JPS63186140A - イオンキヤリヤ膜及びこれを備えたイオンセンサ - Google Patents

イオンキヤリヤ膜及びこれを備えたイオンセンサ

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JPS63186140A
JPS63186140A JP62015950A JP1595087A JPS63186140A JP S63186140 A JPS63186140 A JP S63186140A JP 62015950 A JP62015950 A JP 62015950A JP 1595087 A JP1595087 A JP 1595087A JP S63186140 A JPS63186140 A JP S63186140A
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JP
Japan
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plasticizer
ion carrier
ion
functional layer
carrier film
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JP62015950A
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Hideichiro Yamaguchi
秀一郎 山口
Norio Daikuhara
大工原 範夫
Takeshi Shimomura
猛 下村
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Terumo Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はイオンキャリヤ膜、特にイオンセンサ及びイオ
ン選択性FETセンサ(ISFET)等において、イオ
ン選択性を発現するイオンキャリヤ膜及びこれを備えた
イオンセンサに関するものである。
[従来の技術] 従来、イオン選択性電極に用いられるイオンキャリヤ膜
には、ポリ塩化ビニル樹脂をマトリックスとし、可塑剤
を溶媒としてイオンキャリヤ物質を含有させたものが知
られている。可塑剤としては、フタル酸エステル類、マ
レイン酸エステル類、セバシン酸エステル類、アジピン
酸エステル類などが用いられているが、これら可塑剤の
溶出及び溶出物毒性の問題があった。特に、血液中、あ
るいは生体液中では、可塑剤の溶出量が増加することが
わかっており、血液等の測定を行うためのイオンセンサ
用の膜としては、可塑剤の溶出の小さいものが望まれて
いた。
先に、特開昭61−155949号、特開昭61−19
4343号などで本発明者等は導電性基体上に酸化還元
機能層を被着し、更にイオンキャリヤ膜を被覆したイオ
ンセンサについて報告した。これらのイオンキャリヤ膜
では、耐久性の点から酸化還元機能層組成物の溶解性の
低い可塑剤が望まれていた。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は、被測定溶液中に溶出し難く、電解重合体(酸
化還元機能N)との相互溶解性の小さな可塑剤を用い、
血液等への溶出物を減少させイオンセンサの耐久性を増
大させたイオンキャリヤ膜及びこれを備えたイオンセン
サを提供する。
[問題点を解決するための手段] この問題点を解決するための一手段として、本発明のイ
オンキャリヤ膜は、可塑剤により可塑化されたポリ塩化
ビニルからなり、所定イオンに感応するイオンキャリヤ
膜であって、前記可塑剤がポリカプロラクトン系可塑剤
、変性エチレン・酢酸ビニル共重合体からなる可塑剤と
から選ばれる。
又、本発明のイオンセンサは、導電性基体と、該導電性
基体を被覆する酸化還元機能を発現する酸化還元機能層
と、該酸化還元機能層を被覆するイオンキャリヤ膜とを
備え、前記イオンキャリヤ膜は、可塑剤により可塑化さ
れたポリ塩化ビニルからなる、所定イオンに感応するイ
オンキャリヤ膜であって、前記可塑剤がポリカプロラク
トン系可塑剤、変性エチレン・酢酸ビニル共重合体から
なる可塑剤から選ばれる。
又、本発明のイオンセンサは、FETのゲート絶縁層と
、該ゲート絶縁層を被覆する導電層と、該導電層を被覆
する酸化還元機能を発現する酸化還元機能層と、該酸化
還元機能層を被覆するイオンキャリヤ膜とを備え、前記
イオンキャリヤ膜は、可塑剤により可塑化されたポリ塩
化ビニルからなる、所定イオンに感応するイオンキャリ
ヤ膜であって、前記可塑剤がポリカプロラクトン系可塑
剤、変性エチレン・酢酸ビニル共重合体からなる可塑剤
