JPS63193997A - 繊維製品柔軟化洗剤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、天然層状珪酸塩、及びトリグリセリドとヒド
ロキシアルキルポリアミンとの反応により得られた脂肪
酸縮合物を組み合わせて用いることにより改良された繊
維製品柔軟化特性を有する燐酸塩低含量ビルダー含有粒
状洗剤に関する。

し従来の技術］ 繊ｕｆ：製品柔軟剤又はコビルダーとしての層状珪酸塩
を含有する燐酸塩低含量洗剤が知られている。

ヨーロッパ特許公開２６　５２９には、層状珪酸塩に加
えて、アニオン性界面活性剤および第一、第二もしくは
第三アルキルアミンのカヂオン性塩または水溶性第四ア
ンモニウム化合物を含有する洗剤が記載されている。洗
剤組成物中にそのような界面活性剤混合物を用いると、
カチ巧°ン性界面活性剤とアニオン性界面活性剤が不都
合に反応するので、洗浄に悪影響を与えろ可能性がある
。

エッチ、スコツト（ＩＩ　、　Ｓ　ｃｈｏＬｔ）、ジャ
ーナル・オブ・ジ・アメリカン・ケミカル・ソサエティ
ー（Ｊｏｕｒｎａｌ　ｏｒｔｈｅ　Ａｍｅｒｉｃａｎ−
Ｃｈｅｍｉｃａｌ　５ｏｃｉｅｔｙ）第４５巻（１９６
８年）４１４頁によれば、非イオン性界面活性剤及び層
状珪酸塩系の洗剤においては、柔軟化の目的で期待され
る層状珪酸塩のセルロース繊維（あるいは綿）上への沈
着か起こらない。

西ドイツ公開特許２３　３４　８９９には、特に層状珪
酸塩を含有するビルダー含有粒状洗剤組成物が記載され
ている。専門家の間で、層状珪酸塩が６０〜９５℃の高
温においてしか充分な繊維製品柔軟化効果を発揮しない
ということが知られている。例えば手洗い又は軽質洗剤
を用いた洗濯における４０〜６０℃の低温においては、
層状珪酸塩の繊維製品柔軟化効果は明らかに低下してい
る。

西ドイツ特許１９　２２　０４６には、標準的界面活性
括剤に加えて、繊維製品柔軟剤として、高級脂肪酸のト
リグリセリドとヒドロキシアルキルポリアミンとの反応
により得られる脂肪酸縮合物を含有する洗剤及び洗濯助
剤が記載されている。

そのような繊維製品柔軟剤は、特に、例えば手洗いにお
ける低温において、充分な繊維製品柔軟化効果を発揮す
る。

［発明の目的］ それに対し、本発明の目的は、低洗濯温度及び高洗濯温
度の両方において優れた繊維製品柔軟化効果を発揮する
燐酸塩低含量ビルダー含有粒状洗剤組成物を提供するこ
とにある。本発明の趣旨において「燐酸塩低含量」とい
うのは、本発明の洗剤のトリポリ燐酸塩含量が多くとも
３０重量％であり、燐酸塩が全く含まれなくてもよいこ
とを念味する。

［発明の開示］ 本発明によればこの目的は、天然層状珪酸塩と脂肪酸縮
合物を組み合わせて含有ずろ燐酸塩低含量ビルダー含有
粒状洗剤組成物により達成されろ。

天然層状珪酸塩、及び脂肪酸トリグリセリドとヒドロキ
シアルキルポリアミンとの反応により得られる脂肪酸縮
合物を組み合わせて、燐酸塩低含量ビルダー含有粒状洗
剤組成物中に用いると、組み合わけた二つの成分が相乗
的、すなわち追加的効果を越える効果を発揮することが
分かった。

すなわち本発明は、 （ａ）天然層状珪酸塩４〜２０重量％、及び（ｂ）脂肪
酸トリグリセリドとヒドロキシアルキルポリアミンとの
反応により得られた脂肪酸縮合物０．３〜１０重量％ を組み合わせて含有することを特徴とする燐酸塩低含量
ビルダー含有粒状洗剤組成物である。

