JPS63189709A - 焼却炉における再燃焼装置 - Google Patents
焼却炉における再燃焼装置Info
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- JPS63189709A JPS63189709A JP2180287A JP2180287A JPS63189709A JP S63189709 A JPS63189709 A JP S63189709A JP 2180287 A JP2180287 A JP 2180287A JP 2180287 A JP2180287 A JP 2180287A JP S63189709 A JPS63189709 A JP S63189709A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、都市ごみ焼却炉等の燃焼排ガス出口に設け
られた焼却炉における再燃焼装置に関する。
られた焼却炉における再燃焼装置に関する。
従来、都市ごみ焼却炉では、焼却炉内にホッパ等から投
入された都市ごみ等のごみは、給しん装置から乾燥スト
ーカ、燃焼ストーカ及び後燃焼ストーカを順次に移送さ
れることによって乾燥、燃焼及び後燃焼が行われ、燃焼
によって発生した灰は固化あるいは灰ピット等で排出さ
れ、燃焼によって発生した排ガスはガス冷却装置（ボイ
ラ含む）、有害ガス除去装置、電気集じん器、白煙防止
装置等によって処理され、その結果、ごみの減量化、安
定化が計られている。即ち、焼却炉内では、ストーカの
下方から高温、高圧の空気を送り込み、ごみの乾燥、燃
焼及び後燃焼を強制的に行い、可燃物は燃焼排ガス或い
は飛灰となって焼却炉外に導かれる。排出される排ガス
の温度は、一般的に、７００〜９５０℃と高いため、排
ガス処理ＶｔＮ等に導く前に３００℃程度まで温度を下
げる必要があり、−Ｃ的には水噴射により目的を達成し
ている。
入された都市ごみ等のごみは、給しん装置から乾燥スト
ーカ、燃焼ストーカ及び後燃焼ストーカを順次に移送さ
れることによって乾燥、燃焼及び後燃焼が行われ、燃焼
によって発生した灰は固化あるいは灰ピット等で排出さ
れ、燃焼によって発生した排ガスはガス冷却装置（ボイ
ラ含む）、有害ガス除去装置、電気集じん器、白煙防止
装置等によって処理され、その結果、ごみの減量化、安
定化が計られている。即ち、焼却炉内では、ストーカの
下方から高温、高圧の空気を送り込み、ごみの乾燥、燃
焼及び後燃焼を強制的に行い、可燃物は燃焼排ガス或い
は飛灰となって焼却炉外に導かれる。排出される排ガス
の温度は、一般的に、７００〜９５０℃と高いため、排
ガス処理ＶｔＮ等に導く前に３００℃程度まで温度を下
げる必要があり、−Ｃ的には水噴射により目的を達成し
ている。
通常、燃焼排ガス中には未燃ガスや不完全燃焼のダスト
が多少台まれており、これら未燃ガスや未燃ダストにつ
いて完全に燃焼を終了させるには、高温雰囲気で且つ燃
焼するのに必要な酸素が存在し、十分な滞留時間がある
ことが条件となる。しかしながら、最近の都市ごみ焼却
炉等の焼却炉は、焼却炉の上部にガス冷却室を設ける形
式が一般化しているため、再燃焼に必要な高温雰囲気温
度の維持と十分な滞留時間の確保ができ難く、しかもガ
ス冷却室の水噴霧により排ガスの温度が降温されるため
、未燃ダストの一部は黒色ダスト生成の原因となり、排
ガス処理装置の性能に悪影響を及す問題点を有していた
。
が多少台まれており、これら未燃ガスや未燃ダストにつ
いて完全に燃焼を終了させるには、高温雰囲気で且つ燃
焼するのに必要な酸素が存在し、十分な滞留時間がある
ことが条件となる。しかしながら、最近の都市ごみ焼却
炉等の焼却炉は、焼却炉の上部にガス冷却室を設ける形
式が一般化しているため、再燃焼に必要な高温雰囲気温
度の維持と十分な滞留時間の確保ができ難く、しかもガ
ス冷却室の水噴霧により排ガスの温度が降温されるため
、未燃ダストの一部は黒色ダスト生成の原因となり、排
ガス処理装置の性能に悪影響を及す問題点を有していた
。
この発明の目的は、上記の問題点を解消することであり
、都市ごみ等のごみが焼却炉内で燃焼し、発生した高温
ガスが上方に位置するガス冷却室側において輻射熱が奪
われるのを防止し、排ガス接触面の温度を輻射受熱と伝
