JPS6319401Y2 - - Google Patents

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JPS6319401Y2
JPS6319401Y2 JP1980050800U JP5080080U JPS6319401Y2 JP S6319401 Y2 JPS6319401 Y2 JP S6319401Y2 JP 1980050800 U JP1980050800 U JP 1980050800U JP 5080080 U JP5080080 U JP 5080080U JP S6319401 Y2 JPS6319401 Y2 JP S6319401Y2
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butt
blocks
locking portion
stacked
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JP1980050800U
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この考案は積みブロツク、更に詳しくは擁壁や
護岸のために用いるブロツクに関するものであ
る。
《従来技術及びその問題点》 擁壁用ブロツクを壁面に張付けする仕方として
は一般に谷積みと布積みとがある。
擁壁用ブロツクとしては、施工時の作業容易性
等の見地から積みあげていくブロツクが自立して
いくような形式のものがある。例えば実公昭36−
22516号公報に開示されているような面部の合端
に所定形状の凹凸を形成しておき、該凹凸を嵌め
合せながら壁面に沿つてブロツクを積み重ねてい
くものがある。
しかし、この形式のブロツクにあつては1種類
のブロツクしか用いない場合には布積みしか行え
ず、谷積みをすることができない。
また、1種類のブロツクで布積み及び谷積みの
両方を行える形式のものとしては、例えば実開昭
50−82501号公報に開示されたものがある。しか
し、この形式のものは上段のブロツクの控尻合端
が下段のブロツクの控尻合端に載つているのはほ
んの僅かであり、積みあげられたブロツクの安定
が悪く自立せず、作業性及び安全性が極めて悪い
といつた欠点を有していた。
《考案の目的》 この考案は上記従来のブロツクの欠点に鑑みて
提案されたもので、自立式で、かつ嵌め合せ式の
積みブロツクであつても、1種類のブロツクでも
つて布積み及び谷積みの両方の積み方が行える積
みブロツクを提供することを目的とする。
《考案の基本的構成》 この考案の積みブロツクは、略長方体状の面部
10と、該面部の背面から直角に突出延在する控
13と、該控の末端には前記面部と平行に延在す
る控尻部17とを有し、 該控尻の控尻面は前記面部の背面長辺方向中央
から1/2に分割された面積と同一に設定されてお
り、かつ、控尻の控尻合端16の内の3面は前記
面部の面合端と同一平面上にあり、該3面が各控
尻合端を構成し、 上記各控尻合端の所定位置には、夫々第1の係
止部たる凸部18と、この第1の係止部と係合す
る第2の係止部たる凹部19とが形成されてお
り、 ブロツクを谷積み又は布積みした場合に、上記
控尻合端の内の2面の少なくともその一部が他の
ブロツクの控尻合端の内の2面の少なくとも一部
と面接触し、かつ、該控尻合端の面接触部分にお
いて一方のブロツクの第1の係止部が他方のブロ
ツクの第2の係止部に係合するようにすることを
基本的構成とする。
《実施例》 第1図A〜Dは、この考案の積みブロツク(以
下「ブロツク」と略記する。)1の実施例を示し
たものであり、ブロツク1は長方形状の面12及
びその周囲の面合端11とからなる面部10と、
該面部10の長辺方向の中心から半分の面積の控
尻を有する控尻部17と、面部10と控尻部17
とを一体連結する控部13とから構成されてい
る。
控尻部17の周囲と面部10の面合端11とは
略平行になるように形成されている。控尻部17
の4面の周囲面の内、面合端10の延長線上に対
応する面が控尻合端16を構成する。この控尻合
端16には、第1図Dから最も良く分かるよう
に、後記するブロツク1を積み重ねた場合に、ブ
ロツク1がずれ落ちないようにするため相互に係
合し合う第1の係止部たる凸部18と第2の係止
部たる凹部19が1対づつ所定の位置に形成され
ている。
これらの控尻合端16に形成された第1の係止
部たる凸部18及び第2の係止部たる凹部19の
位置は、ブロツク1を第2図A,Bに示すような
谷積み又は第3図A,Bに示すような布積みをし
て控尻合端の内の所定部分を面接触させたとき
に、一方のブロツク1の凸部18が他方のブロツ
ク1の凹部19に係合し合うように配置してお
く。ところで、この凸部18及び凹部19の形状
は、図示のような半球状のものに限定されず、控
尻合端16を他のブロツクの控尻合端16と面接
触させたときに、両者が係合し合うような形状で
あればいかなる形状であつても良いことはいうま
でもない。
《実施例の作用》 布積みする場合にあつては、第2図A,Bに示
すように、基礎コンクリート7上に載置固定され
た根石2上に第1段目のブロツク1を全て同じ方
向に向けて積み重ねてやる。次に第2段目のブロ
ツク1を上記第1段目のブロツク1と左右反対方
向に向けて積み重ねてやる。以下、各段事に交互
に積み重ねる。この場合には上段のブロツク1の
控尻合端16と下段の控尻合端16とが会合し、
下側のブロツクの控尻合端16に形成された凹部
19aが上側のブロツクの控尻合端16に形成さ
れた凸部18bと、また凸部18bが凹部19a
と係合するように積み重ねていく。即ち、ブロツ
ク1をその面部10が千鳥状に配置されるように
積み重ねていく。
このようにしてブロツク1を積み重ねていくと
上側のブロツク1の面合端11及び控尻合端16
は夫々下側の面合端11及び控尻合端16上に載
置された状態となり、しかも下側ブロツクの控尻
合端16に形成された凸部18b及び凹部19a
が上側ブロツク1の控尻部17に形成された凹部
19a及び凸部18bと係合する。これにより、
上側ブロツクは下側ブロツク上に係止された状態
