JPS63186316A - 取引処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野°］ この発明は取引処理装置に関し、特に、ホストコンピュ
ータとの藺でデータ伝送を行なうデータ桧゛送手段を備
え、該ホストコンピュータから送信されるコマンドの実
行を行なうような取引処理装置に関する。

［従来の技術］ “従来より、１含めホストコンピュータに複数台の取引
処理端末装置が接続された取引処理システムが知られて
いる。このような取引処理システムでは、端末装置に設
定しているデータなどを変更する際には、ホストコンピ
ュータから各端末装置にその旨のコマンドを送信する。

そして、端末装置はホストコンピュータからのコマンド
を端末装置内のメモリに記憶しておき、端末装置に設け
られた特定のキーが操作されたことに応じて、コマシト
を実行するようにしている。

［発明が解決しようとする問題点コ ところで、上述のホストコンピュータから複数のコマン
ドが送信された場合で、それらのコマンドが同時に実行
されてはならないような場合がある。これは、たとえば
、２種類の商品についてそれぞれ異なる時間帯に価格を
変更する必要があるような場合である。

しかるに、従来の取引処理システムでは、特定のキーが
操作されたことに応じてすべてのコマンドが同時に実行
されるので、上述のごとく同時に複数のコマンドが実行
されてはならないような場合に対応できないという問題
点があった。

それゆえに、この発明は上述のような問題点を解消する
ためになされたもので、複数のコマンドのうち所望のも
ののみを選択的に実行できるような取引処理装置を提供
することである。

［問題点を解決するための手段］ この発明はホストコンピュータとの間でデータ伝送を行
なうデータ伝送手段を備え、該ホストコンピュータから
送信されるコマンドの実行を行なうような取引処理装置
において、該ホストコンピュータからはコマンドととも
にそのコマンドを選択するためのコマンド選択データを
送信するようにしたものであり、データ伝送手段の受信
したコマンドと該コマンドに対応するコマンド選択デー
タとの記憶が可能な記憶手段と、コマンドを実行すると
きにオペレータがコマンド選択データを入力するための
入力手段と、該入力手段からコマンド選択データが入力
されたことに応じて、該コマンド選択データに基づいて
、記憶手段を検索する検索手段と、該検索手段の検索し
たコマンド選択データに対応するコマンドの実行を可能
にするように制御する制御手段とを備えて構成される。

［作用コ この発明に係る取引処理装置では、ホストコンピュータ
から送信されたコマンドとそのコマンドを選択するため
のコマンド選択データとが記憶手段に記憶され、コマン
ド選択データが入力手段から入力されたとき、そのコマ
ンド選択データに対応するコマンドのみを実行するよう
にしたので、複数のコマンドのうち、所望のもののみを
選択的に実行することができる。

［実施例］ 以下の説明では、取引処理装置としてＥＣＲ（電子式キ
ャッシュレジスタ）について説明するが、この発明はこ
れに限定されるものではなく、ホストコンピュータに接
続されて各種の取引処理を行なう取引処理装置に適用で
きることを予め指摘しておく。

第２図はこの発明の一実施例が適用されたＥＣＲの電気
的構成を示す概略ブロック図である。第２図において、
ＥＣＲＩにはＣＰＵ２が設けられる。ＣＰＵ２には、伝
送部３．ＲＡＭ４．キーボード５、表示器６．プリンタ
７およびＲＯＭｇが接続される。伝送部３はＣＰＵ２と
ホストコンピュータとの間のデータ伝送を媒介するため
のものである。この発明では、ホストコンピュータから
ＥＣＲＩには必要な動作を行なわせるためのコマ・ンド
と該コマンドを選択するためのコマンド選択データとが
送信される。ＲＡＭ４はメイルボックス４１と単価ファ
イル４２とを含む。後の第５図で説明するが、伝送部３
を介してホストコンピュータから送信されたコマンドと
そのコマンドを選択するためのコマンド選択データとは
メイルボックス４１に記憶される。単価ファイル４２は
商品ごとの単価データなどを記憶したものである。キー
ボード５は顧客の買上げた商品の商品コードを入力する
とともに、コマンドを実行するときにオペレータが該当
するコマンド選択データを入力するためのものである。

表示器６は売上登録をするときにキーボード５から入力
された商品コードや該商品コードに基づいて単価ファイ
ル４２から読出された単価データなどを表示するもので
ある。

プリンタ７は売上登録を行なうときに、キーボード５か
ら入力された商品コードや該商品コードに基づいて単価
ファイル４２から読出された単価データをレシートに印
字するものである。ＲＯＭ　Ｉｌｌは後で説明する第１
図に示すようなフロー図に基づ＜　ＣＰＵ２の動作プロ
グラムを格納するためものである。

第３図は第２図に示すキーボードのキー配置を示す図で
ある。第３図において、キーボード５には少なくとも数
値キー５１と実行キー５２とが設けられる。数値キー５
１は顧客の買上げた商品の登録を行なうときにその商品
の商品コードを入力するとともに、ホストコンピュータ
から送信されたコマンドを実行するときに、該当するコ
マンド選択データを入力するためのものである。実行キ
ー５２はコマンドを実行するときに操作されるものであ
り、そのときのキー操作を第４図に示す。

第４図に示すように、コマンドを実行する場合には、数
値キー５１からそのコマンドに対応するコマンド選択デ
ータを入力し、続いて、実行キー５２を押圧する。

第５図は第２図に示すＲＡＭに含まれるメイルボックス
を示す図解図である。第５図において、メイルボックス
４１は複数のコマンドとそのコマンドに対応するコマン
ド選択データとの記憶が可能である。

