JPH11174687A - コントロールストリップ画像データ - Google Patents

コントロールストリップ画像データ

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JPH11174687A
JPH11174687A JP9341792A JP34179297A JPH11174687A JP H11174687 A JPH11174687 A JP H11174687A JP 9341792 A JP9341792 A JP 9341792A JP 34179297 A JP34179297 A JP 34179297A JP H11174687 A JPH11174687 A JP H11174687A
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JP
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area
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exposure
image data
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JP9341792A
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English (en)
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Tetsunobu Muragata
哲伸 村形
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Publication date
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】走査露光用感光材料、特に走査露光用平版印刷
版において、濃度計等の機器を必要とせず、迅速かつ一
意的な露光量の判定および補正方法を提供することによ
り、安定した製版管理を実現する。 【解決手段】微細構造化された区域と粗構造化された区
域からなり、粗構造化区域により記号画像が形成され微
細構造化区域がそれを囲む背景領域を形成し、両者のプ
ロセス条件の変動による画像面積率変化の違いによって
生じる記号画像の視認性変動により、視覚的にプロセス
条件変動を把握するコントロールストリップ画像データ
であって、前記微細構造が1画素幅からなる主走査方向
あるいは副走査方向、またはその両方の細線画像からな
り、記号画像が画像面積率を変えて複数描画され、記号
がそれぞれの画像面積率の設定値をあらわすようなコン
トロールストリップ画像データ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は製版工程における走
査型露光用の感光材料、主として走査露光用平版印刷版
の、プロセスコントロール特に露光量管理のためのコン
トロールストリップに関する。
【0002】
【従来の技術】製版工程において電子的画像情報は、走
査露光によって感光材料に記録される。多くの場合、画
像情報は透過フィルム感光材料に走査露光および現像さ
れ、すなわち走査露光出力され、そのフィルムから直接
あるいは集版操作により透過原稿フィルムとし、密着露
光装置によって感光性を有する印刷版にコピーされる。
また、印画紙感光材料に出力して反射原稿とし、カメラ
露光装置によって原稿用感光フィルムまたは高感度印刷
版にコピーされる場合もある。さらに米国特許第4,5
01,811号、特開昭59−71055号、同昭60
−75838号、同昭60−100148号のような、
走査露光用平版印刷材料を使い、直接印刷版に走査露光
出力する方法があり、中間媒体や工程の数を省くことが
できるという利点から、使用例が増えてきている。
【0003】走査露光によって画像を各種感光材料上に
形成させる場合、画像情報はラスターイメージプロセッ
サによって計算上ごく微少な画素領域に区分けされ、各
画素は1か0かの2値情報によってのみ構成されるよう
に変換される。画像の階調性は、一定のアルゴリズムに
よって階調値を網点状ないし線状の微細画像の画像面積
率情報に変換され、視覚的に光学濃度が変化しているよ
うに訴える面積階調によって表現される。出力時には画
素毎の2値情報に変換された画像信号に従って、露光装
置において露光ビームを画素毎に照射または遮蔽するこ
