JPS63185374A - ヒト−ヒトハイブリド−マ作製用親細胞株 - Google Patents

ヒト−ヒトハイブリド−マ作製用親細胞株

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JPS63185374A
JPS63185374A JP62017874A JP1787487A JPS63185374A JP S63185374 A JPS63185374 A JP S63185374A JP 62017874 A JP62017874 A JP 62017874A JP 1787487 A JP1787487 A JP 1787487A JP S63185374 A JPS63185374 A JP S63185374A
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浩紀 村上
Shuichi Hashizume
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ヒトB又はT リンパ球との融合能を有し、
高頻度にヒトーヒトノ・イブリドーマを作製し得る親細
胞株に関するものである。
従来の技術及び発明が解決しようとする問題点ハイプリ
ドーマ法によるモノクローナル抗体、リンフ才力イン等
の有用物質産生糸の特徴は、これら生体内の微量物質を
生体外で大量に且つ繰り返し得ることができることにあ
る。例えば、異物抗原に対する抗体を生体により産生ず
る場合には、量的に限界がある。しかし、異物抗原に対
するモノクローナル抗体を産生ずるハイプリドーマを用
い抗体産生を行った場合には、生体外でノ・イブリドー
マを大量培養することにより大量の抗体を産生ずること
ができる。また、リンフ才力イン等の微量生体成分につ
いても、ハイプリドーマ法により大量生産が可能となる
ハイプリドーマ法は、1975年にに6hlerとMi
 1stein (NatLLre 、  256巻、
495−497頁)により確立された。彼らはマウス牌
細胞とマウス骨m111fllj13)(ヒボキサンチ
ン−グアニン−ホスホリボシルトランスフェラーセ(以
下HGPRTという)欠損株〕とをポリエチレングリコ
ール(以下PEGという)存在下で融合しハイプリドー
マを得た。以来、動物牌a3胞と動物骨髄腫細胞とのハ
イプリドーマに関し数多くの報告がなされているが、は
とんどがマウス−マウスハイプリドーマである。しかし
、マウス−マウスハイプリドーマにより産生されるマウ
ス型抗体は、ヒトにとって異物であるため、R■−イメ
ージング等のヒトの病気の診断又はその治療への応用に
は限界がある。また、1977球により産生されるリン
フ才力イン等についても、マウス−マウスハイプリドー
マにより産生されるマウス型リンフ才力イン等は、その
応用に限界がある。
このためヒト型のモノクローナル抗体、リンフ才力イン
等が必要となる。これらのヒト型有用物質を得るために
は、有用物質産生性ヒトB又は1977球と、ヒト骨髄
1康+1lfl胞のように永続的に増殖可能な親細胞株
とが必要となる。これらをPEG存在下で融合すること
により、永続的に増殖可能な有用物質産生性ヒト−ヒト
ハイブリドーマを得ることができる。しかし、現在まで
種々の親細胞株が報告されているが、いずれも融合効率
が低く、マウス−マウスハイプリドーマの出現率に到達
していない。例えば、LICR−LON−HMy 2(
αHare、M、J、ら、Protides of B
iologicalFlu+dS+ 30巻、265−
268頁r Pergamon Press。
Qxford、 1982年) 、 5KO−007(
Olsson、L、 及びKaplan、H,S、 、
 proc、Natl、Acad、sci 、  US
A+77巻、5427−543)頁、1980年)、0
M4672 (Croce、C,A、ら、Nature
、  288巻、488−489頁、1980年)及び
UC729−6(Glassy。
M、c、ら、proc、Natl、Acad、、Sci
、 USA、 80巻。
6327−633)頁、1983年)の親細胞株の融合
効率は、高いものでも10リンパ節リンパ球当たり1つ
のハイプリドーマを与える程度である。末梢血リンパ球
を用いた場合には、融合効率は更に低くなる。一方、マ
ウス−マウスハイブリドーマにおいては、例えば、P3
−NSI/1−Ag4−1 (Kδ旧er、G、及びM
ilstein、C,、Etbr、J、Immunol
、。
−!− 6巻、511−516頁、1976年)及びP3−X6
3−Ag 8−Ul (Yelton、D、E、  ら
、Ctbrr、Top、 MicrobioL、Imm
