JPH0715594Y2 - 積み木 - Google Patents
積み木Info
- Publication number
- JPH0715594Y2 JPH0715594Y2 JP1990072421U JP7242190U JPH0715594Y2 JP H0715594 Y2 JPH0715594 Y2 JP H0715594Y2 JP 1990072421 U JP1990072421 U JP 1990072421U JP 7242190 U JP7242190 U JP 7242190U JP H0715594 Y2 JPH0715594 Y2 JP H0715594Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- building block
- blocks
- building blocks
- convex portions
- building
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Toys (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は積み木、詳しくは側壁に設けた凹凸部のかみ合
わせにより種々の積み重ね方を可能とする積み木の改良
に関する。
わせにより種々の積み重ね方を可能とする積み木の改良
に関する。
（従来技術の背景） 一般的な積み木は、その平面を平坦状としているもの
で、その一個一個を単に積み重ねて所望な形状を完成さ
せるものであるが、斜め状態に積み重ねることや、大き
い積み木同士の間に小さい積み木を宙吊り状に挾持する
ということ等はできず積み重ね方が限定されてしまい、
子供の積み木遊びに対する興味が薄れ易く、創作能力の
向上も望めないという問題点に対応して改良されたのが
第７図及び第８図に示す積み木100である。
で、その一個一個を単に積み重ねて所望な形状を完成さ
せるものであるが、斜め状態に積み重ねることや、大き
い積み木同士の間に小さい積み木を宙吊り状に挾持する
ということ等はできず積み重ね方が限定されてしまい、
子供の積み木遊びに対する興味が薄れ易く、創作能力の
向上も望めないという問題点に対応して改良されたのが
第７図及び第８図に示す積み木100である。
この積み木100は、図示せる如く夫々の側壁101…の表面
101aに凹部102…と凸部103…とを設け、互いの積み木10
0,100の夫々の凹部102…と凸部103…とをかみ合わせて
重ねることによって斜め積み等を可能としたものであ
る。
101aに凹部102…と凸部103…とを設け、互いの積み木10
0,100の夫々の凹部102…と凸部103…とをかみ合わせて
重ねることによって斜め積み等を可能としたものであ
る。
（考案が解決しようとする課題） しかし、この種の積み木100にあっては図に示す如く凹
部102…と凸部103…とが夫々単に横方向（矢印200方
向）にだけ平行状に設けられているものであったため、
縦方向（矢印300方向）への動きは何等制御されておら
ず、ずれ易いという問題点を残していたものである。
部102…と凸部103…とが夫々単に横方向（矢印200方
向）にだけ平行状に設けられているものであったため、
縦方向（矢印300方向）への動きは何等制御されておら
ず、ずれ易いという問題点を残していたものである。
また、この種の積み木100は、互いの積み木100,100を第
８図に示す如く重ね合わせた時に夫々のライン104,104
がそろわないものであったため、思い通りのものが形成
できない場合があった。
８図に示す如く重ね合わせた時に夫々のライン104,104
がそろわないものであったため、思い通りのものが形成
できない場合があった。
本考案は、従来技術の有するこのような問題点に鑑みな
されたものであり、その目的とするところは、種々の積
み重ね方が可能なものであって、更に前後及び左右方向
へのずれ落ちを解消し、かつ積み重ね時に夫々の側壁を
同一ラインとすることも可能とすることである。
されたものであり、その目的とするところは、種々の積
み重ね方が可能なものであって、更に前後及び左右方向
へのずれ落ちを解消し、かつ積み重ね時に夫々の側壁を
同一ラインとすることも可能とすることである。
（課題を解決するための手段） 上記目的を達成するために本考案がなした技術的手段
は、積木本体における側壁表面の前後方向および左右方
向に夫々交互に位置するように凹部と凸部とを所望数設
けると共に、各凸部の先端を平面を基準に一致させ、上
記凹部凸部を設けた面を接地面として自立可能な積木本
体を構成して成るものである。
は、積木本体における側壁表面の前後方向および左右方
向に夫々交互に位置するように凹部と凸部とを所望数設
けると共に、各凸部の先端を平面を基準に一致させ、上
記凹部凸部を設けた面を接地面として自立可能な積木本
体を構成して成るものである。
（考案の作用効果） 本考案は、上記せる如き構成を有するため、自立可能な
