JPS63196302A - スピンドル回転支持装置 - Google Patents

スピンドル回転支持装置

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JPS63196302A
JPS63196302A JP2526787A JP2526787A JPS63196302A JP S63196302 A JPS63196302 A JP S63196302A JP 2526787 A JP2526787 A JP 2526787A JP 2526787 A JP2526787 A JP 2526787A JP S63196302 A JPS63196302 A JP S63196302A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
angular
spindle
thrust bearing
piston member
bearing
Prior art date
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Pending
Application number
JP2526787A
Other languages
English (en)
Inventor
Shogo Serizawa
芹沢 祥吾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibaura Machine Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Machine Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Machine Co Ltd filed Critical Toshiba Machine Co Ltd
Priority to JP2526787A priority Critical patent/JPS63196302A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は軸受を用いてスピンドルを回転支持するスピン
ドル回転支持装置に係り、とりわけ低速域から高速域ま
でをカバーし得る回転支持装置に関する。
(従来の技術) 工作機械などのスピンドルは、ラジアル軸受およびスラ
スト軸受などを用い回転支持されている。
スラスト軸受としては、例えばアンギュラ玉軸受のよう
なアンギュラスラスト軸受が、その使用の簡便さから多
用されている。
(発明が解決しようとする問題点) スラスト軸受としてアンギュラ玉軸受を用いた場合、こ
の軸受の転動体の接触角は、回転数が大きい程、発熱上
手さな角度が要求される。そのため、高速回転領域で使
用するスピンドルに用いる場合には、接触角の小さい軸
受が使用される。例えば、ミスト潤滑で内径85ミリ、
外径120ミリのアンギュラ−玉軸受にてスピンドルの
回転数が毎分5000〜8000回転程度の高速回転の
場合には、接触角15°程度のアンギュラ玉軸受を用い
るのが適当であり、これ以上接触角の大きいアンギュラ
玉軸受を用いることは、軸受の発熱。
寿命低下等の問題を生ずる。
しかしながら、小さい接触角のアンギュラ玉軸受により
回転支持されたスピンドルを、例えば毎分5000回転
以下の低速域で回転駆動しスラスト負荷を加えた場合に
は、低速時の大きなスラスト負荷に対し、この玉軸受の
剛性では不足するという欠点がある。
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、
低速時のスラスト方向負荷能力を増大させつつ低速域か
ら高速域までをカバーすることのできるスピンドル回転
支持装置を提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明はスラスト荷重の作用するスピンドルを回転支持
するスピンドル回転支持装置であって、スピンドルの外
周囲に嵌着された第一アンギュラスラスト軸受と、第一
アンギュラスラスト軸受に対し軸線方向に間隔をおいて
スピンドルの外周囲に軸線方向に摺動可能に配設さた、
第一アンギュラスラスト軸受より接触角の大きい第二ア
ンギュラスラスト軸受と、スピンドル外周において第一
アンギュラスラスト軸受と第二アンギュラスラスト軸受
の間に設けられ、かつ節ニアンギュラスラスト軸受の内
輪の端面と当接可能な形状寸法を有するスピンドル段差
部と、第一アンギュラスラスト軸受と第二アンギュラス
ラスト軸受との間において軸線方向に摺動可能に配設さ
れ、第二アンギュラスラスト軸受の外輪の端面と当接可
能な第一ピストン部材と、第二アンギュラスラスト軸受
を介して第一ピストン部材と対抗する位置に摺動可能に
配設され、第二アンギュラスラスト軸受の端面と当接す
る第二ピストン部材と、第一ピストン部材と第二ピスト
