JPS6319309A - 橋梁等の点検・補修装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は橋梁等の点検・補修装置に関するものである。

（従来の技術） 従来、橋梁等では、仮設足場を設けて、塗装面や締結ボ
ルト、溶接箇所の点検・補修作業を行うようにしている
。

また橋梁が大型の場合には、第６図に示す点検・補修装
置を使用するようにしている。同第６図において、（１
）が橋梁（２）の左右側面と底面とを覆う点検・補修装
置本体、（３）が橋梁（２）の下部に設けた走行レール
、（４）が上記点検・補修装置本体（１）に設けた走行
装置で１点検・補修装置本体（１）（ト）が橋梁（２）
の長手方向に走行して、橋梁（２）の点検・補修を行う
ようになっている。

（発明が解決しようとする問題点） 前記第６図に示す従来の点検・補修装置では。

（ａ）点検・補修装置本体（１）が橋梁（２）の左右側
面と底面とを覆う必要があって２点検・補修装置が大型
になる。（ｂ）また橋脚等が点検・補修装置本体（１）
の走行に対し障害物になって、この部分を通過すること
ができない。（ｃ）また橋梁（２）の左右側面と底面と
を点検・補修できても、橋梁（２）の内部を点検・補修
できないという問題があった。

（問題点を解決するための手段） 本発明は前記の問題点に対処するもので、橋梁等の構造
物にクランプ装置を介して着脱自在に固定されるシャシ
と、同シャツ上に設けた旋回可能なターンテーブルと、
同ターンテーブル上に設けた俯仰及び伸縮可能なブーム
と、同ブームの先端部に取付けた作業台とを具えている
ことを特徴とした橋梁等の点検・補修装置に係わり、そ
の目的とする処は、装置全体を小型化できる。装置の移
動に制約を受けない。さらに構造物の内部を点検・補修
できる改良された橋梁等の点検・補修装置を供する点に
ある。

（作用） 本発明の橋梁等の点検・補修装置は前記のように構成さ
れており、装置全体をクレーン等により点検・補修箇所
の近くまで搬送し１次いでシャシを構造物にクランプ装
置を介して着脱自在に固定し２次いでターンテーブルの
旋回とブームの伸縮及び俯仰とを行い、ブームの先端に
取付けた作業台を点検・補修箇所に接近させて２点検・
補修作業を行う、また点検・補修作業を終われば、上記
と逆の要領で撤去する。

（実施例） 次に本発明の橋梁等の点検・補修装置を第１図乃至第５
同に示す一実施例により説明すると、（２）が橋梁（構
造物）　、　（５）が本点検・補修袋で。

（６）がシャシ、　（１１）が同シャシ（６）に取付け
たクランプ袋す、　（８）が同シャシ（６）の中央部上
に取付けた旋回ヘアリング、（９）が同旋回ヘアリング
（８）上のターンテーブルで、同ターンテーブル（９）
が矢印（ｃ）方向に旋回可能になっている。また（７）
がブームで、同ブーム（７）は、基端部（７ａ）と中間
部（７ｂ）と先端部（７ｃ）とよりなり、矢印（ａ）方
向に伸縮可能である。また同ブーム（７）は、その基端
部（７ａ）がピン（１４）を介して上記ターンテーブル
（９）に取付けられて、矢印（ｂ）方向に俯仰可能であ
る。また（１５）が同ブーム（７）を俯仰させるための
ブームシリンダ、　（１０）が上記ブーム（７）の先端
部（７ｃ）に取付けた作業台、　（１３）が上記シャシ
（６）上に設けた機器収容部で、同機器収容部（１３）
に塗装・点検等に必要な機器類が収容されている。

また（１２）が上記橋９（２）の水平部材である。なお
上記クランプ装置（１１）は上記シャシ（６）の前後両
端部または片側両端部に設けられている。

次に前記第１図乃至第５図に示す橋梁等の点検・補修装
置の作用を具体的に説明する。まず軌道上を走行するク
レーン（図示せず）または自走台車（図示せず）により
装置全体を点検・補修の近くまで搬送し１次いでクラン
プ装置（１１）によりシャシ（６）を橋梁（２）の水平
部材（１２）に着脱自在に固定し１次いでターンテーブ
ル（９）の旋回（矢印（ｃ）参照）とブーム（７）の伸
縮（矢印（ａ）参照）及び俯仰（矢印（ｂ）参照）を行
い９作業台（１０）を点検・補修箇所に接近させて１点
検・補修作業を行う、また点検・補修作業を終われば、
上記と逆の要領で撤去する。

（発明の効果） 本発明の橋梁等の点検・補修装置は前記のよう装置全体
をクレーン等により点検・補修箇所の近くまで搬送し１
次いでシャシを構造物にクランプ装置を介して着脱自在
に固定し３次いでターンテーブルの旋回とブームの伸縮
及び俯仰とを行い。

作業台を点検・補修箇所に接近させて１点検・補修作業
を行う、また点検・補修作業を終われば。

上記と逆の要領で撤去するので、橋梁等の構造物の３面
を覆う大型の装置本体が不要で、装置全体を小型化でき
る。またクレーン等により点検・補修箇所の近くまで搬
送すのので、装置の移動に制約を受けない。またターン
テーブルの旋回とブームの俯仰及び伸縮とを行って２作
業台を３次元の方向に移動させるので、構造物の内部を
点検・補修できる効果がある。

以上本発明を実施例により説明したが、勿論本発明はこ
のような実施例だけに局限されるものでなく２本発明の
精神を逸脱しない範囲で種々の設計の改変を施しうるち
のである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係わる橋梁等の点検・補修装置の一実
施例を示す正面部、第２図は第１図の矢印■方向からみ
た側面図、第３図は同点検・補修装置の拡大平面図、第
４図はその側面図、第５図は作用説明図、第６図は従来
の橋梁等の点検・’ｔｒＨ修装置全装置正面図である。 （２）・・・橋梁等の構造物、（６）・・・シャシ。 （７）・・・ブーム、　（７ａ）・・・ブーム（７）の
基端部、　（７ｂ）　　・・・ブーム（７）の中間部、
　（７ｃ）　　・・・ブーム（７）の先端部、（９）・
・・ターンテーブル。 （１０）・・・作業台、　（１１）　　・・・クランプ
’２ｉＷ。 復代理人弁理士岡本重文外２名 尭　１　図 第２図 第３図 第４図 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 橋梁等の構造物にクランプ装置を介して着脱自在に固定
   されるシヤシと、同シヤシ上に設けた旋回可能なターン
   テーブルと、同ターンテーブル上に設けた俯仰及び伸縮
   可能なブームと、同ブームの先端部に取付けた作業台と
   を具えていることを特徴とした橋梁等の点検・補修装置
   。