JPS63189869A - 感光転写型画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、光を利用した画像形成装置、さらに詳しくは
、光硬化性物質を露光する事により発色剤の転写性を制
御し、該発色剤を圧力現像によって転写部材に転写現像
して画像形成を行なう感光転写型画像形成装置に関する
。

［従来の技術］ 感光転写型画像形成装置、特に光硬化性物質を用いた場
合においては、画像を形成する部分を露光し、照射され
た光エネルギーが少ない部分はど光硬化性物質の硬化が
少なく、圧力を加えることによりマイクロカプセルが漬
れ、発色剤が転写部材に付着して容易に発色する。

［発明が解決しようとする問題点コ しかし、前述のように画像の範囲外の領域は露光されな
いため、加圧された時に画像の範囲外の領域にあるマイ
クロカプセルが潰れ、転写部材に対しては不要な発色を
示し、又、転写部材が無い部分においては、加圧装置に
発色剤や光硬化性物質が付着し、加圧装置表面の変質や
劣下をまねくという問題点を有する。

［問題点を解決するための手段］ 本発明の感光転写型画像形成装置は、感光部材の画像範
囲外の領域の光硬化性物質を露光硬化させる手段を具備
することを特徴とする。

［作用］ 本発明の上記の構成によれば、感光部材の画像範囲外の
領域の光硬化性物質を露光硬化させることにより、転写
部材上で画像領域外の発色を防ぐことができ、また、感
光部材上の転写部材の重なっていない部分では加圧装置
表面への転写物質の付着を防ぐ事ができる。

［実施例］ 第１図は本発明の一実施例の画像プリンタの斜視図であ
って、ロール状態から引き出された感光部材１が光源と
光源からの光を画像データに従って遮へいすることので
きる液晶マイクロシャッタアレイよりなる光書き込みヘ
ッド２によって露光されながら移動する。感光部材１は
光硬化性物質及び発色剤を包含したマイクロカプセルと
該マイクロカプセルの支持体より構成されている。この
時、光書き込みヘッド２は感光部材の幅よりも広い領域
を露光する事が可能になっており、感光部材１の進行方
向と直角な方向、即ち幅方向についての画像範囲外の部
分（第２図の斜線Ａ部）の液晶マイクロシャッタを透明
とする信号を液晶マイクロシャッタに与え同部分を全面
露光する。更に、進行方向について画像データが終わっ
た後の部分（第２図の斜線Ｂ部）をも液晶マイクロシャ
ッタの全面を透明とし、次の画像範囲の直前まで全面露
光する。その後、感光部材１に転写部材３が重ねられ、
圧力ローラー４によって加圧現像する加圧装置５によっ
て加圧されて露光量が少ない部分はどマイクロカプセル
が潰れて画像が転写部材３上に形成されるが、画像の範
囲外の部分は前述のように十分露光されているのでマイ
クロカプセルは漬れず、転写部材３上に不要な発色をし
ない。

又、感光部材１上の転写部材３が爪なっていない部分も
十分露光されているので加圧装置５によって加圧されて
もマイクロカプセルは潰れず、マイクロカプセル内容物
が加圧装置５の圧力ローラー４の表面に付着しないため
、圧力ローラー４の表面の傷や劣下を防ぐことができる
。このｆ＆、感光部材１と転写部材３は分離機構６によ
って分離され、画像の形成された転写部材３はトレイ７
上に、感光部材１は再びロール状に巻き取られる。

本実施例では光書き込みヘッド２として光源とｉα品マ
イクロシャッタアレイを用いているが、ＬＥＤアレイ、
レーザースキャン方式等を用いることもできる。

第３図に本発明の他の実施例である複写機の例を示す。

原稿台８上の原稿９を光源１０によって照らし、正立等
倍結像レンズ１１が光源１０及び遮光部材１２とともに
ガイド部材１３上を移動するキャリッジ１４に固定され
て静止している感光部材１上に結像させる。遮光部材１
２は王立等倍結像レンズ１１の真下のみ開口部１５が設
けてあり、端部は巻き取りロール１６によって巻き取ら
れるようになっている。露光が終わった後は図示しない
が、感光部材１は矢印Ｃ方向に送られ、第１図に示した
実施例と同様に転写部材が重ねられ、加圧装置を通して
複写された画像が形成される。