から選ばれる。
[作用] 溶液中に溶解し難く、イオンキャリヤ膜中でポリ塩化ビ
ニル樹脂を可塑化し、イオンキャリヤ物質との相溶性の
ある高分子可塑のポリカプロラクトン系可望剤、変性エ
チレン・酢酸ビニル共重合体からなる可塑剤から選んで
使用することによって、イオンキャリヤ膜は電解重合体
lI!lN(酸化還元機能層)との溶解溶出を防ぎ、相
互の安定を高める。
[実施例] 膜組成電極の構成図を第1図に示す。
〈実施例1〉 ■電極の作製 ベーサルブレーンピロリティックグラファイト(BPG
:ユニオンカーバイト社製)の板から導電性基体1とし
て1、直径1.0mmx長さ3.0mmの円柱状BPG
Iを切り出し、そゝの片方の端を更に、直径0.5mm
x長さ1.5mmに削り、リード線5(テフロン被覆銅
線)に導電性接着剤2(アミコン社製:C−856−O
6)で接着した。円柱状BPGIが1.50mm露出し
ているもう一方の端を半球状に研磨し、露出BPG表面
積を0.064cm−”(平均値)に調整し、リード線
5の付いた方を、内径0.60mm×外径0.85mm
のテフロンチューブ6内に入れ接着(エポキシ樹脂接着
剤: (株)スリーボンドTB2067)絶縁し、熱収
縮チューブ7で覆いBPG電極を作製した。
その他の導電性基体として、白金、金、銀。
銅、ニッケル、クロムなどの金属、酸化インジウム、酸
化イリジウムなどを用いてもよいが、BPGが溶存酸素
による影響を受けにくいため特に好ましい。
■電解重合法による酸化還元機能層3の被覆上記B P
 G ′FL極を作用極とし、基準極(飽和塩−化ナト
リウムカロメル電極:5SCE)  ・対極(白金網)
を用い、次の条件で電解酸化重合反応を行った。
電解液  ・・・ 0.5M2.6−シメチルフエノー
ル0.2M  過塩素酸ナトリウム アセトニトリル溶媒 電解温度 ・・・ −20,0℃ 電解条件 ・・・ 電極電位0,0〜1.5V(対5S
CE)で3回掃引(走査速 度:50mV/5ec)後、 1.5V(対5SCE)で10 分間電極反応を行った。
この電解重合法により、BPG基板露出表面に酸化還元
機能層3として、ポリ(2,6−キシレノール)の電解
酸化重合膜を約30μmの厚さに被着した。
膜の厚さとしては0.1μm〜1mmがよく、とくに2
0〜100μmが好ましい。膜厚が厚いと応答速度・感
度が低下し、膜厚が薄いと下地の導電性基体1の影響を
うけやすくなる。
■水素イオンキャリヤ膜4の被覆 以上のようにして得られた膜電極を、表1に示す組成の
水素イオンキャリヤ組成物に、浸漬・乾燥を15回繰り
返し、膜厚1.00mm′の水素イオンキャリヤ膜4が
酸化還元機能層3の表面を均一に覆うようにした。
層の厚さとしては、0.1mm〜2.0mmが好ましく
、特に0.5〜1.5mmが好ましい。
層の厚さが厚くなると電極径が大きくなり、一方層の厚
さが薄いと再現性が乏しくなる。
可塑剤は、ポリ塩化ビニル100重畳部に対し100〜
300重畳部が好ましく、特に150〜250重畳部が
好ましい。可塑剤は、多くても少なくとも感度が低下し
、特に温度変化に対する応答速度が低下する。
表1(水素イオンキャリヤ組成物) 可塑剤として、ポリカプロラクトン系可塑剤を使用した
〈実施例2〉 ■電極の作製、■電解重合法による酸化還元機能層の被
覆は、実施例1と同じ。
■水素イオンキャリヤ膜の被覆 水素イオンキャリヤ膜の作製法は、実施例1と同じだが
、組成物を表2に示すものに変えた。
表2(水素イオンキャリヤ組成物) 可塑剤として、ポリカプロラクトン系可塑剤の替わりに
、変性エバ:エルバロイ742(三井ポリケミカル株式
会社製)を使用した。
〈実施例3〉 ■電極の作製 ・ 導電性基体として、BPGの替わりにEG−51(
日本カーボン株式会社製)というグラファイトカーボン
素材を使用し、実施例1と同様にEG−51電極を作製
した。
■電解重合法による酸化還元機能層3の被覆は、実施例
1と同様。
■水素イオンキャリヤ膜4の被覆は、可塑剤としてポリ
カプロラクトン系可塑剤を使用、つまり、実施例1と同
様である。
〈実施例4〉 ■電極の作製 導電性基体として、BPGの替わりにT−5(イビデン
株式会社製)というグラファイトカーボン素材を使用し
、実施例1と同様にT−5電極を作製した。■電解重合
法による酸化還元機能層3の被覆は、実施例1と同様。
■水素イオンキャリヤ膜4の被覆は、実施例3と同様で
ある。
〈実施例5〉 ■電極の作製 導電性基体として、BPGの替わりにシャープペンシル
の芯(B、2B)というカーボン素材を使用し、実施例
1と同様にシャープペンシルの芯電極を作製した。
■電解重合法による酸化還元機能層3の被覆は、実施例
1と同様。
■水素イオンキャリヤ膜4の被覆は、実施例3と同様で
