JPS6319084A - 印字品質評価方法 - Google Patents

印字品質評価方法

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JPS6319084A
JPS6319084A JP61163177A JP16317786A JPS6319084A JP S6319084 A JPS6319084 A JP S6319084A JP 61163177 A JP61163177 A JP 61163177A JP 16317786 A JP16317786 A JP 16317786A JP S6319084 A JPS6319084 A JP S6319084A
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JP61163177A
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Yasuhiko Tanaka
康彦 田中
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はプリンタ等で印字される画像の印字品質評1面
方法に関するものである。
〈従来の技術) 近年プリンタ、特に端末装置としてのプリンタが普及し
、産業界のあらゆる分野で用いられていいる。プリンタ
の種類としては、高級なものはレーザプリンタから、簡
易なものは熱転写プリンタまで種々のものが存在する。
近年このようなプリンタの言及に伴い、その画質に対す
る関心も高まってきている。
(発明が解決しようとする問題点) 従来のプリンタの印字品質の評価方法としては、例えば
熱転写プリンタの場合を例にとれば、エツジの特性、印
字パターンのつぶれ及び転写抜は等が判断の基準になる
が、実際の評価はもっばら目視の感覚に頼っているのが
実情である。プリンタの印字品質乃至は画質の評価に関
する研究も行われてはいるが、理論的研究の段階にあり
実用的とは言い詐い状況にある。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであって、
その目的は、目視の実感に合った客観的印字品質の評価
ができる印字品質評価方法を実現することにある。
(問題点を解決するための手段) 前記した問題点を解決する本発明は、試料画像の各領域
に対して、印字品質を評価するための複数個の評価基準
を定め、これら複数個の評価基準のうちの少なくとも2
個を組合せて評価関数を定義し、評価関数の値の大小に
よって印字品質の評価をするようにしたことを特徴とす
るものである。
(作用) 本発明は印字品質を評価するのに複数個の評価基準を定
め、これら評価基準の少なくとも2個を組合せて評価関
数を定義する。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
第1図は本発明方法の一実施例を示すフローチャートで
ある。以下このフローチャートに沿って謂明する。
ステップ■ 試料画像の上下左右の各辺に対して印字品質を評価する
ための複数個の評価基準を定める。
試料画像の印字品質を評価する尺度として■エツジの凹
凸に関する尺度(エツジの清らかさ)、■エツジのボケ
に関する尺度(エツジのシャープさ)、■その他の尺度
等を考えることができる。
以下、各場合に分けて複数個の評価基準を提案する。
く1)エツジの凹凸に関する尺度 <a >標準偏差を用いた評価基準 金、第2図に示すような印字画像を考える。本来ならば
、例えば図中に破線で示すような四辺形の画像が印字さ
れるべきところ、プリンタの性能上の制約のために図の
斜線で示される領域のみインクが付着された画像が作成
されたものとする。
斜線領域中に形成された空白部はインクが付着されなか
った部分(ボイドという)を示している。
ここでは、図に示す印字画像の上下左右各辺のエツジの
凹凸について定量的に評価する方法を考察する。
第3図は1つの辺を拡大した図である。図に示すように
、辺の輪郭は1辺が10μm程度の矩形状の画素の連な
りより形成されている。画素中にぬした“+″は中心点
を示す。今、各画素に対し、イの中心点から最も近い距
離を通る直線(回帰直線という)を求める。回帰直線を
求めるには、統計的手法が用いられるが、ここでは最も
一般的な最小2乗法を用いる。
最小2乗法を用いて回帰直線を求めるには、n個の画素
の組(xi、 yi)  (i = 1〜n)が与えら
れた時、これら画素のデータが最もよくあてはまるよう
な直線式を求めればよい。そこで、あてはめるべき直線
式を y =ax+b                  
