JPH0247390B2 - Jidoshashatainokumitatesochi - Google Patents
JidoshashatainokumitatesochiInfo
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- JPH0247390B2 JPH0247390B2 JP7924885A JP7924885A JPH0247390B2 JP H0247390 B2 JPH0247390 B2 JP H0247390B2 JP 7924885 A JP7924885 A JP 7924885A JP 7924885 A JP7924885 A JP 7924885A JP H0247390 B2 JPH0247390 B2 JP H0247390B2
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- side panel
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Links
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 152
- 238000003032 molecular docking Methods 0.000 description 7
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 230000002441 reversible effect Effects 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D65/00—Designing, manufacturing, e.g. assembling, facilitating disassembly, or structurally modifying motor vehicles or trailers, not otherwise provided for
- B62D65/02—Joining sub-units or components to, or positioning sub-units or components with respect to, body shell or other sub-units or components
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、自動車車体のフロアとルーフとにサ
イドパネルを溶接結合して自動車車体を組立る自
動車車体の組立装置に関する。
イドパネルを溶接結合して自動車車体を組立る自
動車車体の組立装置に関する。
（従来の技術）
従来、この種装置として、本願出願人の出願に
係わる特開昭58−21289号公報により、フロアと
ルーフとを搬入する溶接ステーシヨンの側部に、
内方の溶接位置と外方のセツト位置との間に移動
自在の溶接治具を備える溶接装置と、該セツト位
置とその外方のプリセツト位置との間に移動自在
のセツト治具を備えるセツト装置とを設け、該セ
ツト治具に該プリセツト位置において、サイドパ
ネルを構成する複数の部材をセツトしてこれらを
該セツト位置において該溶接治具に移換自在と
し、該溶接治具により該溶接位置においてサイド
パネルをフロアとルーフとに溶接結合して車体を
組立てるようにしたものは知られ、この場合サイ
ドパネルの構成部材を該溶接治具に搭載した溶接
ガンにより適宜複数箇所において仮付溶接して一
体のサイドパネルに加工するか、或は前記セツト
治具に溶接ガンを搭載して該セツト治具上で一体
のサイドパネルに加工するようにしている。
係わる特開昭58−21289号公報により、フロアと
ルーフとを搬入する溶接ステーシヨンの側部に、