とで画像を描画する。1つの画素の大きさは一定長さあ
たりの画素数すなわち解像度として、画像に要求される
品質や出力機および感光材料の画像分解能に応じて設定
され、出力機およびラスターイメージプロセッサに入力
される。
【0004】ただし感光材料に走査露光する際実際に描
画される1画素分の画像の面積率が、照射されるビーム
の強度によっては設定された解像度において1画素が占
めるべき面積率より大きすぎる場合や小さすぎる場合が
あり、画像再現が不適切になりうる。そのため露光ビー
ム強度いわゆる露光量を、感光材料の感度特性や走査速
度等の出力条件ごとに適正な画像再現を可能とするよう
なものに設定する必要がある。通常走査露光出力機では
露光ダイアル値を出力機に入力し、その値に従って光源
への電圧あるいはビームにかけるフィルターを操作し
て、露光ビーム強度を調節することによって、露光量を
調節している。
【0005】ただし露光装置においては光源や光学系に
変動が存在しうるため、露光ダイアル値が一定であって
も長期に渡る使用においては、露光ビーム強度が変動す
る可能性がある。また露光ビーム強度が一定であって
も、感光材料の感度が経時や現像条件等の変動によって
変化し、適正な露光量が変化しうる。この様なプロセス
変動に対応するため、日常的に感光材料上に基準となる
画像、いわゆるコントロールストリップ画像を原稿画像
の周辺領域に描画し、その画像再現性の適正を判定する
ことで、常に工程を管理する必要がある。
【0006】走査露光用感光材料の工程管理、特に露光
量設定の管理には、露光による単純な黒化濃度で露光量
を判定する、いわゆる濃度管理が一般的に使われてい
る。この方式は、測定に濃度計のような補助機器が必要
であるという制約はあるものの、原稿フィルム用に透過
画像を形成する感光材料の出力管理においては十分な精
度を有する。しかし、走査露光用平版印刷版のような反
射原稿の場合、露光による濃度の変動巾が比較的狭いた
め、現像条件等による濃度フレの影響が無視できず、安
定した管理が難しくなっている。さらに、特開平5−2
65216号、同平5−313206号、同平7−56
345号等に記載のような、銀錯塩拡散転写法によって
未露光部に黒化画像を形成し、黒化した感光層はウオッ
シュオフされる感光性平版印刷材料のように、このよう
な管理方法そのものが困難な場合もある。
【0007】走査露光用感光材料の管理方法としては、
感光材料上における画像再現性から露光量の適正を判定
する方法も使われている。通常は各露光系において解像
するのが難しいレベルの微細画像をコントロールストリ
ップとして描画し、その再現性がもっとも良好となる露
光量を基準とする。この方法は適正光量の決定方法とし
ては最も汎用かつ確実なものであるが、画像再現性の良
好さを判定するためには画像を拡大して観察するという
手間がかかるうえ、再現の良好さの判定には主観的な要
素が入りやすく、露光量の管理方法としては作業負担が
大きい。
【0008】日常的な露光量確認のためには、視覚のみ
によって、簡便かつ迅速に画像再現の適正が判定できる
ことが望まれる。この要請を満たす方法として、特開昭
49−94403や特公平6−46291のように、画
像の微細さによってプロセス変動からの影響が異なるこ
とを利用する方法が公知である。一般的にプロセス、特
に露光量が変動した場合、画像の周囲をなすフリンジ領
域の再現が変化するため、画像の面積率当たりの周囲長
が大きい画像であるほど、すなわち微細化された画像で
あるほどプロセス変動による面積率の変動が大きくな
り、画像の視覚的濃度が変動しやすくなる。この性質を
利用して、微細化区域により記号画像を形成し粗構造化
区域がそれを囲む背景領域を形成するコントロールスト
リップを使用し、両者のプロセス条件の変動による画像
面積率変化が異なる記号画像の視認性の変化からプロセ
ス変動が容易に把握できる。
【0009】しかしこれら公知手段は、全て密着露光に
おける管理を前提としており、中間媒体であるコントロ
ールストリップ画像フィルムによって提供される。その
ため、電子的画像情報から画像を生成する走査露光方式
に直接用いることはできない。また、これらの画像の形
態をそのまま画像データに変換し出力しても、走査露光
方式では画像再現能力が高いため十分なプロセスによる
画像面積率変化が生じなかったり、逆に画像の微細さが
出力機の設定解像度をこえてしまい、画像再現そのもの
が不安定になる場合がある。
【0010】走査露光用感光材料、特に走査露光用平版
印刷版のプロセス管理に適したコントロールストリップ