tLnol、 、 81巻、1−13頁、1978年)
は10マウスリンパ球当たり数個のハイプリドーマを与
える。従って、ヒト−ヒトハイブリドーマは、マウス−
マウスハイブリドーマに比べ、その出現率は/□0以下
である。更に、ヒト−ヒトハイブリドーマの場合には染
色体が不安定であり、次第に有用物質を産生じなくなる
場合が多くみられる。また、ヒト型親細胞株は、はとん
どが抗体産生性細胞株であることから、特にモノクロー
ナル抗体産生性ハイプリドーマの作製には不利であった
ヒト−ヒトハイブリドーマを生体外で培養し、ヒト型モ
ノクローナル抗体を産生ずる場合には、培地として無血
清培地を用いる。それは牛胎児血清(以下FC8という
)等の血清培地を用いた場合には、抗体の精製が困難と
なるからである。更に、血清は高価であること、ロット
差が大きいこと等の不利な点を持っている。また、生体
外で免= 乙− 疫を施したリンパ球からハイプリドーマを作製する場合
には、芽球化したリンパ球が血清添加のノ・イブリドー
マ選択培地では死滅せず、ハイプリドーマの出現率が低
下することがあるが、無血清培地を用いた場合には芽球
化したリンパ球が死滅し、ハイプリドーマのみを選択で
きる。従って、無血清培地で増殖が可能であり、高い融
合効率でヒト−ヒトハイブリドーマを与える抗体非産生
型の親細胞株が待望されていた。
また、ハイプリドーマは遺伝子を放出したり、性質が変
化する場合がある。従って、ハイプリドーマヲクローニ
ングすることにより、目的とするハイプリドーマを選択
する必要がある。
従来の親細胞株から得たハイプリドーマはフィーダー細
胞を用いなくてはクローニングを行うことができない。
しかし、フィーダー細胞を用いる方法は繁雑であり、培
地交換を頻繁に行わなくてはならない。そこでフ(−ダ
ー細胞を用いずにクローニングが可能なハイプリドーマ
を与える増殖能の優れた親細胞株が必要となった。
この発明は、このような問題点を解決しようとして行わ
れたものである。
問題点を解決するための手段 本発明に係る新規な親細胞株は、リンパ芽球細胞株(W
IL2−NS)の突然変異細胞で、1(GPRT欠損株
である。この親細胞株はHO−323(Ohashi+
H,ら、 Ce1l  Biol、Intern、Re
ports、19巻、77−83頁、1986年)を更
に種々の処理をし、融合効率を上げた抗体非産生性a胞
株でありHO−323−MO7(以下)(0MO7とい
う)と命名した。
このl−11−1Oを工業技術院微生物工業技術研究所
に寄託する手続きを行ったが、その受託を拒否されてい
る(通知書の通知番号62微寄文第54号)。
本発明に用いたWIL2−NS++4B胞はヒト B 
リンパ芽球訓胞株であり、広く入手可能な細胞である。
例えば大日本製薬から入手できる。
本発明において親細胞株の選択は以下に示すように行っ
た。
ハイプリドーマは、1個の細胞からでも増殖可能でなく
てはならない。このような増殖能が優れたハイプリドー
マを得るためには、親細胞株も増殖能の高い且つ強い細
胞株が必要であると考えられる。
このような親細胞株を得るため、1ウ工ル中1個の細胞
から増殖可能な細胞を選択する、軟寒天で増殖可能な細
胞を選択する、無血清培地で増殖してくる細胞を選択す
る、大量の死細胞の混入した培地でも増殖可能な細胞を
選択する等を行う。
これらの選択に先たち、紫外線照射、薬剤処理等により
細胞に突然変異を起こさせた。
符に、モノクローナル抗体産生性ハイプリドーマを作製
する場合の親細胞株は抗体非産生型の細胞が望ましい。
そこで上記の種々の処理を行った細胞から、更に抗体非
産生性の細胞を選択する。
HGPRT欠損株を得るため、30.af/%lの濃度
の6−チオグアニン又は100μf/ml  の8−ア
ザグアニン添加培地で増殖可能な細胞を選択する。
融合効率の高い親細1抱株を得るため、実際にヒトリン
パ球との融合を行い、融合効率の高い株を一ター 選択する。
これらの選択の個々の条件及びこれら選択操作の回数、
順序等を、所望の細胞株が得られるように適宜変化させ
ることにより、融合効率が高く、抗体非産生性で、無血
清培養可能な、増殖力の強い融合細胞作製用親細胞株が
得られる。
このようにして得られるヒト型親細胞株HOMO7は新
規の細胞株であり、水代培養でき、また永久的に凍結保
存可能である。
本発明の親細胞株1(0MO7の培養は、無血清培地及
び血清培地で行い得る。無血清培地としては、例えば1
0 p9/mlインシーリン、35 py/ml ト7
ンスフェリン、10μMエタノールアミン及び2゜’f
、nMセレニウム添加基礎培地(以下ITE8培地とい
う、Murakami 、H,ら、proc、 Nat
5Acad、  Sci、USA 、  79巻、1.
