JPS63195943A - 表面分析装置 - Google Patents

表面分析装置

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JPS63195943A
JPS63195943A JP62028785A JP2878587A JPS63195943A JP S63195943 A JPS63195943 A JP S63195943A JP 62028785 A JP62028785 A JP 62028785A JP 2878587 A JP2878587 A JP 2878587A JP S63195943 A JPS63195943 A JP S63195943A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
analysis
samples
sample
beam direction
generated
Prior art date
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Pending
Application number
JP62028785A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruji Hirai
平居 暉士
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP62028785A priority Critical patent/JPS63195943A/ja
Publication of JPS63195943A publication Critical patent/JPS63195943A/ja
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  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、試料に荷電粒子ビームを照射し、試料から励
起されて発生する信号を検出して試料に含まれる各種の
元素の定性、定量分析を行なう表面分析装置に関する。
(ロ)従来技術とその問題点 一般に、この種の表面分析装置には、EPMAやS I
MS等がある。このような表面分析装置においては、コ
ンピュータの活用によって自動化が図られ、操作性およ
び分析効率が向上している。
しかしながら、従来装置では、コンピュータを活用した
場合でも、稼動時間の中に測定時間以外の待ち時間があ
る。すなわち、互いに異なる元素を分析する場合には、
分光器をある測定波長値から次の測定波長値へ移動させ
て分析条件を再設定する必要があるが、その間は、他の
すべての測定動作は停止することになる。特に、多種試
料の多元素分析を行なう場合には、待ち時間が累積され
、稼動時間に占める実際の試料測定時間が短くなって実
稼動率が低下する。
これに対処するには、装置を増設することが考えられる
が、一般的にこの種の表面分析装置は高価であり、しか
も、増設するとなるとその設置場所を確保することが必
要となるため簡単に複数台増設するわけにはいかない。
しかも、一つの試料を分析している途中に別の試料を分
析したいことが生じた場合には、その試料の測定を中断
せねばならないという不便さもある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであっ
て、装置の分析条件設定等のための待ち時間を可及的に
低減して分析効率を高め、実稼動率を大幅に向上させる
ことができ、しかも、複数試料の同時比較分析等も行な
えるようにすることを目的とする。
(ハ)問題点を解決するための手段 本発明の表面分析装置は、上記の目的を達成するために
、次の構成を採る。すなわち、本発明の表面分析装置は
、単一の励起源から発生きれる荷電粒子ビームを複数の
分析位置に切り換えるゼーム方向切り換え手段と、各分
析位置に配置された試料から発生する信号をビーム方向
切り換えに応じてそれぞれ個別に検出する検出手段とを
備え、複数試料の分析を同時並行的に行なえるようにし
ている。
(ニ)作用 したがって、この表面分析装置では、ビーム方向切り換
え手段によって、単一の励起源から発生される荷電粒子
ビームを複数の分析位置に切り換え、これにより、各分
析位置に配置された試料から励起されて発生する信号を
ビーム方向切り換えに応じて各検出手段でそれぞれ個別
に検出する。
そのため、複数試料の分析を同時並行的に行なうことが
できる。
(ホ)実施例 第1図は表面分析装置としてのEPMAの全体を示す構
成図である。同図において、符号lはEPMAの全体を
示し、2は該装置の本体部である。
この本体部2の真空室4内には、試料ASBを所定の分
析位置に配置するための複数(この例では2台)の第1
、第2試料ステージ6a、6bが個別に設けられるとと
もに、試料A、Hに対する励起源として単一の電子銃8
が配置され、さらに、収束レンズlO1対物レンズ12
、電子ビームを試料A、Hに対して二次元走査するため