内方の溶接位置と外方のセツト位置との間に移動
自在の溶接治具を備える溶接装置と、該セツト位
置とその外方のプリセツト位置との間に移動自在
のセツト治具を備えるセツト装置とを設け、該セ
ツト治具に該プリセツト位置において、サイドパ
ネルを構成する複数の部材をセツトしてこれらを
該セツト位置において該溶接治具に移換自在と
し、該溶接治具により該溶接位置においてサイド
パネルをフロアとルーフとに溶接結合して車体を
組立てるようにしたものは知られ、この場合サイ
ドパネルの構成部材を該溶接治具に搭載した溶接
ガンにより適宜複数箇所において仮付溶接して一
体のサイドパネルに加工するか、或は前記セツト
治具に溶接ガンを搭載して該セツト治具上で一体
のサイドパネルに加工するようにしている。
そして、溶接ステーシヨンで上記の如く組立ら
れた車体を増打ラインに搬送し、サイドパネルの
ドア開口部周縁やルーフサイドレール部分やフロ
ア及びルーフの結合部分をロボツト等を用いて増
打溶接するようにしている。
れた車体を増打ラインに搬送し、サイドパネルの
ドア開口部周縁やルーフサイドレール部分やフロ
ア及びルーフの結合部分をロボツト等を用いて増
打溶接するようにしている。
（発明が解決しようとする問題点）
上記のものにおいて、生産性を更に向上させる
には、増打工程での打点数を減少させることが必
要であり、そのためサイドパネルの上記した仮付
加工において、部分的に増打溶接を施すことが望
まれ、又第７図に示すようにサイドパネルW3の
アウタパネルＷ３ａの上部のルーフサイドレール
部分の外側面にルーフW2の受け部ａを形成する
ような車種の場合、その内側のレール枠Ｗ３ｂと
アウタパネルＷ３ａとの接合部ｂを車体組立後に
増打溶接するには特殊なロボツトを用いる必要が
あつて問題がある。
には、増打工程での打点数を減少させることが必
要であり、そのためサイドパネルの上記した仮付
加工において、部分的に増打溶接を施すことが望
まれ、又第７図に示すようにサイドパネルW3の
アウタパネルＷ３ａの上部のルーフサイドレール
部分の外側面にルーフW2の受け部ａを形成する
ような車種の場合、その内側のレール枠Ｗ３ｂと
アウタパネルＷ３ａとの接合部ｂを車体組立後に
増打溶接するには特殊なロボツトを用いる必要が
あつて問題がある。
この場合、溶接治具やセツト治具に増打溶接の
ための多数の溶接ガンを搭載することも考えられ
るが、溶接治具への増打溶接ガンの搭載は、これ
に搭載するサイドパネルのフロアやルーフへの結
合用の溶接ガンとの干渉の問題で実際上無理であ
り、又セツト治具への搭載も、セツト治具が大型
重量のものになつてその駆動源が大型高価とな
り、又セツト治具へのワークセツト作業性が悪く
なるため困難である。本発明は、上記問題点を解
決して、車体組立前にサイドパネルに増打溶接を
施せるようにした装置を提供することをその目的
とする。
ための多数の溶接ガンを搭載することも考えられ
るが、溶接治具への増打溶接ガンの搭載は、これ
に搭載するサイドパネルのフロアやルーフへの結
合用の溶接ガンとの干渉の問題で実際上無理であ
り、又セツト治具への搭載も、セツト治具が大型
重量のものになつてその駆動源が大型高価とな
り、又セツト治具へのワークセツト作業性が悪く
なるため困難である。本発明は、上記問題点を解
決して、車体組立前にサイドパネルに増打溶接を
施せるようにした装置を提供することをその目的
とする。
（問題点を解決するための手段）
本発明は、上記目的を達成すべくフロアとルー
フとを搬入する溶接ステーシヨンの側部に、内方
の溶接位置と外方のセツト位置との間に移動自在
の溶接治具を備える溶接装置と、該セツト位置と
その外方のプリセツト位置との間に移動自在のセ
ツト治具を備えるセツト装置とを設け、該セツト
治具に該プリセツト位置においてサイドパネルを
構成する複数の部材をセツトしてこれらを該セツ