158−1162頁、1982年)に5μグ/−1卯黄
リポタンパク質(特開昭61−47183号)又は1m
グ/−1ヒト血清アルブミンを加えた培地を用いる。血
清培地としては、例えば10%FC8添加基礎培地を用
いる。基礎培地io− としては、例えばMEMダルベツコ培地、ハムF−12
培地、DF培地(MEMダルベツコ培地及びハムF−1
2培地を1:1で混合した培地)、RDF培地(DF培
地及びRPM11640培地を1:1で混合した培地)
等が例示できる。
HOMO70通常の培養には、上記各種培地に30μ9
/−1の6−チオグアニンを添加したものを用いること
が好ましい。培養条件は通常の動物細胞培養を行う条件
でよい。一般には37°Cの5%CO2インキ−ベータ
ー内で培養を行う。2−4日ごとに培地交換を行うこと
により、細胞全良好に増殖させることができる。
本発明のHOMO7はヒトB及び1977球との細胞融
合用親細胞として利用できる。細胞融合において利用で
きるヒトB及び1977球には特に制限はなく、例えば
リンパ節、末梢血、扁桃腺、牌臓等に由来するリンパ球
を例示できる。これらリンパ球は通常用いられる各種の
分離手段により単離され、本発明の親細胞との融合に供
し得る。
本発明の)10M07 と上記ヒトリンパ球との融合反
応は、基本的には公知の細胞融合方法と同様であり、融
合促進剤の存在下において適当な培地中で行われる。融
合促進剤としては、例えばPEGが有利に用い得る。P
EGとしては、平均分子量1000−4000程度のも
のが好ましく、培地中に30−50%(W/V)の磯度
で添加されるのが適当である。また、培地としては、H
OMO7の培養に用いられる基礎培地、MEMダルベツ
コ培地、ハムF−12培地、D F培地、RDF’培地
等の各種培地を利用できる。また、上記細胞融合用培地
には融合効率金高めるための補助剤として例えばジメチ
ルスルホキシド等を添加してもよい。
細胞融合に用いるHOMO7とヒトリンパ球との細胞数
の比は、通常1−11−1Oに対し1−5倍のリンパ球
を用いるが、2倍程度が望ましい。
細ll182融合は例えば次のように行う。l−10M
O7とリンパ球とを基礎培地中で混合し、遠沈する。
得られた細胞ペレットに、37°Cに加温したPEG溶
液を添加する。添加終了後、基礎培地を少しずつ加えP
 HG rtEk K k下ける。これを遠沈し、得ら
れた細胞ペレットにハイプリドーマ選別用培地を加え、
ハイプリドーマの分離を行う。選別用培地は、親細胞は
死滅しハイブリドーマのみが増殖し得る培地であり、通
常HAT(ヒポキサンチン−アミノプテリン−チミジン
)培地を例示できる。
なお、リンパ球は生体外では長時間生存することも、増
殖することもできない。親細胞株)10MO7は)IG
PRT欠損株、すなわち核酸合成のサルベージ回路欠損
株であるため、HAT培地中のアミノプテリンにより核
酸の主合成回路が阻害された場合には生育できない。そ
のHAT培地としては、100μMヒポキサンチン、0
.4μMアミノプテリン及び16μMチミジンを添加し
た無血清培地又は血清培地が用いられる。無血清培地と
しては」二記の培地のほか市販のGITIII光純薬工
業株式会社)、HB 104 (Hana Biolo
gies Inc、)等を用いることもできる。血清培
地としては15−20% FC8添加培地を例示できる
。HAT培地での細胞の培養は、ハイプリドーマ以外の
細胞が死滅するのに十分な、2−4週間程度行われる。
−/3一 本発明の親細胞株HOMO7は無血清培地で増殖可能な