としては、特表平9−505678のように、粗構造化
された細長いストリップと微細構造化された細長いスト
リップを並行して接するよう配置し、粗構造画像にプロ
セス非依存性の単線スクリーンからなるウエッジ画像
を、微細構造画像に2x2画素の微細網点からなる均一
階調画像を使うものがある。微細構造からなるストリッ
プ画像が均一である一方、粗構造からなるストリップ画
像の階調が段階的に変化するため、両者の視覚的光学濃
度はストリップ上の特定の位置で一致する。微細画像の
視覚的光学濃度はプロセス条件に強く依存するため、2
つのストリップの濃度が一致する位置は、プロセス条件
によって変動する。そのため、適正条件において両者の
濃度が一致する位置を示す指示ストリップ画像を上記コ
ントロールストリップに並行して配置し、常にストリッ
プ上の指示された位置で両者の濃度が一致するようプロ
セス条件、通常は露光量を設定することで、安定した画
像再現が可能となる。
【0011】しかし、この様なコントロールストリップ
において、適正条件下で2つのストリップの視覚的光学
濃度が一致する位置は、出力機や感光材料、解像度設定
条件等によって違ってくるため、それぞれの組み合わせ
毎に指示ストリップの位置を変えたコントロールストリ
ップを用意する必要がある。また、プロセス非依存性の
粗構造からなる画像は、画像を構成する構造が視覚的に
識別されやすく、一度観察者が構造を識別してしまうと
光学濃度領域としては認識されにくいという問題があ
る。逆にプロセス依存性の強い極微細な構造からなる画
像は独特の色調や反射特性を有し、通常の面積階調画像
とは視覚的な印象が異なる場合がある。そのため、微細
構造からなる領域と粗構造からなる領域の光学濃度を比
較する作業は簡便ではなく、微妙な判断には個人差が生
じやすくなっている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、走査
露光用感光材料、特に走査露光用平版印刷版において、
濃度計等の機器を必要とせず、迅速かつ一意的に露光量
設定の適正を判定する、汎用なコントロールストリップ
画像データを提供することにより、安定したプロセス管
理を実現することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、走
査露光用感光材料のためのプロセス管理用コントロール
ストリップ画像データであって、微細構造化された区域
と粗構造化された区域からなり、片方の区域により記号
画像が形成されもう片方の区域がそれを囲む背景領域を
形成し、両者のプロセス条件の変動による画像面積率変
化の違いによって生じる記号画像の視認性変動により、
視覚的にプロセス条件変動を把握するコントロールスト
リップ画像データにおいて、前記微細構造が1画素幅か
らなる主走査方向あるいは副走査方向、またはその両方
の細線画像からなるような信号要素を生成することを特
徴とするコントロールストリップ画像データによって達
成される。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明によるコントロールストリ
ップ画像データは、PostScript言語のような
ページ記述言語によって記述される。本発明において限
定される1画素幅の細線画像は、ページ記述言語に標準
的に内蔵される機能を利用して記述することができる。
この方式によって記述された画像データは汎用なもので
あり、原稿画像や他のコントロールストリップ画像デー
タと共に既存の製版用電子画像処理システムに適用され
る。
【0015】以下、図に従って本発明の詳細を説明す
る。図5では本発明によって限定される微細化構造画像
の形態を模式的に示している。また図3、4に微細化構
造区域を背景に粗構造化区域からなる記号画像を描画し
た画像の一態様を、図1、2に本発明において好ましい
一実施態様のコントロールストリップ画像(1)を模式
的に示す。なお図1から図4ではポジ型感光材料に走査
露光出力した時の感光材料上の画像を模式的に示してい
るが、説明のため微細構造化された区域(2)を、実際
にとりうる形態より約100倍程度に拡大した状態で示
している。
【0016】図5は、走査露光出力のために微細化構造
の画像データーを画素(9)に分割した状態を模式的に
示しており、格子状に区切られた各領域が一つの画素を
表している。一つの画素の大きさは出力時に設定された
解像度の逆数であり、仮に1ミリメートルあたり100ド
ット(100dot per mm)の解像度設定ならば1画素は計
