御することによっ
て、XZ方向の集束位置が所望の位置となるようになっ
ている。
【0086】このように、フェーズドアレイを用いて治
療用超音波振動子を形成することによって、印加する電
圧を制御することによって、超音波集束位置を制御して
超音波の集束精度を向上させることができる。
【0087】なお、前記軸方向に配列されたの一定の曲
率のフェーズドアレイ141aの代わりに図24に示す
ような円形型のアニュラ振動子141bを中心側から順
次配列して、挿入軸方向に対して直角方向の超音波の集
束制御を行うようにしてもよい。また、図示しない厚み
が連続的に変化する単板出射面振動子で集束点深さ制御
を行うようにしても良い。
【0088】図25ないし図28は本発明の第10実施
例に係り、図25は超音波プローブ2Gの先端部の概略
構成を示す図、図26は治療用超音波振動子の集束点を
調整する状態を示す図、図27は治療用超音波振動子の
概略構成を示す平面,背面及び側面図、図28は超音波
プローブ2Gの全体構成の概略を示す図である。
【0089】図25に示すように超音波観測手段18で
ある診断用超音波振動子24は、固定部材24aに固定
されており、この固定部材24aに一端を固定した回転
自在な回転シャフト151によりラジアルスキャン可能
となっている。
【0090】一方、図25及び図27に示すように超音
波治療手段17は、複数の治療用超音波振動子152,
152,152...をシリコン,ウレタンなど弾性板
153上に配設して形成している。この弾性板153の
一端部は、内視鏡先端部154に固定され、他端部はガ
イド部材155に固定されている。
【0091】図26に示すように前記ガイド部材155
は、内視鏡先端部154に形成した溝部154aに摺動
自在に配設されている。なお、ガイド部材155は、こ
のガイド部材155に接続したワイヤ156を押し引き
して溝部154aを軸方向に摺動させることによって、
弾性板153を所定の曲率で撓ませて超音波の処置部に
対する集束点を集束点Aや集束点A′のように変化させ
ることができるようになっている。
【0092】そして、前記弾性板153の裏面にはこの
弾性板153の撓み量を検出するためのひずみセンサ1
57が設けられている。
【0093】図27及び図29に示すように前記弾性板
153の治療用超音波振動子152,152,15
2...は電極158a,158bを介してリード線1
59と接続され、手元側の操作部8に導出している。ま
た、ひずみセンサ157の両端は、電極161a,16
1bを介してリード線160と接続され、手元側の操作
部8に導出している。
【0094】なお、前記図25に示すように内視鏡の先
端部には管路162に連通するバルーン33aが設けら
れている。
【0095】上述のように構成した超音波診断治療シス
テム1は、図28に示すように超音波プローブ2Gに配
設したCCDなどの画像素子32bでとらえた光学像を
ビデオプロセッサ163を介してTVモニタ164に映
し出す一方、超音波観測手段18で送受した電気信号を
超音波画像用プロセッサ165を介してTVモニタ16
6に超音波診断画像として映し出すようになっている。
【0096】そして、複数の治療用超音波波振動子15
2を弾性板153に固定して構成した超音波治療手段1
7は、振動子駆動回路167に接続され、この弾性板1
53の裏面に配設されたひずみセンサ157はひずみ量
検出部168,集束点検出部169,及び超音波画像用
プロセッサ165にそれぞれ接続して、弾性板153の
撓み量をひずみセンサ157でとらえ、このひずみ量か
ら超音波の集束点位置を演算してTVモニタ166に表
示することができるようになっている。
【0097】このため、先端部に配設したバルーン33
aを膨張させた後、TVモニタ166を観察しながらワ
イヤ156を押し引きして、弾性板153を湾曲させる
ことによって、ひずみセンサ157が弾性板153の撓
み量を検出し、ひずみ量検出部168及び集束点検出部
169で演算した超音波集束点をTVモニタ166上で
確認しながら適宜な位置になるように調整する。
【0098】このように、超音波治療手段である治療用
超音波振動子を湾曲自在な弾性板に配設して構成したこ
とにより、ワイヤを押し引きして弾性板の湾曲率を変化
させることにより、超音波集束点位置を移動することが
できる。
【0099】また、弾性板に取り付けたひずみセンサに
よって治療用超音波振動子を取り付けた弾性板の撓み量
を演算で求め、超音波集束点をTVモニタ上に表示し