細胞であるため、そのハイブリドーマも無血清培地で増
殖できる。従って、HAT培地によるハイブリドーマの
選択は、通常用いられている血清培地のほか無血清培地
でも行い得る。HAT添加無血清培地を用いることによ
るハイブリドーマの選択の利点を以下に列挙する。
(a)  ハイブリドーマの出現率が数倍上昇する。
(b)  親細胞株HOMO7の死滅が早期に起こる。
(C)  リンパ球の死滅が早期に起こる。
(d)  生体外で免疫し芽球化したリンパ球を用いた
場合でもリンパ球が早期に死滅する。
(e)  コストが安い。
HAT培地により選択されたハイブリドーマは、ヒポキ
サンチン及びチミジン添加培地で1週間程度培養した後
、上記無血清又は血清培地で培養する。本発明のHOM
O7全用いたヒト−ヒトハイブリドーマは染色体の脱落
がほとんど起こらず、安定なハイブリドーマを与える。
このような方法により融合を行い、その融合効−/≠− 率の測定を行った。本発明のHOMO7と、ヒトリンパ
球との融合により作製されたハイプリドーマは2−4週
間後には肉眼で観察できる程度の大きなコロニーを形成
する。一方、親細胞株HOM07及びリンパ球は1週間
以内に死滅する。ハイプリドーマの出現頻度は、Bリン
パ球106個当たり10個以上であり、上記のLICR
−LON−HM、2.5KO−007,0M4672、
UC729−6又は発明者らが既に公表しているNAT
−30(特開昭60−141285号、  Murak
ami、H,ら、In Vitro Ce1l、 De
velop、Bias、 、 21巻、593−596
頁、1985年)より数倍以上高く、また、HO−32
3より3倍程度高い。これはマウス−マウスハイプリド
ーマの出現頻度に匹敵する高い頻度である。また、19
72球を用いた場合でも同程度の出現頻度が得られ、H
OMO7は非常に優れた親細胞株であるといえる。更に
、リンパ球として、従来融合効率の低いと言われていた
末梢血由来リンパ球を用いた場合にも、同程度の高い融
合効率が得られた。従って、本発明の)10MO7は、
ハイプリドーマ作製用親細胞株として従来のものより非
常に優れた細胞株であるといえる。更に、HOMO7は
HO−323等と違い抗体非産生性親細胞株である。ま
た、HOMO7から得たハイプリドーマは、フィーダー
細胞を用いなくても、クローニングを行うことができる
HAT培地において生育する細胞は、HOM07とヒト
リンパ球とのハイプリドーマができたことを示している
。このほかハイプリドーマが作製されたことを示す事項
としては、ハイプリドーマはHOMO7より明らかに染
色体数が増加していたこと、HOMO7は抗体非産生性
細胞株であるがBリンパ球とのハイプリドーマは抗体を
産生じていたこと、HOMO7はE(ヒツジ赤血球とロ
ゼツトを形成しない)であるが’l’ リンパ球とのハ
イプリドーマはE+(ヒツジ赤血球とロゼツトを形成す
る)であったこと等が挙げられる。HOM07の染色体
数は46−1であるのに対し、ハイプリドーマの染色体
数は88−5.92−8.54±3.686等であり、
明らかに増加していた。Bリンパ球由来のハイプリドー
マは90%以上の確率で抗体を産生じた。また、Tリン
パ球由来のハイプリドーマは70%以上の確率でE+で
あった。以上のことから、リンパ球からハイプリドーマ
が作製されていることは明らかであり、本発明のHOM
O7が優れた親細胞株であるといえる。
本発明のHOMO7は、上記のように無血清培地で良好