・・・(1)とし、実測値に最もよく一致するように係
数a。
bを定める。
今、第4図に示すように、任意の画素(座標X)。
■()が与えられたとすると、実測値Viと理論値ソと
の距離の差の2乗和、即ら、残差平方和を最小にするよ
うに係数a、bを求める。点(xi、 yi)の残差は
Vi −(ax、 十b )であるから、残差平方和T
 (a 、 b )は次式で与えられる。
I(a、b)−Σ(VI−(a +bxi ) ) 2
・・・(2) 但し、nは画素数である。I (a 、 b )が最小
となるような係数a、bを求めるためには、I(a。
b)をa及びbで偏微分してゼロとおくa I (a 
、 b )/aa =0より (a/aa  )  Σ (yi −a  −bxi 
  )  2 =O−(3)aI(a、b)/ab=0 より (a/ab)  Σ (yi−a  −bxi  ) 
 2 =  O−<4  )1嵩1 <3)、(4)式より 2Σ(yi−a −bxi ) X (−1) =O−
(5)1+1 2E (yi−a −bxi ) x (−xi) =
O・(6)嘗寓1 移項して整理すれば、次の連立方程式が得られる。
(7)、<8>をa、bについて解けばa、bが求まり
、(1)式に示す回帰直線式が決定する。
第5図は、このようにして求めた回帰直線を示す図で、
図のLが回帰直線である。輪郭を構成する各画素と回帰
直線り間の11 ! 、(lj+4.・・・は平均=8
− して考えると最も近いものとなっている。即ち、各画素
の位階を最もよく近似するものとなっている。
次にこのようにして求めた回帰直線を基準にして画像の
輪郭を形成する各画素の位置の標準偏差を求める。
試料(ここでは画素〉の散らばりの度合を表わす手法と
して標t$偏差は最も好適なものである。
第5図に示すように回帰直線りと任意の画素の中心点間
の距離を41とすると、標準偏差SDは次ここで、Nは
輪郭を形成する画素の総数である。
次に求めた標準偏差を印字品質の評価基準として用いる
前述したように、標準偏差は試料の散らばりの度合を表
わす尺度として用いられている。標準偏差は(9)式よ
り明らかなように、試料の敗らばりの程度が小さい時に
は小さくなり、散らばりの程庇が大きい時には大きくな
る。従って、標準幅差が小さい時には画像のエツジ部の
印字品質が良いと判断でき、標準偏差が大きい時には画
像のエツジ部の印字品質が悪いと判断できる。
次に標準偏差印字品質評価の実験結果についτ説明する
。第6図は実験に用いた試料画像で、縦横それぞれ45
0画素の枠内に表示されている。
図に示す試料画像は、実際のプリント画像を画像読取装
置で読取って2値化した2値画像を示している。この時
の2値化用閾値Thは次式を用いた。
Th=0.6(t≧0.6) t   (t <0.6)     ・・・(10)但
し t = (dw十db) / 2dwH紙の反射濃
度 db、像部分の反1)18i1度 第6図に示t2値画像の上下左右の各辺に対して、両端
の10%をカットして、残り80%の辺に対して本発明
を適用して標準偏差を求めたところ上辺、下辺、左辺、
右)172がそれぞれ0.10101(> 、 0.1
03 (mm> 、 0.058 (mm) 。
0.072(mm)となった。第6図を参照すると、 
           −10− 明らかなように左辺、右辺よりも上辺、下辺が印字品質
が悪いが、実験結果もよくこれと一致している。
尚、上)ホの評価基準においては、第6図に示覆2値画
像に対して標*a差を求める場合を例にとって説明した
。しかしながら本評価基準はこれに限るものではない。
例えば第6図に示す2 Ifi画僅に対して2値画像内
部の印字後は領域(ボイド)を埋め合わせ、次に輪郭線
のうちオーバーハングしている部分の画素は、像の中心
方向に向けて×軸(又はy軸)に平行移動して張り出し
を落とすようにJる。このようにしてボイド及びオーバ
ーハングを無くした2値画像に対して本評価基準を適用
することもできる。
(b)画素間の隔たりの最大振幅値を用いた評価基準 この場合も<a >の場合と同様にして先ず回帰直線り
を求める。
第7図を用いて説明する。回帰直線りを求めると、輪郭
線を形成する画素は回帰直線りを境界線として外側に存
在する画素と内側に存在する画素とに2分される。外側
に存在する画素のうち回帰直線しから最も離れているも
のに着目し、回帰直線りからの距離を/m1とする。次
に内側に存在する画素のうち回帰直線りから最も離れて
いるものに着目し、回帰直線りからの距離を1m2とす
る。1m1と/m2の加算値(/m 1+/m 2 )
を求めこれを最大振幅値(peak to peak値
