JPS6318812A - 半導体集積回路装置 - Google Patents
半導体集積回路装置Info
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- JPS6318812A JPS6318812A JP16184386A JP16184386A JPS6318812A JP S6318812 A JPS6318812 A JP S6318812A JP 16184386 A JP16184386 A JP 16184386A JP 16184386 A JP16184386 A JP 16184386A JP S6318812 A JPS6318812 A JP S6318812A
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- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 title claims 4
- 238000005070 sampling Methods 0.000 claims description 6
- 238000001914 filtration Methods 0.000 claims 1
- 230000015654 memory Effects 0.000 abstract description 17
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 10
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- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 3
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- 125000004122 cyclic group Chemical group 0.000 description 2
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はトランスバーサル・フィルタの方式に係り、特
にテレビ信号受像機等の高効率ゴースト除去回路に好適
なものである。
にテレビ信号受像機等の高効率ゴースト除去回路に好適
なものである。
第3図及び第4図に従来のゴースト・キャンセラ方式の
ブロック図及び動作をそれぞれ示す6まず簡単のため、
入力(IN)として第4図(a)に示すようなインパル
ス入力信号7及びテレビ信号伝送経路で、建物の反射等
で生じるゴースト信号8を考える。第3図の回路により
、出力端にゴースト除去を行なった信号(第4図(d)
)を得るため、トランスバーサル・フィルタ1(2:演
算器、3:タップ系数、4:加算器、5:遅延回路)に
よりゴースト波形9を再現し、これを減算器6により入
力信号から減算することにより、ゴースト信号を除去す
る。トランスバーサル・フィルタの各タップ係数3は最
適化回路により第4図(b)のようにゴースト波形を再
現するよう設定される。最適化に関しては実施例にて詳
細に述べる。この際、再生されるゴーストの精度がゴス
ト除去装置の精度をきめる。その再生ゴーストの精度は
タップの時間間隔Ta (第4図(b))が小さけれ
ば高くなるため、T、は通常、最も小さい値、信号のサ
ンプリング時間に設定される。他方、ゴースト除去可能
な時間範囲T(第4図(a))は広い方が良く、実用的
には10μs程度に設定される。今、サンプリング時間
を70ns、タップ数を128とすると、Tの値は70
nsX128斗8.9μsとなるつ 第3図の回路を全ディジタル化した場合、使用素子数は
約60万トランジスタとなり価格上実用化は困難である
。
ブロック図及び動作をそれぞれ示す6まず簡単のため、
入力(IN)として第4図(a)に示すようなインパル
ス入力信号7及びテレビ信号伝送経路で、建物の反射等
で生じるゴースト信号8を考える。第3図の回路により
、出力端にゴースト除去を行なった信号(第4図(d)
)を得るため、トランスバーサル・フィルタ1(2:演
算器、3:タップ系数、4:加算器、5:遅延回路)に
よりゴースト波形9を再現し、これを減算器6により入
力信号から減算することにより、ゴースト信号を除去す