に増殖し、そのハイプリドーマも同様の無血清培地で良
好に増殖した。また、抗体等の有用物質産生も無血清培
地と血清培地との間で差異が認められなかった。更に、
無血清培地によりハイプリドーマの大葉培養が可能なこ
とから、HOMO7を親細胞として用いれば、従来のよ
うに血清培養した培地から有用物質を精製するのに比べ
、非常に容易に且つ安価に有用物質をs製することが可
能である。
例えば抗原特異的モノクローナル抗体(IgMクラス)
産生性とトーヒトハイプリドーマを無血清培地である卵
黄リポタンパク質添加ITES培地で培養した場合の培
養上清中の抗体の純度は約10%と高純度であり、血清
培地である10%FC8添加培地を用いた場合の100
倍以上の純度を示した。IgMクラスのモノクローナル
抗体の無血清培養上清からの精製は、ノ・イドロキシア
ノ(タイト及びアガロースA−15mの2つのカラムク
ロマトグラフィーの簡単な操作のみで行い得る。その純
度は95%以上である。一方、血清培地を用いた場合に
は、この2つの操作で10%以下の純度である。これら
のことから無血清培地で増殖するヒト−ヒトハイブリド
ーマを作製することが、いかに重要であるか明らかであ
り、本発明のl−10MO7は有用物質産生性ヒト−ヒ
ト/・イブリドーマ作製用親細胞株として優れた株であ
るということができる。
従来のほとんどの親細胞株は抗体産生性であるため、ハ
イプリドーマが産生ずる抗体はBリンパ球由来の抗体と
親細胞株由来の抗体との複雑な混合状態の抗体となる。
従って、その特異性も複雑であり、目的とする抗原特異
的モノクローナル抗ir− 体を得ることが難しい。本発明の親細胞株HOM07は
抗体非産生性の細胞であるから、ヒトBリンパ球との融
合を行った場合のヒト−ヒトハイブリドーマが産生ずる
抗体は、Bリンパ球に由来する抗体であると考えられる
。従って、HOMO7を用いることにより特異性の明ら
かな、目的とする抗原特異的モノクローナル抗体を容易
に得ることができる。
本発明のHOMO7は高い融合効率を示す。任意の抗原
に対して生体外で免疫したBリンパ球を融合に用いるこ
とによシ、任意の抗原に対するヒト型モノクローナル抗
体産生性ヒト−ヒトハイブリドーマが得られる状態にあ
る。
本発明のHOMO7とヒトTリンパ球と全融合し作製し
たヒト−ヒトハイブリドーマの一部のクローンは、リン
パ球細胞株を増殖させる因子を産生じていることが明ら
かとなった。また、1977球はリンフ才力イン、イン
ターフェロン等の種々の有用物質を産生じている。従っ
て、HOMO7を用い1927球由来のヒトーヒトノ・
イブリド−マを、高率に作製することにより、1927
球由来の種々の有用物質の産生が可能になる。
発明の効果 本発明者らは、以下の特徴を持つ親細胞株HOMO7を
作製することができた。
(a)  抗体非産生性親、1411I胞株である。
(b)Bリンパ球との融合効率が高い。
(C)T1777球との融合効率が高い。
(d)  無血清培地で培養可能なハイプリドーマが得
られる。
(e)  クローニング効率が高いハイブリドーマが得
られる。
これらハイブリドーマにより産生された有用物質を用い
ることにより、健康の維持、病気の予防、診断、治療が
できるようになる可能性が高い。
次に実施例により本発明を更に詳細に説明する。
実施例1 ヒト−ヒトハイブリドーマ作製用親細胞株H
OMO7の作製 まずヒトBリンパ芽球細胞株WIL2−NS  (大日
本製薬)を10μ9/−1インシーリン、25μ7/毒
lラクトフエリン、10μMエタノールアミン及び2.