の走査コイル14、電子ビー°ムを各分析位置に配置さ
れた試料AXBに偏向させる偏向コイル16が設けられ
ている。さらに、真空室4内には、各試料A、 Bから
励起されて発生する特性X線を分光する第11第2分光
結晶18aS 18b、各分光結晶18a。
18bで分光されたX線を検出する第1、第2X線検出
器20a、20b1試料A、Bから発生する二次電子の
信号を検出する一つの二次電子検出器22が配置されて
いる。
24は走査コイル14に走査電流を供給するためのビー
ム走査電源、26は偏向コイル16に偏向電流を供給す
るためのビーム偏向電源である。
そして、上記の偏向コイル16とビーム偏向電源26と
でビーム方向切り換え手段が構成される。
32a、32bは第1、第2X線検出器20a120b
の検出信号を増幅する増幅器、32cは二次電子検出器
の検出信号を増幅する増幅器、34は各増幅器32a〜
32cの信号出力を選択する出力信号選択回路であり、
上記の第11第2X線検出器20as 20bs二次電
子検出器22および出力信号選択回路34によって試料
A、Bから発生する信号をビーム方向切り換えに応じて
それぞれ個別に検出する検出手段36が構成される。
38は出力信号選択回路34で選択された信号出力をデ
ジタル化するA/D変換器、40は定性、定量分析、二
次電子像等の各種の分析モードや分析対・象元素等の分
析条件を予め設定するための分析条件設定手段、42は
この分析条件設定手段40の分析条件に基づいて本体部
4の動作を制御する中央制御部(CPU)、44はデジ
タル化された各検出信号に基づくデータを記憶するデー
タメモリ、46はデータメモリ44に記憶されたデータ
をアナログ化して出力するD/A変換器、48はCRT
である。また、50は各分析モードが終了するたびに切
り換え信号をビーム偏向電源26に出力するとともに、
この信号に同期して出力信号選択回路34に選択信号を
出力する切り換え手段である。
次に、上記構成を有する表面分析装置lの分析動作につ
いて説明する。
この実施例では、第2図に示すように、一方の試料Aに
ついてはF e、 Crs Ni5Moの各元素につい
て定量分析を行ない、他方の試料BについてはGoの線
分析、二次電子像、反射電子像の各測定を行なうものと
する。これらの分析を行なうには、予め、分析条件設定
手段40によってこれらの分析モードと、各分析モード
の下での分析対象元素とを設定する。これらの分析条件
のデータは、中央制御部42に入力されるので、中央制
御部42は、この分析条件に基づいて本体部4の動作を
制御する。
すなわち、中央制御部42は、まず、分析操作手順を決
定する。上記の例では、Feの定量分析<Coの線分析
=5Crの定量分析に)二次電子像観察eONiの定量
分析φPの面分析に)MOの定量分析の順に分析操作を
決定する。
一方、電子銃8で発生された電子ビームは、収束レンズ
10と対物レンズ12とによって所定の電流値とプロー
ブ径に制御される。また、切り換え手段50は、各分析
モードが終了するたびに電子ビームの方向切り換え用の
信号をビーム偏向電源26に出力するので、これに応じ
てビーム偏向電源26から偏向コイル16に供給される
偏向電流が調整される。したがって、分析操作手順に従
う各分析モードが終了するたびに電子ビームの照射方向
が各試料A、Bに対して交互に切り換えられる。たとえ
ば、第2図において、一方の試料AについてFeの定量
分析が終了すると、直ちに電子ビームの方向が他方の試
料B側に切り換えられて、該試料BについてCOの線分
析が行なわれる。
そして、中央制御部42は、試料Bの線分析を行なって
いる間に、一方の試料Aについて次のCrの定量分析を
行なう角度位置に第1分光結晶18aを移動させる。し
たがって、本体部2は測定動作が中断することがない。
また、中央制御部42は、分析モードに応じてビーム走
査電源24を制御するので、走査コイル14に供給され
る走査電流が調整されて電子ビームが試料AあるいはB
上を走査される。
試料A(B)に電子ビームが照射されることにより、該
試料A(B)から励起されて発生した特性X線は第1分
光結晶18a(第2分光器18b)で分光された後、第
1X線検出器20a(第2X線検出器20b)で検出さ
れ、その検出信号が増幅器32a(32b)で増幅され
る。また、試料AあるいはBから発生された二次電子は
二次電子検出器22で検出され、その検出信号が増幅器
32cで増幅される。
そして、各増幅器32a〜32bの出力は、選択回路3
4に入力される。一方、切り換え手段50からは、各分
析モードが終了するたびに選択回路34に対して信号選
択信号を与えるので、選択回路34はこの選択信号に応
じて各増幅器32a〜32cの出力信号を選択する。た
とえば、一方の試料AについてFeの定量分析を行なっ
ている場合には、これに対応する第1検出器20aから
の出力信号を選択し、また、電子ビームの方向が他方の
試料Bに切り換わってCOの線分析を行なう場合には、
第2検出器20bからの出力信号を選択するようにその
