JPS63196334A - エキゾ−ストマニホ−ルドの組付方法及びその装置 - Google Patents

エキゾ−ストマニホ−ルドの組付方法及びその装置

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JPS63196334A
JPS63196334A JP2565887A JP2565887A JPS63196334A JP S63196334 A JPS63196334 A JP S63196334A JP 2565887 A JP2565887 A JP 2565887A JP 2565887 A JP2565887 A JP 2565887A JP S63196334 A JPS63196334 A JP S63196334A
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backup plate
engine
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flange
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Satoshi Ichihashi
慧 市橋
Tsutomu Maruyama
勉 丸山
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はエンジンにエキゾーストマニホールドを組付け
るエキゾーストマニホールド組付方法及びその装置に関
するものである。
(従来の技術及び発明が解決しようとする問題点) 所定の供給位置に置かれたエキゾーストマニホールドを
エンジンの方へ移動させ組付ける場合エキゾーストマニ
ホールドの移動にあたってのクランプ保持が問題となる
従来より部品をクランプ保持する装置としては特開昭6
0−48227号公報に示されるものが知られている。
これは2本の把持爪を開閉させて部品を把持するもので
あるが、エンジンのエキゾーストマニホールドの如く形
状が複雑なものには向いていなかった。
またエキゾーストマニホールドはエンジンの種類によっ
てその形状が変化するため、これを一種類の装置でクラ
ンプ保持するのは非常に困難であった。
本発明は以上の如き問題点を解決すべくなされたもので
、その目的とする処は、複雑な形状をした多種類のエキ
ゾーストマニホールドを手際よくクランプ保持できると
共に、エンジンへの組付けにあたっても組付の障害とな
らないエキゾーストマニホールドの組付方法及びその装
置を提供するにある。
(問題点を解決するための手段) 以上の問題点を解決するためのエキゾーストマニホール
ド(以下ワークと称す)の組付方法は、ワークを組付け
るにあたり、ワークの組付はフランジ面との間に隙間を
形成する形状を持つパレットにワークをセットする工程
と、前記隙間にバックアッププレートを挿入した後、ワ
ークのフランジ面を前記バックアッププレートに押圧す
ることによりワークを位置決め把持する工程と、該位置
決め把持されたワークを組付姿勢に移動させ、エンジン
の取付ボルトによりこのワークを支持させて、前記バッ
クアッププレートの位置決め把持の解除と離間をさせる
と共に、ワークをエンジンの取付ボルトに固着させる工
程を有すことであり、かかる方法を実施するための装置
として、エンジンにエキゾーストマニホールド(以下ワ
ークと称す)を組付けるワークの組付装置において、ワ
ークの組付はフランジ面との間に隙間が形成されたワー
ク供給用のパレットと、該パレットの隙間を介してワー
クのフランジ部のフランジ面に沿って所定位置まで摺動
すると共に、該フランジ部の締付孔に対してその移動端
面が切欠かれているバックアッププレートと、該バック
アッププレートに取付けられ、前記ワークのフランジ部
のフランジ面をバックアッププレートに押圧してワーク
の位置決め把持を行うワークのクランプ保持装置と、前
記バックアッププレートを回動自在に支持すると共に、
エンジンの方へ移動してその取付ボルトにワークを固着
させる組付治具ヘッドとからワークの組付装置を構成し
たことである。
(作用) 上記組付方法によれば、エキゾーストマニホールド(以
下ワークと称す)の共通の形状であるフランジ部をバッ
クアッププレートに位置決め把持させてワークをエンジ
ンに組付けることができると共に、この組付けにあたっ