熱受熱とによって高温に保ち、排ガス中に一部含まれる
未燃ガスや未燃ダストを通過させ、接触燃焼等によって
再燃焼を達成し、完全燃焼させ、しかも場合によっては
廃熱を利用することができる焼却炉における再燃焼装置
を提供することである。
、都市ごみ等のごみが焼却炉内で燃焼し、発生した高温
ガスが上方に位置するガス冷却室側において輻射熱が奪
われるのを防止し、排ガス接触面の温度を輻射受熱と伝
熱受熱とによって高温に保ち、排ガス中に一部含まれる
未燃ガスや未燃ダストを通過させ、接触燃焼等によって
再燃焼を達成し、完全燃焼させ、しかも場合によっては
廃熱を利用することができる焼却炉における再燃焼装置
を提供することである。
この発明は、上記の問題点を解決し、上記の目的を達成
するために、次のように構成されている。
するために、次のように構成されている。
即ち、この発明は、焼却炉の燃焼排ガス出口に、セラミ
ック材のパイプを配備すると共に、前記燃焼排ガス出口
の外側に風道ケーシングを設け、更に前記パイプを前記
風道ケーシング内に開口したことを特徴とする焼却炉に
おける再燃焼装置に関し、更に具体的に詳述すると、前
記パイプが複数個配備され、格子状又は千鳥状に配列さ
れ、また前記風道ケーシングが空気吹込口及び空気吹出
口を有し且つ前記空気吹込口が送風機等の空気圧送手段
に連通していることを特徴とする焼却炉における再燃焼
装置に関する。
ック材のパイプを配備すると共に、前記燃焼排ガス出口
の外側に風道ケーシングを設け、更に前記パイプを前記
風道ケーシング内に開口したことを特徴とする焼却炉に
おける再燃焼装置に関し、更に具体的に詳述すると、前
記パイプが複数個配備され、格子状又は千鳥状に配列さ
れ、また前記風道ケーシングが空気吹込口及び空気吹出
口を有し且つ前記空気吹込口が送風機等の空気圧送手段
に連通していることを特徴とする焼却炉における再燃焼
装置に関する。
この発明による焼却炉における再燃焼装置は、上記のよ
うに構成されており、次のような作用を有する。即ち、
この焼却炉における再燃焼装置は、焼却炉の燃焼排ガス
出口に、セラミック材等のパイプを配備すると共に、前
記燃焼排ガス出口の外側に風道ケーシングを設け、更に
前記パイプを前記風道ケーシング内に開口しているので
、セラミックス製の前記パイプは高温に耐えることがで
き、しかも耐腐食性に富み、排ガスに含まれる未燃ガス
、未燃ダスト等の未燃物は前記パイプの外周面に接触し
、輻射受熱と伝熱受熱を受け、完全に燃焼することがで
きる。しかも、前記パイプが複数個配備され、格子状又
は千鳥状に配列されているので、受熱面積が大きくなり
、小さなスペースで十分に再燃焼を促進することができ
、また前記風道ケーシングが空気吹込口及び空気吹出口
を有するように構成することによって、場合によっては
、高温の排ガスと空気との間に熱交換を行わせることが
でき、再燃焼装置を熱交換器として機能させることもで
きる。
うに構成されており、次のような作用を有する。即ち、
この焼却炉における再燃焼装置は、焼却炉の燃焼排ガス
出口に、セラミック材等のパイプを配備すると共に、前
記燃焼排ガス出口の外側に風道ケーシングを設け、更に
前記パイプを前記風道ケーシング内に開口しているので
、セラミックス製の前記パイプは高温に耐えることがで
き、しかも耐腐食性に富み、排ガスに含まれる未燃ガス
、未燃ダスト等の未燃物は前記パイプの外周面に接触し
、輻射受熱と伝熱受熱を受け、完全に燃焼することがで
きる。しかも、前記パイプが複数個配備され、格子状又
は千鳥状に配列されているので、受熱面積が大きくなり
、小さなスペースで十分に再燃焼を促進することができ
、また前記風道ケーシングが空気吹込口及び空気吹出口
を有するように構成することによって、場合によっては
、高温の排ガスと空気との間に熱交換を行わせることが
でき、再燃焼装置を熱交換器として機能させることもで
きる。
以下、図面を参照して、この発明による焼却炉における
再燃焼装置を説明する。
再燃焼装置を説明する。
図において、この発明による焼却炉における再燃焼装置
が符号１で示されている。一般的に、焼却炉については
、外壁を構成する炉体枠、該炉体枠内に介在した断熱ボ
ード及び耐火断熱レンガ、及び内壁を構成する耐火レン