本実施例では原稿台８の裏面及び図示していないが原稿
の上に乗ぜられる蓋は白色の拡散面になっており、画像
の範囲外は第１の実施例と同様に全面露光される。キャ
リッジ１４の移動方向の画像範囲外の部分、即ち第２図
における斜線Ｂの部分は正立等倍結像レンズ１１の走査
する長さを原稿９よりも十分長くとることでもよいし、
原稿９の長さだけ走査してから原稿９の無い部分の真下
に王立等１？）結像レンズ１１を位置させ、露光が終わ
って感光部材１を送る時に第２図の斜線部Ｂの位置に同
期させて光源１０を点灯させて露光してもよい。

第４図に本発明の他の実施例における画像形成装置の主
要部分の側面図を示す。本実施例は感光部材１が不透明
ではない場合、即ち感光部材１のベースフィルムがＰＥ
Ｔ等の透明な材料である場合に適用される。画像の露光
が終了した感光部材１と転写部材３が重なって矢印り方
向に送られて加圧装置５に入る前に、感光部材１の裏側
を照射するように備えられた光学系を有する光源１７を
点灯、非点灯することににって第２図斜線Ｂ部に相当す
る部分を露光するようになっており、第１図に示した実
施例と同様に不要な発色の防止及び圧力ローラ４の保護
ができる。又、光源１７を幅方向に３分割し、両端の光
源のみを照射できるにうにすることによって第２図斜線
Ａ部を露光することも可能である。本実施例の場合、光
源１７からの光を直接感光部材に照射できるので第１図
や第３図に示した実施例に比べて画像範囲外の部分の全
面露光に必要な光量は少なくてすむ。

第５図に本発明の他の実施例における画像形成装置の主
要部分の側面図を示す。第４図に示した実施例と同様に
画像範囲外の部分を露光する光源１７を具備しているが
、転写部材３側に光源１７を用意しているため、感光部
材が不透明な場合にも適用できる。但し、転写部材３が
不透明な場合には第２図斜線Ａ部の一部は露光できない
ため、圧力ローラ４の保護に主眼を置き、不要な発色の
防止には前述、の実施例のいずれかを併用するとよい。

［発明の効果］ 以上述べたように本発明によれば、画像の範囲外の領１
或を露光することによって不要な発色を防止し、加圧装
置をマイクロカプセル内容物ににる変質、傷等から保護
することができるという効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の画１イ！プリンタの一実施例を示す斜
視図。 第２図は感光部材上の露光状態を示す略図。 第３図は本発明の複写機の一実施例を示す斜視図。 第４図及び第５図は本発明の画像形成装置の一実施例に
おける主要側面図。 １・・・・・・・・・・・・・・・感光部材２・・・・
・・・・・・・・・・・光量き込みヘッド３・・・・・
・・・・・・・・・・転写部材４・・・・・・・・・・
・・・・・圧力ローラー５・・・・・・・・・・・・・
・・加圧装置６・・・・・・・・・・・・・・・分ν５
（を機構７・・・・・・・・・・・・・・・トレイ８・
・・・・・・・・・・・・・・原稿台９・・・・・・・
・・・・・・・・原ｆ高１０・・・・・・・・・・・・
光源 １１・・・・・・・・・・・・市立等培結像レンズ１２
・・・・・・・・・・・・遮光部材１３・・・・・・・
・・・・・ガイド部材１４・・・・・・・・・・・・キ
ャリッジ１５・・・・・・・・・・・・開口部 １６・・・・・・・・・・・・巻き取りロール１７・・
・・・・・・・・・・光源 以上 第２図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 内部に光硬化性物質と発色剤を封入したマイクロカプセ
   ルを表面に塗布した感光部材と、転写部材と、前記光硬
   化性物質を露光する露光手段と、前記感光部材と転写部
   材とを重ねて加圧する加圧手段より構成される感光転写
   型画像形成装置において、前記感光部材の画像範囲外の
   領域の光硬化性物質を露光硬化させる手段を具備するこ
   とを特徴とする感光転写型画像形成装置。