ト位置において該溶接治具に移換自在とし、該溶
接治具により該溶接位置においてサイドパネルを
フロアとルーフとに溶接結合するようにしたもの
において、該溶接治具の該溶接位置以外の所定の
停止位置において該溶接治具に対し位置決め可能
な増打溶接治具を備える増打溶接装置を設け、該
溶接治具上のサイドパネルをルーフサイドレール
部分その他の所定箇所において該増打溶接治具に
搭載した複数の溶接ガンにより増打溶接するよう
にしたことを特徴とする。
フとを搬入する溶接ステーシヨンの側部に、内方
の溶接位置と外方のセツト位置との間に移動自在
の溶接治具を備える溶接装置と、該セツト位置と
その外方のプリセツト位置との間に移動自在のセ
ツト治具を備えるセツト装置とを設け、該セツト
治具に該プリセツト位置においてサイドパネルを
構成する複数の部材をセツトしてこれらを該セツ
ト位置において該溶接治具に移換自在とし、該溶
接治具により該溶接位置においてサイドパネルを
フロアとルーフとに溶接結合するようにしたもの
において、該溶接治具の該溶接位置以外の所定の
停止位置において該溶接治具に対し位置決め可能
な増打溶接治具を備える増打溶接装置を設け、該
溶接治具上のサイドパネルをルーフサイドレール
部分その他の所定箇所において該増打溶接治具に
搭載した複数の溶接ガンにより増打溶接するよう
にしたことを特徴とする。
（実施例）
本発明を図示の実施例に付説明する。
第１図を参照して、１は自動車車体のフロア
W1とルーフW2とを夫々下側のフロアセツト治具
２と上側のルーフセツト治具３とにより搬入する
溶接ステーシヨンを示し、該ステーシヨン１の両
側部に夫々内方の溶接位置Ａと外方のセツト位置
Ｂとの間に移動自在の溶接治具４を備える溶接装
置５と、更に該セツト位置Ｂとその外方のプリセ
ツト位置Ｃとの間に移動自在のセツト治具６を備
えるセツト装置７とを設け、該セツト治具６に該
プリセツト位置Ｃにおいて自動車車体のサイドパ
ネルW3を構成する複数の部材をセツトしてこれ
らをそのセツト状態のまま該セツト位置Ｂにおい
て該溶接治具４に移換え、該溶接治具４の該溶接
治具４の該溶接位置Ａへの移動によりサイドパネ
ルW3をフロアW1とルーフW2とに組付けてこれ
に溶接結合するようにしした。
W1とルーフW2とを夫々下側のフロアセツト治具
２と上側のルーフセツト治具３とにより搬入する
溶接ステーシヨンを示し、該ステーシヨン１の両
側部に夫々内方の溶接位置Ａと外方のセツト位置
Ｂとの間に移動自在の溶接治具４を備える溶接装
置５と、更に該セツト位置Ｂとその外方のプリセ
ツト位置Ｃとの間に移動自在のセツト治具６を備
えるセツト装置７とを設け、該セツト治具６に該
プリセツト位置Ｃにおいて自動車車体のサイドパ
ネルW3を構成する複数の部材をセツトしてこれ
らをそのセツト状態のまま該セツト位置Ｂにおい
て該溶接治具４に移換え、該溶接治具４の該溶接
治具４の該溶接位置Ａへの移動によりサイドパネ
ルW3をフロアW1とルーフW2とに組付けてこれ
に溶接結合するようにしした。
これを更に詳述するに、該溶接装置５は、溶接
ステーシヨン１の側部に設けた内側に進退自在の
スライド台８上の前後１対の支柱９，９間に治具
ベース１０を内外に反転自在に軸支してこれに溶
接治具４を取付けて成るもので、該スライド台８
の進退動作と該治具ベース１０の反転動作とで溶
接治具Ａとセツト位置Ｂとの間に該溶接治具４を
内向姿勢と外向姿勢とに反転して往復動せるよう
にした。
ステーシヨン１の側部に設けた内側に進退自在の
スライド台８上の前後１対の支柱９，９間に治具
ベース１０を内外に反転自在に軸支してこれに溶
接治具４を取付けて成るもので、該スライド台８
の進退動作と該治具ベース１０の反転動作とで溶
接治具Ａとセツト位置Ｂとの間に該溶接治具４を
内向姿勢と外向姿勢とに反転して往復動せるよう
にした。