算上0.01mm四方の大きさになる。ここで示された画素は
あくまで計算上生成したものであり、出力機や感光材料
の画像分解能を直接意味するわけではない。図では左右
方向は露光時に直接露光ビームが感光材料上を走査する
主走査方向(12)を、上下方向は露光ヘッドまたは感
光材料を動かして走査する副走査方向(13)を表して
いる。図5では微細化構造画像として1画素のみからな
る、主走査方向の細線画像(10)と副走査方向の細線
画像(11)の格子模様からなる状態を表している。な
お画像を構成する領域は、露光ビームが照射される領域
またはビームがその部分だけ遮蔽される領域のどちらで
もかまわない。
【0017】一般的に、構造が微細であるほど露光量変
動による画像面積率の変化量が大きくなる傾向がある
が、このような一画素幅からなる細線画像は出力時の解
像度設定や走査露光出力機の性能によらず、工程管理を
行うに十分なだけの強いプロセス依存性を常に有する。
そのため、1画素幅細線を一定のピッチで好ましくは3
画素から6画素間隔で描画することで均一な面積階調画
像領域を生成すると、その領域の視覚的光学濃度から、
プロセス特に露光量の状態を把握することができる。細
線を描画する方向は主走査方向または副走査方向のどち
らでもかまわない。ただし、コントロールストリップを
出力画像中に配置する時点では出力時における走査方向
が不明な場合があり、一般的に細線描画方向を指定する
のは難しい。また、主走査方向と副走査方向とでは細線
画像が露光量変動から受ける影響に違いがある。そのた
め画像を配置する方向による再現依存性を排除するた
め、図のように、主走査および副走査方向の両方の細線
を4画素から6画素間隔の、好ましくは4画素間隔の等
しいピッチで描画する態様がより好ましい。
【0018】また1画素幅細線からなる画像の他に4画
素以上10画素以下の寸法の網点、例えば3画素四方、
3×2画素、2×2画素、2×5画素寸法の領域からな
る網点を、画像全体の網点面積率が理論上30%から7
0%になるような密度で周期的あるいはランダムに配置
した微細画像によっても、工程管理を行うに十分なだけ
の強いプロセス依存性を実現できる。
【0019】図3および図4では、上記細線からなる微
細構造区域(2)を背景として三角形の記号画像が描画
されており、この記号画像が粗構造化された区域(3)
から構成された態様を示している。図では説明のため微
細構造化区域を実際にありうる態様の100倍程度に、
粗構造化区域を10倍程度に拡大して示しており、両者
の画像の粗さには大きな違いが存在しない形になってい
る。図3では、背景をなす微細画像区域(2)と画像を
なす粗画像区域(3)の画像面積率がほぼ等しくなるよ
う階調値が設定されており、目を細めるなどして意図的
に視覚の分解能を落とし、光学的濃度のみを視認した場
合、画像領域の視認性が低くなっている。一方、図4は
図3と同一画像データを露光量を変えて出力した状態を
模式的に示しており、背景領域の細線幅が変動し光学濃
度が増加している一方三角形画像領域の変動は少ないた
め、両者に濃度差が生じ画像の視認性が変動している。
図3と図4の微細画像区域(2)の光学濃度に違いがあ
ることを直接視覚によって認識することは、両者の画像
を同時に比較できる環境下でない限り難しいが、中に描
画された記号の視認性の違いは簡単に認識できるため、
微細化構造区域の光学濃度に違いがあること、すなわち
プロセス条件に違いがあることが確認できる。
【0020】走査露光方式においては、設定条件による
トラブルや機器そのものの特性により、1画素幅細線か
らなるような微細構造化区域には周期的な露光量ムラや
スジ模様が視認される場合がある。そのような現象の存
在の有無を確認し、単なる画像ムラとプロセス変動によ
る光学濃度変化とを区別するためには、微細化構造区域
は少なくとも2mm四方以上の領域にわたって描画され
ることが好ましい。一方コントロールストリップは、画
像の周辺領域に描画されるものであり寸法的に小さいこ
とが好ましいため、中に描画される記号画像のサイズを
大きくすることは難しい。そのため、細線からなる微細
構造化区域(2)が背景領域をなし、その中に粗構造化
区域(3)からなる記号画像が描画される態様が好まし
いものとなる。
【0021】図1、2では、微細構造化区域(2)から
なる背景領域上に、数値画像をなす記号画像(4)〜
(8)を段階的に階調値を変化させて並列して描画させ
た、本発明において好ましい態様を示している。図2で
は図1に比べて微細化構造区域(2)を構成する細線画
