JPS6319667Y2 - - Google Patents

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JPS6319667Y2
JPS6319667Y2 JP1983030601U JP3060183U JPS6319667Y2 JP S6319667 Y2 JPS6319667 Y2 JP S6319667Y2 JP 1983030601 U JP1983030601 U JP 1983030601U JP 3060183 U JP3060183 U JP 3060183U JP S6319667 Y2 JPS6319667 Y2 JP S6319667Y2
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JP
Japan
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valve lever
valve
notch
mounting hole
circumferential groove
Prior art date
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JP1983030601U
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English (en)
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JPS59136079U (ja
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Priority to JP3060183U priority Critical patent/JPS59136079U/ja
Publication of JPS59136079U publication Critical patent/JPS59136079U/ja
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Publication of JPS6319667Y2 publication Critical patent/JPS6319667Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 考案の分野 本考案は三方向切換バルブ、とくにそのシール
用パツキンの取付構造に関するものである。
(ロ) 従来技術とその問題点 従来、三方向切換バルブとしては第1図、第2
図に示すものが知られている。すなわち、バルブ
本体1に水平方向に取付孔2を設け、この取付孔
にバルブレバー6を回転可能に嵌入するととも
に、バルブレバー6の軸線と直交する三方向に流
入口3と2つの流出口4,5とを設けてある。そ
して、第1図の状態では流入口3と側方の流出口
4とが連通し、バルブレバー6を第1図右回り方
向に90゜回転させることにより、流入口3と下方
の流出口5とが連通するようになつている。そし
て、水漏れを防止するためにバルブレバー6の連
通孔7の各開口の周囲にはパツキン8がそれぞれ
取付けられている。
ところが、上記の場合には、バルブレバー6の
各開口の周囲にそれぞれパツキン8を取付けなけ
ればならないため、部品点数が多くかつ組立作業
が面倒であつた。しかも、バルブレバー6を回転
させたとき、パツキン8が流入口3および流出口
4,5の口縁部を通過する回数が多く、そのため
パツキン8が口縁部にかみ込んだりして損傷する
危険性が高く、パツキン8の寿命が短くなるばか
りかバルブレバー6の回動がスムーズでないとい
う問題があつた。
(ハ) 考案の目的 本考案はかかる従来の欠点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、部品点数および組立作業を少
なくし、バルブレバーの回動をスムーズにすると
ともにパツキンの寿命を長くすることができる三
方向切換バルブを提供することにある。
(ニ) 考案の構成 上記目的を達成するために、バルブレバーに流
入口と一方の流出口とを選択的に連通させる切欠
部を設け、この切欠部の周囲に設けた周溝に1条
からなる無端状パツキンを嵌合したものである
る。
(ホ) 実施例の説明 第3図以下は本考案を浄水器用切換バルブに適
用した一例を示し、切換バルブ本体10の上端部
にはグランドナツト11が螺合しており、このグ
ランドナツトを介して接続ナツト12が取付けら
れている。接続ナツト12には放射方向に3本の
取付ネジ13が螺合しており、この取付ネジによ
り切換バルブ本体10の上端部は水道の蛇口14
に直結されている。蛇口14の下端部は接続パツ
キン15の上面に密着し、外部への水漏れを防止
している。
本体10の中央部には、前方に開口しかつ前方
に至るに従い大径となるテーパ状の取付孔16が
設けられており、この取付孔16の軸線と直交す
る上方に流入口17が開口し、下方には一方の流
出口である原水供給口18が開口し、側方には他
方の流出口である浄水器への供給口19が開口し
ている。上記取付孔16には第6図〜第10図に
示すバルブレバー21が回転可能に嵌着されてい
る。このバルブレバー21は上記取付孔16の内
面と適合するようにテーパ状に形成され、先端面
には取付孔16の奥部に形成された半円形の凹部
20に嵌合する1/4円形状の突部22が突設され、
上記凹部20と突部22との嵌合によりバルブレ
バー21は90゜だけ回転し得るようになつている。
バルブレバー21には上記流入口17と原水供給
口18あるいは浄水器への供給口19とを連通さ
せる切欠部23が設けられており、この切欠部2
3の周囲には周溝24が設けられ、この周溝24
には1条からなる無端状パツキン25が嵌合して
いる。バルブレバー21の基端にはつまみ26が
突設され、つまみの内側面には凹溝27が形成さ
れている。
なお、原水供給口18の外周には整流器28が
嵌着しており、この整流器28の外周を本体10
の下端部に嵌着された整流器カバー29で覆つて
いる。この整流器カバー29の上縁部30はバル
ブレバー21の凹溝27に嵌合してバルブレバー