る。トランスバーサル・フィルタの各タップ係数3は最
適化回路により第4図(b)のようにゴースト波形を再
現するよう設定される。最適化に関しては実施例にて詳
細に述べる。この際、再生されるゴーストの精度がゴス
ト除去装置の精度をきめる。その再生ゴーストの精度は
タップの時間間隔Ta (第4図(b))が小さけれ
ば高くなるため、T、は通常、最も小さい値、信号のサ
ンプリング時間に設定される。他方、ゴースト除去可能
な時間範囲T(第4図(a))は広い方が良く、実用的
には10μs程度に設定される。今、サンプリング時間
を70ns、タップ数を128とすると、Tの値は70
nsX128斗8.9μsとなるつ 第3図の回路を全ディジタル化した場合、使用素子数は
約60万トランジスタとなり価格上実用化は困難である
。
そこで、実際は村上値、アイ・イー・イー・イー、シー
・イー29.ナンバー3.8月、 1983年第129
から133頁(Junzo Murakami et
al。
・イー29.ナンバー3.8月、 1983年第129
から133頁(Junzo Murakami et
al。
IEEE、CE−29,&3.Aug 1983.pi
29−133)で示されるように、C0D)−ランス
バーサル・フィルタを用いてゴースト除去装置を実現し
ていた。
29−133)で示されるように、C0D)−ランス
バーサル・フィルタを用いてゴースト除去装置を実現し
ていた。
しかし、CODを用いて乗算演算2を行なうため。
その非線型性及び不均一性により正確な除去が出来す、
実用上問題があった。またアナログ、ディジタル混在の
回路であり、各タップ係数3をマイクロ・コンピュータ
等でディジタル的に算出した後、それをアナログCCD
用にディジタル/アナログ変換する必要がある。これを
高速に行なう必要があるため、上記文献等ではタップ数
だけの128個のディジタル/アナログ変換器を設けて
いる。これは回路を複雑にするとともに、比較的簡略化
された回路を使用せざるを得ないのでその演算精度も問
題となっていた。
実用上問題があった。またアナログ、ディジタル混在の
回路であり、各タップ係数3をマイクロ・コンピュータ
等でディジタル的に算出した後、それをアナログCCD
用にディジタル/アナログ変換する必要がある。これを
高速に行なう必要があるため、上記文献等ではタップ数
だけの128個のディジタル/アナログ変換器を設けて
いる。これは回路を複雑にするとともに、比較的簡略化
された回路を使用せざるを得ないのでその演算精度も問
題となっていた。
上記ゴースト除去方式では、タップ係数の最適化のみを
行ない、時間軸の最適化まで考慮されていなかったため
、タップ数が大きくなり、したがって1回路規模も大き
くなるという問題があった。
行ない、時間軸の最適化まで考慮されていなかったため
、タップ数が大きくなり、したがって1回路規模も大き
くなるという問題があった。
本発明の目的は、ゴースト除去等に使用されるトランス
バーサル・フィルタにおいて、タップ係数のみでなく時
間軸方向の設定をも可能とし、これにより高効率のゴー
スト除去を行なって回路規模を大幅に低減することにあ
る。
バーサル・フィルタにおいて、タップ係数のみでなく時
間軸方向の設定をも可能とし、これにより高効率のゴー
スト除去を行なって回路規模を大幅に低減することにあ
る。
上記目的はゴースト除去装置等に使用されるトランスバ
ーサル・フィルタ内遅延回路の遅延時間を設定可能とす
ることにより解決される6また、トランスバーサル・フ
ィルタリング機能を有する高速ディジタル信号処理回路
において遅延データを保持する記憶素子にシフト・レジ
スタを使用し、各遅延量を設定可能とすることによって
も解決される。以下、第1図から第4図までを用いてこ
れを説明する。
ーサル・フィルタ内遅延回路の遅延時間を設定可能とす
ることにより解決される6また、トランスバーサル・フ
ィルタリング機能を有する高速ディジタル信号処理回路
において遅延データを保持する記憶素子にシフト・レジ
スタを使用し、各遅延量を設定可能とすることによって
も解決される。以下、第1図から第4図までを用いてこ
れを説明する。
第4図(a)ではゴースト信号は時刻11から時刻t3
までにのみ現われていた。これに対応して、タップ係数
で有効に活用されているものはnlからnδの範囲のも