本発明による組み合わせの有利さは、特に、例えば手洗
いにおけろ低温と、高温の両方において繊維製品柔軟化
効果を発揮することである。

本発明の一つの態様においては、燐酸塩低含量ビルダー
含有粒状洗剤組成物は、天然層状珪酸塩を好ましくは５
〜１５重量％含有する。

西ドイツ特許２３　３４　８９９の「粘土化合物」と見
出しを付けた４！ｔｉｌｌには、本発明の組み合わせ洗
剤組成物が含有する天然層状珪酸塩が記載されている。

ヨーロッパ特許公開２６　５２９は、これら層状珪酸塩
とベントナイト類（スメクタイト類）の両方に詳細に言
及している。更に、本発明において特に好ましいのは、
モンモリロナイト、ポルコンスファイト、ニュートロナ
イト、ヘクトライト、スメクタイト及びソーコナイトか
らなる群より選ばれる天然層状珪酸塩を用いた場合であ
る。

本発明の組み合わせ製剤において脂肪酸縮合物を６重塁
％以上用いた場合、洗剤組成物の洗濯能は減少し易い。

従って、本発明の好ましい態様においては、組み合わせ
製剤は１〜６重量％の脂肪酸縮合物を含有するのが好ま
しい。このような脂肪酸縮合物含量は、本発明の洗剤組
成物を４０〜６０℃の温度で使用する軽質洗剤中に用い
るのに特に好適である。しかしながら、本発明の洗剤組
成物を手洗いに用いろ場合は、１０重量％までの脂肪酸
縮合物を組み合わせて含有するのが好ましい。

一つの好ましい態様においては、燐酸塩低含量ビルダー
含有粒状洗剤組成物における天然層状珪酸塩と脂肪酸縮
合物との重量比は５：１〜１：２に調節されろ。本発明
のように重量比を調節ずろことによって、低温及び高温
の両方において洗剤組成物の優れた繊維製品柔軟化効果
が得られろ。

本発明の洗剤組成物に用いられる脂肪酸縮合物は、脂肪
酸トリグリセリドとヒドロキシアルキルポリアミンとの
反応により調製されるので、通常、脂肪酸トリグリセリ
ドを含有する。脂肪酸縮合物は、通常、脂肪酸基あたり
８〜２４個の炭素原子を有し、脂肪酸基の少なくとも５
０％が１６〜２４個の炭素原子を有する高級脂肪酸のト
リグリセリドと、ヒドロキシエチル、ヒドロキシプロピ
ル又はノヒドロキシプロビル基を少なくとも１つおよび
窒素原子に結合している水素を少なくとも２つ有するヒ
ドロキシアルキルポリアミンとから、ヒドロキシアルキ
ルポリアミンの各第１及び第２アミノ基および各ヒドロ
キシル基に対して、ヒドロキシアルキルポリアミン１モ
ルあたり１／３モルの脂肪酸トリグリセリドを反応させ
て調製される。

西ドイツ特許１９　２２　０４６は、そのような脂肪酸
縮合物及びその脂肪酸トリグリセリド含ｍを記載してい
る。

本発明の燐酸塩低含量ビルダー含有粒状洗剤組成物おい
ては、脂肪酸縮合物が、硬化獣脂１モルとヒドロキシエ
チルエチレンジアミン１モルを反応させて調製したもの
であるのが好ましい。

本発明の洗剤組成物は、２０重量％以下の燐酸塩を含有
するのが好ましい。洗剤組成物の燐酸塩含量を実質的に
減少させろことにより環境汚染を制御する努力がなされ
ているので、本発明の一つの好ましい態様は燐酸塩を全
く含有しないビルダー含ａ粒状洗剤組成物である。

本発明の天然層状珪酸塩と脂肪酸縮合物との組み合わせ
製剤は、洗剤製造の従来技術により、例えば他の洗剤成
分と一緒に熱噴霧、固体及び／又は液体洗剤成分と一緒
に粒状化することにより、または引き続いて固体洗剤成
分（例えば噴霧乾燥粉末、抗質、ゼオライト、層状珪酸
塩）に適用することにより形成してよい。この方法の一
つの好ましい態様においては、天然層状珪酸塩と脂肪酸
縮合物の組み合わせ製剤は、脂肪酸縮合物を天然層状珪
酸塩上に噴霧することにより調製されろ。