)とする。最大振幅値Vpは次式で与えられる。
Vlll=#mt+6m2       =(11)最
大振幅値VDが大きい時には凹凸の度合が大きいので画
像のエツジ部の印字品質が悪いと判断でき、最大振幅値
Vpが小さい時には凹凸の度合が小さいので画像のエツ
ジ部の印字品質が良いと判断することができる。即ち、
Vpを印字品質評価基準として用いることができる。
第6図に示す2値画像の上下左右の各辺に対して、両端
の10%をカットして、残り80%の辺に対して本発明
を適用して最大振幅値を求めたところ上辺、下辺、左辺
、右辺がそれぞれ0.400.276(mm)となった
。第6図を参照すると明らかなように、左辺、右辺より
も上辺、下辺が印字品質が悪いが、実験結果もよくこれ
と一致している。
尚、上)小の評価基準においては、第6図に示す2値画
像に対して画素の拡がりの最大振幅値を求める場合を例
にとって説明した。しかしながら本評価基準はこれに限
るものではない。例えば第6図に示す2値画像に対して
2値画像内部の印字後は領域(ボイド)を埋め合わせ、
次に輪郭線のうちオーバーハングしている部分の画素は
、像の中心方向に向けてX軸〈又はy軸)に平行移動し
て張り出しを落とすようにする。このようにしてボイド
及びオーバーハングを無くした2値画像に対して本評価
基準を適用することもできる。
(C)輪郭を形成する曲線の長さを用いた評価基準 この場合も、先ず各辺の輪郭線を近似する回帰直線りを
求める。
すような曲線Fが得られる。平行に隣り合った画素間の
距離をdとすると、ラインを隔てて隣り合った画素間の
距離はfldとなる。従って、図に示す曲線Fの所定区
間内の距llIDは次式で与えられる。
D=Σdi              ・・・(12
)1工1 但し di=d又はfld mは所定区間内の画素数 これに対し、同区間内の回帰線直線L〈第8図は第5図
に示す状態から見やすくするために平行移動して示して
いる)の長さをLDとする、ここで、輪郭を形成する曲
線の長さDに対する同区間の回帰直線の長さLDの比率
Kを次式で定義する。
K =’ L D / D            ・
・・(13)第8図を参照すると明らかなように、曲線
Fが回帰直線りに近づく程、印字に凹凸がなく良好な印
字品質となり、曲線Fが回帰直線りと異なった形状にな
る程、印字の凹凸がはげしく悪い印字品質となる。この
ことを(13)式を用いて定量的に示ゼば、印字品質が
良好な時には比率には大きくなって(理想値100%)
印字品質が悪くなると比率には小さくなる(悪くなる稈
O%に近づく)。従って、(13)式で示す比率Kを印
字品質の評価基準として用いることができる。
第6図に示す2値画像の上下左右の各辺に対して、両端
の10%をカットして、残り80%の辺に対して本発明
を適用して比率Rを求めたところ、上辺、下422 、
左辺、右辺がそれぞれ78.9%。
82.5%、89.5%、82.9%となった。
第6図を参照すると明らかなように左辺、右]22より
も−L辺、下辺が印字品質が悪いが、実験結果もよくこ
れと一致している。
尚、上述の評価基準においては、第6図に示す2値画像
に対して輪郭を形成する曲線の長さに対する回帰直線の
長さの比率を求める場合を例にとって説明した。しかし
ながら本評価基準はこれに限るものではない。例えば第
6図に示す2値画像に対して21直画像内部の印字抜は
領域(ボイド)を埋め合わせ、次に輪郭線のうちオーバ
ーハングしている部分の画素は、像の中心方向に向けて
×軸(又はy軸)に平行移動して張り出しを落とでよう
にする。このようにしてボイド及びA−バーハングを無
くした2値画像に対して本評価基準を適用することもで
きる。
く2)エツジのボケに関する尺度 (a)エツジの幅を用いた評価基準 第6図に示づ試料画像を、反射率(輝度)で表硯するこ
とを考える。本発明においては、以下に示すようにエツ
ジの幅を定義する。エツジの幅とは、各画素の反射率R
が Rλ≦R≦Rh           ・・・(14)
なる条件を満たす部分の法線方向の幅をいう。ここで、
Rh、Rzはそれぞれ次式のように表わされる。 Rh
 = <25RW 」−75Rb )、/100・・・
(15) RJ = <75RW +25Rh )/100・・・
(1θ) RW;紙の反射率 Rb:像部分の反射率 (14)式を満たす幅を第6図に示ず試料画像の全面に
ついて求めて表示すると、第9図に示づような画像が得
られる。図の幅が〈14)式に示す条件を満足する反射
率の部分の幅を示しているが、一般にボケの多い画像は
ど幅広となる。従って輪郭線の幅の狭い箇所は印字品質
が良好な領域といえる。計算でこの幅を求める時には反