ののみであった。その他の1からnlまで、及びn3か
ら128までのタップ係数はほぼゼロであり、トランス
バーサルフィルタ中の上記タップ積和演算を行なう乗算
器2は機能しておらず、加算器4も単に前段遅延回路5
の出力をそのまま次第に引渡しているだけであった。
までにのみ現われていた。これに対応して、タップ係数
で有効に活用されているものはnlからnδの範囲のも
ののみであった。その他の1からnlまで、及びn3か
ら128までのタップ係数はほぼゼロであり、トランス
バーサルフィルタ中の上記タップ積和演算を行なう乗算
器2は機能しておらず、加算器4も単に前段遅延回路5
の出力をそのまま次第に引渡しているだけであった。
つまり、上記タップでは遅延回路のみが機能していた。
上記問題は、これらのタップ係数がゼロもしくはある値
以下になる部分を検出し、遅延時間可能な遅延回路によ
り、上記領域では単に遅延のみを行なうことにより、必
要とされるタップの積和演算を行なうことにより解決さ
れる。
以下になる部分を検出し、遅延時間可能な遅延回路によ
り、上記領域では単に遅延のみを行なうことにより、必
要とされるタップの積和演算を行なうことにより解決さ
れる。
第1図は本発明の可変遅延トランスバーサル・フィルタ
ー10を用いたゴースト除去装置である。
ー10を用いたゴースト除去装置である。
第3図の従来装置に比較して1サンプリング時間の固定
遅延のみを行なう遅延回路5のかわりに遅延時間が独立
に設定可能な可変遅延回路11を用いた。また、第1番
目のタップC1の積和演算後にも12の位置に可変遅延
回路11を追加した。
遅延のみを行なう遅延回路5のかわりに遅延時間が独立
に設定可能な可変遅延回路11を用いた。また、第1番
目のタップC1の積和演算後にも12の位置に可変遅延
回路11を追加した。
上記装置の動作を第2図を用いて説明する。入力信号I
Nとしては第2図(a)に示したように先はどと同様、
インパルス入力信号7及びこのゴースト信号8からなる
信号を考える。まず、タップ係数の値がゼロまたはある
値以下の領域を捜す必要があり、それには2つの方法が
ある。第1の方法は第2図(b)に示すように粗タツプ
係数を求めるものである。ここでは各遅延回路11の遅
延時間をゴースト除去すべき時間範囲T全領域をカバー
するべく、T a l= T / n T (n丁番よ
タップ総数)に設定する。これにより粗いながらも全領
域のタップが係数最適化回路により設定される。ここで
タップがゼロ、もしくはある値以下になった領域を検出
し、その領域にある遅延回路の遅延時間を長くとって積
和演算は行なわないようにする。
Nとしては第2図(a)に示したように先はどと同様、
インパルス入力信号7及びこのゴースト信号8からなる
信号を考える。まず、タップ係数の値がゼロまたはある
値以下の領域を捜す必要があり、それには2つの方法が
ある。第1の方法は第2図(b)に示すように粗タツプ
係数を求めるものである。ここでは各遅延回路11の遅
延時間をゴースト除去すべき時間範囲T全領域をカバー
するべく、T a l= T / n T (n丁番よ
タップ総数)に設定する。これにより粗いながらも全領
域のタップが係数最適化回路により設定される。ここで
タップがゼロ、もしくはある値以下になった領域を検出
し、その領域にある遅延回路の遅延時間を長くとって積
和演算は行なわないようにする。
この状態で再度、係数最適化回路により第2図(c)に
示したような最適化タップ係数を求める。
示したような最適化タップ係数を求める。
精度を上げるため、上記過程を複数回くり返すこともあ
る。
る。
遅延量を最適化する第2の方法は第2図(f)に示すよ
うなタップ走査法である。ここでは、第1図12の位置
にある遅延回路11のみを可変遅延として遅延時間To
を設定し、他の遅延回路はその最も小さな遅延量Ta2
(1サンプリング時間)に設定する。これにより第2図
(f)の時間領域Ts =7.4×nT (ntはタッ
プ総数)でのみゴースト除去が行なわれ、その最適化さ
れたタップ係数が求まる。以下、To を可変すること
により、ゴースト除去領域Tsを全領域Tにわたって走
査し、そのデータより、先はどと同様、タップ係数がゼ
ロもしくはある値以下の領域を検出する。
うなタップ走査法である。ここでは、第1図12の位置