このように調製された組み合わせ製剤を洗剤添加物とし
て既知の洗剤に添加してよい。すなわち本発明はまた、
（ａ）天然層状珪酸塩及び（ｂ）脂肪酸縮合物を重量比
５：ｌ−１：２で組み合わせてなる洗剤添加物に関する
。本発明の組み合わせ製剤は、好ましくは軽質洗剤及び
／又は中性洗剤における洗剤添加物として用いられる。

天然層状珪酸塩の脂肪酸縮合物の組み合わせに加えて、
本発明の洗剤組成物は他のビルダー、マトリックス物質
、界面活性剤、石鹸、非界面活性抑泡剤および汚染捕獲
剤を含有してよい。

本発明の洗剤に含まれてよいビルダー成分を以下により
詳細に説明する。

好適な有機及び無機ビルダーは、やや酸性、中性又はア
ルカリ反応を示す塩、特にカルシウムイオンを沈澱又は
錯（ヒさせることのできろアルカリ塩である。無機塩の
うちでは、アルカリオルト燐酸塩及びアルカリピロ燐酸
塩に加えて、水溶性アルカリメタ燐酸塩又はアルカリポ
リ燐酸塩、特に三燐酸五ナトリウムが特に重要である。

これら燐酸塩の全部又は一部を、有機のカルシウムイオ
ン錯化剤と入れ換えてよい。有機錯化剤は、例えばニト
リロ三酢酸（ＮＴＡ）、エチレンジアミン四酢酸、ジエ
ヂレントリアミン、五酢酸および高級同族体のようなア
ミノポリカルボン酸型の化合物を含む。好適な燐含有有
機錯化剤は例えばメタンジホスホン酸、ジメチルアミノ
メタン−１，１−ジホスホン酸、アミノトリメチレント
リホスホン酸、ｌ−ヒドロキシエタン−１，１−ジホス
ホン酸、ｌ−ホスホノエタン−１，２−ジカルボン酸、
２−ホスホノブタン−１，２，４−）ジカルボン酸のよ
うな、アルカンポリホスポン酸、アミノ及びヒト【Ｊキ
シアルカンポリホスホン酸およびボスホノボリカルボン
酸の水溶性塩である。

有機マトリックス物質中でら、カルボキシル基を有する
高分子を含め、カルシウムイオンとの錯塩を形成する、
窒素および燐を含まないポリカルボン酸が特に好ましい
。適当なこのようなポリカルボン酸は、たとえばクエン
酸、酒石酸、ベンゼンへキサカルボン酸およびテトラヒ
ドロフランテトラカルボン酸である。エーテル基を有す
るポリカルボン酸（たとえば２．２”−オキシジコハク
酸）および完全にもしくは部分的にグリコール酸又はヒ
ドロキシカルボン酸によりエーテル化された多価アルコ
ール（たとえばビスカルボキシメチルエヂレングリコー
ル、カルボキシメチルオキシコハク酸、カルボキシメチ
ル酒石酸）およびカルボキシメチル化または酸化多糖類
も好ましい。分子量３５０〜１５０００００の水溶性塩
型高分子カルボン酸も適している。、特に好ましい高分
子カルボン酸塩は、５００〜１７５０００の分子量、特
に１００００〜１０００００の分子量を有する。

このような化合物には、ポリアクリル酸、ポリ−α−ヒ
ドロキシアクリル酸、ポリマレン酸、および対応する単
量体カルボン酸同志の共重合体または単量体カルボン酸
とエチレン性不飽和化合物（たとえばビニルメチルエー
テル）との共重合体が包含されろ。ポリグリオキシル酸
の水溶性塩も好ましい。

適当な水不溶性無機マトリックス物質は、結合水を含む
ゼオライトＡ型の微粉砕合成アルミノ珪酸ナトリウムで
ある。この合成アルミノ珪酸ナトリウムは、西ドイツ特
許公開２４　１２　８３７に、洗濯および清浄製剤にお
けるリン酸塩代替物として記載されている。

カチオン交換アルミノ珪酸ナトリウムは、水和微結晶状
、すなわち３０μ肩より大きい粒子はほとんど含まず、
好ましくは少なくとし８０％の粒子の寸法がｌθμ肩よ
り小さい状態で使用される。