て、作業性を大幅に向上させることができる。
【0100】図29ないし図31は本発明の第11実施
例に係り、図29は治療用超音波振動子の集束点調整手
段を示す図、図30は集束点調整手段の圧電アクチュエ
ータの動作を説明する図、図31は圧電アクチュエータ
に負荷する電圧パターンを示す図である。
【0101】図29に示すように本実施例においては前
記第10実施例の複数の超音波治療用振動子152を配
設した弾性板153をワイヤ156の押し引き動作で撓
ませて湾曲率を変化させる代わりに、内視鏡先端に配設
した圧電アクチュエータ170で行なうようにしたもの
である。この圧電アクチュエータ170は、本出願人が
特願平5―44140号に提案しているものであり、移
動体171及び積層圧電素子172から構成されてお
り、図31の(a)に示すような電圧パターンをa、
b、cや同図(b)に示すような電圧パターンをd、e
と変化させることにより、図30に示すように積層圧電
素子172が電圧パターンに対応して伸縮して移動体1
71を軸方向に移動させて、弾性板の湾曲率を変化させ
るようになっている。その他の構成及び作用は前記第9
実施例と同様であり、同部材には同符号を付して説明を
省略する。
【0102】このように、治療用超音波振動子を固定し
ている湾曲板の湾曲率を変化させる際、、圧電アクチュ
エータを駆動する電圧を印加するだけで、弾性板を所望
の量だけ撓ませて、超音波集束点を容易に変化させるこ
とができる。その他の効果は前述の実施例と同様であ
る。
【0103】図32は本発明の第12実施例に係る超音
波プローブ2Hの先端部の概略構成を示す図である。
【0104】本実施例においては、超音波プローブ2H
の先端部14にモータ181を内蔵し、このモータ18
1の回転によって診断用超音波振動子24を回転させて
メカニカルラジアル走査可能としている。
【0105】また、超音波プローブ2Hの先端部14に
曲率がR,R′と異なる、すなわち集束点の異なる2つ
の治療用超音波振動子182a,182bを予め固定し
ている。その他の構成は前述の実施例と同様であり、同
部材には同符号を付して説明を省略する。
【0106】このように、診断用超音波振動子に直接モ
ータの回転を伝達して回転させることにより、安定した
メカニカルラジアル走査が可能となる。
【0107】また、集束点の異なる治療用超音波振動子
を配設したことにより、治療処置に対応する集束点を有
する治療用超音波振動子を用いることによって的確に処
置部の処置治療を行うことができる。その他の作用及び
効果は前述の実施例と同様である。
【0108】さらに、同時に2つの治療用超音波振動子
から超音波を照射することで、広範な治療部位を同時に
処置治療することができる。
【0109】なお、本実施例では曲率の異なる治療用超
音波振動子を2つ設けるようにしているが、先端部に配
設する治療用超音波振動子は、2つに限定されるもので
はなく、3つ以上の治療用超音波振動子を設けるように
しても良い。
【0110】また、図33に示すように前記図32に示
した曲率がR,R′と異なる2つの治療用超音波振動子
182a,182bを配設する代わりに、平板振動子1
85a,185b上に曲率がR,R′と異なる音響レン
ズ186a、186bを設けるようにしても同様の作用
及び効果を得ることができる。
【0111】さらに、図34及び図35に示すように超
音波プローブ2Hの先端部14の内部に観察用超音波振
動子24を固定する固定部材24aにフレキシブルシャ
フト22bを固定してメカニカルラジアル走査可能とす
る一方、超音波集束点位置を制御するバルーン33aを
設けると共に、この超音波プローブ2Hの先端部14に
曲率R3 ,R4 の2つの異なる治療用超音波振動子18
7a,187bを軸方向に摺動自在な摺動ユニット18
8上に固定している。なお、ワイヤ189を押し引きす
ることで、摺動ユニット188が内視鏡先端部内の軸方
向に摺動させて治療に適した超音波集束点23aを有す
る治療用超音波振動子を適宜選択することができる。
【0112】図36は本発明の第13実施例に係り、同
図の(a)は超音波プローブ2Iの先端部の概略構成を
示す図、同図の(b)は超音波プローブ先端部に着脱自
在に設けられる振動子ユニット単体を示す図である。
【0113】同図(a)に示すように超音波プローブ2
Iの先端部14には曲率R1 の治療用超音波振動子19
1aを配設した第1の振動子ユニット190aが着脱自
