JPS63197439A - カラ−フロ−マツピング付超音波断層装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、カラーブローマツピング（以下、ＣＦＭとい
う）像と超音波断層像を同時に表示させるＣＦＭ付超音
波断層装置に係り、特に、ＣＦＭ像と超音波断層像の画
像を最適条件にするのに好適なデプスゲインコントロー
ル（以下、ＤＧＣという）技術に関するものである。

〔従来技術〕

従来のＣＦＭ付超音波断層装置においては、超音波断層
像については、深度に応じてＤＧＣを行なって最適な画
像が得られるようにしている。しかし、ＣＦＭ像につい
ては、深度に応じてＤＧＣを行なわず、全体のゲイン補
正機構のみで画像を得ている。したがって、ＣＦＭ像に
ついては、深度に応じて細かくゲインコントロールして
いないために、深度に応じて最適な条件に設定できるよ
うには配慮されていなかった。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、近年、血流情報（ＣＦＭ像）を超音波断
層像内に表示することが可能になってきている。そして
、超音波断層像では、深度に応じてゲイン（増幅率）を
コントロールして最適な画像を得るようになっているの
で、血流情報（ＣＦＭ像）についても深度に応じてゲイ
ンをコントロールしないと、超音波断層像の画質をよく
した意味がないという問題があった。

本発明は、前記問題点を解決するためになされたもので
ある。

本発明の目的は、ＣＦＭ像においても深度に応じて細か
くゲインコントロールできる技術を提供することにある
。

本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本
明細書の記述及び添付図面によって明らかになるであろ
う。

〔問題点を解決するための手段〕

本願において開示される発明のうち１代表的なものの概
要を簡単に説明すれば、下記のとおりである。

すなわち、ＣＦＭ付超音波断層装置において。

超音波断層像検出時の深度に応じて受信感度を制御する
超音波断層像検出用デプスゲインコントローラと、ＣＦ
Ｍ時の深度に応じて受信感度を制御するＣＦＭ用デプス
ゲインコントローラを設けたことを特徴とするものであ
る。

〔作用〕 前記手段によれば、超音波断層像検出時には、超音波断
層像検出用デプスゲインコントローラで深度に応じて受
信感度を制御し、ＣＦＭ時には。

ＣＦＭ用デプスゲインコントローラで深度に応じて受信
感度を制御することができるので、ＣＦＭ像においても
深度に応じて細かくゲインをコントロールすることがで
きる。

〔発明の実施例〕

以下１本発明の一実施例を図面を用いて具体的に説明す
る。

第１図は、本発明の一実施例のフェイズドアレイ形探触
子を用いたＣＦＭ付超音波断層装置の概略構成を示すブ
ロック図である。

本実施例のＣＦＭ付超音波断層装置は、第１図に示すよ
うに、パルス波形又はトーンバースト波形を発生して振
動子群２から超音波を発信させるための送波駆動回路１
から出力された複数チャンネルの送波信号が、探触子に
配置された振動子群２に入力されるようになっている。

また、各々の振動子に加えられるパルス送波信号の時相
を制御することにより、超音波ビーム形成の方向を制御
させるようになっている。振動子群２から生体等の被検
体３内に放射された超音波は、被検体３で反射されて再
び振動子群２で受信される。この受信された信号群は、
受信増幅器群４により増幅された後、受波整相回路５を
通り受信側におけるビーム方向、フォーカスなどが設定
される。受波整相回路５の出力は１本となる。受波整相
回路５の出力信号は、Ｂモード用ゲインコントロール付
増幅器６及びＣＦＭ用ゲインコントロール付増幅器７を
通ってゲインコントロールされる。Ｂモード用ゲインコ
ントロール付増幅器６及びＣＦＭ用ゲインコントロール
付増幅器７は、それぞれＢモード用デプスゲインコント
ローラ（Ｄ　ｅｐｔｈ　Ｇ　ａｉｎＣｏｎｔｒｏｌｌｅ
ｒ）　８及びＣＦＭ用デプスゲインコントローラ９（例
えば、所定の深度毎に設定可能なスライドボリューム等
）により、ゲインコントロールされる。