で自立し、胴込めコンクリートを胴込めする際
に、ブロツクに多少の衝撃が掛つてもブロツクが
ずれ落ちるといつたことがなく、安心して胴込め
作業を行うことができる。
次に谷積みする場合について説明する。
第3図A,Bに示すように、面部と控部とが
夫々略直角三角形状をした根石8を頂点を上に向
けた状態で予め連続的に敷設しておく。この根石
8の面部及び控尻部の稜線(合端)上に第1段目
のブロツク1の対応する面部10及び控尻部17
の合端11,16が当接するようにブロツク1を
載置してやる。次に、この第1段目のブロツク1
の上に第2段目のブロツクを積み重ねていくが、
この場合には、第2段目のブロツク1の控尻合端
16に形成された凸部18cが第1段目のブロツ
ク1の控尻合端16に形成された凹部19bに係
合するように、即ち第2段目のブロツクを第1段
目のブロツクとは傾斜が逆になるように載置して
いく。以後この順序でブロツクを積み重ねてい
く。
このようにして順次上に積み重ねられたブロツ
クは面合端11及び控尻合端16が夫々下側のブ
ロツクの面合端11及び控尻合端16に載置され
た状態となつているので、自立状態を保つことが
できる。しかも、上下のブロツクの控尻合端16
に形成された凹凸部18,19が係合しあつてい
るので、胴込めを行う際にブロツクに衝撃が加わ
つてもブロツクがずれ落ちるといつたことがな
い。即ち、積み重ねられたブロツクに衝撃が加わ
つてもブロツクは自立状態を確保しているのであ
る。
《考案の効果》 この考案によれば、1種類のブロツクを用意す
るだけで、布積みは勿論のこと、谷積みをした場
合であつても、下側のブロツクの面合端11及び
控尻合端16の両方でもつて上側に積まれていつ
たブロツクの面合端11及び控尻合端16の載置
支持するので、積み重ねられたブロツクが確実に
自立する。しかも、上下のブロツクの控尻合端1
6に形成された凹凸部18,19が係合し合つて
いるので、ブロツクを積み重ねる場合の位置決め
が容易であるばかりでなく、作業中にブロツクが
ずれたりするといつたことがなく、作業の容易化
と安全化を図ることができる。
このように、1種類の形式のブロツクのみを用
意するだけで自立する布積み及び谷積みの両方が
行えるので、ブロツクを製作する形枠も1種類を
用意するだけで足り、ブロツク製作費用が安価に
なり、したがつて、擁壁施工費用もそれだけ安価
になり極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図A〜Dは、この考案の積みブロツクを示
した正面図、平面図、側面図および一部断面底面
図である。第2図A,Bは、この考案の積みブロ
ツクを布積みした状態を示す一部断面背面図及び
一部断面側面図。第3図A,Bは、この考案の積
みブロツクを谷積みした状態を示す一部断面背面
図及び背面斜視図である。 1……積みブロツク、2,8……根石、7……
基礎コンクリート、10……面部、11……面合
端、12……面、13……控、16……控尻合
端、17……控尻部、18……第1の係止部(凸
部)、19……第2の係止部(凹部)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 略長方体状の面部10と、該面部の背面から直
    角に突出延在する控13と、該控の末端には前記
    面部と平行に延在する控尻部17とを有し、 該控尻の控尻面は前記面部の背面長辺方向中央
    から1/2に分割された面積と同一に設定されてお
    り、かつ、控尻の周囲の内の3面は前記面部の面
    合端と同一平面上にあり、該3面が各控尻合端1
    6を構成し、 上記各控尻合端の所定位置には、夫々第1の係
    止部たる凸部18と、この第1の係止部と係合す
    る第2の係止部たる凹部19とが形成されてお
    り、 ブロツクを谷積み又は布積みした場合に、上記
    控尻合端の内の2面の少なくともその一部が他の
    ブロツクの控尻合端の内の2面の少なくとも一部
    と面接触し、かつ、該控尻合端の面接触部分にお
    いて一方のブロツクの第1の係止部が他方のブロ
    ツクの第2の係止部に係合すべく構成されている ことを特徴とする積みブロツク。
JP1980050800U 1980-04-14 1980-04-14 Expired JPS6319401Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980050800U JPS6319401Y2 (ja) 1980-04-14 1980-04-14

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980050800U JPS6319401Y2 (ja) 1980-04-14 1980-04-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56154445U JPS56154445U (ja) 1981-11-18
JPS6319401Y2 true JPS6319401Y2 (ja) 1988-05-31

Family

ID=29645727

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980050800U Expired JPS6319401Y2 (ja) 1980-04-14 1980-04-14

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JP (1) JPS6319401Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5082501U (ja) * 1973-11-29 1975-07-15

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Publication number Publication date
JPS56154445U (ja) 1981-11-18

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