JPS6318795Y2 - - Google Patents

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JPS6318795Y2
JPS6318795Y2 JP15300580U JP15300580U JPS6318795Y2 JP S6318795 Y2 JPS6318795 Y2 JP S6318795Y2 JP 15300580 U JP15300580 U JP 15300580U JP 15300580 U JP15300580 U JP 15300580U JP S6318795 Y2 JPS6318795 Y2 JP S6318795Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
fan
housing
bimetal
chamber
radiator
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JP15300580U
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JPS5775195U (ja
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  • Control Of Positive-Displacement Air Blowers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は温度によつて回転したり、停止したり
するフアンクラツチに関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種のフアンクラツチAとしては第1
図、第2図に示す如く、駆動軸1とフアン2との
間に設けられ、ラジエータ3通過後の空気温度に
よつて接・離作動するようにしたものが知られて
いる。
つまり、駆動軸1に設けたドライブデイスク4
を、フアン2を備えたハウジング5内に設け、ハ
ウジング5内を隔板6で第1、第2室71,72
分しかつ液体を封入すると共に、ポート8で連通
し、バルブ9で開閉自在とし、このバルブ9をバ
イメタル10で開閉作動可能とし、ラジエータ通
過空気の温度が低い時にはバルブ9でポート8を
閉じて第2室72に液体が流れずにハウジング5
とドライブデイスク4との伝達トルクが小さくな
り、フアン2の回転は極めて僅かとなり、ラジエ
ータ通過空気の温度が高い時には仮想線で示す如
くバルブ9が開いてポート8で第1、第2室71
2が連通して液体によつてドライブプレート4
とハウジング5との伝達トルクが大きくなり、フ
アン2の回転が上昇するようにしたものである。
11は第2室72から第1室71へ流体をかき出す
ポンプを兼ねた逆止弁である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、この構造であるとラジエータ通過空気
の温度を感知して作動するので、吸込式フアンの
場合には利用できるが、押出式フアンの場合には
利用できないので、この場合には別な温度センサ
を設けてコントロールする必要があり、構造が複
雑となつてコスト高となる。
本考案は上記の事情に鑑みなされたものであ
り、その目的は吸込式フアン、押出式フアンのど
ちらにも利用できるようにしたフアンクラツチを
提供することである。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
駆動軸1に設けたドライブデイスク4を、フア
ン2を備えたハウジング5内に設けると共に、こ
のハウジング5内をドライブデイスク4が臨む第
2室72と液体が封入された第1室71とに区分
し、第1室71と第2室72とを連通するポート8
を、バイメタル10により作動されるバルブ9で
開閉してフアンクラツチを構成すると共に、前記
バイメタル10をハウジング5の前方に配設し、
小型吸入フアンを構成する筒体12を前記ハウジ
ング5の前方にバイメタル10を囲むように設け
ると共に、この筒体12にバイメタル10を外部
に開口する逃がし窓16を形成して、筒体12の
回転により前方から空気吸い込んでバイメタル1
0を通つて逃がし窓16より流出するようにした
ものである。
〔実施例〕
以下第3図以降を参照して本考案の実施例を説
明する。なお、従来と同一部材は符号を同一とす
る。
ハウジング5とラジエータ3との間に隔板13
を備えた筒体12を、ハウジング5とを連続して
設け、該隔板13における周方向の複数箇所を打
抜いて穴14と翼15とを一体形成して小型吸込
フアンを構成し、フアン2、つまりハウジング5
が回転した時に、ラジエータ3の通過空気を吸込
んで前記バイメタル10にラジエータ通過空気が
触れるように構成してある。16は筒体12の周
方向に複数形成した逃がし窓である。
しかして、吸込式フアンの場合には、筒体12
の前方より空気を吸い込んで逃がし窓16より筒
体12の周囲に流出し、ラジエータ通過空気がサ
ーモスタツト10に触れることになるからラジエ
ータ通過空気の温度を感知でき、押出式フアンの
場合にも前述と同様に、筒体12の前方の空気を
翼15によつて穴14より吸い込んでサーモスタ
ツト10に向けて流れて逃がし窓16より筒体1
2の周囲に流出し、ラジエータ通過空気をサーモ
スタツト10に触れさせることができ、ラジエー
タ通過空気の温度を感知できる。
つまり、フアン2のピツチを変えてラジエータ
に向けて空気を吹きつけるようにした押出式フア
ンの場合に、フアン2を通過した後の軸流方向の
速度分布(吐出空気の速度分布)はフアン2の部
分が速く、駆動軸1部分は著しく遅くなるので、
筒体12部分の空気速度は著しく遅くなり、翼1
5によつて筒体12の前方の空気を吸い込んでサ
ーモスタツト10を通つて逃がし窓16より流出
する。
したがつて、吸込式フアンの場合でも押出式フ
アンの場合でもラジエータ通過空気の温度をサー
モスタツト10が感知してフアン2を駆動、停止
制御できる。
第6図、第7図は他の実施例を示し、筒体12
の周壁を打抜いて開口14と翼15とを形成して
構造となつている。
〔考案の効果〕
本考案は以上の様になり、吸込式フアンの場合
でも、押出式フアンの場合にも小型吸込フアンを
構成する筒体12の前方より空気を吸い込んで逃
がし窓16より流出するから、ラジエータ通過空
気がバイメタル10に作用し、吸込式フアンでも
押出式フアンでも利用できるフアンクラツチとな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の概略説明図、第2図はフアン
クラツチの断面図、第3図は本考案の実施例を示
す全体概略説明図、第4図は筒体の正面図、第5
図は断面図、第6図は他の実施例の断面図、第7
図は正面図である。 1は駆動軸、2はフアン、3はラジエータ、1
0はサーモスタツト、12は筒体、14は開口、
15は翼。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 駆動軸1に設けたドライブデイスク4を、フア
    ン2を備えたハウジング5内に設けると共に、こ
    のハウジング5内をドライブデイスク4が臨む第
    2室72と液体が封入された第1室71とに区分
    し、第1室71と第2室72とを連通するポート8
    を、バイメタル10により作動されるバルブ9で
    開閉してフアンクラツチを構成すると共に、前記
    バイメタル10をハウジング5の前方に配設し、
    小型吸入フアンを構成する筒体12を前記ハウジ
    ング5の前方にバイメタル10を囲むように設け
    ると共に、この筒体12にバイメタル10を外部
    に開口する逃がし窓16を形成したことを特徴と
    するフアンクラツチ。
JP15300580U 1980-10-28 1980-10-28 Expired JPS6318795Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15300580U JPS6318795Y2 (ja) 1980-10-28 1980-10-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15300580U JPS6318795Y2 (ja) 1980-10-28 1980-10-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5775195U JPS5775195U (ja) 1982-05-10
JPS6318795Y2 true JPS6318795Y2 (ja) 1988-05-26

Family

ID=29512277

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15300580U Expired JPS6318795Y2 (ja) 1980-10-28 1980-10-28

Country Status (1)

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JP (1) JPS6318795Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0543280Y2 (ja) * 1986-08-28 1993-10-29
JPH0744794Y2 (ja) * 1987-09-22 1995-10-11 臼井国際産業株式会社 温度感応型流体式ファン・カップリング装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5775195U (ja) 1982-05-10

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