射率の差分(Rh−Rオ)の長さと、第9図に示t45
0画素×450画素画面との対応関係をとった後、以後
は比率演算で順次各辺の各点の法線方向の幅を長さの単
位で求めることができる。ここで、各点の間隔は例えば
画素ごとにとってもよいし、数画素ごとに1個の間隔を
とってもよい。尚、第10図は反射率50%のエツジ軌
跡を示す図である。
次に各辺ごとにエツジの幅の平均値を求める。
エツジ幅の平均値Wは次式で与えられる。
W−Σwi/n            ・−(17)
I=1 ここでwiは第1番目の線幅、nはサンプル点の個−l
tj  − ラである。
実際に四辺形像の上下左右各辺についてエツジの幅の平
均値を求める時には以下のようにする。
例えば上辺部について平均値を求める場合には、各辺の
上下及び左右の10%ずつをjyフットた領域(第13
図の斜線領域)を想定し、この斜線領域に対して本評価
基準を適用する。又、エツジの幅を求める方法としては
、第9図に示す画像より斜線領域の面積を求め、次に第
10図に示づ画像より対応する領域の長さを求め、(面
積)÷(長さ)で各辺の輪郭線の幅を求め平均値とする
ようにしてもよい。具体的には面積は第9図の画素の数
をカウントすることにより得られ、長さは第10図の画
素の数をカウントすることにより得られる。コンピュー
タで計算させる場合には、この方法が都合がよい。
前述したように各辺ごとに反射率を基準として求めた(
17)式に示す各辺ごとのエツジの幅の平均値を、画像
のエツジ部のボケを表わす尺度として用いることができ
る。即ち平均値Wが大きいと印字品質が悪くなり、Wが
小さいと印字品質がよくなる。
第6図に示す2値画像の上下左右の各辺に対して、両端
の10%をカットして、残り80%の)22に対して本
発明を適用してエツジの幅の平均値を求めたところ、上
辺、下j22.左辺、右辺がそれぞれ0.064 (m
m>、0.○55 (mm) 、 0.052 <mm
) 、 0.060 <mm)となった。第6図を参照
づ−ると明らかなように左辺、右辺よりも一ト辺、下辺
が印字品質が悪いが、実験結果もよくこれと一致してい
る。
尚、第9図、第10図に示す画像が屈曲の少ない単純な
形状であれば、各区間(上下左右又は全面)を更に細分
化して小区間となし、各小区間について直線又は2次曲
線等の傾向線を当てはめ、長さを求めるようにしてもよ
い。この場合も面積は第9図、長さは第10図より求め
、エツジの幅を(面$A>÷(長さ)で算出する。
<b>アキュータンスを用いた評価基準尚、エツジのボ
ケに開田る尺度として前述したー19〜 エツジ幅算出方式の他に、アキュータンス(、A cu
tance )方式を考えることができる。第2図に示
すような印字画像の各辺に対して画素の数をn、最大濃
度と最小濃度との差をり、相隣り合ったX方向及びy方
向の画素の濃度の変化ΔDiに対して、アキュータンス
Aを次式で定義する。
A−Σ((ΔD+/△×1)2 +(ΔDi/ΔVi) 2)/n −D−(18)ここ
で、△×iはX方向の画素間距離(例えば10μ)、Δ
y1はy方向の画素間距離である。第2図に示づ画像に
対してアキュータンスを求めたところ、上辺、下辺、左
辺、右辺がそれぞれ252゜7  (611/w+ m
? >  、  306.  5  (dn/mm 2
 )  、   3 78、6 (dn/+n+++2
) 、 217.5 (dn/mm2)となった。値が
大きい程、印字品質が良好なことを示している。ここで
、dnは濃度である。
(3)その他の尺度 <a)印字の抜けの割合(ボイド率)を用いた評価基準 今、第11図に示すような印字画像を考える。
−20= 本来ならば、例えば四辺形P1のような画像が印字され
るべぎところ、プリンタの性能上の制約のために図の斜
線で示される領域のみ色材(インク)が付着された画像
が作成されたものとする。斜線領域中に形成された空白
部はインクが付着されなかつIζ部分(ボイドという)
を示している。ここでは、色材が付着されなかった部分
の面積の割合を印字品質の評価基準として用いることを
考える。
今、第11図中に実線で示すような所定の条件を満足す
る等測長方形P2を想定する。ここでは、図形の輪郭を
構成していない内部のボイドを埋め合わせたものとして
、等測長方形が満足すべき所定の条f[として、以下の
項目を考える。
0元の試料画像の印字面積(ボイドを含んだ面積)と等
しい面積を有すること。
本発明は、色材が付着すべき面積に対して、色材が付着
していない部分の面積の割合で印字品質を評価するもの
であり、更に、目視実感に合う面積は内部のボイドに影