像の幅が広くなっており、図1の条件より露光量が大き
い条件で出力された態様を示している。図1、2より記
号画像(4)から(8)の順番にそって階調値が増加し
記号画像の光学的濃度が増加する一方、画像の表現する
数値は「20」から「60」まで増加しており、階調値
と数値の間に対応関係が存在していることがわかる。ま
た図1では記号画像(6)の画像面積率が背景画像領域
の画像面積率に近くなるよう設定されているため、背景
画像領域に比べ光学濃度が記号画像(5)が低く(7)
が高くなり、それぞれ数値記号「30」と「50」が視
認しやすい一方、光学濃度が背景領域と近い記号画像
(6)である「40」の視認性が低くなっている。一
方、図2では図1に比べて背景画像の画像面積率が高く
なっており、光学濃度が記号画像(7)に近い値となっ
ているため、数値画像「50」の視認性が低くなってい
る。
【0022】図1、2のように、露光量に違いがある場
合微細化構造区域の光学濃度が変動する一方記号画像の
変動は比較的少ないため、感材面上におけるコントロー
ルストリップ中での視認性の最も低い画像はそれぞれの
露光量の状態を反映する。従ってこの視認性の低い画像
の数値を、その感光材料の出力時のプロセス条件、特に
露光量を表す判定値として規定することで、プロセス状
態を定量的に表すことが可能となる。例えば図1の出力
条件の判定値は40であり図2では50となる。仮に図
1が適正条件による感光材料上の画像再現を示している
とすると、適正状態の判定値は40であると規定され、
図2の出力条件は適正条件より判定値が10ずれている
ことになる。このように判定値の変化から少なくとも何
らかのプロセス変動が生じている事実が確認できると共
に、適正条件に近づくよう露光量を補正する際には、必
要なダイアル値の再設定量を判定値の適正時の値からの
差の大小より見積もることができる。
【0023】記号画像が表現する数値には、露光量補正
操作を簡便にするため記号画像の数値を露光ダイアル値
を変化させて出力した時に生じる判定値の変化量と、露
光ダイアル値の変化量が一致するように数値をわりふる
こともでき、その場合図1と図2では露光ダイアルの設
定値が10違う状態を示すことになる。しかし露光ダイ
アル値変化による判定値の変化量は、走査露光出力機や
感光材料の種類、さらには解像度の設定条件によって違
ってくるため、それらの条件の組み合わせ毎に数字画像
を変えたコントロールストリップを用意する必要があ
る。従って簡便で汎用な形態として、面積階調を生成す
る粗画像の画像面積率の設定値をそのまま使うことがよ
り好ましい。例えば、図1、2においては記号画像
(8)の画像面積率が60%となるよう階調が設定され
ており、それに従って「60」の数値画像が与えられて
いる。
【0024】記号画像の階調値は図1、2に示すように
画像面積率を10%刻みで、あるいは5%刻みで、単純
に等間隔で変動させたものを使用する態様が、出力条件
に依存せず汎用で好ましい。ただし必ず記号画像の内ど
れかが、好ましくは段階的に変化させた階調値の中央値
において、光学濃度が適正条件における微細構造化区域
(2)と略一致するように設定する必要がある。なお出
力機や感光材料の種類に応じて、予めプロセス変動によ
る微細化構造区域の光学濃度変化を確認し、その結果を
的確に判定出来るように階調値を設定することもでき
る。例えば図1、2では実際にありうる態様より拡大し
た状態を示しており記号画像の視認性の変化がとらえに
くいため、数値画像の値とは異なり画像面積率は記号画
像(4)から(6)までは20%刻み、(6)から
(8)までは15%刻みで変動させて変化を強調してい
る。
【0025】記号画像をなす粗構造化区域は、微細構造
化区域の光学濃度変化を正確に判定するためにプロセス
依存性が十分低くなるだけの粗さが必要であるが、同時
に意図的に視覚の分解能を落とさなくても画像を構成す
る構造が識別されにくい程度に細かい構造を有するもの
であることが、視覚的判定作業の簡便さから好ましい。
さらに、階調値すなわち画像面積率が簡便に設定できる
ことが望ましい。本発明においては以上の条件を満たす
粗構造画像として、各出力条件で標準的な設定の網点画
像を使うことができる。
【0026】製版用感光材料においては、階調性は規則
的に並んだ網点画像が感材面上を占める面積率によって
再現され、網点と網点の間隔をスクリーン線数すなわち
通常1インチあたりに並ぶ網点の個数で表す。スクリー
ン線数が高くなる、すなわち網点の微細さが増すと画像