在に設けられている。前記振動子ユニット190aの上
部には弾性膜192が設けられ、振動子ユニット190
a内部には生食水などの充填物193が充填されてい
る。
【0114】そして、超音波プローブ本体に内蔵された
リード線194と振動子ユニット190aの電極195
とが装着状態で電気的に接続するようになっている。
【0115】なお、同図(b)の符号190bは、前記
振動子ユニット190aと交換可能な外形形状が第1の
振動子ユニット190aと同じな第2の振動子ユニット
であり、振動子ユニット内部に曲率R2 の治療用超音波
振動子191b、弾性膜192、充填物193を内蔵し
て超音波の集束点を換えられるようになっている。
【0116】体腔内に振動子ユニット190aを配設し
た超音波プローブ2Iを挿入した後、治療用超音波振動
子191aから治療用超音波を処置部に向かって照射す
る。このとき万一、超音波集束点が合わないようなら、
超音波プローブ2Iを一旦、体腔内から抜去して、適切
な超音波集束点を有する別の振動子ユニット190bに
交換して処置部の治療処置を行うことができる。
【0117】このように、曲率の異なる治療用振動子を
有する振動子ユニットを形成して、超音波プローブに対
して交換可能とすることにより、様々な超音波集束点を
有する超音波プローブを提供することができる。
【0118】また、振動子ユニットを交換する構成とす
ることによって先端部の形状を簡略することができるこ
とにより、プローブ本体の細径化を図ることができる。
【0119】さらに、治療用振動子を交換可能としてい
るため、治療用振動子及び超音波プローブの洗浄,消
毒,滅菌を容易に行うことができる。
【0120】なお、図37に示すように出射面型超音波
振動子191a,191bを配設した振動子ユニット1
90a,190bの代わりに、平板型振動子197を設
け、この平板型振動子197の上部に出射面型音響レン
ズ198を固定して形成する振動子ユニット199であ
っても良い。
【0121】図38は本発明の第14実施例に係り、図
38の(a)は本発明の第14実施例に係る超音波プロ
ーブ2Jの先端部の概略構成を示す図、同図の(b)は
音響レンズ厚みを厚くして焦点を変えた状態を示す図、
同図の(c)は音響レンズ厚みを薄くして焦点を変えた
状態を示す図である。
【0122】図の(a)に示すように超音波プローブ2
Jの先端部14には、平板の治療用超音波振動子201
と、音響レンズ202と、焦点可変用音響レンズ203
とが配設されている。
【0123】焦点可変用音響レンズ203は、弾性袋体
の中に生食水やゲル状物質などが封入されており、この
焦点可変用音響レンズ203の端部に接続したワイヤ2
04を進退させることによって、図(b),図(c)に
示すように焦点可変用音響レンズ203の曲率を例えば
R5 ,R6 と変化させて、治療用超音波振動子から出射
されるの超音波集束点を可変することができるようにな
っている。その他の構成及び作用効果は前述の実施例と
同様であり、同部材には同符号を付して説明を省略す
る。ところで、内視鏡像や超音波像,X線像あるいはC
T像など様々な像を観察しながら治療処置を施す場合、
術者は、それぞれの像が写し出されているモニタ画面に
視野を移動して像の観察を行っていた。しかしながら、
それぞれの像が写し出されているモニタ画面に視野を移
動させて観察させていたのでは瞬時に適切な像を選択す
ることができなかった。そこで、図39ないし図42に
示すような像観察手段を設けることによって術者の負担
を軽減して瞬時に適切な画像を選択することができる。
【0124】図39に示すように像観察手段であるフェ
イスマウントディスプレイ(以下FMDと記載)301
には3次元位置センサ302と、レンズ等の光学部30
3と、液晶ディスプレイ304などが内蔵されている。
そして、このFMD301には画像切換え部305が接
続されている。この画像切換え部305に超音波画像用
プロセッサ306,ビデオプロセッサ307,CT画像
ファイル308,X線画像ファイル309が接続される
と共に、3次元位置センサ受信部310,位置演算部3
11が接続されている。
【0125】すなわち、FMD301の液晶ディスプレ
イ304には画像切換え部305に接続された超音波画
像用プロセッサ306,ビデオプロセッサ307,CT
画像ファイル308,X線画像ファイル309から超音
波像,内視鏡像,CT像,X線像が表示されるようにな
っている。
【0126】図40に示すように例えば、術者Aが患者