西ドイツ特許公開２４　１２　８３７に記載の方法に従
って測定されるカルシウム結合能は、１００〜２００仄
ｇＣａ　Ｏ／　９である。ゼオライトＮａＡが特に好ま
しいが、ゼオライトＮａＸおよびＮａＸとＮａＡの混合
物ら適している。

適当な非錯化無機塩は、「洗濯アルカリ」としてし知ら
れている、重炭酸、炭酸、ホウ酸、硫酸および珪酸のア
ルカリ塩である。珪酸アルカリの中でも、ＮａｔＯ対Ｓ
　ｉ　Ｏｔの比がＬ：ｌ〜ｌ：３．５である珪酸ナトリ
ウムが特に好ましい。

ヒドロトロープ性の故に液体製剤で一般に用いられてい
る他の母剤物質は、非毛管活性０２〜Ｃ８スルホン酸、
カルボン酸およびスルホカルボン酸（たとえばアルカン
、ベンゼン、トルエン、キシレン′よたはクメンスルホ
ン酸、スルホ安息６酸、スルホフタル酸、スルホ酢酸、
スルホコハク酸）の塩、および酢酸または乳酸の塩であ
る。アセトアミドおよび尿素は適当な可溶化剤である。

本発明の洗剤及び清浄製剤中のさらなる成分として存在
してよい界面活性剤は、分子中に少なくとも１つの疎水
性有機基および水溶化アニオン、両性イオンまたは非イ
オン基を含む。一般に疎水性基は、炭素数８〜２６、好
ましくは１０〜２２、より好ましくは１２〜Ｉ８の脂肪
族炭化水素基、または６〜１８、好ましくは８〜１６の
脂肪族炭素原子を有するアルキル芳香族基である。

適当なアニオン性界面活性剤は、たとえば天然または合
成の、好ましくは飽和の脂肪酸またはロノン酸乙しくは
ナフテン酸の石鹸である。適当な合成アニオン性界面活
性剤は、スルフェート、スルホネートｊ５よび合成カル
ボキシレート型のものである。

適当なスルホネート型界面活性剤は、アルキルベンゼン
スルホン酸（アルキル炭素数９〜１５）オレフィンスル
ホネート（すなわち、アルケンおよびヒドロキシアルカ
ンスルホネートの混合物）、さらに、たとえば末端また
は内部二重結合を有するＣ１１〜ｃｐｓモノオレフイン
の三酸化硫黄気体によるスルホン化およびスルホン化物
のアルカリらしくは酸加水分解により得られるノスルホ
ネートである。

加えて、Ｃａｔ〜ＣＩ８アルカンのスルホ塩素化らしく
はスルホ酸化および加水分解らしくは中性化またはオレ
フィンへの重亜硫酸付加により得られろアルカンスルホ
ネート、およびα−スルホ脂肪酸のエステル（たとえば
水素化ヤシ油、パーム核油または獣脂脂肪酸のα−スル
ホン化メチルまたはエチルエステル）も好ましい。

スルフェート型の好ましい界面活性剤は、天然または合
成第１アルコール（たとえばヤシ油脂肪アルコール、獣
脂脂肪アルコール、オレイルアルコール、ラウリルアル
コール、ミリメチルアルコール、パルミチルアルコール
らしくはステアリルアルコールまたはＣｌ０−０２０オ
キソアルコール）よｊよび同じ鎖長の第２アルコールの
硫酸モノエステルである。１〜６モルのエチレンオキシ
ドによりエトキシ化された脂肪族第１アルコール又はエ
トキシ化第２アルコールもしくはアルキルフェノールの
硫酸モノエステルも適している。さらに、硫酸化脂肪酸
アルコールアミドおよび硫酸化脂肪酸モノグリセリドも
適している。

他の適当なアニオン性界面活性剤は、脂肪酸エステルお
よびヒドロキシカルボン酸またはアミノカルボン酸およ
びスルホン酸のアミド、たとえば脂肪酸ザルコシド、グ
リコレート、ラクテート、タウリドまたはイセチオネー
トである。

アニオン性界面活性剤は、ナトリウム、カリウムよ；よ
びアンモニウム塩、並びに有機塩基（たとえばモノ−、
ジーまたはトリーエタノールアミン）との溶解性塩の形
で使用してよい。