5nMセレニウム添加RDF培地で2週間培養した。増
殖してきた細胞’!−0,24%軟寒天添加10%FC
8培地でクローニングし、抗体非分泌性クローンを選択
した。更に、30μグ/nl 6−チオグアニン添加1
0%FC8培地で培養し、6−チオグアニン耐性株10
株を得た。このうち、アミノプテリン感受性、融合効率
及び増殖速度の最も高い株がHO−323である。しか
し、HO−323はリンパ球との融合を高率で行い得る
が、増殖せず死滅する場合が多い。そこで、ハイブリド
ーマの出現率を更に上昇させるために、増殖能の高い細
胞株を作製した。まず、HO−323に0゜5−2秒間
クリーンベンチ内の紫外線ランプを用い紫外線照射した
後、増殖してきた細胞を上記軟寒天法によりクローニン
グした。増殖速度の速いクローン20株を無血清培地で
ある卵黄リポタンパク質(5μ7/毒lり添加I ’I
” E 8培地(以下YLP/ITES培地という)で
徐々にスケールアンプしつつ培養し、10個程朋の細側
會得た。それ−一ノー ぞれのクローンについて3X10 個の細胞を残し、そ
の他の細胞を上記無血清培地15m1!に浮遊させ、−
5°Cで凍結、室温で融解するという凍結・融解を数回
繰り返し細胞を死滅させた。この死滅細胞を含む培地5
 figを3枚ずつの5cmデイッシーに移し、上記の
残しておいた細胞をそれぞれ1xio’間ずつまき込ん
だ。これを4日間培養することにより、死滅した細胞中
でも増殖可能な細胞を選択した。増殖した細′J@を軟
寒天法によりクローニングし、増殖速度の速いクローン
を96株ずつ96ウエルプレートにまき込み、無血清培
地で1週間培養した。これらの細胞に30μ!/ml 
6−チオグアニン添加無血清培地を加え、培養し、6−
チオグアニン耐性株を得た。これらの耐性株のうち、増
殖速度が速い82株について抗体の非産生性を調べた。
i@養上清中の抗体量の測定は酵素抗体法により行い、
11a胞中の抗体の測定は間接螢光抗体法により行った
。その結果、すべてのクローンについて培養上清中の抗
体は検出されなかった。また、細胞中の抗体についても
検出されないクロー73株を得た。これら3株を用いヒ
ト−ヒトハイブリドーマを作製し、最も高い融合効率を
示した株を80MO7と命名した。
この株は30μ9/−1の6−チオグアニンを添加した
無血清培地及び血清培地で強い増殖能を有し、それらの
培地で継代培養により維持できる(第1図)。
また、20%FC8及び5−10%ジメチルスルホキシ
ド添加RDF培地中で液体窒素により凍結保存すること
ができ、半永久的に保存できる。
実施例2  HOMO7細胞とヒトリンパ節リンパ球と
の細胞融合 80MO7を用いて細胞融合を行った。HOM07は融
合1週間前から6−チオグアニンを添加していない上記
無血清培地又は血清培地で培養し、毎日又は1日おきに
培地交換を行い「生きがよい」状態とした。
ヒトリンパ球は肺がん患者から摘出したリンパ節をRD
F培地中で細切し、それらを2枚のスライドガラスの間
で押しつぶすことにより得た。これをプラスチックディ
ツシュ中で1時間、37Cの5%CO□インキーベータ
ーで培養し、ディツシュに接着したマクロファージを除
去した。
RDF培地で2回洗浄したHOM071×107個及び
リンパ球2X10 個を用いて細胞融合を行った。まず
、これらの細胞を50 ml!の遠心管に移し、混合し
、1200rpmで7分間遠心した。
得られた細胞ペレットをほぐした後、これに37゜Cの
50%PEG(平均分子量4000)lfifを1分間
かけて添加した。更に1分間37°Cでゆるやかに振盪
した後、37°CのRDF培地を4分間かけて9 ml
 添加した。次いで1500rpmで7分間遠心し、細
胞ペレットを得た。得られた細胞ペレットをYLP/I
TES培地で懸濁し、96ウ工ルプレート10枚に1ウ
エル轟たりリンパ球2×10 個ずつまき込み、37°
Cの7%02788%空気15%C02インキネベータ
ーで培養した。翌日、2倍濃度の)IAT (200μ
Mヒポキサンチン、0.8μMアミノプテリン及び32
μMチミジン)添加YLP/I’I’l::S培地を前
日と同量各ウェルに添加した。以後、3日ごとに半分の
培地を新しいHAT添加培地と交換し、4週間培養を行
った。
第1表は種々の親細胞株と、上記のようにして得た同一
のヒトリンパ球とを融合した場合の、ハイプリドーマの
出現頻度を示す。HOMO7’!−用いた場合の出現頻
度は106 リンパ球当たり10個以上であり、他のヒ
ト親細胞株より数倍以上高く、マウス親細胞株を用いた
場合に匹敵した。
