JPS63192059A - 電子写真装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電子写真方法を用いて記録を行うレーザープ
リンター、ＬＥＤプリンター、複写機等の電子写真装置
に関するものである。

従来の技術 近年、記録物の保存性の良さから、電子写真方法を用い
て記録を行う電子写真装置が広く用いられるようになっ
てきている。

これらの電子写真装置には感光体が用いられているが、
この感光体は温度変化によって特性が変化し、印字品質
に影響を及ぼす。これは具体的には、帯電器により帯電
されられた感光体の表面電位（以下、帯電電位と略称す
る。）が温度変化により変化するために、帯電電位Ｖｓ
と、現偉器のバイアス電位ｖｂとの差ΔＶｓｂが変化し
、印字後に白の状態で残るはずの部分が黒くなる、一般
に「かぶり」と呼ばれる現象が発生するものである。

このため、従来は感光体の表面電位を測定し、この表面
電位が一定となるよう帯電器を制御していた。

また他の従来例としては、感光体の表面付近の温度を測
定し、この結果に対応してヒーターやランプで感光体を
暖め、感光体の温度を一定に保っていた。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記従来の構成では、表面電位を測定する
場合、感光体上の高い電圧を測定することになるため装
置が高価になる“という問題点を有していた。また温度
を一定に保つ構成では、外気温が低い場合は、電子写真
装置が暖まるまで時間がかかり操作性がよ（ないという
問題点を有していた。

問題点を解決するための手段 本発明は、感光部材の温度を検出する温度検出手段と、
温度検出手段の形状変化に対応して感光部材電極に印加
する電圧を変化させるものである。

作用 上記構成により、簡単でかつ安価な構成で感光体の温度
補償を行うことができる。

実施例 以下、本発明の一実施例における電子写真装置について
添付図面を用いて説明する。

第１図は本発明の一実施例における電子写真装置の要部
断面図であり、１はアルミニウム製の基地合金１ａ及び
基地合金上に形成された感光体層１ｂを備えた感光体ド
ラム、２は感光体ドラム１に接触して配置され、Ｕ字型
の形状記憶合金製の温度変化検出部材、３は温度検出部
材２の一端を保持する担持部材、４は温度検出部材の一
端が結合された可動片４ａを備え、０〜３０にΩの可変
抵抗器、５は可変抵抗器４が取り付けられている電気回
路基板、６は感光帯ドラム１に電荷を与える帯電器であ
る。

第２図は本実施例の電子写真装置のバイヤス電圧発生回
路の回路図であり、８は信号制御回路、９はリンギング
チョークコイル方式の電圧発生回路、Ｒ１は抵抗値３５
Ωの固定抵抗器、Ｒ２は抵抗値７にΩの固定抵抗器、Ｃ
１はコンデンサ、８１．８２．８３．９１．９２．９３
．９４．９５．９６は端子であり、端子９５は帯電器４
に接続されている。

以上のように構成された本実施例の電子写真装置につい
て、以下その動作について説明する。

感光体ドラム１の表面の温度が一定に保たれている場合
、端子９５より出力される帯電器４の電圧に比例した電
圧が出力されており、この信号が抵抗Ｒ１、Ｒ２及び可
変抵抗器４により分流される。そして信号制御回路８は
分流された電流に対応して信号を出力し、電圧発生回路
９はこの信号に従い帯電器４の電圧を発生し、この電圧
を一定に保つ。

次に感光体ドラム１の温度が低かった場合、温度変化検
出部材２の形状が変化し、可変抵抗器４の抵抗値が変化
し、端子８２より出力される電流値が変化し、帯電器４
の電圧が上昇する。

第３図は本実施例の電子写真装置の感光体ドラム１の表
面電位と、温度の関係を示すグラフであり、縦軸は電位
、横軸は温度、破線は本実施例の電子写真装置のデータ
、実線は従来の電子写真装置のデータを示している。本
実施例では感光体ドラム１の露光後の電位の制御は行わ
ないため、０℃から４０℃までの温度範囲で現像バイア
ス電位ｖｂと露光後電位Ｖｌとの差ΔＶｌｂが２５０［
Ｖ］以上となるように、０℃での現像バイアス電圧が−
４５０［Ｖ］　、露光後電位Ｖｌが−２００［ｖ］とな
るよう設定されている。本実施例の電子写真装置は温度
が４０℃から低くなるに従い、帯電器４の電圧が上昇す
る。このため帯電電位Ｖｓは、−６２５［Ｖ］程度のほ
ぼ一定値となり、温度変化によらず優れた印字品質を得
ることができる。

発明の効果 本発明は、感光部材の温度を検出する温度検出手段と、
温度検出手段の出力に対応して感光部材電極に印加する
電圧を変化させるものであり、簡単で、かつ安価な構成
で感光体の温度補償を行うことができ、高い印字品質を
得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における電子写真装置のブロ
ック図、第２図は同回路ブロック図、第３図は同感光体
ドラムの表面温度と帯電電位の関係を示すグラフである
。 １・・・感光体ドラム　　　２・・・温度変化検出部材
３・・・担持部材　　　　　４・・・可変抵抗器５・・
・電気回路基板　　　６・・・帯電器８・・・信号制御
回路　　　９・・・電圧発生回路代理人の氏名　弁理士
　中尾敏男　ほか１名第１図 １−一一本Ｋ（）Ｋう４ ２−−一壜戊豪イと才賓シを貧ａ ３−硯搏僻筏 ４−町麦枢抗呑 手続補正書 昭和６２年４月２８日

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）電極の表面に感光体層が形成された感光部材と、
   前記感光部材を帯電させる帯電器と、前記感光部材に近
   接して位置し前記感光部材の温度を検出する温度検出手
   段と、前記温度検出手段の出力に対応して前記帯電器の
   帯電電圧を変化させる帯電電圧制御手段を備えたことを
   特徴とする電子写真装置。
2. （２）温度検出手段は、バイメタルであることを特徴と
   する特許請求の範囲第１項記載の電子写真装置。
3. （３）温度検出手段は、形状記憶合金製であることを特
   徴とする特許請求の範囲第１項記載の電子写真装置。