該溶接治具４は、第１図に示すように、サイド
パネルW3の構成部材たる外側のアウタパネルＷ
３ａとルーフサイドレール部分のレール枠Ｗ３ｂ
を含む内側のインナ部材とを適宜複数箇所におい
て仮付溶接して一体のサイドパネルW3に加工す
る第１溶接ガン１１1と、サイドパネルW3をフロ
アW1に溶接結合する第２溶接ガン１１2と、これ
をルーフW2に溶接結合する第３溶接ガン１１3と
を備え、ここでサイドパネルW3のルーフサイド
レール部分の構造は、第７図に明示するように、
アウタパネルＷ３ａの外側面にルーフW2の受け
部ａを形成し、該パネルＷ３ａの内側にレール枠
Ｗ３ｂをその上下の接合部ｂ，ｃにおいて接合し
て成るものとし、該第１溶接ガン１１1によりレ
ール枠Ｗ３ｂの下側の接合部Ｃをを仮付溶接する
と共に、該第３溶接ガン１１3によりルーフW3を
該受け部ａに溶接するようにした。
パネルW3の構成部材たる外側のアウタパネルＷ
３ａとルーフサイドレール部分のレール枠Ｗ３ｂ
を含む内側のインナ部材とを適宜複数箇所におい
て仮付溶接して一体のサイドパネルW3に加工す
る第１溶接ガン１１1と、サイドパネルW3をフロ
アW1に溶接結合する第２溶接ガン１１2と、これ
をルーフW2に溶接結合する第３溶接ガン１１3と
を備え、ここでサイドパネルW3のルーフサイド
レール部分の構造は、第７図に明示するように、
アウタパネルＷ３ａの外側面にルーフW2の受け
部ａを形成し、該パネルＷ３ａの内側にレール枠
Ｗ３ｂをその上下の接合部ｂ，ｃにおいて接合し
て成るものとし、該第１溶接ガン１１1によりレ
ール枠Ｗ３ｂの下側の接合部Ｃをを仮付溶接する
と共に、該第３溶接ガン１１3によりルーフW3を
該受け部ａに溶接するようにした。
前記セツト装置７は、第２図及び第３図に示す
ように、前記溶接装置５の配置部外側に設けた前
後１対の揺動アーム１２，１２の上端部間にセツ
ト治具６を内向姿勢と外向姿勢とに反転自在に架
設して成るもので、これを更に詳述するに、該各
アーム１２をその下端の支軸１２ａにおいて下側
の支持枠１３に内外に揺動自在に軸支し、これを
シリンダ１４によりレバー１５を介して揺動させ
るようにし、又該両アーム１２，１２の上端部間
に該各アーム１２上のシリンダ１６により駆動さ
れる反転軸１７を軸支し、該反転軸１７の両端部
に固定のブラケツト１８，１８上に治具ホルダ１
９，１９を設けて、該セツト治具６をその両端部
において該両ホルダ１９，１９に結合し、かくて
該アーム１２の揺動と該反転軸１７の反転とで該
セツト治具６をセツト位置Ｂとプリセツト位置Ｃ
との間に内向姿勢と外向姿勢とに反転して往復動
自在とした。図面で１５ａは前後のレバー１５，
１５間に設けた同期バーを示す。
ように、前記溶接装置５の配置部外側に設けた前
後１対の揺動アーム１２，１２の上端部間にセツ
ト治具６を内向姿勢と外向姿勢とに反転自在に架
設して成るもので、これを更に詳述するに、該各
アーム１２をその下端の支軸１２ａにおいて下側
の支持枠１３に内外に揺動自在に軸支し、これを
シリンダ１４によりレバー１５を介して揺動させ
るようにし、又該両アーム１２，１２の上端部間
に該各アーム１２上のシリンダ１６により駆動さ
れる反転軸１７を軸支し、該反転軸１７の両端部
に固定のブラケツト１８，１８上に治具ホルダ１
９，１９を設けて、該セツト治具６をその両端部
において該両ホルダ１９，１９に結合し、かくて
該アーム１２の揺動と該反転軸１７の反転とで該
セツト治具６をセツト位置Ｂとプリセツト位置Ｃ
との間に内向姿勢と外向姿勢とに反転して往復動
自在とした。図面で１５ａは前後のレバー１５，
１５間に設けた同期バーを示す。
該セツト治具６は、第２図に示すように、サイ
ドパネルW3を構成するアウタパネルＷ３ａ等の
複数の部材を位置決めして保持する位置決めピン
２０やクランプ部材２１の複数個を備えるもので
セツト位置Ｂにおいて該セツト治具６を前記溶接