適当な非イオン性界面活性剤は、１〜４０モル、好まし
くは２〜２０モルのエチレンオキシドと、アルコール、
アルキルフェノールおよび脂肪酸から成る群から選ばれ
た本質的にｌＯ〜２０の炭素原子を有する化合物１モル
との付加物である。特に重要なのは、８〜２０モルのエ
チレンオキシドと、第１アルコール（たとえばヤシ油ま
たは獣脂脂肪アルコール）、オレイルアルコール、オキ
ソアルコール、または炭素数８〜１８、好ましくは１２
〜１８の第２アルコール、アルキル基に６〜１４の炭素
原子を有ずろモノ−らしくはジアルキルフェノールとの
付加物である。これら水溶性非イオン性界面活性剤に加
え、分子中に２〜７個のエチレングリコールエーテル基
を含む、完全又は実質的に水不溶性のポリグリコールエ
ーテルも適し゛ている。特にポリグリコールエーテルを
水溶性非イオンまたはアニオン性界面活性剤と共に使用
４−るのが好ましい。

他の適当な非イオン性界面活性剤は、２０〜２５０個の
エチレングリコールエーテル基および１０〜１００個の
プロピレングリコールエーテル基を含む、エチレンオキ
シドと、ポリプロピレングリコール、アルキレンジアミ
ンポリプロピレングリコール、またはアルキル基に１〜
ＩＯの炭素原子を有４−るアルキルポリプロピレングリ
コールとの付加物である。この場合、ポリプロピレング
リコール鎖は疎水基としての機能を発揮する。更に、ア
ミンオキシドまたはスルホキシド型の非イオン性界面活
性剤（たとえばＮ−ヤシ浦アルキルーＮ、Ｎ−ジメチル
アミンオキシド、Ｎ−ヘキサデンルーＮ、Ｎ−ビス−（
２，３−ジヒドロキシプロピル）−アミンオキシド、Ｎ
−獣脂アルキルーＮ、Ｎ−ジヒドロキシエチルアミン）
を使用することらできる。Ｎ−アルコキシル化脂肪酸ア
ミドは、本発明の非イオン性界面活性剤とはみなされな
い。

両性イオン性界面活性剤は、好ましくは脂肪族基の一方
がＣｅ　””’　Ｃ１−基であり、他方がアニオン性水
溶化カルボキシ、スルホまたはスルホン基を含む脂肪族
４級アンモニウム化合物の誘導体である。典型的な界面
活性剤は、ベタイン、たとえば、３−（Ｎ−ヘキサデシ
ル−Ｎ　、　Ｎ−’ジメチルアンモニオ）−プロパンス
ルホネート、３−（Ｎ−獣脂アルキルーＮ、Ｎ−ジメチ
ルアンモニオ）−２−ヒドロキシプロパンスルホネート
、３−（Ｎ−ヘキサデシル−Ｎ、Ｎ−ビス−（２−ヒド
ロキシエチル）−アンモニオ）−２−ヒドロキシプロピ
ルスルフェート、３−（Ｎ−ヤシ油アルキル−Ｎ　、　
Ｎ−ビス−（２，３−ジヒドロキシプロピル）−アンモ
ニオ）−プロパンスルホネート、Ｎ−テトラデシル−Ｎ
。