ガから側壁１ｏが構成されている。焼却炉の床面には、
ごみを移送するストーカが配設されており、ストーカは
乾燥ストーカ１２、燃焼ストーカ１３及び後燃焼ストー
カ１４から構成されている。焼却炉の一側即ち乾燥スト
ーカ１２の上流には、給しん装置１１が設けられており
、ホッパ９から投入されたごみは給しん装置１１によっ
て乾燥ストーカ１２に送り込まれる。焼却炉の上方には
、廃熱ボイラー等に通じる煙道１６が設けられている。
が符号１で示されている。一般的に、焼却炉については
、外壁を構成する炉体枠、該炉体枠内に介在した断熱ボ
ード及び耐火断熱レンガ、及び内壁を構成する耐火レン
ガから側壁１ｏが構成されている。焼却炉の床面には、
ごみを移送するストーカが配設されており、ストーカは
乾燥ストーカ１２、燃焼ストーカ１３及び後燃焼ストー
カ１４から構成されている。焼却炉の一側即ち乾燥スト
ーカ１２の上流には、給しん装置１１が設けられており
、ホッパ９から投入されたごみは給しん装置１１によっ
て乾燥ストーカ１２に送り込まれる。焼却炉の上方には
、廃熱ボイラー等に通じる煙道１６が設けられている。
煙道１６には排ガス冷却室８が形成され、該排ガス冷却
室８を構成する煙道１６の周囲部位には水噴射ノズル７
が設けられている。焼却炉の出口部即ち煙道１６の入口
部である燃焼排ガス出口１５には、耐高温即ち耐熱性で
且つ耐腐食性に富んだセラミック材等の材料から形成さ
れた複数のパイプ３が格子状、千鳥状等の配列で複数段
で且つ水平に設置されている。これらのパイプ３が配置
された焼却炉の出口部の外周部には風道ケーシング４が
設けられており、該風道ケーシング４にパイプ３が開口
している。風道ケーシング４には、空気吹込口５及び空
気吹出口２が形成されている。送風［６によって送り込
まれた空気は、空気吹込口５から風道ケーシング４内に
強制的に吹き込まれる。風道ケーシング４に吹き込まれ
た空気は、次いで複数個のパイプ３を通って空気吹出口
２から吹き出される。
室８を構成する煙道１６の周囲部位には水噴射ノズル７
が設けられている。焼却炉の出口部即ち煙道１６の入口
部である燃焼排ガス出口１５には、耐高温即ち耐熱性で
且つ耐腐食性に富んだセラミック材等の材料から形成さ
れた複数のパイプ３が格子状、千鳥状等の配列で複数段
で且つ水平に設置されている。これらのパイプ３が配置
された焼却炉の出口部の外周部には風道ケーシング４が
設けられており、該風道ケーシング４にパイプ３が開口
している。風道ケーシング４には、空気吹込口５及び空
気吹出口２が形成されている。送風［６によって送り込
まれた空気は、空気吹込口５から風道ケーシング４内に
強制的に吹き込まれる。風道ケーシング４に吹き込まれ
た空気は、次いで複数個のパイプ３を通って空気吹出口
２から吹き出される。
空気がパイプ３内を通ることによって、空気は排ガスと
熱交換され、温風となり、暖房装置、廃熱ボイラ等の種
々の装置に利用することができる。
熱交換され、温風となり、暖房装置、廃熱ボイラ等の種
々の装置に利用することができる。
言い換えれば、排ガスが有する廃熱を有効に利用するこ
とができる。
とができる。
この発明による焼却炉における再燃焼装置１は、以上の
ような構成であり、次のように作用する。
ような構成であり、次のように作用する。
都市ごみ等のごみは、ごみピット等によってホッパ９に
投入され、次いでホッパ９から焼却炉の給しん装置ｌｌ
に投入される。ごみは給しん装置１１によって定量的且
つ連続して焼却炉内に送り込まれる。焼却炉内に送り込
まれたごみは、先ず乾燥ストーカ１２において乾燥され
、次いで乾燥されたごみは燃焼ストーカ１３に送り込ま
れる。燃焼ストーカ１３に送り込まれた乾燥したごみは
燃焼され、更に後燃焼ストーカ１４において後燃焼され
る。これらの処理工程を経て、都市ごみ等のごみは無害
化且つ減量化され、矢印Ｂで示すように、焼却灰として
焼却炉外に送り出され、灰押出装置、灰コンベヤ等で所
定の場所に移送される。
投入され、次いでホッパ９から焼却炉の給しん装置ｌｌ
に投入される。ごみは給しん装置１１によって定量的且
つ連続して焼却炉内に送り込まれる。焼却炉内に送り込
まれたごみは、先ず乾燥ストーカ１２において乾燥され
、次いで乾燥されたごみは燃焼ストーカ１３に送り込ま
れる。燃焼ストーカ１３に送り込まれた乾燥したごみは