響されないで、輪郭だけで決まるものだからである。
■元の試料画像と比べて構成する画素のX方向。
y方向の分@1直の比率が等しいこと。
面積が等しくても像の全体としての縦横のバランスによ
って目視の感じが異なるので、画素の散らばりの度合も
一致している必要がある。
■共通の重心を有すること。
第11図の点Gが共通の重心である。
第11図に示す等測長方形を抜出覆と、第12図のよう
になる。この場合において、等測長方形の2辺の長さを
それぞれ図に示すようにa、bとすると等測長方形の面
積Sは次式で与えられる。
S=a xb             −(18)次
に、印字抜けの部分〈ボイド部)の面積をS1〜S9と
すると、ボイド部全体の面積S′は次式%式% ここで、ボイドを計測する時には、等測長方形を求める
時には埋め合わせたもの(87〜Ss)を復活させる。
一般的にはmをボイドの個数として=A−22− で与えられる。以上より等極長方形内におけるボイド部
分く色材の付着していない部分)の面積の比率くボイド
率という)■は次式で表わすことができる。
V=S’ /S =ΣSi、/S           ・・・(22)
1+1 〈22)式で与えられる面積比率〈ボイド率)■が大き
い場合には、印字抜は部の面積が大きいことを表わし、
従って印字品質が悪いことを示している。逆にボイド率
Vが小さい場合には印字抜は部の面積が小さいことを表
わし、従って印字品質が良いことを示している。以上よ
りボイド率を印字品質の評価基準として用いることがで
きる。
第14図は、本発明方法の他の実施例を示す図である。
図において、外側の長方形は第12図に示す等細長方形
である。これに対し内側に示す長方形(斜線部)は等細
長方形の長さを縦方向(X方向)、横方向(X方向)共
にそれぞれ20%縮小したもので、面積的には、第1の
等細長方形の64%となっている。この縮小した第2の
等細長方形を副等(Ii長方形と定義する。この副等価
長方形に対して、本発明方法によるボイド率を求めて、
印字品質評価Inとして用いることができる。例えば通
常使用する平滑紙ではなく、粗い表面をもつ紙面にリボ
ンで印字したような場合、バルキー(bulky )で
ない部分(第12図の場合を例にとるとS1〜Ss)を
ボイド率を測る範囲から除外する必要がある。このよう
な場合に、第1の等細長方形をx、y各方向に同一比率
で縮小することにより、本質的にバルキーでない部分が
除外されるので、印字品質をより正確に評価することが
できる。尚、縮小比率は20%に限るものではなく、任
意の比率を用いることができる。
次に本発明を用いた印字品質評価の実験結果について説
明する。第6図は実験に用いた試料画像である。
第6図に示す2個画像の上下左右の各辺に対して、本発
明を適用してボイド率を求めてみた。インクが付着して
いる領域の面積が8.23 <mm2)前述の基準で求
めた等細長方形の面積が8.25(mm2)となった。
等細長方形の面積が実測面積よりも若干大きいのは丸め
誤差の影響である。このとき横〈X方向)の長さa =
3.004 (mm) 。
縦(X方向)の長さb =2. 748 (n1m) 
ト&ッた。重心Gの位置はX方向に226画素目、y方
向に213画素目、つまり(226,2133となった
。ボイド率は15.59(%)、副等価長方形(x 、
 y各り0%縮小)を用いてボイド率を求めたところ1
9.45(%)となった。
ステップ■ 前述した複数個の評価基準のうち少なくとも2個を組合
せて評価関数を定義する。
以上複数個の評価基準について詳細に説明したが、これ
らは、何れも評価の尺度に特長をもたせたものであり、
各評価基準はそれぞれ独立したものである。しかしなが
ら、これら評価基準は何れも相互に相関がある。例えば
〈1)の(a)の標準偏差法を用いて印字品質が悪いと
評価され1c画像はく3)の<a)のボイド率を用いた
方法によっても印字品質が悪いと評価される傾向がある
しかし、ひとつのみの尺度で、その印字試料の良否を決
定してしまうだけの信頼性を得ることは困難である。又
、ボイドは熱転写や電子写真には顕著な特徴だが、他の
印字方式では必ずしもそうではない。かといって、多く
の尺度の測定値を羅列したのでは、印字試料の良否判定
に苦しむことになる。そこで、各種の尺度を組み合わせ
て1次元的な数値とすることにより、良否判定を容易に
することが可能になる。
ここでは、前述した評価基準の殆ど全てを用いた以下に
示すような評価関数を定義する。
E= (1/100)x (500−8D+4に一4W
+2001oo A)x (1−V/100)・・・〈
23) ここで、SDは標準偏差[μm]、には輪郭形成曲線の