てエンジンの取付ボルトにワークを支持させて該ワーク
とバックアッププレートの離間を容易におこなわせるこ
とができる。
また上記組付装置によれば、組付治具ヘッドのバックア
ッププレートにワークのクランプ保持装置を設け、ワー
クのフランジ部をバックアッププレートに位置決め把持
させてワークをエンジンの取付ボルトに組付けることが
できると共に、バックアッププレートを切欠いて該バッ
クアッププレートとエンジンの取付ボルトとの干渉を防
止してバックアッププレートをワークから容易に離間で
きるようにした。
(実施例) 次に本考案の好適一実施例を添付の第1図乃至第11図
を参照しつつ詳述する。
第1図はエキゾーストマニホールド(W)(以下ワーク
と称す)の自動組付装置の全体を示す斜視図であり、(
C)はパレット(Pa)に載置固定されたエンジン(E
)の組立搬送ラインであって、エンジン(E)はこの組
立搬送ライン(C)の所定位置にワーク(W)の組付の
ために位置決め固定されている。(1)は治具ヘッド交
換式のワーク自動組付装置であり、前記エンジン(E)
の方へ向かって配設された基台(3)上にこの装置本体
が固定されている。該装置本体にはワーク搬入ライン(
F)の所定位置に位置決めされたワーク(W)を把持す
るワーク把持ステーション(Sl)と、把持したワーク
(W)を前方のエンジン(E)に組付ける組付ステーシ
ョン(S2)とが設けられており、この2つのステーシ
ョン(S+) 、 (SZ)間は上下の環状レール(4
)、(4)によって連続的に連結されている。
前記各ステーション(S+) 、 (52)の前記環状
レール(4) 、 (4)の外周側にはワーク(w)の
位置決め把持及び組付を行う全く同じ機能の2つの組付
治具ヘッド(2) 、 (2)がそれぞれ支持され、該
組付治具ヘッド(2)、(2)はインデックス装置(5
)により環状レール(4)、(4)上を摺動し、ワーク
把持ステーション(Sl)及びワーク組付ステーション
(S2)間を交互に移動自在となっている。尚本実施例
では前記組付治具ヘッド(2) 、 (2)は全く同じ
機能のものとしたが、一方を別な機能を有する組付治具
ヘッドにしてもよいのはもちろんである。
前記ワーク組付ステーション(S、)における環状レー
ル(4)、(4)は可動レール(4a) 、 (4a)
となっており、不図示の移動装置により基台(3)のレ
ール(7)、(7)上を摺動するスライドベース(6)
とともに、ワーク組付ステーション(S2)に位置する
組付治具ヘッド(2)を前方のエンジン(E)の方へ穆
勅できるようになっている。
またワーク(W)はエンジン(E)に取付けられるフラ
ンジ部(IF)及びステ一部(WS)と管状部(wp)
等からなっており、ここでのワーク(W)はフランジ部
(IF)が2つに分かれ回りに3個づつ計6個の取付用
ボルト孔(WF−1)、 (VIF−2)、 (WF−
3)・・・が形成されていると共に、ステ一部(WS)
には取付用ボルト孔(WS−1)、 (Is−2)が形
成されている。尚フランジ部(IF)にはエンジン(E
)に取付けられる平らなフランジ面(WFA)とその反
対側のフランジ背面(IIIFB)等を有している。こ
のワーク(W)は第4図乃至第6図で示される如くパレ
ット(P)上にそのフランジ部(IF)及びステ一部(
WS)を載置して固定されている。このパレット(P)
のフランジ部(wF)を載置する部分は一部立上がった
厚肉となっており、且つその両サイドはやや薄くなって
ワーク(W)のフランジ部(WF)との間に隙間(PS
) 、 (ps)を形成している。
尚又チ一部ボルト孔(WS−1)、  (WS−2)に
は前もって取付ボルト(B)、(B)が差し込まれ、該
取付ボルト(B)、CB)はその頭部でステ一部(WS
)に支持されている。
次に第2図乃至第4図を参照しつつ組付治具ヘッド(2
)の基本構成について説明する。
組付治具ヘッド(2)は支持枠(10)、傾動シリンダ
(11)、フランジ部ナツトランナ(50)、・・・ス
テ一部ナツトランナ(70)、・・・治具本体(14)
、ワーク(W)のクランプ保持装置(20)等からなっ
ているもので、支持枠(lO)の基板(10a)後面に
は前記上下の環状レール(4)、(4)に支持される上
下の背面ブラケット(10f) 、 <10g)が固定
されている。該背面ブラケット(10f) 、 (10
g)には環状レール(4)、(4)の両側面に案内され
