JPS639722A - スピンドル回転支持装置 - Google Patents

スピンドル回転支持装置

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JPS639722A
JPS639722A JP15266286A JP15266286A JPS639722A JP S639722 A JPS639722 A JP S639722A JP 15266286 A JP15266286 A JP 15266286A JP 15266286 A JP15266286 A JP 15266286A JP S639722 A JPS639722 A JP S639722A
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bearing
spindle
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speed
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JP15266286A
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Inventor
Mitsuo Nagashima
長島 光男
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Shibaura Machine Co Ltd
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Toshiba Machine Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は軸受を用いてスピンドルを回転支持1−る装置
に係り、とりわけ低速域から高速域までをカバーし得る
スピンドルの回転支持装置にr311vる。
(従来の技術) 工作機械のスピンドル(主軸)等、各種のスピンドルは
軸受を用いて回転支持されている。スピンドルを回転支
持する軸受は、精度の他に高速回転状態、軸受剛性など
の性能を要求される。
従来、ころがり軸受は、転動体が軌道面をころがり移動
する構造であるため、低速で高剛性が要求される場合に
使用され、高速回転領域には不向きとされている。また
、静圧空気軸受は、同転速度に応じて軸受隙間を設計す
ることが可能であるため、比較的高速回転領域で使用で
きるが、軸受隙間を大きくとればそれだけ軸受剛性が低
Fするという欠点がある。
(発明が解決しようとする問題点) 1つのスピンドルを低速域から高速域の広い範囲におい
て運転する場合、ころがり軸受を用いた場合には、その
高速回転数に限界があり、また高速化のため軸受の潤滑
方式、冷却方式が複雑で大がかりなものとなる。一方、
静圧空気軸受を用いた場合には、高速回転3iI度に応
じて軸受隙間を設計しなければならず、その結果軸受隙
間が比較的大きくなる。このため低速域で回転した場合
、軸受性能が低下するとともに軸受剛性も低下する。
このように高速化を図ろうとすると剛性が低下し、高剛
性化を求めると高速化が難しくなるという問題がある。
このような問題を解決する技術として、例えば油静圧軸
受と静圧空気軸受を組合せたハイブリッド軸受が開発さ
れているが(通産省レーザ応用複合生産システムに関す
る研究)、発熱、シール方法等に問題点があり、まだ実
用化されていない。また、玉軸受と空気軸受とを組合せ
たハイブリッド軸受も知られているが(特公昭58−3
7081号公報)、この軸受装置は空気軸受の外側に玉
軸受が配設されているため、玉軸受にとっては空気軸受
のrA聞がガタになり、振動、軸芯ブレなどの諸問題が
発生するという欠点がある。
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、
低速域から高速域までをカバーすることができるととも
に、軸受剛性を維持することのできるスピンドル回転支
持装置を提供することを目的とする。
(発明の構成) (問題点を解決するための手段) 本発明は、スピンドルを回転支持する軸受装置を備えた
スピンドル回転支持装置であって、軸受装置はスピンド
ルの軸線方向に配設されたころがり軸受と静圧空気軸受
とを備え、ころがり軸受は転動体と軌道輪とが軸方向に
分離可能とされていることを特徴としている。
(作 用) 本発明においては、低速域においてはころがり軸受によ
り回転支持され、高速域においてはころがり軸受の転動
体と軌道輪とが分離され、静圧空気軸受において回転支
持される。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する
