JPS6319587Y2 - - Google Patents

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JPS6319587Y2
JPS6319587Y2 JP1984010552U JP1055284U JPS6319587Y2 JP S6319587 Y2 JPS6319587 Y2 JP S6319587Y2 JP 1984010552 U JP1984010552 U JP 1984010552U JP 1055284 U JP1055284 U JP 1055284U JP S6319587 Y2 JPS6319587 Y2 JP S6319587Y2
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JP
Japan
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heating element
electrode
case
electrodes
elastic member
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JP1984010552U
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JPS60122564U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 イ 産業上の利用分野 本考案は、正温度係数発熱体(以下PTC発熱
体という)を用いた内燃機関の吸気加熱装置に関
する。
ロ 従来技術 従来、内燃機関の吸気マニホールド集合部に開
口する吸気通路内に、中空筒状のPTC発熱体を
設置して、該PTC発熱体内に混合気を通過させ
ることによりその混合気を加熱するようにした吸
気加熱装置において、前記筒状のPTC発熱体の
内外周に電極メツキ層を形成し、発熱体を支持体
内に嵌入装着し、支持体側に設けた電極板を前記
電極メツキ層に接触させたもの(特開昭57−
208088号公報)においては、PTC発熱体にくぼ
み部を設けると共に支持体側電極板に湾曲突起を
形成して係合接触させていたので発熱体の成形や
電極板の形成に難点がある上に発熱体の支持板に
対する位置決めにも問題点があつた。
ハ 考案の目的 本考案の前記の問題点を解決せんとするもので
ある。
ニ 考案の構成 本考案は前記の目的を達成するために、円筒状
のPTC発熱体素子1の内外周にメツキ層からな
る電極を形成し、該発熱体素子を支持体であるケ
ース内に挿入し、ケース側に設けた1対の電極板
をその一方を前記発熱体素子の内周側電極に他方
を外周側電極にそれぞれ接触させたものにおい
て、上記発熱体素子1はその内外周とも無加工の
円周面形状をなし、発熱体素子の内周側電極は発
熱体素子の外周面にまで外周側電極と絶縁的に延
長し、前記ケース側に設けた1対の電極と発熱体
素子の内周側及び外周側電極に対する接触を両電
極間に〓状断面形をなし良導電性材料からなる弾
性部材を介して行ない、且つ上記弾性部材とケー
ス側電極板との接面には1方に位置決め用突起、
他方に該突起の係合する孔をそれぞれ設けたこと
を特徴とするものである。
ホ 実施例 次に第1図乃至第4図に示す本考案の第1実施
例について説明する。
1はPTC発熱体素子で無鍔状の円筒状に形成
されており、その内周面の全面にはメツキ層で形
成した電極2が形成され、この電極2に一部は
PTC発熱体素子1の上端をまたいで外周面に延
長されている。該延長部2aの外面には良導電性
の板材を折曲してその表裏面方向に弾性をもたせ
た弾性部材3が固着されている。該弾性部材3は
細巾に形成して熱の外部への伝達を少なくすると
共に、スリツト3aを形成して該弾性部材3の曲
げ加工を容易にしてある。更に該弾性部材3の外
面には位置決め突起3bが押し出し形成されてい
る。4は(+)側或いは(−)側の一方の電極板
で、細巾に形成されていると共に前記位置決め突
起3bが嵌合する位置決め孔4aが形成されてお
り、その位置決め孔4aを前記位置決め突起3b
に嵌合して該電極板4を前記弾性部材3に通電的
に設置するようになつている。4bは前記電極板
4に溶接したハーネスである。5はPTC発熱体
素子1の外周面において、前記電極2の延長部2
aと絶縁するようにして施したメツキ層よりなる
電極である。該電極5には、前記弾性部材3及び
電極板4と同様の構造からなる弾性部材6が設け
られている。このようなPTC発熱体素子1等は
円筒状のケース8の内周面に図示の如く固着され
る。すなわち、PTC発熱体素子1と電極2,5
よりなるPTC発熱体Aが、その内周面が吸気通
路部に露出し、外周面がケース8の内周面より離
間するように設置され、電極板4,7がケース8
に一体成形されている。
尚該ケース8は、電気不良導性でかつ耐ガソリ
ン性のポリアミド樹脂等で成形されている。9は
接着剤、10はキヤツプである。尚、該PTC発
熱体Aを保持したケース8は、従来と同様に吸気
マニホールド集合部に開口する吸気通路内に設置
する。
ヘ 考案の効果 以上のように本考案によれば、発熱体素子1の
内外周は、円筒状のまゝで、特に外周に環状溝等
の加工が施されていない円周面であるので成型が
容易であり、弾性部材はケース側電極板とは別個
に独立して設けたので、電極板に1体に弾性部材
を形成したものに比し電極板の成型が容易な上
に、弾性部材は〓状断面形で接触面が小さく弾性
に富んだ形状のため、PTC発熱体と電極板との
接触状態が一定に保持され、発熱量のばらつきが
ない許りでなく振動、熱膨脹の相違によつても
PTC発熱体の割れ損じを防止できる。その上弾
性部材の接触面が小さいことによりPTC発熱体
の熱がケース側へ逃げる量を少なくすることがで
き、消費電力を節減することができる。更にこの
考案では、弾性部材とケース側電極板との接面に
一方に位置決め用突起、他方に該突起の係合する
孔を設けたので、PTC発熱体のケースに対する
挿入結合が、回動、上下方向のズレを生ずること
なく確実な位置決めが行なえる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
平面図、第2図は第1図における−線断面
図、第3図はPTC発熱体部の斜視図、第4図は
弾性部材と電極板の斜視図である。 A……PTC発熱体、1……PTC発熱体素子、
2,5……電極、3,11,12……弾性部材、
4,7……ターミナル端子、8……ケース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円筒状のPTC発熱体素子1の内外周にメツキ
    層からなる電極を形成し、該発熱体素子を支持体
    であるケース内に挿入し、ケース側に設けた1対
    の電極板をその一方を前記発熱体素子の内周側電
    極に他方を外周側電極にそれぞれ接触させたもの
    において、上記発熱体素子1はその内外周とも無
    加工の円周面形状をなし、発熱体素子の内周側電
    極は発熱体素子の外周面にまで外周側電極と絶縁
    的に延長し、前記ケース側に設けた1対の電極と
    発熱体素子の内周側及び外周側電極に対する接触
    を両電極間に〓状断面形をなし良導電性材料から
    なる弾性部材を介して行ない、且つ上記弾性部材
    とケース側電極板との接面には1方に位置決め用
    突起、他方に該突起の係合する孔をそれぞれ設け
    たことを特徴とする内燃機関の吸気加熱装置。
JP1055284U 1984-01-27 1984-01-27 内燃機関の吸気加熱装置 Granted JPS60122564U (ja)

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JPS60122564U JPS60122564U (ja) 1985-08-19
JPS6319587Y2 true JPS6319587Y2 (ja) 1988-06-01

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57208088A (en) * 1981-06-17 1982-12-21 Toyota Motor Co Ltd Heater utilizing ptc element

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS57208088A (en) * 1981-06-17 1982-12-21 Toyota Motor Co Ltd Heater utilizing ptc element

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JPS60122564U (ja) 1985-08-19

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