一方の積み木の側壁表面に設けた凹部と凸部とが、他方
重ね合わされる積み木の側壁表面の凹部と凸部とにかみ
合い支持されるため、複数の積木を自立させながら積み
重ねることは無論、例えば斜め状態に積み重ねること
や、大きい積み木同士の間に小さい積み木を宙吊り状に
挾持すること等種々の積み重ね方が可能である。
一方の積み木の側壁表面に設けた凹部と凸部とが、他方
重ね合わされる積み木の側壁表面の凹部と凸部とにかみ
合い支持されるため、複数の積木を自立させながら積み
重ねることは無論、例えば斜め状態に積み重ねること
や、大きい積み木同士の間に小さい積み木を宙吊り状に
挾持すること等種々の積み重ね方が可能である。
更に本考案積み木にあっては、凹部と凸部とを側壁表面
の前後および左右方向に夫々交互に設けるものとしたた
め、積み重ねた積み木同士の前後左右いずれの方向への
ずれも夫々のかみ合いにより制御され、積み重ね作業中
あるいは完成後にあやまってくずしてしまうという虞れ
も少なくなるものであるため、子供の積み木遊びに対す
る興味を奮起し、さらには創作能力の向上をも有効に図
れる。
の前後および左右方向に夫々交互に設けるものとしたた
め、積み重ねた積み木同士の前後左右いずれの方向への
ずれも夫々のかみ合いにより制御され、積み重ね作業中
あるいは完成後にあやまってくずしてしまうという虞れ
も少なくなるものであるため、子供の積み木遊びに対す
る興味を奮起し、さらには創作能力の向上をも有効に図
れる。
各凸部の先端を平面を基準として一致させ、凸部を設け
た面を接地面として積木を自立可能に構成したので、凹
部と凸部とをかみ合わせることなく通常のブロック積木
のように積み重ねることも可能となり、凹部凸部のかみ
合わせを行なうか否かの選択行ないながらより多様な積
み重ね形態を創造することができる。
た面を接地面として積木を自立可能に構成したので、凹
部と凸部とをかみ合わせることなく通常のブロック積木
のように積み重ねることも可能となり、凹部凸部のかみ
合わせを行なうか否かの選択行ないながらより多様な積
み重ね形態を創造することができる。
また、本考案の積み木は、重ね合わせた時に夫々のライ
ンを面一状にそろえることもできるため、思う通りの形
状に積み重ねることができ大変使用勝手に優れるもので
ある。
ンを面一状にそろえることもできるため、思う通りの形
状に積み重ねることができ大変使用勝手に優れるもので
ある。
（実施例） 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明すると、
図中Ａは本考案積み木の単体を示し、該積み木Ａを複数
個または積み木Ａと共に他の形状の積み木を所望数用い
て夫々積み重ねることにより好みの形状を形成するもの
である（第６図参照）。
図中Ａは本考案積み木の単体を示し、該積み木Ａを複数
個または積み木Ａと共に他の形状の積み木を所望数用い
て夫々積み重ねることにより好みの形状を形成するもの
である（第６図参照）。
積み木Ａは、ポリエチレン、塩化ビニル樹脂等の所望な
合成樹脂で中空立方体状に本体１を形成し、単体で自立
可能に構成してある。上記本体１の夫々の側壁1a…の表
面1a′…に、該表面1a′の前後方向（図中矢印ｘ方向）
および左右方向（図中矢印ｙ方向）には夫々交互に位置
するように凹部２…と凸部３…とを一体的に凹設あるい
は凸設してなるものである。
合成樹脂で中空立方体状に本体１を形成し、単体で自立
可能に構成してある。上記本体１の夫々の側壁1a…の表
面1a′…に、該表面1a′の前後方向（図中矢印ｘ方向）
および左右方向（図中矢印ｙ方向）には夫々交互に位置
するように凹部２…と凸部３…とを一体的に凹設あるい
は凸設してなるものである。
また凹部２及び凸部３は、本体１の全ての側面1a…に設
けてもよいが、任意の側面1aにのみ設けるものとしても
よい。
けてもよいが、任意の側面1aにのみ設けるものとしても
よい。
尚、本実例にあっては側壁1a…が合成樹脂からなる薄肉
状であって、更に夫々の凸部２…の裏側にはスリット４
…を設けたものとしたため、凹部２…と凸部３…とが弾
性的にかみ合い支持されるため、ずれ落ち防止を一層高
めるものである。
状であって、更に夫々の凸部２…の裏側にはスリット４
…を設けたものとしたため、凹部２…と凸部３…とが弾
性的にかみ合い支持されるため、ずれ落ち防止を一層高
めるものである。
また本実施例では合成樹脂材からなるもので説明したが
これに限定はされず、例えばゴム、木材、あるいは金属
等任意であり、また凹部２と凸部３とを左右方向（矢印
ｙ方向）に１つずつとしたが数に限定はされないもので
あり、当業者が容易に考えられる範囲での変更は自由で
ある。
これに限定はされず、例えばゴム、木材、あるいは金属
等任意であり、また凹部２と凸部３とを左右方向（矢印
ｙ方向）に１つずつとしたが数に限定はされないもので
あり、当業者が容易に考えられる範囲での変更は自由で
ある。
従って、第４図、５図に示す様に同一形状（立方体状）
の積み木A,Aの任意の側面1a,1a同士を重ね合わせれば、