燃焼され、更に後燃焼ストーカ１４において後燃焼され
る。これらの処理工程を経て、都市ごみ等のごみは無害
化且つ減量化され、矢印Ｂで示すように、焼却灰として
焼却炉外に送り出され、灰押出装置、灰コンベヤ等で所
定の場所に移送される。
一方、ごみの燃焼によって発生した排ガスは、矢印Ａで
示すように、焼却炉内より焼却炉の燃焼排ガス出口１５
を通り、その上方に位置する煙道１６に形成されたガス
冷却室８において水噴射ノズル７より噴射される水によ
って減温され、煙道１６を通った後に、公害防止処理を
行う諸装置を通過した後に、排気される。
示すように、焼却炉内より焼却炉の燃焼排ガス出口１５
を通り、その上方に位置する煙道１６に形成されたガス
冷却室８において水噴射ノズル７より噴射される水によ
って減温され、煙道１６を通った後に、公害防止処理を
行う諸装置を通過した後に、排気される。
ところで、都市ごみ等のごみの燃焼によって発生する排
ガス中には、未燃ガス、未燃ダスト等の未燃物が含まれ
ている。これらの未燃ガス、未燃ダスト等の未燃物を完
全に燃焼させるには、高温雰囲気において十分な酸素が
存在し、且つそこで十分な滞留時間が必要となる。しか
しながら、高温雰囲気（７５０℃〜９５０℃）の焼却炉
の燃焼排ガス出口部１５の上方には、低温雰囲気（３０
０℃〜４００℃）の水噴射式のガス冷却室８が設けられ
ているため、上記の再燃焼に必要な条件が全て満足され
ないのが現状である。そのため、排ガスが冷却され、十
分に再燃焼されずに黒色ダストの生成、未燃カーボンの
発生等が生じ、焼却炉の下流に位置する排ガス処理装置
の高度処理性能に悪影響を与えている。このような問題
点を解消するために、この発明による焼却炉における再
燃焼装置は、焼却炉の燃焼排ガス出口部１５の高温ガス
雰囲気中にセラミック材のパイプ３を複数段配列してい
る。この構成によって、先ず、表面温度が高くなったセ
ラミック材製のパイプ３の外周 ′面に排ガス中の未燃
ガス、未燃ダスト等の未燃物が接触通過するようになり
、燃焼速度が増加する。
ガス中には、未燃ガス、未燃ダスト等の未燃物が含まれ
ている。これらの未燃ガス、未燃ダスト等の未燃物を完
全に燃焼させるには、高温雰囲気において十分な酸素が
存在し、且つそこで十分な滞留時間が必要となる。しか
しながら、高温雰囲気（７５０℃〜９５０℃）の焼却炉
の燃焼排ガス出口部１５の上方には、低温雰囲気（３０
０℃〜４００℃）の水噴射式のガス冷却室８が設けられ
ているため、上記の再燃焼に必要な条件が全て満足され
ないのが現状である。そのため、排ガスが冷却され、十
分に再燃焼されずに黒色ダストの生成、未燃カーボンの
発生等が生じ、焼却炉の下流に位置する排ガス処理装置
の高度処理性能に悪影響を与えている。このような問題
点を解消するために、この発明による焼却炉における再
燃焼装置は、焼却炉の燃焼排ガス出口部１５の高温ガス
雰囲気中にセラミック材のパイプ３を複数段配列してい
る。この構成によって、先ず、表面温度が高くなったセ
ラミック材製のパイプ３の外周 ′面に排ガス中の未燃
ガス、未燃ダスト等の未燃物が接触通過するようになり
、燃焼速度が増加する。
更に、排ガスが保有する熱は複数段のパイプ３が存在す
ることによってガス冷却室８側に放散される輻射熱を低
減することができ、排ガス温度を高温に維持することが
できる。また、パイプ群同士の輻射熱を期待できるため
、再燃焼効果が生じるようになる。更に、場合によって
は、送風機６を作動して空気を空気吹込口５から風道ケ
ーシング４に強制的に吹き込み、パイプ３を通過させて
、排ガスと空気とを熱交換させ、暖められた空気を空気
吹出口２から、例えば、暖房装置、廃熱ボイラ等の温風
利用手段に送り込むことができ、排ガスが存する廃熱を
有効に利用することができる。
ることによってガス冷却室８側に放散される輻射熱を低
減することができ、排ガス温度を高温に維持することが
できる。また、パイプ群同士の輻射熱を期待できるため
、再燃焼効果が生じるようになる。更に、場合によって
は、送風機６を作動して空気を空気吹込口５から風道ケ
ーシング４に強制的に吹き込み、パイプ３を通過させて
、排ガスと空気とを熱交換させ、暖められた空気を空気
吹出口２から、例えば、暖房装置、廃熱ボイラ等の温風