治具４に対し該溶接治具４上のドツキングポール
２２と該セツト治具６上のドツキングピン２３と
の嵌合で位置決めし、該セツト治具６にプリセツ
ト位置Ｃにおいて予めセツトした前記部材を該ク
ランプ部材２１の作動解除と該溶接治具４上の前
記第１溶接ガン１１1の閉じ動作とで該溶接治具
４に移換えるようにした。
ドパネルW3を構成するアウタパネルＷ３ａ等の
複数の部材を位置決めして保持する位置決めピン
２０やクランプ部材２１の複数個を備えるもので
セツト位置Ｂにおいて該セツト治具６を前記溶接
治具４に対し該溶接治具４上のドツキングポール
２２と該セツト治具６上のドツキングピン２３と
の嵌合で位置決めし、該セツト治具６にプリセツ
ト位置Ｃにおいて予めセツトした前記部材を該ク
ランプ部材２１の作動解除と該溶接治具４上の前
記第１溶接ガン１１1の閉じ動作とで該溶接治具
４に移換えるようにした。
以上は上記した従来装置と特に異ならないが、
本発明によれば、溶接治具４の溶接位置Ａ以外の
所定の停止位置、例えばセツト位置Ｂにおいて該
溶接治具４に対し位置決め可能な増打溶接治具２
４を備える増打溶接装置２５を設け、該溶接治具
４上のサイドパネルW3をその所定箇所、例えば
ルーフサイドレール部分の前記レール枠Ｗ３ｂの
上側接合部ｂにおいて該増打溶接治具２４に搭載
した複数の溶接ガン２６により増打溶接するもの
で、これを更に詳述するに、該増打溶接装置２５
は、第３図及び第４図に示すように前記セツト装
置７の前後１対の揺動アーム１２，１２を支持す
る前後の支持枠１３，１３間に固設した機枠２７
上の前後方向に長手の支軸２８ａに軸支されるベ
ース枠２８を備え、該ベース枠２８に立設したそ
の前後両端の各１対の支脚２８ｂ，２８ｂ上に前
後方向に長手の増打溶接治具２４を取付けて、該
ベース枠２８のシリンダ２９による回動で該増打
溶接治具２４を内方と外方とに揺動自在とし、前
記セツト治具６のプリセツト位置Ｃへの復帰後、
該増打溶接治具２４を内方に揺動させ、その際、
該治具２４の内側部の適所に突設した２枚板構造
の雌形のドツキング部材３０に第５図に示すよう
に前記溶接治具４のルーフ側の外縁部に突設した
ドツキングポール３１の先端のドツキングプレー
ト３１ａが挿入されて、該増打溶接治具２４が該
溶接治具４に対し位置決めされるようにした。
本発明によれば、溶接治具４の溶接位置Ａ以外の
所定の停止位置、例えばセツト位置Ｂにおいて該
溶接治具４に対し位置決め可能な増打溶接治具２
４を備える増打溶接装置２５を設け、該溶接治具
４上のサイドパネルW3をその所定箇所、例えば
ルーフサイドレール部分の前記レール枠Ｗ３ｂの
上側接合部ｂにおいて該増打溶接治具２４に搭載
した複数の溶接ガン２６により増打溶接するもの
で、これを更に詳述するに、該増打溶接装置２５
は、第３図及び第４図に示すように前記セツト装
置７の前後１対の揺動アーム１２，１２を支持す
る前後の支持枠１３，１３間に固設した機枠２７
上の前後方向に長手の支軸２８ａに軸支されるベ
ース枠２８を備え、該ベース枠２８に立設したそ
の前後両端の各１対の支脚２８ｂ，２８ｂ上に前
後方向に長手の増打溶接治具２４を取付けて、該
ベース枠２８のシリンダ２９による回動で該増打
溶接治具２４を内方と外方とに揺動自在とし、前
記セツト治具６のプリセツト位置Ｃへの復帰後、
該増打溶接治具２４を内方に揺動させ、その際、
該治具２４の内側部の適所に突設した２枚板構造
の雌形のドツキング部材３０に第５図に示すよう
に前記溶接治具４のルーフ側の外縁部に突設した
ドツキングポール３１の先端のドツキングプレー
ト３１ａが挿入されて、該増打溶接治具２４が該
溶接治具４に対し位置決めされるようにした。
図面で３０ａはドツキング部材３０の一側板部
に設けたロツクシリンダを示し、後記する治具交
換に際し、該シリンダ３０ａに連動するピン３０