Bに超音波プローブ2を挿入する場合、まず、図41の
(a)に示すように、3次元位置センサ302の初期状
態設定後、FMD301を前方・水平方向に向けた状態
のとき、内視鏡像312がFMD301の液晶ディスプ
レイ304に表示され、次に、FMD301を水平方向
に対してθz上向きにしたとき、MRI画像313が液
晶ディスプレイ304に表示され、FMD301を水平
方向に対して−θZ 下向きにしたとき、液晶ディスプレ
イ304がシースルー状態となって患者を見ることがで
きるように設定する。
【0127】次いで、図の(b)に示すようにFMD3
01を前方方向に対してθxy傾けた状態のとき、FM
D301の液晶ディスプレイ304に超音波画像314
が表示される。又、FMD301を前方方向に対してθ
xy傾けた状態でFMD301を水平方向に対してθZ
上向きにしたとき、X線画像315が液晶ディスプレイ
304に表示され、FMD301を水平方向に対してθ
xy傾けた状態でFMD301を水平方向に対して−θ
Z 下向きにしたとき、FMD301がシースルーと状態
となって、患者を見ることができるようにしている。こ
のため、術者は身体の向きを上下左右方向に移動させる
ことによって所望の像を得ることができ、術者の操作性
が向上する。
【0128】なお、前記図40に示すようにMRI像3
13,内視鏡像312,X線画像315,超音波画像3
14を手術室や検査室の大モニターに映し出すようにす
れば、複数の術者によって診断を行うことができる。
【0129】[付記] (1)上部消化管,下部消化管,腹腔等の体腔内に挿入
可能な細管を備えると共に、超音波を用いて生体の治療
を行う超音波治療手段及び超音波を用いて生体の診断を
行う超音波観測手段を備えた細管を有する超音波診断治
療システムにおいて、前記細管に超音波治療手段から処
置部位へ出射する超音波を処置部位の所定位置に集束さ
せる超音波集束点調整手段を設けた超音波診断治療シス
テム。
【0130】(2)前記体腔内に挿入可能な細管が可撓
性プローブである付記1記載の超音波診断治療システ
ム。
【0131】細管を上部消化管,下部消化管など複雑な
湾曲形状の体腔内に挿入を行える。
【0132】(3)前記体腔内に挿入可能な細管が硬性
プローブである付記1記載の超音波診断治療システム。
【0133】(4)前記超音波集束点調整手段がプロー
ブ先端部に配設するバルーンである付記1記載の超音波
診断治療システム。
【0134】超音波集束点をバルーンの膨張量で調整す
ることによって深さ方向の位置調整を確実に行える。
【0135】(5)前記超音波治療手段がメカニカルラ
ジアル走査方式であり、メカニカルラジアル走査で焦点
位置制御を行う付記1記載の超音波診断治療システム。
【0136】(6)前記超音波治療手段が電子ラジアル
走査方式であり、電子ラジアル走査で焦点位置制御を行
う付記1記載の超音波診断治療システム。
【0137】(7)前記超音波治療手段が電子セクタ走
査方式であり、電子セクタ走査で焦点位置制御を行う付
記1記載の超音波診断治療システム。
【0138】(8)前記超音波治療手段がメカニカルセ
クタ走査方式であり、メカニカルセクタ走査で焦点位置
制御を行う付記1記載の超音波診断治療システム。
【0139】(9)前記超音波治療手段がメカニカルリ
ニア走査方式であり、メカニカルリニア走査で焦点位置
制御を行う付記1記載の超音波診断治療システム。
【0140】(10)前記超音波治療手段が電子リニア
走査方式であり、電子リニア走査で焦点位置制御を行う
付記1記載の超音波診断治療システム。
【0141】(11)前記超音波治療手段を超音波プロ
ーブ先端部に設けた小型アクチュエータで少なくともラ
ジアル,リニア,セクタの一方向以上を走査して、焦点
位置制御を行う付記1記載の超音波診断治療システム。
【0142】(12)前記小型アクチュエータが圧電ア
クチュエータである付記11記載の超音波診断治療シス
テム。
【0143】(13)前記小型アクチュエータが静電ア
クチュエータである付記11記載の超音波診断治療シス
テム。
【0144】(14)前記超音波治療手段がラジアル,
リニア,セクタの少なくとも2方式以上を組み合わせて
焦点位置制御を行う付記1記載の超音波診断治療システ
ム。
【0145】(15)前記超音波治療手段が駆動位相制
御可能な振動子であり、焦点位置を制御可能な付記1記
載の超音波診断治療システム。
【0146】(16)前記超音波治療手段が曲率の異な