夫々の凹部２…と凸部３…とが夫々かみ合って、前後方
向（矢印ｘ方向）および左右方向（矢印ｙ方向）へのず
れ落ちは防止され、また両積み木A,Aの夫々の側面ライ
ン5,5あるいは6,6は面一状となる。
の積み木A,Aの任意の側面1a,1a同士を重ね合わせれば、
夫々の凹部２…と凸部３…とが夫々かみ合って、前後方
向（矢印ｘ方向）および左右方向（矢印ｙ方向）へのず
れ落ちは防止され、また両積み木A,Aの夫々の側面ライ
ン5,5あるいは6,6は面一状となる。
上記例にあっては自立可能な立方体状の積み木Ａを示す
が、第６図の使用例の如く、平面三角形状の積み木Ａ′
や平面台形状の積み木Ａであってもよい。
が、第６図の使用例の如く、平面三角形状の積み木Ａ′
や平面台形状の積み木Ａであってもよい。
第１図は本考案積み木の一実施例を示す全体斜視図、第
２図は一部切欠いて示す正面図、第３図は平面図、第４
図は積み重ね状態を示す平面図、第５図はその側面図、
第６図は他の実施例の積み木等を用いた使用状態図、第
７図は従来例を示す平面図、第８図はその積み重ね状態
を示す平面図である。 尚、図中 A,A′,A：積み木 1a:側壁、1a′：表面 2:凹部、3:凸部 5,6:ライン x:前後方向、y:左右方向
２図は一部切欠いて示す正面図、第３図は平面図、第４
図は積み重ね状態を示す平面図、第５図はその側面図、
第６図は他の実施例の積み木等を用いた使用状態図、第
７図は従来例を示す平面図、第８図はその積み重ね状態
を示す平面図である。 尚、図中 A,A′,A：積み木 1a:側壁、1a′：表面 2:凹部、3:凸部 5,6:ライン x:前後方向、y:左右方向
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｅ０４Ｂ 5/00
Claims (1)
- 【請求項１】積木本体における側壁表面の前後方向およ
び左右方向に夫々交互に位置するように凹部と凸部とを
所望数設けると共に、各凸部の先端を平面を基準に一致
させ、上記凹部凸部を設けた面を接地面として自立可能
な積木本体を構成して成る積み木。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990072421U JPH0715594Y2 (ja) | 1990-07-07 | 1990-07-07 | 積み木 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990072421U JPH0715594Y2 (ja) | 1990-07-07 | 1990-07-07 | 積み木 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0430595U JPH0430595U (ja) | 1992-03-11 |
| JPH0715594Y2 true JPH0715594Y2 (ja) | 1995-04-12 |
Family
ID=31610341
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990072421U Expired - Lifetime JPH0715594Y2 (ja) | 1990-07-07 | 1990-07-07 | 積み木 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0715594Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2021176681A1 (ja) * | 2020-03-06 | 2021-09-10 | 永田 一志 | 組立ブロック |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20200040944A (ko) | 2018-10-10 | 2020-04-21 | 주식회사크리모 | 조립 블록 결합 구조 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5327113U (ja) * | 1976-08-10 | 1978-03-08 | ||
| JPS5549185Y2 (ja) * | 1977-07-21 | 1980-11-17 |
-
1990
- 1990-07-07 JP JP1990072421U patent/JPH0715594Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2021176681A1 (ja) * | 2020-03-06 | 2021-09-10 | 永田 一志 | 組立ブロック |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0430595U (ja) | 1992-03-11 |
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