ン部材のそれぞれの端部に圧油を供給する圧油供給回路
とからなることを特徴としている。
(作 用) 本発明によれば、スピンドルの回転数が大きい(高速域
)場合、圧油の作用により第一スピンドル部材が第二ア
ンギュラスラスト軸受方向に移動し、第二アンギュラス
ラスト軸受とスピンドル段差部との当接状態を解除し、
スピンドルは接触角の小さい第一アンギュラスラスト軸
受のみで支持される。また、スピンドルの回転数が小さ
い(低速域)場合、圧油の作用により第二ピストン部材
が第二アンギュラスラスト軸受方向に移動し、第二アン
ギュラスラスト軸受の内輪をスピンドル段差部に当接さ
せ、スピンドルに作用するスラスト荷重を、第一アンギ
ュラスラスト軸受とともに接触角の大きい第二アンギュ
ラスラスト軸受でも支持する。これにより、低速域にお
いても、スラスト軸受剛性を増大することができる。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する
図において符号11は、工具などが装着されるスピンド
ルであり、中空円筒状の軸受ハウジング12内に嵌合固
定されたラジアル軸受13およびラジアル軸受13より
後方側(スピンドル11の先端部より軸線方向後方側)
に嵌合固定された一組のアンギュラ玉軸受14a、14
b (第一アンギュラスラスト軸受)により回転支持さ
れている。
このアンギュラ玉軸受14a、14bは、スピンドル1
1に作用する主としてスラスト荷重を支持するものであ
り、比較的小さい接触角(例えば15’)を有している
アンギュラ玉軸受14a、14bより軸線方向後方側に
間隔をおいた位置には、比較的接触角の大きい(例えば
40°)の−組のアンギュラ玉軸受16a、16b (
第二アンギュラスラスト軸受)が配設されている。この
アンギュラ玉軸受16a。
16bは、低速域におけるスラスト荷重を支持するため
のものであり、・内輪161a、161bとスピンドル
11の外周との間には隙間が形成されるとともに、外輪
162a、162bは軸線方向に摺動可能であるよう軸
受ハウジング12内に遊嵌されている。
第一のアンギュラ玉軸受14a、14bと第二のアンギ
ュラ玉軸受16a、16bとの間のスピンドル11の外
周囲には、中空円筒状のスリーブ17が嵌着されている
。このスリーブ17は、第二アンギュラ玉軸受16aに
向けて延び、その端面17aは第二アンギュラ玉軸受1
6aの内輪161aの端面と当接可能の形状寸法とされ
ている。なお、このスリーブ17を嵌着する代わりに、
スピンドル11の外周囲に端面17aに相当する段差部
を一体的に形成してもよい。
第一アンギュラ玉軸受14bと第二アンギュラ玉軸受1
6aとの間およびスリーブ17の外周囲側と軸受ハウジ
ング12との間に形成される空間には、第一ピストン部
材18が軸線方向に摺動可能に配設され、さらに第一ピ
ストン部材18と軸受ハウジング12との間に圧力室1
9が形成されている。この第一ピストン部材18の第二
アンギュラ玉軸受16a側の端面18aは、第二アンギ
ュラ玉軸受16aの外輪162aの端面に当接可能であ
るとともに、スリーブ17の端面17aより第二アンギ
ュラ玉軸受16a側に突出して移動し得るようにされて
いる。
第二アンギュラ玉軸受16bの軸線方向後方(図で右方
向)位置には、第二アンギュラ玉軸受16bの外輪16
2bに当接可能な第二ピストン部材21が摺動可能に配
設されている。また、第二ピストン部材21と軸受ハウ
ジング12との間には、圧力室22が形成されている。
そしてそれぞれの圧力室19.22には、交互に圧油を
供給するための圧油供給路23a。
23bが、開口され、圧油供給路23a、23bを圧油
供給′R(図示せず)に接続することにより圧油供給回
路が形成されている。
次にこのような構成からなる本実施例の作用について説
明する。
まずスピンドル11が高速域(例えば 500ORPM〜8000RPM)で回転される場合に
は、圧力室19に圧油供給路23aから圧油が供給され
、同時に圧力室22への圧油供給を停止して、第一ピス
トン部材18をその端面18aがスリーブ17の端面1
7aより第二アンギュラ玉軸受16a側へ突出するまで
移動させる。これにより第二アンギュラ玉軸受16a、
16bは第二ピストン部材21とともに後方に移動させ
られ、その内輪161aの端面がスリーブ17の端面1
7aから離間する(図面に示す状態)。したがって、ス
ピンドル11からのスラスト荷重は第一のアンギュラ玉
軸受14a、14bのみにより負荷され、第二のアンギ
ュラ玉軸受16a、16bは静止したままである。
次にスピンドル11が低速域(例えば 5000RPM以下)で回転される場合には、圧力室1
9への圧油の供給が停止され、圧力室22へ圧油供給路
23bから圧油が供給される。第二ピストン部材21は
第二アンギュラ玉軸受16a。
16b方向へ移動し、第二アンギュラ玉軸受16a、1
6bを第一ピストン部材18とともに前方(図面左方向