る複数の音響レンズと超音波振動子との組み合わせによ
る付記1記載の超音波診断治療システム。
【0147】(17)前記超音波治療手段の超音波振動
子が超音波本体に対して着脱自在で、交換可能である振
動子ユニットである付記1記載の超音波診断治療システ
ム。
【0148】(18)前記超音波治療手段が曲率可変の
音響レンズである付記1記載の超音波診断治療システ
ム。
【0149】(19)前記超音波治療手段が曲率の異な
る複数の凹面振動子を組み合わせた付記1記載の超音波
診断治療システム。
【0150】(20)前記超音波治療手段が平板振動子
であり、この平板振動子の放射面に対設させて反射凹面
鏡を設けた付記1記載の超音波診断治療システム。
【0151】(21)前記超音波治療手段の移動量を検
出する移動量検出手段を設けた付記1記載の超音波診断
治療システム。
【0152】(22)前記移動量検出手段がエンコーダ
であること付記21記載の超音波診断治療システム。
【0153】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、上
部消化管、下部消化管、胸腔、腹腔や脳室などの体腔内
に挿入して、処置部位の所望の位置に容易、且つ、的確
に高密度の超音波エネルギーを照射することができる超
音波プローブを有する超音波診断治療システムを提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1ないし図4は本発明の第1実施例に係り、
図1は超音波診断治療システムの概略構成を示す全体図
【図2】電子内視鏡的な光学観察手段を有する超音波プ
ローブの斜視図
【図3】超音波プローブの先端部の概略構成を示す断面
【図4】超音波プローブの作用を示す説明図
【図5】本発明の第2実施例に係る超音波プローブの概
略構成を示す断面図
【図6】図6ないし図10は本発明の第3実施例に係
り、図6は腹腔内用の超音波プローブの外径形状を示す
説明図
【図7】腹腔内用超音波プローブの先端部の概略構成を
示す断面図
【図8】プローブ先端部の超音波振動子の拡大図
【図9】腹腔内用超音波プローブを腹腔内内に挿入した
状態を示す図
【図10】腹腔内用超音波プローブの作用を示す説明図
【図11】腹腔内用超音波プローブの先端部に配設する
超音波振動子の他の例を示す説明図
【図12】腹腔内用超音波プローブの先端部に別の超音
波振動子を配設した超音波プローブの作用を示す説明図
【図13】腹腔内用超音波プローブの先端部に配設した
超音波振動子のその他の例であり、超音波振動子の走査
を説明する図
【図14】本発明の第4実施例に係る超音波プローブの
先端部の概略構成を示す断面図
【図15】本発明の第5実施例に係る超音波プローブの
先端部の概略構成を示す断面図
【図16】本発明の第6実施例に係る超音波プローブの
先端部の概略構成を示す断面図
【図17】図17ないし図19は本発明の第7実施例に
係り、図17は超音波プローブ2Fの先端部の概略構成
を示す図
【図18】回転検出部の構成を示す拡大図
【図19】回転検出部の回路図
【図20】本発明の第8実施例に係る治療用超音波振動
子のリニア走査を示す説明図
【図21】静電モータとドラムに固定した治療用超音波
振動子との関係を示す図
【図22】治療用超音波振動子をセクタ走査した状態を
示す図
【図23】本発明の第9実施例に係る治療用超音波振動
子の概略構成を示す説明図
【図24】治療用超音波振動子の他の構成を示す図
【図25】図25ないし図28は本発明の第10実施例
に係り、図25は超音波プローブ2Gの先端部の概略構
成を示す図
【図26】治療用超音波振動子の集束点を調整する状態
を示す図
【図27】治療用超音波振動子の概略構成を示す平面,
背面及び側面図
【図28】超音波プローブ2Gの全体構成の概略を示す
【図29】図29ないし図31は本発明の第11実施例
に係り、図29は治療用超音波振動子の集束点調整手段
を示す図
【図30】集束点調整手段の圧電アクチュエータの動作
を説明する図
【図31】圧電アクチュエータに負荷する電圧パターン
を示す図
【図32】本発明の第12実施例に係る超音波プローブ
2Hの先端部の概略構成を示す図
【図33】超音波プローブ2Hの先端部の他の構成を示
す図
【図34】超音波プローブ2Hの先端部の別の構成を示
す図
【図35】超音波プローブ2Hの先端部に配設した異な
る集束点の治療用超音波振動子に切換えたときの状態を
示す図
【図36】(a)本発明の第13実施例に係る超音波プ