るガイドローラ(12) 、・・・が取付けられている
と共に、下方の背面ブラケット(10g)には支持用の
支持ローラ(13) 、・・・が取付けられて、組付治
具ヘッド(2)全体を環状レール(4) 、 (4)に
沿って摺動自在に支持している。
支持枠(10)にはその前面側に上、下部支持板(10
c) 、 (10d)を介して固定板(10b)が設け
られており、該固定板(10b)にはワークフランジ部
(WF)締付用の6つのフランジ部ナツトランナ(SO
)、・・・及びこれ等へナツトを供給するナツト供給装
置(60)や、ワークスチ一部(WS)締付用の3つの
ステ一部ナツトランナ(70)、・・・のそれぞれの駆
動部(72)、・・・が固定されている。また支持枠(
10)には傾動シリンダ(11) 、 (11)が枢支
されており、そのロッド(lla) 、(lla)の先
端が治具本体(14)の後部アーム(14e) 、 (
14e)に枢着されている。
治具本体(14)は略り字形の左右の側板(14a)。
(14a)及び該側板(14a) 、 (14a)間を
つなぐ上板(14c)及び連結板(14b)等からなり
、側板(14a)。
(14a)下部に固定された左右の軸受(14d) 、
 (14d)を介して、前記支持幹(10)の下部支持
板(IQd) 。
(lod)間に架設固定された固定軸(15)に枢支さ
れている。前記軸受(14d) 、 (14d)には前
記傾動シリンダ(11) 、 (11)のロッド(ll
a) 、 (lla)が枢着されたアーム(14e) 
、 (14e)が固定されているため、傾動シリンダ(
11)のロッド(11a )を引き込むことにより治具
本体(14)を第2図の垂直な状態から第4図の水平な
状態に回動させることができる。尚この場合ステ一部ナ
ツトランナ(70)、・・・のソケット部(71)、・
・・は連結部(73)、・・・で駆動部(72)、・・
・側と切り離されて治具本体(14)とともに回動でき
るようになっている。
治具本体(14)の上部にはバックアッププレート用シ
リンダ(22)、バックアッププレート(21)、クラ
ンプ装置(30)、位置決め装置(40)等からなるワ
ーククランプ保持装置(20)が組付けられており、ワ
ーク(W)をバックアッププレート(21)に位置決め
して挟着保持できるようになっている。
バックアッププレート用シリンダ(22)は治具本体(
14)の上板(14c)に固定されそのロッド(22a
)先端がガイド部材(23) 、 (23)間に架設固
定された移動部材(25)の中央部に連結されている。
尚前記ガイド部材(23)は前記治具本体(14)の上
板(14C)と側板(14a) 、 (14a)の支持
部材(14f) 、 (1u)を介して上下に固定され
たガイドバー(24) 、 (24)に摺動自在に嵌合
している。
また前記移動部材(25)には支持軸(26)や回動板
(27) 、 (27)等を介してバックアッププレー
ト(21)が連結され、該バックアップブレー)−<2
1)には前記クランプ装置(30)と位置決め装置(4
0)とが固定されている。
ここで治具本体(14)へのワーク(W)の組付は手順
を説明すれば、パレット(P)上に固定されたワーク(
W)がワーク把持ステーション(S+)に位置決めされ
ると、傾動シリンダ(11) 、 (11)により治具
本体(14)を第4図の如くワーク(W)上方に水平に
回動させ、その後ワーク(W)をパレットCP)ごと上
昇させてステ一部ナツトランナ(70) 、 (70)
のソケット部(71)、(71)をワークスチ一部(W
S)の締付ボルト(B)、(B)に係合させると共に、
ワーク(’11) トハ’v yト(P)間ノ隙間(p
s) 、 (ps) ニバックアッププレート用シリン
ダ(22)を介してバックアッププレート(21)の両
端部を所定位置まで摺動させつつ挿入する。次に前記位
置決め装置(40)によりワーク(W)をバックアップ
プレート(21)に位置決めすると共に、前記クランプ
装置(30)によりワークフランジ部(WF)をバック
アッププレート(21)に押圧することにより、ワーク
(W)を治具本体(14)に把持位置決めすることがで
きる。この場合バックアッププレート(21)はワーク
フランジ部(WF)のボルト孔(WF−1) 、・・・
にがからぬようにワーク(W)側中央部端部に矩形状切
欠部(21a )を設けていると共に、その両側にもボ