第1表 ハイプリドーマの出現頻度 ヒト 80MO794634217,1LICR−Lo
n−HMy2 951    ?    0,4NAT
−30960462,3 HO−3239601326,6 マウス X63,6,5.3    ’160   2
41     12.lNS−1          
956     12       0.625一 実施例3  HOMO7細胞とヒトB及び1977球と
の細胞融合 ヒトリンパ球として末梢血リンパ球を用いハイプリドー
マを作製した。第2表から明らかなように、末梢血リン
パ球を用いた場合でもハイプリドーマの出現率は10 
リンパ球当たり10個以上であり、リンパ節リンパ球を
用いた場合(実施例2参照)と同程にであった。従来の
親細胞株では、末梢血リンパ球を用いた場合には、リン
パ節リンパ球を用いた場合の1/1o程度の出現率であ
ることから、80MO7は優れた親細胞株であると考え
られる。
また、末梢血f Percol 1 (Pharmac
ia )  勾配により、B及びT 1777球に分離
した。これらを用いハイプリドーマを作製した。第2表
に示したように、B及びT 1777球はいずれも高い
出現率を示した。従って、f(0MO7はB及びT 1
777球由来のヒト−ヒトハイブリドーマを高い融合効
率で作製可能とする親細胞株であると考えられる。
−λt− 第2表 末梢血リンパ球由来のヒトーヒトノ・イブリド
ーマの出現頻度 末梢血リンパ球 1  951     211   
    10.62   955     223  
     11.2Bリンパ球 1  945    
232     11,62   958     2
15       10.8Tリンパ球 1  930
    253     12,72   952  
   212       10.6実施例4 抗体産
生性ヒト−ヒトハイブリドーマ実施例2と同様の方法で
肺がん患者由来のハイプリドーマを作製した。得られた
ハイプリドーマを無血清培地YLP/ITE8培地で培
養し、培養上清中の抗体量を通常の酵素抗体法により測
定した。その結果、ハイプリドーマの約40%が抗体を
産生じた(第3表)。抗体のクラスはIgMが最も多(
、IgGllgAの順であった。
また、これらの抗体の肺がん細胞株PC−8に対する反
応性を酵素抗体法により調べたところ、抗体産生性ハイ
プリドーマの約3%がPC−8,!:反応性をもつ抗体
を産生した。
第3表 ヒト−ヒトハイブリドーマの抗体産生能 (個)    (flIIt)   IgA  IgG
 IgM  計   (個)実施例3の方法で1977
球由来のノ・イブリドーマを作製した。得られた・・イ
ブリドーマをYLP / I T E 8培地で培養し
、培養上清のリンパ球細胞株CEMに対する増殖促進活
性を調べた(第4表)。その結果、約10%が増殖促進
活性を示した。
また、・・イブリドーマの70%以上がE + <ヒツ
ジ赤血球とロゼツトを形成する)であることから、19
77球由来のハイプリドーマであることが明らかとなっ
た。
第4表 ヒト−ヒトハイブリドーマ培養上清の増殖促進
活性 実施例6 生体外で免疫したリンパ球由来のヒト−ヒト
ハイブリドーマ 末梢血リンパ球を肺がん細胞株PC−8でP。
keweed Mitogen  (以下PWMという
)(Gibco Lab、)存在下、4日間処理するこ
とにより免疫した。PC−8は30秒間紫外線照射する
ことにより死滅させた細胞を用いた。免疫したリンパ球
音HUMO7と融合し、ハイプリドーマを作製−コター した。
HAT添加培地として無血清培地(YLP/ITES培
地)及び血清培地(10%FC8添加培地)を用いた。
第5表から明らかなように、血清培地を用いた場合には
ハイプリドーマの出現率は低かった。しかし、無血清培
地を用いた場合には高いハイプリドーマの出現率が得ら
れた。これはPWM処理によりリンパ球が芽球化したた
め、血清培地を用いた場合にはリンパ球が容易に死滅せ
ず、栄養成分を多量に消費したことによると考えられる
第5表 免疫したリンパ球を用いた場合のヒト−ヒトハ
イブリドーマの出現率 無血清培地1 480    125       1
3血清培地1 480   32     3実施例7
 ヒト−ヒトハイブリドーマの無血清培養 実施例1−6で得られたヒト−ヒト・・イブリドーマの
無血清培養を行った。ここで得られたほとんどすべての
ハイプリドーマの無血清培養が可能であった。その1例
を第6表に示した。無血清培地としてはYLP/IT]
]8培地、ヒト血清アルブミン添加ITH8培地(H8
A/ITE8 )及びGIT(和光純薬工業株式会社)