Ｎ−ジメチルアンモニオアセテート、Ｎ−ヘキザデシル
ーＮ、Ｎ−ビス−（２，３−ジヒドロキジブ［！ピル）
−アンモニオアセテートである。

清浄製剤が洗濯機で用いられる場合に望ましい起泡能の
低下は、例えば石鹸との組み合わせにより達成できる。

石鹸の場合、抑泡性は、脂肪酸成分の飽和度および炭素
数に伴って増す。従って、飽和又は不飽和Ｃ１，〜Ｃ３
４脂肪酸の石鹸か、特に好適な抑泡剤である。

非界面活性性抑泡剤は、多くの場合、Ｃｓ〜Ｃ２２脂肪
族炭化水素基を有する一般に水溶性の脂肪酸化合物であ
る。適当な非界面活性性抑泡剤は、Ｎ−アルキルアミノ
トリアジン類、たとえば塩化シアヌル１モルとアルキル
基に８〜１８の炭素原子を有するモノ−またはジ−アル
ギルアミン２〜３モルとの反応生成物である。他の適当
な非界面活性性抑泡剤は、プロポキシル化および／また
はブトキシル化アミノトリアジン、たとえばメラミン１
モルとプロピレンオキシド５〜ｌＯモル、さらにブチレ
ンオキシド５〜１０モルとの反応生成物、またＣ１１ｌ
〜Ｃ４Ｇ脂肪族ケトン（たとえば、硬化海獣浦または魚
油脂肪酸もしくは獣脂脂肪酸の脂肪ケトン）、融点が１
００℃以下のパラフィンおよびハロゲンパラフィン、並
びに高分子有機シリコーン化合物系シリコーン油エマル
ジョンである。

本発明の洗剤はまた漂白剤及び漂白活性剤を含何してよ
い。漂白剤として使用される水中に過酸化水素を放出す
る化合物の中で、過ホウ酸ナトリウム・４水和物（Ｎａ
ＢＯ＊・ＨｔＯｔ”　３ＨｔＯ）およびｌ水和物（Ｎ　
ａＢ　Ｏｔ　・Ｈｔ　Ｏｔ）が特に重要である。しかし
、過酸化水素を生成する他のホウ酸塩、たとえば過ホウ
砂（ＮａｔＢ４０７”　４Ｉ（＊Ｏｔ）乙用いられる。

これら化合物は、完全にまたは部分的に他の酸素キャリ
ヤ、特にパーオキシピロホスフェート、シトレート過酸
化水素化物、尿素／過酸化水素またはメラミン／過酸化
水素化合物、および過酸化水素生成過酸塩、たとえばカ
ロー酸塩（ＫＩＩＳ０５）、過安息呑酸塩またはパーオ
キンフタル酸塩により代替してもよい。

本発明の洗剤は、特に低い洗濯温度におけろ洗濯に適し
ているので、好ましくは活性化剤を含何する漂白成分を
含む。有機過酸を形成ずろある種のＮ−アシルおよびＯ
−アシル化合物が、水中に過酸化水素を放出するパー化
合物の活性化剤として作用する。とりわけ適当な化合物
には、Ｎ−ジアシル化合物およびＮ、Ｎ’−テトラアシ
ル化アミン、たとえばＮ、Ｎ、Ｎ’、Ｎ’−テトラアシ
ルメチレンジアミン又はエヂレンジアミン及びトラアシ
ルグリコールウリルが包含される。

本発明の洗濯および清浄製剤は、繊維から脱離された汚
染を液体中に懸濁さけ、再沈着を防止する汚染捕獲剤を
含んでよい。適当な汚染捕獲剤は、水溶性の、一般に有
機コロイド、例えば高分子カルボン酸の水溶性塩、にか
わ、ゼラチン、澱粉らしくはセルロースのエーテルカル
ボン酸またはエーテルスルホン酸の塩、またはセル［１
−スもしくは澱粉の酸性硫酸エステルの塩である。酸性
基を有する水溶性ポリアミドも、この目的に適している
。溶解性澱粉製剤および上記以外の澱粉製品（たとえば
減成澱粉、アルデヒド澱粉など）も使用することかでき
る。ポリビニルピロリドンら使用できる。

［実施例］ 実施例１ 下記組成の混合物を調製した。

アルキルベンゼンスルボネート　　　７．０％ＣＩ６〜
ＣＩｌ＋脂肪アルコールのエチレンオキシド５モル付加
物とＣｌ１ｌ〜Ｃ１ａ脂肪アルコールのエチレンオキシ
ド１０モル付加物との等量混合物４．０％ ＣＩ２〜ｃｕｅ脂肪酸・ナトリウム塩　　１．０％ポリ
カルボン酸　　　　　　　　　　１．４％水ガラス（Ｎ
ａｔＯ／　Ｓ　ｉＯｔ＝　３　、３５　）３．５％ セルロースエーテル混合物　　　　　０．７％香料　　
　　　　　　　　　　　　　　０．３％プロテアーゼ　
　　　　　　　　　　０．２％トリポリ燐酸塩　　　　
　　　　　１６．０％％層状珪酸塩アルドナイト）　　
　　　１５　　％脂肪酸縮合物　　　　　　　　　　　
５　％および 残部の硫酸ナトリウム、水及び塩 使用したポリカルボン酸は、平均分子量７００００の、
アクリル酸とマレイン酸のナトリウム塩状コポリマー（
ツカラン［５ｏｋａｌａｎ］　ＣＰ　　５　　：登録商
標、バズフ［ＢＡＳＦ］製）である。