接続が切り換えられる。そして、出力信号選択回路34
を通った検出信号は、A/D変換器38でデジタル化さ
れた後、中央制御部42を介してデータメモリ44に記
憶される。そして、このデータは、D/A変換器46で
アナログ化された後、CRT48に出力されて画像表示
される。
このように、本発明の装置では、各分析位置に配置され
た試料ASBから励起されて発生する信号をビーム方向
切り換えに応じて各検出手段でそれぞれ個別に検出する
。そのため、複数試料の分析を同時並行的に行なうこと
ができる。
なお、この実施例では、2台の試料ステージを配置して
分析できるように構成したが、さらに多数の試料ステー
ジを設けて各試料を同時分析することも可能である。ま
た、この実施例ではEPMAについて説明したが、これ
に限定されるものではなく、その他、SIMS等の表面
分析装置に本発明を適用することができるのは勿論であ
る。
(へ)効果 本発明によれば、ビーム方向切り換え手段によって、単
一の励起源から発生される荷電粒子ビームを複数の分析
位置に切り換え、これにより、各分析位置に配置された
試料から励起されて発生する信号をビーム方向切り換え
に応じて各検出手段でそれぞれ個別に検出するので、複
数試料の分析を同時並行的に行なうことができる。
したがって、装置の分析条件設定等のための待ち時間が
大幅に低減される。その結果、実稼動率を大幅に向上さ
せることができる。また、試料ステージや検出手段を除
いては、共用部分が多いので、別個の装置を並設する場
合に比べて装置全体の価格が安くなる。しかも、設置場
所も一箇所でよい。さらに、複数試料の同時比較分析等
も行なえるようになる等の優れた効果か発揮される。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は表面分析装置の
全体を示す構成図、第2図は分析条件に応じた測定順序
の説明図である。 I・・・表面分析装置(EPMA)、30・・・ビーム
方向切り換え手段、36・・・検出手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)単一の励起源から発生される荷電粒子ビームを複
    数の分析位置に切り換えるビーム方向切り換え手段と、 前記各分析位置に配置された試料から発生する信号をビ
    ーム方向切り換えに応じてそれぞれ個別に検出する検出
    手段とを備え、 複数試料の分析を同時並行的に行なうことを特徴とする
    表面分析装置。
JP62028785A 1987-02-10 1987-02-10 表面分析装置 Pending JPS63195943A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62028785A JPS63195943A (ja) 1987-02-10 1987-02-10 表面分析装置

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JP62028785A JPS63195943A (ja) 1987-02-10 1987-02-10 表面分析装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63195943A true JPS63195943A (ja) 1988-08-15

Family

ID=12258075

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62028785A Pending JPS63195943A (ja) 1987-02-10 1987-02-10 表面分析装置

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JP (1) JPS63195943A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6380536B1 (en) 1998-03-17 2002-04-30 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Rotation angle detector for detecting a rotational position of a steering wheel of a vehicle

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6380536B1 (en) 1998-03-17 2002-04-30 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Rotation angle detector for detecting a rotational position of a steering wheel of a vehicle

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