JPS6318624Y2 - - Google Patents

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JPS6318624Y2
JPS6318624Y2 JP11113383U JP11113383U JPS6318624Y2 JP S6318624 Y2 JPS6318624 Y2 JP S6318624Y2 JP 11113383 U JP11113383 U JP 11113383U JP 11113383 U JP11113383 U JP 11113383U JP S6318624 Y2 JPS6318624 Y2 JP S6318624Y2
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JP
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joint
ceiling wall
cross
pieces
main body
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JP11113383U
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JPS6018986U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、適宜数枚の天井壁パネル、底壁パネ
ル及び側壁パネル夫々を隣接接合して天井壁、底
壁及び周側壁を組立形成した組立式水槽における
天井壁と底壁とに亘つて垂直に立設させて天井壁
を支持する支柱の取付構造に関するものである。
〔従来技術及びその問題点〕
従来、此種組立式水槽における支柱の取付構造
は実開昭53−39813号公報に開示されている様に、
水槽本体の天井壁パネル相互の十字状接合部にお
いて天井壁パネル相互の接合フランジのコーナー
部に嵌め込み係止させる十字状溝を形成するよう
に上端に4片の突片を設けた支柱を、前記十字状
接合部から底壁に亘り立設させた構造のものがあ
る。
この先行技術は、第7図で示すように支柱10
0が天井壁101から底壁に亘る高さ関係よりも
若干長尺に形成され、十字状溝の各溝103が接
合フランジ104幅の2倍に等しい大きさに凹設
されている。
この先行技術は支柱100を傾斜状態にして相
対する一対の溝103,103′、103,10
3′の一方溝103,103′を、接合フランジ1
04,104′に嵌め込み、更にその支柱100
を垂直状態に移行させることによつて相対する残
り一対の溝103,103″、103,103″に
前記接合フランジ104,104′と直交する接
合フランジ104,104″を嵌め込み係止する
ものである。しかし、傾斜状態時に接合フランジ
104,104′に嵌め込む前記一方溝103,
103′の嵌め込み位置が接合フランジ104,
104′部において正規な位置102でなければ
垂直状態に支柱100を移行させても残り一対の
溝103,103″が、直交する接合フランジ1
04,104″に嵌まり込まず、面倒な位置合わ
せ作業を必要とするばかりか、傾斜状態時に嵌め
込む前記一方溝103,103′の嵌め込み位置
が接合フランジ104,104′部における正規
な位置102であつても溝103幅が接合フラン
ジ104の2倍に等しいので支柱100を垂直状
態に傾動させる際直交する接合フランジ104,
104″の下端縁が残り一対の溝103,10
3″の上端縁に引つ掛かりスムースに同溝103,
103″内に案内されにくい問題点をも有する。
〔技術的課題〕
本考案の技術的課題は突片を上端に有する支柱
でありながら、天井壁パネル相互の十字状接合部
にスムースに嵌め込み係止可能にすることにあ
る。
〔技術的手段〕
本考案の技術的手段は次の通りである。
水槽本体Bの天井壁パネル1a,1a,1a,
1a相互の十字状接合部Cから底壁2に亘り垂直
に立設される支柱本体Aの上端に対向させて上面
をフラツト面6とする2片の突片4,4を突出形
成し、該突片4,4の両側部を支柱本体Aの軸心
方向に湾曲状に折り曲げて当接係止片4′,4′を
形成し、該当接係止片4′,4′の側面7,7を、
前記十字状接合部Cの接合中心を挟んで点対称と
なる接合フランジ1a′のコーナー部分の内面8,
8に当接する角度に形成し、該当接係止片4′,
4′を接合フランジ1a′のコーナー部内面8,8
に嵌め込み係止させることである。
〔作用〕
本考案の技術的手段による作用は次の通りであ
る。
第5図に示すように天井壁1の十字状接合部C
における接合フランジ1a′,1a′,1a′,1a′の
接合中心を挟んで点対称となる接合フランジ1
a′のコーナー部直下において対向する突片4,4
夫々上面のフラツト面6,6任意箇所を、上記接
合中心を中心として点対称となる天井壁パネル1
a,1a夫々の接合フランジ1a′,1a′下端縁
に、突き当て状態にして支柱本体Aを底壁2との
間で傾斜させる。この状態から第6図に示すよう
に支柱本体Aの下端を、天井壁パネル1a,1
a,1a,1a相互の十字状接合部C直下の底壁
上面上を人為的に摺動させて底壁パネル相互の十
字状接合部上に位置させると共に支柱本体Aの上
端を、支柱本体A下端の摺動方向とは逆方向にフ
ラツト面6をガイド面として人為的に傾動させ
る。この時、2片の突片4,4は支柱本体Aが垂
直になると同時に前記の接合中心を中心として点
対称となる天井壁パネル1a,1a夫々の接合フ
ランジ1a′,1a′コーナー部に自動的に嵌まり込
み、突片4,4の両側部の当接係止片4′,4′は
同コーナー部を構成する接合フランジ1a′の内面
8,8にその側面7,7が当接して、支柱本体A
は天井壁1と底壁2との間で挟持される。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
支柱本体Aは金属や合成樹脂材等によつて所望
の外径を有する中空パイプ状に形成し、その長さ
を天井壁パネル1a周縁の下方に垂設する接合フ
ランジ1a′の下端面から底壁2の上面3との間に
おける垂直高さよりも若干長く形成して、その上
端に上面をフラツト面6とする2片の突片4,4
を対向させて一体に突出形成する。この支柱本体
Aを水槽本体Bの天井壁1の天井壁パネル1a相
互、即ち4枚の天井壁パネル1aのコーナー部が
相互に隣接接合してなる十字状接合部Cから底壁
2に亘り且つそれら所要の個所に垂直に立設保持