ルト切欠部(21b)。
(21b)を設けている。
以上の状態でパレット(P)とワーク(W)の係合をと
き、傾動シリンダ(11) 、 (11)により治具本
体(14)及びワーク(Ill)を第2図の如く垂直状
態に立て組付用のエンジン(E)の方へ6動させればよ
い。
次にワーククランプ保持装置(20)について第7図乃
至第10図を参照しつつ更に詳述する。
前記バックアッププレート用シリンダ(22)のロッド
(22a)に固定される移動部材(25)下面には2枚
のブラケット(25a) 、 (25a)が固設され、
該ブラケット(25a) 、 (25a)間に支持軸(
26)が架設されている。そして該支持軸(26)に一
端が枢支される回動板(27) 、 (27)の他端に
は前記バックアッププレート(21)が固定されている
。従って該バックアッププレート(21)は第7図中回
動板(27) 、 (27)の上端面が穆動板(25)
の下面に当接するまで支持軸(26)を中心にわずかに
回動できるようになっており、バックアッププレート(
21)をワーク(W)とパレット(P)との隙間(PS
) 、 (PS)に挿入しやすくしである。尚前記回動
板(27)、(27)にはバックアッププレート(21
)の左右への穆動量を調整する調整ボルト(28) 、
 (28)が前記ブラケット(25a)。
(2Sa)との間に設けられている。
クランプ装置(30)はクランパシリンダ(31)及び
クランパ(32)等からなるもので、前記バックアッブ
プレート(21)にスペーサー(21c) 、 (21
c)を介してクランパシリンダ(31)が固定され、ス
ペーサー(2IC) 、 (21c)間に突出するその
ロッド(31a)にクランパ(32)の一端が枢着され
ている。該クランパ(32)はバックアッププレート(
21)に沿ってコ字形に下方に開いた形状をしており、
その画先端部にはワークフランジ(IF)のフランジ背
面(WFB)の形状に倣ったワーク押圧部(32a) 
、 (32a)が形成されている。そしてクランパ(3
2)は前記ワーク押圧部(32a) 、 (32a)の
上方の中央部が前記バックアッププレート(21)の突
出部(21d)に枢支されているため、クランパシリン
ダ(31)のロッド(31a )の動きによりクランパ
のワーク押圧部(32a) 、 (32a)をワークフ
ランジ部(IF)の2つのフランジ背面(WFB) 、
 (WFB)に係脱することが可能となっていて、ワー
クフランジ部(IF)の2つのフランジ面(WFA) 
、 (WFA)をバック7 yブプレート(21)ニ押
圧して支持できるようになっている。
位置決め装置(40)は位置決めビン用シリンダ(41
)、位置決めビン(46)、倣い板(42)等からなる
ものでバックアップブレー)−(21)に保持されたワ
ークフランジ部(IF)のボルト孔(IF−1)  (
例えば第8図中右端のもの)に位置決めビン(46)の
先端部を係脱させてワーク(W)の位置決めをおこなう
ものである。位置決め装置(40)は第8図で示される
如くバックアッププレート(21)に固定されるもので
、その詳細は第9図乃至3410図に示されている。
バックアッププレート(21)に固定された位置決めピ
ン用シリンダ(41)のロッド(41a)には長孔(4
2a)が形成された倣い板(42)が固定・されており
、前記長孔(42a)はロッド(41a )の前進方向
に対しバックアッププレート(21)から遠ざかる如く
斜状に配設されている。一方バツクアッププレー) (
21)の支持部(21e )上には前記倣い板(42)
が摺動する摺動孔部(43)を形成する2つの案内部材
(43a) 、 (43b)が固定されている。案内部
材(43a)の−側には前記摺動孔部(43)に臨む縦
孔(43a−1)が形成され、連結部材(45)を介し
て位置決めビン(46)に連結される案内ビン(44)
が前記縦孔(43a−1)を通って倣い板(42)の長
孔(42a)に係合している。前記連結部材(45)は
断面T形をしており、前記案内ピン(44)が螺着され
る上辺部(45a)は固定板(47)と案内部材(43
a)とで形成される上下孔(48)内を上下に摺動自在
であると共に、前記上下孔(48)に臨む固定板(47
)の縦孔(47a)を介して連結部材(45)の下辺部
(45b)が外方へ突出している。該下辺部(45b)
にはバックアッププレート(21)のボルト切欠部(2