21を抜け止めしている(第5図参照)。
上記構成の切換バルブにおいて、接続パツキン
15の上面に蛇口14を圧接した状態で取付ネジ
13を締め付けることにより、切換バルブは蛇口
14に直結される(第4図、第5図参照)。ここ
で蛇口14を開くと、水道水は本体10の流入口
17、バルブレバー21の切欠部23、原水供給
口18および整流器28を介して流出する。上記
バルブレバー21の切欠部23を水が通過すると
き、水の一部は外部へ漏れ出ようとするが、切欠
部23の周囲はパツキン25で取囲まれているた
め、外部へ水漏れすることはない。
つぎに、バルブレバー21を第4図の状態から
90゜右回り方向に回動させると、水道水は流入口
17から切欠部23を介して浄水器への供給口1
9へと流出する。この場合でも切欠部23の周囲
がパツキン25で取囲まれているため、外部へ水
漏れしない。
上記のごとくバルブレバー21を回動させたと
き、パツキン25の平行部25aが流出口である
原水供給口18の口縁部と浄水器への供給口19
の口縁部とを通過するが、その回数は計4回であ
る。これに対し、従来(第1図)の場合には、計
8回口縁部を通過することになり、本考案では従
来に比べて通過回数は半分で済む。そのため、上
記平行部25aの損傷が少なく、バルブレバー2
1はスムーズに回動するとともに多数回の切換操
作においてもパツキン25の損傷を少なくするこ
とができる。
なお、上記実施例では、取付孔16とバルブレ
バー21とを先細なテーパ状としたので、バルブ
レバー21を取付孔16に嵌入するときパツキン
25が周溝24から脱落することなく、かつパツ
キン25と取付孔16の内面との十分な圧着力を
得ることができる。
(ヘ) 考案の効果 以上のように、本考案によれば、バルブレバー
の切欠部の周囲に周溝を設け、この周溝に1条か
らなる無端状パツキンを嵌合するようにしたの
で、従来に比べてパツキンの数を減少させること
ができ、部品管理および組立作業が容易になる。
また、従来のような連通孔に代えて切欠部とした
ので、切欠部を囲むパツキンが流出口の口縁部を
通過する回数が少なくなり、バルブレバーがスム
ーズに回動できるとともに、パツキンの損傷が少
なくでき長寿命とすることができる。さらに、パ
ツキンは、1条からなる無端状の汎用商品である
安価なOリングを使用することができるため、安
価な三方向切換バルブとすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は従来の三方向切換バルブの断
面図および−線断面図、第3図以下は本考案
を示し、第3図は本考案にかかる切換バルブの平
面図、第4図、第5図はそれぞれ第3図の−
線断面図および−線断面図、第6図はバルブ
レバーとパツキンとの分解斜視図、第7図〜第1
0図はバルブレバーの平面図、正面図、底面図、
−線断面図である。 10……バルブ本体、16……取付孔、17…
…流入口、18……原水供給口(流出口)、19
……浄水器への供給口(流出口)、21……バル
ブレバー、23……切欠部、24……周溝、25
…パツキン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バルブ本体の取付孔にバルブレバーを回転可能
    に嵌入し、このバルブレバーの軸線と直交する三
    方向に流入口と2つの流出口とを設けた三方向切
    換バルブにおいて、バルブレバーに該バルブレバ
    ーの回転にともなつて流入口といずれか一方の流
    出口とを選択的に連通させる切欠部を設けるとと
    もに、この切欠部の周囲を取囲むように周溝を設
    け、この周溝に1条からなる無端状パツキンを嵌
    合したことを特徴とする三方向切換バルブ。
JP3060183U 1983-03-02 1983-03-02 三方向切換バルブ Granted JPS59136079U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3060183U JPS59136079U (ja) 1983-03-02 1983-03-02 三方向切換バルブ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3060183U JPS59136079U (ja) 1983-03-02 1983-03-02 三方向切換バルブ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59136079U JPS59136079U (ja) 1984-09-11
JPS6319667Y2 true JPS6319667Y2 (ja) 1988-06-01

Family

ID=30161479

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3060183U Granted JPS59136079U (ja) 1983-03-02 1983-03-02 三方向切換バルブ

Country Status (1)

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JP (1) JPS59136079U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS483154U (ja) * 1971-05-31 1973-01-16

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5211232U (ja) * 1975-07-11 1977-01-26

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS483154U (ja) * 1971-05-31 1973-01-16

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Publication number Publication date
JPS59136079U (ja) 1984-09-11

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