西ドイツ特許＋９　２２　０４６の１７欄（６７行以下
参照）に従って、硬化牛脂及びｎ−ヒドロキシエチルエ
チレンジアミンから、脂肪酸縮合物を調製した。すなわ
ち、脂肪酸縮合物は西ドイツ特許１９　２２　０４６に
示される組成を有していた。

上記洗剤組成物を用いて洗濯試験を行った。

家庭用ドラム型自動洗濯機（ミー１［Ｍｉｅｌｅ］　Ｗ
２Ｂ５）を１繊細物」及び「ウール」用に設定して、は
こり／皮脂により人口的に汚したモルトン／テリー又は
ポリエステル繊維を、普通に汚れた家庭内洗濯物と一緒
に４０℃及び６０℃で、ウールと一緒に３０℃で洗濯し
た。規約反射率を測定することにより洗濯力を決定し、
５人の経験試験者による感触試験により洗濯後の乾燥繊
維製品の柔軟性を測定した。

実施例２ 下記組成の混合物を調製した。

アルキルベンゼンスルホネート　　　７．０％ＣＩ５〜
ＣＩ８脂肪アルコールのエチレンオキシド５モル付加物
とＣｌ１ｌ〜Ｃ１８脂肪アルコールのエチレンオキシド
１０モル付加物との等量混合物４．０％ ＣＩ２〜ＣＩ８脂肪酸・ナトリウム塩　　１．０％ポリ
カルボン酸　　　　　　　　　　１．４％水ガラス（Ｎ
ａｙＯ／　Ｓ　１ｏｔ＝　３．３５）３．５％ セルロースエーテル混合物　　　　　０．７％香料　　
　　　　　　　　　　　　　　０．３％プロテアーゼ　
　　　　　　　　　　０．２％ゼオライト　　　　　　
　　　　　　１０　　％層状珪酸塩　　　　　　　　　
　　１５　％脂肪酸縮合物　　　　　　　　　　　５　
　％および 残部の硫酸ナトリウム、水及び塩 使用した脂肪酸縮合物は、実施例１に従い調製した。

実施例１と同様にして上記洗剤組成物を用いて洗濯試験
を行った。

比較例！ 下記組成の混合物を調製した。

アルキルベンゼンスルホネート　　　７．０％ＣＩ５〜
ＣＩｌ＋脂肪アルコールのエチレンオキシド５モル付加
物とＣｌ１ｌ〜ＣＩ８脂肪アルコールのエチレンオキシ
ド１０モル付加物との等量混合物４．０％ ＣＩ２〜ＣＩ８脂肪酸・ナトリウム塩　　１．０％ポリ
カルボン酸　　　　　　　　　　１．４％水ガラス（Ｎ
ａｔＯ／５ｔＯｔ−３，３５）３．５％ セルロースエーテルｉ合物　　　　　０．７％香料　　
　　　　　　　　　　　　　０．３％プヮヶアーゼ　　
　　　　　　　　　０．２％トリポリ燐酸塩　　　　　
　　　　！６．０％脂肪酸縮合物　　　　　　　　　　
　５　％および 残部の硫酸ナトリウム、水及び塩 脂肪酸縮合物は実施例１に従い調製した。