にある遅延回路11のみを可変遅延として遅延時間To
を設定し、他の遅延回路はその最も小さな遅延量Ta2
(1サンプリング時間)に設定する。これにより第2図
(f)の時間領域Ts =7.4×nT (ntはタッ
プ総数)でのみゴースト除去が行なわれ、その最適化さ
れたタップ係数が求まる。以下、To を可変すること
により、ゴースト除去領域Tsを全領域Tにわたって走
査し、そのデータより、先はどと同様、タップ係数がゼ
ロもしくはある値以下の領域を検出する。
第2図(c)のように設定されたタップ係数はゴースト
の存在する領域のみで細かい時間間隔Taxでゴースト
除去を行ない、それ以外の領域ではTasのような長い
遅延時間で粗いゴースト除去を行なうため、少ないタッ
プ数を有効に活用してゴースト除去が出来る。
の存在する領域のみで細かい時間間隔Taxでゴースト
除去を行ない、それ以外の領域ではTasのような長い
遅延時間で粗いゴースト除去を行なうため、少ないタッ
プ数を有効に活用してゴースト除去が出来る。
なお5本発明は第1図に示すような巡回型のフィルタば
かりでなく第5図に示すような非巡回型のフィルタにも
用いられる。
かりでなく第5図に示すような非巡回型のフィルタにも
用いられる。
また、本発明はテレビ信号のゴースト・キャンセラばか
りでなく、等化器や電話、一般デイジタル回線のエコー
キャンセラにも適用可能である。
りでなく、等化器や電話、一般デイジタル回線のエコー
キャンセラにも適用可能である。
以下、本発明の一実施例を第6図及び第7図を用いて説
明する。ここでは巡回形の可変遅延適応フィルタ17を
用いている。各可変遅延回路11はサンプリング・クロ
ックに同期して動作を行なうシフトレジスタ12.その
出力を選択するマルチプレクサ13及び遅延数を保持し
ておく遅延数レジスタ14から構成されている。各遅延
回路の遅延量はデータバス15を介して、フィルタ・タ
ップ係数と同様に設定される。フィルタ・タップ係数は
係数メモリ16に保持されている。
明する。ここでは巡回形の可変遅延適応フィルタ17を
用いている。各可変遅延回路11はサンプリング・クロ
ックに同期して動作を行なうシフトレジスタ12.その
出力を選択するマルチプレクサ13及び遅延数を保持し
ておく遅延数レジスタ14から構成されている。各遅延
回路の遅延量はデータバス15を介して、フィルタ・タ
ップ係数と同様に設定される。フィルタ・タップ係数は
係数メモリ16に保持されている。
係数最適化回路19は基準波形(r n)とゴースト除
去回路の出力(yn)誤差にしたがってタップ係数を更
新し、適応化処理を実行して行く。
去回路の出力(yn)誤差にしたがってタップ係数を更
新し、適応化処理を実行して行く。
その処理アルゴリズムには従来のL M S (Lea
stMean 5avave)法等やその他の方法が使
える。
stMean 5avave)法等やその他の方法が使
える。
上記最適化回路はフィルタ・タップ係数を一時的に記憶
し、更新回路31によってその内容が書き換えられて行
く係数レジスタ24.係数行列式の逆行列を算出する回
路29.その逆行列と出力信算を行なう回路30から構
成される。この他に、出力信号ynを記憶するメモリ2
5.基準信号を記憶するメモリ27、この両者の差をと
って誤差信号enを生成する減算回路28、及びこの誤
差信号を記憶するメモリ26も上記係数適応化回路19
に含まれている。
し、更新回路31によってその内容が書き換えられて行
く係数レジスタ24.係数行列式の逆行列を算出する回
路29.その逆行列と出力信算を行なう回路30から構
成される。この他に、出力信号ynを記憶するメモリ2
5.基準信号を記憶するメモリ27、この両者の差をと
って誤差信号enを生成する減算回路28、及びこの誤
差信号を記憶するメモリ26も上記係数適応化回路19
に含まれている。
本発明のゴースト除去装置の制御はマイクロ−コンピュ
ータ集積回路を用いた制御用コンピュータ20により行
なわれる。ダイレクト・メモリアクセス制御回路21は
、適応化回路19のデータを全係数メモリ18にまとめ
て転送する時など、いちいち制御用コンピュータ20を
介さずに高速に実行するために使用される。
ータ集積回路を用いた制御用コンピュータ20により行
なわれる。ダイレクト・メモリアクセス制御回路21は
、適応化回路19のデータを全係数メモリ18にまとめ