ある。
く実験例1〉 実施例2に従って作製したPHセンサを作用極として、
比較電極(SSCE)に対する起電力を、リン酸緩衝溶
液中で測定し、起電力をpHに対しプロットした時の、
勾配(slope) と標準電極電位(Eo)を経時的
に測定した。比較として、実施例1で作製した電極を一
緒に測定した。
表3、及び第2図(a)、(b)にその結果を示す。
表3 この結果を見て分るように、作製後30日まではどの電
極も、勾配は61,8±0.5m■/pH(37℃)と
理論値(61,5mV/pH(37℃・))に良く近似
し、安定している。標準電極電位も30日までは安定し
ている。しかし、30日を過ぎると標準電極電位は落ち
始め、90日後では安定時より60 、m ■も下がっ
てしまった。この酸化還元機能層の可塑剤中への溶出を
防ぐために本実施例の高分子可塑剤を用いた電極は、9
0日経っても基準電極電位の変化が±10mVの範囲に
収まっていることから、酸化還元機能層の可塑剤中への
溶出が防がれ、耐久性が延びていることか分った。
く実験例2〉 実施例2に従って作製したpHセンサで、実験例1と同
じ測定を、電極の保存状態を変えて60℃オープンの中
で保存するという過酷試験(加速試験)を行った。表4
にその結果を示す。
表4 高分子可塑剤を使用した電極は、オーブン投入後1′0
日間は、勾配・標準電極電位に±0.5mV/pH1±
10mV以上の変化はみられなかったことより、酸化還
元機能層の溶出を防いでいることが確証された。
〈実験例3〉 実施例3,4.5に従って作製したpHセンサで、実験
例1と同じ実験を行ったところ、カーボン基板を変えて
もp)(変化に対して、理論勾配に良く近似した線形−
次で応答することが分り、なおかつ、可塑剤にポリカプ
ロラクトン系高分子可塑剤を使用すると酸化還元機能層
の溶出を防ぎ、耐久性が増すという実験例1と同様の結
果が得られた。
く実験例4〉 実施例1,2,3,4.5に従って作製したpHセンサ
で酸素ガスの影響を見た。
pHセンサ7.4のリン酸緩衝溶液中に、一定濃度の酸
素窒素混合ガスをバブリングさせ、溶液中の酸素ガス分
圧が、20mmHg、150mmHg、400mmHg
となるようにして、各々の分圧でpHセンサの電位を測
定したところ、全ての電極で、電位の変化は2mV以内
で、酸素ガスの影響は受けないことが分った。
〈実施例6〉 MOSFETのゲート絶縁層14の表面に導電性炭素膜
15を形成し、該膜の上に酸化還元機能層16、更に水
素イオンキャリヤ膜17を実施例1と同様に作成した。
これを第4図、第5図に示す。尚、導電性炭素膜15は
以下の様に形成した。
(1) IAO3FET MOSFETとしては、p型シリコンウェハー上にp型
S、−S、O,ゲート絶縁膜を重ねた構造を有するFE
T(いわゆる絶縁型FET)を用いた。このものは、p
型シリコンウェハー上にホトリソグラフィーを用いる一
般的ブレーナー技術を利用して作成し、更にCVD (
化学的気相蒸着)法を用いて窒化シリコンよりなる絶!
ili!t4を被覆したものである。尚、11はドレイ
ン、12はソース、13は酸化膜、18はシリコン基板
である。
(2)導電性炭素被膜 このようにして作成した!ll05FETのゲート部絶
縁膜14の表面に、イオンビームスパッタ法を用いて導
電性炭素被膜(膜厚: 2000人)を導電層15とし
て形成した。
〈実験例5〉 実施例6の電極を用いて、実験例1と同様に、4電性の
特性(EO、ネルンスト式の傾き)と耐久性試験を検討
したところ、実施例1と同様の結果が得られ、水素イオ
ンキャリヤ膜の可塑剤にポリカプロラクトン系高分子を
使用することにより、電極の耐久性が向上することが明
らかとなった。
以上の実施例から分るように、可塑剤として高分子可塑
剤を用いた本実施例のpH電極は、酸化還元機能層の溶
出を防ぎ、安定性・耐久性に優れ、なおかつ酸素ガスの
影響を受けないという特性を持った電極であることが分
った。また、95%応答速度も4秒以内と迅速であった
以下に、今回使用した高分子可塑剤の構造図を示す。
高分子可塑剤構造図 ・ポリカプロラクトン系高分子 [−(CN 2− CH2−CH2−CI(2−CH2
−0−C−) P −]。
P:変性部 ・PN−250(アジピン酸系ポリエステル)−υ−c
−c−c−c−c−c−(C−C−C−0−C−(CH
2)4−C−0−)−・変性エバエルバロイ742 尚、本実施例ではイオンキャリヤ膜として、水素イオン
キャリヤ膜を代表させて説明したが、他の被検イオンに
対しては、被検イオンに応じたイオンキャリヤ組成物か
らなるイオンキャリヤ膜を用いることにより、他のイオ
ンキャリア膜においても同様の効果がある。また、導電