ローブ2Iの先端部の概略構成を示す図 (b)超音波プローブ先端部に着脱自在に設けられる振
動子ユニット単体を示す図
【図37】他の構成の振動子ユニットを示す断面図
【図38】(a)本発明の第14実施例に係る超音波プ
ローブ2Jの先端部の概略構成を示す図 (b)音響レンズ厚みを厚くして焦点を変えた状態を示
す図 (c)音響レンズ厚みを薄くして焦点を変えた状態を示
す図
【図39】フェイスマウントディスプレイの概略構成を
示す図
【図40】フェイスマウントディスプレイの使用状態を
示す図
【図41】(a)フェイスマウントディスプレイの設定
状態と正面を向いた視線方向との関係を示す図 (b)フェイスマウントディスプレイの設定状態と正面
に対して傾きを有する視線方向との関係を示す図
【符号の説明】
1…超音波診断治療システム 17…超音波治療手段 18…超音波観測手段 33…超音波集束点調整手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年6月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】すると、集束点に位置する処置部62に高
エネルギ密度の治療用超音波が集束し、処置部62が急
激に温度上昇して焼灼される。この焼灼による組織の蛋
白質変性の様子を超音波断層画像37′を観察しなが
ら、病変細胞が壊死を起こすに必要なだけの蛋白質変性
が進むまで治療用超音波を処置部62に照射する。しか
る後、フットスイッチ51を操作して治療用超音波の処
置部62への照射を停止し、治療の達成度を超音波断層
画像37′上で確認し、不十分であるときには再び処置
部62に治療用超音波を追加照射し、治療の達成度を再
確認して十分であるとき治療を終了する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 塚谷 隆志 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 藤尾 浩司 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 倉本 聖治 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 大明 義直 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部消化管,下部消化管,腹腔等の体腔
    内に挿入可能な挿入部に湾曲部を備えると共に、超音波
    を用いて生体の治療を行う超音波治療手段及び超音波を
    用いて生体の診断を行う超音波観測手段を備えた超音波
    プローブを有する超音波診断治療システムにおいて、 前記超音波プローブに超音波治療手段から処置部位へ出
    射する超音波を処置部位の所定位置に集束させる超音波
    集束点調整手段を設けたことを特徴とする超音波診断治
    療システム。
JP6024516A 1993-12-24 1994-02-22 超音波診断治療システム Pending JPH07231894A (ja)

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US08/363,621 US5471988A (en) 1993-12-24 1994-12-23 Ultrasonic diagnosis and therapy system in which focusing point of therapeutic ultrasonic wave is locked at predetermined position within observation ultrasonic scanning range
DE69432510T DE69432510T2 (de) 1993-12-24 1994-12-23 Vorrichtung zur Ultraschalldiagnose und -behandlung, wobei der Brennpunkt der therapeutischen Ultraschallwelle in einer vorbestimmten Lage innerhalb des Ultraschall-Beobachtungsbereiches verriegelt ist

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