1b)に向けてその先部がテーパー状に小径となった孔
係合部(46a)を有する位置決めビン(46)が螺着
されている。尚前記固定板(47)は案内部材(43a
)にボルト等で固定されている。
即ち位置決めピン用シリンダ(41)のロッド(41a
 )の突出前進に伴い倣い板(42)が前進すると、案
内ピン(44)は倣い板(42)の斜状の長孔(42a
)に沿ってバックアッププレート(21)側へ移動し、
連結部材(45)を介して位置決めビン(46)をバッ
クアッププレート(21)のボルト切欠部(21b)の
方へ移動させる。バックアッププレート(21)のボル
ト切欠部(21b)と前記位置決めビン(46)との間
にはワークフランジ部(IF)のボルト孔(IIIF−
1)が臨んでいるため、位置決めビン(46)の孔係合
部(46a )が前記ボルト孔(IF−1)にわずかに
挿入されバックアッププレート(21)に対するワーク
(W)の位置決めがなされる。尚前記ロッド(41a 
)を位置決めピン用シリンダ(41)内に引き込むこと
により前述と全く逆のことがおこなわれ、位置決めビン
(46)はワーク(W)から離間する。
次に装置の全体的作用について説明する。
まず第1図のワーク把持ステーション(Sl)に位置決
めされたワーク(W)を組付治具ヘッド(2)の治具本
体(14)に位置決め把持させる。これはワーク(W)
 とそのパレット(P)とその間に形成された隙間(P
S) 、 (PS)に組付治具ヘッド(2)のバックア
ッププレート(21)を挿入し、クランプ装置(30)
によりワークフランジ面(WPA) 、 (WFA)を
バックアッププレート(21)に押圧すると共に、位置
決め装置(40)の位置決めビン(46)をワーク締付
孔(WF−1)に係合させておこなう。この場合治具本
体(14)を第4図の如く水平状態に回動させる必要が
あるが、このために前もってステ一部ナツトランナ(7
0)の連結部(73)を所定の装置により切り離してお
くことが必要であると共に、治具本体(14)が水平な
状態でフランジ部ナツトランナ(50)にナツト供給装
置(60)により締付用のナツト(N)、・・・を供給
しておく必要がある。
次にワーク(W)を位置決め把持した組付治具ヘッド(
2)を環状レール(4)、(4)に沿ってインデックス
装置(5)によりワーク組付ステーション(S2)まで
回動させる。このワーク組付ステーション(S2)の可
動レール(4a) 、 (4a)に支持された組付治具
ヘッド(2)はスライドベース(6)とともに、前方の
エンジン(E)の方へ移動され、ワークフランジ部(W
F)のボルト孔(wF−1)、・・・をエンジン(E)
の取付ボルト(EB) 、・・・に一部挿入してワーク
(W)をエンジン(E)に支持させる。この場合位置決
め装置(40)の位置決めビン(46)がエンジン(E
)の取付ボルト(EB)・・・の1つにつき当るためサ
ーク(W)及びバックアッププレート(21)とエンジ
ン(E)との間にはやや隙間が生じている。
次にクランプ装置(30)によるワーク(W)のクラン
プの解除、位置決め装置(40)によるワーク(W)の
位置決めを解除して、バックアッププレート用シリンダ
(22)によりバックアッププレート(21)を第11
図で示される如くワーク(W)から移動させる。そして
更に組付治具ヘッド(2)をエンジン(E)の方へB勤
させて、フランジ部ナツトランナ(SO)、・・・内に
保持されている締付ナツト(N)、・・・をエンジン(
E)の取付ボルト(EB) 、・・・に押圧させると共
にワークスチ一部(WS)に組付けられ、ステ一部ナツ
トランナ(70) 、 (70)にその頭部が係合され
る組付ボルト(B)、(B)をエンジン(E)の取付ネ
ジ孔に押圧させる。
そしてフランジ部ナツトランナ(SO)、・・・及びス
テ一部ナツトランナ(70) 、 (70)を回転させ
ワーク(W)をエンジン(E)に取付けると、組付治具
ヘッド(2)を後退させ、再びワーク把持ステーション
(S、)に移動して同様な動作を繰り返す。尚組付治具
ヘッド(2)は2台あるため、一台がワーク把持ステー
ション(S2)にてワーク(W)を位置決め把持してい
る間に、他の1台はワーク組付ステーション(S、)に
てワーク(W)をエンジン(E)に組付けることができ
る。
(発明の効果) パレットとエキゾーストマニホールド(以下ワークと称
す)のフランジ部のフランジ面との間に隙間を設け、該