させる。
突片4,4は、支柱本体Aの上端に支持本体A
の軸心を交差中心イとして対向せる2箇所の周縁
上に夫々一体に突出し、その突出高を天井壁パネ
ル1aの接合フランジ1a′の下端面からその接合
フランジ1a′基端内方の平坦面5までの高さ、詳
しくは天井壁パネル1a中央の膨出部1b′周辺の
平坦面5までの高さと略同一にする。この突片
4,4の両側縁に前記支柱本体Aの軸心方向に向
けて内側に折り曲げた当接係止片4′,4′を一体
的に形成する。
当接係止片4′,4′は突片4の両側に、先端が
直交状に交差する状態になるように内側に折り曲
げ状に設け、この当接係止片4′,4′を天井壁パ
ネル1aの接合フランジ1a′のコーナー部内面に
当接係止させると共に、該当接係止片4′,4′は
その側面7,7を十字状接合部Cにおいてその接
合中心を挟んで点対称となる2枚の天井壁パネル
1a夫々の接合フランジ1a′コーナー部の両内面
8,8に夫々沿わしめることができる角度に形成
する(第2図の横断拡大平面図)。
〔考案の効果〕
本考案は以上のように構成したので、突片4,
4夫々の上面のフラツト面6,6任意箇所を、天
井壁パネル1a,1a,1a,1aの接合中心を
中心として点対称となる2枚の天井壁パネル1
a,1a夫々の接合フランジ1a′,1a′下端縁に
突き当て状態とした傾斜状態の支持本体Aの、そ
の下端を、天井壁パネル1a,1a,1a,1a
相互の十字状接合部C直下の底壁上面上を、人為
的に摺動させることと併行してその支柱本体A上
端を支柱本体Aの下端の摺動方向とは逆方向にフ
ラツト面6をガイドとして人為的に傾動させるこ
とにより、支柱本体Aが、垂直状態になると同時
に突片4,4両側部の当接係止片4′,4′を、接
合中心を中心として点対称となる2枚の天井壁パ
ネル1a,1a夫々の接合フランジ1a′,1a′コ
ーナー部に自動的に嵌まり込ませて係止させるこ
とができる。
故に、先行技術のように十字状接合部を構成す
る正規な箇所にまず最初の溝を嵌め込まなければ
ならない面倒且つ正確な支柱の位置決め作業を必
要としないばかりか、溝の上端縁に接合フランジ
の下端縁が引つ掛かることがなく、スムースに突
片を案内させて支柱を立設させることができ、支
柱立設作業の簡略化を図り得る。
しかも、突片両側部には十字状接合部の接合中
心を挟んで点対称となる2枚の天井壁パネルのコ
ーナー部における接合フランジに沿つて支柱本体
の軸心方向に湾曲状に折曲する当接係止片を形成
しているから、地震等で支柱に無理な負荷が作用
し、その応力が突片部分に作用しても湾曲状に折
曲する当接係止片でその応力を受けて自らが弾性
変形し、突片に作用する集中応力を緩和するの
で、突片部分の折損等を防止して耐久性の向上を
図ることができる。
依つて所期の目的を達成し得る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施の一例を示し、第1図は縦
断正面図で一部切欠して示す、第2図は同平面図
で一部切欠して示す、第3図は支柱本体の要部を
示す斜視図、第4図はその平面図、第5図は突片
上面のフラツト面を、接合フランジ下端縁に突き
当て支柱本体を傾斜させた状態を示す要部の側面
図で一部切欠して示す、第6図は支柱本体を立設
させた状態を示す同要部の側面図で一部切欠して
示す、第7図は従来例の要部の正面図で一部切欠
して示す。 図中、A……支柱本体、1a……天井壁パネ
ル、1a′……接合フランジ、2……底壁、4,4
……突片、4′,4′……当接係止片、B……水槽
本体、C……十字状接合部、6……フラツト面、
8,8……内面、7,7……当接係止片の側面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水槽本体Bの天井壁パネル1a,1a,1a,
    1a相互の十字状接合部Cから底壁2に亘り垂直
    に立設される支柱本体Aの上端に対向させて上面
    をフラツト面6とする2片の突片4,4を突出形
    成し、該突片4,4の両側部を支柱本体Aの軸心
    方向に湾曲状に折り曲げて当接係止片4′,4′を
    形成し、該当接係止片4′,4′の側面7,7を、
    前記十字状接合部Cの接合中心を挟んで点対称と
    なる接合フランジ1a′のコーナー部分の内面8,
    8に当接する角度に形成し、該当接係止片4′,
    4′を接合フランジ1a′のコーナー部内面8,8
    に嵌め込み係止させてなる組立水槽における支柱
    の取付構造。
JP11113383U 1983-07-16 1983-07-16 組立式水槽における支柱の取付構造 Granted JPS6018986U (ja)

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JP11113383U JPS6018986U (ja) 1983-07-16 1983-07-16 組立式水槽における支柱の取付構造

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JP11113383U JPS6018986U (ja) 1983-07-16 1983-07-16 組立式水槽における支柱の取付構造

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Publication Number Publication Date
JPS6018986U JPS6018986U (ja) 1985-02-08
JPS6318624Y2 true JPS6318624Y2 (ja) 1988-05-25

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JP11113383U Granted JPS6018986U (ja) 1983-07-16 1983-07-16 組立式水槽における支柱の取付構造

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JPH0433276Y2 (ja) * 1986-08-14 1992-08-10

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JPS6018986U (ja) 1985-02-08

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