ｂをドツキングプレート３１ａの係合孔３１ｂに
嵌合させて、両治具４，２４を互にドツキング状
態で固定し得るようにした。
に設けたロツクシリンダを示し、後記する治具交
換に際し、該シリンダ３０ａに連動するピン３０
ｂをドツキングプレート３１ａの係合孔３１ｂに
嵌合させて、両治具４，２４を互にドツキング状
態で固定し得るようにした。
該増打溶接治具２４は、前記支脚２８ｂ上に載
置される下部フレーム２４ａとこれに間片２４ｂ
を介して固設される上部フレーム２４ｃとで構成
されるものとし、該上部フレーム２４ｃに前記接
合部ｂを把持してこれを溶接する溶接ガン２６を
前後方向に複数個整列配置し、又前記ベース枠２
８上にシリンダ３２により昇降動される昇降フレ
ーム３３を設けて、該下部フレーム２４ａと該昇
降フレーム３３との間に該各溶接ガン２６に別置
きのトランス３４からの給電を行なう複数のチユ
ーリツプコンタクト３５を配設し、更に該昇降フ
レーム３３上に該下部フレーム２４ａを固定する
ロツク部材３６を設け、車種変更による治具交換
に際しては、該増打溶接治具２４を上記の如く溶
接治具４にドツキングさせた状態から該ロツク部
材３６による該下部フレーム２４ａの固定を解い
て該昇降フレーム３３を下降させることで、該増
打溶接治具２４を該溶接治具４に移換え、これを
該溶接治具４と共に交換し得るようにした。
置される下部フレーム２４ａとこれに間片２４ｂ
を介して固設される上部フレーム２４ｃとで構成
されるものとし、該上部フレーム２４ｃに前記接
合部ｂを把持してこれを溶接する溶接ガン２６を
前後方向に複数個整列配置し、又前記ベース枠２
８上にシリンダ３２により昇降動される昇降フレ
ーム３３を設けて、該下部フレーム２４ａと該昇
降フレーム３３との間に該各溶接ガン２６に別置
きのトランス３４からの給電を行なう複数のチユ
ーリツプコンタクト３５を配設し、更に該昇降フ
レーム３３上に該下部フレーム２４ａを固定する
ロツク部材３６を設け、車種変更による治具交換
に際しては、該増打溶接治具２４を上記の如く溶
接治具４にドツキングさせた状態から該ロツク部
材３６による該下部フレーム２４ａの固定を解い
て該昇降フレーム３３を下降させることで、該増
打溶接治具２４を該溶接治具４に移換え、これを
該溶接治具４と共に交換し得るようにした。
尚、該ロツク部材３６は、第４図及び第６図に
示すように、該下部フレーム２４ａの下面に突設
したピン３６ａに係合するロツクプレート３６ｂ
と、これを前後動させて該ピン３６ａの係合及び
係合解除を行なうシリンダ３６ｃとで構成され
る。
示すように、該下部フレーム２４ａの下面に突設
したピン３６ａに係合するロツクプレート３６ｂ
と、これを前後動させて該ピン３６ａの係合及び
係合解除を行なうシリンダ３６ｃとで構成され
る。
図面で３７は昇降フレーム３３に固定のガイド
バー３３ａを挿通するベース枠２８に固定の昇降
ガイド部材、３８は該ベース枠２８に固定のアー
ム２８ｃに当接してその揺動を規制する機枠２７
上のストツパを示す。
バー３３ａを挿通するベース枠２８に固定の昇降
ガイド部材、３８は該ベース枠２８に固定のアー
ム２８ｃに当接してその揺動を規制する機枠２７
上のストツパを示す。
（作用）
本発明の作用を上記実施例に基いて説明する
に、溶接治具４による溶接ステーシヨン１での溶
接作業中にプリセツト位置Ｃにおいてセツト治具
６にサイドパネルW3の構成部材をセツトし溶接
完了後該溶接治具４と該セツト治具６とを夫々セ
ツト位置Ｂに反転移動させて、該セツト治具６上
の該構成部材を該溶接治具４に移換え、次いで該
セツト治具６をプリセツト位置Ｃに戻すと共に、
増打溶接治具２４を内方に揺動させてこれをセツ
ト位置Ｂに存する該溶接治具４に位置決めし、該
増打溶接治具２４上の複数の溶接ガン２６により
サイドパネルW3のルーフサイドレール部分のレ