て転送する時など、いちいち制御用コンピュータ20を
介さずに高速に実行するために使用される。
以下、上記装置の動作を、第6図の全体回路及び第1表
に示した制御用コンピュータのプログラムを用いて説明
する。なお、プログラムは判りやすくするために、 B
a5ic言語に準じた表現を用いている。実際は機械語
にコンパイルして高速制御に対処する。
に示した制御用コンピュータのプログラムを用いて説明
する。なお、プログラムは判りやすくするために、 B
a5ic言語に準じた表現を用いている。実際は機械語
にコンパイルして高速制御に対処する。
まず、第1表にしたがってスキャン操作45を行なう。
これは、第2図(f)に示したように全領域(ここでは
1’60タツプ)を小領域(40タツプ)に分割し、小
領域ごとに適応化処理を行ない、この小領域を全領域に
わたって動かす(スキャン)することにより、全領域の
詳細なフィルタ・タップ係数を出すものである。プログ
ラム中では、まず40にてフィルタの最左端の遅延mN
(0)以外を単位遅延1にセットする。次に41により
N(0)を40おきに設定して4oタップ単位にスキャ
ンを行なう。このようにして遅延メモリ22に用意され
たデータは42の命令により、データバス15を介して
遅延数レジスタ14に転送される。なお本転送はダイレ
クト・メモリ・アクセス制御回路21により実行される
。
1’60タツプ)を小領域(40タツプ)に分割し、小
領域ごとに適応化処理を行ない、この小領域を全領域に
わたって動かす(スキャン)することにより、全領域の
詳細なフィルタ・タップ係数を出すものである。プログ
ラム中では、まず40にてフィルタの最左端の遅延mN
(0)以外を単位遅延1にセットする。次に41により
N(0)を40おきに設定して4oタップ単位にスキャ
ンを行なう。このようにして遅延メモリ22に用意され
たデータは42の命令により、データバス15を介して
遅延数レジスタ14に転送される。なお本転送はダイレ
クト・メモリ・アクセス制御回路21により実行される
。
走査領域が設定された時点で43の適応化処理実行命令
により適応化回路19が起動されてフィルタ係数を算出
する。44の命令により、求まった係数C(K)を全係
数メモリ18のMCフィールドの該当する位置に記憶す
る。これを全領域160タツプにわたって実行しスキャ
ン操作45を終了する。
により適応化回路19が起動されてフィルタ係数を算出
する。44の命令により、求まった係数C(K)を全係
数メモリ18のMCフィールドの該当する位置に記憶す
る。これを全領域160タツプにわたって実行しスキャ
ン操作45を終了する。
次に全係数メモリに入った係数データを係数大小順序付
は命令46により比較し、大きい順番に1から160ま
でラベル付けする。そのラベルは同じく全係数メモリの
MOフィールドに記憶する。
は命令46により比較し、大きい順番に1から160ま
でラベル付けする。そのラベルは同じく全係数メモリの
MOフィールドに記憶する。
続いて、最終的なフィルタ係数が40タツプに制限され
ているため、使用係数ラベル付は命令47により、大き
いものから40番目までの係数に1それ以外にはOのラ
ベル付けを行なう(MSフィールド)。そのラベルは同
じく全係数メモリ18のMSフィールドに記憶する。
ているため、使用係数ラベル付は命令47により、大き
いものから40番目までの係数に1それ以外にはOのラ
ベル付けを行なう(MSフィールド)。そのラベルは同
じく全係数メモリ18のMSフィールドに記憶する。
以上求めたデータを用いて、遅延数設定プログラム48
により、最適化された遅延量を算出してその値を遅延メ
モリ22に書き入れる。同様に係数設定プログラム49
により係数を選択し、それらを係数メモリ23に書き込
む。
により、最適化された遅延量を算出してその値を遅延メ
モリ22に書き入れる。同様に係数設定プログラム49
により係数を選択し、それらを係数メモリ23に書き込
む。
最後にフィルタ遅延設定命令42及びフィルタ係数設定
命令により上記メモリ22.23のデータをデータバス
15を介してフィルタ内のレジスタ14,16に転送す
る。これにより、ゴースト除去装置の係数及び遅延量を
最適化し、少ないタップ数でゴースト除去を効率良く出
来る。上記実施例では160タツプ領域を40タツプで