)に移動させる。この移動は第二アンギュラ玉軸受16
aの内輪161aの端面がスリーブ17の端面17aに
当接するまで行われ、圧力室22に圧油の供給を保持す
ることにより、第二アンギュラ玉軸受16aの内輪16
1aの端面とスリーブ17の端面17aとの当接状態が
維持される。
このように第二アンギュラ玉軸受16a。
16bを、第二ピストン部材21でスリーブ17の端面
へ押付は保持することにより、スピンドル11からのス
ラスト荷重は第一アンギュラ玉軸受14a、14bとと
もに、スラスト負荷能力の大きい第二アンギュラ玉軸受
16a、16bで負荷される。
このように、本実施例によれば、スラスト負荷能力が大
きく、高速域での回転には適さない接触角の大きい第二
アンギュラ玉軸受16a、16bを摺動可能に配置し、
低速域での回転時のみスラスト荷重を負荷させるように
しであるので、高速回転時の軸受の発熱、寿命低下およ
び低速回転回転時のスラスト負荷の増加に対抗し剛性を
増大でき、高速域から低速域までの回転支持を良好に行
うことができる。
なお、本実施例において、アンギュラスラスト軸受とし
てアンギュラ玉軸受を使用した例を示したが、これが玉
軸受に限定されるものではないことはもちろんである。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によればスピンドルを低速
域から高速域の間で回転させても、スラスト軸受部にお
いて発熱や寿命低下をもたらすことなく、しかも低速時
スラスト負荷増加に対抗できる剛性をも増大でき、常に
良好な回転支持性能を維持することが可能である。
【図面の簡単な説明】
図は本発明によるスピンドル回転支持装置の一実施例を
示す側断面図である。 11・・・スピンドル、12・・・軸受ノ\ウジング、
14a、14b・・・第一アンギュラ玉軸受、16a。 16b・・・第二アンギュラ玉軸受、17・・・スリー
ブ、17a・・・端面、18・・・第一ピストン部材、
19・・・圧力室、21・・・第二ピストン部材、22
・・・圧力室、23a、23b・・・圧油供給路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. スピンドルの外周囲に嵌着された第一アンギュラスラス
    ト軸受と、前記第一アンギュラスラスト軸受に対し軸線
    方向に間隔をおいてスピンドルの外周囲に軸線方向に摺
    動可能に配設された、前記第一アンギュラスラスト軸受
    より接触角の大きい第二アンギュラスラスト軸受と、前
    記スピンドル外周において前記第一アンギュラスラスト
    軸受と前記第二アンギュラスラスト軸受の間に設けられ
    、かつ前記第二アンギュラスラスト軸受の内輪の端面と
    当接可能な形状寸法を有するスピンドル段差部と、前記
    第一アンギュラスラスト軸受と前記第二アンギュラスラ
    スト軸受との間において軸線方向に摺動可能に配設され
    、第二アンギュラスラスト軸受の外輪の端面と当接可能
    な第一ピストン部材と、前記第二アンギュラスラスト軸
    受を介して第一ピストン部材と対抗する位置に摺動可能
    に配設され、第二アンギュラスラスト軸受の端面と当接
    する第二ピストン部材と、前記第一ピストン部材と前記
    第二ピストン部材のそれぞれの端部に圧油を供給する圧
    油供給回路とからなるスピンドル回転支持装置。
JP2526787A 1987-02-05 1987-02-05 スピンドル回転支持装置 Pending JPS63196302A (ja)

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JP2526787A JPS63196302A (ja) 1987-02-05 1987-02-05 スピンドル回転支持装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP2526787A JPS63196302A (ja) 1987-02-05 1987-02-05 スピンドル回転支持装置

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Publication Number Publication Date
JPS63196302A true JPS63196302A (ja) 1988-08-15

Family

ID=12161252

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2526787A Pending JPS63196302A (ja) 1987-02-05 1987-02-05 スピンドル回転支持装置

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