の平滑性が向上するが、同時に画像面積率のプロセス依
存性が高くなる。そのため通常出力機には感光材料の特
性や解像度設定に応じて、プロセス依存性が許容できる
範囲内に収まる標準的なスクリーン線数が提示されてい
る。このような線数による網点画像は、露光量変動によ
る影響を完全に排除することはできないものの面積率1
0%から90%の範囲ならば、本発明の構成要件からな
る微細構造区域の光学濃度変動を確認するに十分な安定
性が確保できる。標準の設定よりも線数が低くすればよ
り安定性が増すが、同時に画像の平滑性が失われ光学濃
度の比較が難しくなるため、好ましくは100線または
133線程度の線数を選択する。
【0027】コントロールストリップ画像の大きさは、
原稿画像の周辺領域に描画する際に邪魔にならず、なお
かつ視覚的に観察しやすいよう細長い形態をとり、短辺
は5〜10mmの細長い態様をとることが好ましい。ま
た、出力機によっては微細化構造区域の再現性が露光位
置によって微妙に異なっている場合があるため、長辺は
少なくとも100mm以下の長さにとどめ、コンパクト
な態様をとることが好ましい。ストリップ中の数値画像
は太文字の書体を使い、文字の高さがストリップ画像短
辺の50%〜90%となる文字サイズを選択することに
より、観察しやすい条件が確保できる。
【0028】以下、本発明によるコントロールストリッ
プ画像を用いた工程管理方法について説明する。通常、
原稿用の画像データを感光材料に描画する際には、画像
が印刷版上の適切な位置に描画されるよう、レイアウト
ソフトウエアないし面付けソフトウエアによって単一ま
たは複数の画像の走査露光時の出力位置を設定するレイ
アウト処理を行い、その結果をPostScript言
語のようなページ記述言語によって記述される。本発明
によるコントロールストリップは、原稿画像周辺の一定
の位置に常に配置されるよう、レイアウト処理ソフトウ
エアによって基本的な配置を設定しておく。
【0029】以上のような設定を行った画像情報を感光
材料に出力し、各感光材料毎に出力操作者がコントロー
ルストリップ画像部分に目をとおすことで判定値を極短
時間で読みとり、適正条件の判定値とのずれがないか確
認する。判定値の確認は判定値をなす数値画像そのもの
ではなく、その左右の画像において一方が視認しやすく
他方が視認しにくく変化していないかチェックすること
で迅速に作業できる。なお適正条件は出力機および感光
材料の導入時に、露光系において解像するのが難しいレ
ベルの微細画像の再現性が最適になるよう露光量を設定
することで決めることができる。
【0030】コントロールストリップは、印刷される原
稿画像の周辺領域、より具体的には刷版を印刷機上に固
定する万力近辺の領域に配置し、印刷時にインキローラ
ーやブランケットローラーに触れないようにすることが
好ましい。この態様により印刷した後においても、版面
上のコントロールストリップ画像は印刷による負荷がか
かることなく保存されるため、印刷中ないし印刷後に印
刷再現に何らかの異常が見つかった場合、刷版のコント
ロールストリップを確認することで、少なくともトラブ
ルの原因が露光量設定にあったのかどうかが確認するこ
とができる。
【0031】本発明によるコントロールストリップは、
工程管理に使用するためのものであるが、出力機の個体
差や感光材料のロット間のフレが小さい安定した出力条
件に対しては、適正露光量の一意的な決定方法として使
うこともできる。すなわち、出力機および感光材料の種
類と解像度設定条件毎に、最適な条件下におけるコント
ロールパッチの判定値を予め決めておき、他の出力機に
おいても出力条件が同一ならば、その判定値を再現する
よう露光ダイアルを設定することで、適正光量を決める
ことができる。ただし、出力機によっては画像を描画す
る位置によって微妙に判定値がずれる場合があるので、
出力位置は常に一定に保つ必要がある。
【0032】本発明によるコントロールストリップは、
走査露光出力工程管理に使用するためのものであるが、
走査露光段階の工程管理が十分なされているならば、そ
れ以降の工程の管理に使用することもできる。すなわ
ち、走査露光によって透過ないし反射原稿に出力した
後、感光性を有する印刷版に露光によってコピーする操
作において、印刷版面上に再現されるコントロールスト
リップ画像の判定値は、印刷版への露光量や現像液の状
態等のプロセスに敏感に依存するため、露光量および現
像条件の管理の指標となる。
【0033】本発明によるコントロールストリップは、