を用いた。血清培地としてはlO%FC8添加培地を用
いた。
第6表から明らかなように、これら無血清培地で良好に
増殖した。特にYLP/ITES培地で扁い増殖性を示
した。
(以下余白) 第6表 ヒトーヒトノ・イブリドーマの無血清培養゛) HL−17,26,66,3)3,3 55,75,85,17,6 86,36,25,47,7 227,97,46,78,6 HL−1097,87,76,38,41275,25
,65,16,4 1836,16,25,87,2 1)105個/@tの細胞密度でまき込み、3日間培養
した後細胞密度を測定した。
実施例8 ヒト−ヒトハイブリドーマのクローニング効
率 YLP/ITE8培地中でフィーダーa胞を用いること
なく、96ウエルプレートにより、HO−323及びR
OM07由来のハイプリドーマのクローニングを行った
。第7表から明らかなようにROM07由来のハイプリ
ドーマは140−323由来のハイブリドーマより高率
でクローニングが行い得た。これは実施例1に示したよ
うな種々の処理により、HOMO7の増殖能が高くなっ
たためと考えられる。
第7表 ヒト−ヒトハイブリドーマのクローニング効率 HOMO7HL−1196158 ML−109196173 HO−3233L−519681 7L−419662 1)1つのフェル当たυ1個の細胞をまき込み、3週間
後に、細胞が増殖してきたつ、ル数を測定した。
【図面の簡単な説明】
第1図は無血清培地(YLP/ITES培地)及び血清
培地(10%FC8添加培地)でHOMO7細胞を培養
した時の増殖曲線である。 △:無血清培地 ム:血清培地 一3≠−

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ヒトリンパ芽球細胞株(WIL_2−NS)のヒ
    ポキサンチン−グアニン−ホスホリボシルトランスフェ
    ラーゼ欠損突然変異株であることを特徴とするヒト−ヒ
    トハイブリドーマ作製用親細胞株。
  2. (2)抗体を産生しないことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項に記載の親細胞株。
  3. (3)無血清培地で増殖し得ることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項又は第2項に記載の親細胞株。
  4. (4)抗体産生細胞(ヒトBリンパ球)又はヒトTリン
    パ球を用いた場合、高い融合効率を与えることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項乃至第3項のいずれかに記載
    の親細胞株。
  5. (5)抗体産生細胞として、ヒト末梢血から得たBリン
    パ球を用いた場合にも、高い融合効率を与えることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項乃至第3項のいずれかに
    記載の親細胞株。
  6. (6)生体外で免疫したヒトBリンパ球を用いた場合に
    も、高い融合効率を与えることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項乃至第3項のいずれかに記載の親細胞株。
  7. (7)ヒト末梢血から得たTリンパ球を用いた場合にも
    、高い融合効率を与えることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項乃至第3項のいずれかに記載の親細胞株。
  8. (8)ヒト−ヒトハイブリドーマのHAT培地による選
    択を、無血清培地を用いて行うことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項乃至第7項のいずれかに記載の親細胞株
  9. (9)ヒト−ヒトハイブリドーマのクローニングを、フ
    ィーダー細胞を用いずに行うことを特徴とする特許請求
    の範囲第1項乃至第8項のいずれかに記載の親細胞株。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0368662A2 (en) 1988-11-09 1990-05-16 MITSUI TOATSU CHEMICALS, Inc. Parent cell lines for producing human hybridomas
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