利用手段に送り込むことができ、排ガスが存する廃熱を
有効に利用することができる。
この発明による焼却炉における再燃焼装置は、上記のよ
うに構成されており、次のような効果を有する。即ち、
この焼却炉における再燃焼装置は、焼却炉の燃焼排ガス
出口に、セラミック材等のパイプを配備すると共に、前
記燃焼排ガス出口の外側に風道ケーシングを設け、更に
前記パイプを前記風道ケーシング内に開口しているので
、セラミックス類の前記パイプは高温に耐えることがで
き、しかも耐腐食性に富み、焼却炉出口付近が高温雰囲
気に維持される。それ故に、未燃ガス、未燃ダスト等の
未燃物は前記パイプの外周面に接触し、輻射受熱と伝熱
受熱を受け、完全に再燃焼することができる。しかも、
前記パイプが複数個配備され、格子状又は千鳥状に配列
されているので、排ガスが接触する受熱面積が大きくな
り、小さなスペースで都市ごみ等のごみの排ガスを十分
に再燃焼させ、未燃物の燃焼を促進することができる。
うに構成されており、次のような効果を有する。即ち、
この焼却炉における再燃焼装置は、焼却炉の燃焼排ガス
出口に、セラミック材等のパイプを配備すると共に、前
記燃焼排ガス出口の外側に風道ケーシングを設け、更に
前記パイプを前記風道ケーシング内に開口しているので
、セラミックス類の前記パイプは高温に耐えることがで
き、しかも耐腐食性に富み、焼却炉出口付近が高温雰囲
気に維持される。それ故に、未燃ガス、未燃ダスト等の
未燃物は前記パイプの外周面に接触し、輻射受熱と伝熱
受熱を受け、完全に再燃焼することができる。しかも、
前記パイプが複数個配備され、格子状又は千鳥状に配列
されているので、排ガスが接触する受熱面積が大きくな
り、小さなスペースで都市ごみ等のごみの排ガスを十分
に再燃焼させ、未燃物の燃焼を促進することができる。
それ故に、排ガス中の未燃ガス、未燃ダスト等は完全燃
焼するので、黒色ダスト、未燃カーボン等の発生がな（
、排ガス処理装置等がより高度な性能を発揮でき、厳し
い環境保全の一翼をになうことができる。また、前記風
道ケーシングが空気吹込口及び空気吹出口を有するよう
に構成することによって、場合によっては、空気を前記
パイプ内に強制的に流すことができ、高温の排ガスと空
気との間に熱交換を行わせることができ、この再燃焼装
置を熱交換器として機能させることもでき、暖房装置、
廃熱ボイラ等の温風利用手段に多目的に利用することが
できる。
焼するので、黒色ダスト、未燃カーボン等の発生がな（
、排ガス処理装置等がより高度な性能を発揮でき、厳し
い環境保全の一翼をになうことができる。また、前記風
道ケーシングが空気吹込口及び空気吹出口を有するよう
に構成することによって、場合によっては、空気を前記
パイプ内に強制的に流すことができ、高温の排ガスと空
気との間に熱交換を行わせることができ、この再燃焼装
置を熱交換器として機能させることもでき、暖房装置、
廃熱ボイラ等の温風利用手段に多目的に利用することが
できる。
図はこの発明による焼却炉における再燃焼装置の一実施
例を示す概略断面図である。 ｌ・−・・−・焼却炉における再燃焼装置、２−・−・
−空気吹出口、３−・・・・・パイプ、４−・・・−・
−風道ケーシング、５・・・・・・・空気吹込口、６・
−・・−・−送風機、７・−・・水噴射ノズル、８−・
−・・・・・ガス冷却室、９−・・−ホッパ、１０−・
−側壁、１１・−・−・−給じん装置、１２−−−−−
−一乾燥ストーカ、１３・−・−燃焼ストーカ、１４・
−・・後燃焼ストーカ、１５・・・−・・・燃焼排ガス
出口、１６・・・・・・−煙道、Ａ−・・−排ガスの流
れ方向、Ｂ−・−焼却灰の移動方向。
例を示す概略断面図である。 ｌ・−・・−・焼却炉における再燃焼装置、２−・−・
−空気吹出口、３−・・・・・パイプ、４−・・・−・
−風道ケーシング、５・・・・・・・空気吹込口、６・
−・・−・−送風機、７・−・・水噴射ノズル、８−・
−・・・・・ガス冷却室、９−・・−ホッパ、１０−・
−側壁、１１・−・−・−給じん装置、１２−−−−−
−一乾燥ストーカ、１３・−・−燃焼ストーカ、１４・
−・・後燃焼ストーカ、１５・・・−・・・燃焼排ガス
出口、１６・・・・・・−煙道、Ａ−・・−排ガスの流
れ方向、Ｂ−・−焼却灰の移動方向。
Claims (3)