印刷領域外に配置されることを前提としているが、走査
露光段階の工程管理が十分なされており、かつ印刷版の
分解能が高く、最終印刷結果において精度よくコントロ
ールストリップ画像が再現可能ならば、通常型の平版印
刷版または走査露光用平版印刷版における、印刷用コン
トロールストリップとして使うこともできる。平版印刷
においては、印刷中に版面上の画像部に付けられたイン
キ皮膜に印圧がかかることで画像が太る、いわゆるドッ
トゲイン現象が存在し、このドットゲインを一定に保つ
ことが平版印刷の重要な管理項目となっている。ドット
ゲインによる画像の光学濃度の増加は微細化構造区域に
おいて著しく、粗構造化区域との光学濃度差を生じるた
め、印刷再現されたコントロールストリップ画像の判定
値はドットゲインの大きさを極めて敏感に反映し、管理
の基準に用いることが可能となる。
【0034】
【実施例】実施例 以下、本発明の一例を説明するが、勿論本発明はこれだ
けに限定されるものではない。
【0035】本発明による効果を評価するために、光源
または印刷版の特性が振れた場合を想定して、写真感度
の異なる走査露光用銀塩拡散転写型平版印刷材料を用意
し、本発明の標準的な方法に従って露光量管理を行っ
た。
【0036】出力機には赤色LD光源の平面走査露光型
イメージセッター、大日本スクリーンFT−R3050
を使用し、2400dpiの解像度設定で使用した。ラ
スターイメージプロセッサ (RIP)としてはマッキントッ
シュ上で動作するソフトウエアRIPであるAD-RIPを使用
した。 感光材料にはPETベースの赤色LD感光性銀
塩ダイレクト印刷版、三菱製紙SDP−FR175を標
準として使用し、製造時に増感色素添加量を調整して感
度を増加させた2種類のSDP−FR175を比較とし
た。適正光量は、周期10line/mmの矩形波画像を、 出力
機の露光ダイアル値を5づつ変化させて版面上に形成さ
せ、それぞれの矩形波画像をマイクロデンシトメーター
で読み取り、露光部と未露光部の版面上の再現幅が等し
い時のダイアル値から決めた。適正光量のダイアル値
は、標準品で150、増感品1で145、増感品2で1
35となった。なお、この系では、ダイアル値の変動幅
が±8以内ならば最終印刷物への影響は無視できること
が経験的にわかっており、増感品1のようなダイアル値
±8以内の変動はほぼ許容範囲にある。
【0037】微細化構造区域をなす画像として、1画素
幅すなわち本実施例での解像度設定条件では25.4m
mあたり2400画素なので、10.6μ幅の細線画像
を主走査方向と副操作方向に4画素幅おきのピッチで引
いて格子模様を作成するラインパターンを使用した。こ
の方法でサイズ5mmx50mmの一定階調画像を作成
した。粗構造化区域をなす画像には、AD-RIPによって生
成されるアルファロジックスクリーン網点を使用し、網
角度を45°、スクリーン線数を133線とした。この
方法で一定濃度領域画像上に、20%から60%まで5
%刻みで網面積率を変化させて、9ポイントサイズで面
積率の数値を描画する、コントロール画像を作成した。
【0038】このようなコントロール画像をFT−Rの
走査方向の中央部に出力させたところ、標準および増感
SDPーFRにおいて適正露光ダイアル時には、面積率
45%の網画像の視認性が最も低いものの、40%の網
画像の視認性も50%網に比べるとかなり低いため、判
定値が45弱となることが視認により直ちに判断でき
た。また適正光量近辺では露光ダイアルを+5変化させ
ると判定値が−5弱変化するという傾向が認められた。
【0039】以上の結果をふまえて、使用中に光源また
は感材が変動した場合を想定して、標準品の適正条件で
ある露光ダイアル150で、増感品1、2を露光した。
その結果、判定値はそれぞれ35強および30となり、
適正からずれた露光条件であることが直ちに判断でき
た。さらに、適正露光時の判定値45弱との差の大きさ
より、上記の判定値とダイアル値の傾向に基づいて、そ
れぞれの感材における適正露光ダイアル設定値を見積も
ることができ、作業効率が高いことがわかる。
【0040】
【発明の効果】本発明により走査露光用感光材料におい
て、濃度計等の機器を必要とせず、迅速かつ一意的に露
光量の変動を把握することが可能となる。更に、露光量
の変動の大きさを定量的に把握することが可能となり、
光量の補正等の作業が迅速となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコントロール画像の好ましい一実
施形態を、適正露光量下で出力した場合を模式的に示し