第1図および第2図は本発明によるスピンドル回転支持
装置の一実施例を示す断面図であり、第1図はその低速
域における使用状態を、第2図は高速域におりる使用状
態を示している。
図において符号11は工作機械のスピンドルであり、そ
の前端部には、工具ホルダ12の装着用テーパ穴13、
内部には工具ホルダ12のクランプ保持線描14が設け
られている。
スピンドル11の外周囲には、2組のアンギュラ玉軸受
15が、スピンドル11の軸線方向に間隔をおいてその
スラスト荷重負荷方向を互いに対向させて[iされてい
る。これらのアンギュラ玉軸受15は、その転動体(ボ
ール)15a1保持器(図示せず)および外輪15bと
が一体となって内輪15cと分離可能の構造とされてい
る(内輪分離等型アンギュラ玉軸受)。
アンギュラ玉軸受15の外輪15bは、中空円筒状の可
動スリーブ16内に両端をフランジ16bにより挟持さ
れた状態で嵌着されている。この可動スリーブ16は、
軸受ハウジング17内に、スピンドル11の軸線方向に
摺動可能に嵌装され、その−万端側に可動スリーブ16
をスピンドル軸線方向に付勢するばね部材18が当接配
置され、他方端側16aがリング状のピストンに形成さ
れ、軸受ハウジング17内に形成されたシリンダ室19
にスピンドルの軸線方向に移動可能に挿入されている。
シリンダ室19には、圧油供給通路21が接続され、圧
油が供給され得るようになっている。
2組のアンギュラ玉軸受15の間のスピンドル11の外
周囲には、外周囲を仕上げ加工された軸受ブツシュ22
が嵌合固定されている。この軸受ブツシュ22の外周囲
22aと軸受ハウジング17の内周面17aとの間には
、静圧空気軸受性能を発揮するのに要求される隙間23
が設置ノられている。この隙間23に対しては軸受ハウ
ジング17に設けられた圧縮空気吹出口24(第2図参
照)から、圧縮空気が供給可能とされている。
スピンドル11の外周囲には、さらに半径方向に向けて
延びる平らな円盤状フランジ25が嵌着され、この7ラ
ンジ25をスピンドル軸線方向の両側から挟むように、
スラスト受座26がフランジ25と隙間を有して軸受ハ
ウジング17に形成されている。スラスト受座26には
圧縮空気吹出口27(第2図参照)が設けられ、フラン
ジ25との間の隙間に圧縮空気を供給することによりス
ラスト空気軸受が構成されるようになっている。
次にこのような構成からなる本実施例の作用について説
明する。
まず低速でスピンドル11を回転する場合には、第1図
に示すように、圧油供給通路21から圧油をシリンダ室
19に供給し、可動スリーブ16をばね部材18のばね
力に抗してスピンドル軸線方向に移動させるとともに、
所定の圧力で可動スリーブ16を押圧した状態を保持す
る。これにより、アンギュラ玉軸受15の転動体15a
は、内輪15cに対し所定の予圧をかけた状態で当接さ
せられる。
スピンドル11はアンギュラ玉軸受15により回転支持
され、ラジアル荷重とスラスト荷重とを支える。スピン
ドル11はアンギュラ玉軸受15が支持されているので
、高い軸受剛性を得ることができる。
一方高速でスピンドル11を回転する場合には、第2図
に示すように、圧油供給通路21を通してシリンダ室1
9から圧油を扱き、ばね部材18のばねノjにより可動
スリーブ16をスピンドル軸方向に移動させる。
可動スリーブ16の移動により、アンギュラ玉軸受15
は、転動体15a1外輪15bが内輪15cから分離さ
れる。これと同時に圧縮空気吹出口24から圧縮空気が
隙間23内に供給され、軸受ブツシュ22と軸受ハウジ
ング17の内周面との間に静圧空気軸受が形成される。
また、圧縮空気吹出口27から圧縮空気が供給され、フ
ランジ25とスラスト受座26との間にスラスト空気軸
受が形成される。
スピンドル11はこれらの空気軸受により軸受支持され
、高速回転が可能となる。
このように本実施例によれば、スピンドルの低速域と高
速域とをそれぞれアンギュラ玉軸受および空気軸受によ
り軸受支持することができ、軸受剛性を低下させること
なく、低速域から高速域までの範囲でスピンドル11の
良好な回転支持が可能となる。
第3図は本発明によるスピンドル回転支持装置の第2の
実施例を示す断面図であり、図面上半部は低速域での使
用状態を、下半部は高速域での使用状態を示している。
本実施例においては、前述したアンギュラ玉軸受の代わ
りに、内輪分離型の円すいころ軸受31が用いられてお
り、この円づ゛いころ軸受31の外輪31bは、同様に
可動スリーブ32を介して軸受ハウジング33内にvR
着されている。σ動スリーブ32は、スピンドル34の
軸線方向に贋動可能に配設され、その一端側が圧油の供