- （１）焼却炉の燃焼排ガス出口に、セラミック材のパイ
プを配備すると共に、前記燃焼排ガス出口の外側に風道
ケーシングを設け、更に前記パイプを前記風道ケーシン
グ内に開口したことを特徴とする焼却炉における再燃焼
装置。 - （２）前記パイプは複数個配備され、格子状又は千鳥状
に配列されていることを特徴とする特許請求の範囲第１
項に記載の焼却炉における再燃焼装置。 - （３）前記風道ケーシングは空気吹込口及び空気吹出口
を有し、前記空気吹込口は空気圧送手段に連通している
ことを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の焼却炉
における再燃焼装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2180287A JPS63189709A (ja) | 1987-02-03 | 1987-02-03 | 焼却炉における再燃焼装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2180287A JPS63189709A (ja) | 1987-02-03 | 1987-02-03 | 焼却炉における再燃焼装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63189709A true JPS63189709A (ja) | 1988-08-05 |
Family
ID=12065189
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2180287A Pending JPS63189709A (ja) | 1987-02-03 | 1987-02-03 | 焼却炉における再燃焼装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63189709A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1990004741A1 (en) * | 1988-10-20 | 1990-05-03 | Ebara Corporation | Combustion apparatus and its combustion control method |
| JPH035034U (ja) * | 1989-05-23 | 1991-01-18 | ||
| JP2007170682A (ja) * | 2005-12-19 | 2007-07-05 | Takuma Co Ltd | 焼却設備のダイオキシン類抑制方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58214701A (ja) * | 1982-06-09 | 1983-12-14 | フオスタ−・ホイ−ラ−・エナ−ジイ・コ−ポレイシヨン | 邪魔板装置を配した流動床熱交換器 |
| JPS61195208A (ja) * | 1985-02-25 | 1986-08-29 | Ebara Corp | 焼却装置 |
-
1987
- 1987-02-03 JP JP2180287A patent/JPS63189709A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58214701A (ja) * | 1982-06-09 | 1983-12-14 | フオスタ−・ホイ−ラ−・エナ−ジイ・コ−ポレイシヨン | 邪魔板装置を配した流動床熱交換器 |
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| US5127345A (en) * | 1988-10-20 | 1992-07-07 | Ebara Corporation | Combustion apparatus and combustion control method therefor |
| JPH035034U (ja) * | 1989-05-23 | 1991-01-18 | ||
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