た物である。
【図2】本発明に係るコントロール画像の好ましい一実
施形態を、適正より強い露光量で出力した場合を模式的
に示した物である。
【図3】本発明に係る、微細化構造区域を背景に粗構造
化区域からなる記号画像を描画した一態様であり、適正
露光量下で出力した場合を模式的に示している。
【図4】本発明に係る、微細化構造区域を背景に粗構造
化区域からなる記号画像を描画した一態様であり、適正
より強い露光量で出力した場合を模式的に示している。
【図5】本発明によって限定される微細化構造画像の形
態を模式的に示した物である。
【符号の簡単な説明】
1 コントロールストリップ画像 2 微細構造区域 3 粗構造区域 4〜8 特定の階調値で構成された記号画像 9 画素 10 主走査方向の1画素巾細線 11 副走査方向の1画素巾細線

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走査露光用感光材料のためのプロセス管
    理用コントロールストリップ画像データであって、微細
    構造化された区域と粗構造化された区域からなり、片方
    の区域により記号画像が形成されもう片方の区域がそれ
    を囲む背景領域を形成し、両者のプロセス条件の変動に
    よる画像面積率変化の違いによって生じる記号画像の視
    認性変動により、視覚的にプロセス条件変動を把握する
    コントロールストリップ画像データにおいて、前記微細
    構造が1画素幅からなる主走査方向あるいは副走査方
    向、またはその両方の細線画像からなるような信号要素
    を生成することを特徴とするコントロールストリップ画
    像データ。
  2. 【請求項2】 走査露光用感光材料のためのプロセス管
    理用コントロールストリップ画像データであって、微細
    構造化された区域と粗構造化された区域からなり、片方
    の区域により記号画像が形成されもう片方の区域がそれ
    を囲む背景領域を形成し、両者のプロセス条件の変動に
    よる画像面積率変化の違いによって生じる記号画像の視
    認性変動により、視覚的にプロセス条件変動を把握する
    コントロールストリップ画像データにおいて、前記微細
    構造が4画素以上10画素以下の寸法の網点から構成さ
    れるような信号要素を生成することを特徴とするコント
    ロールストリップ画像データ。
  3. 【請求項3】 記号画像が粗構造化された区域からな
    り、背景画像が微細構造化された区域からなることを特
    徴とする請求項1または請求項2に記載のコントロール
    ストリップ画像データ。
  4. 【請求項4】 記号画像が背景画像上に複数、段階的に
    階調値を変化させて形成され、該記号画像の少なくとも
    一部が階調値と対応関係のある数値画像であることを特
    徴とする前記請求項のいずれかに記載のコントロールス
    トリップ画像データ。
  5. 【請求項5】 粗構造化区域が、出力時の解像度設定条
    件において標準的な線数又はそれ以下の線数の網点から
    なり、該網点の面積率が10%から90%であることを
    特徴とする前記請求項のいずれかに記載のコントロール
    ストリップ画像データ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005070782A (ja) * 2003-08-27 2005-03-17 Agfa Corp レーザイメージング装置の露出スケールを電気的に発生する方法およびシステム
WO2008053719A1 (fr) * 2006-10-31 2008-05-08 Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. Procédé de fabrication de plaque, dispositif de sortie d'image sur plaque d'impression, dispositif d'édition d'image et système de sortie d'image sur plaque d'impression
JP2011227304A (ja) * 2010-04-20 2011-11-10 Fujifilm Corp 印刷用凸版作成装置、システム、方法及びプログラム

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