長さ比率[%]、 Wは反射率の幅[μm]。
Aはアキュータンス(density 7mm2コ、■
はボイド率[%]である。尚、各変数は各アパーチャ(
上下左右の各辺2等価長方形、全体像等)の測定値につ
いて加重平均してから(23)式に代入づ°る。又は(
23)式を試料画像の各辺について計算すれば各辺ごと
に評価値Eが求まる。
第15図乃至第17図は熱転写方式プリンタを用いた場
合の紙の平滑度(B ekk S moothness
 )に対する評価基準の特性を示す図である。これら特
性を基に、各平滑度に対する評価値Eを求めると第18
図に示すような値が得られる。
ステップ■ 評価関数の値の大小によって印字品質を評価する。
(23)式は、値が大きくなる程印字品質が良好になる
評価基準を正に、値が大ぎくなる程印字品質が悪くなる
評価基準を負にとっている、従って、E値が大きい程印
字品質が秀れていることを示す。例えば、E値が10点
以上を合格、10点未満を不合格等のようにすれば、品
質検査にも応用できる。くインクリボンの他、紙、ヘッ
ド、プリンタの印字プロセス条件等の各種評価に)又、
これは熱転写に限らずインクジェット、ワイヤドツト、
ディジーホイール、電子写真等の各種印字の評価に利用
することができる。
第19図は本発明方法を実施するためのハードシステム
の構成例を示す図である。原稿1に記録されている画像
は顕微鏡2で光学的に拡大された後、続くテレビカメラ
3で読取られ電気信号に変換される。電気信号に変換さ
れた画像信号は、A/D変換器4でディジタルデータに
変換される。
ここで、A/D変換器4のビット数としては256階調
程度の分解能でグレイレベルを判別できる程度の分解能
をもつものであればよい。即ち、8ビット程度のA/D
変換器を用いればよい。
A/D変換器4の出力は画素単位で順次イメージメモリ
5に格納される。ここでイメージメモリ5のメモリ容量
としては原稿1に記録されている画像全てを格納するこ
とができる程度の大きさの容量、例えば512X640
ビクセル程度が適当である。コンピュータ6は、イメー
ジメモリ5に格納されている画像データを順次読出して
、2値化処理をし、各画素ごとの2値データをフロッピ
ーディスク7に格納する。ここで、フロッピーディスク
7に格納される2値画像のイメージは第6図に示すよう
なものである。
次にコンピュータ6は、イメージメモリ5或いはフロッ
ピーディスク7に格納されたデータのうち必要なデータ
を読出して、所定の演算処理を行い、各種評価基準を決
定し、これら評価基準を基にして評価関数の評価値を演
算する。各辺ごとに求めた評価値はCRT8に表示され
、或いはプリンタってプリントアウトされる。キーボー
ド10は、コンピュータ6に対して各種の指令を与える
上述の説明においては、回帰直線を求めるのに最小2乗
法を用いたがその他の統計的手法を用いることができる
。本発明で用いる印字画像は、熱転写、インクジェット
、ワイヤドツト等あらゆる方式のプリンタによる画像で
あってよく、これら画像に対して本発明を等しく適用す
ることができる。又、上述の説明においては、評価関数
を構成する評価基準を5個(SD、に、W、A、V)用
いた場合を例にとったが、これに限るものではなく、例
えば試料画像のm度又は反射率の情報及びコントラスト
情報等も用いることができる。又、評価基準の組合ゼと
しては少なくとも2個の評価基準を組合わせるものであ
れば、どのような組合わせであってもよい。又、(23
)式に類する式(係数や組み合わせ方を変える)を複数
本用意して、印字品質の主判定、副判定に使い分けると
か、用途別に使い分ける(FDPプリンタ用、バーコー
ドプリンタ用、ワープロ用等)等の使い方もできる。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明によれば、印字品質
を評価することのできる複数個の評価基のうちの少なく
とも2個を組合わせることにより、目視の実感にあった
客観的な印字品質評価方法を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の一実施例を示すフローチャート、
第2図は印字画像例を示す図、第3図は輪郭部の拡大図
、第4図は最小2乗法の説明図、第5図は回帰直線を示
す図、第6図は実験に用いた2値画像の例を示す図、第
7図は最大振幅値算出の説明図、第8図は輪郭線の長さ
算出の説明図、@9図は反射率の幅で示した画像例を示
す図、第10図は反射率50%のエツジ軌跡を示す図、
第11図は等価長方形算出の説明図、第12図はボイド
率算出の説明図、第13図はエツジ幅算出の説明図、第