給されるシリンダ室35内に嵌挿されるとともに、他方
端側がばね部材26により付勢されている。
スピンドル34の外周囲には軸受ブツシュ37が嵌合さ
れ、この軸受ブツシュ37と軸受ハウジング33の内周
壁との間に所定の隙間38が形成されるとともに、この
隙間38内に軸受ハウジング33に設けられた圧縮空気
供給口39がら圧縮空気を供給することにより静圧空気
軸受が構成されるようになっている。また、スピンドル
34にはスラスト軸受用フランジ41が嵌着され、軸受
ハウジング33に形成された凹溝42内に所定の隙間を
有して挿入されるとともに、この隙間内に圧縮空気供給
口43から圧縮空気を供給することによりスラスト空気
軸受が構成されるようになっている。
本実施例によるスピンドル回転支持装置は、第3図上半
部に示すように、前述した第1の実施例に比べ、大ぎな
ラジアル荷重を支持する場合に用いられる。本実施例に
おいても同様に、低速域においては、シリンダ室35に
圧油を供給し、可動スリーブ32を移動させて、円すい
ころ軸受31の転動体31aと内輪31Gとを予圧をか
けた状態で当接させることにより、スピンドル34を円
1いころ軸受31で回転支持する。また、高速域におい
ては、第3図下半部に示すように、シリンダ室35から
圧油を抜ぎ、ばね部材36のばね力により可動スリーブ
32を移動させ、円すいころ軸受31の転動体31aを
内輪31cと分離するとともに、圧縮空気吹出口39.
43から圧縮空気を吹出し、空気軸受を構成することに
より回転支持する。
このように本実施例によれば、比較的大きいラジアル荷
重が作用する場合でも、スピンドルを、低速域から高速
域の範囲において剛性を低下させることなく回転支持す
ることができる。
なお、以上説明した実施例においては、可動スリーブを
スピンドルの軸線方向に移動させて転動体と内輪とを分
離する例を示したが、転動体を保持器とともに半径方向
に移動させて分離することもできる。また、可動スリー
ブを油フ王とばね力を用いて移動させる例を示したが、
可動スリーブの両端側に圧油を供給し、油圧のみで移動
させることもできる。また、この油圧の代わりに空気圧
を用いることもできる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、転動体と軌道幅
とが分離可能なころがり軸受と静圧空気軸受とを組合せ
ることにより、低速域と高速域の広い範囲にわたって回
転支持可能であるとともに、高い軸受剛性を得ることが
できる。
本発明は工作機械のスピンドルの他に、種々の回転体の
回転支持装置として用いることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明によるスピンドル回転支持
装置の一実施例を示す断面図であり、第1図はその低速
域での使用状態を示し、第2図はa遠域での使用状態を
示す図、第3図は本発明の他の実施例を示を断面図であ
る。 11.34・・・スピンドル、15・・・アンギュラ玉
軸受、15a・・・転動体、15b・・・外輪、1′5
C・・・内輪、1’6.32・・・可動スリーブ、18
・・・ばね部材、22.37・・・軸受ブツシュ、24
.27・・・圧縮空気吹出口、31−・・円すいころ軸
受。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、スピンドルを回転支持する軸受装置を備えたスピン
    ドル回転支持装置において、前記軸受装置はスピンドル
    の軸線方向に配設されたころがり軸受と静圧空気軸受と
    を備え、前記ころがり軸受は転動体と軌道輪とが軸方向
    に分離可能とされていることを特徴とするスピンドル回
    転支持装置。 2、ころがり軸受は内輪分離型のアンギユラ玉軸受であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のスピン
    ドル回転支持装置。 3、ころがり軸受は内輪分離型の円すいころ軸受である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のスピンド
    ル回転支持装置。 4、ころがり軸受の転動体保持器および外輪はスピンド
    ルの軸線方向に移動可能であることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載のスピンドル回転支持装置。
JP61152662A 1986-07-01 1986-07-01 スピンドル回転支持装置 Expired - Lifetime JPH07109216B2 (ja)

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