JPS63186521A - 地絡用保護継電装置 - Google Patents

地絡用保護継電装置

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JPS63186521A
JPS63186521A JP1900787A JP1900787A JPS63186521A JP S63186521 A JPS63186521 A JP S63186521A JP 1900787 A JP1900787 A JP 1900787A JP 1900787 A JP1900787 A JP 1900787A JP S63186521 A JPS63186521 A JP S63186521A
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JP
Japan
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voltage
output
disconnection
ground fault
disconnection detection
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Pending
Application number
JP1900787A
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English (en)
Inventor
峰生 渡辺
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野コ この発明は、電力系統を保護するための装置に関し、特
に、高抵抗接地系に適用される地絡用保護継電装置に関
するものである。
[従来の技術] 第6図は例えば電気学会「保護継電工学」75ページ第
4.17図に示された従来の地絡用保護継電装置を示す
回路図であり、図において、T1は高抵抗接地系にそな
えられた計器用変圧器(PT)、T2は同じく高抵抗接
地系にそなえられ計器用変圧器T1と並列的に設けられ
た計器用変圧器(PT)、21は計器用変圧器T1の2
次側における粗巻線、22は計器用変圧器T2の2次側
における子巻線であり、図示しないが、計器用変圧器T
1の2次側の電圧から合成された零相電圧によって動作
する地絡過電圧継電器がそなえられている。
次に動作について説明する。従来の地絡用保護継電装置
においては、計器用変圧器T1の2次側における粗巻1
IA21の端子u、v間の電圧v1がら零相電圧が合成
され、この零相電圧によって図示しない地絡過電圧継電
器が動作するようになっている。
ところで、計器用変圧器を−組しがそなえない場合、万
一、その計器用変圧器の2次側にヒューズ断等による断
線が発生すると、地絡過電圧継電器は、計器用変圧器か
らの電圧変化を系統事故と判断して誤った動作を行なう
ことがある。
このため、従来、上述したように2組の計器用変圧器T
l、T2が並列的に設けられており、巻線21の端子u
、v間の電圧V□と、巻線22の端子a、b間の電圧v
2とを常時比較することによって、両電圧■1.■2が
同時に変化した場合には、系統電圧の変化と判断して、
地絡過電圧継電器を動作させる一方、電圧V、、 V、
の片方だけが大きく変化した場合には、その変化を生じ
た側の計器用変圧器T1またはT2の2次回路内におけ
る断線と判断して、地絡過電圧継電器の動作をロックし
、誤動作を防止するようにしている。
[発明が解決しようとする問題点コ 従来の地絡用保護継電装置は以上のように構成されてい
るので、2組の計器用変圧器Tl、T2が必要であり、
コストを要するという問題点があった。また、コスト的
あるいはスペース的な理由により1組の計器用変圧器し
か設置できない場合には、前述したように、2次側断線
による不平衡電圧で地絡過電圧継電器が誤動作するのを
避けられなくなる。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、1組の計器用変圧器により、確実に系統の地
絡を検出するとともに、計器用変圧器の2次側断線によ
る地絡過電圧継電器の誤動作を防止して、コストの削減
かつ省スペース化をはかった地絡用保護継電装置を得る
ことを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この発明に係る地絡用保護継電装置は、計器用変圧器の
2次側の各相電圧から上記計器用変圧器の断線状態を検
出する断線検出回路をそなえるとともに、この断線検出
回路から断線検出信号が出力されていない状態では地絡
過電圧継電器からの出力を通過させるが上記断線検出回
路から断線検出信号が出力されると地絡過電圧継電器か
らの出力を遮断するゲート回路を設けたものである。
[作   用コ この発明における地絡用保護継電装置は、系統の地絡と
計器用変圧器の2次側断線とではこの計器用変圧器の2
次側における健全な相の相電圧の大きさが異なることか
ら、断線検出回路により、上記計器用変圧器の2次側の
各相電圧を監視してこの各相電圧から上記計器用変圧器
の断線状態を検出し、ゲート回路において、上記断線検
出回路から断線検出信号が出力されていない場合には。
地絡過電圧継電器からの出力を通過させ、上記断線検出
回路から断線検出信号が出力された場合には、地絡過電
圧継電器からの出力を遮断することによって、計器用変
圧器の2次側断線による地絡過電圧継電器の誤動作を防
止する。
[発明の実施例] 以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図において、1,2.3はそれぞれ図示しない計器用変
圧器の2次側におけるa、b、C相の各相電圧Va、V
b、Vcが所定値によりも大きい場合にHレベル信号を
出力する断線検出部、4は断線検出部1〜3からの信号
を受けるOR回路であり、このOR回路4は、断線検出
部1〜3からの信号のいずれかひとつでもHレベルであ
る場合にHレベル信号を出力し、断線検出部1〜3から
の信号がすべてLレベル信号となった場合にのみLレベ
ル信号を断線検出信号として出力するものである。
そして、これらの断線検出部1〜3およびOR回路4か
ら断線検出回路5が構成されている。
また、6は上記計器用変圧器の2次側の電圧から合成さ
れた零相電圧vOによって動作しその動作時には作動信