ゴースト除去出来るためフィルタ回路規模は1/4とな
る。なお、これを実現するための制御用コンピュータ2
0等は8bit程度の簡単なもので済み、回路規模の増
大にはあまり影響を与えない。
命令により上記メモリ22.23のデータをデータバス
15を介してフィルタ内のレジスタ14,16に転送す
る。これにより、ゴースト除去装置の係数及び遅延量を
最適化し、少ないタップ数でゴースト除去を効率良く出
来る。上記実施例では160タツプ領域を40タツプで
ゴースト除去出来るためフィルタ回路規模は1/4とな
る。なお、これを実現するための制御用コンピュータ2
0等は8bit程度の簡単なもので済み、回路規模の増
大にはあまり影響を与えない。
以上の実施例では、巡回形適用フィルタ17として積和
演算ごとに乗算器、加算器を設けていたが、複数タップ
とまとめて乗算器、加算器を設け、各タップの演算を時
間多重処理で行なう信号処理プロセッサコア32を複数
個用いることにより、よりいっそうの回路規模圧縮を行
なうことが出来る。この場合の信号処理プロセッサコア
32の構成を第7図に示す。33はレジスタ、34は内
部データバス、35は遅延回路出力マルチプレクサ、3
6は長延回路入力マルチプレクサ、37はインタフェー
ス回路(Ilo)である。係数メモリ16は、5タツプ
分のフィルタ・タップ係数を、第8図では保持している
にこでは遅延データを保持しておくレジスタとして可変
遅延回路11を用いているのが特徴である。他の部分の
変更はほとんど不用である。
演算ごとに乗算器、加算器を設けていたが、複数タップ
とまとめて乗算器、加算器を設け、各タップの演算を時
間多重処理で行なう信号処理プロセッサコア32を複数
個用いることにより、よりいっそうの回路規模圧縮を行
なうことが出来る。この場合の信号処理プロセッサコア
32の構成を第7図に示す。33はレジスタ、34は内
部データバス、35は遅延回路出力マルチプレクサ、3
6は長延回路入力マルチプレクサ、37はインタフェー
ス回路(Ilo)である。係数メモリ16は、5タツプ
分のフィルタ・タップ係数を、第8図では保持している
にこでは遅延データを保持しておくレジスタとして可変
遅延回路11を用いているのが特徴である。他の部分の
変更はほとんど不用である。
本プロセッサ・コアを用いることによりさらに前記実施
例の172から173に回路規模が縮小出来るため、全
体では約1/10に回路規模が縮小出来る。
例の172から173に回路規模が縮小出来るため、全
体では約1/10に回路規模が縮小出来る。
本発明によれば、テレビ信号のゴースト除去装置におい
て、フィルタ係数ばかりでなくタップ間の遅延数も最適
化可能なためより少ないタップ数でゴースト除去が可能
となる。これにより回路規模が大幅に低減される。
て、フィルタ係数ばかりでなくタップ間の遅延数も最適
化可能なためより少ないタップ数でゴースト除去が可能
となる。これにより回路規模が大幅に低減される。
さらに、フィルタとして時間多重処理を行なう信号処理
プロセッサ・コアを用いるとさらに回路規模の低減が可
能となり、全体として約−桁まで回路素子数低減が可能
ζなる。
プロセッサ・コアを用いるとさらに回路規模の低減が可
能となり、全体として約−桁まで回路素子数低減が可能
ζなる。
第1図、第5図、第6図、第7図は本発明の詳細な説明
する回路図5第2図は第1図の実施例の動作を説明する
パルスタイミング図、第3図。 第4図は従来のゴーストキャンセラ一方式を説明する図
である。 2・・・乗算賜、3・・・フィルタ・タップ係数、4・
・・加算器、6・・・減算回路、7・・・入力信号、8
・・・ゴースト信号、9・・・再生ゴースト信号、10
・・・可変遅延式′″iA 升埋1 小用膀”・こノ
2・・凛草器 3゛・・り・ンプ係1交 4・・・、?[7菫器 l!・・・町変l速回路
する回路図5第2図は第1図の実施例の動作を説明する
パルスタイミング図、第3図。 第4図は従来のゴーストキャンセラ一方式を説明する図
である。 2・・・乗算賜、3・・・フィルタ・タップ係数、4・
・・加算器、6・・・減算回路、7・・・入力信号、8
・・・ゴースト信号、9・・・再生ゴースト信号、10
・・・可変遅延式′″iA 升埋1 小用膀”・こノ
2・・凛草器 3゛・・り・ンプ係1交 4・・・、?[7菫器 l!・・・町変l速回路