Ｂモード用の受信信号は、対数圧縮増幅器（Ｌｏｇ　Ａ
ＭＰ）　１０．検波回路（図示していない）を通った後
、アナログ・ディジタル（Ａ／Ｄ）コンバータ１１を通
った後、ディジタルスキャンコンバータ（ＤＳＣ）１２
に入力されるようになっている。

一方、ＣＦＭ用の受信信号は、ＣＦＭ用ゲインコントロ
ール付増幅器７を通った後、ドプラ偏移周波数検出器１
３を通り、ムービング・ターゲット・インジケータ（Ｍ
ＴＩ）回路１４を通り、ディジタルスキャンコンバータ
１２に入力されるようになっているφディジタルスキャ
ンコンバータ１２の出力は。

カラーモニタ等の表示袋［１５に送られて、その画面上
にＢモード像（超音波断層像）とＣＦＭ像を重ね合せて
表示するようになっている。

このように、Ｂモード用デプスゲインコントローラ８及
びＣＦＭ用デプスゲインコントローラ９を設けることに
より、Ｂモード像検出時にはＢモード用デプスゲインコ
ントローラ８で深度に応じて（例えば、各深度毎）に受
信感度を制御し、ＣＦＭ時には、ＣＦＭ用デプスゲイン
コントローラ９で深度に応じて（例えば、各深度毎）に
受信感度を制御することができるので、ＣＦＭ像におい
ても深度に応じて細かくゲインをコントロールすること
ができる。

また、表示装置１５の画面上にＢモード像（超音波断層
像）とＣＦＭ像を重ね合わせた良質の画像を表示するこ
とができるので、診断精度及び能率を向上することがで
きる。

また、Ｂモード方式とＣＦＭ方式を各々別々にＤＧＣさ
せる機能を持たせることにより、Ｂモード方式の適正ゲ
インと、ＣＦＭ方式の適正ゲインを別々に調整すること
ができるので、ゲイン調整の操作性を向上することがで
きる。

以上、本発明を実施例にもとすき具体的に説明したが１
本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、その
要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であること
は言うまでもない。

〔発明の効果〕

以上説明したように１本発明によれば、超音波断層像検
出時には、超音波断層像検出用デプスゲインコントロー
ラで深度に応じて受信感度を制御し、ＣＦＭ時には、Ｃ
ＦＭ用デプスゲインコントローラで深度に応じて受信感
度を制御することができるので、ＣＦＭ像においても深
度に応じて細かくゲインをコントロールすることができ
る。

また１表示装置の画面上に超音波断層像とＣＦＭ像を重
ね合せた良質の画像を表示できるので。

診断精度及び能率を向上することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は１本発明の一実施例のフェイズドアレイ形探触
子を用いたＣＦＭ付超音波断層装置の概略構成を示すブ
ロック図である。 図中、１・・・送波駆動回路、２・・・振動子群、３・
・・被検体、４・・・受信増幅器群、５・・・受波整相
回路。 ６・・・Ｂモード用ゲインコントロール付増幅器、７・
・・ＣＦＭ用ゲインコントロール付増幅器、８・・・Ｂ
モード用デプスゲインコントローラ、９・・・ＣＦＭ用
デプスゲインコントローラ、１０・・・対数圧縮増幅器
、１１・・・アナログ・ディジタル（Ａ／Ｄ）コンバー
タ、１２・・・ディジタルスキャンコンバータ、１３・
・・ドプラ偏移周波数検出器、１４・・・ムービング・
ターゲット・インジケータ回路、１５・・・表示装置で
ある。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）カラーフローマッピング付超音波断層装置におい
   て、超音波断層像検出時の深度に応じて受信感度を制御
   する超音波断層像検出用デプスゲインコントローラと、
   カラーフローマッピング時の深度に応じて受信感度を制
   御するカラーフローマッピング用デプスゲインコントロ
   ーラを設けたことを特徴とするカラーフローマッピング
   付超音波断層装置。