第６図は第２図に示すＥＣＲが設置された店舗を示す図
であり、第７図は該店舗に設けられたＥＣＲのメイルボ
ックスに格納されたコマンドおよびコマンド選択データ
の内容を示す図である。

第６図に示すように、店舗１０には魚の棚１１と野菜の
棚１２と酒の棚１３とが設けられている。

そして、該店舗１０のＥＣＲＩのメイルボックス４１ａ
の第１番目のエリアにはコマンド選択データ“００１′
と“魚の価格を１０％下げろ”というコマンドが格納さ
れ、２番目のエリアには、コマンド選択データ”００２
’と“野菜の価格を５％下げろ“という内容のコマンド
とが格納され、３番目のエリアには、コマンド選択デー
タ″００３“と“酒の価格を２％下げろ″という内容の
コマンドとが格納されているものとする。

第７図に示すようなコマンドの内容を実行する場合には
、第６図に示すすべての棚の価格表示札をコマンドの内
容に従って変更しなければならないが、この作業には成
る程度の時間を必要とするため、たとえば店舗営業中に
コマンドの実行を同時に行なってしまうと、端末に記憶
されている商品の単価データと棚に表示されている価格
とがくい違ってしまうという面題点がある。この実施例
では次のように操作することにより上述の問題点を解消
している。　　　゛ すなわち、オペレータは魚の棚１１の価格表示の変更が
終了したときに、キーボード５を操作してコマンド選択
データ１００１”を入力し、続いて、実行キー５２を押
圧する。さらに、野菜の棚１２の価格表示の変更が終了
□したときに、キーボード５を操作してコマンド選択デ
ータ“００２”を人力し続いて、実行キー５２を押圧す
る。さらに、酒の棚１３の価格表示の変更が終了したと
きに、キーボード５を操作して、コマンド選択データ“
００３“を入力し、続いて、実行キー５２を押圧する。

第１図はこの発明の一実施例の動作を説明するためのフ
ロー図である。次に、第１図ないし第７図を参照してこ
の発明の一実施例の動作について説明する。

ＥＣＲＩのＣＰＵ２は実行キー５２の入力があった場合
には、キー人力されたコマンド選択データを得る。続い
て、ｌの値を１にし、続いて、メイルボックス４１のｉ
　（ここでは１−１）番目のエリアにコマンドが格納さ
れているか否かを判別する。コマンドが格納されていな
ければ動作を終了するが、１番目のエリアにコマンドが
格納されている場合には、そのコマンドに対応するコマ
ンド選択データを読出し、読出したコマンド選択データ
とキーボード５から入力されたコマンド選択データとが
一致するか否かを判別する。コマンド選択データが一致
しなければ、ｉの値を＋１だけ更新し、２番目以降のエ
リアを検索する。そして、いずれかのエリアに格納され
たコマンド選択データとキーボード５から入力されたコ
マンド選択データとが一致する場合には、そのコマンド
選択データに対応するコマンドの実行を行なう。このよ
うにして、コマンド選択データ“００１“が入力された
場合には、魚の価格が１０％下げられ、コマンド選択デ
ータ“００２＃が入力された場合には、野菜の価格が５
％下げられ、コマンド選択デ−タ“００３″が入力され
た場合には、酒の価格が２％下げられる。

［発明の効果］ 以上のように、この発明によれば、ホストコンピュータ
から送信されたコマンドとそのコマンドを選択するため
のコマンド選択データとを記憶手段に記憶し、コマンド
選択データが入力手段から入力されたとき、そのコマン
ド選択データに対応するコマンドのみを実行するように
したので、記憶手段に格納された複数のコマンドのうち
所望のもののみを選択的に実行することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例が適用されたＥＣＲの動作
を説明するためのフロー図である。第２図はこの発明が
適用された一実施例のＥＣＲの電気的構成を示す概略ブ
ロック図である。第３図は第２図に示すキーボードのキ
ー配置を示す図である。第４図は第３図に示すキーボー
ドのキー操作を説明するための図である。第５図は第２
図に示すＲＡＭに含まれるメイルボックスを示す図解図
である。第６図は第２図に示すＥＣＲが設置された店舗
を示す図である。第７図は第６図に示す店舗に設置され
るＥＣＨのメイルボックスの内容を示す図解図である。 図において、１はＥＣＲ，２はＣＰＵ、３は伝送部、４
はＲＡＭ、４１はメイルボックス、８はＲＯＭ、５１は
数値キー、５２は実行キーを示す。 （ほか２名）　　−：″ 第１図 １１２図 第３図　　　　　　第５図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ホストコンピュータとの間でデータ伝送を行なうデータ
   伝送手段を備え、前記ホストコンピュータから送信され
   るコマンドの実行を行なうような取引処理装置において
   、 前記ホストコンピュータは前記コマンドとともにそのコ
   マンドを選択するためのコマンド選択データを送信し、 前記データ伝送手段の受信した前記コマンドと該コマン
   ドに対応するコマンド選択データとの記憶が可能な記憶
   手段、 前記コマンドを実行するときに、オペレータがコマンド
   選択データを入力するための入力手段、前記入力手段か
   らコマンド選択データが入力されたことに応じて、該コ
   マンド選択データに基づいて、前記記憶手段を検索する
   検索手段、および前記検索手段の検索したコマンド選択
   データに対応するコマンドの実行を可能にするように制
   御する制御手段を備えた取引処理装置。