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、遅延回路の遅延時間がそれぞれ独立に設定可能なこ
とを特徴とするトランスバーサル・フィルタ回路を有す
る半導体集積回路装置。 2、トランスバーサル・フィルタリング処理を行なうデ
イジタル信号処理プロセッサにおいて、各遅延データを
保持するレジスタにサンプリング・クロックを基準に動
作するシフト・レジスタを使用し、シフト・レジスタ出
力を選択することにより遅延時間を設定する手段を有す
ることを特徴とするディジタル信号処理プロセッサを有
する第1項記載の半導体集積回路装置。 3、テレビ信号又はディジタル信号用ゴースト除去装置
を構成する第1項または第2項記載の半導体集積回路装
置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16184386A JPS6318812A (ja) | 1986-07-11 | 1986-07-11 | 半導体集積回路装置 |
DE3789731T DE3789731T2 (de) | 1986-06-20 | 1987-06-16 | Digitaler Videosignalprozessor. |
EP87108699A EP0249962B1 (en) | 1986-06-20 | 1987-06-16 | Digital video signal processor |
US07/063,476 US4825287A (en) | 1986-06-20 | 1987-06-18 | Digital video signal processor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16184386A JPS6318812A (ja) | 1986-07-11 | 1986-07-11 | 半導体集積回路装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6318812A true JPS6318812A (ja) | 1988-01-26 |
Family
ID=15742996
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16184386A Pending JPS6318812A (ja) | 1986-06-20 | 1986-07-11 | 半導体集積回路装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6318812A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010136363A (ja) * | 2008-11-12 | 2010-06-17 | Intel Corp | ポータブル環境下の決定フィードバックイコライザ |
JP2010161470A (ja) * | 2009-01-06 | 2010-07-22 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | トランスバーサルフィルタおよび等化器 |
-
1986
- 1986-07-11 JP JP16184386A patent/JPS6318812A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010136363A (ja) * | 2008-11-12 | 2010-06-17 | Intel Corp | ポータブル環境下の決定フィードバックイコライザ |
US8526486B2 (en) | 2008-11-12 | 2013-09-03 | Intel Corporation | Decision feedback equalizer for portable environments |
JP2010161470A (ja) * | 2009-01-06 | 2010-07-22 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | トランスバーサルフィルタおよび等化器 |
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