性基体、導電層としては、金、白金、Niなどを用いる
ことができる。更に、被膜電極及びFETセンサの構造
は本例に限らない。
[発明の効果] 本発明は、被測定溶液中に溶出し難く、イオンキャリヤ
膜中でポリ塩化ビニル樹脂を可塑化し、イオンキャリヤ
物質との相溶性のあるポリカプロラクトン系可望剤、変
性エチレン・酢酸ビニル共重合体からなる可塑剤から選
んで用いることにより、電解重合膜(酸化還元機能層)
との溶解及び溶出を防ぎ、相互の安定性を高めたイオン
キャリヤ膜及びこれを備えたイオンセンサを提供できる
この結果として、 (1)膜被覆電極において、PVCイオンキャリヤ膜中
の可塑剤としてポリカプロラクトン系可塑剤、変性エチ
レン・酢酸ビニル共重合体からなる可塑剤から選ばれる
ことによって、はぼ3ケ月以上センサ特性の安定な優れ
たpHセンサを作製できることが分った。(オーブンに
よる加速試験において、従来のモノマー系エステルのD
OSでの3倍以上の耐久性があることが分っている。)
(2)溶出物試験及び溶出物毒性試験の結果、これらポ
リカプロラクトン系可塑剤、変性エチレン・酢酸ビニル
共重合体からなる可塑剤の溶出量は、極微量であり、毒
性試験でも問題がないことが分った。このため、血液中
あるいはin vivo。
ex vivoで使用するイオンセンサを1是供できる
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1〜6で作製した膜被覆電極の構造図、 第2図(a)は実施例1.2で作製したpHセンサの感
度の経時変化を示す図、 第2図(b)は実施例1.2で作製したpHセンサのE
oの経時変化を示す図、 第3図はl5FETの構造図、 第4図はl5FETのA−A′断面図である。 図中、1・・・導電性基体(BPG)、2・・・導電性
接着剤、3・・・酸化還元機能層、4・・・水素イオン
キャリヤ膜、5・・・リード線、6・・・テフロンチュ
ーブ、7・・・熱収縮チューブ、11・・・ドレイン、
12・・・ソース、13・・・酸化膜、14・・・絶縁
膜、15・・・導電層、16・・・酸化還元機能層、1
7・・・水素イオンキャリヤ膜、18・・・シリコン基
板である。 特許出願人   テルモ株式会社 代理人 弁理士    大塚康徳(他1名)+゛4′− 1、:・さ↓g 第1図 未杢liG吟(日) 第2図 (b) 第3図 手 糸走 ネ山 IE  ZB   (自りD昭和62
年12月10日

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)可塑剤により可塑化されたポリ塩化ビニルからな
    り、所定イオンに感応するイオンキャリヤ膜であつて、 前記可塑剤がポリカプロラクトン系可塑剤、変性エチレ
    ン・酢酸ビニル共重合体からなる可塑剤から選ばれるこ
    とを特徴とするイオンキャリヤ膜。
  2. (2)可塑剤とポリ塩化ビニルとの重量比率が100〜
    500:100であることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載のイオンキャリヤ膜。
  3. (3)導電性基体と、該導電性基体を被覆する酸化還元
    機能を発現する酸化還元機能層と、該酸化還元機能層を
    被覆するイオンキャリヤ膜とを備え、 前記イオンキャリヤ膜は、可塑剤により可塑化されたポ
    リ塩化ビニルからなる、所定イオンに感応するイオンキ
    ャリヤ膜であつて、 前記可塑剤がポリカプロラクトン系可塑剤、変性エチレ
    ン・酢酸ビニル共重合体からなる可塑剤から選ばれるこ
    とを特徴とするイオンセンサ。
  4. (4)可塑剤とポリ塩化ビニルとの重量比率が100〜
    500:100であることを特徴とする特許請求の範囲
    第3項記載のイオンキャリヤ膜。
  5. (5)FETのゲート絶縁層と、該ゲート絶縁層を被覆
    する導電層と、該導電層を被覆する酸化還元機能を発現
    する酸化還元機能層と、該酸化還元機能層を被覆するイ
    オンキャリヤ膜とを備え、前記イオンキャリヤ膜は、可
    塑剤により可塑化されたポリ塩化ビニルからなる、所定
    イオンに感応するイオンキャリヤ膜であつて、 前記可塑剤がポリカプロラクトン系可塑剤、変性エチレ
    ン・酢酸ビニル共重合体からなる可塑剤から選ばれるこ
    とを特徴とするイオンセンサ。
  6. (6)可塑剤とポリ塩化ビニルとの重量比率が100〜
    500:100であることを特徴とする特許請求の範囲
    第5項記載のイオンキャリヤ膜。
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