JPS63185576A - 研削砥石 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は、例えばセラミックス製の粗球体の製造などに
好適する研削砥石に関する。

（従来の技術） 従来、金属部品、プラスチック部品等の面取り、あるい
はセラミックス製の粗球体の製造には、第４図に示すよ
うな研削装置が用いられている。

この装置は、被加工物間ト・・を研削砥石（Ａ）と円筒
状の保持体（Ｂ）に取付けられた押え叛（Ｃ）により形
成される空間に装入し、蓋板（ＤＪに固定されたノズル
（Ｂ）より加工液（Ｆ）を供給し々から研削砥石（入）
により被加工物（５）・・・を研削するものである。そ
うして、研削砥石（Ａ）は、円板状の合金（Ｇ）と、こ
の合金（Ｇ）上に例えば接着剤を介して固定され、合金
（Ｇ）と一体的に矢印（Ｈ）方向に回転駆動される板状
の砥石片（Ｊ）からなっている。

しかるに、上記研削装置においては、合金（Ｇ）の回転
とともに、被加工物（Ｗ）・・・がつれ回りを起すが、
このつれ回りに伴ない被加工物（Ｗ）・・・が砥石片（
Ｊ）に衝撃的に当る。その結果、しばしば砥石片（Ｊ）
の表面にクラックが入ったり、欠損したり、あるいは、
摩滅が急速に進行し、砥石寿命が著しく短くなり、コス
ト高を招いていた。

（発明が解決しようとする問題点） 本発明は、上述したように例えば粗球体製造に用いられ
る研削砥石の寿命が著しく短いことに着目してなされた
もので、高寿命の研削砥石を提供することを目的とする
。

〔発明の構成〕

（問題点を解決するための手段と作用）基台と、この基
台に保持された砥石片と、この砥石片と上記基台との間
に介挿された緩衝部材とからなり、この緩衝部材は、上
記砥石片に加わった衝撃力を緩和して、砥石片の破砕、
摩滅を防止することにより、砥石寿命を長くするように
したものである。

（実施例） 以下、本発明の一実施例を図面を参照して詳述する。

第１図及び第２図は、この実施例の研削砥石（１）を示
している。この研削砥石（１）は、円盤状の例えば鋼製
の合金（２）と、この合金（２）の上部に凹設された凹
部（３）に接着剤（４）を介して接着された円環状の緩
衝部材（５）と、この緩衝部材（５）に上面が緩衝部材
（５）と面一となるように接着剤（６）を介して嵌着さ
れた円環状の砥石片（７）とからなっている。しかして
、緩衝部材（５）としては、シリコーン（８Ｉ）　、エ
リア（ＵＦ）、フェノール（ＰＦ）、メラミン（ＭＰ　
）、ポリエステル（ＵＰ）　、ポリウレタン（ＰＵＲ）
　、エポキシ（ＥＰ）　、ポリイミド（ＰＩ）、ポリカ
ーボネイト（ｐｃ）等が好ましい。また、砥石片（力は
、結合剤と、との結剤中に分散保持された砥粒とからな
っている。上記結合剤としては、ビトリファイド、シリ
ケート、ラバー、レジノイド、セラック、メタルボンド
がある。また、砥粒としては、ダイヤモンド、酸化アル
ミニウム、炭化珪素がよい。一方、台金（２）は、その
下端部が、回転軸］８）に同軸に連結されている０そう
して、この回転軸１８）の下端部には、ベルト車（９）
が取付けられ、このベルト車（９）が、モータｕＩに取
付けられたベルト車αυとの間に巻き掛けられたベルト
α２を介して、モータα１によゆ回転駆動され、合金（
２）が矢印ｕ３方向に回転するようになっている。

つぎに、上記構成の研削砥石（１）を用いた焼結セラミ
ックス族の粗球体Ｉ・・・の研削加工について述べる。

まず、研削砥石＋１）上部を非接触で覆うように配設さ
れた円筒体（２１）の内部に粗球体α４・・・を装入す
る。

この円筒体（２α）は、円筒状の側板（Ｌ！１９と、こ
の側板（ＬＥ９の上端部に嵌合された蓋板ｕＧとからな
っている。

上記側板α９の内壁には、ゴム板σＤが装着されている
。しかして、モータＨにより研削砥石（１）を矢印α階
方向に回転させながら、図示せぬノズルより研磨液を砥
石片（７）に供給する。すると、粗球体Ｉ・・・は、研
削砥石（１）とともにつれ回りを開始し、遠心力により
ゴム板（１７）側に押し付けられながら、砥石片（力士
を転動する。この転勤の際、累積した粗球体Ｉ・・・の
一部が砥石片（７）に衝突する。この衝突により過大な
衝撃力が砥石片（７）に加わる。しかし、砥石片（７）
に加わった衝撃力は、砥石片（７）を保持している緩衝
部材（５）によりほとんど吸収される。したがって、砥
石片（力には、破壊を惹起する衝撃力を回避しながら、
粗球体（１４・・・の角部の研削を行い、その結果、粗
球体Ｉ・・・は、徐々に真球に仕上げられていく。

このように、この実施例の研削砥石は、砥石片（力に加
わった衝盛力を緩衝部材（５）により吸収するようにし
ているので、砥石片（７）の破砕や急速な摩滅を防止す
ることができ、砥石寿命を著しく長くすることができる
。

なお、上記実施例においては、砥石片（７）は、円環状
としているが、円板状、正方形状、その形状には限定さ
れない。たとえば、第３図に示すように、複数の砥石片
ａυ・・・を台金１９上に、緩衝部材（図示せず）を介
して保持させてもよい。さらに、この発明の砥削砥石は
、粗球体の製造に限ることなく、面取り、パリ取り、平
面ホーニング等にも適用できる。

〔発明の効果〕

本発明の研削砥石は、直接研削を行う砥石片を合金に砥
石片に加わった衝撃力を吸収する緩衝部材を介して保持
させたので、砥石片の破砕や急速な摩滅を防止すること
ができ、砥石寿命が著しく長くなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の研削砥石の要部断面 面正射図、第２図は同じく平面図、第３図は本発明の他
の実施例の研削砥石の平面図、第４図は従末技術の説明
図である。 （１）・・・研削砥石、（２）・・・台金（基台）。 （５）・・・緩衝部材、　　　（力・・・砥石片。 代理人　弁理士　則　近　憲　佑 同　　　　竹　花　喜久男 ＠　２　図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）基台と、この基台に保持された砥石片と、上記砥
   石片と上記１台との間に介挿され上記砥石片に加わつた
   衝撃力を吸収する緩衝部材とを具備することを特徴とす
   る研削砥石。
2. （２）緩衝部材は合成樹脂からなることを特徴とする特
   許請求の範囲第１項記載の研削砥石。