号を出力する地絡過電圧継電器、7はゲート回路として
のANDゲートであり、このANDゲート7は、OR回
路4および地絡過電圧継電器6からの信号を受け、OR
回路4からの信号がHレベルのときには地絡過電圧継電
器6からの出力信号を通過させる一方、OR回路4から
の信号が断線検出信号であるLレベルのときには地絡過
電圧継電器6からの出力信号を遮断するものである。
次に、第2〜5図(ベクトル図)により上述した本実施
例の地絡用保護継電装置の動作について説明する。
第2図は系統のC相1線地絡 布であり,この場合、C相の相電圧VaはOv、健全な
り,c相の相電圧Vb,Vcは110vとなっている。
なお、点線は正常時の電圧である。
従って、断線検出部1〜3における所定値Kを63、5
V以上(IIOVよりも小)に設定すれば、断線検出部
2,3においてvb>K,vc>Kの条件が満足されて
OR回路4からHレベル信号が出力されるとともに、零
相電圧vOが発生しているので地絡過電圧継電器6から
動作信号が出力され、この動作信号はANDゲート7を
通過して、地絡過電圧継電器6は動作することになる。
第3図は系統のす,c相2線地絡時の2次側電圧分布で
あり,故障したす,c相の相電圧vb。
Vcは63.5Vよりも小さくなるが、健全なC相の相
電圧Vaは95Vであるので、上述と同様に、断線検出
部1〜3における所定値Kを63.5V以上(95■よ
りも小)に設定すれば,断線検出部1においてV a 
> Kの条件が満足されてOR回路4からHレベル信号
が出力され、地絡過電圧継電器6からの動作信号はAN
Dゲート7を通過して。
地絡過電圧継電器6は動作することになる。
第4図は計器用変圧器の2次側におけるC相1線断線 の相電圧Vaは63.5V以下、健全なり,c相の相電
圧Vb,Vcはいずれも63.5Vとなるので、断線検
出部1〜3における所定値Kを63.5V以上に設定す
れば、断線検出部1〜3における条件はいずれも満足さ
れず、OR回路4からLレベル信号が断線検出信号とし
て出力され、地絡過電圧継電器6からの動作信号はAN
Dゲート7において遮断されることになる。
第5図は計器用変圧器の2次側におけるす,c相2線断
線時の2次側電圧分布であり、健全なり。
C相の相電圧Vb,Vcはいずれも6 3.5 V以下
、断線したC相の相電圧Vaは63.5Vとなるので、
断線検出部1〜3における所定値Kを63.5V以上に
設定すれば、断線検出部1〜3における条件はいずれも
満足されず、第4図に示した場合と同様に、OR回路4
からLレベル信号が断線検出信号として出力され、地絡
過電圧継電器6からの動作信号はANDゲート7におい
て遮断されることになる。
このように、本実施例では、系統の地絡と計器用変圧器
の2次側断線とでこの計器用変圧器の2次側における健
全な相の相電圧の大きさが異なることを用い、断線検出
部1〜3における所定値Kを適当レニ設定することによ
って、断線検出回路5において、計器用変圧器の2次側
の各相電圧からこの計器用変圧器の断線状態が検出され
る。
そして、ANDゲート7は,断線検出回路5から断線検
出信号が出力されていない場合つまりHレベル信号が出
力されている場合には、地絡過電圧継電器6からの出力
を通過させる一方,断線検出回路5から断線検出信号で
あるLレベル信号が出力された場合には、地絡過電圧継
電器6からの出力を遮断する。
従って、1組の計器用変圧器により、確実に系統の地絡
を検出しながら、計器用変圧器の2次個断線も確実に検
出されるようになって、従来のような断線による地絡過
電圧継電器6の誤動作が防止され、コストを削減できる
とともに、省スペース化を実現できるのである。
[発明の効果] 以上のように、この発明によ九ば、計器用変圧器の2次
側の各相電圧から上記計器用変圧器の断線状態を検出す
る断線検出回路と、この断線検出回路から断線検出信号
が出力された場合に地絡過電圧継電器からの出力を遮断
するゲート回路を設けて、1組の計器用変圧器により、
系統の地絡を検出しながら、計器用変圧器の2次側断線
も確実に検出できるように構成したので、断線による地
絡過電圧継電器の誤動作が確実に防止され、コストを大
幅に削減できるとともに、省スペース化を実現できる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1〜5図はこの発明の一実施例による地絡用保護継電
装置を示すもので、第1図はその回路図、第2〜5図は
いずれもその動作を説明すべく2次側電圧分布を示すベ
クトル図であり、第6図は従来の地絡用保護継電装置を
示す回路図である。 図において、5−断線検出回路、6・−地絡過電圧継電
器、7・−ゲート回路としてのANDゲート。 なお、図中、同一の符号は同一、又は相当部分を示して
いる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 高抵抗接地系に計器用変圧器をそなえ、同計器用変圧器
    の2次側の電圧から合成された零相電圧によつて動作す
    る地絡過電圧継電器と、上記計器用変圧器の2次側の各
    相電圧から上記計器用変圧器の断線状態を検出する断線
    検出回路とが設けられるとともに、上記断線検出回路か
    ら断線検出信号が出方されていない状態では上記地絡過
    電圧継電器からの出力を通過させるが上記断線検出回路
    から断線検出信号が出力されると上記地絡過電圧継電器
    からの出力を遮断するゲート回路が設けられたことを特
    徴とする地絡用保護継電装置。
JP1900787A 1987-01-28 1987-01-28 地絡用保護継電装置 Pending JPS63186521A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5921785B1 (ja) * 2015-06-11 2016-05-24 三菱電機株式会社 地絡過電圧継電装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5921785B1 (ja) * 2015-06-11 2016-05-24 三菱電機株式会社 地絡過電圧継電装置
WO2016199272A1 (ja) * 2015-06-11 2016-12-15 三菱電機株式会社 地絡過電圧継電装置

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