隙間にバックアッププレートを挿入して、該バックアッ
ププレートにワークのフランジ面を押圧して位置決め把
持させるようにしたため、複雑な形状をしたワークを容
易に位置決め把持でき、且つフランジ面は種々のワーク
に対して共通の形状をしているためワークの種類に対す
る適用範囲を広げることができる。
またワークをエンジンの取付ボルトに支持させ、バック
アッププレートをワークから離間させて、ワークをエン
ジンの取付ボルトに固着させるようにしたため、ワーク
とバックアッププレートとの離間は非常に容易となると
共に、ワークのエンジンへの組付も容易となる。
また組付治具ヘッドのバックアッププレートにワークの
クランプ保持装置を備えて、ワークのフランジ部のフラ
ンジ面をバックアッププレートに押圧してワークの位置
決め把持を可能としたため、構造簡単な装置により形状
複雑なワークを組付治具ヘッドに容易にクランプ保持さ
せることができる。
更にバックアッププレートはワークのフランジ部締付孔
に対してその端部が切り欠かれているため、ワークのフ
ランジ部の締付孔をエンジンの取付ボルトに挿入した後
バックアッププレートをワークから容易に移動させるこ
とができ、エンジンへのワークの組付固着も容易となる
【図面の簡単な説明】
第1図はエキゾーストマニホールド(以下ワークと称す
)の自動組付装置の斜視図、第2図は組付治具ヘッドの
主構成を示す側面図、第3図は第2図の正面図、第4図
は第2図において治具本体を水平に傾動させている図、
第5図及び第6図はワークをパレットに載置した平面図
及び側面図、第7図は組付治具ヘッドの部分詳細側面図
、第8図は第7図の正面図、第9図はクランプ装置の正
面図、第10図は第9図のB−B矢視断面図、第11図
はワークをエンジンに組付けている状態を示す図である
。 尚、図面中(2)は組付治具ヘッド、(14)は治具本
体、(20)はワークのクランプ保持装置、(21)は
バックアッププレート、(30)はクランプ装置、(4
0)は位置決め装置、(46)は位置決めビン、(W)
はワーク、(IF)はワークフランジ部、(WF^)は
フランジ面、(WF−1)乃至(WF−3)はフランジ
部締付孔である。 特 許 出 願 人   本田技研工業株式会社代理人
   弁理士    下  1) 容一部間     
弁理士     大  橋  邦  度量    弁理
士    小  山    有量    弁理士   
 野  1)   茂第3図 第11図 第5図 ど 第6図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エンジンにエキゾーストマニホールド(以下ワー
    クと称す)を組付けるにあたり、 ワークの組付けフランジ面との間に隙間を形成する形状
    を持つパレットにワークをセットする工程と、 前記隙間にバックアッププレートを挿入し、次にワーク
    のフランジ面を前記バックアッププレートに押圧するこ
    とによりワークを位置決め把持する工程と、 該位置決め把持されたワークを組付姿勢に移動させ、エ
    ンジンの取付ボルトによりこのワークを支持させて、前
    記バックアッププレートの位置決め把持の解除と離間を
    させると共に、ワークをエンジンの取付ボルトに固着さ
    せる工程とからなることを特徴とするワークの組付方法
  2. (2)エンジンにエキゾーストマニホールド(以下ワー
    クと称す)を組付けるワークの組付装置において、 ワークの組付けフランジ面との間に隙間が形成されたワ
    ーク供給用のパレットと、 該パレットの隙間を介してワークのフランジ部のフラン
    ジ面に沿って所定位置まで摺動すると共に、該フランジ
    部の締付孔に対してその移動端面が切欠かれているバッ
    クアッププレートと、該バックアッププレートに取付け
    られ、前記ワークのフランジ部のフランジ面をバックア
    ッププレートに押圧してワークの位置決め把持を行うワ
    ークのクランプ保持装置と、 前記バックアッププレートを回動自在に支持すると共に
    、エンジンの方へ移動してその取付ボルトにワークを固
    着させる組付治具ヘッドとからなることを特徴とするワ
    ークの組付装置。
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