実施例１と同様にして上記洗剤組成物を用いて洗濯試験
を行った。

比較例２ 下記組成の混合物を調製した。

アルキルベンゼンスルホネート　　　７．０％ＣＩＳ〜
ＣｔＳ脂肪アルコールのエチレンオキシド５モル付加物
とｃｔｅ〜Ｃｌ１１脂肪アルコールのエチレンオキ９１
１０モル付加物との等量混合物４．０％ Ｃ１，〜Ｃ１８脂肪酸・ナトリウム塩　　１．０％ポリ
カルボン酸　　　　　　　　　　１．４％水ガラス（Ｎ
ａｚＯ／５ｉＯｔ＝３．３５）３．５％ セルロースエーテル混合物ｏ　、　７％呑料　　　　　
　　　　　　　　　　０．２％プロテアーゼ　　　　　
　　　　　　０．２％トリポリ燐酸塩　　　　　　　　
　１６．０％層状珪酸塩　　　　　　　　　　　１５　
％および 残部の硫酸ナトリウム、水及び塩 実施例！と同様にして上記洗剤組成物を用いて洗濯試験
を行った。

洗濯試験においては、層状珪酸塩系の組成物ら脂肪酸縮
合物系の組成物ら、本発明の洗剤組成物と同水準の柔軟
化を達成することはできなかった。

本発明の洗剤組成物を用いて達成された柔軟化水撃は二
つの比較例の柔軟化水準を合わせたものより高かった。

すなわち、燐酸塩低含量洗剤組成物中と燐酸塩低含量洗
剤組成物中の両方において本発明の組み合わせ製剤の効
果を示すことができた。

特許出願人　ヘンケル・コマンデイットゲゼルシャフト
・アウフ・アクチェン

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、（ａ）天然層状珪酸塩４〜２０重量％、及び（ｂ）
   脂肪酸トリグリセリドとヒドロキシアルキルポリアミン
   との反応により得られた脂肪酸縮合物０．３〜１０重量
   ％を組み合わせて含有することを特徴とする燐酸塩低含
   量ビルダー含有粒状洗剤組成物。 ２、天然層状珪酸塩を５〜１５重量％含有する特許請求
   の範囲第１項記載の洗剤組成物。 ３、天然層状珪酸塩が、モンモリロナイト、ボルコンス
   コアイト、ニュートロナイト、ヘクトライト、スメクタ
   イトよおびソーコナイトからなる群より選ばれる特許請
   求の範囲第１項又は第２項記載の洗剤組成物。 ４、脂肪酸縮合物を１〜６重量％含有する特許請求の範
   囲第１〜３項のいずれかに記載の洗剤組成物。 ５、天然層状珪酸塩対脂肪酸縮合物の重量比が５：１〜
   １：２である特許請求の範囲第１〜４項のいずれかに記
   載の洗剤組成物。 ６、脂肪酸縮合物が、脂肪酸基１個あたり８〜２４個の
   炭素原子を有し脂肪酸基の少なくとも５０％が１６〜２
   ４個の炭素原子を有する高級脂肪酸のトリグリセリドと
   、ヒドロキシエチル、ヒドロキシプロピル又はジヒドロ
   キシプロピル基を少なくとも１つおよび窒素原子に結合
   している水素を少なくとも２つ有するヒドロキシアルキ
   ルポリアミンとから、ヒドロキシアルキルポリアミンの
   全ての第１及び第２アミノ基および各ヒドロキシル基に
   対して、ヒドロキシアルキルポリアミン１モルあたり１
   ／３モルの脂肪酸トリグリセリドを反応させて調製され
   たものである特許請求の範囲第１〜５項のいずれかに記
   載の洗剤組成物。 ７、脂肪酸縮合物が、硬化獣脂１モルとヒドロキシエチ
   ルエチレンジアミン１モルの反応により調製される特許
   請求の範囲第６項記載の洗剤組成物。 ８、燐酸塩含量が２０重量％より低い特許請求の範囲第
   １〜７項のいずれかに記載の洗剤組成物。 ９、燐酸塩を含有しない特許請求の範囲第１〜７項のい
   ずれかに記載の洗剤組成物。 １０、脂肪酸縮合物を天然層状珪酸塩上に噴霧すること
   を特徴とする、天然層状珪酸塩と脂肪酸縮合物の組み合
   わせ製剤の製法。 １１、（ａ）天然層状珪酸塩と（ｂ）脂肪酸縮合物の、
   重量比が好ましくは５：１〜１：２である組み合わせ製
   剤。 １２、軽質洗剤及び／又は中性洗剤の洗剤添加物として
   用いられる、（ａ）天然層状珪酸塩と（ｂ）脂肪酸縮合
   物の、重量比が好ましくは５：１〜１：２である組み合
   わせ製剤。