ール枠Ｗ３ｂの上側接合部ｂを増打溶接する。
又、この増打溶接に併行して、該溶接治具４上の
第１溶接ガン１１1によるサイドパネルW3の仮付
溶接を行ない、次いで該増打溶接治具２４を外方
に揺動退去させると共に、該溶接軸４を溶接位置
Ａに反転移動させて、溶接ステーシヨン１に搬入
されるフロアW1とルーフW2とにサイドパネル
W3を溶接結合し、以上の作動繰返して自動車車
体を連続して組立る。
に、溶接治具４による溶接ステーシヨン１での溶
接作業中にプリセツト位置Ｃにおいてセツト治具
６にサイドパネルW3の構成部材をセツトし溶接
完了後該溶接治具４と該セツト治具６とを夫々セ
ツト位置Ｂに反転移動させて、該セツト治具６上
の該構成部材を該溶接治具４に移換え、次いで該
セツト治具６をプリセツト位置Ｃに戻すと共に、
増打溶接治具２４を内方に揺動させてこれをセツ
ト位置Ｂに存する該溶接治具４に位置決めし、該
増打溶接治具２４上の複数の溶接ガン２６により
サイドパネルW3のルーフサイドレール部分のレ
ール枠Ｗ３ｂの上側接合部ｂを増打溶接する。
又、この増打溶接に併行して、該溶接治具４上の
第１溶接ガン１１1によるサイドパネルW3の仮付
溶接を行ない、次いで該増打溶接治具２４を外方
に揺動退去させると共に、該溶接軸４を溶接位置
Ａに反転移動させて、溶接ステーシヨン１に搬入
されるフロアW1とルーフW2とにサイドパネル
W3を溶接結合し、以上の作動繰返して自動車車
体を連続して組立る。
尚、上記実施例では、増打溶接治具２４を溶接
治具４に対しセツト位置Ｂにおいて位置決めして
サイドパネルW3を増打溶接するようにしたが、
これに限るものではなく、溶接治具４を例えばセ
ツト位置Ｂから溶接位置Ａへの反転途中の上向姿
勢位置で一旦停止させるようにし、該位置におい
て増打溶接治具２４を溶接治具４に位置決めして
増打溶接を行なうように増打溶接装置２５を溶接
装置５の上方に配置しても良い。
治具４に対しセツト位置Ｂにおいて位置決めして
サイドパネルW3を増打溶接するようにしたが、
これに限るものではなく、溶接治具４を例えばセ
ツト位置Ｂから溶接位置Ａへの反転途中の上向姿
勢位置で一旦停止させるようにし、該位置におい
て増打溶接治具２４を溶接治具４に位置決めして
増打溶接を行なうように増打溶接装置２５を溶接
装置５の上方に配置しても良い。
又、上記実施例では、溶接治具４上でサイドパ
ネルW3の仮付溶接を行うようにしたが、セツト
治具６上でこの仮付溶接を行なうようにしても勿
論良い。
ネルW3の仮付溶接を行うようにしたが、セツト
治具６上でこの仮付溶接を行なうようにしても勿
論良い。
（発明の効果）
この様に本発明によるときは、溶接治具上のサ
イドパネルに、該溶接治具に対し位置決めされる
増打治具に搭載した複数の溶接ガンにより増打溶
接を施すもので、車体組立工程に続く増打工程で
の打点数が減少され、而もセツト治具へのサイド
パネルのセツト作業性には何ら悪影響を及ぼさ
ず、生産性が向上される効果を有する。
イドパネルに、該溶接治具に対し位置決めされる
増打治具に搭載した複数の溶接ガンにより増打溶
接を施すもので、車体組立工程に続く増打工程で
の打点数が減少され、而もセツト治具へのサイド
パネルのセツト作業性には何ら悪影響を及ぼさ
ず、生産性が向上される効果を有する。
第１図は本発明装置の１例の正面図、第２図は
セツト治具から溶接治具へのサイドパネルの移換
時における要部の拡大正面図、第３図は第２図の
右方から見た側面図、第４図は第３図の−線
で截断した増打溶接時における増打溶接装置の截
断正面図、第５図及び第６図は夫々第４図の−
線及び−線截断面図、第７図はサイドパネ
ルのルーフサイドレール部分の截断面図である。 W1……フロア、W2……ルーフ、W3……サイ
ドパネル、１……溶接ステーシヨン、４……溶接
治具、５……溶接装置、６……セツト治具、７…