14図は副等価長方形算出の説明図、第15図乃至第1
7図は熱転写方式の場合の紙の平滑度に対する評価基準
の特性を示す図、第18図は評価値の算出例を示す図、
第19図は本発明方法を実施するためのハードシステム
の構成例を示す図で′ある。 1・・・原稿        2・・・顕微鏡3・・・
テレビカメラ    4・・・A/D変換器5・・・イ
メージメモリ   6・・・コンピュータ7・・・フロ
ッピーディスク 8・・・CRT9・・・プリンタ  
    10・・・キーボード特許出願人  小西六写
真工業株式会社代  埋  人   弁理士  井  
島  藤  治外1名 第2図 第 1 図 第4図 繭10図 ト 第115く 第12図 第13図 第14図 0.1゜ 第15図 Bekk Sm0Othness [sec’J第16
図 Bekk Smoothness CSeC1第17図 Bekk 5rrcDthness [5ecl第18

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)試料画像の各領域に対して、印字品質を評価する
    ための複数個の評価基準を定め、これら複数個の評価基
    準のうちの少なくとも2個を組合せて評価関数を定義し
    、評価関数の値の大小によって印字品質の評価をするよ
    うにしたことを特徴とする印字品質評価方法。
  2. (2)試料画像の上下左右の各辺に対して、試料画像の
    各辺に対して統計的手法で求めた輪郭の回帰直線を基準
    にして画像の輪郭を形成する各画素の位置の標準偏差を
    求め、この標準偏差を前記評価基準の1つとして用いた
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の印字品質
    評価方法。
  3. (3)試料画像の上下左右の各辺の輪郭に対する回帰直
    線を統計的手法で求め、各辺ごとに求めた回帰直線の外
    側に存在する画素と内側に存在する画素のうちそれぞれ
    回帰直線から最も離れた点に存在する画素の回帰直線か
    らの距離の加算値を最大振幅値として求め、この最大振
    幅値を前記評価基準の1つとして用いるようにしたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の印字品質評価
    方法。
  4. (4)試料画像の上下左右の各辺に対して、統計的手法
    を用いて輪郭の回帰直線を求め、輪郭を形成する曲線の
    長さに対する同区間の回帰直線の長さの比率を求め、こ
    の比率を前記評価基準の1つとして用いるようにしたこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の印字品質評
    価方法。
  5. (5)試料画像の上下左右の各辺乃至は試料画像全体に
    対して、紙及び画像の反射率から各点における法線方向
    のエッジの幅の平均値を求め、このエッジの幅の平均値
    を前記評価基準との1つとして用いるようにしたことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の印字品質評価方
    法。
  6. (6)試料画像に対して、所定の条件を満足する等価長
    方形を想定し、想定した等価長方形内における色材の付
    着していない部分の面積の比率を求め、この面積比率を
    印字品質の評価基準として用いるようにしたことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の印字品質評価方法。
  7. (7)試料画像の輪郭を構成する領域に対して隣り合っ
    た画素間のx、y各方向に対する濃度変化の平方和の積
    算値(アキュータンス)を求め、この積算値を前記評価
    基準の1つとして用いるようにしたことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の印字品質評価方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007201733A (ja) * 2006-01-25 2007-08-09 Japan Radio Co Ltd 携帯電話機テスタ
CN104976951A (zh) * 2014-04-09 2015-10-14 英懋达光电股份有限公司 辨识影像的装置及其方法

Cited By (3)

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