…セツト装置、２４……増打溶接治具、２５……
増打溶接装置、２６……溶接ガン。
セツト治具から溶接治具へのサイドパネルの移換
時における要部の拡大正面図、第３図は第２図の
右方から見た側面図、第４図は第３図の−線
で截断した増打溶接時における増打溶接装置の截
断正面図、第５図及び第６図は夫々第４図の−
線及び−線截断面図、第７図はサイドパネ
ルのルーフサイドレール部分の截断面図である。 W1……フロア、W2……ルーフ、W3……サイ
ドパネル、１……溶接ステーシヨン、４……溶接
治具、５……溶接装置、６……セツト治具、７…
…セツト装置、２４……増打溶接治具、２５……
増打溶接装置、２６……溶接ガン。
Claims (1)
- １ フロアとルーフとを搬入する溶接ステーシヨ
ンの側部に、内方の溶接位置と外方のセツト位置
との間に移動自在の溶接治具を備える溶接装置
と、該セツト位置とその外方のプリセツト位置と
の間に移動自在のセツト治具を備えるセツト装置
とを設け、該セツト治具に該プリセツト位置にお
いてサイドパネルを構成する複数の部材をセツト
してこれらを該セツト位置において該溶接治具に
移換自在とし、該溶接治具により該溶接位置にお
いてサイドパネルをフロアとルーフとに溶接結合
するようにしたものにおいて、該溶接治具の該溶
接位置以外の所定の停止位置において該溶接治具
に対し位置決め可能な増打溶接治具を備える増打
溶接装置を設け、該溶接治具上のサイドパネルを
ルーフサイドレール部分その他の所定箇所におい
て該増打溶接治具に搭載した複数の溶接ガンによ
り増打溶接するようにしたことを特徴とする自動
車車体の組立装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7924885A JPH0247390B2 (ja) | 1985-04-16 | 1985-04-16 | Jidoshashatainokumitatesochi |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7924885A JPH0247390B2 (ja) | 1985-04-16 | 1985-04-16 | Jidoshashatainokumitatesochi |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61238577A JPS61238577A (ja) | 1986-10-23 |
| JPH0247390B2 true JPH0247390B2 (ja) | 1990-10-19 |
Family
ID=13684554
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7924885A Expired - Lifetime JPH0247390B2 (ja) | 1985-04-16 | 1985-04-16 | Jidoshashatainokumitatesochi |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0247390B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106425258B (zh) * | 2016-11-30 | 2018-02-16 | 安徽安凯汽车股份有限公司 | 一种用于客车车身大片总拼工装 |
-
1985
- 1985-04-16 JP JP7924885A patent/JPH0247390B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61238577A (ja) | 1986-10-23 |
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